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<title>水本爽涼　歳時記</title>
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<description>日本の四季をベースに小説、脚本、エッセイなどを綴った小部屋</description>
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<title>逆転ユーモア短編集　－８９－　雑食性　　＜再掲＞</title>
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　人ほど雑食性の動物はいない。えっ！　こんなものまでっ！？  というものまで食べてしまう。ある意味、人は他の動物以上に下世話（げせわ）な生き物なのかも知れない。他の動物は必要な食物（しょくもつ）は本能に従い残虐（ざんぎゃく）なまでに獲（と）って食べるが、その種類は限られている。そこへいくと人は雑食性で、珍味だっ！　とかなんとか屁理屈（へりくつ）を捏（こ）ねて何でも食らうのである。　とある飲み屋のカウンターで会社帰りのＡ、Ｂ二人の客が話しながら飲み食いをしている。ＡはＢの上司だ。「えっ！　アレ、食
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<dc:date>2026-07-07T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>明暗ユーモア短編集　（５８）進路</title>
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　人の進路は個人の自由で、誰しも止められやしない。何人(なにびと)も理由なく進路を妨害(ぼうがい)する権利はない・・ということだ。万一、それを行えば作為ある犯罪を構成することになる。暗い話だ。^^ 今しなくてもいいのに…とか、こんな工事、必要かい？　…と思える工事や道路工事を最近、よく目にするが、人類もそろそろ地球史の末路を突き進むか…と思えてならない。＾＾　暗い話で誠に申し訳ないが、ウイルスが全人類の進路を妨害して席巻(せっけん)する昨今、そう思えるのが必ずしも間違いと断言できないのだから怖ぁ
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<dc:date>2026-07-06T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>逆転ユーモア短編集　－８８－ 安（やす）らぎ　　＜再掲＞</title>
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　強い国と住みよい国は違う。わが国は第二次世界大戦で多くの尊い犠牲（ぎせい）を出し、敗北した結果、修羅から解き放たれ、有史以来の、安（やす）らぎを得た。敗北したことは、逆転して勝利したことに他ならない。　ご近所同士の二人が話し合っている。「ははは…よかった、よかった！　あんた、あの弁当、買わなくてよかったよっ！」「ええっ！　そりゃないよぉ～。お宅（たく）は買えて美味（おい）しく食べたんでしょうけどっ！」「いや、それがさぁ～。並んだまではいいけど、今、一歩のところで売り切れて終わりっ！」「そうでし
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<dc:date>2026-07-05T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>明暗ユーモア短編集　（５７）油断(ゆだん)</title>
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　油断(ゆだん)という言葉がある。油(あぶら)が切れた状態だ。夜になり、しまった！　油を切らした…と思っても、もう遅い。暗いから何もできない。電灯がなかった時代に派生したと思われる言葉である。今でも使われている言葉だが、明るい暗いとは関係なく、うっかりミスをしたときなどに使用されている。ミスをして気分が明るい訳もなく、ある意味で共有した言葉だ。私など油断だらけで、毎日、油の上に浮きたい気分である。まっ！　これは冗談[ジョーク]だが…。＾＾　とある戦国時代の逸話(いつわ)である。一人の忍びの者が城
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<dc:date>2026-07-04T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>逆転ユーモア短編集　－８７－　一歩（いっぽ）ずつ　　＜再掲＞</title>
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　このスピード時代に、のんびり歩いていれば、世の中にものすごく取り残されたような錯覚（さっかく）に陥（おちい）る。それだけ世の中の動きが加速しているからだが、実はそうでもないのだ。━　急がば回れ　━　とは、よく言ったもので、その格言は理に適（かな）っているのである。　とある学会の会場控え室である。来賓（らいひん）に予定されている皺川（しわかわ）教授の姿が見えず、関係者は表へ出たり中へ入ったりと、教授の到着にヤキモキしていた。講演予定まで残された時間は、おおよそ１時間だった。事態は緊迫（きんぱく）
