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<title>88-mikaのブログ</title>
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<title>有馬山椒、復活の日</title>
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<![CDATA[ 有馬の新旧の魅力を巡る「おとな旅　神戸」のプラン。<br>いよいよ、１２月のツアーの締め切りが近づいてきました。<br><br>http://kobe-otona.jp/detail/2015aw/23.html<br><br>この私が、行楽ライターという肩書きでみなさんをお連れし、有馬の新旧の名物を紹介。<br>その後、老舗宿のご主人・金井さんに「有馬の湯の泉質」について語っていただき、<br>この日のために特別にオープンするロマンチックな特設バーにて、ホットワインやビールを片手に<br>乾杯、でシメるプランです。<br><br>３つ紹介する歴史的な名物が、これまで紹介した有馬籠、人形筆。<br>そして本日、紹介する有馬山椒。<br>その歴史は明治に遡ります。『有馬山椒』なる山椒の実の醤油漬けが人気を集めていたらしい。<br>そこで、山椒を使う和食を有馬焼だとか、有馬煮だとか、呼ぶようになったとか。<br>その時代は、有馬の山奥（六甲山系）に、自生の山椒があちこちに生えていて、それぞれの家の主が、<br>秘密の山椒の木を持っていて、時期になると、山に入り、使う分だけ収穫し、各家庭で炊いていたのだそう。<br>しかも、有馬では山椒の実だけでなく、花、葉、なんと皮まで食べる習慣があったそうで。今でも有馬では、<br>山椒は捨てるところがない、と言われています。<br><br>山椒の皮については、辛皮（からか）という佃煮があり、私も（あとで紹介する川上商店さんで）購入したことがあります。そりゃ、脳天までピリッと響く辛さで、お酒のアテになるなる。<br>でも、例えば、一家の主が死に際に、遺言として、秘密の山椒の木の在処を知らせたというような深い話は、私が尊敬するフードージャーナリストの曽我さんの取材レポで知りました。<br>http://alimali.jp/?p=3413#.VmGb-3ufxFQ<br><br>ところが、私が生まれた頃。昭和40年代になると、有馬の各家庭で山椒を炊く習慣が消えていき…<br>いつしか有馬山椒と呼ばれた、六甲に自生する山椒が幻、となってしまったのでした。<br>それを復活させたいと、有馬でプロジェクトがたちあがったのが、今から５年前。偶然、六甲山中で見つかった山椒の木がきっかけで、その枝を冬山椒の木に接ぎ木し、経過をみているのです。<br><br>有馬山椒は他の山椒にくらべ、トゲも強く、メジャーな朝倉山椒にはほとんど含まれていないフルーツ臭のシトロネラール、を多く含んでいるという特徴があるのだとか。その魅力をいかした佃煮などの商品が有馬に登場するのは…少なくとも５年以上、先になるそうですが…なにせ金井さんほか、アイデアマンが揃った有馬です。佃煮だけで終わるはずがない。先日は、試験的にとれた有馬山椒で、あの『エス　コヤマ』さんに、チョコレートを作ってもらっていました！ということで、今からとても楽しみです。<br><br>残念ながら「おとな旅　神戸」の開催日には、その復活の有馬山椒にはまだ出会えないけれど、<br>有馬で元禄２年から佃煮を扱っていた「川上商店」さんに立ち寄り、山椒の佃煮を味見し、<br>その歴史を語ってもらう時間も用意しています。<br><br>ぜひ、日本酒好きの方、辛いもの好きの方。辛皮に挑戦してみてほしいな。<br>今まで、食べたことのない歴史ある刺激に、舌も心もひりひりするはずです。<br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12102824965.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Dec 2015 23:17:54 +0900</pubDate>
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<title>クリスマスイヴ×６　有馬編つづき</title>
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<![CDATA[ 私事ですが。<br>12月19日に有馬温泉で、行楽ライターとしてガイドをします。という話の続きです。<br>メインは最後の、その日に特別に開設される素敵バーでの一杯、なんですが<br>それまでに、有馬名物を３つまわります。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151202/00/88-mika/53/b4/j/o0800060013499980866.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20151202/00/88-mika/53/b4/j/t02200165_0800060013499980866.jpg" alt=""></a><br><br>前回に紹介した「有馬籠」の次が「人形筆」とも呼ばれる「有馬筆」。<br>有馬で室町時代から作られてきたという、由緒ある筆です。<br>色鮮やかな絹糸を巻いたシルエットも特徴的ですが、<br>何と言っても、筆を立てて書こうとしたらひょこっと出てくる人形！