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<title>あみてぃの　『看護』 ブログ</title>
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<description>　つらいこともたくさんあったけど　やっぱり　『看護』　が好き　ちょっと驚きの看護体験をご紹介させていただきます。</description>
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<title>自分に向けて書いた詩    『看護』</title>
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<![CDATA[ <p>現在、断捨離中。</p><p>&nbsp;</p><p>長いこと、病院でリーダー研修や看護実践研修の講師をさせていただいた。</p><p>その時の資料整理をしていたら、その頃、自分に向けて書いた詩が出てきた。</p><p>この時の気持ち、忘れたらいけないなぁって思って</p><p>もう一度、自分への戒めに、載せることにしました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;"><span style="font-size:1.4em;">『看護』</span></span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">大切なことは　患者様の苦痛を知ろうとすること</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">目に見えることだけで　わかったつもりになってはいけない</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">苦痛の原因が何であり、どうしたらそれを取り除いてあげられるか　考えること</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">そこから　<span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:1em;">『看護』が始まる</span></span>　と思っている</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">その人の本当の苦痛にどれだけ近づいてあげることができるか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">目に見えない情報をどれだけ掘り下げることができるか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">どれだけ知ってあげられるかで　<span style="font-weight:bold;">『看護』の深さ</span>　が変わってくる</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">私達は　患者様の本当の痛みやつらさを実体験することはできない</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">しかし　私達は　医療・看護の専門家である</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">その病気によって　どんな症状が起き、どんな苦痛が生じるか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">知識から　そして　多くの患者様から学んだ経験から想像することはできる</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">なぜ　それをしてあげたらいいのか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">なぜ　それをしてあげたら　楽になるのか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;">その根拠がわかってすることができたとき　はじめて</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;"><span style="font-weight:bold;">『看護』　が　生きてくる</span></span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#009944;"><span style="font-weight:bold;">『本当の看護』</span>　<span style="font-weight:bold;">が　生まれてくる</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12572754016.html</link>
<pubDate>Tue, 04 Feb 2020 18:32:08 +0900</pubDate>
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<title>残尿４L  盲目の糖尿病患者を救え！③ 導尿なしで退院へ！</title>
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<![CDATA[ <p>『石灰化した便』を見たことがありますか？</p><p>便というより完全に『石』です。</p><p>&nbsp;</p><p>新人ナースたちはかなり驚いていました。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; 「これが便なんて信じられな〰い。完全に石だよね。恐竜の卵みたい。」</p><p>&nbsp;</p><p>本人はそれを聞き、クスクス笑っています。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; 「やだなぁ。この年になって恐竜の卵を産んじゃったかぁ。」</p><p>&nbsp;</p><p>直腸内にはぎっしりその『石』のような便がたまり、</p><p>自力では排出困難な状態になっていました。</p><p>看護師は摘便という処置ができますが、指すら入りませんでした。</p><p>便と便の間のわずかな隙間に浣腸液を注入。</p><p>しばらくしてポータブルトイレに座ってもらうと</p><p><span lang="EN-US">1</span>個、<span lang="EN-US">2</span>個と出始めました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>その音たるや……。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; 「カーン。カンカンカン。コーン。」</p><p>&nbsp;</p><p>またも新人ナースたち。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; 「便してこんな音聞くのは、はじめてです！　</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; すごーい。こんな音がするほど便て硬くなってしまうことがあるんだぁ！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人またもクスクス笑っています。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 「笑いすぎておなかに力が入らない～！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私　 &nbsp; 「ずっとがまんしていたんでしょ。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 本当はずっとおなか痛かったんじゃない？」</p><p>&nbsp;</p><p>本人　「うん。本当は毎日ね。おなかが痛くなったりおさまったりしてたの。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 去年、目が見えなくなっちゃって。それだけでもすごくお父さん（旦那さん）に</p><p>　　　　 迷惑かけちゃっているから、これ以上迷惑かけたらいけないなと思って。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; でも結局、吐いちゃって…。迷惑かけちゃったけどね。」</p><p>&nbsp;</p><p>私　 &nbsp;&nbsp; 「きっとたくさん溜まっているから、毎日少しずつ出しておなかを楽にしてあげようね。」</p><p>&nbsp;</p><p>本人 &nbsp; 「本当はおしっこが問題だったのに。便まで出してもらってありがとう。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>結局、石灰化した便を出し切るのに<span lang="EN-US">4</span>日かかりました。</p><p>新人ナースたちが便の個数を数えてくれていました。</p><p>初日　　<span lang="EN-US">41</span>個</p><p><span lang="EN-US">2</span>日目　<span lang="EN-US">34</span>個</p><p><span lang="EN-US">3</span>日目　<span lang="EN-US">32</span>個</p><p><span lang="EN-US">4</span>日目　<span lang="EN-US">20</span>個</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="font-size:1.4em;">合計　<span lang="EN-US">127</span>個</span>　<span lang="EN-US">2</span>×<span lang="EN-US">3</span>㎝大・<span lang="EN-US">3</span>×<span lang="EN-US">4</span>㎝大サイズのものがほとんどでした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>そして<span lang="EN-US">4</span>日目の午後、まさかの有形便（バナナのような形の便）が多量に出ました。