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<title>本マンガメモメモ</title>
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<description>読んだ本、マンガ、映画等の感想のメモメモ。備忘録的な！基本ネタバレ含みます。</description>
<language>ja</language>
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<title>舟を編む/三浦しをん　</title>
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<![CDATA[ <p>舟を編む/三浦しをん　☆☆☆☆☆</p><br><br><p>最高に面白かった!!!</p><p>本屋さん大賞だし帯が雲田はるこだし気になっていたのだけど、最初の10ページ目からもうゾクゾクするほど面白かった!!!</p><br><br><p>おもしろポイント</p><br><p><font size="3"><strong>①魂を賭して何事かをやり遂げる人々の美しさ</strong></font></p><p><font size="3"><strong>②キャラクターが立ってて魅力的</strong></font></p><p><font size="3"><strong>③日本語を、言葉を知ることや使うことの尊さ</strong></font></p><p><font size="3"><strong>④さらっと読みやすいのに、じんとする一文がある</strong></font></p><br><p>を身に染みて感じることができる作品。</p><br><br><p>出版社を去らなくてはいけない荒木が後任として選んだ馬締という不器用な青年を中心とした、何十年にも及ぶ辞書作成の道のりと携わる人々の生きざまを描いたストーリーとなっている。</p><br><p>まず①は、登場人物全員が、辞書作成だけでなく真摯に仕事に向き合い生きている。</p><br><br><p><font color="#9370db">「荒木君と辞書を作れて、本当によかった。きみがどんなにがんばって探してくれても、きみのような編集者とは、きっともう二度と出会えないでしょう」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「なぜ、新しい辞書の名を「大渡海」にしたかわかるか。辞書は、言葉の海を渡る舟だ</font></p><p><font color="#9370db">ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために。</font></p><p><font color="#9370db">もし辞書がなかったら、俺たちは漠然とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「すみません。相手にも同等かそれ以上の真剣さを求めてしまうのが、俺の悪いところです」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">有限の時間しか持たない人間が、広く深い言葉の海に力を合わせて漕ぎだしていく。こわいけれど、楽しい。やめたくないと思う。真理に迫るために、いつまでだってこの舟に乗り続けていたい。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">歓声が上がった。開発担当者が両手を挙げ、開発部長と営業部長は握手を交わし、宮本と営業課長は感極まってひっしと抱き合っている。岸辺は、中年男性がこんなに手放しで喜ぶ姿をはじめて見た。</font></p><br><p><br><br></p><p><strong>②登場人物</strong></p><br><p>主人公の馬締も、不器用で口下手で気がきかなくて見た目も冴えなくて、でも辞書作成という自分の特性を活かせる場所に来てからは情熱的に、異常とも言える執念を燃やして突き進んでゆくとても魅力的で愛せる人物だ。</p><br><br><p>でも私がすごく共感したのは、馬締を部署に引っ張ってきた西岡だ。<br></p><p>最初は軽薄で馬締を軽んでいて松本や荒木等の辞書作成の中心人物からも若干信用が薄くて、何だこいつと思った。</p><p><br>でも、話が進んでゆくうちに、最も読者に近い存在であり、かつだからこそ憎めない人物であることに気づく。</p><br><p>西岡はやっと人数が増えた、と思った辞書編集部から他部署へと異動となってしまう。西岡は西岡なりにやる気を持って、自分なりのやり方で取り組んできたにもかかわらず途中退場となってしまう。<br>また、異常ともいえる馬締の辞書への情熱を目の当たりにして、自分には無理だと、ここまで自分を賭すことはできないと思いながら、その能力に嫉妬する自分を感じることになる。</p><br><p>そのことに対しての鬱積や悔しさ,超人とも言えるような情熱的な人々のなかにおいて「なんでそこまでできるんだ」という視点にそれは読者に最も近い感覚で抱えながらも、西岡は対外関係交渉の下手な馬締のための引き継ぎや根回しをきっちりと行ってゆく。</p><br><p><br>それはもちろん馬締の人柄や真面目さ、仕事に対する実直で熱い情熱に影響されたものは大きいけど、それでもそうやって自分のできることを全力で全うしてゆく姿勢は素晴らしいし、報われてほしいと切に願わせるものがある。</p><p>そして、その場面は来てくれる。</p><br><p><br><font color="#9370db">「西岡さん、俺は、西岡さんが異動になること、本当に残念です。『大渡海』を血の通った辞書にするためにも、西岡さんは辞書編集部に絶対に必要なひとなのに」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">なるべくまばたきを減らして、パソコン画面を見据えるようにした。うっかりすると泣いてしまいそうだ。<br>うれしかった。もし、馬締以外のものが言ったのなら、同情か心にもない慰めだと受け取っただろう。西岡にはわかった。馬締の言葉は真情から発されたものだ。</font></p><p><font color="#9370db">そんな馬締の言葉だからこそ、西岡は救われる。要領が悪く、嘘もおべっかも言えず、辞書について真面目に考えるしか能のない馬締の言葉だからこそ、信じることができる。</font></p><br><br><p>認めてもらえるからこそ自分のなかにもある情熱に気づくことができて、目をそらさない生き方をするようになる。それが本当に嬉しかった。</p><br><p><br>欲を言えば、元から関わっていた馬締以外の人間が若干西岡を軽んじている節があるので、そのあたりの人々にも認めてあげてほしかったのと、何で馬締をスカウトすることを提案したのかの明確な理由がなかったような印象だけど、まあいいとする。