<br>おとぼけた表情が、たまりません。<br>奈良時代に孝徳天皇のお妃が、長く不妊だったのが、有馬の湯に浸かったところ<br>ご懐妊され、有間皇子を授かったという古事記の物語が、由来だとか。<br>大正時代には数軒あった人形筆のお店ですが、いまでは西田屋さん一軒。<br>結婚してまだ間もない頃、取材で伺った時に、筆屋として６代目を継ぐおかあさん・西田光子さんから<br>どうぞ、といただいた筆が、この写真のもの。<br>水色のベースに厄除の七色があしらわれています。<br>今思えば、本格的な厄除をしなかった私が、30代の厄も難なくスルーし、<br>約６年の不妊治療を乗りこえて、子供を授かったのも、<br>大切に高いところに供えていた、この筆のじわじわパワーをいただいていたのだろう。<br><br>凛として、美しいおかあさんという印象の光子さん。今年93才のはず。<br>今年６月の「おとな旅　神戸」の有馬ツアーの際には、わざわざ店先まで<br>出て下さって、元気なお顔を拝見できた。今回も、ぜひ、一目お会いしたいもの。<br><br>ということで「おとな旅　神戸」のツアーに興味をお持ちになった方、<br>一度、詳細を見て下さいね。<br>そしてよかったらご参加を！素敵なバーで乾杯しましょ。<br><br>http://kobe-otona.jp/detail/2015aw/23.html<br><br>まだまだこのツアーの魅力はありまして…<br>次は、有馬名産の３つ目。有馬山椒について、紹介します。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12101762369.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Dec 2015 00:45:42 +0900</pubDate>
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<title>有馬で素敵なクリスマスイヴ×６を</title>
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<![CDATA[ 私事ですが。<br>来月、１２月１９日に、行楽ライターとして、有馬を案内するガイドをするんです。<br>タイトルでイヴ×６と書いたのは、12月24日がイヴなので、そこから逆算すると、イヴが６つかと。<br><div align="center"><br></div><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151129/01/88-mika/11/03/j/o0800106713497010616.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/01/88-mika/11/03/j/t02200293_0800106713497010616.jpg" alt="" style="float: right; clear: both;"></a><br><br><br>有馬といえば、そう、温泉！日本の三大古湯としても、三種類の湯質が楽しめる名湯としても<br>知られてますが、他の魅力も知ってもらいたい、という企画です。<br><br>「おとな旅　神戸」という神戸市のイベントで、詳しくはこれをご参考に。<br>http://kobe-otona.jp/detail/2015aw/23.html<br><br>で、ですね。このイベントの参加者を今、募っておりまして。<br>ここで、数回にわけて内容を詳しくご紹介して、広く詳しく告知できたら、と思っています。<br><br>まず、今回はみっつのテーマで街歩きをしようと思っているのですが、そのひとつが、有馬名物。<br>ご紹介するのが、有馬籠、人形筆、有馬山椒、です。<br>今日は、そのなかの有馬籠について、書かせて下さいね。<br><br>秀吉が、ねねにお土産にしたことがあるとも言われている、有馬籠。その昔、有馬には籠を編む職人さんがたくさんいたのだそう。今は残念ながら、一軒しか残っていないのだけど、その一軒がすごい！<br>「有馬籠　くつわ」さんというのですが、450年の歴史をもち、その伝統をたやさぬよう、おじいちゃんとその子、孫の三代が、今現在、作成にあたっているのです。若い孫も、芸を継ぐのを拒むことなく…という理由は、その籠の奥深さにあるのでしょう。<br><br>有馬というと、秀吉が好んで訪れ、茶会を開いたり、湯治をした温泉地。その歴史から、花器が多く作られていたようです。そして、今も多くの茶道家、華道家に愛されているのです。<br>お店を訪ねてみてください。お箸や風鈴など、竹細工の日用品の並んだフロアを越えて、奥に行くと、<br>そこはまるで美術館。茶道、華道の経験のない人でも、「おっ」と目をひく美しさ。素朴でいて、花を挿すと、ひとつの情景が作り出されるような、ドラマ性を抱いた器が並んでいます。<br>なので、前回、同じ企画でガイドをした際には、お花をたしなむミセスが、そのなかのひとつにビビビッと、ひとめ惚れして、購入されました。<br><br>三代の職人のなか、おじいさん（実際は、おじいさんというと失礼なくらい、肌艶のいい、ダンディな方です）が有馬籠の歴史や作り方、竹のあれこれを話してくださるのですが、まあ、そのテンポのいいお喋りもまた、<br>おもしろくて、ためになるんです。<br>例えば…お米を研ぐ籠の、なめらかな手触りや、蕎麦を盛る籠の、しつらいの美しさ。