</p><p>「やっと酸化マグネシウムが効いた便が出てきた」と思いました。</p><p>と同時に……</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人　　「看護師さん、もう一度トイレしたくなった。」</p><p>私　　　 「いいよ。たくさん出しちゃおう。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">&nbsp; 「ジャ〰〰〰〰⁉」</p><p>本人&nbsp; 　「看護師さん、おしっこ出たぁ～！！！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>それまで自然排尿は見られず、毎日導尿を続けていました。</p><p>硬い便が出きって、圧迫されなくなったのでしょうか。</p><p>おなかは小さく柔らかくなり、腹圧もかけられるようになっていました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私　　 「下腹、ちょっと押してみて。残ったおしっこも出るかなあ。」</p><p>本人　&nbsp; 下腹を押すとさらに　「ジャ〰〰」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>全部で<span lang="EN-US">200</span>㏄程の尿が出ました。</p><p>本人　「わぁ～うれしい。これでおしっこも出せるかなあ。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>先生に報告しました。</p><p>先生　「え〰〰。便のせいで出せなかったのかなぁ？</p><p style="text-indent:42.0pt;mso-char-indent-count:4.0">もう一日様子をみて、普通に排尿できるなら導尿なしで退院させよう。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>そして、その後は普通に排尿できるようになりました。</p><p>排尿後の残尿も問題なしです。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="text-decoration:underline;">入院6日目　『導尿なし』で退院</span> できることになりました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>ご主人には尿のことはもちろん、</p><p>便の回数や硬さもチェックしていただくようにお願いしました。</p><p>&nbsp;</p><p>ご主人　「わかったぞ。便と…水も…だね。水分をあげるの、忘れないようにしないと。</p><p>　　　　　　また脱水にさせちゃったら大変だ（笑）」</p><p>　　　 &nbsp; 　「導尿って言われたときは正直どうしようかと思って、すごく悩みました。</p><p>　　　　&nbsp; 　でも元の状態に戻していただいて、もう本当に感謝です。ありがとう。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人　　「本当にありがとう。お父さんに助けてもらいながら頑張ります。」</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　「それと…」</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　「もう、恐竜の卵は産まないようにします！（笑）。」</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>糖尿病の患者さんは、神経障害があると、苦痛の感度も鈍くなり、</p><p>思っている以上に便も尿も溜めることができてしまいます。</p><p>おなかの張りがいつも以上にひどいと気がついたときは</p><p>早めの対処をお勧めします。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12572690473.html</link>
<pubDate>Tue, 04 Feb 2020 13:05:05 +0900</pubDate>
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<title>残尿４L 盲目の糖尿病患者を救え！②導尿指導より先にすべきこと</title>
<description>
<![CDATA[ <p>残尿２<span lang="EN-US">L</span>がたまって外来に来た時（この入院の<span lang="EN-US">10</span>日前）に　腹部<span lang="EN-US">CT</span>をとっていました。</p><p><span lang="EN-US">CT</span>のコメントは　「大量の便の残留。子宮・卵巣、その他の臓器に異常はみられない」</p><p>この時点ですでに大腸全体に大量に石灰化した便がたまっていました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#0000ff;">便が石灰化するということは</span></p><p><span style="color:#0000ff;">相当前からこの便はたまったままになっていたということになる。</span></p><p><span style="color:#0000ff;"><span lang="EN-US">CT</span>上（輪切り1枚の画像スペースに）、白いハチの巣状の塊が３０個以上はうつっていた。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">便は長く大腸の中にとどまると便の水分が大腸の粘膜から吸収されてしまい、</span></p><p><span style="color:#0000ff;">軽石のようになっていく。中が空洞化し、ハチの巣状にうつる。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">しかも石灰化が始まると白くうつる。</span></p><p>&nbsp;</p><p>自分の専門の臓器に問題なければ、それ以外は問題視しない先生方がとても</p><p>増えた気がします。採血の結果、ほかの臓器に大きな異常があれば別ですが……。</p><p>　（これは『DPC』という包括医療費支払い制度が導入されたことも一因だろうと</p><p>　　私は思っています。）</p><p>&nbsp;</p><p>特に画像上の便秘を入院時に問題視する先生は、私の経験上はいませんでした。　</p><p>本人や家族が訴えなければ、ほぼそのまま放置されるのが常でした。</p><p>&nbsp;</p><p>誰もが自分の身体の問題を的確に訴えられるわけではありません。</p><p>むしろ的確に訴えられることの方が少ないと思います。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;">だからこそ　ちゃんと見つけてあげたい。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">目に見えないからだの中で、本当はどういうことが起きているのか。</span></p><p>&nbsp;</p><p>そのためにも　『検査データから看護を導き出せる能力』　も</p><p>身につけたいと思いました。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;">硬い便がたまりすぎると腹部全体がカチカチになってくる。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">膀胱にとっての最悪は おなかが硬くなりすぎると 『腹圧』 がかけられなくなること。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">たまり方によっては膀胱や尿道を圧迫して 『閉塞』 させ、</span></p><p><span style="color:#0000ff;">さらに排尿しづらい状況にしてしまうこと。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>先生にお願いしました。</p><p>私&nbsp; 　「便が異常にたまっています。まずは便を出させていただいていいですか？　</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">&nbsp;導尿はナースで対応し、便による尿路感染のリスクが低くなった時点で、</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">&nbsp;本人が導尿できるかどうか評価させていただいていいですか？」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>先生　「そんなに便たまってたぁ？　任せるから、とにかくおしっこ出るようにしてね。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">やはり、便秘には全く関心がなかったようです。</span></p><p>私は、便を出すための指示を出してもらいました。