</p><br><p><br><strong>③日本語を、言葉を知ることや使うことの尊さ</strong></p><p><strong><br></strong></p><p><br><font color="#9370db">どれだけ言葉を集めても、解釈し定義づけをしても、辞書に本当の意味での完成はない。<br>一冊の辞書にまとめることができたと思った瞬間に、再び言葉は捕獲できない蠢きとなって、すりぬけ、形を変えていってしまう。辞書づくりに携わったものたちの労力と情熱を軽やかに笑い飛ばし、もう一度ちゃんとつかまえてごらんと挑発するかのように。<br>馬締にできるのはただ、言葉の終りなき運動、膨大な熱量の、一瞬のありさまをより正確にすくいとり、文字に記すことだけだ。</font></p><br><br><p><font color="#9370db">なにかを生み出すためには、言葉がいる。岸辺はふと、はるか昔に地球上を覆っていたという、生命が誕生するまえの海を想像した。<br>混沌とし、ただ蠢くばかりだった濃厚な液体を。ひとのなかにも、同じような海がある。そこに言葉という落雷があってはじめて、すべては生まれてくる。<br>愛も、心も。言葉によって象られ、暗い海から浮かび上がってくる。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p>これに尽きると思う。全ての感情も物事もこの世の事象全てを認識して象って他者と共有するもの、それが言葉であるということ、その尊さを改めておもわされた。</p><br><br><p><strong>④さらっと読みやすいのに、じんとする一文がある</strong></p><br><br><p><font color="#9370db">同時に荒木は、新たなる使命が胸に宿ったのも感じていた。親愛とさびしさと行く手に対する不安をたたえた、松本先生の表情を目にした瞬間に。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">濡れたように青く光って見つめてくる香具矢の目は、このうえなくうつくしかった。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">松本先生は顔を上げ、うつくしい蝶をつかまえた少年のように微笑んだ。</font></p><br><br><p>全体的には凄く軽やかな文体だけれど、好きな一文がいくつかある。</p><p>出会えてよかった。</p><br><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11247187576.html</link>
<pubDate>Thu, 10 May 2012 21:33:40 +0900</pubDate>
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<title>3月のライオン7巻　　羽海野チカ</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#669900" size="3">3月のライオン　7巻　　羽海野チカ　☆☆☆☆☆</font></p><p><font color="#669900" size="3"><br></font></p><br><p><strong>出るの待ってた!!</strong>!<br>だって今一番好きなマンガだから!!!<br>読んだ後すごい落ち込むけど好きだから!!</p><br><p>毎巻毎巻泣かせられるけど今回もだった。</p><br><br><p>いじめを受けていたひなが修学旅行で1人ぼっちになっているだろうことを察して会いに行く零、<br>それがどれほどひなの救いになっていたのかも分からないで「何の役にも立てなかった」というのを「そんな事ない」と言ってもらえた時の喜び、</p><br><p>新しい教師が<br><font color="#9370db">「お前ら38人もいて　当事者以外誰一人声も上げず　ここまで見て見ぬフリをしてきた代償だから」<br></font>と言って本気で介入してくれたこと、</p><p><br>三者面談でうまく言葉を返せなくて自分が不甲斐なくて泣くあかり、</p><p>きっとそんなあかりが傍にいてくれるだけで救われるひな、<br></p><p><font color="#9370db">「―そんなやつらのために　私が私の人生を棒に振る理由はひとつも無い」</font><br><font color="#000000">って思える強さを持つひとつの力にきっとそれはなったし、</font></p><p><br>同じ部の先輩たちが新人王を喜んでお祝いしてくれて、<br>初めて同じ学校の生徒が自分を対等の仲間として受け入れて共に喜んでくれたこと、<br>将棋の会長達に貰った「期待してるんだ」という言葉に出てきた零の涙がもう・・・・・・</p><br><br><p><font color="#9370db">「何だろうこれは　いったいぼくは　いつのまに出ていたんだ？こんな明るいところに<br>こんな　急に手に入ったものは　やっぱりまた　急に消えていってしまうのかなあ<br>―でも今は　ただうれしくて　うれしくて…」</font></p><br><p><font size="3"><em>零いいいいい！！</em></font>ってなるよね、よかったねよかったね！！！ってなるわこら。<br>覚えとこうって日記買いに行っちゃうとかもうほんと…かわいすぎるわ!!バカか!!</p><br><br><p>ずっと思ってるけど、マンガの実写化は嫌いだけどもしこの作品がなるのであればそれこそ二宮さんにやってほしい。<br></p><p>臆病さ、繊細さ、意固地さ、根底にある優しさ、そういう屈折しているけどきれいなものがきっと絶対ハマると思う!!!高校生役大丈夫だっていけるから!!!<br></p><br><p>結構救われた7巻だったけど、次は名人との対決できっとまた試練の次巻がたのしみだけど怖い!!</p>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11206568155.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Mar 2012 22:40:03 +0900</pubDate>
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<title>最近読んだもの</title>