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<dc:date>2026-07-03T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>明暗ユーモア短編集　（５６）天(てん)の声</title>
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　フツゥ～～の人に天(てん)の声など聞こえるはずもない。ところが、ごく僅(わず)かな人には、その声が聞こえるという。どんな人？　と知りたいところだが、それが分かれば苦労はしない。＾＾　天の声が聞こえれば、これはもう、願ったり叶(かな)ったりで、かなり先の見通しが明るいものとなる。先行きがどうなるか？　が分からないから、一般社会は暗いのである。新型コロナの終息、景気、オリンピック、受験etc.まあ、いろいろとある訳だ。＾＾　とある田舎の田園である。農家の二人が棚田(たなだ)の刈り取りの途中、野良の
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<title>逆転ユーモア短編集　－８６－　道理（どうり）　　＜再掲＞</title>
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　世の中で［無理が通れば道理が引っ込む］とは、よく言われる名言だ。だが、間違った無理は正して通さないようにしないと道理が消え、積もり積もれば逆転して道理が道理でなくなるから、その点は注意を要する。　一人の男が歩道を散歩していた。すると、とある家の前に捨てられているチューインガムの噛（か）み屑（くず）に気づいた。まあ、普通の神経の持ち主なら人の家の前にポイ捨てはしないだろう…と男は常識的に思った。しかし、その思いはマナーと呼ばれる道理であり、別に捨てたところで非常識ながらも警察に捕（つか）まる訳で
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<dc:date>2026-07-01T00:00:00+09:00</dc:date>
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<title>明暗ユーモア短編集　（５５）噛(か)み合わせ</title>
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　大相撲ほにゃらら場所が国技館で行われている。元横綱の○○氏がアナウンサーとなにやら話している。少し覗いてみよう。「いや！　そりゃねっ！　誰だって苦手(にがて)な力士はいますよっ！　二十数回ですかっ！？」「二十三回ですね…。一番も勝ってません」「顎之翔(あごのしょう)と歯茎(はぐき)でしょ！？」「はいっ！　幕下時代の初顔合わせですが、それからですねっ！」「噛(か)み合わせが悪いんですよっ！　早く歯医者で治療してもらった方がいいなっ！　ははは…、こりゃ冗談ですがっ！」「顎之翔は表情が明るいですねっ
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<title>逆転ユーモア短編集　－８５－　ああして、こうして…　　＜再掲＞</title>
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　物事をしようとする場合、ああして、こうして…と普通、人は考える。この思考には個人差があるが、突飛（とっぴ）もなく短い人と十分考える長い人の２種類に分かれる。両者の考え方は逆転していて、前者は、結果を求めず、まず率先（そっせん）して動く実行派で、後者は失敗しない結果を考えてから動く頭脳派である。両者の間には大きな確執（かくしつ）があり、対立が生まれる。　太閤殿下なきあと、豊臣家臣団は行動派と頭脳派の２派に別れ、激しい火花を散らしていた。「許せんっ！」　加賀の前田利家がこの世を去ると、行動派七将は
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<title>明暗ユーモア短編集　（５４）議会</title>
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　とある町の町議会が開かれている。「議案第３号、専決処分事項事項の承認を求めることについて、本案を承認することに、ご異議ございませんかっ！！」「異議なしっ！」「異議なしっ！」「異議なしっ！」　議場の各席から与野党問わず、声が飛んだ。「異議なしと認めます。よって議案第３号は承認されましたっ！」　議長が堂々とした声で読み上げたとき、議場の片隅で微(かす)かな話し声がした。「財源はあるのかねぇ～…」「さあ…。補正といい専決といい、気前はいいが…」「ツケは町民回しだな、こりゃ…」「とはいえ、与党さんを委
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<dc:date>2026-06-28T00:00:00+09:00</dc:date>
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