</p><p>&nbsp;</p><p>肛門のところまで石のような便がかなり下りてきていたので、滑りやすくするために</p><p>浣腸の指示とそれ以外に酸化マグネシウムの内服、レシカルボン座薬の指示も</p><p>出してもらいました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>ご主人が戻ってこられたので、ご主人と本人にもう一度、便のことを確認しました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>ご主人　「そう言われてみれば、この<span lang="EN-US">1</span>か月でポータブルトイレの便を片づけたのは</p><p style="text-indent:52.5pt;mso-char-indent-count:5.0"><span lang="EN-US">2</span>回だったかもしれん。俺も忙しかったからなあ。</p><p style="text-indent:52.5pt;mso-char-indent-count:5.0">お茶を置いていくのも忘れた日もあって。</p><p style="text-indent:52.5pt;mso-char-indent-count:5.0">脱水になっちゃってたかもしれんなぁ。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span lang="EN-US">1か月の排便回数　2回　………。</span></p><p><span lang="EN-US">それは臨月のようなおなかになっても不思議ではない。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span lang="EN-US">1</span>週間以内に石灰化した便を出し切ることを目標にし、</p><p>その後、導尿が可能かどうかを評価していくことにしました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12572527330.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Feb 2020 19:47:22 +0900</pubDate>
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<title>残尿４L　盲目の糖尿病患者を救え！① なぜ４L？</title>
<description>
<![CDATA[ <p>先生　「この間外来に来た時は、残尿２<span lang="EN-US">L</span>あったんだよ。</p><p>　　　　２<span lang="EN-US">L</span>でもびっくりしたのに、今度は４<span lang="EN-US">L</span>だ。</p><p>　　　　よく膀胱が破裂しなかったって、本当にびっくりしたよ。</p><p>　　　　本人、目が見えないし、一日ベットの生活なんだ。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; どんな方法でもいいから、導尿できるように何とかして。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>外来ナースの申し送り</p><p>　　　「<span lang="EN-US">60</span>代女性　糖尿病。<span lang="EN-US">3</span>大合併。目は両目ともにほとんど見えません。</p><p>&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 旦那さんと<span lang="EN-US">2</span>人暮らし。旦那さんは日中は仕事に行っている。</p><p>　　　　息子さんがいるみたいだけど、県外で。近くに頼れる人はいないみたい。</p><p>　　　　旦那さんに導尿のこと話したけど、絶対にしたくないしできないって言われた。</p><p>　　　　訪問看護をすすめてみたけど、家に他人を入れる気はないって。</p><p>　　　　今は　朝ご飯を食べさせたら、薬を飲ませて、</p><p>　　　　昼のご飯は用意するか、近くのコンビニで弁当を買ってきて</p><p>　　　　薬と一緒に置いていくらしい。</p><p>　　　　夜は帰ってきてから、またご飯を用意して、薬を飲ませて寝かせる。　</p><p>　　　　トイレはベットの横にすぐ座れるようにポータブルトイレを置いてあるんだって。</p><p>　　　　導尿<span lang="EN-US">1</span>日に<span lang="EN-US">4</span>回の指示が出たけど、本人もご主人も無理そうだよ。どうする？」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人、ご主人にお会いしました。本人は車いすに乗っていました。</p><p>目が見えなくなってから、ほとんどベットでの生活なので、</p><p>足腰が弱り思うように動けなくなったそうです。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　本人　　「おしっこね。ちゃんと出せていたんだけど、急に出なくなっちゃたの。</p><p style="text-indent:42.0pt;mso-char-indent-count:4.0">　　　 おなかが痛くなって、吐いてご飯も食べられなくなっちゃって。</p><p style="text-indent:42.0pt;mso-char-indent-count:4.0">　　　 目が見えないから、ご迷惑かけると思うけどよろしくお願いします。」</p><p>　　　ご主人　「導尿なんて言われても俺も家内もできません。　　　</p><p>　　　　　　　　　とにかくちゃんと自分でおしっこができるまで、病院においてください。</p><p>　　　　　　　　　もう、俺も自分のことでいっぱいいっぱいで</p><p>　　　　　　　　　とても今以上のことを求められてもできません。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>ご主人はそう言うと、入院に必要なものをとりに行きたいのでと言い、</p><p>足早に病室を出ていかれました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#0000ff;">本人もご主人も導尿は無理か………。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">訪問看護も利用したくない、ほかに協力者もいない。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">自分でおしっこができる状態に戻してほしい……それがご主人の要望。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>ベットに横になっていただき、からだを看させていただきました。</p><p>小さいからだに似合わない臨月の妊婦さんのようなおなかでした。</p><p>しかも全体が硬く張っています。便は出ているか聞くとよく覚えていないと言います。</p><p>今はもうおなかは痛くないし吐き気も大丈夫と。</p><p>外来で４<span lang="EN-US">L</span>の尿を出してきたというのにそれでもすごいおなかをしていました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私は本人が言った 「急に出なくなった」 という一言が気になっていました。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#0000ff;">「急に出なくなった」 のには、必ず理由がある。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">神経因性膀胱というより、別に理由がある気がした。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>先生に言われるまま、外来の看護師さんに言われるままの情報収集だけだったら、</p><p>この人の治療は入院時の点滴と導尿と導尿指導だけに終始していたでしょう。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#0000ff;">私は、その人の入院生活は最初に対応した看護師の</span></p><p><span style="color:#ff007d;">『看護力』 </span><span style="color:#0000ff;">にかかっていると思っている。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">最初にどれだけ適切な問題抽出ができるか</span></p><p><span style="color:#0000ff;">最初にどれだけ全体像を把握できるかで</span></p><p><span style="color:#0000ff;">その後の治療内容、看護内容も変わってくるからだ。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私は入院患者さんを受け持った時、必ずおこなっていたことがあります。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1"><span style="font-size:1em;">①</span>　<u>からだ全体</u>をしっかり看させていただく。頭から足の先まで。</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd"><u>バイタルサインもすべて見る。