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<title>マグマ・フレイムのブログ</title>
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<title>№002:雑貨店クァコリス</title>
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<![CDATA[ 　真っ暗な闇夜を照らす満月は雲に隠れ、街頭はチカチカと切れかけていた。<br>　そんな道を買い物袋を下げて歩く聖愛はある店に気付き足を止めた。<br><br>　『雑貨店クァコリス』<br>　裏路地にひっそりとある……なんとも怪しい店だ。<br><br>　「こんな店あったんだ……って感じな魔法がかけてあるみたいだなぁ……」<br>　扉に付いた鈴を見ながら聖愛は呟く。<br><br>　<ruby><rb />躊躇<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">ためら</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>わず聖愛はドアノブを開けて入れば、中は外よりは明るいがかなり薄暗かった。<br>　誇りっぽく天井や吊り下げられた照明に蜘蛛の巣が張られ、歩くだけで足跡が付くほど見るからに手入れされていない。<br>　棚にある商品もごちゃごちゃで並べてすらいなかった。<br><br>　「すみませーん、どな_……いた」<br>　床の上にローブを被った人がまるで死んだように倒れていた。<br><br>　「生きてますか？」<br>　「お腹減ったよぉ……ひもじいよぅ……」<br>　どうやら生きているようだった。<br><br><br><br><br><br><br>　『雑貨店クァコリス』に嗅ぐだけでお腹を減らさせる香辛料の香りが漂う。<br>　埃っぽかった部屋は一掃され、床は艶やかに輝き、商品は綺麗にならべられていた。<br><br>　「――ここ、どこ……？　ふゎぁ……良い香りぃ～……」<br>　ローブを被った人は呟いた。<br><br>　「あ、起きた？」<br>　「ふぇ……！？」<br>　目の前の少年……聖愛に思わず気の抜けた声を上げるもすぐさま雰囲気を変えて口を開いた。<br><br>　「――む？　お客さんかな？」<br>　怪しげな雰囲気だ……だが、先程の様子で威厳もへったくれも無い。<br><br>　「えっと……まぁ、そうですね。　汚いから思わず掃除しちゃいましたけど……」<br>　「それは……すまな_開店当初よりも随分と綺麗なんだが……？」<br>　床は艶やかだがニスを塗られた様子は一切無く、ほのかに木の優しい香りがした。<br><br>　「きっと気のせいか、木の精が復活したんですよ」<br>　「え……あ、そうか？」<br>　「厨房もあったのでご飯も作りました。　何日も食べてないようなんでスープからどうぞ？」<br>　「えっと……感謝する」<br>　聖愛は木製の椅子に腰掛けるよう椅子を態々引いてくれた。<br><br>　「『雑貨店クァコリス』のドアや商品、照明にかけられた大抵の魔術は随分と強力な神力が力を感じます。<br>　商品から漂う魔力は全てあなたの魔力のようですが、何者ですか？<br>　それと自分は<ruby><rb />空箱<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">からばこ</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>　<ruby><rb />聖愛<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">せいあ</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>です」<br>　「――くっくっくっく、随分と調べたようだな」<br>　「いえ、感覚的に気付いただけですけど？」<br>　「そ、そうか。　とりあえず名乗るならば『契約の神』とでも言っておこう」<br>　ローブの人物は契約の神と名乗るが、さっきから威厳は無い。<br><br>　「やっぱり神か……」<br>　「それより君は何者だ？　魔力は無い、特殊な能力は無い、覇気もない。<br>　本来、この店は私が招いた存在以外は見つける事ができないのだが？」<br>　「『<ruby><rb />采<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">ダイス</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>政府』と言う場所で修業した普通の人間ですよ？」<br>　首元に刻まれたサイコロの印を指さして言う。