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<title>薄井一彰（大宗真人）のブログ</title>
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<title>センター試験と源氏物語</title>
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<![CDATA[ <p>センター試験と源氏物語</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄井　一彰</p><p>&nbsp;</p><p>一　センター試験から共通テストへ　</p><p>大学に合格された方は、一次試験、第二次試験と、二回入学試験を受けた方もおられると思う。私は一浪しているので毎年、一次試験があった三月三日になると大学受験のことを思い出す。</p><p>一九七九年(昭和五四年)から、国立大学の一次試験をまとめた共通一次試験(大学共通第一次学力試験)が実施される ことになり、一九九〇年(平成二年)に大学入学センター試験に改称されて二〇二〇年まで続いた。私の四人の子供たちは、皆このセンター試験を受験したので、 私は趣味と実益をかね、文科系の科目について子供たちの家庭教師をした。特に国語は配点が多く、私の得意科目だったので、子供たちが大学に入学をしてからも国語だけは毎年問題を解いており、この習慣は二〇二一年(令和三年)に、大学入学共通テストに変わってからも続いている。</p><p>&nbsp;</p><p>二　センター試験の構成</p><p>センター試験の国語は二〇〇点満点で、評論(五〇点)、小説(五〇点)、古文(五〇点)、漢文(五〇点)という配点になっている。この構成は、共通テストに移行してからも変わっていない。本稿ではこのうちの古文(五〇点)について、述べてみたい。</p><p>&nbsp;</p><p>三　源氏物語の影響</p><p>インターネットで調べると、センター試験の問題は大学教員が作成していたようだ。そしてこれまでの出典を見ると、今昔物語集、平家物語、太平記などはあるものの、古文の先生の頭はどうしても、源氏物語中心にできているらしい。</p><p>しかし源氏物語そのものは、本試験ではニ〇一四年の『夕霧』くらいしかない。(追試験ではニ〇〇三年の『手習』、一九九九年の『薄雲』がある。)だが、二〇〇七年の兵部卿物語から、最後のセンター試験となったニ〇ニ〇年の一四年間の、本試験の半分にあたる七回の古文が、源氏物語の擬古物語の類が出題されているのだ。</p><p>(センター試験に出題された擬古物語)</p><p>●二〇〇七年　兵部卿物語</p><p>●二〇〇九年　一本菊</p><p>●二〇一〇年　恋路ゆかしき大将</p><p>●二〇一三年　松陰中納言物語</p><p>●二〇一五年　夢の通ひ路物語</p><p>●二〇一七年　木草物語</p><p>●二〇一九年　玉水物語</p><p>&nbsp;</p><p>なぜ、あまり有名でない擬古物語を、出典文とすることが多かったかを考えて見よう。それは、二〇一〇年までは、いわゆる過去問題を再度、出題しないというルールが厳守されていたことがある。またそれ以降も、できるだけ受験生が過去に見たことのないような出典を使いたいという、出題者の意図が働いていたこともあろう。</p><p>&nbsp;</p><p>四　難解な源氏物語と擬古物語</p><p>しかし擬古物語といっても、ほとんど源氏物語の文体と類似した難解なものであり、源氏物語とこの擬古物語が古文に出題されると、パニックになる受験生が多かったようだ。私の子供もこの難問にはまって、国語全体の成績を著しく悪くした子がいた。</p><p>しかし難解だからと言って、その内容が人生の指針となるような意味のある文章かと言えばそんなことはなく、大半が男女の恋愛やそれにまつわる痴話ばなしばかりである。一方、漢文の出典は人生訓となるような意味深いものが多く、その文章は多感な時期にある大学受験生の心に、生涯刻まれることになると思う。</p><p>五　二〇一四年のセンター試験</p><p>出題された試験問題の古文と漢文の例として、二〇一四年のセンター試験(本試験)を例にとって比べてみよう。</p><p>二〇一四年のセンター試験国語の平均点は、ニ〇〇点満点で九八点であり、二〇一三年の一〇一点とニ〇一五年の一一九点に比べて著しく低い。これは古文に、『源氏物語』(夕霧)の一節が出典となっている難問が出されたことが、大きく影響していると思われる。</p><p>問題文の冒頭の部分を、次に示してみる。</p><p>&nbsp;</p><p>三条殿、「限りなめり」と、「『さしもやは』とこそ、かつは頼みつれ、『まめ人の心変はるは名残なくなむ』と聞きしは、まことなりけり」と、世を試みつる心地して、「いかさまにしてこのなめげさを見じ」と思しければ、大殿へ「方違へむ」とて渡り給ひにけるを、女御の里におはするほどなどに対面し給うて、少しもの思ひ晴るけどころに思されて、例のやうにも急ぎ渡り給はず。</p><p>&nbsp;</p><p>三条殿は夕霧(源氏の子供)の妻である<ruby>雲居<rp>(</rp><rt>くもいの</rt><rp>)</rp></ruby><ruby>雁<rp>(</rp><rt>かり</rt><rp>)</rp></ruby>であり、夕霧自身も大将殿として、出て来るのみである。話は、夕霧は妻の雲居雁がいるのに、<ruby>落葉宮<rp>(</rp><rt>おちばのみや</rt><rp>)</rp></ruby>と浮気をして深い仲になった。そこで雲居雁が怒って、実家に帰ってしまう。困った夕霧は妻の実家に行って、子供のことも考えてくれと訴える。