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<title>会うは別れの始め</title>
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<title>三郎は、ほっとため息をつきながら</title>
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<![CDATA[ 三郎は、ほっとため息をつきながら、すばやく身じたくをし、それから釣床の中を片づけて交替の艇夫がすぐ様ねられるように用意をした。そして急ぎ足で、小食堂の方へ階段をのぼっていったのだった。小食堂には、先におきた艇夫たちと、それから非番の艇夫たちが、卓をかこんで、さかんにぱくついたり、茶をがぶがぶのんだり、それから煙草をぷかぷかふかしたり、まるで場末の小食堂とかわらない風景だった。三郎が入っていくと、艇夫たちは、にんまりと眼で笑って、そのまま話をつづけるのだった。三郎は、並べられた朝食に手を出しながら、彼らのいうことを、聞くとはなしに耳をかたむけた。「……というわけなんだが、なんかいい名前を考えてくれよ」「そうさなあ。そんなことはわけなしだい。チュウイチてえのはどうだ」「チュウイチ？　どんな字を書くのかね」「宇宙の宙と、一二三の一よ。つまり宙一というわけだ。お前は、はじめて噴行艇にのって宇宙へのりだしたんだろう。<a href="http://ink.iinaa.net/">互換インク</a><a href="http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20080214/293833/?rt=nocnt">純正インクと互換インクの画質の差が明らかに：PC Online</a>
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<pubDate>Mon, 15 Oct 2012 18:00:00 +0900</pubDate>
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<title>たおれる拍子に</title>
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<![CDATA[ たおれる拍子に、そこにあった気密塗料の缶をけとばしてしまった。缶は、横とびにとんで、艇夫長の向こう脛に、ごつんといやな音をたてて、ぶつかった。「こらっ、なにをする」艇夫長は、顔をたちまち仁王さまのように、真ッ赤にして、缶をけりかえそうとした。が、とたんに足をとどめて、床から缶をひろいあげた。「ああ、もったいないことをやるところだった。この一缶が、おれたちの生命をすくうこともあるかもしれないのだからなあ。やい、三郎、気をつけろい。ここは、地球の上じゃない。まるで何もない大宇宙の砂漠なんだから……」　艇夫長は、缶をそっと床の上において、しずかに、元の隅へおしやった。大宇宙の長旅にある噴行艇の中では、一滴の塗料、一条の糸も、人命にかかわりのある貴重な物質であった。「おい、三郎。早く飯を食って、交替時間におくれるな。いいかい、小僧」「へーい」　艇夫長は、ようやく腹の虫を自分でおさえて、艇夫寝室を出ていった。<a href="http://malltailuse.ken-shin.net/">海外転送</a><a href="http://event.rakuten.co.jp/borderless/tenso/japanese/">[楽天海外販売] 楽天の商品をまとめて海外へ送るなら転送コム！</a>
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<pubDate>Sun, 14 Oct 2012 17:50:00 +0900</pubDate>
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<title>「はい。今おきますよ」</title>
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<![CDATA[ 「はい。今おきますよ」「おきますよ？　そのよがいけない。はい、おきます――だけでいいんだ。よけいなよをつけるない」（これはいけない！）三郎は、あわてて釣床から下に落ちるようにして、おきたのだった。はたして、前には、艇夫長松下梅造が、西郷さんの銅像のような胸をはって、釣床ごしに彼の顔をにらみつけていた。「艇夫長、お早う。もう朝になったのですかい」「知れたことだ。あと三十分で、お前の交替時間だぞ。時計は、七時半をさしていらあ」艇夫長は、そういって、拳固のせなかで、赤い団子鼻をごしごしとこすった。ぷう、ぷう、ぷう。知らない人がきいたら、このとき豚の仔がないたのかと思うだろう。しかしそのぷうぷうは豚の仔がないたのではなくて、艇夫長の鼻が鳴ったのであった。鼻をこすると、この奇妙な音がするのであった。（これは、たいへん。艇夫長のごきげんが、きょうはたいへん悪いぞ！）三郎は、あわてて、パンツの中へ足をつきこんだ。あまりあわてたので、パンツの片方へ、足を二本ともつきこんだので、彼は身体の中心をうしなって、どすんと床にたおれた。<a href="http://repair.katsu-ie.com/">ファンデーション</a><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3_(%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81">ファンデーション (化粧品) - Wikipedia</a><br>
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<pubDate>Sat, 13 Oct 2012 17:40:00 +0900</pubDate>
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<title>総員四万余名もの日本人</title>