<br><br>　「一見は<ruby><rb />刺青<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">いれずみ</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>だが、複雑な術式の中に『因果神の加護』が宿っているようだな。<br>　だから私の力を無視して見つけることができたのか」<br>　「っと言うより『因果神の加護』は死に掛けの人とか助ける為の加護ですよ」<br>　「死に掛け……」<br>　契約の神は何とも情けない気分になった。　そして料理を食べ切り、口を開いた。<br><br>　「とても美味かった、礼を言う」<br>　「いえいえ～」<br>　「いや、礼は商品で返そうか。　媚薬を_」<br>　「いりません」<br>　返事は即答だった。<br><br>　「早いな……まぁ良いか。　それより君は銀の異形を知ってるかね？」<br>　「フォルスですか？　知ってるも何も『<ruby><rb />采<rp><font size="1">《</font></rp><rt><font size="1">ダイス</font></rt><rp><font size="1">》</font></rp></ruby>政府』の第一討伐ですから。<br>　世界は壊すわ、わらわら増殖するわ、色んな能力を持ってるわ、実際は生きてすらいないわ……ですから」<br>　「フォルス……意味は偽り、偽りの命か。<br>　この世界の周辺にあった世界は大抵が壊されてしまったのは知っているかい？」<br>　「はい、政府でも調べています」<br>　「とりあえず壊れた世界同士を合わせて創った世界を君にプレゼントしよう」<br>　「は？」<br>　思わず聖愛は止まった。<br><br>　「世界をあげようと言っている」<br>　「普通の世界に生きる神様はホイホイくれるようなもんじゃ無いですよ……？<br>　政府の神達ならよくある話ですけど……」<br>　「ならそれぐらい気前の良い話だと思って貰ってくれ、随分と美味い食事のこともあるしな」<br>　そう言って彼女が指を鳴らすと聖愛の足元が光り出し、彼はこの世界から消えた。<br><br><br><br><br><br>　白い光が収まり聖愛が目を開くとそこは色が付いた水晶のような石や岩、そして巨大な岩がゴロゴロと落ちた広場であった。<br><br>　「ここは……？」<br>　のほほんと呟いていると目の前にある黒い水晶に気付いた。<br>　そこには一つの金属で作られた本がはめ込まれていた。<br><br>　「これ……ぅぁ！？」<br>　【創世神に選ばれし我が世界の王……】<br>　聖愛が触れると強く発光して声が聞こえた。<br><br>　「な、なに！？」<br>　【この世界の名は『ノスタルギア』、私はノアと申します】<br>　聖愛と同じ程の年齢をした少女がお辞儀姿で現れる。<br><br>　「ノスタル……ギア」<br>　聖愛は世界の名前を心に刻む。<br><br>　一方、目の前にいるノアと名乗った少女は顔を上げた時……顔色が変わった。<br>　【……はぁ？　あんたがこの世界の王なの？　頼り気のない顔ね。<br>　女装させれば適当に女の子になりそうだし。<br>　小さいし、なんかもっとカッコいい男のが良かったのにー、最悪ぅ】<br>　完全に見下した発言に聖愛はあまりの態度に唖然として息さえ止めていた。<br><br>　その時、どこからか契約の神が現れた。<br>　「うゎっ！？　どこから……って神様だからか……」<br>　「ふっふっふ、どうかねこの子は？」<br>　【契約の神様！！　何故こんな頼り気の無い女の子に！！】<br>　「いつの間にか女の子扱いされてる！？」<br>　「大丈夫、この男の娘なら」<br>　「男の娘って……」<br>　【そんな……何でこの私がコイツに使えなきゃ……】<br>　ノアは苦虫を丼一杯に噛み潰したような顔を浮かべた。<br><br>　「何なんですかこの子……」<br>　「私と契約した性格捻子くれた女の子の魂や記憶とかそこらに留まる思念を集めて作った人間」<br>　「性格捻子くれって……」<br>　思わず聖愛は微妙な顔をする。<br><br>　「えっと、第一王女だけど自分の地位を奪われるのを恐れて妹を暗殺したり？<br>　自分は偉いってプライドが高すぎて醜い魔物（見た目はエロい）に変わっちゃったり？<br>　処刑される寸前まで「なんで高貴なわたくしがこんな目に！！」とか言ったり？<br>　美しさを求めてサキュバスやエルフ、吸血鬼みたいに美しい見た目の女の子を喰らったり？<br>　主人公が好きな女の子が攫われた時に「その程度の女など諦め、私と結婚してください」とか言ったりかな？」<br><br>　契約の神は「ホント、負け犬な女達だよー」と気の抜けた口調で話す。<br><br>　「どんだけいっぱいいるんですか……」<br>　【うっさいわね、それだけこの私を理解できない馬鹿が多いのよ】<br>　フンッと鼻を鳴らしてそっぽを向いた。