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<title>Alex</title>
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<title>プレーオフシリーズ初戦開幕、タイガーは暫定7位タイ</title>
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<![CDATA[ <br>2013年08月23日09時30分<br> <br>リーダーズボード<br><br>順位選手名スコア<br>1ケビン・スタドラー-7<br>2R・パーマー-6<br> H・ステンソン-6<br> C・ビジェガス-6<br>5J・デイ-5<br> M・クーチャー-5<br>7R・ムーア-4<br> B・クレーン-4<br> グラハム・デラート-4<br> M・エブリー-4<br>順位の続きを見る<br>＜ザ・バークレイズ　初日◇22日◇リバティ・ナショナルGC(7,400ヤード・パー71)＞<br><br>　PGAツアーの年間王者を決める、FedExカッププレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」が開幕。初日は豪雨による長時間の中断を挟んだ影響で全選手がホールアウトできず、日没のためサスペンデッドとなった。<br><br>　そんな中7アンダーでホールアウトしたケビン・スタドラー(米国)が暫定ながら単独首位。1打差の2位タイにライアン・パーマー(米国)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)がつけている。<br><br>　5アンダーの5位タイにジェイソン・デイ(オーストラリア)、マット・クーチャー(米国)、タイガー・ウッズ(米国)は4アンダーで競技を終えて7位タイにつけている。<br><br>　FedExカッププレーオフシリーズは4試合行われ、今大会にはレギュラーツアーのFedExカップポイントランキング上位125名が出場。今大会終了時のランキングで100位以上が次戦の「ドイツバンク選手権」に進む。<br><br>【初日の順位(暫定)】<br>1位：ケビン・スタドラー(-7)<br>2位T：ライアン・パーマー(-6)<br>2位T：ヘンリック・ステンソン(-6)<br>2位T：カミロ・ビジェガス(-6)<br>5位T：ジェイソン・デイ(-5)<br>5位T：マット・クーチャー(-5)<br>7位T：タイガー・ウッズ(-4)他6名
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<pubDate>Fri, 03 Jan 2014 17:11:31 +0900</pubDate>
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<title>Ｗ杯の勝者はオランダサッカー</title>
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<![CDATA[ ツイート<br>スペイン代表はバルセロナの鏡<br>現在のスペインはバルセロナの鏡のようなチームだ<br>現在のスペインはバルセロナの鏡のようなチームだ【(C) FIFA/FIFA via Getty Image】<br>　１カ月間にわたって行われたワールドカップ（Ｗ杯）・南アフリカ大会は、残すところ決勝のみとなった。１１日の夜、オランダとスペインが共に初優勝を懸けて激突する。守備的なチームが多かった今大会において、最終的には“オランイェ”（オレンジ＝オランダ代表の愛称）と“ラ・ロハ”（赤＝スペイン代表の愛称）という、華麗な攻撃サッカーを掲げる２カ国がファイナリストとなった。そして、両チームがいずれも、ヨハン・クライフと深いつながりがある点が興味深い。<br><br>　スペイン代表はバルセロナの鏡のようなチームである。リオネル・メッシ（アルゼンチン代表）がいないかわりに、何人かのレアル・マドリーの選手（イケル・カシージャス、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス）、ビジャレアルのサイドバック、ジョアン・カプデビラを加えただけだ。ドイツとの準決勝では、実にバルセロナの選手が７人もスタメンに名を連ねていた（ダビド・ビジャは加入したばかりだが）。<br><br>　セスク・ファブレガスも含むバルセロナのカンテラ（下部組織）育ちの選手たちは、小さいころから“ラ・マシア”と呼ばれる寮で暮らし、併設の練習場で一緒にトレーニングを行ってきた。そこで採用されているシステムが、４０年近く前にオランダ人のリヌス・ミケルスが提唱した「トータルフットボール」だ。