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<title>人の気持ちが分からないから作家になりたい</title>
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<description>あらゆる物語から吸収したい人による創造物に触れた時に感じたことを書いていくそれを後から見て恥ずかしくなったり脳内記憶の補助や糧にするためのブログ</description>
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<title>風車祭 池上 永一</title>
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<![CDATA[ <p>年間読書量が２００冊を超える人からのおススメで読了。</p><p>伝承と創作が入り混じった作品。漫画にもなっている様だ。読み終わった直後の感想としては「性的な表現を割愛してジブリに映像化して欲しい」と思った。</p><p>コミカルな表現がいくつかあった。フリとオチ、天丼（繰り返し）、ナレーション（状況説明）など。笑うことはなかったけど、個人的嗜好としてはファンタジーとコミカルという構成は好みだった。</p><p>気になったのは、恐らく伝承や行事を正確に丁寧に作中に入れたいという思いが、テンポを阻害していたと感じた点だ。これは地元に対する敬意があるから、省略できない部分でもあると想像したが、作品としてどこまでその要素を入れるかは、バランス感覚が求められると感じた。いちいち説明口調となることを回避するために、本作品では作者も登場人物も沖縄の人だったが、例えば部外者が巻き込まれるという設定でも良かったかもしれないなと思った。「●●って？」と読者と一緒に沖縄の世界を知って行けたかなと。</p><p>登場人物はみな破天荒で、それが島人の特徴なのか、池上さんのユーモアなのか分かりかねた。これは合う合わないが出そうと思った。むやみにキツイ性格が多い気がした。</p><p>自分だったらオススメはしないかなと思ったが、とにかく嗜好に合ったので非常に参考になった。</p>
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<pubDate>Tue, 26 Sep 2023 15:03:53 +0900</pubDate>
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<title>ガウディとサグラダ・ファミリア展</title>
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<![CDATA[ <p>完全に建築に寄った展覧会にも関わらず、大盛況だった。夏休みなのもあってかカップルが多かった。</p><p>やはりドローイングが上手い。線が綺麗で過ぎて感動した。</p><p>建築的には、幾何学をモチーフにしているという発見もあったけど、個人的には出来上がりに気持ち悪さを感じてしまう。これは前からで、格好悪さやダサさではなく、気持ち悪さ。</p><p>ガウディ自身は満足しているということだが、他の方はどう感じているのか知りたい。</p>
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<pubDate>Sun, 06 Aug 2023 18:41:37 +0900</pubDate>
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<title>テート美術館展　光　― ターナー、印象派から現代へ</title>
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<![CDATA[ <p>古典から現代までキュレーションされていたが、古典に軍配があがったのではないかと思う。</p><p>美しく、迫力があり、想像を掻き立てられた。</p><p>現代の方はどうかと言うと、いくつかとても良かったが、難解なものも多かった。</p><p>難解でも良いのだけど、やはり見る側は勝手なので、誰も見ていない作品がいくつかあった。キャプションに説明がないので、お手上げ状態。現代アートはつまらないと、誤解される可能性を少し懸念。</p><p><br></p><p>全体的にはとても良かったので図録購入。</p><p>不思議なもので、多国籍の老若男女がいたのだけど、良いと思う作品は、人だかりになっていた。人間の感覚は面白い。</p>
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<pubDate>Sun, 06 Aug 2023 13:15:24 +0900</pubDate>
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<title>蔡國強　宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる</title>