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<![CDATA[ <p><br><font color="#ff9966" size="3">昭和元禄　落語心中（雲田はるこ）☆☆☆☆☆</font></p><p><font color="#ff9966" size="3"><br></font></p><p><font color="#ff9966" size="3"><br></font></p><p>このマンガがすごい2012　第二位だったから読んでみた。</p><p>面白かった!!久しぶりに「続きがすごく読みたい」と思える。</p><br><p>根が明るくてまっすぐで素直な主人公が、刑務所内で噺を聞いてあこがれていた八雲師匠の元へ出所して弟子入りを志願する。<br>非常に偏屈で弟子も取らない名人だが、気まぐれで主人公を弟子にしてやったことから話は始まる。</p><p><br>最後の名人と言われる八雲には、昔先代の八雲の兄弟子がいた。次期八雲になるのではと言われていた男、助六。八雲は他界した助六の娘を育てているが、なぜか確執をもって暮らしている。「助六を殺したのはお前だ」と主張する娘の言葉は何を意味するのか。</p><p>という内容。</p><br><br><p>・噺をしているときの各登場人物の表情や雰囲気を持たせるのがうまく、噺を知らないけど勉強したいと思わせる。<br>・八雲がおじいさんなのに妙に色っぽくて寂しそうで孤高で格好いい<br>・過去話の時の、もともと噺家になりたかったわけではなかった八雲が</p><br><p><font color="#9370db">「やはり私はこういうことが好きなのでしょう」</font></p><p><font color="#9370db">「落語が嫌になりかけていたのは信さんがいたからですが、落語を好きになれたのは信さんがいたからでした」</font>の心の移り変わりが丁寧</p><br><p>の3点がいいと思う。</p><br><p>特に八雲が、きっと助六がかけがえのない大事な人だったのだと思うけど、その人を失って<br><font color="#9370db">「助六と約束して果たせなかったことがある。二人で落語の生き延びる道を作ろう、ってね。どっちが一人欠けたってできねぇことなんだ。だからこの穴埋めておくれ」<br></font>という気持ちを今まで抱えて誰にも見せなかったと思うともう…。</p><p><br>これから<br>・何でアッサリ主人公を弟子にとったのか<br>・何でいきなり主人公と確執があった娘に</p><p>過去話を語りだしたのかが分かるといいなと思う。</p><p>しかしこのマンガ1年1冊ペースなんだね・・・・・</p><br><br><p><br><font color="#66cc00" size="3">地上はポケットの中の庭　（田中相）　☆☆☆</font></p><p><font color="#66cc00" size="3"><br></font></p><p><font color="#669999" size="3"><br></font></p><p>2012年このマンガがすごい!5位で、絵が好みだったから。</p><br><p>良かった!!<br>凄く雰囲気のある綺麗で丁寧で独特の世界観を持つ絵の描写がとても美しい短編集。自然と関連した話がほとんど。</p><br><p>特に宮廷の庭師が、大恩人である王と庭の思い出を紡いで、別れが来てしまう時の話が凄くいい。</p><br><p><font color="#9370db">「紅茶の香りの平原で　あなたにさよならをしなければならないのか」<br>「不思議だ　いくつになっても　悲しみに慣れない　いつかまたどこかで　あなたに会えるだろうか（会えるといい）　それまではここであなたの庭を守っている」</font></p><br><p>話自体は縁と恩と平和と歴史と別れというシンプルなものなのだけど、キャラクターの描き方が丁寧で愛着が湧くからこそ別れが悲しいのと、世界観が美しくて引き込まれてしまうからじんわりと染みこんでくるのだと思う。</p><p><br>虫と男の子の話は、会話の中で、虫が来年までは生きてられないことを示唆したのちの</p><p><font color="#9370db">「フフフ…だれしもだれしも」</font></p><p>がすごくいい。虫のくせに。</p><p><br>大家族のお父さんの話は、孫たちが庭でダンスを踊っている絵が凄く美しくて映画を見ているみたいな気持ちになる。</p><p>やっぱり絵がうまいって重要だな…</p><br><br><p><br><font color="#00bfff" size="3">BAKUMAN　17巻　☆☆☆</font></p><p><font color="#00bfff" size="3"><br></font></p><p>けっこう面白かった!</p><br><p>ネームを書かせて採点させるシステムを作るっていう発想が凄く面白いし「これ本当にやればいいのに」って思える。<br>対抗策が「今までの展開で伏線になりそうなところを後付でつなげて次の大きな展開へ持っていく」っていうやり方はあ、そういうやり方実際にみたことがある!大体ぼろがでるやつね!って思いつつ実際にうまくいけば凄く面白い転機っていうのは納得ができた。</p><p><br>その前段階での悩んでるときに出る</p><p>「新連載が出ると温存しておいた自信のある話をぶつける人はいる」</p><p>「そういうときのためにとっておいた話をぶつけるやりかた」っていう小ネタみたいなのもいい。</p><br><p>ベテランの作家に結局新しいシステムを作っていたキャラクターは負けるのだけど、ベテランの作家の勝因が「キャラクターの心　人の気持ちが分からなければ人の感情は描けない」っていうのも流れとしてちゃんと説得力があった。</p><br><p>サイコー達が次の作品を「今まで培った邪道と王道の正義をミックスした作品にする」っていうのも今までやってきたことが無駄になってなくて納得できた。<br>「少年誌だ、読者が求めているのは正義や友情、優しくて気持ちのいい読後感！邪道に終始していたらそれは出せない」もぐっとくる。</p><br><br><p>次巻が楽しみ！というかこの作品ラストスパートに入ったね？ちょっと寂しい気もするけど、まあもうこれ以上引き伸ばしてもエピソード伸ばしてるね感出るしいいと思う。</p><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11206543283.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Mar 2012 21:49:29 +0900</pubDate>
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<title>最近のマンガ、本まとめ</title>