<br>ここの籠は、なんと、ひっくりかえして椅子のように座っても、潰れないんですって！<br><br>そこで、私は自分の家にある、安くて購入した籠を比較対象に出してみたりします。<br>それは、もう、違いは、一目瞭然。<br><br>今のような晩秋から冬にかけ、虫がいない時期は竹を採りに山に入るらしく、多忙ななか、<br>この１２月１９日には、お話をいただくことになっています。<br><br>どうぞ、有馬籠に興味を持った人、参加してください。<br>そして、私のヘタなガイドに、びしばし、ご指導、ご鞭撻、くださいな。<br><br>写真は私が「くつわ」さんに行ったら必ず買う、竹のお箸。<br>先が細くってものを挟みやすく、両方、使えるのが魅力。調理箸として、肉系、野菜系を触るのに、箸を洗ったり、二本使い分けたりすることなく、くるり、とバトンをまわすように持ち代えて使えるので、重宝してます。<br><br>次回は、人形筆について、ご紹介させてくださいね。<br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12100684339.html</link>
<pubDate>Sun, 29 Nov 2015 01:03:53 +0900</pubDate>
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<title>もー！　もーまんたい！？　</title>
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<![CDATA[ わけあって。<br>子供ふたりは留守番で、夫婦でUSJに行ってきました。<br><br>あ、そんなに理由は深くなく。<br>子供が幼稚園までは、数回、一緒に行っていたのだけど。<br>最近、どうした？USJ。ハロウィンナイトは、いいとして。バイオハザード、進撃の巨人…<br>アメリカ発のテーマパークという大きなものを、見失っているのでは？<br>で、うちの双子は、恐れをなして、行きたがらなくなってしまったのです。<br><br>今回はチケットを幸運にも１枚手にいれたダンナさんが「行きたい！」と言うので、おつきあい。<br>平日、しかも、人気のハロウィンナイトも時期はずれ、で、クリスマス前、という<br>比較的空いてる日を選んで行ったのですが…<br>いやぁ、びっくり。いるのですね、多くのファンが。<br>ひとり5000円もするエクスプレス・パスを購入しておいて、よかったよかった。<br>ハリーポッターの１６０分待ちの横を、すっと裏口入場する際、<br>ちょっと罪悪感と、かなりの優越感を味わってる自分がおりました…。<br><br>５つのアトラクションで優先されるチケットを選んだので、<br>「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」には絶対乗るよね、しかもバックがおすすめだよ、<br>と、友達が途中、SNSやメールですすめてくれたのだけど。<br>ブランコの後に揺れるのですら、ダメな私。<br>乗るわけが、ありません。<br>私の権利もダンナさんに、ほいほい譲って、ひとりでぶらぶら。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151107/01/88-mika/ec/07/j/o0800106713476598731.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20151107/01/88-mika/ec/07/j/t02200293_0800106713476598731.jpg" alt="" style="float: left; clear: both;"></a><br><br><br>人間ウォッチングが、おもしろかったのです。<br><br>１１月に入っていたものの、まだ園内はハロウィン気分。仮装の人も多くいまして。<br>なにやら角をはやして顔はまっしろな二人組。<br>うーん、エレキテル連合、じゃないよね。後に風呂敷、背負ってるし…。<br>はた、と気づきます。妖怪ウォッチに出てくる、人気兄弟キャラだと。<br>そのふたりが、写真、撮ってください、と寄って来ました。<br>もちろん、承諾。私も、子供たちにコマさん兄弟との撮影を自慢するために、<br>自分の携帯で一緒に撮ってもらい、にんまり。<br>よくよく見ると、仮装の顔は志村けんのバカ殿な感じだけど、<br>素顔は美人さんに間違いないと、確信した時のこと。<br><br>ふたりが「ありがとうございます」と、私に言いおわらないところへ、<br>若い男性がふたり。<br>「一緒にさっき、撮ってもらった写真。送るので、メールアドレス、教えて」と。<br>ほぉ。なるほどね。<br>ハロウィンの仮装は、ナンパに大貢献しているのです。<br>普通に歩いてる女子に、一緒に写真撮ろう、と突然言ったら、ひかれるはず。<br>まして、メアドなど、なかなか聞き出せないもの。<br>でも、仮装してる人は、ゆるキャラ同様、写真撮影を頼まれても、おかしくないし、<br>むしろ嬉しいくらいで。<br>で、撮ったら、送る。そのためにアドレス交換。すごくすんなりと、ことは運ぶのです。<br>あああ。<br>今の若い子がうらやましい。なーんて思ったりして。<br><br>さて、園内、仮装の人と同じくらい目立ったのが、アジアからの旅行者。<br>よく、とんでもないマナー違反を指摘されているけれど、私が見かけた人たちは<br>子連れでも、団体でも、とても品のいい感じ。