<br><br>　「そーねー、大抵は手足を切り落としたり、<br>　アイアンメイデンにぶちこんでじわじわと殺したり、鉄の牛に放り込んだり、<br>　 眼球や脳ミソ、内臓に直接アレぶち込まれながら超回復させられたり、<br>　そんなエログロイ目に合うような処刑方法されても良いような女の子ね？」<br>　【ひきゅぃ！？　嫌な事思い出させないでくださいよ！！】<br>　ノアは蹲ってカタカタと震えだす。<br><br>　「ど、どしたの……？」<br>　「さっきいったように彼女たちの記憶で作られてるの、だから処刑とか廃人にされるとか全部覚えてるって事よ～。<br>　記憶の持ち主達が行った罪の塊だからね、つまりこの子の罪。　そういう訳で聖愛君の“奴隷”って事で？」<br>　「【はぁ！？」】<br>　思わず二人で驚いた。<br><br>　「拒否権は認めなぁい♪　永久奴隷のノアちゃんは永遠に不滅なの。<br>　そもそもあなたの（記憶が）殺したりした人々は戻ってくるとでも？」<br>　【それは……その……】<br>　「まぁ、例え生き返らせる方法があろうが世界も全部どっかいっちゃったから助けるなんて無理だけどね？」<br>　【そ、それでも横暴です！！　っていうかそもそも彼女たちじゃない私は関係ないじゃないですか！！】<br>　「散々自分勝手な事をしていた女の子は地獄のような処刑の挙げ句、無惨な死に方をしました。<br>　さらには死して魂は囚われ、永久的に奴隷になってしまうのでしたー。　なのが良いのだよ」　<br>　【私は奴隷になるなんて嫌です！！　そんなの認められま_】<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>　【はふぅ～……もう永遠に聖愛の奴隷で良いぃ～】<br>　顔文字で言う(*´ω｀)な顔にして苺パフェを頬張るノアがいた。<br>　聖愛お手製の苺パフェである。<br><br>　「知ってるかい？　どんな極悪美女でも所詮は料理男子には勝てないんだぜ？」<br>　「何言ってるのさ……？」<br>　契約の神がキリッとした顔で言い、それに突っ込みを入れる聖愛であった。
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11715294825.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Dec 2013 12:00:00 +0900</pubDate>
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<title>№001:神楽神子</title>
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<![CDATA[ <p>　雲がふよふよと漂う青空の下、道路を横断する子猫が一匹。<br>　可愛らしくままならない足取りで道路の中腹まで来ると、そこに運悪く走ってくる一台の軽トラック。<br>　子猫は自身に向かってくる大型トラックの急接近に脅えて、道のど真ん中で硬直していた。<br>　一方、運転手は子猫に気付かず、一向にスピードを緩める気配がなかった。<br>　だが、それを見た少女は躊躇《ためら》う事無く車道に飛び出す。</p><p>　「ネコちゃん、駄目！」<br>　そう叫びながら少女は子猫を抱き上げる。<br>　少女が飛び出した事にトラックの運転手も気付き、慌てながらもようやくブレーキをかけ始めた。<br>　その時、一人の少年が駆け出す。</p><p>　「とぉっ！！」<br>　なんとも気の抜けたかけ声で自分よりも少々背の高い少女をほいっと歩道へ投げる。<br>　だが今度は６歳ほどの少年が命を落とす危険に陥る……なんて思った時には既にトラックは止まっていた。<br>　なんと少年は手で軽トラックを受け止め、足で踏み止まっている。</p><p>　「この程度なら何度だって経験あるんだ」<br>　「……あ、危ない！！」<br>　子猫を抱き上げ、唖然としていた少女が少年に叫ぶ。<br>　軽トラックの荷物を括っていたロープが千切れ、鉄骨が少年の頭部に直撃するのだった。</p><br><br><br><p>　河原</p><p>　住宅地のすぐ近くの河原であるが生い茂る植物が川の水を塞き止め、鉄柵を飲み込んでいる。<br>　原因はすぐに分かった。　人の形をした銀半透明の異形達がうねうね踊れば次々と植物が生えてくるのだ。</p><p>　「うわぁ……なにこの大自然」<br>　この場に唯一居た一人の少年……空箱《からばこ》　聖愛《せいあ》が呟く。<br>　そして頭部には瘤《こぶ》を作っている……彼は先程の少年。<br>　鉄骨が落ちてきてもたんこぶができるほど丈夫のようだ……。<br>　容姿は黒目黒髪、６歳ほど、少女にも見える中性的な顔立ちだ。<br>　あれから５年……実年齢は８歳、小学３年生である。</p><p>　「ってどうせそこのフォルスのせいか……」<br>　聖愛は不機嫌そうに銀半透明の異形をフォルスと呼んだ。