<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>緋蓮の小説</title>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/3310hiren/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>アニメ(主に銀魂)の夢小説やオリジナルの小説を掲載します</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>夢小説 日輪花 燐ver</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>色素の薄い髪は腰よりも長く、ふわふわとして柔らかそうに見えた。それに加えて白い肌をしているから今にも消えてしまいそうなくらい儚くて、だけど、その女の纏う雰囲気が柔らかくて、優しそうだと思った。<br><br><br>「どちらさん？」<br><br><br>少し高めでいて、落ち着いた声音は聴き心地が良くてずっと聴いていたくなる。<br><br><br>「あの、」<br>「ｯ！！あ、あの、俺はｯ･････」<br><br><br>ボケッとしていた俺を覚醒させたのもその声で、慌てて名前を名乗ろうとした。<br>けど、回りの反応を思い出してこの人も俺がサタンの落胤だと知ったら避けるのか、冷たい目で見るのかと思ったら言葉が続かなかった。<br><br><br>「どうかしたん？」<br>「ｯいや、何でもねぇ！」<br><br><br>仕方がないと諦めていたはずなのにこの人にはされたくないと思った。<br><br><br>「あぁ、私もまだ名乗ってへんかったなぁ。私は宝上千景言う者や。<br>ここに宝上はたくさん居るさかい、千景って呼んでな。」<br>「千景･････」<br>「ん？」<br><br><br>首をかしげながらこっちを見る千景は可愛くて、綺麗だと思った。<br><br><br>「･････燐、奥村、燐。」<br>「なんや、君が燐君なんやな。<br>話はよお聞いとるで、君、サタンの落胤なんやて？」<br><br><br>あぁ、やっぱり知ってたのか。<br>千景の言葉を聞いて一瞬で絶望した。<br><br><br>「大変やなぁ。」<br><br><br>言われると思っていた言葉からかけ離れたそれは、さっきと何ら変わらない声音で告げられた。<br><br><br>「私はただの人間やさかい。燐君がどんだけ辛い思いしてるかなんて想像しか出来へん。<br>けど、話くらいやったら聞くえ？」<br><br><br>おいでと伸ばされた手は小さくて、腕も折れてしまいそうなくらい細い。<br>なのにどんなものよりも力強く見えた。<br>穏やかな笑みを浮かべる千景にゆっくり近付いていけば、隣に座るように言われた。それに従って、座れば千景はゆっくりと手を伸ばしてきた。思わず目を瞑れば、頭に触れる感じがして、それから撫でられているのが分かった。<br><br><br>「よお頑張ったな。<br>偉い偉い。」<br><br><br>あきらかな子供扱いで、いつもの俺なら子供扱いするなって怒っているはずなのに、千景にされるのは嫌じゃなかった。<br><br><br>「ｯ･････」<br>「あの子らな、別に燐君が嫌いとか憎い訳やないんやで？<br>ただ、サタンに奪われた大切な者の悲しみとか怒りとかどうしたらええかわからんねん。<br>そやからサタンの血を継いで、サタンと同じ青い炎を持つ燐君に当たってまうねん。」<br><br><br>燐君は何も悪くないんやで、そう言って頭を撫でていた手を俺の頬に添えた千景はやっぱり、優しく笑う。<br><br><br>「けど、仕方ねぇだろｯ･････。俺だって、嫌われたくねぇけど、、」<br>「そやね。<br>でも、全員がそうやないねんで？<br>私な、サタンの青い炎のせいで二度と歩けへんくなって、呪いもな受けてん。それに大切な人も失った。」<br>「ｯ！！」<br>「でも、燐君のことを嫌いやない。恨んでもないし、憎んでもないんやで？」<br><br><br>知らなかった事実に罪悪感が込み上げる。<br><br><br>「そんな顔しな。<br>私は燐君が優しい子やて分かっとる。」<br>「何でそんなことが言えんだよ！！<br>俺が、怖くねぇなんてあるわけねぇだろ！！？」<br><br><br>罪悪感と優しすぎる千景が俺に同情してるんじゃないかと思って、気が付いたら手を払って、そう叫んでいた。<br><br><br>「怖ないよ」<br><br><br>真っ直ぐに俺を見る千景にさっきまでの笑顔はなくて、そこに嘘はないのだとおもった。<br><br><br>「燐君の瞳、めっちゃキレイや。<br>誰かを平気で傷つけられる人がそんな瞳してるはずないやろ？」<br><br><br>その言葉に泣きたくなって、また笑う千景に抱きついた。<br>千景はそんな俺を受け止めて、抱き締めてくれた。桜の匂いがして、それがまた泣きたくなるくらい優しくて、千景の温もりを感じながら涙が流れた。<br>それで思ったんだ。<br>もし、母親がいたら千景みないなんだろうなと<br><br><br>（なんや、燐君って大きい子供みたいやなぁ）<br>（！！）<br>（どうかしたん？）<br>（な、何でもねぇ！！（なんかすっげぇ、恥ずかしい///））<br>（？）<br><br><br>―――――<br><br>時間軸的には京都に来て、二日目辺りだと思う。子猫さんと会う前くらいかな･････？
