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<title>我ら風俗探検隊 R18</title>
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<description>隊長の金銅(こんどう)さん。事務局長の私、土方。アルコールが飲めなくて運転手の置田君がおりなす、愉快な物語です。 R18です。</description>
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<title>第4話　ぼったくり?</title>
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<![CDATA[ <p style="TEXT-INDENT: 24.1pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 2.0" class="MsoNormal"><font size="3">それは、横浜遠征をした、昼下がりのことでした。</font></p><p style="TEXT-INDENT: 24.1pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 2.0" class="MsoNormal"><font size="3">その日、我々3人は、午前中はいつものように、ばらけて各々違う風俗店で遊びました。</font></p><p style="TEXT-INDENT: 24.1pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 2.0" class="MsoNormal"><font size="3">隊長は、集合場所のいつもの中華料理店の昼食にも現れません。</font><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 0pt"><span lang="EN-US"><br></span></span><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 0pt"><span lang="EN-US">　風紀がいいとはいえない風俗街です。</span></span><font size="3">&nbsp;</font></p><p style="TEXT-INDENT: 12.05pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 1.0" class="MsoNormal"><font size="3">我が探検隊の横浜遠征は、2～3ヶ月に1度の頻度ですが、各々が色々な店で遊ぶので、情報量が多いわけです。</font></p><p><font size="3">けして、しょっちゅう風俗遊びをしているわけではありません。</font></p><p><font size="3">以前同行した、還暦前の井上さんは、つい先日1人で東京の風俗店へ行き、ぼったくりにあったのです。</font></p><p><font size="3">　還暦前のたった一つの井上さんの願い。</font></p><p><font size="3">　それは、立たなくなる前に、若くて透き通るような色白の金髪とエッチしたい。</font></p><p><font size="3">　横浜では、金髪が見つからず、なおかつ、我々の横浜遠征まで待ちきれず、彼は単独で東京へ遊びに行ったのです。</font></p><p><font size="3">　一部屋をいくつかのカーテンで仕切って、布団が敷かれていたそうです。</font></p><p><font size="3">　下着を脱いで、はい、いくら。</font></p><p><font size="3">　胸を触って、はい、いくら。</font></p><p><font size="3">　キスをして、はい、いくら。</font></p><p><font size="3">　とこれを風俗ぼったくりの通称“タケノコはぎ”というそうです。</font></p><p><font size="3">　最後は、チン○を触られただけで合計5万円の支払いでした。</font></p><p><font size="3">　これは、高級ソープの相場と同時に、プチぼったくりの相場だそうです。</font></p><p><font size="3">　昔は、有り金全部、いやカードの残額まで、ケツの毛まで抜かれて泣き寝入りでした。</font></p><p><font size="3">　近年は、「ぼったくり条例」が施行されて、プチぼったくりが主流です。</font></p><p><font size="3">　ぼったくられたと官憲に訴えても、金は戻ってこないので、訴えるのをどうしようかと悩むボーダーラインが、プチぼったくりだそうです。</font></p><p><font size="3">　抜かれていないので、井上さんのチン○は、そそりたっています。</font></p><p><font size="3">「もう、終わりかよ」</font></p><p><font size="3">　と女の子に文句を言うと、女の子はさっと隠れて、入れ替わりに、やくざ風の大男がカーテンをめくって登場して、</font></p><p><font size="3">「うちの店にいちゃもんつけるのか」</font></p><p><font size="3">　下半身が裸の井上さんに、すごんだそうなのです。</font></p><p><font size="3">　井上さんのあそこが、縮こまったことは、言うまでもありません。</font></p><p><font size="3">　しかも、井上さんが店を出た後も、この大男が後ろから、駅の改札口までついてきたというのです。井上さんが、交番に駆け込まないように見張っていたわけです。