<br>　どこからか取り出したアクセサリーを握るとそれは大剣に変わり、フォルスと呼ばれた異形に立ち向かうのであった。</p><br><p>　数分後</p><br><p>　草木は残ったままだが銀半透明の異形ことフォルスは全て倒し尽くし、聖愛は「ふぅ」と溜め息を吐いた。</p><p>　「おー、セアちゃんお疲れぇ」<br>　聖愛をセアと呼ぶのは活発そうな１０歳ほどの少年だった。<br>　この時期は春だと言うのに褐色に焼けた肌、黒毛混じりの金髪、つんつく立たせた髪型。　顔は整った美形だ。</p><p>　「ちゃん付けで呼ぶなよ楓《かえで》……」<br>　「お前が可愛いから悪い。　セアたんは俺の嫁」<br>　青年は聖愛とは幼馴染みであり、クラスでも一度として別のクラスにならない程の腐れ縁だ。</p><p>　「貞操の危機を感じるよ……」<br>　「良いじゃねぇか、幼馴染みなんだし」<br>　「良くねぇよ！！」<br>　こんな二人だからＢＬ好きな少女達はキャーキャー言うのだが、楓は寧ろそれを喜んでいる。<br>　実際、楓は聖愛を除けば基本的に女の子のが好きで何股もかけているらしい。</p><p>　「それはさて置き、ちゃんと【神楽神子《かぐらみこ》】の一族としての仕事はこなしてるようだな」<br>　「俺は一族じゃねぇけどな……」<br>　「神楽神子の一族……この世界では先程のフォルスなど表世界には出せない存在を排除する神に仕えし一族。<br>　まるで神に捧げし武器で舞うように裏世界で戦うことから神楽神子と呼ばれた……かぁ。<br>　今やあまりにも人材不足で関係無い奴まで神子として戦ってるしな」<br>　「今は神により創設された組織『采《ダイス》』に所属されてからはどの神に仕えてんだか……」<br>　聖愛は肩をすくめた。</p><p>　「それより楓は何しに来たんだ？」<br>　「女《おにゃ》の子とデートしに」<br>　「そうか……昨日もだったのに……。　何股かけてんだ……？」<br>　「２０人程だ。　大丈夫、一番好きなのはセアちゃんだから」<br>　「俺は女じゃねぇ……！！」</p><p>　――てってけてけてけてってって～……。</p><p>　そんな着信音に楓はハッとして携帯を見る。</p><p>　「おおっと、　セアたんから寝取った幼馴染３人組との時間に間に合わなくなる！？」<br>　「何を言ってんだコイツ……？　幼馴染って言えばお前だろ？」<br>　「っぐふ！？　さ、最高のご褒美です！！<br>　デレデレの天音《あまね》<br>　ヤンデレの優衣《ゆい》<br>　ツンデレの鏡花《きょうか》！！<br>　みんな待ってろー！！　……絶対待て、セアたんのエロ写真は俺の物だぁぁああああ！！」<br>　「なんだコイツ……」<br>　それに答える相手はとっとと走って行ってしまい、誰もいなくなった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11715276374.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Dec 2013 12:30:00 +0900</pubDate>
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<title>№000:巻き込まれ</title>
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<![CDATA[ <p>　夜の孤児院</p><p>　あちこちですすり泣く声が聞こえ、一定の年齢の子供は親を求めるような声を荒げ、夢の中で笑う子供は誰一人いなかった。<br>　布団の中でただ両膝を抱え、眠る事無く夜空を眺める黒目黒髪の子供がいた。３歳程で男女の境目が無いような顔つきだ。</p><br><p>　「……？」<br>　黒髪の子はなにか聞こえたのかそちらへ顔を向ける。<br>　だが何も見えない、子供は外へ出てみる事にした。<br>　夜風が冷たく、布団で温かくなっていた寝間着の服はだんだんと冷えて行った。</p><p>　音の正体は直ぐに分かった、同い年ほどの子供がナニカと戦っていた。<br>　それはソフトボール程の大きさで、カエルの形をした影が数体だ。</p><br><p>　「何だあれ……？　それにあの子は……楓？」<br>　黒髪の子は戦う子を楓と呼んだ。</p><p>　その時、大量のカエルが楓と言う子供に被さる。</p><p><br>　「楓！！」<br>　黒髪の子は近くに落ちていた木の棒を拾ってカエル達を払う。</p><br><p>　「っ！？　おま、聖愛《せいあ》じゃねぇか……！！　何で来たんだよ」<br>　「なんか音がしたから……何なのアレ？」<br>　「影の精霊って奴だ……。　手ぇ出すんじゃねぇぞ？」<br>　だがそんな時、影がカエルらしく舌を伸ばして楓に向かって襲い掛かる。<br>　随分と長い……が、それでも聖愛と呼ばれた黒髪の子が木の棒で叩く。