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<title>雨に濡れても‥中沢新一</title>
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<title>遺伝子組換え作物の＜ＭＡＮＤＡＬＡ＞</title>
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遺伝子組換え作物の＜ＭＡＮＤＡＬＡ＞は、平成１７年３月１９日に東京国際フォーラムで東京都が開催したフォーラムです。このフォーラムは、西東京市にある東京大学付属農場で遺伝子組換え作物の実験栽培が計画されたことに端を発し、単なる遺伝子組換え作物の安全性の是非だけでなく、現在の農業問題の象徴として広く都民に考えてもらいたいという趣旨のもとに企画されたものです。
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<title>「東京の農業」を考える（18）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ 農業の世界観と新たな時代の可能性　しかし、長いあいだ日本は、自分たちがつくりあげてきた別の世界観を破壊されることなく、うまく立ち回ってきました。日本的なシステムと呼ばれることもあるし、日本人の生き方のある部分を、うまく保ってきました。　ですから、表面上では、アメリカナイズされた経済システムや技術の体系を見事に自分のなかに取り込みながらも、こっそりと、それによって破
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<title>「東京の農業」を考える（17）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ ビオスとゾーエー　生命というのは、二つのレベルを持っています。昔の古代ギリシャ人は、はっきりこれを二つに分けているのです。私たちは二つのレベルがあると言っています。　一つは、ビオスと言っています。これはバイオロジーの原型になったビオスです。ビオスというのは私たちです。個体性を持っていて、この個体性を持った生物体は、人間だけではなくて、イヌもネズミも、どんな生きもの
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<title>「東京の農業」を考える（16）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）４　21世紀の人間が生き延びていくために　この問題を考えてみたときに、一つの軸をはっきりさせておきたいと思います。農業が伝統的につくりあげてきた世界観。これは、非農業の世界観とは根本的に違うと思っています。非農業というのは、科学や技術の原理と深く結びついていて、この原理というのは、生物体、人間や動物たちが、一個一個の生物体として自己を持っていて、この自己が生きようとす
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<title>「東京の農業」を考える（15）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）３　農業原理と科学技術の原理とのちがい　先ほども言いましたように、農業は、まず動植物の形を破壊して、そのなかから抽象的なエネルギーや力を取り出すことをしない仕事です。生きた動物が、自分の考えや思いを持ったまま生育している。その生物をそのまま相手にしていきますから、相手の思いと言いますか、権利主張を、ある程度人間の側が考慮に入れないといけない。ですから、自分を制限してい
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<title>「東京の農業」を考える（14）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ 琵琶湖のナマズと農民　日本にはいろいろなところに里山がありますけれども、もっとも一番美しい里山の景色はどこですかというと、私もいろいろなところを見てきましたけれども、琵琶湖のほとりの西坂本というところです。琵琶湖の湖西線の電車で行きますと、雄琴というところがありますけれども、雄琴から山の奥へ入っていったあたりの里山というのは、おそらく日本でも、もっとも美しくつくら
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<title>「東京の農業」を考える（13）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ 里山という秩序　さて、この農民がつくりあげた一種の第二の自然、里山と呼ばれているものがあります。これは手つかずの自然ではありませんし、平地部につくられる都市とも違う秩序になってきます。これはいま、とても重要な概念、考え方になろうとしています。　いままでは、自然保護というのは、自然を手つかずのまま残さなければいけないという考え方が、いろいろなところで声高に叫ばれてき
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<title>「東京の農業」を考える（12）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ 農業はどういう技術であったか　これに対して、農業はどういう技術であったかということを考えてみる必要があると思います。農業は、自然にあるものの形を破壊して、そしてそのなかから何か抽象的なものを取り出してくるという作業はしない仕事なのです。　植物を扱います。稲作のことを考えてみてもわかりますが、植物を破壊するということは、水や土を使って稲を育てる過程では、一切おこなっ
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<title>「東京の農業」を考える（11）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■　技術というものの本質　これはどのようにして考えたらいいかというと、非農業民の典型というのは、職人みたいなものですから、この人たちがどういう仕事をするかと考えてみますと、基本的に、材料・素材を集めてきて、たとえば、刀鍛冶を考えてみますと、火で原料を溶かして、形のないものにします。これを職人芸でトントンとうまく細工して、別の形に変形させるわけです。基本的にはこういうこ
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<title>「東京の農業」を考える（10）</title>
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遺伝子組換え作物の&lt;ＭＡＮＤＡＬＡ&gt;　　　　＜縁＞の座：「東京の農業」を考える　　　　　　　　座　長：中沢新一さん（中央大学教授）■ 農業と非農業のちがい　さて、こういう複雑さを抱えながらも、農業を考えてみたときに、この農業が、ほかの人間がやる生業、商業や、あるいは、職人がやる技術とどこが違っているかということなのです。　歴史学のほうでは、農業民と、非農業民という二つの概念で分けようという考え方が出ています。農業民というのは、日本人口の大多数をつくった農民たちの文化。これを農業民の文化と呼んでい
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