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<title>見た目は子供！頭脳は発酵！</title>
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<description>腐れたこととか、腐った小説もどきなんかを細々書いていきやす(*´∇｀*)</description>
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<title>透明の血液2</title>
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<![CDATA[ 顔を真っ青に染め上げた、痴話喧嘩の主役の一人が此方へ駆け寄ってきた。神内は内心、うわぁ関わりたくないとげんなりする。<br>野次馬根性丸出しのババア達に見られいているのも、この駆け寄ってきた男が腹立つぐらいイケメンなのにも。<br><br>「本当にすいません！俺の彼女が…」<br>「いい、いい！気にするな」<br><br>こちとら彼女いない歴３年目に突入した、しかもずる休み野郎。かたや、動くだけでいい香りがするような爽やか好青年。しかも今流行りの草食男子とか言うやつだろう。さらっさらの髪の毛が憎たらしい。いや別に！髪の毛が最近後退してきたからそんな負け惜しみじみたことを言っているわけじゃないからな！<br>目の前に迫り来た、なかなかお目にかかれないイケメンを前に、思ったよりもパニックに陥ってしまっている陣内に、相変わらずイケメンはワタワタしつつ神内の様子を伺っている。<br><br>「クリーニング代とか！あ、でもこのままじゃ帰れないですよねっ」<br><br>どうしよう…どうしよう…とおろおろするイケメンが、同期の八城に顔は全くといていいほど似ていないのに、かぶって見え、神内は諦めにもにたため息をついた。<br><br>「おい、あんた」<br><br>ジトリと、にらみを聞かせて話しかければ、イケメンはビクッと身体を揺らしまるで怖いもの見たさの子供のような表情で此方を見返す。<br><br>「上着を脱げばどうってことない。たかが玉子だし。だからクリーニング代はいらない。ただ、玉子の代金だけはあんた持ちでよろしく。異存はあるか？」<br><br>店内で痴話喧嘩するなとか、場所をわきまえろとか、彼女いて羨ましいなこんちくしょう！とか。神内は言いたいことがいくつかあったが、とりえず飲み込んで、必要最低限のことだけをイケメンに伝え、落ちていた卵パックを手渡しその場を後にしようとした。<br>そう、しようとした。<br><br>「…待って下さい！」<br><br>手渡そうとした卵パックを持った腕を、それこそがしっと音がしそうなほど力強く捕まれてしまった。<br><br>「……へ？」<br>「是非お詫びがしたいので！そう言わず俺の家に来てください！」<br><br>言うが速いか、漸く騒ぎを聞いて駆けつけてきた店員に、無惨に割れたパックとどこからか出した１万円を無造作に渡し、力強く神内の腕を掴んだままスーパーを後にした。<br><br>それからというもの、神内は好青年と自己紹介をし、イケメン改め紅の豪勢なマンションに連れられ、風呂を進められ、服を貸され、更には食事まで振る舞ってもらう始末。<br>想像していた事態と全くかけ離れた待遇に目を回していた神内が正気を取り戻したのは、夕食をご馳走になり、紅のこれまたキングサイズとでかいベットに一緒に横になった時だった。<br><br>「すいません。誰かが止まりに来たこと無いんで、客用の布団が無いんですよー」<br><br>暑くないですか？と聞かれれば、むしろ久しぶりの人肌が心地いいですともいえず。神内は何も言えずにいた。<br><br>「いやー久しぶりだなあ！キャンプみたいですね！」<br><br>こんな寝ごごちのいいキャンプがあるか！と突っ込みたい神内だったが、左側にあるイケメンの爽やかな笑顔にまた、何も言えなかった。<br><br>「そーいや明日、神内さんは何時に起きますか？」<br>「あ…」<br><br>眼鏡を外した、にじむ天井をぼんやり眺めながら、紅の言葉に内心突っ込みをしていると、不意にかけられた言葉に心臓がどきりとひと跳ねする。<br>風邪と嘘をついて休んだ今日。明日からまた始まる日常に、神内は昨日以上には頑張れない気がしてしかたなかった。<br>けれど、望んで入社した会社であり、やりがいも十分ある。ただ、自分が追い付けていないだけなのだ。