</p><p>主な大学受験生は十八歳の男女であるのに、夫婦げんかや痴話げんかの話を、日本の古典文学の問題として出題することが、果たして相応しいだろうか。</p><p>一方、二〇一四年の漢文の問題は、陸樹声の『陸文定公集』という文章であった。これはタケノコを例にとり、うまいタケノコはすぐ切られて食べられてしまうが、苦いものは切られずに身を全うすることができるという、深い人生訓を含んだ漢文である。</p><p>&nbsp;</p><p>六　心に残る古文の入試問題</p><p>心に残る古文の入試問題の例として、五〇年ほど前に私が受けた入学試験に出題された、『かげろふ日記』の一節がある。作者の息子である道綱が、鷹を空に放す場面の文章を、今でも覚えている。</p><p>センター試験が共通テストに変った初回、二〇ニ一年古文の『栄花物語』は感動的な名文と思われるが、二〇ニニ年の『増鏡』と『とはずがたり』は、現代文に直して読むと恥ずかしくなるような、たわいもない内容に見える。</p><p>　今後の共通テスト古文において若い受験生のために、前述した夕霧と落葉宮、雲居雁の三角関係のような問題が、出題されないことを、願うばかりである。</p>
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<pubDate>Sun, 24 Jul 2022 20:07:50 +0900</pubDate>
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<title>キンドル出版記</title>
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<![CDATA[ <p>一　七十歳定年近づく　</p><p>一九七六年から四十五年もフルタイムで働き続け、出勤もせず家にいるイメージが、わかなくなってしまった。本来は五十五歳で会社を退職して、グループ会社で六十歳まで勤め、年金生活にはいるくらいのつもりでいたが、特に辞める理由もなく、周囲の仲間と働き続けていたら、再来年は七十歳定年という所まで来てしまった。</p><p>さすがに七十歳を超えると働き口も少なくなり、ほとんどの先輩方も年金生活をされているので、いよいよ覚悟を決めて、完全リタイア生活の準備を本格的にはじめることにした。</p><p>&nbsp;</p><p>二　たまにはアウトプットしよう</p><p>今の生活は毎日、新聞二紙を読んで、ドコモのマイマガジンでほとんどの週刊誌に目を通し、昼はネット、夜はテレビのニュース解説を見て寝てしまう。摂取する情報の量は膨大なものになるが、知識をため込むだけで出す場がないと、欲求不満になってしまう。</p><p>&nbsp;</p><p>三　そうだ、電子書籍がある</p><p>自費出版で本を作るには多額の費用が必要だし、本が売れなければ在庫の山を抱えなければならない。しかも今の若者は本を読まず、スマホやパソコンばかり見ている。</p><p>そこで、今流行りの電子書籍に目をつけた。以前からアマゾン社のキンドル版を見ていたこともあり、これを利用することにした。キンドルの電子書籍は、電子データーを送れば無料で出版ができ、しかもPOD(プリント・オブ・デマンド)で、紙の本も無料で作ることができる。この紙の本は注文印刷なので、一冊ごとにアマゾンに注文をすることになるが、何より在庫を持たなくて済むのが魅力だ。</p><p>&nbsp;</p><p>四　代行業者に原稿まる投げ</p><p>電子書籍や注文印刷本が無料で出版できると言っても、キンドル出版用の電子データーを作ることは、素人には難しい。そこで「代行業者」が存在するということを、インターネットを見て初めて知った。</p><p>私がお願いをした代行業者は、ほとんど一人で電子メールのやり取りにより仕事をしており、代行出版料金は電子書籍が一回五万円、紙の注文印刷をオプションでする場合は、さらに五万円の追加料金で、全てをやってもらえた。</p><p>原稿はワードで作成し、一応タテ書きで実際の本のイメージにして送ったが、予想外だったのは、行間を詰めたため、本にした時のページ数が、希望よりかなり少なくなってしまったことである。</p><p>&nbsp;</p><p>五　わが子育てを本にする　</p><p>電子書籍の出版をすることにしたが、出版する中身は本にして売れそうなものでなければ、面白くない。今の私が書くことができる売れそうな内容はと考えると、四人の子供を大卒の公務員にしたことくらいだろうと思いついた。これならかなりの時間を子供たちのために費やし、ある程度の成果もあがっていることから、自分の経験を社会の役に立てることができると思った。</p><p>わが家の子育て戦略は、子供が四人もいることから高校までは公立とし、高校でセンター試験の勉強をして国立大学を目指すというものだった。しかし、子供たちもそんなに勉強に打ち込んでいた訳ではないので、結局四人とも国家総合職などの「偉い公務員」にはならず、「普通の公務員」に落ち着いてしまった。</p><p>そこで本のタイトルを、「あなたの子供を『普通の公務員』にしよう」として、空いた時間を見つけては文章を書き、一万一千字ほどの原稿を作って、代行業者に送信した。</p><p>&nbsp;</p><p>六　表紙の候補は十六種類</p><p>　電子書籍の文字数は、一万五千字から三万字と言われているので、一万一千字はやや少なめだったが、行間を広くとれば何とか格好がつくと、安易に考えていた。</p><p>また、私が依頼をした代行業者は、表紙を十六種類も用意してくれたので、その中で本の中身をよく反映しているものを一つ選んだ。</p><p>本の大きさは、B六版の単行本サイズとした。</p><p>&nbsp;</p><p>七　販売価格と印税</p><p>今回出版した本の販売価格は税込みで、電子書籍が一冊五百円、紙の注文印刷は一冊千円に設定した。