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<title>妄想三十秒 ｂｙ 雷蔵</title>
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<description>およそ30秒で表現できるであろう「映像・音声」の核となるテキスト/または、様々な扉の為に</description>
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<title>3日前から無職です。6</title>
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<![CDATA[ <p>その本を借りたい。</p><br><p>しかし、本をしまう袋がない。</p><p>図書館で本を借りて、カバンや袋にも入れず、素で持っていく奴がどこにいる。</p><p>そんな奴怪し過ぎる。自分が受付のおばさんだったら、そんな奴ちょっと嫌。</p><p>私は、なりたての無職だが、プライドは高い。</p><p>逆に無職だからこそプライドと志は高くありたい。</p><br><p>うかつだった。</p><p>無職の私が唯一、無料かつちょっとインテリチックに楽しめるスポットだと思ったのに。</p><br><p>「その場で読めば」なんて、思ったら大間違い。</p><br><p>この日は、図書館午後休日。タイムリミットはわずか。</p><br><p>私は一度本棚から抜き出したその本を戻し、受付のおばさんに軽く微笑みながら図書館を出た。</p><br><p>向かったのは100円ショップ（ロージーというお店）。</p><p>ここで本を入れる袋を買うんや。バッグでもかまへん。</p><br><p>ロージーに入る。そこには色とりどりのビニール製のバッグが並んでいた。</p><p>赤のチェック、青のチェック、緑のチェック、黄色のチェック。</p><p>色とりどりと言ったが、まあこんなラインナップ。</p><p>A4サイズの本が縦積みで30冊くらい入りそうな大きさと形。</p><br><p>本はたくさん入りそう、ということでそのバッグ（赤のチェック）を購入。</p><br><p>外が寒かったので、グリーンのマフラーと黒手袋も購入。</p><br><p>完全装備、これで図書館攻略や。</p><br><p>戻った図書館。まずはトイレでマフラーを綺麗にしめなおしてっと・・・。</p><br><p>鏡に映った自分を見て愕然とする。</p><br><p>坊主頭が少し伸びた髪、</p><p>3日ヒゲを剃っていない無精ひげ、</p><p>黒いジャンバー、</p><p>黒いズボン、</p><p>黒い汚れたブーツ、</p><p>そして不似合いなグリーンの100円マフラー、</p><p>サイズが小さく伸びきってはちきれそうな100円黒手袋、</p><p>そしてビニール製の大きな100円手さげ袋（赤チェック）。</p><br><p>難波駅とかによくおるホームレスやん、俺。</p><p>ビニール袋になんやかんや入れとる、あの。</p><br><p>落ちるのは早かった。</p><p>無職から3日目。</p><p>鏡の中には、とてもとても立派なホームレスが立っていた。</p><br><br><p>つづくかも</p>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056853071.html</link>
<pubDate>Fri, 23 Nov 2007 22:41:59 +0900</pubDate>
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<title>3日前から無職です。5</title>
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<![CDATA[ <p>午前九時30分。</p><br><p>ついに図書館の開館時間に。</p><br><p>さっき自分を拒んだ自動ドアーを、無理やり開いてやる。</p><br><p>だまって、その口を開きな。</p><br><p>ぶいーーん</p><br><p>開いた自動ドアーの中から出てくるオッサン。</p><p>しけた顔してやがる。</p><br><p>平日の昼間から図書館入館なんて、よっぽど暇らしい。</p><br><p>同業者だな、うん。</p><p>その出会い、というかすれ違いには、無職同士の親近感はまるでない。</p><p>このオッサンみたいにはなったらあかん。</p><br><p>少し人生がクロスしただけ。もう会わないからね。</p><br><p>図書館だけあって、本がたくさんある。</p><p>一冊が目に飛び込む。</p><br><p>「フリーという生き方」</p><p>なんて自分にぴったりフィットしたタイトルなのだろう。</p><br><p>私は、無職ではない。フリーなのだ。</p><p>ついに手に入れたよ！！！　この称号！！！</p><br><br><p>しかし、</p><p>その30分後。</p><p>私は、即席ホームレスと化してしまうのだった・・・</p><br><p>つづく</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056846215.html</link>
<pubDate>Fri, 23 Nov 2007 22:17:31 +0900</pubDate>
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<title>3日前から無職です。4</title>
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<![CDATA[ <p>図書館の周りを一周しようと歩いていると公園に着いた。</p><br><p>7メーター程の道の両サイドに植木をし、申し訳程度にブランコなどの遊具を置いただけの公園。</p><br><p>幸い、ベンチもあった。</p><br><p>座ってみる。</p><br><p>自転車に3歳くらいの子供と2人乗りした主婦が、白い目で通り過ぎる。</p><br><p>そういえば、ヒゲもしばらく剃っていない。</p><br><p>確かに不審者だよ俺は。</p><br><p>しかし、違反はしてないぜ。ベンチに座っているだけだぜ。ベイビー＆シスター。</p><p>自転車の２人乗りって違反なんだぜ。俺よりも白い目で見られるべきは、あなた達だ。</p><br><p>そういえば、しばらく時計をしていない。</p><br><p>強い、狂わない、止まらない。と３拍子そろった優秀な時計を買ったはずだが、ベルト部分が壊れた。</p><p>一度ならまだしも、通算３度目。</p><br><p>ゴッツいショックや、Gショック。</p><br><p>今は窓際でソーラー充電にのみ没頭中のGショック。</p><br><p>直そうという気がおこらねんだよ。３度も壊れられたらよー。</p><br><p>ということで、現在時計不所持。</p><br><p>2台目の、違反バリバリ、おばちゃん＆ベイビーチャリ2人乗りが通り過ぎる。</p><br><p>図書館開館まで後何分だろう。</p><br><p>こんな時は、時間は予想以上に進んでいないものだ。</p><br><p>暇すぎて、公園の植木を観察してみる。</p><p>1本面白いものがあった。</p><br><p>金属製のプレート（20×35センチくらい）を半分体内に飲み込んだ高さ5メーターの中木。</p><br><p>成長過程でいつの間にかそうなったのであろう。</p><p>なんか近未来。</p><br><p>バイオと科学の融合か。</p><br><p>歴史の証言者か。</p><br><p>時計はなくても時は進む。</p><br><p>つづく</p>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056488370.html</link>