<br><br>「あ、したは…」<br><br>勿論、今朝電話したときは明日から頑張るつもりだった。休んだ今日のぶんも。誰よりも。けれど、今。<br><br>「会社に…」<br><br>行きたくない自分がいる。いつもなら感じもしない漠然とした不安が腹部にめり込むかのようにのし掛かってきて、胃がきゅうっと縮む。<br><br>「……」<br><br>“行く”。どうしてもこの二言が言えなくて、神内は喉をかきむしりたい衝動に駆られる。<br><br>「神内さん？」<br><br>名前を呼ばれ、はっとして隣に寝転ぶイケメンの顔を見た。<br>紅のそのブラックホールのように底知れぬ色をした瞳に、吸い込まれそうだと錯覚をしてしまい、またもやはっとして、要らぬ考えを払拭するかのように瞳を閉じる。<br><br>「神内さんは真面目ですね」<br><br>真っ暗な視界のなか、神内は頭部を撫でられる感覚に一瞬びくりとしたが、紅の優しげな声色にふっと力が抜ける。<br><br>「俺が想像できないくらい、神内さんは頑張ってきたみたいですね」<br><br>不意に捕まれた左手も優しく撫でられる。<br>女の子や小さいこの頭を撫でることはよくあった。前の彼女は甘えん坊でよく撫でてと言ってきたし、甥っ子やボランティアで保育園児の相手をした時も、気がつけばよく頭を撫でていた。<br>しかし、撫でることはあっても、撫でられる側になるなんて一体いつぶりだろうか。<br>久しぶりに感じる、暖かい心地よさに、神内の涙腺が決壊してしまうのはそう難しいことではなかった。<br><br>「えっ！？神内さんっ」<br>「……っ…ごめっ…もうちょっと……あたま、おねがい」<br><br>慌てた口調になる紅に、そりゃあ大の大人が急に泣き出したら当然か、とちょっと笑ってしまったが、もう少しこうして甘えていたかった神内は、きゅっと紅の袖を小さくつかむ。<br><br>「神内さん…」<br><br>何度も頭を撫でられ、それに応答するように滴もパタパタとシーツの上に落ちていく。<br><br>ちゅっ<br><br><br>「へあ！？」<br><br>
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<pubDate>Sun, 03 Apr 2011 18:28:00 +0900</pubDate>
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<title>透明の血液1</title>
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<![CDATA[ <br><br>多分、トラウマなんだと思う。<br><br>神内は、照明を落とした室内で煌々と映像を映し出すテレビ画面を睨み付けながら、そう思った。<br>テレビ画面からは、薄気味悪い雰囲気と血生臭い映像が終始垂れ流されており、これが後１時間以上もつづくかと思うと、ちょっぴり泣きたくなってしまう衝動に駆られる。<br>本当に、もうやだ。<br><br>「神内さん、大丈夫？」<br><br>ニッコニコの笑顔が隠れきれていない顔でこちらを伺う優男風の青年に、神内は、思い切り悪態をつきたくなったが、喉まででかかったその言葉をどうにか飲み込む。<br><br>「……だいじょうぶだ」<br>「ほんと？顔色悪いけど…」<br><br>じゃあ今すぐ止めろ、何がなんでも止めろ、僕が心配なら今すぐ本当に今すぐ止めろ！と叫びたかったが、これもまた、なんとか飲み込んだ。<br>ならいいけど、なんて呟き、画面をまた食い入るように見始めたこの青年の名前は紅という。苗字なのか、名前なのかそれは知らない。初めて出会ったとき、彼は「紅」だとしか言わなかったからだ。<br>神内は、テレビ画面から視線を反らし、悲痛な悲鳴をBGMに紅との出会いを思い出す。<br>あの日は丁度、春にしては薄ら寒い日だった。<br><br><br><br><br>神内大和は己の容量の少なさに愕然としていた。<br>コネや人脈といった、使えるものは全部つかって、神内は憧れだった会社に見事入社することができた。倍率にすると、１万ぶんの１とまで言われた難攻不落の会社に入社できたのが丁度2年前、神内が22才の時だった。<br>それから3年がたった。<br>3年間、それはもう怒濤の毎日だった。<br>毎日毎日覚える事が多すぎた。初めての環境になかなか馴染めないのも確かだった。誰かに泣き言を言いたくても恋人とは就活のために別れてしまったし、残業が当然な毎日に出会いなんてなかった。