</p><br><p>　「……助けたらダメ？」<br>　「いや、助かるけど……でも手ぇ出すな」<br>　そう言い、立ち上がろうとした時に足に激痛が走り「痛っ」と声を漏らす。</p><br><p>　「……俺も戦うよ」<br>　「神子じゃないお前がか？」<br>　「神子？」<br>　聖愛は首を傾げた。</p><br><p>　「こういう裏世界の生物と戦う一族だ。　この町は特に神子の一族がいくつあって俺はその一人だった」<br>　「両親はそれで死んじゃったの？」<br>　「いや、俺……捨て子だけど、捨てた親とはよく会ってんだよ」<br>　「一緒に暮らさないの？」<br>　「俺が拒否してるからな」<br>　「ふぅん……」<br>　その時、一回り大きなカエルが背を向ける聖愛に向かって襲い掛かる……！！</p><br><p>　「聖愛！！」<br>　楓が叫んだ時、聖愛はくるりと振り返りカエルを貫いた。<br>　影のカエルはまるで水を入れた風船が割れるようにパシャンと弾けて消えた。</p><br><p>　「ねぇ、楓……俺、これからも戦うよ。　覚悟はあるよ？」<br>　「みたいだな……俺も記憶を消す方法なんて知らないし……聖愛、『采《ダイス》政府』へ来るか？」<br>　「だいす？」<br>　「ダイス政府、遥か昔からフォルスと戦う為に次元を支配した神達が結集し創り出した政府。<br>　魔法、魔術、魔導、超能力、霊能力……色んな力と触れ合えるんだ。　なんか、お前とはやっていけそうだ」<br>　そう言って楓は聖愛に手を差し出す。　聖愛はそれを頷いて握った。</p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11715274360.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Dec 2013 12:15:00 +0900</pubDate>
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<title>剣と魔法と王ノ鍵</title>
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<![CDATA[ <p>　<font size="7">剣と魔法と王ノ鍵</font></p><br><p>　ある日偶然にもファンタジーに入り込んだ少女のような顔つきの少年。　料理が趣味の彼はひょんな事から世界の王様に選ばれる王ノ鍵を手に入れてしまう。</p><br><br><p>　<strong><font size="3">零章</font></strong><font size="1"><font size="2"><font size="1"><font size="3"><br></font><font color="#0000ff"><br></font></font></font></font></p><p><br></p><br><p><font color="#0000ff">　</font><font color="#0000ff">№000:</font><font color="#0000ff">巻き込まれ</font></p><br><p><font color="#0000ff">　</font><font color="#0000ff">№001:神楽神子</font></p><br><p><font color="#0000ff">　</font><font color="#0000ff">№002:雑貨店クァコリス</font></p><p><font color="#0000ff"><br></font></p><p><font color="#0000ff"><font color="#0000ff">　</font><font color="#0000ff">№003:王ノ鍵</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11715266575.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Dec 2013 12:00:00 +0900</pubDate>
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<title>また新しい作品を書いてしまった……</title>
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<![CDATA[ <p>　まだ十二面体の魔法陣を編集途中なのに思わず新作を書いちゃった……。</p><br><p>　もう書きたいものが多いのに自分の数が足りない！！</p><br><p>　ゲームも５つほどやりたい物がある、小説も７つほど書きたいものがある……もう！！　どうしろと！？</p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11715272460.html</link>