</p><p>印税については、電子書籍は販売価格の七十パーセント、紙の書籍は十パーセントがもらえる。さらに電子書籍には読み放題サービスがあり、読まれたページ数によりもらえる印税もある。電子書籍の販売実績はロイヤリティーのレポートで翌日に見ることができるが、紙の書籍の報告は翌月くらいになる。小額にせよ、自分の書いたものにお金を払って読んでくれる人がいるというのは、嬉しい。</p><p>また電子書籍も紙の書籍も、写真付の著者略歴を載せられるので、「作家」になった気分を味わうことができる。</p><p>&nbsp;</p><p>八　おわりに</p><p>今回は初めての出版で、ページ数など思い通りにならなかったこともあるが、ほぼ満足のいく内容で、キンドル出版を体験することができた。次の機会はいつになるか分からないが、リタイア後の趣味として、またチャレンジをしてみたい。</p><p>新型コロナウイルスの流行は職場や家庭のあり方を変え、在宅勤務やオンライン会議などのリモートワークが定着してきた。インターネットで結ばれた新しい社会は、高齢者にはむしろ、住みやすい世界かも知れない。リアルの仕事や趣味の活動には参加しにくい高齢者も、顔が見えず場所を選ばないバーチャルな世界では、ITのスキルさえあれば問題なく参加できる。</p><p>七十歳を超えると働き口が少なくなり、社会活動の範囲も狭くなると言われているが、インターネットで結ばれた世界は、実力次第で活躍するチャンスがあるだろう。</p><p>今回のキンドル出版を突破口として、コロナ後の激変する新しい時代を生き抜いて行きたい。　</p><p>☆激変の世なれど高き意気を持ち電脳社会を生き延びるのだ</p>
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<pubDate>Sat, 07 May 2022 14:56:10 +0900</pubDate>
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<title>書評 中根　誠著　プレス・コードの影(ＧＨＱの短歌雑誌検閲の実態)　その２</title>
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<![CDATA[ <p>続き</p><p>戦後民主化の裏に見る秘かな検閲の影</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄井　一彰</p><p>二　プレス・コードの影響　</p><p>戦後にＧＨＱは、新しい日本国憲法案の作成を幣原内閣の憲法問題調査委員会(松本委員会)に指示するが、この委員会はほとんど明治憲法と変わらない草案を出して来た。そこでマッカーサーは、ホイットニー民政局長らに全く別の草案を作らせ、日本政府と調整して一九四七年五月に現行の日本国憲法が施行された。</p><p>戦後日本の民主化は、ＧＨＱ強制によるパラダイムシフトなくしては、とても出来なかった。それには軍国主義・超国家主義教育から自由民主主義教育への転換とそれを支える国民の意識改革が必要だった。</p><p>&nbsp;　戦前・戦争中の抑圧から解放された日本の文学は、男女の自由な恋愛と結婚をテーマにした、明るい印象がある。私も青春期には、石坂洋次郎の「青い山脈」や「山のかなたに」などで、その余韻を味わったことがある。しかしその背後には、作品と作者が一体であるとされる短歌の雑誌を中心に、秘かな検閲により政治・経済・文化にわたって、日本を改造しようとするＧＨＱの意志が働いていた。</p><p>第二次世界大戦前と戦争中の日本においても検閲制度はあったが、これは目に見える形で行われ、見せしめ的なものであった。しかし、ＧＨＱのプレス・コードは、検閲や検閲局の存在も秘密とされ、戦後日本を政治・経済・文化の全般にわたって、内面から改造しようとするものであった。</p><p>戦後の日本は徴兵制もなく、日米同盟に守られて経済に専念でき、豊かで平和な時代が続いた。しかし、米ソ冷戦が終わり、中国が台頭して来ると、相対的に米国の力は弱まり、日本の独自性・独立性が求められるようになっている。このような状況の今こそ、プレス・コードによって、日本が失ったものは何だったかを、問いかける時なのかも知れない。</p>
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<link>https://ameblo.jp/a1940871/entry-12691087296.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Aug 2021 18:58:12 +0900</pubDate>
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<title>書評 中根　誠著　プレス・コードの影(ＧＨＱの短歌雑誌検閲の実態)　その１</title>