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11266287040.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Jun 2012 18:24:16 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊日輪花 柔造ver</title>
<description>
<![CDATA[ <br>「矛造は――――」<br>「矛造だったら――――」<br>「矛造なら――――」<br><br><br>周囲の大人たちの言葉はいつでも俺と矛兄を比較した言葉だった。<br>矛兄のことは好きで、自慢の兄だったのに比べられるたびに矛兄の優秀さと平凡な自分の能力を思い知らされる。そのたびに矛兄が嫌いになりそうだった。そんな自分が嫌で、逃げるように俺を俺として見てくれるたった一人の大切な人に会いにいった。<br>宝上家には矛兄と同じ歳の長女がいる。<br>だけど、青い夜の時に矛兄と一緒に坊と廉造を守り、代償として二度と動かない足と呪いを受けた。強い人だった。最前線で闘い、それと同時にひどく優しい人でもある。志摩家と宝上家の仲の悪さも彼女に対してはなく、いろんな意味で別格の人。<br><br><br>「柔造やないの。どうかしたんか？」<br><br><br>呪いを受けてから、それが周囲に影響を及ぼさないようにと離れで暮らし始めたお姉は、いつ訪ねても穏やかな笑みを浮かべる。これで蝮たちと血が繋がっていると言われても、信じられないほどだ。むしろ、信じたくない。<br><br><br>「･････いや、お姉、どうしてるかと思ったんや。」<br><br><br>此処に来た理由をどう言えば良いのかわからなくて、苦し紛れにそう言えばお姉は困ったように笑いながらも自分の隣を軽く叩いておいでと誘う。<br>それに逆らえるはずもなく近寄れば、お姉は今度は自分の膝を叩いた。<br><br><br>「膝枕、久々にどうや？」<br>「･････おん」<br><br><br>言われるがままに横になって、頭をお姉の膝の上に乗せれば柔らかい太ももの感触が頬に当たって、桜の匂いがした。してからなんだが、かなり恥ずかしくなってきた。<br>だからと言って、お姉を独り占め出来るチャンスを考えれば、離れようなどとは絶対に思わないが。<br><br><br>「気にせんでええねん。」<br><br><br>頭を優しく撫でる手と共に振ってきた言葉に心臓が跳ねた。<br><br><br>「ｯ･････」<br>「あのアホみたいにならんでもええんやで？」<br>「けど、俺は矛兄みたいに強くないし、」<br>「なぁ、柔造は和尚様が好きか？」<br><br><br>俺の言葉を遮るようにしてお姉はそう聞いてきた。<br><br><br>「和尚様だけやない、坊や虎子様も、おとんやおかん、弟たちも好きか？」<br><br><br>あまりにも真っ直ぐで、真剣な目に声がでなくて、代わりに首を縦に動かした。<br><br><br>「じゃあ、明陀はどうや？」<br>「好きや、」<br>「志摩家は？」<br>「･････ｯ」<br><br><br>言葉が出なかった。<br><br><br>「家継ぐ言うんは、しんどいやろ？<br>ホンマやったら、アンタには関係ない話やったんや。私や矛造とは違う。」<br><br><br>産まれたときから継ぐことが決まっていた二人は、それが当たり前すぎて今さら何か思うことはなかった。だが、俺は突然矛兄を亡くして舞い込んだ跡取りがしんどくて、重かった。<br><br><br>「それでも、嫌いにはなれんかった。」<br><br><br>あぁ、そうやった。<br>お姉と矛兄は――――……<br><br><br>「俺も、嫌いやない･････。<br>重いし、しんどいけど、捨てようとは思わへん。」<br>「そうやったら、アホな矛造のマネとか、代わりとか思わんとアンタらしくあればええねん。」<br>「おん」<br><br><br>優しい言葉、欲しい言葉、それを的確にくれるこの人がホンマに姉みたいで好きやった。<br><br><br>「それにな、柔造、あのアホのマネしたり、代わりになろうとし過ぎたら、変態になんで」<br><br><br>にっこりと爆弾を投下してきたお姉の言葉を聞こえないふりをして、そのまま少しの休息をとることにした。<br><br><br>もう少し、<br>あと少しだけこうさせてくれたら、もっと強くなって見せるから<br><br><br>―――――<br><br><br>甘えたな子供の頃の柔兄が書きたかった。<br>矛兄が亡くなって、こんな葛藤があれば良いと思う。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11265417807.html</link>