そして、クライフはバルセロナで選手として、監督として、このスタイルを体現した。<br><br>　また、「トータルフットボール」を掲げ、“時計じかけのオレンジ”の異名で世界を席巻したのは、１９７４年西ドイツ大会のオランダ代表だった。クライフを擁したチームは決勝にまで上り詰めたが、最後は地元西ドイツの前に屈した。ベルト・ファン・マルワイク率いる今大会のオランダは現実路線を採ってはいるが、根源にはミケルスのサッカーがある。オランダサッカーの流れを汲むバルセロナとは兄弟のような間柄なのだ。<br>オランダ人が育てたバルセロナ<br>クライフ率いるバルセロナは９２年、初の欧州王者に輝いた<br>クライフ率いるバルセロナは９２年、初の欧州王者に輝いた【Photo:AFLO　FOTO　AGENCY】<br>　バルセロナファンにとって忘れられないのは、９２年のウェンブリー・スタジアムでのチャンピオンズリーグ（当時はチャンピオンズカップ）初優勝だろう。サンプドリアとの決勝、若きクライフはベンチで指揮を執り、金髪のオランダ人ＤＦロナルト・クーマンが延長後半にミドルシュートをたたき込んだ。この伝説のゴールシーンは、２００５－０６シーズンにバルセロナが２度目の欧州チャンピオンになるまで、繰り返しテレビで放送されたのだった。<br><br>　話はこれだけでは終わらない。バルセロナとオランダ人とのかかわりはまだ続くのだ。９０年代後半、ホセ・ルイス・ヌニェスからジョアン・ガスパールに会長が変わった時代、監督はクライフからボビー・ロブソンを挟み、アヤックスで実績を残したもう１人のオランダ人、ルイス・ファン・ハールに代わった。<br>　当時のバルセロナにはたくさんのオランダ人選手がいた。マルク・オーフェルマルス、ウィンストン・ボハルデ、ミハエル・ライツィハー、フランク・デ・ブール、フィリップ・コクー。フィンランド人のヤリ・リトマネンですら、アヤックス仕込みだった。そして、何よりパトリック・クライファートはセンセーショナルなストライカーだった。<br><br>　０３年には、当時低迷していたバルセロナの監督に、オランダ人のフランク・ライカールトが就任。前年に率いていたスパルタ・ロッテルダムでは結果を残すことができなかったが、リーグ連覇、２度目のチャンピオンズリーグ優勝など結果を残した。この時のチームには、マルク・ファン・ボメルとジオバニ・ファン・ブロンクホルストがいた。日曜日にサッカーシティでスペイン代表が戦うオランダの主軸である。シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、カルレス・プジョルらにとっては、かつてのチームメートとまみえるということだ。さらにオランダベンチには、フィリップ・コクー、フランク・デ・ブールというバルセロナＯＢが控える。<br>初の栄誉を手にするのは？<br>オランダは好調を維持するスナイデル（右）が攻撃をけん引する<br>オランダは好調を維持するスナイデル（右）が攻撃をけん引する【(C) FIFA/FIFA via Getty Image】<br>　素早いパス回しによってできるだけ長くボールを保持することが、バルセロナ、そしてスペイン代表のシンプルなコンセプトだ。自分たちのところにボールがある限り、相手に攻撃されることはない。と同時に、考える時間を確保し、ゲームをコントロールすることができる。<br><br>　今のオランダ代表には、そこまでの完成度はない。好調なスナイデルの決定力も手伝って、効率の良いサッカーに徹している。あくまで内容より結果、というわけだ。ファン・マルワイクは決勝に向けた会見で、「スペインはバルセロナの影響を受けており、バルセロナはクライフとミケルスの影響を受けていると思う」とオランダサッカーへの称賛と優位性を口にしている。<br><br>　当のクライフは、自身のコラム内でスペインが有利であると断言した。日曜日の夜、サッカーシティで２つの似通ったスタイルが激突する。「カタルーニャ化したスペイン」対「伝統的なオランダ」――果たして初の栄誉を手にするのはどちらだろうか。いずれにしても、すでに「オランダサッカー」が勝利していることだけは間違いないだろう。
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<pubDate>Thu, 07 Nov 2013 12:02:10 +0900</pubDate>
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<title>素晴らしき３位決定戦 宇都宮徹壱の日々是世界杯２０１０（７月１０日＠ポートエリザベス）</title>
