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<title>文字書きの詩。</title>
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<title>気持ちを形にする。</title>
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<![CDATA[ 泣きながら書きました。<br>自分の気持ちと共鳴しているものを書くのは結構大変です。<br>今、電車の中なのに、泣きながら書きました 笑<br><br>これがフィクションか、ノンフィクションか、それは読む人に任せます。<br><br><br><br><br><br>佐藤いすず
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<pubDate>Fri, 17 Apr 2015 17:51:09 +0900</pubDate>
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<title>『夢の向こう』</title>
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<![CDATA[ 失った背中を追いかけ続けることに、何の意味もないことは知っていた。<br>今朝見た夢を反芻して、幸せに浸れたら良かったのに。幸せだったから、覚めたあとの絶望は大きい。<br>旅行に行った時のことをふと思い出した。古い都の街で、私たちは並んで歩いているだけで、それなのにずっと笑っていた。楽しかった。楽しかったんだと思う。<br>旅行に行こう、と誘ってくれたのは彼女だった。たくさんの神社やお寺に行きたいと、目を輝かせながら提案してきたその計画は、とても魅力的で私の胸を躍らせた。<br>大好きな人と、楽しいことをするのは、どうしてこんなに魅力的なんだろう。まだ先の計画なのに私の胸は高鳴った。<br><br>「君と行きたいところがたくさんあるんだよ。付き合ってくれる」<br><br>彼女からの提案で、私が断ったことなんて、ない。<br>彼女のことが大好きだったから。<br><br>「もちろん。あなたの行きたいところなら行きたい」<br><br>好きなだけで、好きと言う感情だけでこんなにも楽しくなるなんて、私は知らなかった。<br><br>「連れ回しちゃってよ」<br><br>「覚悟しといてね」<br><br>そんな風に笑い合えることがどんなに幸せか、それをどうしてあの時の私は気づかなかったんだろう。<br>まあ、気づいていたらこんな風に絶望を味わうことはなかったんだけど。<br>あの日のことを忘れたくなくて、思い出すのはツラいのに忘れてしまえるほど軽い思いじゃなくて。<br>だから必死に反芻した。そしたら夢に彼女が出てきた。明るい顔で、私を好きと言って。<br>私のことをお姫様扱いしてくれる、あの日の彼女のままだった。<br>ねぇ、あの日のあなたはどこにいるの。あの日の私はずっと立ち止まったままだよ。景色も、匂いも、声も、感覚も、全部覚えてるのに、あなたの優しい顔だけ思い出せないんだよ。<br>奪わないで、私の幸せだった思い出を。あの日のまま、私を止まらせて。もしかしたらあの日の彼女が迎えに来てくれるかもしれないから。お願い、お願い、お願い。迎えに来て。好きなの。<br>激しい思いはいつか消えてくれるかな。消えてくれるなら、この絶望も無駄じゃないかな。<br>大好きなあなたへ。幸せになっていてください。<br>私は幸せに、なりたい。
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-12015468337.html</link>
<pubDate>Fri, 17 Apr 2015 17:50:12 +0900</pubDate>
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<title>幸せを噛み締める。</title>
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<![CDATA[ 当たり前な気がして伝えられなかった後悔を、形にしてさらに後悔してみることにしました。<br>一見幸せな小説ですが、たぶんこれは失恋小説です。私としては。<br><br>坂本真綾さんの「幸せについて私が知っている５つの方法」を聞いていたら、すごい泣きたくなったので小説とは言えないくらいの長さですが書きました。<br>泣きたい時は書くのが一番です。発散されるから。<br><br><br><br>佐藤いすず
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11992591227.html</link>
<pubDate>Sat, 21 Feb 2015 07:35:40 +0900</pubDate>
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<title>『幸せ』～幸せについて私が知っている５つの方法/坂本真綾～</title>
