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<title>753720さんのﾌﾞﾛｸﾞ</title>
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<description>ﾌﾞﾛｸﾞの説明を入力します。</description>
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<title>CAG12</title>
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<![CDATA[ <p>ローチが次に取った行動は、正解とは程遠いモノだった。</p><p>この津波の中、ローチが生き延びるには、一切動かずにこの体勢を保つ事が絶対条件であるが、逆にローチは一歩前に踏み出たのだ。</p><p>ローチは、何か作戦があってそんな行動を起こしたのではない。そう、何も考えず一歩踏み出したのだ。</p><p>『パズルの顔面に一撃を入れてやろう』それしか、ローチの頭に浮かんだ事がなかった。</p><p>だが、その行動は、ローチが考えている以上に不味かった。</p><p>ガゴッ！という大きな衝撃音が、頭部のヘルメットに響き渡ったのだ。まるで頭だけ大砲で撃たれた様な衝撃に、ローチは思わず、また一歩踏み出していた。</p><p>また一歩動いた事により、今度は左肩に壮絶な衝撃が襲う。</p><p>ヘルメット内に表示されていた赤いモニターが、点滅を繰り返し、ビシッビシッ！とモニターに亀裂が入る。</p><p>『想定外行動により、自動修復が強制中断されました。ただちに現在地から離れ、安全なセフティーゾーンに移動して下さい』</p><p>女性アナウンスの意味は、ローチが動いた事により修復が中断されたので、この津波から逃れ、安全な場所に移動しろ・・・ということだ。</p><p>しかし、この津波から出る事など、ローチに出来る訳がなかった。そう、修復が中断された事により、体の自由を奪う程の衝撃から、身を守る方法が無くなり、ローチは今にも、津波に体を持っていかれても不思議ではない状況に置かれたのだ。</p><p>「おいおい！お前バカなのか？！動かなきゃ～お前の勝ちだったのによお！」</p><p>確かにパズルの言う通りだった・・・一歩踏み出したりしなければ、ローチの勝利は間違いなかっただろう。その失敗がローチを冷たく、突きつめる。</p><p>だがローチは、諦めていなかった。体中のフレームが崩れてゆく中、パズルの視線を真直ぐに睨みつけたのだ。</p><p>「僕は、戦友と約束した・・・『必ず守る』と！」</p><p>ローチはそう言って、また一歩前に踏み出す。いや、もうローチはパズルを殴るつもりで前に出ていた。</p><br><br>
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<pubDate>Wed, 20 Mar 2013 21:40:25 +0900</pubDate>
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<title>CAG11</title>
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<![CDATA[ <p>激しく流れる小石の津波の中、ローチは右腕に違和感があるのに気づいた。</p><p>その違和感とは、何かが右腕に絡みついている様な感覚で、それによりギシギシとフレームが悲鳴をあげている。</p><p>ローチがそんな事を気にかけた事に、パズルは再び嬉しそうに声をあげる。</p><p>「やっと気づいてくれたかぁ！俺のムチちゃんはそんな簡単にゃあ～諦めねぇのさ！」</p><p>そう、その右腕に絡みついていたのは、パズルが自分の片腕を落として変形させた、あのロープだったのだ。しかもロープはこの津波の中、何一つビクともせず、パズルの腕からローチの腕へと繋がっていた。</p><p>そしてローチは、さっき見せられたパズルとロープの力を思い出した。そう、ローチの体を意図も簡単にこの津波にへと放り込んだあの力だ。</p><p>もし、この状況で少しでも引っ張られて体勢を崩され、レフトアーマーの修復が中断してしまったら・・・そんな不安がローチの脳裏を横切った。だからローチは更に警戒を強める他、出来る事はない。</p><p>デフェンスを固めたローチを見て、パズルは自分のロープを強く握り締めた。</p><p>「へぇ～分かってんじゃん！なら、いま俺に本気で来られちゃマズイって事をわかってんだろぉ！」</p><p>そう叫びながらパズルは、勢い良くロープを引っ張る体勢に移った。まずいと感じたローチは、体を持っていかれない様、足に力を入れる。