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<![CDATA[ ツイート<br>３位決定戦は盛り上がるか？<br>誇らしげに国旗を広げるドイツサポーター。この日のドイツは主力を欠いた苦しい布陣となった<br>誇らしげに国旗を広げるドイツサポーター。この日のドイツは主力を欠いた苦しい布陣となった【宇都宮徹壱】<br>　大会３０日目。この日はここポートエリザベス（ＰＥ）にて、ウルグアイ対ドイツの３位決定戦が行われる。しかし試合前の街並みからは、ワールドカップ（Ｗ杯）の熱気はほとんど感じられなかった。メディア関係者についても同様である。ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムに向かうシャトルバスの乗客は私ひとり。プレスルームに到着すると、まるでノーゲームデーのようにジャーナリストの数はまばらで、何とも閑散とした印象を受ける。そういえば友人の同業者も「へえ、３決（３位決定戦）行くんだ」と、いかにもモノ好きを相手にしているような反応であった。まことに残念ながら、３決をめぐる一般的な認識は、およそこのようなものである。<br><br>　ここ２大会の３決は、ホスト国が出場していたこともあり、それなりに盛り上がっていた記憶がある。０６年のドイツにしても、０２年の韓国にしても、ホスト国としての責務を果たした彼らが、いかに冒険を終わらせるかという一点において、人々の注目を集めていた。また９８年には、クロアチアという初出場のダークホースが登場したことで、それなりの盛り上がりを見せていた（試合自体は凡戦だったが）。しかし今大会はウルグアイとドイツ。地元の人々にとっては、どちらもシンパシーを感じにくく、また戦う方にしてもいずれも優勝経験があるので、果たしてどれほどモチベーションがあるのか、非常に気になるところだ。結論から言えば、両チームとも極めてモチベーションは高かったものの、スタメンの顔ぶれには大きな差があった。<br><br>　まずドイツ。準決勝はサスペンションだったミュラーが復帰し、ＧＫには若き守護神ノイアーに代わってベテラン３６歳のブットが起用された。ただし、チーム内にインフルエンザがまん延したため、これに感染したラームとポドルスキが欠場。現在４ゴールで得点王争いに絡んでいるクローゼも、準決勝で背中を痛めたためベンチとなった。対するウルグアイは、ＤＦのビクトリーノ、ＭＦのアルバロ・ペレイラが控えに回った以外は、ほぼベストのメンバー。準々決勝のガーナ戦で「勝利のハンド」を犯したスアレスも、出場停止１試合のみで復帰している。大型スクリーンに彼の姿が出現すると、スタンドから大きなブーイングが起こった。アフリカ勢の期待を一身に集めていたガーナを、絶望の淵にたたき込む契機を作ったスアレス。そんな彼を、地元の人々は決して許してはいなかった。この日はスアレスがボールを持つたびに、会場からは猛烈なブーイングが発せられることとなる。<br>逆転に次ぐ逆転を制したドイツ<br>試合終了間際、ウルグアイはＦＫを獲得。しかし、フォルランのシュートは無情にもクロスバーをたたいた<br>試合終了間際、ウルグアイはＦＫを獲得。しかし、フォルランのシュートは無情にもクロスバーをたたいた【ロイター】<br>　試合は予想外に点の取り合いとなった。先制したのはドイツ。前半１９分、シュバインシュタイガーがウルグアイＤＦのクリアボールを直接ミドルで蹴り込む。いったんはＧＫがはじくが、ミュラーが確実に詰めてネットを揺らす。これでミュラーは、得点ランキングトップに並ぶ、今大会５ゴール目。まだ２０歳、しかも今大会が初のＷ杯となるこの男は、今後どのようなキャリアを積み上げていくのだろうか。何やら歴史的な場面に立ち会っているのではないかと思えるくらい、この日のミュラーは光り輝いていた。<br>　しかしウルグアイもすぐさま反撃。２８分、ハーフウエーラインでペレスがシュバインシュタイガーからボールを奪うと、すぐさまカウンターで３対２の状況を作り、最後はスアレスのパスをカバーニが冷静にゴール右に流し込む。前半は１－１で終了。<br><br>　前半途中から降り始めた雨の中、後半はさらに目まぐるしい展開が待っていた。ウルグアイは、フォルラン、スアレス、そしてカバーニの３人が、変幻自在の動きを見せながら巧みにマーカーをかわし、さらに追加点を狙う。そして後半開始早々の６分、スアレスとのワンツーからアレバロが右からクロスを入れ、これをフォルランがたたきつけるような右足ボレーで逆転ゴールを決める。これでフォルランも今大会５ゴール目。こちらは３１歳のベテランだが、今大会は何度もファンタスティックなゴールを決めて観客を大いに魅了した。個人的には、大会ＭＶＰ候補の筆頭である。<br>　とはいえ、もちろんここであきらめるドイツではない。逆転されてからわずか５分後、右サイドのボアテングからピンポイントのアーリークロスが放たれ、相手ＧＫとＤＦが重なったところに、ファーサイドでジャンプしたヤンセンが頭で合わせ、これが待望の同点弾となる。