<br>報道されてるようなモンスターは、減ったのかなぁ、と思っていたら、<br>いました！ランチを食べた「メルズ・ドライブイン」で。すぐ横のテーブルに！<br>若いカップル。<br>店員さんが、声をかけてるので、ふと見ると、<br>レストラン内で、平気で持ち込んだもの、だけを食べていました。<br>申し訳なさそうに注意する店員さんに<br>彼氏は、へらへら。<br>まぁ、そのへらへらは、照れ隠しかと許しましょう。<br>が、女の子は、横向いて、知らん顔。<br>聞く耳なし。<br>で、店員さんが立ち去った後。<br>そのまま、なにごともなかったかのように、ふたり、モクモクと食事を続けてます。<br>おいおい！<br>私ですらわかるような、簡単な英語で優しく諭してもらったんじゃないの？<br>で、しっかり平らげて、去っていきました。<br>おいおい！<br>ゴミ、ぜーんぶ、テーブルにまき散らしたままで。<br>はぁ。どんだけ、私、追っかけて、せめてゴミ箱にいれよう、と言いたかったことか。<br>でも、それも、バカらしくなったんです。<br><br>だって、その彼氏のジャケットの背中にでかでかと、<br>「問題ない」って。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12092738428.html</link>
<pubDate>Sat, 07 Nov 2015 00:57:18 +0900</pubDate>
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<title>キャンプだホイ　♪</title>
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<![CDATA[ <br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151014/01/88-mika/b8/88/j/o0800060013453349498.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20151014/01/88-mika/b8/88/j/t02200165_0800060013453349498.jpg" alt=""></a><br>タイトルの童謡、ご存知です？<br>「キャンプだ、ほい。キャンプだ、ほい。<br>キャンプだ、ほいほいほい。　～略～<br>はじめて見る山、はじめて見る川、はじめて泳ぐ海…」<br>という歌詞。<br>私がはじめて聞いたのは、うちの双子が幼稚園で習ってきたのを披露してくれたとき。<br>てっきり、コマーシャルソングか、アニメの主題歌かと。<br>なんとマイク真木が、作詞作曲って！<br>びっくりでしょ？<br><br>この連休、夜はすっかり冷え込む兵庫の北部にある<br>湯の原温泉オートキャンプ場でキャンプをしてきました。<br>そして<br>「はじめて寝る寝袋、はじめてやる燻製、はじめて使うたき火台」を経験。<br><br>寝袋は、最初はスースーとしてこころもとなかったのだけど、<br>ボディと袋との間の空気の層が温まるとかなり温かく、私は気に入りました。<br>しかも、こどもが布団をはねとばしたのを直す必要もないし、<br>なにより、寝相の悪いこどもたちと一緒に寝てても<br>蹴られる、殴られるということがないのが平和でした。<br>これは家でも採用したいところ。<br><br>で、燻製。これはなかなかおもしろい！プロセスチーズとクリームチーズだと<br>食感がかなり違って仕上がるし、蛸や玉子は洋酒のアテに最適な味わいに。<br>ただ厚揚げ、ナッツはいまいち、わかりづらく…。その場で着ていた服のほうが、<br>ずっと燻した香りをまとってたりしました。<br><br>たき火台は、わかります？<br>要は、薪を直に地面でやるのを禁じられているところが多いらしく、<br>四角い入れ物の中に薪をいれて、たき火をするという装置。<br>こんなもの、いらないだろう、と思っていたら、<br>さすが10月にもなると夜はしんしんと冷え込み、<br>バーベキューが終わり、炭が消え始めるとゾクゾクと寒気がしてきて…<br>そんな秋の夜長にこそ、たき火台！<br><br>当初、勝手にネットでポチッと購入したダンナさんにさんざん「無駄」だと、<br>けなしてましたが、正解でした。<br>しかも周りに囲炉裏型になる枠までついてたり、したので、<br>まるで『ジョジョの奇妙な冒険』並に「無駄無駄」と文句言ってましたが、<br>缶ビールを置いたり、おつまみの皿を並べたり、<br>この囲炉裏スタイルがなかなか使い勝手がよく…。<br>すみません、負けを認めます。<br><br>にしても。ハイカーの私にしてはキャンパーのルールというかマナーというか<br>決め事がいまいち、わからなくて…<br>例えば、知らない人とすれ違う時。<br>ハイカーなら山中で、必ず、こんにちわ、を交わすけれど。<br>キャンパーは、ほぼほぼ、目もあわさず、無言。<br>もしくは自分の仲間、家族と歩いていたら、<br>そちらの会話をやたら強調する傾向があるような…<br><br>うーん。なんだか寂しいし、変な感じ。<br>でも、よくよくキャンプ場で観察を続けていると、その理由が<br>わかってきました。<br>特に、オートキャンプ場の場合、<br>区画が指定されていて、まるで新興住宅地の分譲スペースのように<br>自分の敷地に車を置き、テントを張るわけなのだけど、<br>隣との柵などないし、家の塀もないスケルトン住宅なわけ。