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<![CDATA[ 総員四万余名もの日本人が、なぜ一かたまりになって、とんでいるのであろうか。読者諸君はふしぎに思われるであろうが、全くのところ、今から五十年前の人間には、想像がつかないのも無理ではない。では、作者は、噴行艇アシビキ号の中にのりくんでいる一人の少年風間三郎の身のまわりから描写の筆をおこすことにしよう。十五年の行程「おい、三郎。いつまで、ねているんだい。もういいかげんに、目をさましたらどうだい」その声は、ひびの入った竹ぼらをふくと出てくる音に似ていた。そこで三郎は、ようやく釣床の中で、眼をさましたのだった。すこぶるやかまし屋の艇夫長松下梅造の声だと分ったから目をさまさないわけにいかなかった。ぐずぐずしていれば、足をもって、逆さまに釣り下げられ、裸にされてしまうおそれがあった。そんな眼にあっては、また大ぜいのものわらいである。<a href="http://spirit.kane-tsugu.com/">ノニジュース</a><a href="http://www.excite.co.jp/News/bit/00091131033589.html">「ドブの味」といわれるノニジュースを飲んだ(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース</a><br>
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<pubDate>Fri, 12 Oct 2012 17:30:00 +0900</pubDate>
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<title>しかし、それは鋲ではない。</title>
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<![CDATA[ しかし、それは鋲ではない。丸窓なのである。丸窓の類は、一つの噴行艇について、およそ百に近かった。その黄いろい丸窓から、人間の顔が一つずつのぞいたとしても、百人の人間が、艇内にいるわけだ。なんという大きな噴行艇であろうか。しかし、噴行艇には、百人よりも、もっとたくさんの人間がのりこんでいた。これから、わたくしがお話しようと思う噴行艇アシビキ号には、二百三十人の日本人がのっている。みんな日本人ばかりであった。いや、日本人がのっているのは、このアシビキ号だけではない。今、この大宇宙を、大きな一かたまりになってとんでいる噴行艇の、どの艇にも、日本人がのっていた。いや、もっとはっきりいうと、全部で、百七十の噴行艇の乗組員は、ことごとく日本人でしめられていたのである。この噴行艇群は、一体どこへ向けてとんでいるのであろうか。また何の目的で、このような大宇宙へとびだしたのであろうか。<a href="http://keizoku.yukishigure.com/">プラセンタ</a><a href="http://qt82.com/">プラセンタとは？</a><br>
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<pubDate>Thu, 11 Oct 2012 17:20:00 +0900</pubDate>
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<title>飛行機時代から</title>
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<![CDATA[ 飛行機時代から、次にこの噴行艇時代にうつっていった。それとともに、人間の目は、地球からはなれ、さらに遠い大宇宙へむけられたのであった。今、おびただしい噴行艇の群も、大宇宙をとんでいく。砲弾を大きくして、尾部に――噴管をつけ、そして大きな翼をうしろの方まで、ずっとのばすと、それはそっくり噴行艇の形になる。銀白色のうつくしい姿の噴行艇だった。その胴に、ときどき前にいく僚艇の噴射瓦斯が青白く反射する。また、ときおりは、空を一杯に、ダイヤモンドをふりまいたような無数のかげが艇の胴のうえに、きらりと光をおとすこともあった。ごうごうたる爆音をあげて、とびゆく噴行艇の群！右まきの螺旋形をつくって、行儀よくとんでいく噴行艇群だった。群は、前後に、いくつかのかたまりになって、無数の雁の群がとんでいるのと、どこか似たところがあった。噴行艇の胴に、黄いろい鋲のようなものが並んでみえる。<a href="http://muscle.kage-tora.com/">筋肉トレーニング</a><a href="http://allabout.co.jp/gm/gt/2054/">[筋肉トレーニング] All About｜プロの筋トレメニューを伝授</a>
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<pubDate>Wed, 10 Oct 2012 17:10:00 +0900</pubDate>
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<title>黒いインキをとかしたような</title>
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<![CDATA[ "黒いインキをとかしたようなまっくらがりの宇宙を、今おびただしい噴行艇の群が、とんでいる。「噴行艇だ！」噴行艇といっても、なんのことか、わからない人もあるであろう。噴行艇は、ロケットとも呼ばれていた時代があった。飛行機は、空をとぶことができるが、空気のないところではとべない。しかし噴行艇は、空気のないところでも、よくとべるのだ。艇尾へむけ、八本の噴管から、或る瓦斯を、はげしく噴きだすと、そのいきおいで、艇は前方にすすむのである。艇尾には、舵があって、これをうごかすと、とびゆく方向は、どうでもかわるのであった。大宇宙をとぶには、飛行機ではとてもだめであるが、この噴行艇なら、瓦斯のつづくかぎり、大宇宙をとぶことができる。"<br><a href="http://clear.ashigaru.jp/">片頭痛</a><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E9%A0%AD%E7%97%9B">片頭痛 - Wikipedia</a>
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<pubDate>Tue, 09 Oct 2012 17:00:00 +0900</pubDate>
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