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<title>生きるの評判</title>
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<description>生きるの評判</description>
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<title>キャメロンレイシーの説明・紹介</title>
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<![CDATA[ 不幸なものたちよ。お前たちが謂れもない悲しみにくずれるのを見るに増して、この世を淋しく思わせるものはない。またお前たちが元気よく私に朝の挨拶をしてから、母上の写真の前に駈けて行って、「ママちゃん御機嫌よう」と快活に叫ぶ瞬間ほど、私の心の底までぐざと刮り通す瞬間はない。私はその時、ぎょっ として無劫の世界を眼前に見る。<br>　世の中の人は私の述懐を馬鹿々々しいと思うに違いない。何故なら妻の死とはそこにもここにも倦きはてる程｜夥しくある事柄の一つに過ぎないからだ。そんな事を重大視する程世の中の人は閑散でない。それは確かにそうだ。然しそれにもかかわらず、私といわず、お前たちも行く行くは母上の死を何物にも代えがたく悲しく口惜しいものに思う時が来るのだ。世の中の人が無頓着だといってそれを恥じてはならない。それは恥ずべきことじゃない。私たちはそのありがちの事柄の中からも人生の淋しさに深くぶつか ってみることが出来る。小さなことが小さなことでない。大きなことが大きなことでない。それは心一つだ。<br>　何しろお前たちは見るに痛ましい人生の芽生えだ。
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<pubDate>Wed, 31 Oct 2012 17:54:02 +0900</pubDate>
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<title>ホテル幸野屋の噂</title>
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<![CDATA[ ベンヂヤミン・フランクリンは、貧乏なしやぼんつくり 「しやぼんつくり」に傍点］の息子だつた。彼れは自分のうででやつと読み、書き、算術を勉強する道具を見つけ出した。それでも彼れはその勉強のお蔭げで、その学問によつて、その同時代の人の中のもつとも名高い一人になりました。一七五二年のある嵐の日に彼れは自分の息子を連れて、フイラデルフイアに近い田舎に行つた。息子は絹でつくつた、四隅を二本の硝子の棒に結びつけた紙鳶を持つて行つた。金属の尾がその紙鳶の装置についてゐた。紙鳶は嵐の雲の傍まで上つて行つた。はじめは此のアメリカの学者の先見を確めるような事には何にも出会はなかつた。糸は電気の気も見せなかつた。雨が降つて来た。湿れた糸は自由に電気を通す。フランクリンは危険を忘れてその指で盛んな火花を出して、雷の秘密を窃んだ歓びに夢中になつてゐました。<br><br> ５字下げ］三九　雷と避雷針 「三九　雷と避雷針」は中見出し］<br><br>『フランクリンや、ド・ロマや、その他の多勢の人達の巧妙な研究で、電光の本質が吾々に示されたのだ。その人達は、殊に、それと同じものが極く少量の場合には、人間の指をそれに近づけてもパチパチ音をさせて火花が飛ぶし、その実験には何の危険もない事、それから電気を含んだすべての物体はその近くにある軽い物は何んでも引きつける、丁度ド・ロマが、実験をした時に、紙鳶の糸が三本の藁を引きつけたやうに、又、封蝋や摩擦した紙が羽毛を引きつけたやうに、と云ふ事を吾々に教へられたのだ。つまり手短かに云へば、その人達が吾々に教へてくれたのは、電気が雷の原因だと云ふ事なんだ。<br>『さて、その電気には二つの異つた種類がある。それは、すべての物体の中に、同じ分量ではいつてゐる。
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<pubDate>Fri, 26 Oct 2012 08:05:49 +0900</pubDate>
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<title>アンネマリーボーリンドの噂</title>