<pubDate>Thu, 31 May 2012 17:41:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊臆病者への罰と代償</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>知らないフリをして来た。<br>気づかないフリをして来た。<br>この関係が心地好すぎて、不変を願ってたんだ。<br>年下の幼馴染みとは兄妹のような関係で、本当の兄妹みたいな関係が何年も続くとそれはで周りにも定着していた。俺はそれで満足していた。<br>だけど、時々千花は女の顔で、目で、雰囲気で俺をみる。<br><br><br>「トシ兄、あの、ね････」<br><br><br>あぁ、ほら、まただ。<br>だから、俺はあえていつも通りの俺で接する。<br><br><br>「千花、今から総悟と見廻りだったな。アイツがサボらねｪようにしっかり、見張ってろよ？」<br><br><br>頭をﾎﾟﾝｯと撫でながら、そう言えば千花は一瞬瞳を揺らしたがすぐに笑顔を取り繕って頷いた。<br>“大丈夫、任せて”とそれを聞いて俺は安心する。まだ、大丈夫だと、限界が来ていることに目を反らして<br><br><br>「じゃあ、行ってきます。」<br><br><br>背を向けた千花が涙をこぼしている事にも気づかずに、自分と千花の距離を守ることに必死だった。<br>気付いてと、知ってと、必死に訴えかけてくる千花を見て見ぬふりをして、今日も俺は千花の兄として振る舞うのだ。<br><br><br>「土方さんはつくづくヒデェ男でさｧ」<br><br><br>気持ちの悪い目のついた赤いアイマスクを額に上げた総悟の言葉にﾄﾞｷｯと心臓が脈を打つ。<br><br><br>「何の事だ。つか、ﾃﾒｪは千花と見廻りだろーが、何やってんだよこんな所で」<br><br><br>誤魔化しつつ、仕事をサボろうとしている総悟に説教じみたことを言えば、いつものおちょくるような目ではなく、真剣な目をしていた。<br><br><br>「蛇の生殺しのままじゃ千花が可哀想だって言ってんでさｧ。土方さん、アンタとっくの昔に気付いてんだろ？なのに気づかないフリ、知らないフリ、いつまで続けるつもりなんでｨ」<br>「うるせぇんだよ。ﾃﾒｪに関係ねｪだろ。」<br><br><br>何一つ知らない奴に言われたかねｪんだ。<br><br><br>「俺達はいつ死んでも可笑しくねｪ場所にいるんですぜｨ？迷いのあるものから死ぬ。それを鬼の副長ともあろうアンタが知らねｪ訳ありやせんよねｨ？」<br>「･････」<br><br><br>千花は不安定だ。少しの油断が死に繋がると言うのに、今のままではいつ死んでも可笑しくねｪ。<br><br><br>「千花とこれ以上距離が近くなって、離れられなくなるのがそんなに怖いんですかｨ？千花が向き合おうとしてんのにアンタはいつも逃げてばっかでさｧ。」<br>「さっさと仕事に行け」<br>「怖いのがアンタだけじゃないってことｻｯｻｯと気づかねｪと手遅れになりやすぜ？」<br><br><br>言うだけ言ってどこかに消えた総悟の言葉が胸に突き刺さる。<br>これ以上距離が近くなれば俺は千花を喪ったとき、今まで通りで居られる自信がない。<br>これ以上距離が近くなれば、俺は千花の手を離せなくなる。<br>距離が近くなれば、なるほど俺は千花を喪ったときが怖くて、怖くて仕方がないんだ。<br><br><br>「副長ｯ！千花ちゃんが何者かに誘拐されました！！」<br><br><br>臆病な俺は、大切な奴を傷つけることしか出来なかった。<br><br><br><br>翌朝、身体中を痛め付けられた千花が首と胴が離れた状態で屯所に届けられた。<br><br><br><br>ｵﾜﾘ
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11112119333.html</link>
<pubDate>Tue, 20 Dec 2011 15:10:57 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊彼女の死に様</title>
<description>
<![CDATA[ <br>普段は頭の上で結い上げられていた黒髪は下ろされ、女が歩くたびにその振動に揺れる。白い肌の上に纏う白い着物、死装束は女を儚く魅せたが、女の黒眼は心情を表すように真っ直ぐに処刑場となる場所をみつめていた。<br>これから女は、侍として最も屈辱的な死を迎えるのだ。戦地で一人、誰にも気づかれずに死ぬわけでもなく、自ら腹を斬り己の意思を貫くわけでもなく、押さえ付けられ首を落とされる。<br><br><br>「･････ｯ」<br><br><br>その様子を見て、悔しそうに歯噛みしたのはかつて女が働いていた真選組の者達だった。<br>女は罪など何一つとして犯していない。<br>それでも女は処刑されるのだ。貴族の息子をフッたがために<br><br><br>―― 総悟、アンタと一緒になれないなら私は死を選ぶよ ――<br><br><br>「椿･････」<br><br><br>愛した恋人が目の前で処刑されるのをただ見ていることしか出来ない自分に沖田は苛立った。だが、自らの感情のままに行動すれば真選組がどうなるのかよく理解していた。それ以上に椿の覚悟も無駄になる。<br><br><br>「･････」<br><br><br>噛み締めた唇や、握り締めすぎて爪が食い込んだ掌からは血が流れた。<br><br><br>―― 総悟、 ――<br><br>―― 不名誉な死なんかじゃない。私は、アンタとのこの関係を守って死ねるなら、喜んで死ぬよ。 ――<br><br><br>「罪人―――――……」<br><br><br>椿の処刑が始まる。<br>沖田は目を反らすことなく、椿の真っ直ぐに伸びた背中を見続けた。最後の瞬間まで、女の生きざまを見届けるために、女が生きているその最後の瞬間まで･････<br><br><br>振り上げられた刀が地面に押さえ付けられた女の首に向かって振り落とされた。<br><br><br>ｻﾞｼｭｯ<br><br><br>「―――――……！！！」<br><br><br>赤いモノが飛び散り、女の頭が胴から切り離された瞬間、沖田は悲鳴を上げそうになった。