</u>体温・脈拍・血圧・呼吸</p><p style="margin-left: 18pt;"><u>からだの状態を知るために必要な視診・聴診・打診・触診</u>はすべて行いアセスメントする</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1"><span style="font-size:1em;"><font face="&quot;Times New Roman&quot;">② </font></span>①だけではわからない 目に見えない情報、外来の申し送りだけではわからない情報は</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1">　　すべて <u>検査データ（</u>レントゲン、採血、心電図、検尿、エコー、<span lang="EN-US">CT</span>、<span lang="EN-US">MRI</span>など）と</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1">　　<u>追加の問診</u>から見つける。</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1">③<span lang="EN-US" style="mso-fareast-font-family:游明朝;mso-fareast-theme-font:minor-latin;mso-bidi-font-family:游明朝;mso-bidi-theme-font:minor-latin"><span style="mso-list:Ignore"><span style="font:7.0pt &quot;Times New Roman&quot;"> </span></span></span>検査データ・追加の問診から見つけた情報・アセスメント内容はその人の看護に必ず</p><p style="margin-left:18.0pt;mso-para-margin-left:0gd;text-indent:-18.0pt;mso-list:l0 level1 lfo1">　　 反映する。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#0000ff;">そして、見つけた。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#0000ff;">まさかの『便』……　<span lang="EN-US">CT</span>上に 『石灰化した驚くほど大量の便』 。</span></p><p><span style="color:#0000ff;">尿を出せなくしていたのは、もしかしたら、この大量の便 かもしれない。　</span></p><p>&nbsp;</p><p><u><font color="#002840">おなかの中を正常に戻してあげること</font></u>　が <font color="#002840">この人の</font><span style="color:#ff007d;">看護の第一歩 </span>かもしれない</p><p>と思いました。</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12572512184.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Feb 2020 18:36:32 +0900</pubDate>
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<title>奇跡の口腔ケア③　家族が家族になれた最期の時間</title>
<description>
<![CDATA[ <p>のどの奥に見える黒い塊を取るために下記のものを準備・セッティングしました。</p><p>&nbsp;</p><p>・耳鼻科用セッシ</p><p>・棒の長い綿棒</p><p>・舌圧子</p><p>・氷水</p><p>・口腔ケア用スポンジ</p><p>・口腔ケア用ジェル</p><p>・酸素</p><p>・吸引器</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>これはリスクが高い作業なので、先生に許可をもらい</p><p>一緒にしたいと言ってくれたスタッフと一緒に行いました。</p><p>&nbsp;</p><p>酸素は口からチューブで流したままにし</p><p>吸引器はすぐに使えるようにセットし</p><p>左手に舌圧子、右手に棒の長い綿棒を持ち</p><p>十分に見えるようにライトアップしてもらい</p><p>舌を舌圧子でそっと押さえて、黒い塊が見えやすいようにし</p><p>棒の長い綿棒でその塊が貼り付いているであろう部分を</p><p>少しずつ、少しずつ氷水で濡らし</p><p>セッシに持ち替えてそっと、そっと、その塊を浮かせて</p><p>舌をもとの柔らかさに戻せたことが</p><p>口腔内のスペースと</p><p>視野スペースを広げることにつなげられ</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>意外にもその黒い塊はスポンと簡単に取れました。</p><p>開始してわずか５分。</p><p>出血もほとんどありませんでした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>取れた瞬間、一同驚愕……</p><p>直径<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">３ｃｍは</span>ある、まるでプルーンのような塊がとれました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>と同時に……もっとすごいことが起きたのです！</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私　　「奥さん、目が…目が動きだした…瞼が半分開きました！」</p><p>　 　　「うわ〰、目が左右に動いてる……」</p><p>&nbsp;</p><p>妻　　「え〰、（駆け寄り）　父ちゃん、　父ちゃん、　起きて！！！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>妻のその声にまぶたがゆっくり、<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">３回</span>に分けて開き</p><p>眼球がギョロッ、ギョロッと左右に動いた後</p><p>妻を見つけ……</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人　「かあちゃん！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">３日間</span>も昏睡状態でもう意識が戻ることはないだろうと言われていたのに……</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>一瞬、私は何が起こったのかわからず放心状態になりました。</p><p>スタッフも驚きすぎて声も出ませんでした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>妻　　「父ちゃん、この看護師さんたちが１日ががりで父ちゃんのこと</p><p>　　　　助けてくれたんだよ。お礼をいいな！」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人　「ほんとか…。ありがとな。世話かけたな……。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#ff007d;">ちゃんと喋れている……</span></p><p><span style="color:#ff007d;">そしてその優しい笑顔……</span>身体の震えが止まりませんでした。</p><p>&nbsp;</p><p>次男はすでに部屋の片隅で号泣しています。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>次男　「やってよかったぁ。看護師さん、ありがとな。ありがとな。</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　父ちゃんの声が聞けるなんて……俺、本当にうれしい（号泣）」</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">妻　　「まさか、この人ともう一度話せるなんて思ってもいなかった。</p><p style="margin-left:31.5pt;mso-para-margin-left:3.0gd">看護師さん、ありがとう。看護師さん、ありがとう。（私に抱きついて号泣）」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">意識が戻ったことを聞かされた先生はびっくりして部屋に駆けつけてくれました。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">本人、先生を見つけると</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">　　　　「世話が焼ける患者で、すまんかったなあ。先生には本当に世話になったわ。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">先生　「こんなことってあるんだなぁ。僕は初めてです。意識が戻っただけでもすごいのに</p><p style="margin-left:31.5pt;mso-para-margin-left:3.0gd">普通にしゃべってる。この<span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">３日間</span>は何だったんだろう……。</p><p style="margin-left:31.5pt;mso-para-margin-left:3.0gd">いやぁ～看護師さんてすごい！」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">ありがたい一言でした。