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<![CDATA[ <p>展覧会、展示が大きく１部屋と、おまけのように窓際に1部屋。</p><p>まとめて展示しているパターンが珍しくてある意味良かった。作品の性質にもよるけど、今後の展覧会もまとめて展示するのはありだと思った。分散して混雑しにくいので。</p><p>彼は水彩画を進化させて爆破アートを生み出しながらデジタル技術も取り入れたりと、奥深さと革新性を併せ持っている珍しいアーティストだ。他のアーティストで、１つの表現方法から抜け出せない人も良くみるので、その点はすごいなと。</p><p>爆破のアートで思ったのは、全てのモノあるいはサービスに言えることなのだけど、見る側、受ける側はその完成品のみを得るのみなので結果が全てで、作り手側は長い構想期間と制作過程を経て完成まで辿り着いていて、そのギャップを埋めないと実は正しく価値を理解できないことが多いと思っている。その制作過程のうち、最終過程が爆破という手段だと、一瞬にして作られたという錯覚をもち、そのギャップをより強める効果を感じた。多くの作品が、同じ手法だと知ってしまうと、そこに宇宙や色々なテーマを持っていても、見る側は飽きてしまう。実際、後半の作品は誰も見ていないものもあった。本当は、その背景に応じて、素材や配置を検討したのだろうけども。</p><p>今回、何よりのハイライトは、いわきの震災復興。地元の方と共に写っている写真を見て心からスゴイと思った。そして自分の非力さも痛感した。アーティストが社会を変えられる力を持っていると、改めて確信を持てた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12815122461.html</link>
<pubDate>Sun, 06 Aug 2023 13:06:33 +0900</pubDate>
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<title>流星の絆　東野圭吾</title>
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<![CDATA[ <p>評価が高く読んだ</p><p>ストーリー、ミステリーどちらも腑に落ちず、最後まで違和感があったためモヤモヤとしながら本を閉じることになった。</p><p>ミステリー的には大きな仕掛けがあって、疑わしい人を出しておいて終盤に身近な人が真犯人という極めて王道パターンであった。殺人も一件のみで、それをひっぱりにひっぱって長編としてまとめあげる筆力はやり圧巻なのかもしれない。</p><p>ここで重要なのは、遺族の心境だったと思う。兄弟と、血の繋がりのない妹。離れ離れになっても、硬い絆で繋がっていたのだが、妹が犯人と思った人の息子に恋をしてしまう、というプロット。もっと関係性にヒビができたり、良い意味の裏切りも欲しかったなと。発見がなくて、予定調和の登場人物像が作り物感を強めていた。</p><p>そうゆう視点からすると、「手紙」の評価が高い理由が納得できた。</p><p>反面教師として大事にしておきたい作品となった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12815119579.html</link>
<pubDate>Sat, 05 Aug 2023 11:08:41 +0900</pubDate>
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<title>汝、星のごとく</title>
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<![CDATA[ <p>激売れしていて、嫁の評価が高かった。</p><p>よって、かなり期待して読んだ。</p><p>とにかく文章が美しかった。そして、最近の物語の傾向ということなのだが、徹底的に心情表現を丁寧に描いていた。余すところなく主人公の２人が何を考えているか分かるので、入り込むと言うより、ずっと２人の近くで見守っている感覚を持った。</p><p>ストーリーは王道なので、最後に２人がどのように人生に向きあうことになるか、ただただ心配しながら読み進めて行った。</p><p><br></p><p>この作品から感じたテーマはまず「家族とは何か」。</p><p>不倫、ヤングケアラー（ネグレクト）、LGBTQ、などの最近の社会問題も交えながら、新しい家族の姿を提案していた。冒頭で、浮気を認める家族なんて変だという導入から入るのだが、確かにその時は読み手側も「何でこんな変な状態なんだろう」と思って読み進め、最後に同エピソードが語られるとき、その状態を変だとは思わなくなっていた。</p><p><br></p><p>そして「女性の自立」。</p><p>男に依存する母親を持つ２人の少年少女が恋に落ち、すれ違う様をそれぞれの視点で描いていた。主人公が、地元から、親から、元カレから、もがきながら自立して行くのだけど、最後にはやはり全てを捨ててでも元カレを支えたいという自分の意志を持つ。自立して得た答えが、やっぱり好きな人と過ごしたい。でもそれは男に依存することとは全く違う。というストーリーだった。</p><p><br></p><p>とても王道だったので、前評判からするとやや肩透かしを食らった。</p><p>また、とにかく男の言動が女性から見た視点で描いていた。それも全ての登場人物が。それが少し気になった。彼氏が浮気や豪遊など最低な行為をしているときも、ギリギリクズに感じないの範囲で描いていた。まるで有名芸能人のおイタのニュースの様に。</p><p><br></p><p>こうゆう作品が売れるんだなあと思い、とてもインスパイアを受けた。</p><p><br></p><p>物語として描く以上仕方ないかもしれないが、どちらも大成功するのは都合が良すぎるかもしれない。ある程度才能を持った人間が専門的な学校で教育を受け、第一線級の人の元で修行して初めてデビューできる世界で、半分我流の２人がここまで行くことになる説得力が少し薄い印象があった。</p><p>最低でも女性側は、服飾の大学に行くことと、母親の世話を天秤にかける葛藤があっても良かったかも。そして最後は働きながら、高校卒業時に行けなかった大学に通わせてあげるとか。</p><p><br></p><p>男女のすれ違い、というテーマに絞ると、やはりラ・ラ・ランドは偉大だと再認識した。あれは音楽があったからかもしれないが。</p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12815119552.html</link>
<pubDate>Fri, 28 Jul 2023 08:17:58 +0900</pubDate>
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<title>秘密</title>