<br>だが、開いた口からは言葉は出ずにただ目を見開いてその光景を見続けるしかなかった。<br><br><br>―― そーご、また、そんな顔して･････ ――<br><br><br>―― ほら、またには笑ってみなよ ――<br><br><br>最愛の恋人の死を前にして思い出した言葉に、沖田は口角を上げて笑おうとした。<br><br><br>「総悟、」<br><br><br>隣にいた近藤が今にも泣きそうな顔で、沖田を呼んだ。<br><br><br>「アイツは最期まで笑っていたな。けどな、お前は笑わなくても良いんだ。」<br><br><br>近藤の角度から少しだけ見えた椿の表情は、死への恐怖でも、理不尽な世界への怒りでもなかった。ただ、幸せそうに笑っていた。<br><br><br>「大切な人間が死んだのに、無理して笑う必要なんかない。」<br><br><br>人前では絶対に泣かなかった沖田は、辛そうな表情で笑っていた。<br><br><br>―― そーちゃん ――<br><br><br>―― そーご ――<br><br><br>―― 総悟 ――<br><br><br>―― 大好きだよ、総悟 ――<br><br><br>椿との思い出が込み上がって、沖田は膝から崩れ落ちた。そして、ﾄﾞﾝｯと地面をありったけの力で殴るった。<br><br><br>「ｲﾃｪ･････」<br><br><br>透明な滴が沖田の頬を流れ落ちていく。<br>声に出して泣くことはなかったが、涙を流す沖田に誰もがこのときだけは、沖田の涙に気づかぬフリをした。<br><br><br><br>ｵﾜﾘ<br><br><br><br>色々有りもしないことを捏造してしまいましたが、何とか書き上げてみました。<br>ここまで読んでくださってありがとうございます。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11104223151.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Dec 2011 19:29:15 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊それは無理です</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>家が隣同士で小さい頃に両親を亡くした私を育ててくれたのは幼馴染みの親。住むところは別だけど、何かと気にかけてくれる優しい人たちで私はすぐに好きになった。<br>だけど、その母親は幼馴染みの妹を産んでから体調を崩し、今となっては私が今までの恩返しをするために家事をしていた。<br>今日も朝早くに起き、朝御飯を作る。そして、まだ寝ている幼馴染みの部屋に入れば、こんもりと盛り上がった布団の中にいる幼馴染みを起こす。<br><br><br>「神威、朝だよ」<br><br><br>ご飯も出来てるから起きて、そう言えば寝起きの声が聞こえた。次いで、ムクッと起き上がって潜り込んでいた布団から現れた神威に思わず目を見開いた。<br>幼馴染みの神威は夜兎特有の白い肌に、綺麗な青い瞳、そして父親と同じ黒髪をしていたはずだ。だけど、今、目の前にいる神威の髪は母親と同じ綺麗なサーモンピンクになっていた。<br><br><br>「･････は？え、ちょっ、えぇ、」<br><br><br>思わずマジマジと髪を見る私に神威は、何故か満足そうに笑みを浮かべた。<br><br><br>「その髪どうしたの？」<br><br><br>艶々としていた綺麗な黒髪は、愛らしい色になっていた。<br><br><br>「父親と同じ黒髪だったら、将来的に絶望的な頭になるだろ？だから、染めたんだ」<br><br><br>賢いだろ？とまるで、誉めて誉めてと言い出しそうな神威に、さすがに神を染めても生まれ持った遺伝子は変わらないよとはさすがに言えなかった。<br><br><br>神威さん、神威さん、それは無理です<br><br><br>あの後直ぐに、母親にサラリと笑顔で真実を言われた神威さんは意地となって髪を染め続けてます。<br><br><br>ｵﾜﾚ
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11102806539.html</link>
<pubDate>Sat, 10 Dec 2011 11:54:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊奇跡ならば＊沖田夢</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>「総悟、総悟はもしも私が居なくなったらどうする？」<br><br>よく晴れた日。仕事をサボって、二人で河原に寝転んでいたら、突拍子もないことを言い出した幼馴染みに、近づいてきていた睡魔が何処かに飛んでいってしまった。<br>お気に入りのアイマスクを片手で少しだけ捲り上げ、隣を見たら空を見上げている幸実の横顔が見えた。<br><br><br>「居なくなるってのは、死ぬってことかｨ？それとも出張のことかｨ？」<br><br><br>刀振り回してる俺達は、いつ死ぬとも分からねｪ。化と言って、俺も幸実もそんなに弱くねｪ。むしろ、自惚れではなく強い。<br><br><br>「んー、どうだろ？だけどさ、生きていても一生会えずに死ぬんだったら死んでるのと同じかな？」<br><br><br>相変わらず、空を見上げている幸実にムッとしつつもそれを顔に出さずにポーカーフェイスを貫く。