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<![CDATA[ <p>近頃読んだものをまとめてザックリ</p><p><br><font color="#ff1493" size="3">・HER/ヤマシタトモコ　★★★</font></p><p>友達に薦められて読んだ。興味深い、という意味では面白かった。</p><p><br>色んな女の生き様の短編集という形式。</p><p>「私より醜くて性格の悪い女なんていくらでもいるのに何で私じゃないんだろう」って考える醜さとか、</p><p>毎日仕事に追われてずっとこのままだったらどうしようって考えたときの足がすくむ怖さだったり、</p><p>女子高生の「普通」の枠から外れないように生活することのくだらなさ、16歳の人間がみな経験する人類にあまねくふりかかる呪い、</p><p>生まれたときから裕福で素で優しかったり自然体な女が大嫌いって思う気持ちとか、</p><p>「私何にも考えないで「女の人って怖いよなー」とか言う男ってほとんど殺したい気持なの」とか、あーーあるあるわかるっていう話が詰まっていた。</p><p>でも最後の話の「だって女だもん」っていう返しかたは、分かるけどちょっと鼻につくっていうか、開き直るなよとも思うっていうかもっと別のタイプの女に言わせてほしいセリフだった。</p><br><p>あとがきの<font color="#ff0000">「転んで泥だらけになっても立ち上がる女の子が大好き」</font>って作者が言っていたのがまさにこの本の内容を表していると思う。</p><p><br><font color="#9370db" size="3">・バクマン。16巻　★★★</font></p><p>かなり勢いというか、面白さを取り戻した!</p><p><br>「最高に盛り上がって人気があるところで作品を終わらせたい」っていうのは確かに、人気がなくなってきたから収束させるよりもあるべき形なのかもしれないと思った。</p><p>そう言い出して「10週(だっけ?）連続で1位を取ったら終わらせる」のを防ぐ為に編集者や他の漫画家が本気を出すっていう展開はなかなか面白かった。<font color="#ff0000">おのおのが努力して立ち向かうっていう形</font>はやっぱり燃える。まあ、編集長そんなの許すなよって思ったけど…</p><p><br>他のところは相変わらず突っ込みどころがかなりあるというか、秋名?の編集者はどうしてこんなに作品に対してやる気が無いの??最低じゃない??だったり、新展開の「昔1発当てた作家にブレーンがついて再ヒットを飛ばす」話、多分ブレーンは前にネットで人数集めてアイディアを固めるっていうのをやった人だけど、あまり現実味が無いというか…そんな何人も連載できるようなアイディアとか生み出せるかね…みたいな。</p><br><p>あまり奇をてらった展開とか、新キャラとかはいいから、今ある土盤の中での連載を続けるときの苦悩だとか、努力だとかそういう現実に紐づいた話にしてほしい。</p><p><font color="#0000ff" size="3">・イン・ザ・プール/奥田 英朗　★★</font></p><p>さまざまな現代病を抱える患者を、一見頭がおかしい精神科医が独特な形で治療してゆく、という短編集。</p><br><p>最初は治療だとも思えない精神科医の奇妙な言動や行動が、後に意外な形で繋がって理由が見えてきたり、たまたま治療に繋がっていたりして結局治癒に向かってゆくのだけど、<br>医者があまりにも気持が悪いのと、文章力があまり無いのか、展開が都合が良すぎるからか(そんなうまく治るかよみたいな）あまり面白くなかった。</p><br><br><p><font color="#00bfff" size="3">・コインロッカーベイビーズ（下巻）/村上龍　★★<br></font>上巻が面白かったから期待してたけど、あまりの鬱展開でちょっと…</p><br><p>結局、自分の求めるものや心を穏かにする方法が分からなくて精神をおかしくさせたハシをキクも誰も救えなかったのが残念、というか途中からキクの中でハシの存在ほぼ無くなったよね?あんまりだわ…</p><p>相変わらず人の混乱した精神や世界観の描き方は秀逸です。</p><br><br><p><font color="#9370db" size="3">・モダンタイムス/伊坂幸太郎　★★★</font></p><p>「魔王」の続編とあって、魔王がめちゃくちゃ面白かったし「ここで終わりって!?!?」って感じだったからすっごく楽しみにしてたわりにはイマイチだった。</p><p><br>SEプログラマーかなんかの主人公が、顔の見えない会社からあるプログラムの構築を依頼される。</p><p>その中身を手繰っていくと、あるキーワードで検索をする行動が鍵となることが分かる。そのキーワードとは、過去起こった中学校の立てこもり虐殺事件の中学校の名前や、ある種の超能力があり過去の首相にも通じた人物であることが分かり、真相に触れてゆく…という話。</p><p><br>浮気を疑われて、本性不明の妻に拷問屋を雇われ拷問されかける場面だったり、キーワードを紐解いてゆく上巻は面白かった。</p><p>正体不明だけど多分殺し屋なんじゃねーかっていう空気をかもし出す飄々としながら嫉妬が凄い奥さんの、「わ</p><p>たしの夫に手を出しといて無事でいられるとおもうひとー。しーん」とか、</p><p>「魔王」の主要人物安藤(じゃんけんとか競馬とか、ある一定の数の中の勝率が見える）とか、その兄(他人に腹話術を使うことができる。その時代の首相候補に言葉を言わせようとして殺される）がどうやって絡んでくるのかとワクワクしてたのに、まあ舞台が100年後?とかだからっていうのもあるけど<font color="#ff0000">、「これ続編って銘打つ必要があったのかな??」</font>っていうくらい絡み方が薄くて微妙。</p><br><p>「魔王」ではラスボスっぽかった犬養首相も引退していて出てこないし、結局「国家とは生き物であり、首謀者はいない。強いて言うならみな国家という生き物をいきながらせるためのひとつのパーツである」みたいな分かるんだか<strong>わかんねーよ!!</strong>な理論で終了するし、</p><p>安藤の遠い血縁である主人公が、実は何かの能力を持っているのではないか、それを妻は知っていて目覚めさせる為にいろいろひどいことを仕掛けてくるのではないか、というところはワクワクしたけど結局腹話術ができるっていう「この流れで超能力者にする必要あんま無いよね??」って感じだし、「あなたは特別な能力を持っているわ。妻を幸せにする能力、とか」って<strong>そーいうのいいから!!</strong>っていうオチだったり、まーなんかいまいちだった。私はてっきり何だかんだ適応力が高くてうたれ強くて物事をそこまで深く考えてないから(もう不倫相手のこと忘れたの？とか）そのあたりの能力かと思ってました…</p><p><br>よかったところは、チャップリンの言葉の引用が出てくるのだけど<font color="#ff0000">、「私は皇帝にはなりたくない。支配するよりも人々を助けたい」</font>はいいなあと思う。あと<font color="#ff0000">「大きなことじゃなくて、目の前の小さなことが大事なんだ」</font>っていうのも良かった。</p><br><p><font color="#fa8072" size="3">・おまえさん/宮部みゆき　★★★</font></p><p>「ぼんくら」「日暮らし」のシリーズもの。</p><p>とはいっても前2作の内容は完全に忘れた。</p><p><br>やる気が無くて馬面の町奉行所同心井筒平四郎と、その甥の超美形超頭脳明晰弓之助とその周りの人々の、江戸で起こる事件を解決してゆくお江戸版コナン君話。