</p><p>しかし、そんな事をしても意味がないのをローチは知っている。それはそうだ・・・パズルは片腕だけでローチを投げられる程の力を持っている。そんな相手に幾ら本気で挑もうが、結果は見えているのだ。ローチはその現実が冷たく、諦めろと・・・語りかけてきた様に感じた。</p><p>その時、ローチは『自分が貫かねばならない事』を思い出した。それは、機械的な任務ではなく、兵士としての任務でもなく、短い間『ともに戦った仲間』と交わした任務であった。</p><p>業火と交わした、B103という敵だった『子供を守り通すという責任』を、再びローチは体に焼付ける。</p><p>確かに恐れてはいる・・・だが、もしローチがパズルに破れ、B103がパズルに目を付けられたら、どんな目に遭わされるのか？残酷すぎて想像すら出来ない。</p><p>「いいだろう、やってみろ。僕は負けない・・・逃げないぞ！」</p><p>「ほっほ～！チミ面白いねぇ！！悪い結果を望むなんてさぁ！」</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11491744933.html</link>
<pubDate>Sat, 16 Mar 2013 18:40:51 +0900</pubDate>
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<title>CAG10</title>
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<![CDATA[ <p>ガゴッ！ガゴ！と、ローチのヘルメットに小石のぶつかる音が伝わってきた。</p><p>そしてそれと同時に、ヘルメットのモニターに赤い警告の表示が広がった。それは当然だ。何故なら大量の小石の津波に、体の半分を浸からせているのだから・・・</p><p>この津波はそこまで深くはなく、せいぜい下半身が浸かる程度だ。</p><p>しかし問題は、この津波が硬い小石で出来ている事と、その勢いが凄まじく、力を抜いたら足を持っていかれる恐れがあるということだ。</p><p>もし足を持っていかれたら最後、津波に体を飲み込まれ、レフトアーマーもそれにより破壊され、ローチの体は耐え切れずバラバラになるだろう。</p><p>『緊急修復に移ります。この定位置から移動するのは、修復の妨げとなりますので、出来るだけこの位置を維持して下さい』</p><p>女のアナウンスが言うには、この津波の中でじっとしてれば勝手に直してくれるらしい。大量の小石による衝撃を受けながら修復するとは、やはりこのレフトアーマーは桁外れの性能を持つらしい。</p><p>今までもそうだった。普通は直るはずがない損傷を、当たり前の様に修復し、ローチの命をここまで繋げてきた。それはローチにとって恵まれた事なのだが、そんな性能をローチは、不気味に感じていた。</p><br><p>パズルが言っていた通り、パズルとローチの戦いは、再生と修復の対決となっていた。</p><p>「へえ～！やっぱすげぇな！レフトはよお！！」</p><p>修復により耐え切るローチを見て、パズルは更に楽しそうに歓喜する。</p><p>だが、二人の戦いには、大きな性能の差が存在した。それは、ローチのレフトアーマーはこの津波の中であっても、新品同様までの修復を可能とするが、パズルの再生には、そんなハイテク機能はなく、ただ衝撃を耐え切る程の再生で持ちこたえるしかない。</p><p>つまり、ローチが体制を崩し、位置をずらし、修復を中断させない限り、パズルが先にお陀仏となるということだ。その現状はローチでも理解出来た。しかし、パズルは何一つ恐れる事なく、歌うように、笑うように、この津波に耐え切っているのだ。いや、耐え切るというより、わざと自分を追い込んでいるように見えた。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11490542173.html</link>
<pubDate>Thu, 14 Mar 2013 22:35:40 +0900</pubDate>
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<title>CAG9</title>