<pubDate>Wed, 21 Nov 2007 14:38:11 +0900</pubDate>
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<title>3日前から無職です。3</title>
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<![CDATA[ <p>時間に追われる立場から、○○な立場</p><br><br><p>時間に追われる立場から、時間を追い越しそうになっているような錯覚に陥りそうな立場。</p><br><p>こんなところか。</p><br><p>次は何をしようか、考えても時計の針のように思考は進まない。</p><br><p>コンビニから出る。</p><br><p>道路を挟んで目に入ってきたのは、畑。</p><br><p>こころ、ときめかない。</p><br><p>もう少し先を見ると小学校に併設の図書館が見える。</p><p>いつか、一度は行っときたいと思っていた場所だ。</p><p>そうは思っても、結局行かない場所というのは多いものだが、現在の私は無職。自分を遮るものは何もない。</p><br><p>しかも、図書館は無料、そして暖房完備である。行かない理由は何もない。</p><p>図書館へ向かう。</p><br><p>自動ドア、開かない。</p><br><p>お前の存在価値は、自動で開く事ではないのか。</p><p>開かないなら壁になってしまうがいい。</p><br><p>図書館オープンまで、あと25分。</p><p>午前9時半という、微妙な時間が開館時間だった。</p><br><p>自動ドアよ、自動ドアー、待っていやがれ。もうすぐお前の固くなったこころの扉を開いてやるからな。</p><p>しばし、自動ドアを開くための作戦タイム。</p><br><p>アイデアとは、歩きながら出すものだ。</p><br><p>図書館を背に、歩き始める。</p><br><p>つづく</p>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056437245.html</link>
<pubDate>Wed, 21 Nov 2007 02:39:27 +0900</pubDate>
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<title>3日前から無職です。2</title>
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<![CDATA[ <p>よく考えれば考えるほど、無職の私に「やらなければならないこと」、ましてや「急ぎの用事」などない。</p><br><p>どうせなら、この状況を楽しんでやろうと、思考回路が働く・・・。</p><br><p>この日は月曜日、とりあえず「週間少年ジャンプ」を立ち読みせねば。</p><br><p>最初に思いついたのはこれ。</p><br><p>なんだ、仕事してた時とかわらへんやん、と自分が情けなく思えるが、彼女が帰宅する午後10時まではまだ14時間もあるのだ。お金もかからないし、グッドアイデアではないか。</p><br><p>近所のコンビニに向かう。</p><br><p>「ハンターハンター」</p><p>完全に作者は常軌を逸している。このまま、エンディングへ向かうのだろうか。</p><p>噂によると、作者の子供の受験が終わるまで漫画は描かないと言って筆を止めていたらしいが、ほんとうなのだろうか。好きな漫画家だけに、程よい精神状態で今後も作品を世に出して欲しいと願うのだが。学生時代、この漫画家の前作「レベルE（全3巻）」にはまり、その世界観を構成している、作者がインスパイアーされた人たちの作品も読み漁った。その経験は、良くも悪くも今の自分を形成する糧となっている。</p><br><p>無職の自分が人の精神状態まで気にしている場合ではないのだが。</p><br><p>一通り、ジャンプに目を通し、時計を見る。</p><br><p>まだ午前8時過ぎ。</p><br><p>時間の経つのって、こんなに遅かったっけ、と数年ぶりに思ってしまった。</p><br><p>時間に追われる立場から、○○な立場にかわったということか。</p><br><p>さて、この○○に入るのは？？？</p><br><p>つづく</p>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056436193.html</link>
<pubDate>Wed, 21 Nov 2007 02:08:45 +0900</pubDate>
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<title>3日前から無職です。</title>
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<![CDATA[ <p>昨日の話</p><br><p>同棲中の彼女の出勤に合わせて朝7時半に家を出る。</p><br><p>この日はゴミの日。Tシャツに薄手のジャンバーを羽織り、ゴミ袋を持って外に出た。</p><p>彼女が自分の後に続く。</p><br><p>ゴミをゴミ置き場へ。そして、駅へ向かう彼女と踏み切り前で別れた。一瞬、このまま散歩でもしようかと思うが、寒いので、家へ引き返す。</p><br><p>マンションの階段を登る。3階の自分の部屋を目指す途中、自分が鍵を持っていなかった事に気が付く。とりあえず、上まで登る。鍵は予想通り閉まっている。</p><br><p>彼女が仕事終を終えて戻ってくるのは、午後10時過ぎ予定。14時間以上あるじゃないかと、時間を計算していると、彼女を乗せた電車が走りすぎていく音が聞こえる。</p><br><p>携帯電話も部屋の中。</p><br><p>困ったなと、悩んでみる。</p><br><p>しかし、無職の私にとって、この状況におちいったからといって、大きな問題はなかった。</p><br><p>どうせ、今日一日することはないのだ。</p><br><p>無職男のプチ冒険が始まる。</p><br><p>つづく</p>
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<link>https://ameblo.jp/33-33-33/entry-10056434124.html</link>
<pubDate>Wed, 21 Nov 2007 01:47:23 +0900</pubDate>
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