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<![CDATA[ <p>戦後民主化の裏に見る秘かな検閲の影</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄井　一彰</p><p>&nbsp;</p><p>一　ＧＨＱの短歌検閲　</p><p>プレス・コード(日本出版法)とは、戦後占領下の日本において、連合国軍最高司令官総司令部(ＧＨＱ)によって行われた、新聞出版活動を統制するため、一九四五年九月に発布された規則である。</p><p>※これにより検閲が行われ、一九五二年四月発効のサンフランシスコ講和条約まで続いた。</p><p>ただし、出版物に対するＧＨＱの検閲は、最初は事前検閲であったが、一九四七年十月からは一部の新聞等を除いて、発行誌を提出して検閲を受ける事後検閲になり、一九四九年十月にＧＨＱの民間検閲局(CCD)が廃止されることにより終了した。</p><p>この検閲に関わった米国メリーランド大学教授ゴードン・W・プランゲン氏の資料、プランゲン文庫のマイクロフィルムのコピーを、著者は国立国会図書館から取り寄せ、短歌一一一雑誌、三三一冊の膨大な資料に取り組んだ。しかも一部の英文と、それを和訳したものまで掲載した。</p><p>削除または掲載発行禁止の対象となるものとして、次の項目が提示され、発行者(社)に注意が与えられた。</p><p>一　SCAP❘連合国軍最高司令官(司令部)に対する批判　二　極東軍事裁判批判 三 SCAPが憲法を起草したことに対する批判 四 検閲制度への言及 五 合衆国に対する批判 六 ロシアに対する批判 七 英国に対する批判 八 朝鮮人に対する批判 九 中国に対する批判 一〇 他の連合国に対する批判 一一 連合国一般に対する批判 一二 満洲における日本人取扱についての批判 一三 連合国の戦前の政策に対する批判 一四 第三次世界大戦への言及 一五 ソ連対西側諸国の「冷戦」に関する言及 一六 戦争擁護の宣伝　一七 神国日本の宣伝 一八 軍国主義の宣伝 一九 ナショナリズムの宣伝 二〇 大東亜共栄圏の宣伝 二一 その他の宣伝　二二 戦争犯罪人の正当化および擁護 二三 占領軍兵士と日本女性との交渉 二四 闇市の状況 二五 占領軍軍隊に対する批判　二六 飢餓の誇張 二七 暴力と不穏の行動の扇動 二八 虚偽の報道 二九 SCAP または地方軍政部に対する不適切な言及 三〇 解禁されていない報道の公表等。</p><p>（ 江藤淳『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』)</p><p>本書は四章からなり、第一章でＧＨＱの短歌雑誌検閲の実態を述べ、第二章は東京、第三章は大阪、第四章は福岡の各検閲局の具体的な短歌雑誌検閲内容が詳細に記されている。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/a1940871/entry-12691086630.html</link>
<pubDate>Sun, 08 Aug 2021 18:53:52 +0900</pubDate>
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<title>あなたの子供を「普通の公務員」にしよう</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>【新規出版情報】</p><p>・書籍名：あなたの子供を「普通の公務員」にしよう</p><p>・著者名：薄井一彰</p><p>▼電子書籍または、紙の本</p><p><a href="https://t.co/QMy8eccvTt">https://t.co/QMy8eccvTt</a></p><p>&nbsp;</p><p>▼書籍紹介用動画はこちら</p><p><a href="https://t.co/9nBEEew9e8">https://t.co/9nBEEew9e8</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/a1940871/entry-12684457288.html</link>
<pubDate>Sun, 04 Jul 2021 14:51:15 +0900</pubDate>
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<title>短歌集２</title>
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<![CDATA[ <p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; text-indent: 90pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 18pt;"><font color="#000000">次郎長銀座</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄　井　一　彰<span lang="EN-US" style="margin: 0px;">&nbsp;</span></font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">富士と波三保の松原浜に立つ風呂屋の壁かされどふるさと</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">出来立ての商品積みて軽を馳せ富士を目掛ける海上の道</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">岸壁に落ちる手前で車止め海を覗けば泳ぐよ鰯が</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">巡回を終えて谷降りひと休み小川の蟹は饒舌に這う</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">山奥の苦情治めに頭下げ話せばなごむ帰路の夕月</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">会社ごとに港かっぽれ繰り出せば清水の街は昭和のにぎわい</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">港祭り清水銀座に店を出しちびまる子の唄夏を売る夜</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">バスツアー刀を抜きて見栄を切る次郎長生家のオールドボーイ</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">夕波に琥珀流るる清見潟友のおもかげ五百の羅漢</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐ明朝&quot;,serif; font-size: 