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<![CDATA[ <p>パズルはローチのレフトアーマーに指指しながら声を揚げる。</p><p>「レフトの長所ぉ！ソイツぁ～再生力だ！！」</p><p>そしてパズルは、手に持っているロープを回し始めた。</p><p>「でもなぁ～再現のジャンルにある頂点は、一人だけなんだよぉ！」</p><p>その瞬間、パズルのロープがローチに向かって飛んでいった。ロープは一瞬でローチの右腕に絡みつき、ローチはパズルに引っ張られる形となった。</p><p>下手に動けば力を持っていかれる・・・ローチはそう思ってしまう程の力をロープから感じていた。</p><p>「俺のアーマーだって自己修復が得意なんだぁ！お前の再生と、俺の修復、どっちがキングが決めようぜぇ～！！」</p><p>パズルは、まるで歌うようにロープを引っ張る。ローチは身を崩さぬ様、足で踏ん張ったのだが、想像以上のパズルの力に、体の自由を持っていかれた。</p><p>このまま何処に落ちるのか・・・いや、パズルが何処に落とそうとしたのか・・・体が空中に浮く中、ローチは想像出来た。</p><p>落とそうとしている場所は、段差の横にある小石の津波だ。パズルは、ロープでローチの自由を奪い、膨大な量の小石が流れてくる事により生まれた津波に、放り投げたのだ。</p><p>しかしパズルのロープは、ローチと繋がっている。という事は、ローチが投げられたと同時に、パズルもロープに引っ張られ、共に津波の中へドボンとなる。</p><p>だが、パズルが引っ張られる事はなかった。何故なら、パズルは自ら巨大な津波に入っていたからだ。</p><p>パズルが津波に身を漬からせてからすぐに、ローチも背中から、何の抵抗も出来ずドボンと落ちた。</p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11487634293.html</link>
<pubDate>Sun, 10 Mar 2013 20:39:07 +0900</pubDate>
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<title>CAG8</title>
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<![CDATA[ <p>パズルは左手で左腕を持っている。それだけでも異様な光景なのだが、まだそれだけでは終わっていなかった。そのパズルが手に持っている左腕が、まるで生き物の様に動き出したのだ。</p><p>グニョグニョと音をたて、左腕はだんだんと変形していく、そして遂には腕としての形を失っていた。</p><p>ローチはパズルが左腕を落とした理由を疑問に感じていた。しかし、この状況を目の当たりにして、ようやく、パズルが何の意味も無く左腕を落とした訳ではないのだと気づいた。</p><p>感づいたローチを見て、パズルは声を揚げる。</p><p>「おおっ、いい顔つきじゃあねぇか！まあ、ヘルメットでそんなんは分からんけどな！はははぁ～！」</p><p>パズルは高く笑いながら、手に持っている元左腕だった物を振り回す。その振り回し様は竜巻そのものだ。あまりにも強く回されているからか、元左腕だった物はまるで長いロープに姿を変えていた。</p><p>もう左手で左腕を持っている光景など無く、そこにあるのは鋭い形をしたロープを手に持つ、パズルの姿だった。</p><p>「なあ一応これって武器なんだけどさぁ～、一応確認させてくれ、お前の着てるの、レフト・・・だよな？」</p><p>全然道筋の通ってないパズルの会話に、ローチは答えるかどうか迷った。しかし、一つだけ分かった事がある。それは今、パズルの持っているロープは武器だということだ。</p><p>「自分の武器を教えるなんて、ずいぶんと余裕だな」</p><p>ローチは皮肉気味にそんな事を言うが、パズルは楽しそうに同じ質問をしてくる。</p><p>「そうじゃあねえよぉ～ソイツぁ、レフトかどうかって聞いてんだぜ？」</p><p>珍しく低い声で聞いて来たパズルに、ローチはパズルが何を知りたいのか・・・理解する。</p><p>「そうだ・・・僕が装備しているのはレフトアーマーだ。だから何だ？それを知ってどうする？」</p><p>そのローチの答えを聞いたパズルは、今までに無い程の喜びと、歓喜を乗せたように、一歩踏み出した。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11486254338.html</link>
<pubDate>Fri, 08 Mar 2013 21:43:07 +0900</pubDate>
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<title>CAG7</title>