</p><br><p>今回は辻斬りにあったように見える3人の死体が、生薬の大店で20年前に起こった新薬の開発にまつわる忌まわしい殺人に繋がってゆく事件。</p><p>遺族の美しい娘と義母から、関わってゆく人間模様から見える、女の性や惑わされる男の愚かしさ、そういったものを扱った話だった。</p><br><p>宮部みゆきの江戸もの（特に短編集）は大好きなのだけど、今回はまあ…そこまででもなかった。弓之助の推理にそこまで根拠が無くて、それって結構な憶測だよね…?(でも当たってる）って感じであまり腑に落ちないし、最後なんらかの形でどんでん返るような驚き展開あるのかなーと思ったら特に無く普通に終結するし…</p><br><p>今回殺された生薬屋の旦那が、後妻として引き取った美しい妻の亡くなった元夫をも殺して夫の座を奪ったのではないか、と娘と主犯の男が疑ったところが起点なのだけど、それも推測の中で「きっとこう思ったんじゃないか」で済んでしまったので、それが誤解だと知ったときもっと葛藤とか後悔とかを見せてほしかった。</p><br><p>ただ、人のよい長屋の住人の丸助？妻を亡くして寂しい暮らしをしていて、でも健気に生きていて日々起こったことを全て位牌を通して妻に報告しているひとなのだけど、弓之助の兄淳三郎やあらゆる人間と関わることで、夢枕に立っていた妻が「もう寂しくないね」と告げて逝ってしまうところは泣けた。寂しい、とか<font color="#ff0000">死んだ人を想う、っていう気持を切なく、でもどこか暖かく描く</font>宮部みゆきはやっぱりいい。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11152152162.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Feb 2012 15:23:14 +0900</pubDate>
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<title>言葉の羅列3</title>
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<![CDATA[ <p>歌詞とか文章とか好きな一節や言葉の羅列第三</p><br><br><br><br><p>でも　　ねえ　　　ちょっと　　飛び込めないわ</p><br><br><br><p>やさしいゆめをみればいいよ</p><br><br><br><p>たとえ気が狂っていても、ひとりだなんて思わないでほしかった。</p><br><br><br><p>人が絶望に暮れるのは、終わる時ではなく始まる時なのだ。</p><br><br><br><p>大人になったらさ、ぶっ殺そうな。</p><br><br><br><p>声は　千切れて　消えた</p><p>君とは　もう　会えない</p><p>・・・わかってるよ。</p><br><br><br><p>でもできなかったよ俺。怖くて、未来が。</p><br><br><br><p>楽しくて楽しくて、ほんのちょびっと、かなしかった。</p><br><br><br><p>さよなら、もう　会えない気がするよ</p><br><br><br><p>こんなんなら　もう　未来なんか　こないで</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11090630948.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Nov 2011 12:35:57 +0900</pubDate>
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<title>九月が永遠に続けば/沼田かほる</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#800080" size="3">九月が永遠に続けば　☆☆</font>/沼田かほる</p><br><br><p>旅先で飛行機の中で読む者が無かったので、小さい書店でこれしかなかったから読んだ。</p><br><br><p>前半は面白かった。</p><br><p>離婚して高校生の男の子を育てていて、離婚した元夫の娘の男と肉体関係をもつ女が主人公なのだけど、ある日息子が失踪してしまう。</p><p>必死で行方をたどる中で、元夫の娘と失踪した息子が自分に隠れて会っていたことや、肉体関係を持っていた男も最近死んだことが発覚する事、元夫の現妻は過去暴行を受けていた精神病患者だったことを反芻する等、捻じれていく日常の中で見えてきた自分の周りの人間達の見えていなかった関係性や感情、現実、という話。</p><br><p>息子がいなくなった事に対する絶望や焦燥感、助けてくれる息子と仲が良い女の子の父親がありがたいながらもうっとおしくて苛立ちを覚える感情等、息子が見つかるまではサーッと読めるくらいまあ面白かったのだけど、結局息子は元夫の現妻と一緒に暮らしていたのが発覚してからがなんか・・・・・・・・</p><br><p>その女は何度か暴行を受けていて精神を患っていた過去を持っていて、「顔かたちがすごくきれいとかではなく独特のオーラがあってどうにかしてやりたい、爪跡を残してやりたいと男を狂わせるものをもっている」云々みたいな描写があって、それはこの女の娘もそうなのだけど、</p><p><font color="#ff0000">ちょっと…意味が分からないね…</font>みたいな</p><br><p>結局息子含めたいろんな男がその人に惹かれて人生を狂わされてもしょうがないみたいな雰囲気になっていて主人公もブチ切れたりはしなくて、ハア??なんで??かつその女が結局何を考えて何を大事にしていてどうしようとしていたのかもよく分からないし、気色わりぃーーっていうかいねーーよこの話に出てくる女どれもこんなのいねーーよ、なんか夢見過ぎという不快感が大きかった。</p><br><p>うん、残念！</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11090622079.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Nov 2011 12:14:13 +0900</pubDate>
