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<title>オイラは流しのタクシードライバー</title>
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<description>♪俺は王様だと思ってた　俺の声で誰でも踊ると思ってただがしかし　俺の叫ぶ声は　ピンボールさ　ただ跳ねてるだけ･･･♪</description>
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<title>思ひで</title>
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ガラス越しに流れる喧騒の中の思ひでそれは夜になると一層に色濃く流れるおよそ30,000人の客を乗せて来たが知り合いを偶然乗せた事などは一度もないそんな巨大な街でこんなにも濃密でこんなにも爛漫な場所に出会えたそう思うとハンドルは自ずとその店に向かう固く閉ざされた木製のドアの向こう側に第二の青春とも言える景色がまだ暖かくそう生暖かい風や匂いを残していたんだぜんぶ夢でありました300を超す弔問者の列ぜんぶ夢でありました黙礼する知人たちの顔、顔、顔ぜんぶ夢でありました哀しみに暮れた１０日間迷い込んだ海辺
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<dc:date>2026-05-27T00:00:35+09:00</dc:date>
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<title>憧れた星は流れた</title>
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　　指の　指の　隙間から　　あの娘が　こぼれて　消えちまった　　我儘な　俺に　疲れ果てて　　あの娘の　足音が　消えちまった　　　強がるわけでもねぇさ　　　俺にすりゃちっぽけな事　　ただ破れたハートがすき勝手に叫ぶ　　ツラいツラいツラいshe love　　あの娘と　見つけた　この店に　　今夜も　ブルースが　泣いている　　　強がるわけでもねぇさ　　　俺にすりゃちっぽけな事　　ただ破れたハートがすき勝手に叫ぶ　　ツラいツラいツラいshe love　　あいた〜い　逢いたいよぉ〜　　　しょげてるわけでもね
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<title>令和8年5月17日乗務　お別れ</title>
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『ありがとうございました』お客様を降ろしたのは扇橋一丁目（近いから顔出してこようかね）病に伏せった師匠の家に行く『あらコバちゃん　仕事中？　あまり良くはないけどまだ大丈夫よ』癌に倒れ意識もない事は聞いていた『おはようございます　コバっす』《ようコバ　お疲れさん》あの暖かい声が聞こえるような気がする『私たちもね　24時間は無理だからね』家族でも親族でもない　近所の方々はバーの常連でもあり皆顔見知りだ『お世話かけます　よろしくお願いします』もう一度ベッドルームを覗くと　彼は　カッと目を見開き空を見つ
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<title>番外編　歌う</title>
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母なる海へ作詞　koba作曲　ウェンツ編曲　よういち演奏　『を』4月19日　《洲崎パラダイス》新宿 I music barすげ〜楽しかった　63歳の誕生月
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<title>桜散る4月の風</title>
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桜は入学シーズン4月の花と思っていたが、昨今は卒業シーズンの花である。生まれ育った北関東が遅かったのか、近年の温暖化の影響が知らぬが、桜吹雪の中で車を転がし、いつの間にか63歳になったわけだ。『PCのカーソルの中でコードを替えてだね⚡︎••』後部座席には如何にも理系の年長男性と、学生？にも見える新入社員？いずれもスーツではなくラフな出立なんで昭和男にはわからない。更に話の内容はAIの事らしく興味はあるもちんぷんかんぷんだ。『それで主体の、あぁリーダーのAIに別の複数AIが検討し合った最適な回答を
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<title>3月11日</title>
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『運転手さんはあの時どの辺走ってたの？』当時はタクドラでは無かったが車に乗ってた事には変わりはない『八丁堀あたりでね、工事現場の杭打ちミスかと思ってたらビルのガラスが撓んでましたね』『僕はね、センタービルの51階に居てね、デスクごと横の壁に打ち付けられてさ、ビルが折れると思って怖かったねぇ』あれから15年も経つわけだ。『僕大船渡出身でさ、みんな居なくなっちゃったよ。弟がね、助かったのに車で両親探してる時居眠り事故でね、やっと繋がった携帯の留守電が未だに消せなくてね、ほらまだガラケー持ってるの』そ
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<title>ビックシティ</title>
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『運転手さん景気はどうっすか？』客から話しかけられる枕詞のようなものである（ぼちぼちでんなぁ）と返したいところだが『良かぁないっすね』と即答するしかない《ニッパチ》との言葉通り売り上げは悪い『東京は景気いいんでしょマンションも高いし』そりゃそうなんだろうがバブル崩壊を現場で見てきた俺としては危うい兆ししか感じない『俺ら田舎もんにはわかんないけどさ選挙も終わって日本はかわるんかね』この手のフリに乗ると右左東西にわたり面倒になるので『さぁどうですかね』とだけ答えるニッパチに関わらず市井の景気は良くな
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<title>賑やかな孤独</title>
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♪光の華が　咲き乱れて都は今宵も　オペラに溢れる♪『虎ノ門ヒルズまで』乗り込むとすぐバックからパソコンを取り出した。『遅くなりました、移動中なので•••』すごい時代になったもんだ。タクシーの中からでも会議に参加できる。大手町の高層ビルを背に、前方の霞ヶ関、その先の虎ノ門オフィス街の光を目指す。祝田橋の交差点は5車線、直進と左折は左側の1車線のみである。信号待ちで見る内堀に《ペニンシュラ》の灯りが映る俺の好きな夕暮れである。PCからは何やら真剣に進行する司会者の声と、カンペを棒読みする参加者の声、
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<title>実録　羽田第3ターミナル</title>
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どうせ読むならドライバーは　役所広司　だと思いねぇ正月の連休も明け、そろそろ新年会のタクシー需要もあるだろうと思いきや、低調である。俺の猟場、日本橋銀座は人出多いが手は上がらず、新宿渋谷に移動しても、状況は同じだ。夜こそはきっと、と期待するが人影は消えるばかりで、終電過ぎには人より空車の台数の方が多くなる。（まいったなぁ、売上目標にぜんぜん届かねぇや）日々の売上は直接給料に響くわけで、なんとか挽回したい。（成田いやせめて羽田を2回引きたい）神頼みに似た愚痴をタバコの煙に乗せて夜明け前の休憩を終て
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<title>深夜高速</title>
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く♪青春ごっこを続けながら旅の途中ヘッドライトの光は手前しか照さない♪渋谷道玄坂はカウントダウン規制の為に大量の警察官が配置についている。それを他所に町の喧騒はカオスと化している。コンビニ前で缶アルコールを煽る外国人達は、フライングのハッピーニューイヤーを叫び、それに反応する若者が奇声をあげる。その昔こんな自由な年越に憧れたりしたが、今となってはついていきようもない。（早く出たい）そんな時『新宿、ヒルトン東京』乗り込んだ欧米人家族に助けられた。♪真っ暗な道を走る胸を高ぷらせ走る目的地はないんだ帰
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