<pubDate>Sat, 30 Nov 2013 21:14:59 +0900</pubDate>
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<title>いじげんのむかしばなし</title>
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<![CDATA[ <p>　１<br>　<br>　むかしむかしよりはるかいにしえ</p><p>　とあるせかいのにんげんたちは、ねがいをかなえてくれるまほうのほうせきをつかっていました。<br>　ほうせきに「たくさんさかながつれるつりざおになれ」とねがえば、ほうせきはそのとおりのつりざおになった。<br>　「やがつきないゆみになれ」とねがえばいくらうってもつきることのないひかりのゆみやになった。<br>　おいとしをおそれたものが「ふろうふしのくすりになれ」とねんじてのめば、かれはふろうふしのからだをてにいれた。<br>　「じぶんいがいのひとがはいれないとびらになれ」といえば、まどからのしんにゅうもとめてくれた。<br>　どんなかたいまもりもつらぬく「さいきょうのほこになれ」といえばさいきょうのほこになった。<br>　どんなこうげきもとおさない「さいきょうのたてになれ」といえばさいきょうのたてになった。</p><p>　しかしほうせきをつかうのがへたなひとはふろうふしのくすりをつくることはできなかった。<br>　そしてほことたてがたたかえば、同じものからつくられたものどうしりょうほうがこわれた。<br>　じぶんいがいはいれないとびらも「なんでもあけられるかぎ」をつくればあけられた。<br>　そんなふしぎなほうせきでせいかつするひとびとは、そんざいしないほうせきのかみさまにかんしゃをこめてむらいちばんのほうせきをささげた。<br>　いるはずがなかったほうせきのかみさまはささげられたほうせきからうまれ、じぶんにかんしゃしてくれたひとびとにかんしゃしてほうせきをつくってあげました。</p><br><p>　２</p><p>　ときがたち、ほうせきをもつひとびとはせんそうでまけしらず。<br>　むらはたおしたむらやまちをとりこみ、おうこくやていこくまでとりこんだ。<br>　じぶんたちのほしをせいふくしたひとびとはこんどはほかのほしともたたかい、あっというまにしょうりした。<br>　そのせかいはほうせきをもつかれらによってせいふくされたが、ほかにせかいはじゅういっこありました。<br>　じゅういっこのせかいもあっというまにほうせきをもったひとびとにしはいされました。</p><p>　こうしてじゅうにのせかい、ひとつのじげんをしはいしたひとびとはさいしょのほうせきをもつひとをたたえました。<br>　ですがほうせきをつかっていたむらのひとびとは、おいによってほとんどがなくなってました。<br>　そこでのこったかれらを『ななかしこ』と『ななかしこのおう』とよびました。<br>　そしてほうせきのかみさまはそのじげんでいちばんえらいかみさまになり、みんなのためにはたらきました。</p><p>　ななかしこたちは、いそがしいほうせきのかみさまをたすけるためにけんきゅうをしてました。<br>　ちいさなほうせきをあつめ、すこしといえどほうせきのかみさまのからだのかけらをあわせてあたらしいかみさまをつくりました。<br>　そんな『つくられたかみさま』はほうせきのかみさまのこどもとしてとてもかわいがられました。<br>　ほうせきのかみさまよりもつよく、ほうせきをつくるかみさまをたのしそうにてつだいました。</p><br><p>　３</p><p>　あるひ、よくぼうがおおいじしょうおうさまがあらわれました。<br>　かれはまだほうせきをつかうむらのときからいきていたひとでした。<br>　しかしなまけもので、ほうせきをたにんからむりやりうばってつかうわるいひとでした。<br>　しかもわるいおうさまはよくぼうがおおく、すぐにつかいつぶしてしまいます。<br>　ならばおおきなほうせきにたくさんのほうせきをつくるきかいをつくればいいとひらめきました。<br>　そこでかみさまがおおきなほうせきからうまれたとおもいだし、かみさまをころしてうばいとろうとおもいました。</p><p>　わるいなかまときょうりょくし、ひとびとをおどしや、ほうせきでせんのうしてみかたにつけました。<br>　つぎつぎとせかいをうばいとり、ひとびとをむりやりみかたにつけ、ほうせきのかみさまのみかたはほとんどいなくなりました。<br>　しかしほうせきのかみさまをころすちからはわるいおうさまはもっていなく、ならほかのかみさまをしはいしてころさせればいいとおもいました。<br>　わるいおうさまはねがいのほうせきでつくられたかみさまをしはいし、ほうせきのかみさまをころさせました。