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<title>かいたんあめ　夢の中からゆめの中へ</title>
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<description>私の中でくすぶっている妄想を言語化しました。この先文中に潜んでいる私の頭の中のイメージを視覚化したいです。</description>
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<title>場面56 アトリュームに住んでいるのさ~~♪</title>
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<![CDATA[ <!--StartFragment--><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">&nbsp;<span style="font-size: 10pt;">甲板でヨガをしていると、一羽の蝶々がヒラヒラとやってくる。</span></p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">その美しい蝶々をよくよく見ると、ギターを持った清志郎さんだ。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「清志郎さん。来てくれたんですか？」私とマサぴょんが同時に聞く。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「そうさ、俺はアトリュームの住人さ。素敵なアトリュームで暮らしているのさ〜〜。ティンカーベルとも知り合えたのさ〜〜♫」</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">あの独特な声で歌い出し、そしてアトリュームの方へ飛んでいく。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">私とマサぴょんは清志郎蝶々を見送ると、半開きになっている口を閉じてヨガを再開する。</p><!--EndFragment-->
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<pubDate>Thu, 26 Dec 2019 16:16:23 +0900</pubDate>
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<title>場面55 三つ子の仔犬達には角がある</title>
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<![CDATA[ <!--StartFragment--><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">甲板では、三つ子のモップ犬が二枚の木の葉を追いかけている。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「モップちゃんの子供達にはどうして角があるんだろうね。」タキさんが不思議そうに言う。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「似てますよね。」そう言いながら、私はつよぽーんの鼻先を撫でる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">確かに、つよぽーんの角とモップ犬の子供達の角の形はそっくりだ。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「つよぽーんが来た後に、モップちゃんのお腹が大きくなってきたんだよね。」タキさんは床にひざまずいてモップちゃんを撫でる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「つよぽーん。モップちゃんに、ちちんぷいぷいしたの？」私は、つよぽーんを見上げる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「モップくんは、女の子になって赤ちゃんを産みたいって言ったから、願いが叶ったんだよ。」そう言うと、つよぽーんは長い尻尾で仔犬達を遊ばせる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「ふ〜ん。」タキさんと私は、モップちゃんと仔犬達を眺めて頷く。</p><!--EndFragment-->
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12560119222.html</link>
<pubDate>Mon, 16 Dec 2019 12:26:33 +0900</pubDate>
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<title>場面54 出帆</title>
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<![CDATA[ <!--StartFragment--><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt" lang="ja">(海の香りって、ソーダ水の香りと同じなんだ。)なんて思いながら、深ーく呼吸をする。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「りかさん、出帆しますよ。早く乗って下さい。」まさぴょんに手を引かれて、蹴躓きながら船の乗り口に連れていかれる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">そこには、この船の改造に携わった面々がズラリと並んでいる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「皆さん、一緒に乗りましょう。」私はそう言うと、右にタキさん左にまさぴょんと手を繋ぐ。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">タキさんはともさんと、まさぴょんはがっくんと、ともさんはりかちゃんと、皆んな繋がって同時に船に乗り込む。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">そして、ハイタッチをし合う。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「いよいよですね。皆さんよろしくお願いします。」と私。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">航海士のガッくんはブリッジに向かう。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">総監督ののりさんは、早朝から船に乗り込んで、全体の点検指示に大忙しだ。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">甲板に出ると、みなちゃんがワインの準備をしてくれている。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「りかさん、おめでとう！」</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「ありがとう。」</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">感動の乾杯。至福の味。夢なのか現実なのか。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">甲板の床には、お腹か大きくなったモップ犬が尻尾を振って私を見つめている。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:10.0pt">「モップちゃんもお祝いしてくれるのね。ありがとう。」</p><!--EndFragment-->
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12552899650.html</link>