<br>覚えても覚えてもまだまだ覚えることはたくさんあって、覚えたことをようやく使えるようになったかと思えば、今以上のスピードを求められた。<br>もう、いっぱいいっぱいだったのだ。<br><br>そんなある日、神内は会社に嘘をついてずる休みをしてしまった。<br>今まで自分自身に妥協を許さなかった神内が、今日のようにずる休みをしたのは初めてのことで、改めて自分は疲れていたんだなと認識した。<br>気分転換に家の掃除をするも、狭いアパートだ、直ぐに終わってしまった。洗濯物も何だかんだですぐ終わってしまった。どんよりとした天気だが、多分大丈夫だろう。天気予報も降水量確率30%だと言っていたし。<br>そんなこんなで、少しばかり遅くなってしまったが、昼食の材料を買いに、神内は近くのスーパーへ向かった。<br>24時間営業と、商魂たくましいスーパーにこの時間に行くのは初めてで、神内は内心少しわくわくしていた。<br>中は夜中の閑散とした雰囲気ではなく、随分と活気に溢れていた。品物もまだまだ残っている。<br>滅多に手に取らない野菜や精肉などをじっくり眺めていると、不意に店内がざわめきだした。時々、女のヒステリックな甲高い声が混じる。何事かと思い、騒ぎのする方へ向かうと、そこには泣き叫ぶ女の子と、ひょろりとした男がギャラリーの真ん中にいた。どうやらこの2人が騒ぎの原因らしい。<br><br>「こーくんはどうしていつもみうが嫌がることばっかすんの！？」<br>「みーちゃんここ…」<br>「ねえ話聞いてるの！！？」<br>「……だからね、ごめんねって」<br>「いっつもおんなじ事ばっか言ってる！本当にみうのこと好きなの！？愛してるの！？」<br><br>うっわー引くわー。<br>女の場を弁えない言動も、男の押しの弱さにも。つまんない痴話喧嘩なら余所でやれ、余所で。内心毒づきながら、興味を失った神内は買い物を再開した。<br>丁度ここはお惣菜コーナーらしく、旨そうな揚げ物やサラダが並べられている。一気にテンションの上がった神内は、豚カツにしようかコロッケにしようかと悩み始めた。背後では、まだ言い争いが続いているが、これ以上となれば、店側が黙っちゃいない。連れ出されて厳重注意か、はたまは警察の介入か。どちらに転んでもめんどくさそうだ。<br>それよりも、目の前の肉だ肉！と、タッパーに豚カツを入れようとした時だった。<br><br>ぐしゃあっ！<br><br>「…………へ？」<br>背中に何かがぶつかり、衝撃で潰れてしまった、そんな嫌な予感がした。衝撃は弱かったが、この、でろっとした感覚。物凄く、嫌な予感がする。<br>見えないのを承知で振り返れば、主役とギャラリーがこちらを凝視しているのは分かった。<br><br>「……こーちゃんのせいなんだから！！！」<br><br>そう水をうったかのように静かだった店内に、女の声が響いたかと思えば、何処かへ走り出してしまった。<br><br>「……すいません。大丈夫ですか？」<br><br>
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<pubDate>Thu, 24 Mar 2011 07:40:00 +0900</pubDate>
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<title>透明の血液（主要人物紹介）</title>
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<![CDATA[ 人物紹介。一応笑<br><br>紅（こう）<br>…年齢不明、見た目大学生くらい。優男。一応吸血鬼雑種。瞳も髪も真っ黒。肌はぬけるような白さ。<br><br>神内大和（じんない やまと）<br>…有名企業に務める若手サラリーマン。テキパキした性格。超現実主義者。でもちょっぴり涙もろい。<br><br>八城晃樹 (やしろ てるき)<br><br><br>後々増えていきます。<br>とりあえず、主要人物だけでも(*´∇｀*)
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<link>https://ameblo.jp/1008024/entry-10839592777.html</link>
<pubDate>Thu, 24 Mar 2011 04:10:00 +0900</pubDate>
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