</font></p><p><font size="3">　それから井上さんは、風俗が嫌いになり、薄々風俗通いに気がついていた奥さんが大変喜んだのは言うまでもありません。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　井上さんの話を置田君にすると、帰りの遅い隊長への不安がますます募ります。隊長の携帯に連絡を入れても、返事はきません。食事もそこそこに、我々2人は、急ぎ足で隊長の入ったソープ店に向かいました。</font></p><br><p><font size="3">　我々3人の危機管理は、ガキの頃から、何となく役割分担が決まっていました。</font></p><p><font size="3">　隊長は、巨体なので、“威嚇”。</font></p><p><font size="3">　私、土方は、はなはだ不本意ながら、“戦闘”という役回りです。</font></p><p><font size="3">　子供の頃は、ぽかっ、と殴って一目散に逃げました。</font></p><p><font size="3">　中高生になると、不良も本格化してくるので、私の役回りは、“謝罪”に変わっていきました。これも謝ったら一目散でした。</font></p><p><font size="3">　置田君は、足が速く、学生時代は陸上部。子供の頃からの役回りは、“伝令”でした。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　油ににおいに、むっ、としながら、飲食店が並ぶ路地を抜けると、置田君は、しゃがみ込んで、靴の紐を結びなおしました。</font></p><p><font size="3">　既に私は、探検隊事務局長として、警官が常駐する交番は確認済みです。</font></p><p><font size="3">　有事の際は、置田君が脱兎の如く交番へ駆け込んで、この世に害をなす、ぼったくりに鉄槌を下すのです。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　隊長無事でいてくれよ。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　急ぎ足で角を曲がると、ソープ店の前で、隊長の大きな背中とパンチパーマで悪辣な顔をした用心棒風の男が見えました。</font></p><p><font size="3">　隊長と向かいあっている用心棒風は、隊長よりやや年上といったところで、身長は、隊長よりやや低いものの、肩幅が広くがっしりしています。</font></p><p><font size="3">　隊長は、仁王立ちで、怒りに身も声も震わせながら用心棒風に怒鳴っているのです。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「お前だましたな」</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　隊長の怒鳴り声は、悪人をこらしめる稲妻のように、路地にこだまします。</font></p><p><font size="3">　隊長はサムライです。</font></p><p><font size="3">　人をだますような奴には、一歩も引かず泣き寝入りなどしない。</font></p><p><font size="3">　隊長は、運動嫌いのただの長身の色白デブです。</font></p><p><font size="3">　しかし、彼が怒ると、全身みるみるうちに真っ赤になり、ぷるぷると巨体を震わせる様は、まるで朱塗りの仁王様です。</font></p><p><font size="3">　見栄えだけで評価すると、まるでこのときの様子は、お釈迦様が、この世の悪人に鉄槌を下すために使わされた仁王様のようでした。</font></p><p><font size="3">　トラブルに巻き込まれたら、人の多いところで、大騒ぎすることです。</font></p><p><font size="3">　多数の目があれば、悪人共も簡単には手出しができません。</font></p><p><font size="3">　真っ赤になって、怒鳴っている隊長に、通行人が足を止めて振り向きます。</font></p><p><font size="3">　急ぎ足の我々と2人との距離が、どんどん縮まります。</font></p><p><font size="3">　距離が縮まるにつれ、私の心臓は、不安で和太鼓連打状態です。</font></p><p><font size="3">　まるで、心臓が土足で踏みつけられているようです。</font></p><p><font size="3">　用心棒風の目は、陥没したような細い奥目で、顔の皮膚は獣のように分厚い。ボクサー崩れなのか、眉毛は所々で千切れて、鼻はひしゃげて曲がり、顔の輪郭がひどく変形しています。右と左が違う顔です。</font></p><p><font size="3">　私だったら、たった一人でこんなのを怒鳴りつけたりできません。</font></p><p><font size="3">　それどころか、金銭をぼったくられても、小心者の私ゆえ、ひぃと悲鳴を上げて一目散でしょう。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　子供の頃から、金銅さんは、すごいと思っていました。</font></p><p><font size="3">　彼は、曲がったことや弱いものいじめ、うそつきが大嫌いで、女性は嫌いじゅないけど女性が嫌っているのか、縁がなく、番長じゃないけど、我々の親分でした。</font></p><p><font size="3">　金銅さんは、中年になった今も、たった一人で、こんなのを前に仁王立ちです。</font></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3">　金銅さん。</font></p><p><font size="3">　ぼったくりの悪人共なんかに、ひるむな。屈するな。