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<![CDATA[ <p>地下全体が、大量の小石による津波で揺れる。</p><p>ローチはこの激しさを異常だと感じ取り、足に力を入れた。しかし、身を崩さない様にするのがやっとで、目の前のパズルに対する警戒が薄れていた。</p><p>ローチの立っているこの段差から横に落ちてしまえば、助かる事はないだろう。そう考えると、やはりパズルと同時に、この状況を意識する事は難しい。</p><p>パズルとローチの距離は、決して遠くはない。そう、まさに戦闘に適した距離だ。</p><p>津波による轟音で騒がしく地下が揺れる中、パズルの弾んだ声が響き渡った。</p><p>「俺が敵かって聞いたよなぁ？～いいぜ、教えてやるよ。だから、そこの荷物を降ろしなぁ」</p><p>そのパズルの申し出を断る理由はない。ローチは、背中のB103を安全な段差の隅に横にさせた。これならB103には、津波による被害は無いはずだ。</p><p>「いいぞ。教えてくれ・・・お前は敵なのか？味方なのか？」</p><p>しかし、パズルは楽しそうに笑う。その時、ローチの感覚に寒気が走った。</p><p>「おう、教えてやるよ。ひひひっ！そんなら答え合わせだぁ～」</p><p>そう言ったのを同時に、パズルの体からバキバキッと、まるで堅い物を砕いている様な音が流れる。その音を合図に、パズルの右腕が地面に落ちた。だが、腕が肩方無くなったというのに、いかにも楽しそうにパズルは笑っている。そしてパズルは、残った左腕で落ちた右腕を拾った。そう、間違いなくパズルは、自ら自分の腕を落としたのだ。まるで、おもちゃを分解するかの様に・・・</p><p>ローチはその光景を見て、思わず一歩後ろに下がっていた。</p><p>そしてパズルの愉快な目線が、ローチの険しい目線とぶつかり、パズルがまた一歩前に出る。</p><p>次の瞬間、パズルの体から鳴り響いていたバキバキッという音が更に大きくなり、ローチはまた、異様な光景を目の当たりにする事となる。その異様な光景とは、パズルの体にある小さなフレームが、だんだんと失った左腕の形となってゆくのだ。</p><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11483514248.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Mar 2013 20:49:20 +0900</pubDate>
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<title>CAG6</title>
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<![CDATA[ <p>ローチが強く問いだしても、パズルは何も答えない。ただ、面白そうに天井を眺めているだけだ。</p><p>回答が返ってこないのだから、ローチは質問するのを止め、ひょっとしたら何かとんでもない事が起こるかもしれないと思い、背中のB103を支える手の力が自然と強くなっていた。</p><p>そして、ローチのそんな心配は本物となる。そう、微かに地下中が揺れだしたのだ。</p><p>その揺れの音は、そこまで大きいモノでは無かったが、揺れの力は相当なモノで、ローチはそれにより足の力を持っていかれていた。しかし、パズルは何事も無い様に立っていて、この大きく振動する地下をまるで遊園地の如く楽しんでいる。</p><p>パズルはローチに向け足を踏み出し、そして動けないローチの目の前に立った。</p><p>「うーん？俺が敵だってえ？！面白そうだからこれだけは言わせてくれぇ～」</p><p>「何なんだ？お前は何をするつもりだ？」</p><p>「おいおい、質問が多いぜ～じゃあ一つだけ答えてやるよ。この揺れはな、お前も知ってるんだぜ」</p><p>パズルがそう言った瞬間、さっきまでの小さな音が突然巨大な音に変わったのだ。それほど大きな音となってローチはやっと、この地下で起こっている事の想像が出来た。</p><p>その正体は、四角い小石の川だった。ローチがここに来た時の流れは非常に大きかったのだが、時間が経つにつれ流れは弱くなり、大した注意をする必要も無くなったのだ。</p><p>しかし、今の小石の流れは違った。さっきまでの弱い流れは消え、大きな音を境に巨大な津波となったのだ。その激しさは、来た時の流れとは比べ物にはならない程の威力で、もしローチ達の立っている段差から落ちてしまえばと考えると、背筋に寒気が走った。</p><p>目の前のパズルを警戒し、そして背中のB103をかばいながら、この津波に巻き込まれない様にしなければならないのだから、もうローチの中には焦りしか残っていない。</p><p>だが、パズルは相変わらず楽しそうで、まるで初めからこうなる事を狙っている風に見えた。</p><p>「この地下で、この現象・・・へへっ！コイツぁ、十年ぶりなんだぜぇ。何たってこの街の中心存在の建設物が、木っ端微塵にならんと起こらないからなぁ～」</p><p>パズルは淡々と語る。しかし、その話を聞いてローチは動揺せざるを負えなかった。何故なら、その建設物こそが、隊長達と破壊したあのオーロラのホテルだと知ったからだ。</p><p>つまり、この小石の津波の原因はローチ達があのホテルを破壊した事にあった。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11481339706.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Mar 2013 19:35:37 +0900</pubDate>