<br>幼馴染みは家族と同義語なんじゃないかと思うくらい俺達の距離は近い。だからこそ、他人が知らない幸実を俺は知ってる。それはかなりの優越感だが、同時に厄介だと感じる。家族だからこそ、近い距離が心地よいからこそ、壊すことが怖くて何年も幼馴染みで収まることで、何年も片想いをしてる。<br><br><br>「･････俺は会えなくても、生きているのと死ぬのは違うと思いやすぜ。」<br>「どうして？」<br>「会えずに死ぬことになっても、死ぬ寸前まで会える可能性が０じゃないからでさｧ。」<br><br><br>そう言えば、幸実はようやく俺を見た。<br>目をぱちくりさせていて、かなりの間抜け面だが<br><br><br>「ハッ、アハハッ、そうだね。そんな奇跡が起こるかもしれないなら、生きていて欲しいね」<br>「良い子にしてたら、奇跡も起きまさｧ」<br><br><br>幸実は、サンタのプレゼントを待つ子供じゃないんだからと笑う。俺も幸実が笑っているのが嬉しくて笑った。<br>二人で笑う光景は回りからしたら意味がわからなくても、俺には大切な時間だった。<br>その後はいつも通り屯所に帰って、サボったことを土方に怒鳴られて、飯を食って、風呂に入り、寝た。次の日も同じようなことが繰り返されるのだろうと信じて疑わずに<br><br><br>「は、待ってくだせｪ。どういうことですかｨ？」<br><br><br>朝、食堂に行くといつも居るはずの幸実の姿がなく、起こしに行こうとしたら土方に引き留められた。<br><br><br>「幸実はもう地球には居ねｪ。始発の便で宇宙に行った。」<br>「総悟、幸実は剣の腕を買われてある星の王族の護衛に派遣されたんだ。」<br><br><br>いつその任期が終わるのかも分からない。<br>ただ、上からの命令に幸実は躊躇うことなく頷いたのだという。俺のために･････<br><br><br>「幸実がダメなら、総悟、お前でも良いと言ってきたんだ。幸実は、総悟は隊長だから抜けるわけにはいかないから自分が行くと言った。」<br>「･････ｯ」<br>「総悟、幸実からの伝言だ。『良い子にしてたら奇跡は起こる』だとよ。」<br><br><br>馬鹿だ、馬鹿だとは思っていたけどここまで来たら･････<br>熱いモノが頬を伝うのを感じて、俯いた。<br><br><br>「今日は休め」<br><br><br>近藤さんの言葉に、グッと手を握りしめて涙を腕で拭いた。<br><br><br>「そうしたいのは山々なんですが、良い子にしてないと奇跡は起こらないんでねｨ。」<br><br><br>だから、帰ってこい。<br>そうしたら今度は言ってやりまさｧ。<br>幸実、アンタが有り得ないくらいに好きだってねｨ。<br><br><br>―――――<br><br><br>「地球はやっぱり、空気が美味しいな～」<br><br><br>ターミナルから出てきた黒い制服を着た女はそう言って、嬉しそうに笑うとタクシーに乗り込んだ。<br><br><br>「おじさん、真選組の屯所まで行ってくれる？」<br>「真選組？アンタ、その黒い制服、真選組の人間なのかい？」<br>「そうだよ。長期任務で今、帰ってきたの。」<br><br><br>女を乗せたタクシーは真選組の屯所に向かって走り出した。<br>屯所の入り口の前で止まったタクシーから、女は降りると何の躊躇いもなく屯所の門を潜った。<br><br><br>「ただいま！」<br><br><br>偶然か、必然か、そこにいた男・沖田と出会った女は満面の笑みを浮かべた。<br><br><br>「･････ｯ幸実！！」<br><br><br>再び会えた奇跡に二人は、それぞれの想いを告げる。<br><br><br>「「愛してる」」<br><br><br><br>ｵﾜﾚ
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-11087280773.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Nov 2011 21:38:21 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊嫁入りの前夜</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>「本当に良いのか？」<br><br><br>縁側で三日月を見ていた奈緒の後ろから男の声がした。<br>それに振り返ることなく、奈緒は返事をする。<br><br><br>「当たり前でしょ」<br><br><br>軽く笑うような声で返された言葉に、辛そうな表情を浮かべる男・近藤は、奈緒の小さな背中を見つめていた。<br>明日、奈緒は好きでもない男に嫁ぐ。<br>本当は誰よりも辛いはずの妹は、何度尋ねても大丈夫だと笑うのだ。<br>大丈夫なはずなどないと分かっているのに、近藤には奈緒を止める術も、助ける術もなかった。<br><br><br>「すまない･････」<br><br><br>震える声でようやく絞り出された声に、奈緒は振り向いて大丈夫だと笑いかける。<br><br><br>「気にしないで、私が自分で選んだのよ。<br>自分で決めて断らなかったの。だから、兄さんが気にすることじゃないわ。」<br><br><br>それに近藤は違うと言いたかったが言えなかった。<br>断らなかったんじゃない。断れなかったのだ。断れば、真選組の存続すら危うくなるような相手だから<br><br><br>「俺が･････」<br>「兄さん、私幸せになるから、だから、明日は笑顔で送り出してね？」