</font></p><p><font size="3">　俺たちがついているぞ。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「金銅さんは、いくら、ぼったくられたのだろうか。置田君。合図したら交番まで、後ろを振り返らず駆けろ」</font></p><p><font size="3">　我々は、隊長の背中にぐんぐん近づきます。</font></p><p><font size="3">　隊長は我々の到着に、まだ気付きません。</font></p><p><font size="3">「お前さっき、『この女の子いいですよ』と言ったじゃねえか。だけど全然だめじゃねーか。オレは延長までしたんだぞ」</font></p><p><font size="3">　ここは、天下の往来で、何人もの通行人が、用心棒風と怒鳴っている隊長を、立ち止まって見ています。</font></p><p><font size="3">「すいません。すいません。当店で一番可愛くて人気NO.1の子だったんですけど」</font></p><p><font size="3">　用心棒風は、ひたすら謝っていました。</font></p><p><font size="3">　隊長は悔しそうに叫びました。</font></p><p><font size="3">「全然あへあへ、いわねーじゃねーか。あれじゃ、つまらねーじぁねーかよ」</font></p><p><font size="3">　私と置田君の足は、地面に吸着したようにぴたりと止まりました。想像とは違う展開に困惑して、あっけにとられて、隊長の背中を見詰めています。</font></p><p><font size="3">「他にいい子いないのかよ」</font></p><p><font size="3">「います、います」</font></p><p><font size="3">　隊長は、ぺこぺこお辞儀する用心棒風に案内されて、店内へ消えていきました。</font></p><p><font size="3">　立ち止まって見ていた通行人も、強風の前の落ち葉のように、いつの間にか消えていました。</font></p><p><font size="3">　私と置田君は、その場から逃げるように車に戻ります。</font></p><p><font size="3">　隊長は、我々に気がつかなかったので、周囲から隊長の連れとばれなかったことは、幸いでした。</font></p><p><font size="3">「あー、ヤダヤダ。心配して駆けつけたら、またこのパターンか。置田君。金銅さんを置いて、埼玉へ帰ろうか」</font></p><p><font size="3">「あんなことで、ぎゃーぎゃー怒鳴ることないのに。天下の往来でみっともないですよね」</font></p><p><font size="3">　車に戻ると、我々は、今の一件でぐったりです。</font></p><p><font size="3">　しゃべる元気もありません。</font></p><p><font size="3">　置田君は、シートを倒して居眠り。</font></p><p><font size="3">　私は疲れたと、ため息をつきながら缶ビールを飲みます。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　1時間以上して、隊長は、子供のように無邪気に、ニコニコしながら手を振って戻ってきました。</font></p><p><font size="3">「最後の女の子は、大声であへあへとすごくて、その後も、盛り上がっちゃって、最高だったぜ」</font></p><p><font size="3">　帰りの車中の後部座席では、いつものように隊長と私で缶ビールで宴会です。隊長はひどく興奮して、一人でしゃべっています。</font></p><p><font size="3">　その詳細は以下の通り。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　最後の女性は、30代の中太りで、背中から足首まで、まるで、“半漁人”のようにびっしり刺青の女だったそうです。</font></p><p><font size="3">　私と置田君は、ずっと黙って聞いていましたが、思わず、おぇーと声を上げてしまいました。</font></p><p><font size="3">　隊長は我々の反応に頓着せず話し続けます。</font></p><p><font size="3">　彼女は、感じちゃって、感じちゃって、あへあへ声を上げて、こっちもこの日は、3回戦目だったけど、燃え上がっちゃったよ。</font></p><p><font size="3">　エッチした後は、彼女が缶ビールをごちそうしてくれて、</font></p><p><font size="3">「何よ、おごりかよ。悪いな」</font></p><p><font size="3">「いいから飲みなよ」</font></p><p><font size="3">「じゃあ、おれシャンパンおごるよ」</font></p><p><font size="3">「私温泉に泊まりに行きたいんだけど」と言われたりして、盛り上がっちゃったの何のってよ。彼女の携帯アドレスを聞いたりして。</font></p><p><font size="3">　オレは、愛する妻がいるけど、女性から誘われたのは、生まれて初めてなんだ。</font></p><p><font size="3">　こうなったら温泉に行っちゃおうかな。</font></p><p><font size="3">　お前ら、温泉の話は、絶対絶対内緒だぞ。</font></p><p><font size="3">　隊長は言葉だけでは、あふれ出る喜悦を抑えることができません。</font></p><p><font size="3">　途中休憩で寄った、コンビにの広い駐車場で、</font></p><p><font size="3">「こなきじじい」</font></p><p><font size="3">　と叫ぶと、置田君の背中に負ぶさるのでした。