この日のヤンセンは、ポドルスキの穴を埋めて余りある仕事を見せた。<br><br>　その後は再び激しくなった雨と、根付きの悪い芝がめくれる最悪のピッチコンディションの中、こう着した展開が続く。世界３位の座を勝ち取るべく、どちらも死力を尽くした、まさに好ゲーム。それも近年の３決の中でも、間違いなく１、２を争う好ゲームと言えよう。そして後半３７分、試合を決定づけるゴールが生まれる。コーナーキックのチャンスを得たドイツは、エジルのキックがゴール前でこぼれたところを、ケディラが強引に頭で押し込み、ついにドイツが再逆転に成功する。残り時間は８分。そしてロスタイムは２分。ここからさらに息詰まる攻防が展開される。何とか同点に追いつこうとするウルグアイは、ペナルティーエリア付近の絶好の位置でＦＫを獲得。名手フォルランのキックは、しかし無情にもバーをたたく。直後に終了のホイッスル。ファイナルスコア３－２で、ドイツがウルグアイを辛うじて振り切った。<br>大健闘のウルグアイと将来が楽しみなドイツ<br>ドイツは２大会連続の３位。若いチームは今大会、「新しいドイツ」を強く印象付けた<br>ドイツは２大会連続の３位。若いチームは今大会、「新しいドイツ」を強く印象付けた【ロイター】<br>　かくして、ドイツが３位、ウルグアイが４位となった。明暗を分けた両チームであったが、それぞれに今大会を象徴する、魅力に溢れたチームであったと思う。<br><br>　ウルグアイについては、フォルランというとび抜けたタレントを擁していたものの、全体的にはコレクティブなチームであり、とりわけ守備における個々の球際の強さとカバーリングの的確さは目を見張るものがあった。また攻撃に際しては、フォルランやスアレスだけに頼らず、彼らを含む３～４人の選手が一気に攻撃参加して、その動きも実に流動的かつスリリングに満ちていた（もしかしたら、岡田武史監督の理想に近い形だったのかもしれない）。いずれにせよ、ブラジルとアルゼンチンがベスト８で沈んだ今大会において、南米代表として大健闘したウルグアイには、心からの拍手を送りたいと思う。<br><br>　そしてドイツ。前回大会の経験者が７人しかいない、この若々しいチームは、今大会において「新しいドイツ」を内外に強く印象付けて、２大会連続の３位に輝いた。もちろん２大会連続とはいえ、ベテランたちの大団円というイメージが強かった４年前の３位とは、今回は大きく意味が異なる。何より、このチームには未来への希望が満ち溢れており、２年後のユーロ（欧州選手権）、そして４年後のＷ杯では間違いなく優勝候補に数えられる存在となっているはずだ。ミュラー、エジル、ケディラ、ボアテング、クロースといったニューエイジが台頭するドイツ代表の未来は、他国がうらやむほど希望に満ちている。今大会、かように将来性溢れるチームが、ほかにあっただろうか。<br><br>　いずれにせよ今大会の３位決定戦は、ウルグアイとドイツという、それぞれ違った驚きや新鮮さを感じさせる両チームのおかげで、素晴らしいゲームを堪能することができた。その意味で、本当にＰＥまでやってきてよかったと思う。そして１１日は、いよいよオランダとスペインによるファイナルである。ヨハネスブルクのサッカーシティでは、どんなドラマが待っているのだろうか。本稿を無事に送信し終えたら、すぐに現地へ飛ぶことにしたい。
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<pubDate>Thu, 07 Nov 2013 12:01:39 +0900</pubDate>
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<title>スペインの偉業達成とオランダの態度について</title>
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<![CDATA[ <br>今大会、サポーターの数ではオランダはスペインをはるかに圧倒。それだけに落胆も大きかった<br>今大会、サポーターの数ではオランダはスペインをはるかに圧倒。それだけに落胆も大きかった【宇都宮徹壱】<br>　ブラッターＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）会長から、スペインの守護神にしてキャプテンであるカシージャスへ、黄金のトロフィーが手渡される。それを頭上高く掲げた瞬間、金色の紙吹雪が一斉に舞い、花火が打ち上げられる。スペインが歴代８番目の世界チャンピオンとなった瞬間である。これまでユーロ（欧州選手権）では２度の優勝経験があるものの、Ｗ杯では６０年前のベスト４が最高の成績だったスペインが、ついに世界一に登り詰める――。何とも感慨深いことである。<br><br>　あらためて、今大会におけるスペイン優勝について考えてみたい。