<br>「良いのか？ト」<br>「あの人が護りたいモノを一緒に護れるだけで、私はすごく幸せだから」<br><br><br>例え、共に刀をとって戦えなくても、隣に居ることも、笑い合うことも出来なくても、構わないと奈緒は笑うのだ。<br><br><br>「それにね？きっと、あの人は私を見てくれない。ミツバが好きだから、私を選んだりしないわ。」<br>「そんなの分からないだろ！いつか、振り向いて貰えるかも知れないのに･････」<br>「そうね。そうなれば良いかもしれない。<br>だけど、私はそんなあの人を好きになったから」<br><br><br>まるで、自分に言い聞かせるような口調でそう言った奈緒に近藤はそれ以上何も言えなくなった。<br><br><br>「じゃあ、おやすみ。兄さん」<br><br><br>奈緒はそう言って自室の中に入っていった。<br>大切な妹。家族だからという理由を除いても、綺麗な容姿をした、よく出来た妹。<br>いつか自分よりも先に結婚するのだと分かっていても、こんなカタチで嫁ぐとは思いもしなかった。<br>幸せな、誰からも祝福されるそんな結婚だと思っていた。<br>だから、近藤は奈緒への罪悪感で一杯だった。<br><br><br>「眠れねぇのか？近藤さん」<br><br><br>奈緒の座っていた場所を見ていた近藤の元に近づいてきた。<br><br><br>「あぁ、ちょっとな･････」<br><br><br>困ったように笑う近藤に、土方はすぐに察した。<br>近藤も自分と同じなのだと<br><br><br>「トシはどうした？」<br>「いや、俺も寝れなくてな･････」<br><br><br>政略結婚、共に戦い、死線を潜り抜けた仲間を幕府に売るようなカタチで嫁がせることに己の不甲斐なさを思い知らされる。土方は奈緒の部屋を見て、近藤に視線を移した。<br><br><br>「あれ？近藤さんと土方さん、お揃いでどうしたんですかｨ？」<br>「何だ、総悟も眠れねぇのか？」<br><br><br>現れた沖田に近藤は笑いながら言った。<br><br><br>「昼間に寝過ぎちまったみてｪでさｧ」<br><br><br>頭をかきながらそう言った沖田が、本当は最近昼寝もしていないことを知っている二人は、相変わらず素直じゃない沖田にそうかと返した。<br><br><br>「奈緒がもっと、近藤さんみたいに嘘もつけねぇような奴だったら」<br>「そうだな･････」<br>「アイツは近藤さんと違って嘘が上手いからな。自分の感情も簡単に無かったことにする。」<br><br><br>三人はそれぞれの思いで、奈緒の部屋を見る。<br>ずっと傍に居て、笑顔を見せてくれた大切な妹。<br>武州からずっと近くにいて、ずっと支えてくれたかけがえのない存在。<br>背中を預けられる大切な仲間。そして<br><br><br>「土方さんはそれで良いんですかｨ？今回は姉上の時と違って、奈緒が望んだ訳じゃねぇんですぜｨ？」<br>「･････それでも、アイツが選んで決めた事だ。今さら何か言ってアイツの決心を鈍らせるわけにはいかねぇだろ。<br>だから、俺はアイツの帰ってくる場所を護る。<br>けど、もしアイツが助けを求めるなら俺は･････」<br><br><br>愛した女。<br>どんな方法でも助け出す。<br><br><br>「トシ、お前･････」<br>「俺は寝る。近藤さんと総悟もさっさと寝ろよ。」<br><br><br>土方が自室へと消えていくのを見た沖田は肩を竦める。<br><br><br>「相変わらず、ヘタレですねｨ。<br>それじゃあ、俺もそろそろ寝まさｧ。」<br><br><br>沖田も土方に続いて自室へと消えた。<br>廊下に一人残された近藤は、奈緒と小さく名前を呼ぶ。<br><br><br>「本当に良いのか？」<br><br><br>答えのない問いかけ。<br>それは襖の向こうで寝たふりをして居る奈緒に向けたものか、自室で行き場のない感情に苛立っている土方に向けたものか、または双方に向けたものか定かではなかった。<br>近藤は悲しそうな顔のまま部屋に戻った。<br><br><br>翌朝、奈緒は必要最低限のものが入った鞄を手に持って玄関に立った。<br><br><br>「それじゃあ、行ってきます。」<br><br><br>最後の最後まで偽りの笑顔を浮かべたまま、別れを告げた言葉に土方達は、奈緒の小さな背中を見送った。<br><br><br>（大好きだよ。トシ）<br>（奈緒に惚れてる。）<br>（（だから））<br>（貴方の大切な場所を護るよ）<br>（お前の帰る場所を護ってみせる）<br>（（それが））<br>（帰る場所を護ると言ってくれた貴方への返事だから）<br>（行ってきますと言ったお前に対する返事だ）