<pubDate>Wed, 04 Dec 2019 23:43:59 +0900</pubDate>
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<title>場面53 完成間近</title>
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<![CDATA[ <!--StartFragment--><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:11.0pt">「この間の台風でもびくともしなかったので、強度はばっちりです。」</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:11.0pt">大型船に備え付けられているアトリュームを見上げて、総監督ののりちゃんは自信に満ちた声で説明する。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:11.0pt">「まあ、設計は私がしたんですけどね。」マサピョンは腰に手を当て、眩しそうに船を見上げる。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:11.0pt">「着々と進んでいるようだね。」タキさんは満足げに頷く。</p><p style="margin-top:0pt;margin-bottom:5pt;font-family:游ゴシック;font-size:11.0pt"><span lang="ja">「明日には、</span><span lang="x-none">植物エネルギー</span><span lang="ja">装置の設置も完了します。」トモさんは船の上から額に汗を滲ませて叫ぶ。</span></p><!--EndFragment-->
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12552239334.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2019 15:11:37 +0900</pubDate>
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<title>場面５２　玉虫色の烏</title>
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<![CDATA[ <p>烏は玉虫色の羽を片方広げて見せる。</p><p>「凄く綺麗だね。」</p><p>「これで空を飛ぶんだよ。高ーく飛べるんだ。」</p><p>「いいなあ。僕等も高ーく飛びたい。素敵だろうな。」</p><p>「空は最高だよ。一緒に飛ぼうよ」</p><p>風がその枝を大きく揺らした時。</p><p>「今だ！」二枚の木の葉が枝から離れて宙に舞う。</p><p>「早く早く。」木の葉たちは大急ぎで空に向かう。</p><p lang="ja">「やったね！」雲の下を漂う二枚の木の葉。</p><p>烏は風に舞う木の葉たちに付き添うように羽を広げて進む。</p><p lang="ja">眼下に綺麗な海岸線が見えてくる。</p><p>そして、海の向こうから黒い雲がこちらへ向かってくる。</p><p>あっという間もなく、大きな風が木の葉たちをさらって、高い空へと連れて行く。</p><p>眩しい太陽に照らされた木の葉たちは、はらはらと大型船の甲板へ辿り着く。</p>
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<pubDate>Sat, 19 Oct 2019 16:13:47 +0900</pubDate>
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<title>場面５１　蝶になった清志郎さん</title>
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<![CDATA[ <p>海に近い高台で、ミニクーパーを止める。</p><p>皆、裸足になり原っぱに立つ。</p><p>「んー。暖かくて気持ちいいー。」私は両手を広げて、海から吹いてくる風を抱きしめる。</p><p>「本当に幸せだわー。ありがたいわー。」マサピョンも両手を胸の前で交差して、うっとりと目を閉じる。</p><p>「あーーっ、最高！」と叫びながらタキさんは両手を広げて、草の上に大の字に倒れこむ。</p><p>ひらひらと一羽の蝶々がやってきて、タキさんの額にとまる。</p><p>タキさんは起き上がってそこに留まる蝶々を、より目で見ようとする。</p><p>どこからともなく沢山の蝶々が現れて、海を見ている清志郎さんの体を覆いつくす。</p><p>蝶々は一斉に飛び立ち、清志郎さんの形のまま空高く上がっていく。そして、それぞれの方へ散っていく。</p><p>清志郎さんが居た場所には何もなく、ただ向こうに海が見える。</p><p>残された３人は暫く佇み、そして「ありがとう！」と叫ぶ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12533439839.html</link>
<pubDate>Mon, 07 Oct 2019 14:24:24 +0900</pubDate>
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<title>場面５０　清志郎さんとミニクーパーに乗る</title>
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<![CDATA[ <p lang="x-none">羽の無い風力発電機は、台風に強く頼もしい。</p><p>その横には、ムーンウォークグレーとチリレッド色のミニクーパーが２台繋がれている。</p><p>つよぽーんの魔法の角のお陰で、長年の夢が叶う。どんどん。</p><p>タキさんとマサピョンと私はミニクーパーの方へ歩いて行く。</p><p>「充電できてますよ。」そこには物凄くカラフルな格好をした、ツンツン頭のおじさんが立っている。</p><p>「清志郎さん、ありがとうございます。」タキさんは嬉しそうにお礼を言う。</p><p>「初乗り行きましょう。」清志郎さんは、水色に塗られた瞼の下のつぶらな瞳をキラキラさせて、ムーンウォークグレーのドアを開け私をエスコートしてくれる。</p><p>「僕たちも行きましょう。」タキさんは、チリレッド色のドアを開けて、マサピョンをエスコートする。</p><p>２台のミニクーパーは、島の海岸沿いを静かに風を切って走る。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12531413551.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Oct 2019 12:23:50 +0900</pubDate>
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<title>場面４９　新しい歯は気持ちがいいね</title>
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<![CDATA[ <p lang="ja">&nbsp;</p><p>「ねえ、さっきから何ニヤニヤしているの？」</p><p>「口の中がね、気持ちいいの。」</p><p>「ふ～ん。なんで？」</p><p>「歯がね、新しくなったの。」</p><p>「どうゆうこと？」</p><p>「つよぽーんの魔法の角でササってやってぇ、お願いしたらぁ、思いが叶ったの。どう？ピッカピカでしょ？」私はりかちゃんに新しい歯を見せびらかす。</p><p>「本当だぁ。銀色のやつが無くなってる。」</p><p>「いいでしょ。」</p><p>「いいな。私のも新しくしたい…。あれ？口の中がなんだか美味しい感じがする。」</p><p>「ホント？ちょっと歯見せて。」</p><p>私はりかちゃんの口の中を覗き込む。</p><p>「新しくなってるよ。」</p><p>「私達、連動してるのかな？」</p>
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<pubDate>Thu, 26 Sep 2019 15:17:23 +0900</pubDate>