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">血小板値　<span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: -31.5pt; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">1.8　</span>を乗り切り、口腔ケアができたこと。</p><p>そして<span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: -31.5pt; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">肝不全で３日間</span>も昏睡状態だった人が</p><p>何事もなかったかのように会話ができるまでになったこと。</p><p>信じられないことだらけでした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#009944;">口を動かせるように口の周りの筋肉をほぐし</span></p><p><span style="color:#009944;">口を開けられるように、唇も動かせるようにし</span></p><p><span style="color:#009944;">口の中の汚れをとって</span></p><p><span style="color:#009944;">舌が動かせるようにマッサージをし</span></p><p><span style="color:#009944;">舌と扁桃腺の貼りつきを解除して</span></p><p><span style="color:#009944;">舌と扁桃腺と軟口蓋の汚れも取り</span></p><p><span style="color:#009944;">気道を塞ぎかけていた血の塊を除去した。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>振り返れば、『あたりまえの口腔ケア』　をただ時間をかけてゆっくりおこなっただけ。</p><p>今までずっと悩んでいた『出血傾向のひどい人の口腔ケア』</p><p><span style="color:#ff007d;">してはいけないことと思い込んでいた。</span></p><p><span style="color:#ff007d;">できないことと諦めていた。</span></p><p><span style="color:#ff007d;">でも、イレギュラーな方法ではあったけど、できたのだ。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff007d;">そして、まさかのサプライズ。</span></p><p><span style="color:#ff007d;"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></span></p><p>私は本人にどうしても聞いておきたいことがありました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span>私　　　「意識がなくなる前のこと、何か覚えてる？」</p><p style="text-indent:21.0pt;mso-char-indent-count:2.0">　　「この<span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: 21pt; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">３日間</span>は夢の中にいたの？」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>本人　「そうだなぁ。ぼやっとしていてあんまり覚えてないけど、</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　とにかく口の中がまずかった。どんどんまずくなって。</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　酒飲みすぎたバチかなぁって。</p><p style="text-indent:31.5pt;mso-char-indent-count:3.0">　そのうち息がしづらくなって、あとは覚えてないなぁ。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#ff007d;">やっぱり、口の中つらかったんだね……（涙）。</span></p><p>&nbsp;</p><p>この後、彼は息子たちと妻との空白の時間を一気に埋めるかのように</p><p>夜通ししゃべり続けたそうです。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>翌日、日勤で行くと</p><p>次男が私をさがして駆け寄り、本当にうれしそうに、</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:42.0pt;text-indent:-42.0pt;mso-char-indent-count:-4.0">次男　「あの後、おとんと　『まさかのオールナイト』　だったんですよ。</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">こんなにしゃべる人だったっけと思うくらいしゃべりましたよ。</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">俺との思い出話もいっぱいしてくれて…。びっくりですよ。</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">おかんにはできの悪い亭主ですまんかったと何度も何度も謝って</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">何度も何度も世話になったありがとうって言ってました。</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">あんなおとんは初めてでした。おかんも本当にうれしそうだった。</p><p style="margin-left:42.0pt;mso-para-margin-left:4.0gd">看護師さんほんとにありがとう。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#ff007d;"><span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">１回</span>のガチャガチャで、一番欲しかったものが当たった時のような……</span></p><p><span style="color:#ff007d;">そんな気持ちになりました。変なたとえですけど……。</span></p><p>ドキドキ、ハラハラと感動が一気に訪れた体験でした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>この<span style="text-align: left; text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; word-spacing: 0px; display: inline !important; white-space: normal; orphans: 2; float: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: rgb(255, 255, 255);">４日後</span>、一時的に充電された電池が使い果たされたかのように、</p><p>再び静かに昏睡状態に入り、静かに静かに天に旅立っていかれました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私の準夜勤務の日でした。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>妻　　「看護師さんのおかげで本当に久しぶりに家族で楽しい時間を過ごせました。</p><p>　　　　もう奇跡としか思えんわ。本当にありがとうね（涙）」</p><p style="text-indent:42.0pt;mso-char-indent-count:4.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>次男　「最期におとんと話をさせてくれて本当にありがとうございました。</p><p>　　　　兄ちゃんは葬儀の準備で先に帰っちゃったけど、よろしく言っといてくれって</p><p>　　　　言ってました。本当にありがとうございました。」</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>外は一面雪景色でした。やわらかなやさしい雪がゆっくりゆっくりと舞い降りてきます。</p><p>妻と次男は何度も何度も頭を下げ、車に乗り込みました。</p><p>車が見えなくなるまで見送りました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>同じような雪景色に出会うと、必ずこの日のことを思い出します。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p>
]]>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12571810499.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Feb 2020 11:52:52 +0900</pubDate>
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<title>奇跡の口腔ケア②　家族と一緒に6時間の口腔ケア</title>