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-10921132451.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Jun 2011 16:14:21 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊終わりという名の始まり 9</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>碧の眠っている部屋に静かにエスプレッソの入ったカップを傾けるリボーンと窓際に置いた椅子で読書をしている風がいた。<br><br>二人の間に会話はなく、それぞれが好きなことをしていた。<br><br>だが、眠っていた碧がゆっくりと目を開けた瞬間に、その場にいたリボーンと風は、碧の元に駆け寄った。<br><br>碧は時折、瞼を開けてはすぐに眠りについてしまう。それはディーノの屋敷からｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉしか知らない場所にある秘密の屋敷に移ってからも何度かあった。<br><br>だが、今回は違った。<br><br>二人はそう確信していた。<br><br><br>「碧、」<br><br>「･････」<br><br><br>二人は碧の意識が覚醒するのを待った。<br><br><br>「･････こ、こは？」<br><br><br>掠れた小さな声で、吐き出された言葉に答えたのはリボーンだった。<br><br><br>「ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉの屋敷だ。」<br>「･･･ｱﾙ、ｺﾊﾞﾚｰﾉ･････？･････！！？」<br><br><br>碧はリボーンと風を見た瞬間、目を見開いた。<br><br><br>「･････て、どうして、」<br><br><br>困惑している碧に、リボーンと風は顔を見合わせた。<br><br>目を覚ましたら、知らない場所にいた事だろうと二人は説明しようと口を開こうとした。<br><br>だが･････<br><br><br>「いつ、呪いが解けたの･････？」<br><br>「「！！？」」<br><br><br>「リボーン？風？」<br><br><br>碧は腕に力を入れて上半身を起こそうとしたのを見た風は、碧の背中に腕を回して起き上がらせる。<br><br><br>「覚えてないのか？」<br><br><br>リボーンが真剣な眼差しで碧を見て言えば、碧は困惑したように風に視線をやる。<br><br><br>「碧、眠る前に何があったが覚えていますか？」<br><br>「え･････」<br><br><br>碧はその質問に戸惑いながらも記憶を巡らせる。<br><br><br>「･････赤ん坊のリボーンがｼﾞｬｯﾎﾟｰﾈに来いって言われて、飛行機に乗ったけど」<br><br><br>それは碧がツナに会う前までの記憶しかないことを意味していた。二人は顔を見合わせて、小さく頷いた。<br><br><br>「碧、信じられねぇかも知れねぇが、それからもう10は経った。」<br>「あの日、碧の乗った飛行機が墜落してその衝撃で碧は今までずっと眠っていたんです。」<br><br><br>碧はそれに驚いたが、取り乱すことも疑うこともなかった。<br>あの頃の碧はｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉの事を何よりも信頼していたため、ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉがそうだと言ったなら疑ったりはしなかった。<br><br><br>「そう、だったの･････」<br><br>「はい。碧、まだ体は本調子ではありませんからもう少し休んでください。」<br><br>「うん･････」<br><br><br>碧は再び目を閉じて眠りについた。<br>その晩、ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉたちが全員集合した。そして、碧を守るための嘘を作り上げたのだ。<br>全てはたった一人の大切な人のために、ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉは全てを敵に回す覚悟をした。<br><br><br>あの日、生まれたばかりの赤ん坊を見た日に抱いた感情を胸に―――……<br><br><br>「琴乃、」<br><br><br>―― リボーン、約束よ<br><br><br>―― 私の娘を護って<br><br>「約束だからじゃねぇ。碧を愛してるから護ってやる。」<br><br><br>―― 私の代わりに<br><br><br>碧を産んで死んだ前雪の守護者とした約束は関係ない。<br><br>ただ、愛しい女を護る。リボーンは碧の寝顔を見ながらそう再び誓った。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-10920176098.html</link>
<pubDate>Sat, 11 Jun 2011 17:57:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊終わりという名の始まり 8</title>
<description>