<br>　まず目につくのは、その失点の少なさ。７試合でわずかに「２」である。前回大会のイタリア、そして１９９８年のフランスと並ぶ立派な数字だが、一方で得点も「８」しかない。決勝トーナメント以降、ずっと「ウノ・セロ（１－０）」で勝ってきたため、こちらも歴代最少。しかも（先の日記でも指摘したことだが）イタリアのような守備的な戦術ではなく、あくまで攻撃的なサッカーを目指しての結果がこれである。この点については、今後さらに議論と検証がなされるべき、興味深いテーマであると言えよう。<br><br>　それでも今大会のスペインの優勝が、過小評価されることはない。何と言っても、ヨーロッパのチームが、ヨーロッパ以外でトロフィーを掲げたことの意義は大きい。また、欧州制覇チームが２年後に世界制覇を達成したのは、７２年、７４年の西ドイツ（当時）以来のことだ（逆は９８年、２０００年のフランス）。さらに監督のデルボスケは、レアル・マドリー監督時代（０２年）にトヨタカップを制したのに続いて、今回はＷ杯にも優勝。クラブチームとナショナルチーム、両方で世界一となる２人目の監督となった（最初に達成したのは、ユベントスとイタリア代表を率いたリッピ監督）。こうして考えると、あらためてスペインの今回の偉業達成が、いかに素晴らしいものかが理解できよう。<br><br>　敗れたオランダについても言及しておきたい。この試合をもって彼らが「罰せられた」と論じるのは、いささか酷であるように私には思える。許し難いファウルがあったのは事実だが、それでも悲願の世界タイトルを獲得すべく、彼らがそれまでの価値観を曲げてまでファイトしたことについては、むしろ尊重されるべきであろう。ただ、あまりにも後味が悪すぎた。試合後、オランダの何人かの選手が審判団を取り囲んで抗議する光景が見られた。気持ちは痛いほど分かるし、実際に疑問が残る判定があったのも事実だ。だが、あれをやってしまったら、せっかくの１２０分間の死闘が台無しではないか。図らずもオランダは「グッド・ルーザー」になることが、勝利することよりもはるかに難しいという好例を、身をもって示すこととなった。<br><br>　最後に、今大会の各賞を懸け足で紹介しておく。得点王は４名。フォルラン（ウルグアイ）、ミュラー（ドイツ）、ビジャ（スペイン）、スナイデル（オランダ）。ゴールデンブーツとベストヤングプレーヤーにはミュラーが、そしてゴールデンボール（大会ＭＶＰ）にはフォルランが、ゴールデングローブ（大会ベストＧＫ）にはカシージャスが、それぞれ選ばれた。個人的には、４位に終わったウルグアイのフォルランがＭＶＰに選出されたことが何よりもうれしい。あと３年くらい欧州で頑張ったら、いずれＪリーグでプレーしてもらえないものだろうか。観客を魅了するだけでなく、きっとピッチの内外において、日本の若い選手の規範となるような気がしてならないのだが。<br>間もなく南アを去るにあたって<br>大会最終日に商品を売り切ろうと躍起の露天商。翌日からまた、いつもの日常が始まる<br>大会最終日に商品を売り切ろうと躍起の露天商。翌日からまた、いつもの日常が始まる【宇都宮徹壱】<br>　そんなわけで、１カ月にわたるフットボールの祭典も終わり、開幕前日から３２日間連続で書き連ねてきたこの日記も、本日でめでたく最終回を迎えることとなった。すでに本稿を書いている時点で明けて１２日の朝となり、南ア滞在もあと１日を残すのみである。今大会、スタジアムで観戦した試合は２１試合。９都市１０会場のうち、２都市２会場（ポロクワネとネルスプレイト）を除くすべてのベニューを回ることができた。その意味では、十分に南アでのＷ杯を堪能することができたと言えよう。そうした経験を踏まえて、現時点での総括を行うことで、当連載を了としたい。<br><br>　アフリカでＷ杯を開催する――。ほんの数年前までは、夢のまた夢のような壮大かつ破天荒なプロジェクトであったと言えよう。昨年のコンフェデレーションズカップが開催されるまで、多くの関係者は「そんなのできっこない」と思っていたし、また心のどこかで「別の国で代替開催にならないだろうか」と密かに願っていた。その背景には、ブラッター会長の野心には付き合い切れないという思いもあったし（ＦＩＦＡ会長選挙での支持を見返りに、同会長はアフリカ開催を確約したとされる）、何よりアフリカという地域に対する偏見が根強くあった。加えて、開催国・南アに対しては「治安の悪さ」や「エイズ禍」といったネガティブな側面ばかりが強調して伝えられていたこともあり、実際に現地での取材を見合わせる同業者も、少なからずいたくらいである。<br><br>　とはいえ、実際に訪れてみた南アは、拍子抜けするくらい「普通の外国」であった。いやむしろ、想像以上に素晴らしい国であったと言ってよいだろう。朗らかで親切な人々、新鮮で上質な食事、息をのむような風景、そして刺激に満ちた日々。