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<title>CAG5</title>
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<![CDATA[ <p>ローチは目の前にいるアーマー兵士の姿を見て、無意識に身構えた。</p><p>何故なら、目の前にいる兵士が装備しているフレームは普通ではなく、法則制もなく色々なパーツを組み合わせていて、いかにも奇妙な見た目をしているからだ。</p><p>「はっ！もう、そのリアクションは見飽きたぜ・・・コイツが何かって顔だろ？」</p><p>奇妙なアーマー兵は、気味悪く笑いながら、自分の肩をコンコンと叩いた。</p><p>「俺の着ているアーマーはな、見た目通り、様々なフレームを組み合わせて出来たモノだ。色々くっつけ過ぎて、色々な性能をコイツは覚えちまってんだよ、へへっ」</p><p>その組み合わせたフレームを、どう手に入れているのか？ローチは疑問に感じた。しかし、そんな事よりも、味方なのか？それとも違うのか？それを知る必要だとローチは考え、質問を投げかける。</p><p>「そんな事はどうでもいい。一体何の用だ？ただ武器の自慢に来ただけか？」</p><p>「はっはぁー！お前のギャグは笑えねぇなぁ～。まあ、語らせろや・・・」</p><p>だが、ローチは頷かない。ただ黙って目の前のイカレ野朗を睨みつける。</p><p>奇妙なアーマー兵は、そんな風に堅く構えるローチを見て、はぁ～とため息を吐いた。そして、再び話を続ける。</p><p>「俺はパズル・・・そう、あの組み合わせるヤツだよ」</p><p>「何の話だ？」</p><p>「俺の名前さ。いや、コードネームって言うべきかな、フフっ」</p><p>パズルと名乗って来たのだから、ローチも名乗るべきかと思った。それが伝わったのか？パズルは必要ないと言っているかの様に、ローチが名乗るのを手を出して止めた。</p><p>「必要ねぇさ！お前がレフトを着ちゃってる！！そのネタさえありゃなあ！」</p><p>「そうか、ならもうおしゃべりは終わりだ。完結に質問させてくれ・・・お前は敵なのか？どうなんだ？」</p><p>パズルはローチの質問に答える事はなかった。ただ楽しそうに天井を眺めている。まるで子供が親からのプレゼントを楽しみにしているかの様に、天井を眺めるパズルを見て、ローチは不気味に感じざるおえなかった。</p><p>その光景を見て、ローチの中で大きな焦りが生まれた。これは、不味い・・・という感覚がローチを襲う。</p><p>「一体何が可笑しい？！教えろ！お前は敵なのか？！」</p><p>ローチは地下中に響き渡る声でパズルに問いかける。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11479007317.html</link>
<pubDate>Tue, 26 Feb 2013 15:48:04 +0900</pubDate>
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<title>GAC4</title>
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<![CDATA[ <p>大きな足音は、ローチ達のいるゴミ置き場のドアの前で止まった。</p><p>しかし、そこから動きがない。ただ静かな時間が過ぎてゆく。</p><p>だが、このまま隠れているだけでは時間が幾らあっても足りない。ならば、これはいよいよドアを開くしかないと、ローチは考えた。</p><p>それに、この大きな足音がまだ、自分達にとって脅威な存在と決まった訳ではないし、ひょっとしたら、これを機会にプラスの方向に物事が進むかもしれない。</p><p>もし敵だったら・・・という不安もあるのだが、B103の事も考えると、やはりぐずぐずと時間は使えない。</p><p>ついさっき、ヘルメットのアナウンスが足の修復が完了した・・・というので、一応準備も出来ているのだ。</p><p>今だにB103は目覚めない。ならば結局のところ、B103を背負っていくしかない。もし敵だったらこの状況は最悪だ。だが、業火から任された任務なのだから、ローチは迷わずB103を背負っていく事にした。</p><br><p>ドアを開いて目の前に広がった光景を見て、ローチは疑問を感じた。</p><p>何故なら、来た時はあんなに勢い良く流れていた四角い小石の大波が、嘘の様に静まり返っているからだ。