</font></p><p><font size="3">　学生時代は、陸上部の置田君の足腰のトレーニングということで、我々はよく彼に負ぶさったものでした。</font></p><p><font size="3">　田園の中に、ポツンとある、このコンビには、横浜と我々の住む埼玉の町との中間点にあり、いつも途中休憩は、この店です。</font></p><p><font size="3">　車内に戻ると、隊長の報告会はまだ続きます。</font></p><p><font size="3">「最後の子は、5万円だったな」</font></p><p><font size="3">「うえぇー。あそこの店は、2万円ポッキリと店頭に表示してありましたよ、それって、ぼったくられたんじゃないでしょうか」</font></p><p><font size="3">　事務局長の私としては、捨てておけません。今後の為に、その店はブラックリストに載せねばなりません。</font></p><p><font size="3">「そうかなぁ。楽しかったんで、そうゆう意識はないけどな。あっ、こんなことしゃべっている時間はないんだ。その女の子と温泉に行く、日取りを決めなきゃ」</font></p><p><font size="3">　隊長は慣れぬ手つきで、携帯でメールを打っています。</font></p><p><font size="3">「あっ、メール送信してもエラーで戻ってくるぞ」</font></p><p><font size="3">　帰りの車中では、ずっと黙って聞いていた置田君が、初めて口を開きました。</font></p><p><font size="3">「金銅さん。その刺青は、調子こいて、カモっただけなんじゃないでしょうか」</font></p><p><font size="3">「そんなことないよ。ちゃんと約束したんだから」</font></p><p><font size="3">　隊長は何度もメールしては、エラーで戻ってくる携帯を見詰めながら、</font></p><p><font size="3">「おかしいな。ちゃんと約束したのにな。さっきは、女の子の携帯に送信できたのにな。携帯の故障かな」</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　女性を外見で判断せず、人の心を疑わず、どこまでも少年のように純真な隊長だったのでした。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">　　</font></p><p><font size="3">　</font></p><p style="TEXT-INDENT: 12pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 1.0" class="MsoNormal"><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"></span></p><p> </p><p></p><p style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"></span></p><p> </p><p></p><p></p><p><font size="3">　</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p style="TEXT-INDENT: 12pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 1.0" class="MsoNormal"><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: 'Times New Roman'; mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"></span></p><p> </p><p></p><p style="TEXT-INDENT: 12pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 1.0" class="MsoNormal"></p><p style="TEXT-INDENT: 12pt; MARGIN: 0mm 0mm 0pt; mso-char-indent-count: 1.0" class="MsoNormal"><span style="FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; COLOR: black; FONT-SIZE: 12pt; mso-hansi-font-family: &quot;Times New Roman&quot;; mso-font-kerning: 0pt" lang="EN-US"></span></p><p> </p><p></p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/akaiyoroi/entry-10310207369.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jul 2009 06:14:07 +0900</pubDate>
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この記事には一部、Amebaの健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている可能性がある為アクセスすることができません。
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<link>https://ameblo.jp/akaiyoroi/entry-10298490302.html</link>
<pubDate>Sun, 12 Jul 2009 18:27:15 +0900</pubDate>