<br>　こうしておおきなほうせきはわるいおうさまのものになってしまいました。</p><br><p>　４</p><p>　ななかしこたちにたすけられたつくられたかみさまは、おおきなほうせきにのろいをかけていきました。<br>　わるいおうさまはほうせきののろいなどしらずにたくさんのほうせきをつくるきかいをつくりだそうとしました。<br>　のろいにかかったほうせきはおうさまのねがいをかなえましたが、うまれたほうせきはかいぶつになりました。<br>　ぎんはんとうめいのかいぶつはにせもののいのち……フォルスとなづけられました。<br>　フォルスはつぎつぎとしゅういのものをたべはじめ、さいごにはせかいもたべてしました。<br>　つくられたかみさまはわれをわすれ、ななかしこたちもふくめたじげんじゅうのひとをのろいました。</p><p>　かつてのえいこうはすべてきえさったじゅうにせかいのじげん。<br>　ひとびとはじげんをこえ、フォルスとつくられたかみさまからにげました。<br>　フォルスはそれでもおいかけて、べつじげんのせかいやかみさまもたべつくしました。<br>　われをわすれたかみさまもつぎつぎとフォルスをつくりだし、たくさんのじげんがたべつくされました。<br>　あくむのようなせかいのなかで、いきのこったべつじげんのかみさまたちもぜつぼうしてしまいした。</p><br><p>　５</p><p>　てんしもあくまもかんけいなくともにてをとりあうほど、いきるのがたいへんなじだいだった。<br>　どこかとおいべつじげんでくらしていた『にっしょくのめをもつかみさま』がそれをききつけあらわれた。<br>　にっしょくのめをもつかみさまはつくられたかみさまをとめ、こころがやすまるまでふかいねむりにつかせてあげました。<br>　そしてたくさんいたぎんのかいぶつたちもにっしょくのめをもつかみさまがいのちをかけてふういんしました。<br>　ふういんからにげたぎんのかいぶつはすこしながらいましたが、おおくのじげんがたすかりました。</p><p>　ひとびともかみさまもかんけいなくにっしょくのめをもつかみさまはあがめられ、かみのおうさまとよばれました。</p><p>　おしまい。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11703377945.html</link>
<pubDate>Tue, 19 Nov 2013 06:55:45 +0900</pubDate>
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<title>十二面体の魔法陣</title>
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<![CDATA[ <p>　<font size="7">十二面体の魔法陣</font></p><br><p>　世界を滅ぼす異形を狩る少年はひょんな事から色んな事に巻き込まれる！？</p><br><br><p>　<strong><font size="3">零章</font></strong><font size="1"><font size="2"><font size="1"><font size="3"></font></font></font></font></p><p><font size="1"><font size="2"><font size="1"><font color="#0000ff">　<a href="http://ameblo.jp/abilitygame/theme-10074592810.html"><font color="#0000ff">いじげんのむかしばなし</font></a></font></font></font></font></p><font size="1"><font size="2"><font size="1"><p><font color="#0000ff"><br></font></p><p><font color="#0000ff">　</font><a href="http://ameblo.jp/abilitygame/entry-11632135689.html"><font color="#0000ff">№000:隕石</font></a> <font color="#0000ff"> </font></p><br><p><font color="#0000ff">　</font><a href="http://ameblo.jp/abilitygame/entry-11632137617.html"><font color="#0000ff">№001:魔法とオーバーテクノロジー</font></a> <font color="#0000ff"> </font></p><br><p><font color="#0000ff">　</font><a href="http://ameblo.jp/abilitygame/entry-11632139778.html"><font