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<![CDATA[ <p>妻に伝えた。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">私　「かなり出血しやすい状態なので、どこまでできるかわかりません。途中で断念せざるを得ないかもしれません。それでもいいですか。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">妻　「もちろん（涙…）それでもいいのでお願いします。ありがとう。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">私　「それでお願いがあります。血を止めながらカサブタをとっていかなければならないので、色々難しいことになると思うんです。　</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">　　　たぶん一人ではできないので、お手伝いお願いできますか。息子さんもですよ。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">妻　「え〰。一緒にしていいんですか。うれしい。ありがとう。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">次男「俺も手伝うよ。何でも言ってください。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">長男「俺は血が苦手で……。何かあったら呼んでください。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span style="color:#CC00CC">ご主人、聞こえてますか？　</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span style="color:#CC00CC">あなたの奥さん、息子さんは本当に素敵です。</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">私のいた病棟は外科系の病棟で口腔外科も入っていて、口腔用のセッシも何種類かありま</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">した。その日口腔外科で使用しないことを確認し、師長に使用許可をもらいました。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">＜準備したもの＞</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・口腔外科用セッシ　</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・外科用コウピン</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・止血用に割りばしにガーゼを巻いたもの（止血棒）　大・中・小<span lang="EN-US">3</span>種類</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・普通の綿棒　棒の長い綿棒</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・口腔ケア用スポンジ</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・口腔ケア用ジェル</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・ガーゼ</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・氷水</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・ペンライト</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・酸素</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">・吸引器</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">&nbsp;</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">10時過ぎ…物品がおおかた揃いました。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">奥さんには予備の止血棒つくりもお願いしました。息子さんには口腔内のライトアップを</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">お願いしました。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">妻　「父ちゃん、今から看護師さんに口の中、きれいにしてもらうから、</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">　　　ちょっと我慢するんだよ！」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">&nbsp;</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">奥さんの声掛けを合図に、『口腔ケア』をスタートしました。</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">&nbsp;</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">出血傾向のひどい患者さんの口の中をこんなにまじまじ見るのは初めてでした。</p><p>唇も口の中もかなり乾燥していました。すでに<span lang="EN-US">3</span>日間昏睡状態だったためか、口の周りの筋肉が硬くなり、口が大きく開きませんでした。手袋をはめた手に濡れたガーゼを巻き、口の内側から、そっと口の中をほぐしました。じわっじわっと出血がありました。唇にも口角にも巨大なカサブタがついており、これも剥がれたら多量に出血しそうでした。次第に口が開くようになり、口の中の全容が見えてきました。歯の白い部分は全く見えませんでした。歯全体に血が膜状に貼りつき、歯間には外側にも内側にも様々な形のカサブタ貼りついていました。まるで流れて固まった溶岩のようでした。舌も乾燥してドーム状に盛り上がり萎縮してしまっているように見えました。しかも舌の表面にも血が膜状にこびりつき、カサブタが凸凹に貼りついていました。軟口蓋にも層になった血の膜が見えました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p><span style="color:#CC00CC">血小板値 １．８&nbsp; 　このデータと戦えるだろうか。</span></p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>これは1時間や2時間でできる作業ではないと思いました。</p><p>日勤業務が終わるまでに白い歯を出すことができるだろうか。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>まずはカサブタを水で濡らしてふやかす作業を始めました。何度も何度も湿らせました。</p><p>そしてふやけて柔らかくなったカサブタをセッシで少し剥がしては、止血棒や綿棒ですぐ止血。その後、口腔ジェルを塗布。これを根気よく繰り返しました。</p><p>途中、部屋を離れなければならない時間には、奥さんと息子さんがカサブタを湿らす作業を続けてくださいました。</p><p>カサブタの剥がし方、氷水での止血のタイミングがつかめ、徐々に白い歯の部分が見えるようになってきました。</p><p>萎縮したと思っていた舌もしっかり湿らせて、止血棒でほぐすようにマッサージしたら、柔らかくなってきました。舌が盛り上がって見えなかった扁桃腺周囲が見えるようになり、扁桃腺までも血の膜やカサブタで覆われていることがわかりました。その奥にも黒い血の塊があるように見えました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>出血傾向の怖さをこれでもかというほどに思い知らされた感じです。</p><p>こうなるまで、どれだけ我慢したんだろう…。どれだけ我慢させてしまったんだろう…。</p><p>少し血が出ただけでもまずくて気持ちが悪くなるというのに……。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>私はのどの奥に見える黒い塊も気になってしかたありませんでした。</p><p>奥まで届くセッシがほしいと思い、耳鼻科に頼んで耳鼻科用セッシも貸していただきました。</p><p>上下の歯は<span lang="EN-US">8</span>割ほど白く見えるようになりました。前歯は完全に白い歯になりました。</p><p>スタッフも皆、歯が白くなってきたことをすごく喜んでくれました。</p><p>唇も口角のカサブタも取れて再出血もなく、きれいになりました。舌も血の膜とカサブタが</p><p>とれ、扁桃腺と貼りついていた部分もとれて普通の舌の形になりました。</p><p><span lang="EN-US">SPO2</span>　<span lang="EN-US">95</span>～<span lang="EN-US">96</span>％あったので、のどに近い部分の作業をする間はそれを維持できるように</p><p>酸素を<span lang="EN-US">0.5L</span>で流しました。鼻は完全に詰まってしまっているので口からチューブで流しました。