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<![CDATA[ 幸せって気持ちに最初に気づいた人はすごいなって思う。だって私だったら、何かふわふわするし、わーって駆け出したいけど何て言っていいか分かんない！ ってなりそうだから。<br><br>「何笑ってるの」<br><br>あなたがそう言うのを見ている瞬間、それが私の幸せ。<br><br>「ん。そう言ってくれるあなたが好きだなーって」<br><br>「はいはい、ありがと」<br><br>あなたがそうやって私の言葉を嬉しそうに受け流す姿を見ている瞬間、それが私の幸せ。<br>目に見えないものなのに、私たちはそれがちゃんと、幸せ、だと分かっていて、それを相手に伝えれば幸せを分かち合えることも知っている。<br><br>「あなたは幸せ？」<br><br>「何急に」<br><br>「私は幸せだから」<br><br>「なら同じ気持ちだと思うよ」<br><br>「そっか」<br><br>あなたが私と同じ幸せを感じてくれるなら、私はいつまでもありがとうを、楽しいを、美味しいを、幸せを、伝えよう。<br>だって私の幸せは、あなたが笑っていてくれることだから。<br><br>「ねえ」<br><br>あなたが私を見てくれる。私だけを見てくれる。<br><br>「何」<br><br>「好きだよ」<br><br>あなたが私に笑ってくれる。私だけに笑ってくれる。<br><br>「私も」<br><br>だから私は幸せ。あなたが大好きな私は幸せ。<br>あなたと一緒に幸せになれる私は、幸せ。
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11992590675.html</link>
<pubDate>Sat, 21 Feb 2015 07:34:30 +0900</pubDate>
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<title>『いたずら』</title>
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<![CDATA[ 「じゃあ、結婚する？」<br><br>唐突に彼の口から出てきたその言葉に、いまいちピンとこなかった。<br>だってそういうのをプロポーズと言うのだと思っていたし、そういう言葉はしかるべき場所でしかるべきシチュエーションで言われるものだろう。今、私たちが向かい合っているのは居酒屋で、しかも２人して度数３０の酒を飲んでいる。<br>これでもか、と言うほど絶対に違うシチュエーションだ。<br><br>「え、今？」<br><br>その気持ちが素直に声に出た。彼も笑っていた。<br><br>「じゃあ、とか言っちゃった。軽いな、俺」<br><br>軽いとかそういう問題でもない気がしたが、彼が楽しそうなのでどうでも良くなった。<br><br>「ちゃんと言ってよ、そういうのは。プロポーズじゃん」<br><br>私も笑いながら言うと、それもそうだなと彼がまた笑った。あぁ、好きだな、と思う。<br><br>「いつか、そうなるかな」<br><br>「どうだろうな」<br><br>「私、左手の薬指のサイズ１１号だから。たぶん今右にしてるのが１１号だから一緒のはず」<br><br>「じゃあ９号くらいの買うわ」<br><br>「人の話聞いてた？」<br><br>時々こうやって、天然のような発言をする。本当に天然なのか、狙っているのかは分からない。ただいつも私は、その一言一言にドキドキさせられて悔しい。<br><br>「どこならいいんだよ」<br><br>「え、何が」<br><br>「プロポーズ」<br><br>「んー、そうだなぁ。神保町の喫茶店とかなら嬉しいかな。２人が付き合う前に行った喫茶店、覚えてる？」<br><br>「あー、何となく。コーヒー飲んだ気がする」<br><br>「そうそう、そこ」<br><br>「来週クリスマスだな」<br><br>「何よ、唐突に」<br><br>「空いてる？」<br><br>「午前中は仕事だけど、夜食事とかなら行ける」<br><br>「じゃあ、神保町行こうよ」<br><br>「あ、うん......え」<br><br>顔を上げると、大好きな人がいたずらを思いついた子どもみたいな顔で私を見ていた。<br>愛しさが込み上げてきて思わず泣きそうになる。<br><br>「楽しみにしてるね、クリスマス」<br><br>彼とこれからどんな人生を歩むのかまだ分からないけれど、楽しいのは間違いない気がした。<br>愛しいいたずらっ子の目は今日も私を見てくれている。大好きだな、と思った。<br><br><br><br>-Fin.-
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11965404334.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Dec 2014 20:44:28 +0900</pubDate>
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<title>根暗がバレる。</title>
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<![CDATA[ 創作をすると根暗なのがバレる、と中学時代の担任に言われたことがあります。<br>確かにそうだな、と思います 笑<br><br>別に深く考えているわけでも、何かを訴えたいわけでもなく、何となく決めたテーマに沿って書いていると、結果「病んでいる」と言われます。<br>もはやそれが作風(なんて大層なものじゃないけど)だと思って諦めることにしました 笑<br><br>こんなんでも読んでくださる方がいたら、よろしくお願いします。<br><br><br><br><br><br>佐藤いすず。