color="#0000ff">№002:銀色半透明のナニカ</font></a> <font color="#0000ff"> </font></p><p><font color="#0000ff"><br></font></p><p><font color="#0000ff"><font color="#0000ff">　</font><a href="http://ameblo.jp/abilitygame/entry-11632210743.html"><font color="#0000ff">№003:幻想物質《イディアニウム》</font></a> </font></p></font></font></font><p><br></p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11703351427.html</link>
<pubDate>Tue, 19 Nov 2013 06:34:53 +0900</pubDate>
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<title>やっと明日は休みだぁ</title>
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<![CDATA[ 　ゴールデンウィークが無い自分ですが、明日はやっと休み･･････って訳で本気で『十二面体の魔方陣』を書き上げる予定です。　まぁ今まで作品を書いてもあまり感想をくれる人が居ないので寂しいんですけどね･･････それが切欠で何度も書き直す･･････。
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11524715339.html</link>
<pubDate>Sun, 05 May 2013 22:16:36 +0900</pubDate>
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<title>フォルス種類</title>
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<![CDATA[ <p>　フォルス（ノーマル）</p><p>　人の形をした銀の体。　最もポピュラーな姿となった理由は人と言う存在が最も記録をする事に最適と言う理由と予測される。</p><p>　ありとあらゆる相手が吸収できない相手だと認識した場合は技術を真似て戦う戦法に出る。　所詮は偽物……と思うが、それを倒す事ができる者は真の達人などだけである。</p><p>　武器を吸収、記録した場合は腕をその形に変形させる事ができる。　だが例えば剣を記録しても柄で攻撃する戦術を記録していない場合は刃の部分だけを再現する。</p><br><p>　スピニフォルス</p><p>　浮遊する球体……であるが重力に負ける様子から液体らしい。　飛び道具（砲弾やブーメラン、投げナイフ）として切り離されたフォルスの断片が寄せ集められて生まれた野球ボールほどの小型種。　核はBB弾程度のサイズながらも『幻想物質《イデアニウム》』なのでとても高価な物資である。</p><br><p>　ストリヂフォルス</p><p>　巨大な球体型。　他のフォルスたちが集めてきた情報の記録を統合し、他のフォルスを合成させて強力な形へとアップデート、または増殖の役割を持つ。</p><p>　攻撃法は体からバルカン砲や大砲など重火器を模した物を生やして攻撃する他、魔力などを圧縮させたエネルギー砲を使う。</p>
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11523952938.html</link>
<pubDate>Sat, 04 May 2013 19:11:26 +0900</pubDate>
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<title>ブログがほんと続かないよ・・・</title>
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<![CDATA[ 　なんでこんなに物事が続くことがないんだろうか自分は……。
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<link>https://ameblo.jp/abilitygame/entry-11520935728.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Apr 2013 23:42:07 +0900</pubDate>
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