この程度の流れならば、別に足を踏み入れても、何の問題もなく渡っていけそうだ。</p><p>だが、今重要なのはそんな事ではない。そう、あの足音だ・・・それを解決しない限り前には進めない。</p><p>その時だった・・・</p><p>「うっひぃー！そりゃレフトアーマーかぁ！いいねぇ、楽しませるねぇ！」</p><p>そのまるで狂っている様な、そして、とても大きな声が地下中に響いた。</p><p>ローチは声の方向、つまり横に視線を向ける。しかし、そこには誰もいない。だだ、遠くに暗闇があるだけだ。だが、声の方向は間違ってはいない。だからローチは視線を暗闇から外そうとはしない。</p><p>そして遂に変化があった。大きな足音が再び動き始めたのだ。しかもローチの見ている暗闇の方から・・・</p><p>「何だ？！お荷物付きか？！こんな余裕こいてるヤツぁ、初めてだぜ。へへっ」</p><p>また狂った声が響く。それと同時に暗闇から、その声の正体が姿を現した。</p><p>その姿は、業火の装備していた重装備のライトアーマーと似ている。しかし、業火のモノとは大きく装備がかけ離れていた。いいや、武装してないと言った方が正しいだろう。だが、そのアーマーには色々なフレームが全身に重なっており、まるで戦車の如く装甲を極めていた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11476726873.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Feb 2013 14:21:16 +0900</pubDate>
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<title>GAC3</title>
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<![CDATA[ <p>敵に自分を味方だと思わせる方法・・・それは決して簡単な事ではない。しかし、自分は危険な部分が無いとアピールすれば、もしかしたら上手くいくかもしれない。</p><p>だが、それは今のローチにとって難しい事だ。何故なら、今ローチの身に纏っているアーマーこそが兵器だからだ。これにより、いくらローチに戦う意識が無かったとしても、危険な対象として捉えられるかもしれない。</p><p>ローチはアーマーを外せないものか？と試行錯誤してみるが、頭部のヘルメットすら外す事が出来なかった。そうなれば、武器を無くす作戦は失敗したのだから、ローチは残された奥の手を使う事に決めた。</p><p>その最後の最終作戦とは・・・B103が目覚めたと同時に、一発芸をくらわせるという内容だ。</p><p>客観的に見れば何の意味も無い作戦に思えるが、ローチはこの作戦に大きな自信があった。その自信とは、絶対に滑らないというモノで、しかも相手は子供なのだから、この点を生かさない理由はない。</p><p>B103が起きた後の気まずい雰囲気から、一発芸というのは確かに無謀だ。しかし、ローチには確実に受けて場が和むという確信があった。</p><p>こうなればローチは止まらない。冷静に自分の持ち芸リストの厳選を始める。そして遂に、数多くある優秀な持ち芸の中から選ばれた一発芸は・・・そこら辺に散らばっている滑り易い物を見つけ、それを踏みつけ、転ぶという最強の芸だ。このローチの切り札は、今まで幾戦の笑いという戦場を切り抜けて来た必殺技である。だからローチの脳内には、B103がどっと受けて、場が和む光景がはっきりと見えた。</p><p>そうと決まれば、ローチは笑いという名の戦場への戦闘態勢に移る。これで何時でもB103が目覚めた時、勝負を決めることが可能となった。</p><br><p>そして遂に、B103が目を覚ました・・・！という事は無く。それどころか、ローチが静かなゴミ置き場で奇妙な体制を維持して十分程時間が過ぎた。</p><p>そろそろ戦闘意欲が無くなってきたのをローチは自覚し、再び地面に腰をおろした。</p><p>ローチは、あと五分経ってB103が目覚めない様であれば、再びこの地下の出口の捜索に移ろうと考え、体の力を抜いた。</p><p>その時、全く警戒心の無いローチの耳に、大きな足音が聞こえてきた。その足音は、このゴミ置き場に近づいて来ていて、遂には、このゴミ置き場にある正面のドアまで近づいていた。</p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/753720/entry-11475321690.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Feb 2013 13:58:49 +0900</pubDate>
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