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>作業中、奥さんと息子さんに</p><p>「いっぱい話しかけてあげてください。きっと聞こえていますから。」</p><p>とお願いし、いっぱい話しかけてもらいました。</p><p>&nbsp;</p><p>次男　 「おとん、歯、白くなって、やっと人間らしくなってきたぞ～！」</p><p>妻　&nbsp; 　「ほんとよ。やっと人間に戻った感じ。」</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#CC00CC">そうか……歯が血だらけだと人間に見えないんだ。</span></p><p>&nbsp;</p><p>この時点で、日勤終了。何とか時間内に歯は白くでき、</p><p>人間らしい口に戻すことができました。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、私はもう一つ。</p><p>どうしてもあの黒い塊が気になってしかたありません……。</p><p><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">私　「奥に見える黒い塊がどうしても気になるんです。のどをかなり塞いでいる感じなんです</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">　　　 取らせてもらってもいいですか。</p><p>　　　もしかしたら出血するかもしれなくて、ちょっとリスクは高いんですが……。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">妻　「してください。父ちゃんのからだにあったら悪いもんは取ってください。ここまでしてくれ</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0">　　　たんだもん。あなたにお任せします。父ちゃん、いいよね。とってもらうよ。」</p><p style="margin-left:31.5pt;text-indent:-31.5pt;mso-char-indent-count:-3.0"><span lang="EN-US">&nbsp;</span></p><p>そして、直径２～３㎝ほどはありそうなその黒い塊を私は取ることに決めました。</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12571448967.html</link>
<pubDate>Fri, 31 Jan 2020 11:02:07 +0900</pubDate>
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<title>奇跡の口腔ケア①　「お父さんの口をきれいにしてあげたい」</title>
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<![CDATA[ <p>私の看護史上、『最強の口腔ケア』　体験をご紹介します。</p><p>口腔ケアに「最強」って何❓　って、思う人、多いと思いますが……。</p><p>&nbsp;</p><p>たぶん、誰もこれと同じ看護体験をしたことがある人はいないと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>この　『まさかの口腔ケア』　は、信じられない　『奇跡』　も生みました。</p><p>&nbsp;</p><p>もう15年ほど前の話です……。</p><p>でも、私の中では今も昨日のことのようにその映像は鮮明に流れます。</p><p>&nbsp;</p><p>何もせずに見ているだけではダメだと</p><p>どんな状況でも、できることは必ずあると</p><p>私に語りかけてくれます。</p><p>&nbsp;</p><p>■　■　■　■　■　■　■　■　■　■　■　■　■　<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,メイリオ,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">■　■　■　■　■　■　■　■</span></p><p>&nbsp;</p><p>40代後半男性。アルコール性肝障害、肝硬変、肝不全。</p><p>もう　3日前から昏睡状態。　黄疸。腹水。アンモニア臭……。</p><p>&nbsp;</p><p>先生　「もう、やるだけのことは全てしました。残念ですがもうこれ以上</p><p>　　　　できることはありません。意識が戻ることはもうないと思います。</p><p>　　　　もってあと１、２日だと思います。会わせたい方がいたら、連絡して</p><p>　　　　あげてください。」</p><p>妻　　（涙が止まらない。静かにうなずくのみ）</p><p>&nbsp;</p><p>この日、ずっと父親のことを避けていたという息子さん2人が県外から駆けつけた。</p><p>&nbsp;</p><p>長男　「本当に酒ばっかり飲んで…どうしようもない父でした……。」</p><p>次男　「どうしようもなかったけどさ……　俺、もう一度、おとんとしゃべりたかった。」</p><p>　　　　「おとん、何やってんだよーって、言ってやりたかった。」</p><p>　　　　「ひと言でもいいからさ、俺、おとんともう一度しゃべりたかったよ。（涙…）」</p><p>　　　　「おとん、何で寝てんだよ～。」　（おとんのからだを揺するが反応なし）</p><p>&nbsp;</p><p>先生が退室したあと、妻は私に静かに語り始めた。</p><p>&nbsp;</p><p>妻　「弱い人でね。弱いことを認めたくなかったんだろうね。お酒ばっかり飲んで。</p><p>　　　そのうちからだ壊して、仕事もできなくなって……。しょうもない人だった。</p><p>　　　息子たちにも本当に苦労かけた。でもね。看護師さん、私が選んだ人なの。　</p><p>　　　こんなにできの悪い人でも、私が選んじゃった人なの。（涙……）」</p><p>&nbsp;</p><p>私　「奥さん、今、旦那さんにしてあげたいことある？」</p><p>&nbsp;</p><p>妻　「うん。」</p><p>&nbsp;</p><p>私　「何してあげたい？」</p><p>&nbsp;</p><p>妻　「<span style="color:#ff0000;"><font color="#005500">お父さんの口をきれいにしてあげたい。</font></span>　（泣く……）」</p><p>&nbsp;</p><p>何度か看護師に頼んだと言っていた。でも、また出血するからと断られ続けたと。</p><p>だから、ガーゼでちょっと湿らすだけを繰り返していたと。</p><p>でも、本当はしてあげたかった。ダメかもしれないけど、血の塊を</p><p>とってあげたかったのだと言う。</p><p>&nbsp;</p><p>血小板値　１．８　</p><p>血だらけの口だった。歯も歯肉も唇も。大きなカサブタがたくさんはりついていた。</p><p>血生臭い口臭が、個室の中に漂っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>普段する口腔ケアはタブーと言われている出血傾向の人の口腔ケア。</p><p>私も若い頃、先輩たちから「触るとまた出血するから、湿らす程度にそっと拭くだけでいい。」</p><p>「かさぶた取りたくなるかもしれないけど、取ったらまた出血するし、同じ繰り返しになるから</p><p>我慢して。」　と指導された。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、やってみようと思った。</p><p>奥さんの最後の願い……。</p><p>どこまでできるかわからないけど、ダメなら途中で諦めればいい。</p><p>まずは一緒にしてみよう。奥さんと息子さん達と一緒にしてみよう。</p><p>そう思った。</p><p>&nbsp;</p><p>先生に許可をもらった。</p><p>先生　　「きれいになんて無理かもしれないけど……もう意識も戻らないと思うしな。</p><p>　　　　　　奥さんの最後の願いなら、してあげていいよ。」</p><p>鼻は完全に血の塊で詰まっているのが見えたので、口腔ケア中、酸素化が悪くなった時用に</p><p>酸素の使用指示も出してもらった。</p><p>&nbsp;</p><p>その日のチームメンバーとリーダーに集まってもらった。</p><p>私はその日、他に4人を受け持っていた。</p><p>この口腔ケアの話をみんなにした。</p><p>奥さんの最後の願いを少しでも叶えてあげたいと言った。</p><p>みんな気持ちは一つだった。</p><p>&nbsp;</p><p>メンバー　「私もしてあげたかったんです。してあげてください。他の受け持ちの4人は</p><p>　　　　　　　いくらでもフォローします。」</p><p>リーダー　「私も時々手伝わせてくださいよ。じゃあ、みんなで口腔ケアだ！」</p><p>&nbsp;</p><p>ありがたいスタッフたち。</p><p>&nbsp;</p><p>こうして　奇跡の口腔ケア　は始まった。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12571230046.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jan 2020 15:41:57 +0900</pubDate>