<br>外を歩く人からも、ばっちり見える。<br>どんなテントを使ってて、どんな料理をしてて、どんな服装をしてて、<br>どんな道具を揃えてて、どんな遊びをしているのか…まで。<br>例えばどんな奥様、ダンナさま、もしくは彼氏彼女を連れているのか、<br>といった品定めまでされてしまう、のです。<br><br>そんなスケルトンな実験モルモットの生活のような状態で<br>「こんにちわ」「おはようございます」など交わし、<br>ヘタに交流が生まれたら、よりぎくしゃくしてしまう可能性がありそう。<br>しかも限られた時間、家族、仲間と思い切りアウトドアを楽しみたいのだから、<br>変なしがらみを作るなんてナンセンスなのでしょう。<br><br>ある意味、皆、外から見られている緊張感をもって、<br>夫婦の会話もしているようで…<br>トイレに行くたびに、通路を歩きながら、耳をダンボにして<br>「つくられたアットホームな図」を観察しておりました。<br><br>え？うちはどうだって？<br>それが、ありがたいことに、どんつきの角の区画だったので、<br>自分たちの家族、妹家族以外はほとんど近寄らない場所。<br>いつもどおり。過ごさせてもらいました。<br><br>ちなみに、湯の原温泉オートキャンプ場は、<br>温泉もあるし、スタッフの方が感じがいいし、<br>設備も整っていて（水道は区画に完備。電気も希望すれば使える）<br>ポプラ並木が絵になって…えらく人気があるらしく、<br>クローズを迎える１１月の連休も予約で満員だそうです。<br><br>もひとつちなみに、<br>このキャンプ場、幽霊目撃が多いらしいのは…<br>恐がりの娘と息子には、内緒です。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12083967134.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Oct 2015 00:45:13 +0900</pubDate>
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<title>雑食な音楽</title>
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<![CDATA[ 今日はウクレレの練習に少し没頭した一日。<br>音楽がある日常ってのも、いいなぁ、と改めて思う。<br><br>といっても、私自身、活字がない生活はできないけれど、<br>音楽はあったほうがいいけれど、無音でも全然、過ごせるタイプの人間。<br>ラジオを聞きながら勉強する「ながら族」の世代だけど<br>絶対にそんな技、できなかった。<br>ラジオが流れた空間だと、<br>音楽なら歌詞、DJがしゃべっていたらその内容が気になって<br>勉強なんて、無理！だった。<br><br><br>それゆえ、これ！というジャンルにこだわりはなく、<br>音楽は全般に耳に入ってきて、<br>心地よかったらなんでもOKである。<br>そのためか、<br>お気に入りの曲を自分でリミックスした<br>オリジナルのカセットテープをよくもらった。<br><br>おつきあいしていた人からが、やはり一番多い。<br>でも、その他にも<br>英語会話の先生だとか、<br>ヘビメタな同級生だとか、<br>バイト先の先輩だとか、<br>会社の上司とか…。<br>たぶん、なんにでも興味あったので、自分の好きな音楽がある人は<br>「これ聞いてみて！」と、つい言いたくなる相手だったのだろうな。<br><br>彼氏の場合は自分色に染めたかった？笑<br>それはないだろうな。そんな純粋なタイプではなかったからなぁ…。<br><br>そのおかげで、本当にどんなジャンルでも、ひととおり、耳慣れしていて、<br>好きな曲がある。<br>音楽の雑食をして、楽しんできた。<br><br>でも、今の子は、どうしているんだろう。<br>レコードをジャケ買いして、部屋に飾ったり。<br>CDの発売日に、お店に飛んでいったり。<br>しなくなってきているんだろうなぁ。<br>ネットで買えるんだよね。<br>買ったことないけど。<br><br>ちょっと好きな子とか、仲良しな子とかに、<br>自分のセレクトの音楽を贈ったり、って、<br>デジタルな世界でもできるのかな？<br>できるんだろうな。<br>でも、でも。<br>曲のタイトルを一生懸命、手書きしたラベルとか。<br>そういうの、今、ないのでは？<br>そういう作業って、すごく心が相手に伝わって、いいなぁと思うんだけど。<br><br>だから、字が好きな私の場合。<br>今はもう、聴くことはない（聴くすべもないし、テープも伸びてるだろう）けれど、<br>すごく馴染みのある文字が並んだカセットテープ、メタルテープが<br>実は捨てられなかったり、する。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12082129673.html</link>
<pubDate>Fri, 09 Oct 2015 01:58:53 +0900</pubDate>
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<title>股のぞき</title>