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<link>https://ameblo.jp/akaiyoroi/entry-10297597372.html</link>
<pubDate>Sat, 11 Jul 2009 09:57:16 +0900</pubDate>
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<title>第1話　隊長は走る。たった一つの約束を守るために</title>
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<![CDATA[ <p><font size="4">　肥満している隊長は歩くのが苦手で、もちろん走るのなぞ論外である。<br>　いままでの人生で、学校の体育の時間以外に走ったことなどない。<br>　車で出かけて駐車場の広いファミレス店に入るのに、駐車位置が入口から遠いと急に不機嫌になる。歩くのにかったるいからと、運転手の置田君にやり直しを命じたりする。<br>　あろうことか、そんな隊長が走っているのだ。<br><br>　その日の午前中は、隊員３人ファッションヘルスで遊び、いつもの店で昼食ながらも、宴会しました。<br>　食事中からなぜか隊長は、１人でうきうきしていて、昼食後３人でストリップへ繰り出したのです。<br>　ストリップが終わって店を出ると夕方でした。<br>　と突然、巨体の隊長はウサギのように走り出したのです。<br>　私と置田君は、ビールのさめぬ呼吸で隊長に追いつくと、<br>「どうしたんですか、もう帰りましょうよ」<br>　４１歳になる金銅(こんどう)隊長は少年のように目を輝かせ、息をはずませ、走り、語るのです。<br>「おれ、さっきの子と約束したんだ。彼女、『次ぎに来たら本番やらしてあげる』と言ったんだ」<br>　ファッションヘルスは、口内発射か素股で抜いてもらうのが普通です。<br>「オレ、彼女に気に入られちゃったのかな」<br>　隊長は、額に汗を浮かべ、ぜいぜい呼吸をしている。苦悶の表情ながらも、一瞬口もとはうれしそうでした。<br>　私は困惑口調で<br>「えー、また行くんですか、さっき出さなかったんですか」<br>「本番やらしてくれるっつーから、もったいなくてさっきは我慢していた」<br>　隊長は額の汗もぬぐわず、ただただ約束を果たすことのみ頭のなかにある。<br>　ささいで、ちっぽけで、踏みつけても誰も気がつかないような約束だ。<br>　しかし約束というのは、どんなことでも守らねばならぬ。<br>「俺、あの子と約束したんだ」<br>　まるで少年のように純真で、そして頑なで、サムライのように“義”を重んじる隊長なのです。<br><br>　隊長と約束した女の子は、彼氏の借金の保証人になり、彼氏にトンズラこかれて、借金の返済の為、風俗嬢になったそうなのです。<br>「また来るね」<br>　と彼女に約束したお客も、ほとんど来ないという。<br>　彼女は、もう誰も人など信じられないという。<br>　午前中行った店で、私は隊長の指名した彼女の写真を見たのです。<br>　彼女は不美人であった。<br>　<br>　隊長の心の清らかさというのは相当なもので、隊員たちはいつも感じいってしまうのです。<br>　我々凡人というのは、風俗店に入る時女性の写真を見て顔や体型や年齢で判断するわけです。<br>　しかし、隊長の非凡で心の清潔なところは、女性を外見や年齢で判断しないところなのです。<br>　隊長は、女性は外見じゃない、といいます。<br>　えっ、<br>　いつも隊長は、雑誌やインターネットや店頭で我々以上に熱心に女の子選びをしているけど、いったい何を見ているの？<br>　隊長に尋ねると、<br>「オレこれだ」<br>　その指の先には「女の子のタイプ」<br>“淫乱派”とあった。<br><br>　日が沈んでゆく。<br>「早く行かないとあの子帰っちゃうよ」<br>　隊長は悲痛な叫び声をあげた。<br>　暴力団事務所の前を駆け抜けると、韓国スナックが戸を開けて、店頭に水をまいて、開店準備をしている。<br>　その水が隊長の足元に引っかかった。<br>　隊長は意にも介さず、よろよろになりつつも、走り抜けていく。<br>　隊長の膝は痛そうだった。<br>　遅れてはならぬ。<br>　あの子に、“信”の一文字を知らしめぬばならぬ。<br>　ああ、太陽よ。そんなに早く沈まないでくれ。<br>　日本人は、物は豊かになったけど、心が貧しくなったと言われている。<br>　日本人よ。<br>“得”が大事なのではなく、“徳”が大事なのだ。<br>　また来ると言ったのだから、また行かねばならぬのだ。 <br>　走れ、隊長。<br>　たった一つの約束を守るために。<br>　我々２人は、伴走者のように隊長の後を走ってゆく。<br>　<br>　大岡川の歩道で、突然隊長は立ち止まった。手すりにもたれかかり、肩で息をしている。<br>　間もなく５時だ。<br>　隊長は悔しそうに叫んだ。<br>「ああ、足が痛い。なんてざまだ」<br>　通りすぎたＯＬが、驚いた顔で思わず振り返った。<br>「せっかく本番できるっていうのに。おれは、さっき発射してないんだよ」<br>　ＯＬが赤面して走り去って行った。<br>　大岡川には、夕もやがゆっくりたち込めている。<br>　私はちょっぴり残念だった。<br>　頑張って走って下さい。<br>　やっぱり隊長は、<br>　走れエロスだった。</font></p><p><br><font size="4">　　</font></p><p><font size="4"><br></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/akaiyoroi/entry-10297142108.html</link>
<pubDate>Fri, 10 Jul 2009 16:50:34 +0900</pubDate>
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