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<![CDATA[ 顔を上に向けた。硝子天井に接吻するような恰好である。そして立ち泳ぎだ。頸をうしろに無理に曲げているので、痛いやら苦しいやらで生きている心持もない。「助けてくれ」と叫びたいのだがそんな声も出ない。そんな声を出して叫ぼうものなら、たちまち身は水中に沈んで、溺死をせねばならぬ。<br>　苦しい立泳ぎが、一層苦しくなる。浮力がなくなり、いくたびとなく、ずぶりずぶりと水中にもぐる。これ以上水を呑まないようにと息をつめるものだから、再び水面へ浮かびあがるまでの息苦しさったらない。ああ、何だって僕をこんなに苦しめるのか。<br>　もう欲もなんにもいらないと思った。助けてくれぃだ。もう二十年後の世界に逗留する欲もなんにもなくなった。おお辻ヶ谷君よ。早く僕を時間器械の力でもって、元の焼跡の世界へもどしてくれたまえ。ぐずぐずしていると、僕はここで土佐衛門になってしまうであろう。<br><br><br><a href="http://xn--68js7f3dxijd8b.sblo.jp/">しぼんだバスト</a><br><br>
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<pubDate>Fri, 28 Sep 2012 18:41:36 +0900</pubDate>
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<title>アスタリフトの噂</title>
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<![CDATA[ それまでは四方八方が暗黒だったから、テレビジョンの幕面にはなんの明かるいものも見えなかった。ところがいま、三根夫の発見により、はじめて艇外に、目に見えるものが現われたのである。<br>「なんだろう。やっぱり棒かな」<br>「棒ともちがう。割れ目のようでもある」<br>「割れ目？　なんの割れ目」<br>「割れ目ができて、となりの空間のあかりが割れ目からさしこむと、あのようになるではないか」<br>「なるほど」<br>「ちがう。光りの棒でも割れ目でもない。光る塔だ」<br>「光る塔！　なるほど塔みたいだ。そうとう大きなものだ。しかし宇宙のなかに塔があるとは信じられない」<br>「だめだ、そんな風に、地球上だけで通用する法則だけにとらわれていては、この大宇宙の神秘はとけないですよ」<br>「また、さっきの議論のむしかえしか」<br>「いや、そうとってもらっては困る。とにかくわれわれは、頭のなかを一度きれいに掃除しておいて、そのきれいな頭でもって、われわれの目のまえに次々にあらわれる大宇宙の驚異をながめる必要がある。そうでないと、その驚異の正体を、はっきり解くことができないからねえ」<br>「おやおや、すてきに大きい塔だ。どう見ても塔だ。わたしは気がたしかなのであろうか」<br>白光につつまれたその巨大なる怪塔は、下からぐんぐん伸びあがってきてやがて本艇と同じ高さにたっした。本艇の窓という窓には、艇員の顔があつまり、びっくりした顔つきでその光る怪塔を見まもる。<br>「帆村のおじさん。あの塔はなんでしょうか」<br>三根夫は、このときやっとわれにかえり、帆村に質問をかけるほどのよゆうができた。<br><br><a href="http://yaplog.jp/k7cidw03/">ふわふわおっぱい体操　口コミ</a><br>
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<link>https://ameblo.jp/a73wp6d9h/entry-11361332045.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Sep 2012 19:01:57 +0900</pubDate>
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<title>生きるの評判</title>
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<![CDATA[ からだも動かさない。顔も元のところにおちつけている。男は女の返事さえよくは解 しかねた。その時、<br>「もう少しだから、どうです」と言う声がうしろで聞こえた。見ると、原口さんがこっちを向いて立っている。画筆 を指の股 にはさんだまま、三角に刈り込んだ髯 の先を引っ張って笑った。美禰子は両手を椅子の肘にかけて、腰をおろしたなり、頭と背をまっすぐにのばした。三四郎は小さな声で、<br>「まだよほどかかりますか」と聞いた。<br>「もう一時間ばかり」と美禰子も小さな声で答えた。三四郎はまた丸テーブルに帰った。女はもう描かるべき姿勢を取った。原口さんはまたパイプをつけた。画筆はまた動きだす。背を向けながら、原口さんがこう言った。<br>「小川さん。里見さんの目を見てごらん」<br>　三四郎は言われたとおりにした。<br>
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<pubDate>Thu, 30 Aug 2012 21:27:23 +0900</pubDate>
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