14pt;"><font color="#000000">役終えし清水銀座のシネマ館グッバイ・オリオン映画の世界</font></span></p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;">&nbsp;</p><p align="left" style="margin: 0px; text-align: left; line-height: 28pt;">銀座短歌No.38　２０１６年１月より</p>
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<pubDate>Sat, 26 Jan 2019 14:14:48 +0900</pubDate>
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<title>短歌集</title>
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<![CDATA[ <p style="margin: 0px;"><font color="#000000"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 18pt;">興津思郷</span><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;">　　　　　　　　　　　　　　　</span><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 14pt;">薄井一彰</span></font></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">駿河路に祖父は病を癒やさんとたどり着きたり興津の駅に</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">その家は蜜柑畑に囲まれて二階の窓より貨物船見ゆ</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">静岡に汽車で通学する父は旧制中学小さな力士</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">庭の池オタマジャクシがあふれ出る世の厳しさを知らぬごとくに</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">通いしは寺が営む幼稚園甘茶をかける花まつりの日</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">裏山に登りて眺める浄水場祖母が作りし鰹節おにぎり</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">幼稚園で遊びし友の弔いに近くの家へ園児らと行く</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">暑き日はおきつ駅前名物屋アイスモナカの甘く優しく</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">岩場には古風な水着の女たち遠く座礁の大きな船が</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">今はただ遥か記憶にあるばかりふと思い出す興津のむかし</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span lang="EN-US" style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">&nbsp;</font></span></p><p style="margin: 0px;"><span style="margin: 0px; font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;; font-size: 12pt;"><font color="#000000">銀座短歌<span lang="EN-US" style="margin: 0px;">N0.42</span>　<span lang="EN-US" style="margin: 0px;">2018</span>年１月１日　より</font></span></p>
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<link>https://ameblo.jp/a1940871/entry-12373969262.html</link>
<pubDate>Sun, 06 May 2018 21:19:39 +0900</pubDate>
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