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<![CDATA[ 日本三景のひとつ、天橋立。の話ではなく。<br>先日、調子を崩して、久しぶりに『婦人科』に行った話。<br><br><br>私が不妊治療中、副作用でお腹に水がたまり、なんと妊娠７ヶ月ぐらいの大きさまで<br>お腹がふくれあがり、とうとう呼吸困難で肺炎になり…という状態の時に<br>治療でかかっていたクリニックでは、らちがあかず、<br>お世話になり、入院の手配をしてくれ、いたわってくださった先生のいる個人病院へ<br>今回、久しぶりに行ったのだけど…<br>がびーん。<br>その時お世話になった医院長先生が、もはやリタイヤのようで…<br>部屋に入ると息子先生が座っていた。<br>歳は私より一回りほど、若そう。<br>ダメ…　久しぶりの婦人科診察で、この展開は。<br>おじいちゃん先生なら、前にも見てもらっているので、安心できたのに。<br>下着を脱ぐ段階で、初めての人との体験ぐらい、ためらってしまうが、<br>もう後戻りができない。<br><br>「８月８日生まれなんですね」<br>「はぁ」<br>「奥さんと同じですわ」<br>そんな私の心情を察してか、気分を紛らしてくれようとした先生。<br>仕方ない。関西人だもの、何か返さなきゃ。<br>「先生の奥様も気が強いでしょ？」<br>と、図星だったらしく、苦笑の先生に、横からおばちゃん看護士が<br>「でも料理が上手でらっしゃる」と、不思議なフォロー。<br><br>おかげさまで、そんな会話で少し気が楽になった。<br><br>結果は、卵巣が片方、少し腫れているのと、<br>子宮筋腫がちっちゃいのが２つ、あることがわかった。<br>けれど、どちらも緊急性はないので、年１度の健診で、<br>経過観察しましょうとの話。<br><br>救われたのが器具の挿入時の温かさ。<br>金属の器具を人肌に温めることは、おじいちゃん先生から息子先生へ<br>ちゃんと継がれていた。<br><br>にしても、参った。<br>何も考えず、ガウチョパンツを履いて行った私。<br>看護士さんが<br>「スカートはそのままで、いいですよ。ショーツだけ脱いで」<br>と言ってくれたけれど、スカート違う…<br>「あらら、最近、スカートに似たやつ、はやってるもんね。じゃあ全部脱いでね」<br>となった。<br><br>そこで思い出す。そうだ、こういう時はロングスカートなら、<br>あらわになった自分の肢体を全部さらけ出さずに<br>ある程度、隠せたことを…<br><br>ぜひ、これから婦人科へ行く方、ロングスカートで、どうぞ。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12081371202.html</link>
<pubDate>Tue, 06 Oct 2015 23:55:15 +0900</pubDate>
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<title>嵐（ジャーニーズじゃないよ）の夜に　</title>
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<![CDATA[ <br><br><div align="center"><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20151002/00/88-mika/d3/1f/j/o0800060013441645953.jpg"><img width="220" border="0" height="165" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20151002/00/88-mika/d3/1f/j/t02200165_0800060013441645953.jpg" alt=""></a></div></div><br><br>今、西宮にはかなり風が強く吹きまくっています。なんと暴風警報が出ています。<br>ベランダの大きなサボテンは倒れそうなので、一時、避難勧告。<br>私のパソコンからまっすぐ５mのところに鎮座していております。<br><br>にしても。本当にすごい音と振動。<br>びゅーびゅー、まるで漫画や絵本で描かれるような<br>正統派の嵐の夜です。<br>子供の時はワクワクしませんでした？<br>私はふたつ下の妹と、子供部屋の秘密の基地に<br>何かあった時に持ち出すためのカバンを用意していました。<br>うーん。何を入れてたんでしょうね。<br><br>思い出せるのは、飴あれこれ。ともだちと交換したり、<br>母にもらったのをひとつだけ残してたり。<br>コレクションは瓶いっぱいになるほど多かったけれど、大半が一度溶けて、<br>年を越してまた固まった…な形状だったっけ。<br>あとは、羊のぬいぐるみのメリーに金髪の人形ネリー。<br>紙石鹸やキャンディーズのキーホルダー、アイスクリームの当たり棒！<br>とにかく、あれこれ、日々、追加したり、入れ替えたりしてたっけ。<br><br>なのに、今、47才の私。<br>音に、少々ドキドキと反応するものの、<br>昔のようにワクワクは、できません。<br>そんななか、もし何かあったら避難する際、何を持って行こう…と考えてみます。<br>うーん。懐中電灯に、携帯に…。<br>あ～夢がない！<br><br>みなさん、どうです？<br>なにか絶対に肌身離さず持って行きたいもの、とか、あります？<br><br>このままいけば、双子の手をひいて、手持ちぶさたで背中にサボテンを背たろうて、行きそうです。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12079533617.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Oct 2015 00:22:03 +0900</pubDate>