<![CDATA[ <br><br>執務室で机に座って、ペンを走らせていたツナは、ふと手を止めて机に四つ飾られたアンティークの写真立てを見た。<br>写真立てには中学生の頃に撮ったツーショットのモノや、高校に上がってから撮ったモノ、イタリアに来てから撮ったモノ、そして、結婚式の時に撮ったモノが飾られていた。<br>それらには幸せそうに満面の笑みを浮かべる碧とツナがいた。<br><br><br>「碧･････」<br><br><br>ツナは、いとおしむように名前を呼んで笑った。<br><br><br>「必ず、俺から君を奪ったやつを探して、殺すからね？」<br><br><br>だから、待ってて<br>そう言ったツナの笑みは狂気を宿していた。<br>壊れ始めたツナの心は、復讐と言うカタチで碧の居ない空虚な心を埋めようとし始めた。<br><br><br>「碧」<br><br><br>結婚式の時に撮った写真が入った写真たてを手にとって、ツナはそれに口づける。<br><br><br>「愛してるよ」<br><br><br>必ず、見つけるから―――……<br><br><br>ピースを一つ失った歯車がゆっくりと狂い始める。<br>カチカチと確実に狂い、壊れる歯車は誰にも止めることはできない。<br>ただ一人、碧を除いては……<br><br><br><br>―――――――<br><br><br><br>体が浮いているような浮遊感に襲われながら、尚も体は目を開けず眠ろうとする。<br>頭に響く声を無視して、深く、深く眠りに堕ちていく。<br><br><br>『･･･テ･････ケテ････』<br><br><br>止めて、眠らせて、もう疲れたの。<br><br><br>『･････ヲ、アケテ、オネガイダカラ･････』<br><br><br>また、あんな思いをするくらいなら二度と起きたくない。<br><br><br>『デモ、ナイテルヨ･････？』<br><br><br>誰が？<br>だけど、どうでも良いわ。<br>だって、あの人に私はもう必要ないもの。<br>あの人が私を必要としないなら、生きる意味なんてないの。<br><br><br>『コウカイシナイノ･････？』<br><br><br>『ウソダヨ。ダッテ、ナイテルノハ、ゴシュジンサマダヨ。』<br><br><br>私が？<br>嘘。<br>だって、もうずっと泣いてない。<br>悲しいなんて、苦しいなんて、感じてない。<br><br><br>『ナカナイデ、ゴシュジンサマ、ボクハシッテルカラ、ズット、ナイテタノヲ』<br><br><br>止めて、止めて、止めて、<br><br><br>『ゴシュジンサマハヒトリジャナイ<br>ダカラ、オキテ』<br><br><br>止めて、二度と見たくないの。<br>あの人が私以外に優しくしているところも、あの人が私以外に触れるところも、あの人が私以外に笑顔を見せる所なんてもう見たくもない。<br><br><br>『･････ナラ、ゴシュジンサマガカナシマナイヨウニ、キオクヲフウインシテアゲル』<br><br><br>えっ･････？<br><br><br>『ボクハゴシュジンサマガナクトコロナンテミタクナイ』<br><br><br>待って――――――……！！！<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-10907910006.html</link>
<pubDate>Mon, 30 May 2011 16:45:41 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夢小説＊終わりという名の始まり 7</title>
<description>
<![CDATA[ <br>ディーノの所からボンゴレに帰るために、車を運転しながら碧の寝顔を思い出していた。<br><br>一年前、いや、もっと前だ。<br>まだ、ｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉ呪いを受けていた頃、碧とツナが会った日の事を俺は後悔している。<br>あの日、会わせるべきじゃなかった。<br>もっと、ツナが10代目ボンゴレボスに就任する日に会わせれば良かったんだ。そうすれば、碧は今も俺のそばで笑っていた。<br>俺が愛した笑顔で、笑っていた。<br><br><br>「･････ﾁｯ」<br><br><br>後悔しても仕方がないと分かっていても、後悔せずにはいられなかった。<br><br><br>「碧」<br><br><br>―― リボーン<br><br><br>俺は、お前から笑顔を奪い、お前の心を壊したツナを許せない。<br>だから、ツナをお前に会わせたくない。<br>お前から笑顔を奪う奴は俺が許さねぇ。<br>だから･････<br><br><br>「早く目を覚ませ」<br><br><br>―― 私は、約束だから死ねないの<br><br><br>約束に縛られ、死ぬことが出来ず必死に生にしがみつく碧の瞳は光を宿さなくなった。<br>死んだ目で生きることに執着する碧にも気づかないツナを許さない。<br><br><br>―― リボーン、貴方が居てくれたから私はココに居れるの<br><br><br>誰が相手でも守ってやる。<br>胸ポケットから携帯を出して、電話を掛ける。<br><br><br>「コロネロ、そっちの準備は後、どれくらいで終わる？」<br>『後、一週間もあれば終わるぞコラッ』<br>「５日で終わらせろ。」<br>『何があったんだコラッ』<br>「念の為だ。獄寺と山本が気づいたみてぇだからな。」<br>『３日で終わらせるぞコラッ』<br><br><br>碧は護る。<br><br><br>「言ったからには死ぬ気でやれよ。他の奴には知らせておく。３日後の夜に実行だ。」<br><br><br>俺が、俺達がｱﾙｺﾊﾞﾚｰﾉが、碧を護る。<br>ツナ、後悔しても遅ぇぞ。碧は二度とお前のもとには戻らない。<br>例え、ツナやボンゴレが壊れても―――……<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/3310hiren/entry-10906054481.html</link>
<pubDate>Sat, 28 May 2011 21:47:50 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