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<title>コインロッカーベイビーズ（上）/村上龍</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#ff0000" size="3">コインロッカーベイビーズ（上）☆☆☆☆</font>/村上龍</p><br><br><p>今更ながら読んでみた。</p><p>しかもまだ上巻だけだけど…</p><br><p>面白かったというか、作風も表現も衝撃的だった。<br><br></p><p>コインロッカーに母親に捨てられた男の子2人、キクとハシの物語。</p><br><p>寡黙でかっとなると暴力的になることもある、棒高跳びの選手でもあった俊敏な筋力を持つキクと、病弱で音に敏感、歌のうまいハシ。ずっと二人一緒で、不安定で危うい精神を互いに互いの存在に助けられながら生きてきた。廃坑の危険区域のある島で、捨てられた世界の底辺の町で生活し、ハシは音楽の才能を認められ世界に出ようとして離別してしまう。キクは人間の暴力性を高める兵器を手に入れて街ごと破壊しようとするが…</p><p>というところまでが上巻。</p><br><p>二人の繊細で混沌としていて悲しくて恐ろしくて憎んでいる精神状態や、この世の底のような町の世界観の表現が本当にものすごい。まあ、すごすぎてちょっと気持ち悪くなるくらい…なので、ぱっと読むのではなくすぐに気分転換ができる旅先とかで読むのがいいかもしれない。</p><br><p>一文一文の羅列の文章体なのだけど、その一文にぞっとするくらい恐ろしい言葉だったり、はっとさせられる位綺麗な言葉が凝縮されているから頭の中がぐるぐるする。</p><br><br><br><p><font color="#9370db">バスの中で、裸でいても汗が滴る暑さなのに黒い背広を着ている男をキクは変だと思った。</font></p><p><font color="#9370db">ハシは男の手の甲を指差した。火傷の跡があった。あの人昔すごく熱い思いをしたからきっと慣れているんだよ。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">栗の実の取りだし方を二人に教えた。</font></p><p><font color="#9370db">踏みつけて棘の殻を割ると、大きさの違う実が三個入っている。中央に挟まっているものが一番大きく、中には養分を一人占めして巨大に成長し残り二つが死んでしまってたものもあった。</font></p><p><font color="#9370db">和代はそんな一個をキクとハシに見せて、仲間を押しのけて自分だけ大きくなると一人ぼっちで寂しいね、と言った。</font></p><p><font color="#9370db">キクが二個入りの栗を見つけた。殻の中で背中をくっつけあって、同じ大きさで並んでいる。</font></p><p><font color="#9370db">珍しいねえ、この栗はきっとあんたら二人やね。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">ハシは重要なことを二つ知った。安堵感を与える音は、屈折、透過を経ていること、そして永遠に続くだろうという予感と期待を含んでいることの二つだ。</font></p><p><font color="#9370db">例えば、キクが最も安らぎを覚えると言った音は、どこか方向のわからない教室から微かに響くピアノの練習音と、降り続く雨音に重なる窓の外の雨垂れの音だった。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">もし泣くのを止められないようだったらこう考えなさい、生きていくのはそう楽なことじゃないんだわって思いなさい、甘えちゃいけないんだってね。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">坂の途中の木に蝉が止まっていた。つくつくほうし。坂道は夕暮れの射光でオレンジ色に染まり、つくつくほうしは流線型の影になって鳴く。</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「何で野良ネコが生き返って強くなったか、ミスター、あんたわかる？」</font></p><p><font color="#9370db">「逆境を跳ね返したからやろうな」</font></p><p><font color="#9370db">「バカだな、憎かったからだよ」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「そんなの当たり前じゃないか、猫だけじゃないよ、鳥だって魚だって同じさ、何十匹も産まれて生き残るのはほんの少しさ、親から食われた死に損なった奴はね、憎かったんだ、まず親が憎かった、目はまだ見えないだろうから周囲すべて、自分に触れているもの、自分以外のすべてが憎かったんだ、頭で考えたんじゃないよ、脳なんてまだグニャグニャで物を考えられる状態じゃないんだから、全身の細胞で憎んでたんだ、人間だって死んだ後でも爪や髪の毛が伸びるって言うでしょ？仮死状態でも少しは力が残ってるんだよ、夏だったんでしょ？</font></p><p><font color="#9370db">太陽に焼かれたんだ、暑かったんだよ、冷めていた血が焼かれて沸騰し始めたんだ、我慢できなくで叫びだす、そうして生き残って、母親や周囲を憎みきってやってくんだ」</font></p><br><br><p>上巻はハシが、音楽で生きるためにとりいったプロデューサーを通して見つけたキクの母親をキクに唐突に会わせて、キクは見ないふりをしていた母親への沸騰する憎しみを蘇らせられて撃ち殺してしまうシーンで終わる。</p><br><p>ハシは棒高跳びで生き生きとした跳躍を見せるキクの姿が眩しすぎて、傍にいることができなくなって失踪してしまった過去がある。</p><p>キクとハシは、互いに互いしか自分の内面の苦しみを、憎しみを、感情を理解できる人間がいなかったから、いるはずがなかったからお互いしかいなかったけど、だからこそ自分の傷を、過去を常に見せつけられているような気分にさせられていたハシは、キクを苦しめたかったのかなあと思う。</p><p>自分と同じだからこそ、自分よりも幸せになってほしくなかったのかなあと。</p><br><br><p>できればそのままではなくたがいに救いあげられるような、寄り添って生きるような関係になってほしいけど、そういうお互いにお互いしかいないみたいな話がえらい好きです。</p><p>とにかく下巻を早く読まなければ…</p><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11090609950.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Nov 2011 11:23:36 +0900</pubDate>
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<title>バクマン/15巻</title>