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<title>家電の受話器、握りしめ走る！</title>
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<![CDATA[ 道に倒れては誰かの名を、呼び続けたことは、ありますか？　は、中島みゆき。<br>さてさて<br>道を走りながら受話器握り、叫び続けたことは、ありますか？<br><br>この場合の受話器は携帯ではなく。家の子機。<br><br>あれは９年前の朝。<br>本当なら不妊治療の健診で神戸の病院に行くはずの時間だった。<br>けれど、そのすこし前に流産をし、その際にどん底だった気分を通ってたクリニックの医師が<br>もひとつどん底に落とすような態度、言葉をなげかけてきて、<br>すっかりクリニックに行くのがおっくうになっていて。キャンセルしたので、家にいた。<br><br>と、家の電話が鳴る。<br>出ると「う」「うう」と、ただならぬ父のうめき。<br>息たえだえな声で「心臓が痛くてな…」。<br>「え？大丈夫？救急車は呼んだ？」と聞いたら、まだだと。<br>「とにかく、じっとしていて」と電話を一度切って、救急車を呼ぶ。<br>不思議なもので、緊急時、１１０にかけてしまうのでは？なーんて、普段思っていた私だが<br>ちゃんと、迷いなく１１９にかけられるものだ。<br>自宅の住所を告げて電話を切り、その後、また実家にかけて、父の様子を確認。<br>かなり痛むようで、椅子に倒れ込んでいるという。<br>ので、「とりあえずその姿勢でいて。すぐに私も行くし、救急車も行くから」と<br>受話器越しに励ましながら、同じ町内の実家へ、受話器を握りしめて走る走る。<br>マンションから実家まで、２ブロックほどあるが、その間、覚えている限り、家の電話が<br>つながっていたのを、あとで冷静に考えて、びっくりする。<br><br>その後、やきもきしながら救急車の到着を待ち、病院へ。<br>当時、まだ健在だった９６才の祖母に留守番を託し、<br>私も救急車に乗り込み、病院へ。そして母も私のダンナも妹もいないまま、<br>私の一存で緊急手術が始まることになった。<br><br>父は心筋梗塞だった。<br><br>初期だったのと、カテーテル手術がうまくいったのとで、<br>なんと4日後には退院し、<br>ドクターストップをふりきって妹の結婚式にも参列できるまで、回復した。<br><br>にしても、父はナゼ、我が家に電話してきたのか。<br><br>その頃、頑固な父は「携帯なんか不要だ」と、持たず。<br>突然、胸がしめつけられ、息苦しくなった際に、なんとか家の電話までたどりつき、<br>プッシュするほどの余裕はなかったものの、短縮ボタンの１が私の家の番号だと覚えてて<br>それで、かけてきたというのだ。<br><br>母はその日、外出。<br>妹は仕事。<br>私は本当ならクリニックだったが、さぼっていたのが功を奏して、つながった、という奇跡だ。<br>クリニックもしかり、仕事でもしていたら、留守だった。<br>家でもやれるライターゆえ、つながったのだ。<br><br>私は本当にこの一連の出来事で、やっと恩返しができたと思った。<br><br>広告業界に興味があり、ライターになると言った時。<br>父にかなり幻滅された。<br>戦前の生まれ。堅物の７０代。<br>エンジニアで理系の父が認める仕事は、いわゆる第一次産業、第二次産業のみ。<br>形のない、サービス業、広告、編集出版などの業界は、なし、だったのだ。<br><br>そして、結婚してからも、不妊治療で市内のクリニックにかかっていた時には、<br>黙って送り迎えをしてもらい…いつまでもスネをかじりまくっていた私。<br><br>やっと父に返せた、と思った。<br>でも、もう、こんな体験はこりごり。<br>今はやっと薄れたけれど、２年ほどは救急車の音を聞いただけで、<br>身震いがして、心臓がどきどきして眠れなかったものだ。<br><br>その病気以来、父は携帯をもつようになった。<br>その番号の２番に、私の携帯番号が確か登録されているはずだ。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/88-mika/entry-12079522690.html</link>
<pubDate>Thu, 01 Oct 2015 23:36:32 +0900</pubDate>
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<title>おもてなし　って</title>
