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<title>虫に優しいピレスロイド</title>
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<description>人に厳しく虫に優しい。これこそが新時代のコンセプト。すでに殺虫剤ですらない。</description>
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<title>バクライ　メニュー</title>
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あらすじ　謎の物体「バクライ」を中心に繰り広げられる群像劇、それに翻弄される主人公「綿野滑彦」の顛末。○登場人物■綿野滑彦（ワタノカツヒコ）24歳。♂とある施設のボイラー室で働く青年。他人との関わりを避けて生きてきたが、どうやら訳アリのご様子。溜まりに溜まった鬱憤を晴らしたくて悶々としてるらしい。■菊谷麻里（キクタニマリ）24歳。♀何考えてんのかわかんない。でも美人。狙いがあって綿野にコンタクトを取ったっぽいが、その目的は謎。※登場人物はボチボチ増えていきます。○各話1.「出会い」 2.「なんで
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<dc:date>2010-01-24T03:06:29+09:00</dc:date>
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<title>8.こっちがバクライで、こっちが『バクライ』</title>
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宴の席で『挨拶回り』と呼ばれる一対一の乾杯の慣習がある。下座から上座へ、酒瓶や徳利を片手に、注ぎつ注がれつ、一人一人に挨拶をし杯を干す。回る側も注がれる方も相当飲む事になる。酔っ払いを効率よく生み出すには良いシステムだ。参加者全員一巡するまで続き、酒が一滴も呑めない人間にとっては悪夢のような光景が展開されるわけだ。その悪夢のような挨拶回りがひとまず落ち着き、全員に程良くアルコールが回り始めた頃、フラフラと踊るような足取りで近づいてきた二人がいた。アキネエとトシさんだった。「はい、カツヒコ君、今日
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<dc:date>2010-01-24T01:48:56+09:00</dc:date>
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<title>バクライ7.「研究開始」</title>
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　あの珍妙なイントロダクション(？)から半月ほどの間、いつもと変わらない日常が続いていたが、菊谷から届いた一通のメールで状況が変わった。　一応、研究への参加へはOKの返事を出してしまった手前、呼ばれれば断る道はなかった。それに、退屈な日常を少しでも彩り豊かなものにしたいという下心もあったので、お呼びがかかるのを少々楽しみにしていた面も否定できなかったのだ。　メールで指定された待ち合わせの場所は、研究施設からさほど遠くない公園だった。噴水のそばでハトを狙うネコに話しかけたり目で威嚇したりして暇をつ
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<dc:date>2008-02-27T02:17:16+09:00</dc:date>
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<title>コメント返信</title>
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腸虫です。いつもお世話になっております。頂いたコメントに返信しようと思います。[1] 掴みＯＫ、良い具合に固められた感じで安定してる・・・凄い！ &lt;&#39;2007 12/21 16:12&gt; zIaSapL/Pありがとうございます。gdgdでどうしようかと思ってたんですがこんな風に言ってもらえるなんて。[2] 続き早くｗｗｗｗｗｗ &lt;&#39;2007 12/22 11:52&gt; Ew3AZkx/Pういっす。とりあえず序盤は更新早めで逝きます。[3] 作者おどぅなの？おどぅでいいじゃん何だよ腸虫てｗｗｗ &lt;&#39;2
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<dc:date>2008-02-06T09:49:59+09:00</dc:date>
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<title>バクライ6.「綿野家のこと」</title>
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　なぜこんな得体の知れない連中に目をつけられるのか、なぜ菊谷に逸材と呼ばれたのか、自覚がないわけじゃなかった。　今の自分がこうあるのは、家柄というか何というか、綿野家について少々話をしないと分かりづらいかもしれない。少し長くなるが聞いてほしい。もちろん読み飛ばして貰っても構わない。　綿野家は代々、「拝み屋」として生計を立ててきた。祈祷師とか呪術師とか、その類のものだ。受ける依頼は様々で、失せ物探し、人生相談から、はては政敵の呪殺まで、仕事内容をあまり選ばない。　物心つくかつかないかの年頃から、修
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<dc:date>2008-01-23T02:43:58+09:00</dc:date>
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<title>バクライ5.「前振り長すぎ」</title>
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　周囲の喧騒はちょっと隅っこにでも置いておいて、この幸せそうな笑顔で遠い目をしながらユラユラしてる人の話に耳を傾けることにする。「――それじゃ、何の研究をしてるかってところから入ろうか」　コルクにオープナーを食い込ませながら切り出す島村さん。そしてまだ飲むのか。「『見える人』ばかりを集めてるんだから、心霊研究と思われても仕方ない。しかしそうじゃないんだ。今までとはちょっと違う角度から世界を捉える試みをしてるんだよ」「はぁ･･････」　そう言われても正直ピンとこない。もう少し詳しく。「この世界は
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<title>バクライ4.「通過儀礼！？」</title>
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　虹色に光る不気味な塊。　やがてそれは不規則に枝を広げて行く。　その枝はある種の規則性を伴って四方八方へ広がる。　広がった枝の不規則性は、フラクタルと呼ぶのが相応しい気がした――――　菊谷に誘われるまま、後をついて行く俺。人込みを分け入り、寂れた神社の脇を通り、軽量鉄筋のアパート郡の路地を通る。　20分ほど歩いた後、たどり着いたのは一軒の古びたレンガ地の建物だった。外壁には蔦が這い、僅かに残る庭地にはセイタカアワダチソウとニガヨモギが互いの存在を主張しあい所狭しと丈を伸ばしている。　カサコソと音
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<title>バクライ3.「バクライ」</title>
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　気になって仕方ないことができると、それが頭の中でループする。目の前でニコニコと何やら喋っているようだが、全く言葉が耳に届かない。　意を決して質問することにした。いや、そんな大した事じゃないと思うのだが、なぜか触れてはいけない話題じゃないのかと直感じみたものが働いて気後れしていたのだ。　何やら熱心に語る菊谷の言葉を遮り、思い切って本題を切り出す。「あ～、あの、ゴメン、ちょっといいかな」「ん？　なになに？」「えっとさ、さっき俺の事『逸材』って言ったけど、あれってどういう意味？」「そんなこと言ったっ
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<title>セレビッチ(笑)</title>
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スイーツ(笑)のさらに上をいく言葉が生まれた様です。発案者は辛酸なめ子さん。さすがです。しかも雑誌の名前ときてる。色んな意味でキてる。セレブ＋ビッチ＝セレビッチてｗｗｗこの言葉を初めて見た時笑いすぎて鼻血出ました。どんな人物像がイメージできますか？パリスヒルトンとかかなぁ。
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<title>バクライ2.「なんで？」</title>
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　菊谷が一歩先を行く後を、あまり好きではない人ごみを気にしながら目的地へと歩く。　彼女はまったく振り向く様子もなく、その行きつけのカフェとやらを目指している様子だ。今になって、内心少しだけ迷い始めている。　下心丸出しでこのちょっと天然ぽい女についてきたはいいが、俺はこれからどうしたいんだ。話をするだけ、本当にそれだけでいいのか。だんだんわからなくなってきている。「お店、休みだったらどうしよう」　　突然その菊谷の足が止まり、少し困った顔をしながら振り向く。「今確認すればいいんじゃない？」　俺に聞い
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<dc:date>2007-12-17T14:50:35+09:00</dc:date>
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