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<![CDATA[ <br><p><font color="#9370db" size="3">バクマン。/大場つぐみ　15巻</font>　<font color="#9370db" size="3">☆☆☆</font></p><p><font color="#9370db" size="3"><br></font></p><p><font color="#9370db" size="3"><br></font></p><p><font color="#000000" size="2">前半クソで後半けっこう面白かった！</font></p><p><font size="2">前半っていうか中盤の中井の話はちょっと2回目読まなくていいやくらい面白くないっていうか、ここまでひどい嫌な奴にする必要ってあった？？あんまりじゃない？？っていう嫌悪感が出る</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">前半の七峰編でも「同じネタでストーリーをぶつけて勝負する」っていうくだりもそんなのに編集長がGOだすかよ!!って萎えた。</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">よかった点は</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">・「ネットで集めた50人のアイディアを練って話を作る」ことがなぜうまくいかないのか、という事の解説が分かりやすかったし納得した。</font></p><p><font size="2">（週刊で時間が無い中で意見をまとめるリーダーシップなんて取れるわけがないし、ネット越しの人物たちなんかに責任感があるわけない。アイディアが突飛なものや奇抜なものがいいように感じてしまうから）</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">・同窓会話で、同年代の普通の生活を送る大学生たちと自分たちの生活や経験の差（遊んでいない、自由な時間が無い）事を寂しく思うけど、<font color="#ff0000">自分たちが過ごしてきた時間は夢のために脇目も振らずに努力をしてきたことを誇りに思って再度頑張ろう</font>！って燃える話があんまり今まで見えなかった生活感とか、初心に帰る感じでおお！そういうの読みたかった!!という感じ</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">・PCPの真似をして犯罪をおこす事件が起こる話で、意識してしまってうまいストーリーが練れなくなってしまう。アイディアが出なくなった時の苦しみや、いいものじゃないと思ったら徹夜してでもやり直して、<font color="#ff0000">互いの信頼する気持ちや思いに応えたいと発起する</font>あたりがゾクゾクした！これぞ！これぞバクマンのいいところ！</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">このままもっと面白さ取り戻してほしいな～！</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11058034654.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Oct 2011 20:51:02 +0900</pubDate>
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<title>25時のバカンス/市川春子</title>
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<![CDATA[ <br><p><font color="#800080" size="3">25時のバカンス/市川春子　☆☆☆</font></p><br><br><p>前作の虫の歌が非常に面白かったので読んでみた。</p><p>前作よりさらに難解っていうか1回じゃ読みとれない話があるっていうか感受性豊かじゃないとだめだ…</p><p>全体的には前作のが好きだなーちょっと凝りすぎっていうか、もうちょっとシンプルな話でないと理解できないっていうか</p><br><p>3話あるのだけど、どれも人間とそうでないものの境界線が曖昧な世界の話だった。ああ前作もか…</p><br><p>もっとも面白かったのは表題作の「25時のバカンス」</p><br><p>海洋生物の科学者の姉と、年の離れた弟の話で、姉は体に新しい生態を生み出す貝を飼っていて、幼いころ片目を失った弟のために貝の力で体の中で瞳を作ってあげるっていうのが主なストーリー。</p><p>少しさびしくて、かわいそうで不思議で、でも最後は二人で生きていってくれそうだからよかった。</p><br><p>台詞まわしはすごく素敵！！</p><br><br><p><font color="#9370db">「寂しいのは悪いことではありません　他の存在に感謝できます</font></p><p><font color="#9370db">孤独は生まれてから塵に帰るまでの苦い贅沢品です」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><br><p><font color="#9370db">「お元気で　地上の母　</font></p><p><font color="#9370db">瀕死の私たちを生まれ変わらせてくれたこと　忘れません」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「うそでしたって言えば許してくれるよ」</font></p><p><font color="#9370db">「許されなくてもいい」</font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db"><br></font></p><p><font color="#9370db">「これ以上近づけないのなら　今度は遠のく日がひどくおそろしい</font></p><p><font color="#9370db">最高得点で時を止めてしまおうという算段ですね　</font></p><p><font color="#9370db">ではこのまま　地上にお別れを」</font></p><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11058002680.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Oct 2011 20:21:36 +0900</pubDate>