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<title>場面４８　虹の上でチチンプイプイ</title>
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<![CDATA[ <p>強い風と雨の後。</p><p>枝も幹も木の葉の裏も、そのすべての汚れが洗い流される。</p><p>屋根も壁も窓もその隅々まで、雨の雫で輝いている水色の建物。</p><p>穏やかになった波の向こうに架かる虹。</p><p>私とつよぽーんは、七色の上をテクテクと歩いて行く。</p><p>「ねえ、つよぽーん。その角って魔法つかえるんでしょ？」</p><p>「うん。そうだよ。雲をなぞって欲しいものを描くと願いが叶うよ。やってみる？」</p><p>「本当？」「本当だよ。」</p><p>「どうやるの？」</p><p>つよぽーんは、前足を器用に頭の上に持ち上げ、その魔法の角にチョンと触れる。</p><p>すると魔法の角はネジのようにクルクルまわり、つよぽーんの頭から外れて、私の掌に滑り込んでくる。</p><p>「やってみて。」「うん。」</p><p>私は掌に吸い付いている魔法の角を雲に向ける。</p><p>魔法の角の先にある雲が、笑うセールスマンの口元に似た形に描かれる。</p><p>「何かいてるの？」とつよぽーんが聞く。</p><p>「つよぽーんみたいな綺麗な歯が欲しいよ。新しいやつ。」そう言うと、私は口を一文字に噤む。</p><p>「ああ、歯ね。歯は大事だよね。ハイ、チチンプイプイ、りかの歯が綺麗になりますように。」</p><p>つよぽーんが呪文を唱える。</p><p>口の中がふんわりと甘く素敵な香りで満たされる。</p><p>「イーってしてみて。」つよぽーんは綺麗な歯を剥き出しにしてみせる。</p><p>「イーー。」私はつよぽーんに向かって思いっきり歯を剥き出してみせる。</p><p>「いいねっ！アーッてしてみて。」つよぽーんは口を大きく開けて見せる。</p><p>「アーー。」私はつよぽーんに奥歯を見せる。</p><p>「よしっ！りかの歯が綺麗になりました。ちちんぷりぷり、ありがとう。」</p><p>つよぽーんがそう言うと、魔法の角は私の掌から離れて、つよぽーんの頭の上でクルクル回ってキュッと収まる。</p>
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<pubDate>Tue, 24 Sep 2019 11:22:08 +0900</pubDate>
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<title>場面47　つよぽーんの魔法の角</title>
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<![CDATA[ <p lang="ja-JP"><font size="2">トモさんがキッチンから、洗ったアスパラをお皿に載せて持ってくる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「皆さん、採れたてのアスパラです。生で食べてみてください。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「やったー。生アスパラ、久しぶり。頂きます。」私はアスパラを口にする。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「んー。これこれ！美味しーよー。皆も食べてみて。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">それぞれがアスパラを口にして、「本当だ。凄く美味しい。こんなの食べたの初めて。」と、感動する。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「今、アスパラが茹で上がるので、持ってきますね。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">トモさんがキッチンに向かうと、りかちゃんも後に続く。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">その姿を目で追うタキさん。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">間もなく、二人は茹でたてのアスパラガスを持って戻ってくる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「茹でたては、これが最高なのよね。」私は小皿に取ったアスパラにマヨネーズをかけて食べる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">皆、それを真似て食べる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「あー。甘いアスパラにマヨネーズが会うね。」タキさんが言う。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「ずーと食べていられるね、のりちゃん。」美奈ちゃんは旦那様に向かって首を傾ける。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「本当に美味しい。」とのりちゃん。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">テラスの方から叫び声が聞こえてくる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「キャー！あっち行って。しっしっ！」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">皆で外を見に行くと、つよぽーんがハイビスカスの生垣の中を覗いている。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">生垣の中はシャワールームになっていて、空を見ながら水浴びが出来る。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">中からマサピョンがバスローブを着て出てくる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「生垣をもっと高くしなきゃね。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">誰かが言うと、つよぽーんは角を生垣に向けて、大きく円を描く。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">すると、ハイビスカスの生垣は見る見るうちに高く伸びていき、ちょうどつよぽーんの角と同じ高さになる。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">皆、何度も目をパチパチさせて確認する。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「いいわ。許してあげる。ありがとう、つよぽーん。」マサピョンはニッコリ笑って部屋に戻っていく。</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「魔法の角…。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「凄い。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「つよぽーん、魔法使えるんだ。」</font></p><p lang="ja-JP"><font size="2">「まあね。」つよぽーんは、心なしか頬を染めて、鼻の下を長くして言う。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/ariesu1/entry-12506220252.html</link>
<pubDate>Wed, 14 Aug 2019 11:42:11 +0900</pubDate>
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