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<![CDATA[ 今日、芦屋でハイソなテイストの取材をしてきた私。<br>私が学生時代だった20年以上前とは、かなり違ってきているのも、わかったし、<br>芦屋にお住まいのご夫妻がコーディネートしてくださったので、<br>間違いなしのセレクトだったので、<br>滞在時間が各店20分前後という慌ただしさでしたが<br>楽しく納得のいく内容でした。<br><br>今回、私以外にライターとして、台湾からお越しいただいた方がおりまして…。<br>観光業界においてカリスマ的な存在のマダムなんですが<br>チャーミングなお人柄と、ご自身のポジションを鼻にかけず、<br>多方面に気を遣う繊細さに初対面ながら、本当に魅かれた私。<br>こういう形でご一緒できたこと、光栄に思いました。<br><br>で、その方、二週間ぐらい前に日本に来られたものの、<br>あちこちから引っ張りだこ。<br>昨日、長野から移動してきたところで、どうも体調が悪いご様子。<br>なのに分刻みのスケジュールだったので、<br>せめてランチではゆっくりされるといいな、と思っていたんです。<br><br>ところが、です。<br>あるまじきことが、名門レストランのテーブルでおこったのです。<br><br>そのマダムが、スープを残されました。<br>体調ゆえ、量を加減しないとダメだと、ドクターに言われているとのこと。<br>その状態で、フレンチ料理は辛いだろうなぁ、と思っていたら<br>メイン料理やお口直しのパイなど、やや懇願気味に<br>「よかったら食べて」と私に。<br>では、と、お肉をいただいたところ<br>「よかったぁ、残したら、シェフ、悪い想いしちゃうから」<br>と、安堵の様子。<br><br>あとで、カメラマンさんに聞いたところ、最初に残したお皿をひく際、<br>すごくイヤな顔をしたというのです。<br>あるホールの男性が。<br><br>なんですって！<br>それって、私がひとり、イライラしていた相手ですやん。<br>見るからに、不機嫌そうな顔で、<br>デザートなどの置き方、下げ方もかなり乱暴で。<br><br>カメラマンさんがお料理を撮影する際に、「わたし、邪魔かしら」と立ち上がり、<br>少し席を離れただけのその台湾のマダムに<br>飛んで来て<br>「他のお客様もおられますので、おやめください」<br>と、ピシッと上からな物言いをしたヤツだ！（もはや、ヤツ、に）<br><br>先に、お断りしておきます。<br>盛りつけも、味つけも、最高のフレンチ。でした。<br>ワインを紹介してくださったソムリエ、<br>料理を説明してくださったホールの男性。<br>とっても笑顔が素敵で、丁寧でした。<br>確かにすべてパーフェクト、でした。<br><br>なのに、です。<br>そいつ（そいつ呼ばわり）、ひとりのせいで、場はだいなし。<br>マダムは席を離れたことでも、ごめんなさい、とおっしゃり、<br>残したお皿をひいてもらうたびに、申し訳なさそうにされて…<br><br>しかも、平日というのに、満席状態。<br>そのせいか、どうやら時間制限があったよう。<br>それはそれで、いいんです。<br>でも、おしゃべりに花が咲き、盛り上がっていたら<br>「お時間、１時までですので、早めにメインにすすんでいただかないと…」<br>と、食事時間をまけ、という指示を、無表情で言ってきて…。<br><br>そいつの存在にイライラが募り、だんだん味がわからなくなっていき、<br>しまいには、ときめくはずのデザートタイムも、色あせてしまい、<br>普段ならありえない、残して帰る、という行為をしてしまった。<br>でも、その場に居合わせた者がみんな、それぞれ、なにか不満を抱いていたよう。<br>皆、最後のデザート、残して、席を立ちました。<br><br>食事の合間に、マダムが<br>「今、実際に食べたいものは、白いご飯とお味噌汁。<br>そしてお漬物」と、ウインクしておっしゃっていたのも、<br>ささやかな抵抗だったのかもしれません。<br><br>客に気を遣わせる店。<br>ダメ、でしょ。<br>へんこな頑固なオヤジがやってる、というのがウリの<br>ラーメン屋さんや定食屋さんとは、わけが違います。<br>それなら、そういう状況も把握し、味わいとして、納得して食べに行くものだし。<br><br>芦屋のお屋敷レストランです。<br>星、ついてます。<br>ランチで４５００円はくだりません。<br><br>そんなお店で、これは、いただけない。<br>しかも、そういうイヤな雰囲気にしたのは、たったひとりの言動。<br>そいつのせいで、他のスタッフの素晴らしいサービスも、シェフの腕前も、吹っ飛んでしまい…。<br><br><br>ヘタに発言したら、その場の雰囲気がますます悪くなる、と思ったし、<br>そのお店をセレクトし、アポイントをとってくださったコーディネーターさんに<br>ご迷惑がかかる、と思ったし。<br>そんなこんなで口をつむんでいたのですが。<br>あの場で何も言わなかったこと、今になって後悔します。<br>マダムにすごくイヤな想いをさせたなあ、と<br>日本人として、阪神間に住む者として、<br>いいおもてなしができなかったことに責任を感じます。<br><br>店を出た車のなか、カメラマンさんが同じ想いを抱いていたことを知り、<br>あ～。と、思った次第。<br><br>もちろん、原稿には、こんなこと、書きません。<br>その不機嫌野郎の記憶は消して、他のスタッフの行き届いたサービス、<br>そして美味しかった料理について書くでしょう。<br><br>今度、あのお店に行って、あの不機嫌野郎がまた同じだったら、<br>絶対に何かしら、態度で示そうと誓います。<br><br>はぁ、すっきりした。<br><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 12 Sep 2015 01:09:19 +0900</pubDate>
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