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<![CDATA[ <p>東野圭吾　秘密</p><p>良かった。とても良かった。相変わらず文章は淡白で箇条書きに近いし、比喩隠喩はほぼ出てこない。さらに今回は主人公の男性の行動原理が異常過ぎて感情移入し辛かった。のにも関わらずラストのトリックの解き明かしに心を揺さぶられた。</p><p>今回もまた、後半になると特に女性側の心理表現や言葉数が激減するので、読者に想像させる構成になっていたが、それが絶妙だった。トリックの都合もあったかもしれないが、行動一つ一つを、きっと、考えがあったんだろうと想像が止まらない。</p><p>割りとありきたりなトリックを、人間描写を深く深く描き、そしてミステリーとして完結させた東野圭吾の真骨頂を見せつけられた。</p><p>これは忘れられない作品になった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12813174767.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Jul 2023 23:00:51 +0900</pubDate>
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<title>残月記</title>
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<![CDATA[ <p>これは短編集と知らずに読んでしまったため大変に混乱した。月という共通のテーマの物語であったが、世界感が妙に違いすぎて、どうやって終息するかと思ってワクワクしていたので、かなり残念な気分になってしまった。</p><p>残月記は、貸した知人が現代版オオカミオトコの話と言っていたが、その通りだと思う。</p><p>それにしても比喩表現がとても綺麗で上手だった。心地良く読めた。せっかくの活字なので、私はそういった表現が散りばめられている方が好きだ。</p><p>世界観もとても素敵だったので、短編ではなくアニメの脚本とかで長くゆっくり見ていたい気持ちになった。是非それぞれの話の続編が読みたい。</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12811357476.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jul 2023 14:38:33 +0900</pubDate>
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<title>母という呪縛、娘という牢獄</title>
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<![CDATA[ <p>ノンフィクションということだが何よりも「殺人は親から伝染されるもの」という持論を確認するために読んだ。</p><p>まず、構成が良かった。合間合間に本人のメールのやりとりを挿入することで、深く犯人の意識に入り込んで行ける感覚を持った。それが記事と一線を画しており、読物としてしっかりと完成されていると感じた。</p><p>気になったのは、ノンフィクションのため、実在の人に配慮した内容になっていることだ。時折見える犯人の汚い人間性の部分を、とてもライトに描いていた。たとえばバスの回数券の偽造など。これはその行為自体も親のせいでもある可能性を、読者に考えさせることを含んだ表現となっている。「冷たい熱帯魚」や「64」では実話を元にした作品ということで、容赦なく犯人を根っからの悪人にしている（鑑賞は映画のみ）。この差はかなり大きいと思う。</p><p>本当に、犯人に問題はなかったのか。母だけが悪魔なのか。現実の事実を描こうとすると真実がかすんでしまうなと、思わせられた作品だった。</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12811356523.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Jul 2023 14:29:57 +0900</pubDate>
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<title>この世の果ての殺人</title>
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<![CDATA[ <p>数カ月後に地球が滅亡することが分かった世界で、ある目的のために自動車学校に通う女性がいた。そこでとある殺人事件に遭遇し、ひょんなことから教習の教官と2人で犯人の捜索を開始する。</p><p><br></p><p>なんて面白そうな概要だろう、と思った。そのセンスに強く嫉妬して、すぐにネットで購入して読んだ。貸した知人の評価は絶大だった。１日で読み終えたらしい。</p><p>正直言って概要の面白さが全ての作品だった。本作を読もうが読ままいが評価は変わらない。出てくる人の深みは感じられにくかった。ストレートでブレがない。犯人の動機とかも弱く感じたし、ラストの展開はお約束感があって冷めてしまった。世界の終末の物語としては何とかまとめきった感じを受けた。<br></p><p><br></p><p>これは全く個人の嗜好なのだが動物出てきて欲しかった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/6footer/entry-12811329934.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Jul 2023 21:02:06 +0900</pubDate>
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