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11959332151.html</link>
<pubDate>Mon, 01 Dec 2014 18:34:34 +0900</pubDate>
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<title>『笑顔』</title>
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<![CDATA[ 私が一番じゃなくても、それは仕方のないことだ。<br>私が女じゃなかったら、もっと幸せになれていただろうか。もしくは彼女が女じゃなかったら。<br>彼女を好きになってから男の人に穢らわしさしか感じなくなった。町行くアベックを見ても、いやらしい存在にしか見えなくなった。<br>彼女だけが崇高で、彼女だけが清い存在だった。<br>でも私は一番になれない。それだけが、その事実だけが私の胸を締め付けて、毎日涙を流させる。その涙に何の意味もないのに。<br><br>「何だかんだ言っても、優しい人なのよね」<br><br>そう言う彼女の目がほんの一瞬優しくなったのを、私は見逃さなかった。私は彼女が好きだから。彼女のその目を優しくするものに敏感だ。<br>彼女は、彼女の恋人に対していつもそうやって結局褒める。喧嘩したとか、口煩いとか、こういうところが嫌だとか、散々文句を言って私を期待させるくせに、結局最後は優しいと言って彼女自身も優しい目をする。<br>私が許せないのは何だろう。彼女の恋人か。もしくはそうやって彼女を思い続ける卑しい自分自身か。<br><br>「好きよ、貴女のこと」<br><br>そうやって微笑んでくれる彼女を手放しで喜びたい私と、彼女の恋人を怨む私はいつだって、全部私だ。<br>その好きにはどんな意味があるの？ 私と恋人どっちが大切？ 私だって言ってよ、ねえ、私だって言って！<br>そんな激しい熱情はいつも、言葉にならず彼女の前で形をなくす。臆病だから、私は。たぶんずっと言えない。<br>所詮勝てないと思いながら生きるくらいなら、こんな感情知りたくなかった。勝ち負けじゃないのかもしれない。違う価値観の中にいるのかもしれない。<br>それでも泣きたい気持ちは変わらない。<br><br>「私も、好き」<br><br>彼女の言葉に応えて笑うのは簡単じゃない。でも、簡単に見えるように、笑う。それが私に課せられた義務だから。彼女に悲しい顔をさせてはいけない。<br>彼女は彼とケッコンするだろうか。そもそもケッコンに意味はあるのだろうか。<br>昔は私もケッコンしたいと思っていた、それが本当の幸せなのだと信じていた。<br>彼女を見ていたら、私にとってケッコンは無意味じゃないかと思うようになった。<br>だってケッコンは私を幸せにはしてくれない。その可能性に気づいてしまったから。<br><br>「どうしたの？」<br><br>「ううん、何でもない」<br><br>彼女の悲しむ顔は見たくない。だから私は笑う。<br>ケッコンのこととか、彼女の恋人のこととか、私の幸せのこととか、いっぱい考えることはあるけれど、私は笑う。<br>そうしていれば必ず幸せになれると信じているように、バカな私は笑う。<br>いつか絶望するその日まで、彼女の笑顔を希望にして、私は、笑う。
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11959330548.html</link>
<pubDate>Mon, 01 Dec 2014 18:34:04 +0900</pubDate>
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<title>『１時間』～通勤列車/40mP GUMI～</title>
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<![CDATA[ 毎朝乗るこの箱は、たくさんの人を詰め込んで何を考えているんだろう。私は片道１時間だけど、この箱は１日中こうしているんだから余るほど考える時間があるだろう。<br>今日も乗り換え駅までは座れそうにない。座れた時には読書をすると決めている。混んでいる車内で立ったまま本を読むのは好きじゃない。<br>立ったままの時は目を閉じているか、路線図を眺める。特別電車が好き、という意識はなかったのだが、どうやら私は路線図を眺めるのが好きなようだと満員電車に乗るようになって気がついた。<br>実際は窮屈な電車の中でも、心は色んなところに飛ばすことが出来る。親戚のおばさんが住んでいる駅、通っていた高校の最寄り駅、あの子が住んでいる駅......。<br>ただそうやっている時は決まって考えてしまう。あの子の住む駅を見つけた途端、視線を路線図の上においてけぼりにして気持ちはあの子のところに行ってしまう。<br>そうなるともうダメだ。親戚のおばさんが住む駅に視線を移しても、高校の最寄り駅に視線を移しても、今から降りる乗り換え駅に視線を移しても、ずっとあの子のことを考えてしまう。<br>ずっと好きなのに、いつも本当のことが言えなくて、何よりそれを言う勇気がない。臆病になっているのだ、嫌われてしまうことに。<br>あの子に嫌われたらたぶん、生きていけない。