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<title>雑記</title>
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<description>雑記です。</description>
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<title>はじめに</title>
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<![CDATA[ <p>　太宰治は『女の決闘』のなかで「書き出しの巧いというのは、その作者の『親切』であります。」と書いている。</p><p>　私もできるなら、そんな巧くて親切な書き出しで始めたかったのだけれど、自分の考えを書くということは初めてで、何から書いたらいいかわからないというのが正直なところで、言ってみれば余裕がない。今、私は、何を書こうか、いや、それ以前に、どんな語調で書こうか、さらには、何のために、誰のために書くのか、書くことが何になるというのか、そんなことで頭がいっぱいだ。</p><p>　しかし、書くことが何になるか。それを考えはじめたら何もできなくなることはわかっている。仮の意味ばかり求めすぎても、それを否定することは容易なのだし、そもそも、まだ（思考のうえにすら）存在しないものに意味を見いだすなんてできっこない。</p><p>　だから、今はとりあえず、書き始めよう。仮の動機、理由、意義、目的、何でもいい。誰にあてて書くのか、明確な対象を想定するのが難しいなら、当分は（少し寂しいが）自分自身にあてて、自分自身のために書いてみよう。気負わなくていい分、案外、正直で素直な文章が書けるかもしれない。</p><p>　こんなことを書くのはキザかもしれないけれど仕方ない、という反省をわざわざ書くなんて、予防線を張っているようでいやらしいが、仕方ない。全部承知で始めよう。どんな醜態があらわれようとも、今の混濁して停滞した状態よりは姿が見えるだけましなはずだ。</p>
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<pubDate>Sat, 14 Nov 2020 14:49:16 +0900</pubDate>
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