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<title>まさかの…「お口きれいに」事件……</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:1em;">先生　　　「○時○分　ご臨終です…。」</span></p><p><span style="font-size:1em;">ご家族　 「ばあちゃん、よく頑張った。まだ聞きたいこといっぱいあったけど……」</span></p><p><span style="font-size:1em;">　　　　　　「しかたないね…（涙）　</span><span style="font-size:1em;">先生、本当に世話になったね。」</span></p><p><span style="font-size:1em;">ばあちゃんはひとり暮らし。肺炎で亡くなってしまいました。</span></p><p><span style="font-size:1em;">深夜の勤務帯で亡くなり、私は日勤でその後の処置を引き継ぎました。</span></p><p><span style="font-size:1em;">亡くなった後、看護師はからだをきれいにさせていただきます。</span></p><p><span style="font-size:1em;">点滴を抜いて、からだを拭いて、ご家族の希望される服に着替えさせていただきます。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">ばあちゃん、口がとっても臭かったんです。歯槽膿漏もあるだろうなという臭い…。</span></p><p><span style="font-size:1em;">だから、口の中をきれいにして臭わないようにしてあげなきゃって思いました。</span></p><p><span style="font-size:1em;">口の中を念入りにお掃除して、のどの奥の方までしっかり吸引したんです。</span></p><p><span style="font-size:1em;">思っていた以上にねばねばの汚い痰もたくさん引けました。</span></p><p><span style="font-size:1em;">「よかった。少し臭いがとれた。これで棺に入っても大丈夫…。」　と思ったら……</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">ばあちゃん</span>　　「<span style="font-size:1.4em;">はぁ〰</span><span style="font-size:1em;">」　　まさかの大息…。</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">「ご臨終」と言われてからもう10分以上は経過しています……。</span></p><p><span style="font-size:1em;">「<span style="font-style:italic;">えっ ⁈ &nbsp; うわぁ〰⁈　生き返っちゃったぁ〰！！！</span>」</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">ばあちゃん　「<span style="font-weight:bold;">あんた、楽になったわ。ありがとう。</span>」</span></p><p><span style="font-size:1em;">「<span style="font-style:italic;">うわぁ〰普通にしゃべったぁ〰！！！</span>」</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1em;">私　　「あの〰先生…口の掃除をして、吸引したら、生き返りまして……」</span></p><p><span style="font-size:1em;">先生　</span>「<span style="font-size:1.4em;">え〰</span><span style="font-size:1em;">。僕の立場ないでしょ……」</span></p><p>&nbsp;</p><p>でも、先生、ご家族に言いに行ってくれました。</p><p>先生　　「看護師が一生懸命口の中をきれいにしたら、生き返りまして……」</p><p>　　　　　「治療は継続させていただきます。」</p><p>ご家族　「よかったぁ。看護師さんありがとう。本当はばあちゃんにまだ聞いておかなきゃ</p><p>　　　　　　いけないことがたくさんあったんだよ。よかったぁ～。これで聞けるよ。」</p><p>&nbsp;</p><p>喜んでいただけるご家族でよかったです……（汗）</p><p>葬儀屋さんに　「生き返りましたので…」とキャンセルしているご家族も初めて見ました。</p><p>&nbsp;</p><p>先生には　「一生懸命しすぎ<i>！</i>」　と苦笑いされましたが……。</p><p>&nbsp;</p><p>私は「口のケア」と「吸引」は　『命をちゃんと救える看護技術なんだ<i>！</i>』　と実感する</p><p>体験となりました。そして、もしかしたら、今までももっと「口のケア」と「吸引」を</p><p>ちゃんとしてあげていたら、助かっていた命もあったかもしれないと反省しきりの</p><p>体験にもなりました。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12569030880.html</link>
<pubDate>Thu, 23 Jan 2020 02:20:57 +0900</pubDate>
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<title>やっぱり 『看護』 が好き</title>
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<![CDATA[ <p>初めまして。</p><p>看護師のあみてぃです。</p><p>&nbsp;</p><p>私は手術室と産科以外の科はほとんど経験し……</p><p>救急外来、精神科、小児外科……</p><p>そして、訪問看護、デイサービスも経験し</p><p>今は父と母の介護を終えて…フリーランスで働いています。</p><p>&nbsp;</p><p>看護師の皆さんは、誰しも忘れられない看護体験を</p><p>たくさんされていると思います。</p><p>この私も&nbsp;<span style="font-size:1em;"> 「ドキドキ」 「ハラハラ」&nbsp;</span> な体験、</p><p><span style="font-size:1em;">「え〰！」　「うそぉ〰！」　「ほんとぉ〰！」　</span>と叫びたくなるような</p><p>看護体験を本当にたくさんしてきました。</p><p>訪問看護では一人で立ち向かわなければならない</p><p><span style="font-size:1em;">&nbsp;「ミッション」</span><span style="font-size:1em;"> </span>のような看護も経験しました。</p><p>父と母の介護では、自分の経験が本当に役に立ちました。</p><p>&nbsp;</p><p>振り返ると</p><p>つらいこともたくさんあったけど、</p><p>やっぱり　『看護』　が好き。</p><p>&nbsp;</p><p>『看護』を通じて出会った人たちから　</p><p>『生きるために必要なこと』を</p><p>本当にたくさん教えていただきました。</p><p>そして教科書には載ってなった発見・体験もたくさんありました。</p><p>&nbsp;</p><p>教科書には載っていないような体験は、</p><p>ひとり胸の内にしまっていては</p><p>もったいない気がして……　</p><p>それに伝えなきゃいけない気もして……</p><p style="background-color: inherit; color: rgb(68, 68, 68); font-family: &amp;quot;ヒラギノ角ゴ pro w3&amp;quot;,&amp;quot;hiragino kaku gothic pro&amp;quot;,&amp;quot;ｍｓ ｐゴシック&amp;quot;,&amp;quot;ms pgothic&amp;quot;,sans-serif,メイリオ,meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; margin-right: 0px; margin-top: 0px; orphans: 2; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; padding-top: 0px; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">だから、忘れないうちに書き残しておこうと思い、</p><p style="background-color: inherit; color: rgb(68, 68, 68); font-family: &amp;quot;ヒラギノ角ゴ pro w3&amp;quot;,&amp;quot;hiragino kaku gothic pro&amp;quot;,&amp;quot;ｍｓ ｐゴシック&amp;quot;,&amp;quot;ms pgothic&amp;quot;,sans-serif,メイリオ,meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; margin-right: 0px; margin-top: 0px; orphans: 2; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; padding-top: 0px; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">ブログをはじめることにしました。</p><p>&nbsp;</p><p>『看護』が本当に好きな看護師さんたちの心に</p><p>いっぱい、いっぱい届く何かがありますように。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/amity-kango/entry-12569015233.html</link>
<pubDate>Wed, 22 Jan 2020 23:57:16 +0900</pubDate>
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