そんな大袈裟な、と言われても事実なんだからどうしようもない。試しに私からあの子を取り上げてみるといい。私はすぐに息することを放棄して、あの子のことだけ考えながら死んだように生きていくだろうから。<br>そんな風に深く考えてしまうのは、通勤時間が１時間もあるからだ。じゃあ他のことを考えれば、と思って自分の人生を振り返ったり未来に想いを馳せたりしてみるけど、それには１時間じゃ足りない。<br>そうやって空いてしまった時間をもて余す時はいつも、あの子の顔がちらつく。<br>乗り換え駅に着いて、次の電車のホームまで歩いている間だってずっとあの子のことを考えてしまう。あの子も今頃通勤中なのかな、満員電車かな、それとも休みかな、何して過ごすんだろう。考えるたび泣きそうになるのは、私があの子のこと好きだからだろうか。好きだと泣きそうになるなんて、感情は意地悪だ。好きなら笑わせてくれればいいのに。<br>誰かが電車から乗り降りするたびに、その人たちを観察したりもする。でも時々目につくあの子に似た人に心乱されて、またあの子のことを考えてしまう。<br><br>そんな風に乗っている電車から見える風景はいつだって変わらない。こうやって私の気持ちも、私とあの子の関係も、毎日の通勤ラッシュも、変わらずに流れていくのだろうか。毎日片道１時間ならあの子のことを考えてもいいかな、例えその間に悲しくなって泣きたくなったとしても。<br>私は今日もたくさんの人にもみくちゃにされながら、あの子のことを考える。路線図を眺めながら、読書をしながら、叶わぬ恋を嘆きながら。<br>今日もあの子が幸せでありますように、と。
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<pubDate>Mon, 01 Dec 2014 09:46:55 +0900</pubDate>
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<title>歌詞と小説。</title>
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<![CDATA[ <p>こうやってたまに好きな歌の歌詞を元に小説を書いたりします。</p><p>まったく本人とは関係ない、完全なる自己満足です。</p><p>歌詞は著作権の関係上掲載出来ませんので、よろしければ検索してみてください。</p><br><p>佐藤いすず</p>
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11955098647.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Nov 2014 13:06:01 +0900</pubDate>
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<title>『自分勝手』～あたしの向こう/aiko～</title>
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<![CDATA[ いわゆる恋人ような、甘酸っぱくて恥ずかしい会話をしたのはついこの間のことだと思っていた。でもそれはもう一年以上も前のことだ。その頃からきっと二人の関係は破綻していたんだと思う。呼び出された時、覚悟は出来ていたし、何を話されるかも分かっていた。でも、気づかないふりをしていた。そうしないと震えているのを気づかれてしまう。明日彼に会ったら渡そうと思って色々考えながら書いた手紙は、ぐるぐる変な模様が書かれたただの便箋にしかなっていない。たぶんこのぐるぐるが私の気持ちなんだろう。どうしたらいいか分からないけれど、引き止めるだけの気持ちはない。珍しく彼からきたメールを見返しながら帰った道で見上げた空は、憎たらしいくらい星が綺麗で小石を蹴り上げる。いつもこうだ。私がめんどくさくて、厄介な女だから、こうやって振られてしまう。もう同じことを繰り返しすぎて何とも思わなくなっている。あの時、私が変わっていたら、そんな後悔はしても無駄だと分かっているから振り返らない。だって振り返った先には間違いなく後悔しかない。そうやって後悔した後に襲ってくる自己嫌悪にはもううんざりだ。<br><br>「どうにかならないかな」<br><br>便箋に書いてみたその浅ましい言葉に未練はあるけれど、反省はない。仕方がない。だからもう戻れないんだよ、私。言い聞かせながら少し泣いた。今までこんな時、彼がいつも一緒に悩んでくれた。でも彼の前の彼も、その前の彼がいなくなった時だって私は大丈夫だった。一人で泣いて、悩んで、乗り越えられてしまった。だからきっと今回も大丈夫。反省出来たらきっともっといいんだろう。もし彼の心の中に私の存在がいられたら、それは彼女じゃなくても嬉しいと思うだろうか。少し思い出してもらえますように、と再び浅ましい言葉を便箋に、私は落とす。
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<link>https://ameblo.jp/00491102/entry-11955097128.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Nov 2014 13:02:51 +0900</pubDate>
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