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<title>神様のカルテ（映画）</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#ff99ff" size="3">神様のカルテ　☆☆☆☆</font></p><br><p><br>期待よりずうっと<font color="#ee82ee" size="3">良かったです!!</font></p><br><p>ストーリーは原作が元々好きなので、⇒　<a href="http://ameblo.jp/4649ishuu/entry-10995433423.html" target="_blank">原作に関して</a> <br>映画独自の原作と違う点（確認してないので間違っているかも）に関して。</p><br><p>①一止さんが信濃医大に研修に来ていた際に安曇さん（最後になくなってしまう末期がんの女性）は一止先生に出会い、そのカルテの細かさに胸を打たれる。このお医者様に診ていただきたい、という思いから一止先生を探して医院に来ていた、という背景があった。「<font color="#9370db">私にとっては、神様のカルテでした</font>」というタイトルに繋がる</p><p><br>②学士殿？が去る際、原作では「勉学を学ぶものに必要なのは志であって学歴ではない」といった友人を勇気付ける言葉をメインに話していたけど、映画ではそれにプラスして「<font color="#9370db">違うよ…確かに医者にはなった。…でも、毎日悩んでいる。本当にこれでよかったのか、と。なりたかった医者とはこういうものだったのか？と。</font>」と一止の本心を語る場面にもなっている</p><p><br>③カステラをハルが病室に持っていく<br>④信濃大学に行くことを同僚や古狸先生の「いろいろ見てから決めなさい」って見守るかんじが無い<br>⑤<font color="#9370db">「どうして写真を撮るんだ」「誰かの心を、ほんの一瞬でも救えたら、って。そういう意味では一止さんのお仕事と似ていますね」</font><br>⑥輸血などの延命治療は望まない　という意思を安曇さんが示す<br>⑦東条？看護士がハルに妬いているような表現<br>⑧「学生や研修生時代は良く泣いていて、泣き虫ドクトル、と俺たちは笑っていた」「<font color="#9370db">今でも…泣いていますよ。涙を流さなくなっただけです」</font>⇒泣いているところをハルに見られる<br>⑨ハルに子供ができる</p><br><p>変ったことでおお？となった点もあったけど、良くなったなあと思う点のほうが多かったと私は思う。</p><br><br><p>お？ってなった点は③④。</p><p>ハルが安曇さんの病室までカステラを持っていったり、屋上から故郷を眺めるシーンに登場する必要性は無い…のでは？と思った。むしろ何でいるのかな??感が<br>あと、同僚は医局に行かないことを責めるばっかりだし、古狸先生も悩む一止先生を割とほったらかしだし、ここで働くって分かっても栗ちゃんはここに向いてるよ的なことを原作は言っていた気がするし、もう少し一止さんの味方になってくれる人がいてもいいのに…って思った。その分ハルの存在がより大きく、⑤の場面のように支えられている感があってそこはよかったけどなんかかわいそうで</p><br><p>一止さんの忙しさ感もちょっと減ってたかなあ…普通に帰ることができている日が多くなっちゃってたっていうか<br>あと内容をぎゅっとしているから安曇さんに確かに肩入れしすぎだわ！看護士含めて！とも思った。</p><br><br><p>他はよかった。<br>①は「神様のカルテ」というタイトルの意味に繋がるし、安曇さんの一止さんへの信頼がどうやって生まれたのかを裏付けるストーリーになっていた</p><p><br>②は<font color="#00bfff">一止さんの苦しみを初めて言葉にした</font>、重要ですごく好きな言葉になっていた。「なりたい職業になることができたからといってそれが全てではなく、悩み苦しみはつきないが進むしかないのか、という想いを感じた<br></p><p>⑥は安曇さんの最期を看取る場面で、<font color="#9370db">「もう、いい…やっと旦那さんに会えるんだ」</font>と延命治療をしない、という決断の裏づけになっていて説得力が出る。<font color="#9370db">「約束ですもんね。…お疲れ様でした」</font>という言葉も本当によかった。</p><p><br>⑧は一止が病室ではなく家の庭で泣いているところへハルが寄り添いに行くシーンをよりぐっと来させる。医師になり涙を流すことをやめた、悲しむのを苦手とする一止が感情を爆発させることで涙の存在感を増す一方、一人ではないというのを感じさせるシーンになっている。<br>⑨はまあハッピーエンドっぽくするエッセンスだけど、最後に寄り添う後姿がより夫婦のつながりを感じさせてよかった。</p><p><br>あーいいなあってなった大きな要因は、主演の<font color="#ee82ee" size="3">櫻井翔の声！</font></p><p><font color="#ee82ee" size="3"><br></font></p><p>声のトーンが終始ゆっくりとした穏やかな声で、<font color="#00bfff">一止さんの心の内の葛藤や、悲しみ、穏やかさや優しさ</font>を内包した声がキャラクターを象徴していて素敵だった。<br>櫻井さんの演技自体も、あまり期待していなかったけど思ってたよりよほどよかった。</p><p><br>特に上記の「毎日悩んでいるよ」と友人に心の内を告げる時の声のトーン、表情、目に浮かんだ涙や、安曇さんを看取る時の声「約束ですものね」の柔らかい声、（このシーン後姿の引き気味の画で各登場人物の表情が見えないんだけど、その中でのこの声と雨の音がすっごくよかった）<br>安曇さんの手紙を読んで涙を流すシーンの泣き方が<font color="#00bfff">表情も嗚咽も不器用で、その綺麗じゃない泣き方がより心から迫りあがってきている感情を感じさせてすっごくよかった</font>。<br>あえてオーラを消して役に徹する為のもじゃもじゃ頭も、途中から全く気にならなくなりむしろ人柄の素晴らしさがにじみ出て良かった。</p><br><p>他の患者の最期の延命治療をしているシーンも現場の必死な空気と悲しさを感じさせる。<br>あと加賀まりこが演技うますぎ。脇を固める役者の演技がよかったよねーあ、テーマ音楽もよかった。</p><br><p>全体的には、医療現場の葛藤や理想や悲しみを少し感じさせるけど、どんな状況でも人を救うことができるのはやはり人なのだということを感じさせる、暖かな優しい映画になっていたと思う</p><p><br>まあ私櫻井さん<font color="#ee82ee">大好き</font>なのでその分のひいきが絶対あるので、違う人だったら評価違うかもしれないね…</p><br><p>いやあ<font color="#00bfff"><strong>ししどに泣いた</strong></font>よ…鎖骨らへんまでビッシャビシャ！<br>観ることができて本当によかったです。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/4649ishuu/entry-11023768925.html</link>
<pubDate>Tue, 20 Sep 2011 15:59:28 +0900</pubDate>
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