われわれ取材する人間以上に、それこそ決死の思いで日本代表の応援のために現地に駆け付けた人々は、大いに南アでの日々を満喫して帰国の途に就いたはずだ。そうして考えると今大会は、アフリカのポテンシャルが試される大会であったと同時に、われわれ自身の好奇心と冒険心が試された大会であった。そして、幸いにしてこの大会に参加できた人々の誰もが「勝利者」であったのだと確信する。<br><br>　かくして私自身も、４年前とは一転して「勝利者」として日本に帰ることと相成った。これほど気分のよい話はない。ただし慢心は禁物だ。４年なんて月日は本当にあっという間に過ぎ去ってゆく。今日の勝利者が４年後の敗北者になることは、今大会のイタリアやフランスを見れば火を見るよりも明らかだ。<br><br>　とりあえず帰国して一息ついたら、再び地に足のついた活動を再開することにしよう。国内のサッカーをしっかり取材しつつ、時おり知られざる国外のサッカー事情を紹介しながら、日本サッカー界を盛りたてる一助となろう。そうした活動がめぐりめぐって、日本のサッカー文化発展にわずかでも寄与できたなら、私は胸を張って４年後のブラジル大会に参加することができよう。それができてこその「真の勝利者」なのである。もちろん、サポーターにはサポーターのアプローチがあるだろう。それぞれが、それぞれの分野で「真の勝利者」となることが求められるのが、今の日本サッカー界の現状なのだと思う。であるならば、共に「真の勝利者」となるべく、今から４年後を目指そうではないか！<br><br>　１カ月におよぶご愛読、有難うございました。
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<pubDate>Thu, 07 Nov 2013 12:00:43 +0900</pubDate>
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<title>宮里優作は初のホストプロも平常心</title>
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<![CDATA[ 宮里優作は初のホストプロも平常心<br>ホストプロとして大会の成功に花を添えたい宮里優作　HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(2013)(事前情報)　写真・佐々木啓<br><br>HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦（11月7～10日、茨城県・美浦GC、6953ヤード、パー71）<br><br>宮里 優作 フォトギャラリー<br><br>　今季からPGMとスポンサーシップ契約を結んでいる宮里優作が、初のホストプロとして大会に臨む。<br><br>　2003年にプロデビューしてから、ツアー初優勝が待たれる宮里だが、周囲からのそろそろという期待を感じつつ、ホストプロという重圧もあるかと思いきや、プレッシャーはあまりないという。<br><br>「ホストプロだからといって特別なことはありません。いつもどおり一生懸命プレーするだけです。感謝の気持ちを忘れずにラウンドしたいと思います」<br><br>　平常心で臨む構えの宮里だが、開催コースの美浦GCをラウンドするのは、今日のプロアマが初めてだった。<br><br>「14本すべてのクラブを駆使しないといけませんね。それぞれのホールに違った顔があって、メリハリの利いたコースです。グリーンには見えにくいアンジュレーションもあって面白い。距離は長くないが、落としどころを決めていかないといけません」<br><br>　ティショットで刻むホールもあると、すでに攻略法を練っている様子だが、予選ラウンドは石川遼と日本オープン覇者の小林正則と同組という、最注目の組になった。<br><br>「（石川）遼とは昨年の日本オープン以来ですかね。（小林）正則さんとも仲がいいですし、とても楽しみです。でもいいんですかね？　自分がこんなVIPな組に入れてもらって（笑）」<br><br>　ゴルフを多くの人に広めていきたいと願い、大会を初開催するPGMグループの思いに共感し、その手伝いができる喜びも感じているという。<br><br>「大会を成功させたいですね」<br><br>　今大会の成功に一番花を添えるのは自身の初優勝であることは分かっている。ホスト宮里の活躍に注目だ。<br>
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<pubDate>Wed, 06 Nov 2013 15:55:09 +0900</pubDate>
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