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<title>Life is troublesome.</title>
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<description>荒木のバスケ部ね(笑)アメ申してけよー</description>
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<title>復活</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Sun, 23 Feb 2014 22:02:26 +0900</pubDate>
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<title>line</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Wed, 24 Apr 2013 20:19:20 +0900</pubDate>
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<title>笑</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Fri, 19 Apr 2013 21:21:34 +0900</pubDate>
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<title>だるー</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Thu, 18 Apr 2013 19:35:08 +0900</pubDate>
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<title>(・∀・)</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Sat, 13 Apr 2013 19:25:01 +0900</pubDate>
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<title>痛い</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Fri, 12 Apr 2013 20:17:02 +0900</pubDate>
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<title>バド部め笑</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Thu, 11 Apr 2013 19:59:14 +0900</pubDate>
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<title>暇人des</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Wed, 10 Apr 2013 20:20:16 +0900</pubDate>
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<title>3-4</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<pubDate>Tue, 09 Apr 2013 21:29:46 +0900</pubDate>
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<title>続き</title>
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<![CDATA[ <br><br>淳は『え？？・・』<br>と目が点、というか、固まっていた。いや、俺達も驚いた。<br><br>なぜ名前がバレているのか！ <br><br>その時、慎が<br>『淳の巾着や、巾着に名前書いてあるやん！』 <br><br>『？！』 <br><br>俺は目線を屋根に打ち付けられた巾着に持って行った。 <br><br>無数に釘で打ち付けられた巾着には確かに <br>【五年三組○○淳】 <br>と書かれてある。 <br><br>淳は泣き出した。 <br><br>俺も慎も泣きそうだった。<br>学年と組、名前が中年女にバレてしまったのだ。<br>もう逃げられない。<br><br>俺や慎の事もすぐにバレてしまう。 <br><br>頭が真っ白になった。 <br><br>俺達はみんなハッピーやタッチのように眉間に釘を打ち込まれ、殺される。。。 <br>慎が言った <br><br>『警察に言おう！もうダメだよ、逃げられないよ！』 <br><br>俺はパニックになり <br>『警察なんかに言ったら、秘密基地の事とか昨日の夜、嘘付いてここに来た事バレて親に怒られるやろ！』 <br>と冷静さを欠いた事を言った。<br><br>いや、当時は何よりも親に怒られるのが一番恐いと思っていたのもあるが。。。 <br><br>ただ、淳はずっと泣いたまま、 <br><br>『ッヒック、ヒック・・』 <br><br>何も掛ける言葉が見つからなかった。 <br><br>淳は無言で打ち付けられた巾着を引きちぎり、ポケットにねじ込んだ。 <br><br>俺達は会話が無くなり、とりあえず山を降りた。淳は泣いたままだった。 <br><br>俺は今もどこからか中年女に見られている気がしてビクビクしていた。 <br><br>山を降りると慎が <br><br>『もう、この山に来るのは辞めよ。しばらく近づかんといたら、あの中年女も俺らの事を忘れよるやろ。』<br>と言った。 <br><br>俺は『そやな、んで、この事は俺らだけの秘密にしよ！誰かに言ってるのがアイツにバレたら、俺ら殺されるかもしれん。』 <br><br>慎は頷いたが淳は相変わらず腕で涙を拭いながら泣いていた。 <br><br>その日、各自家に帰り、その後、その夏休みは三人で会うことは無かった。 <br><br>その二週間後の新学期、登校すると、<br>淳の姿は無かった。<br><br>慎は来ていたので、慎と二人で<br><br>『もしかして淳、あの女に・・・』 <br><br>と思いながら、学校帰りに二人で淳の家を訪ねた。 <br><br>家の呼び鈴を押すと、明るい声で<br>『はぁーい！』<br>と淳の母親が出て来た。<br> <br>俺が『淳は？』と聞くと、おばさんは『わざわざお見舞いありがとねー。あの子、部屋にいるから上がって。』 <br>と言われ、俺と慎は淳の部屋に向かった。 <br><br>『淳！入るぞ！』と淳の部屋に入ると、淳はベットで横になりながら漫画を読んでいた。 <br><br>以外と平気そうな淳を見て俺と慎は少し安心した。 <br><br><br>慎『何で今日休んだん？』 <br>俺『心配したぞ！風邪け？』 <br>淳『・・・』 <br>淳は無言のまま漫画を閉じ、俯いていた。 <br><br>そこにおばさんが菓子とジュースを持ってきて、 <br>『この子、10日ぐらい前からずっとジンマシンが引かないのよ。』と言って『駄菓子の食べ過ぎじゃないのー？』と続けた。 <br><br>笑いながらおばさんは部屋を出ていった。 <br><br>俺と慎は笑って <br>『何だよ！脅かすなよー、ジンマシンかよ！拾い食いでもしたんだろ？』とおどけたが、淳は俯いたまま笑わなかった。 <br><br>慎が『おい！淳どうした？』と訪ねると淳は無言でＴシャツを脱いだ。 <br><br>体中に赤い斑点。 <br><br>確かにジンマシンだった。俺は『ジンマシンなんて薬塗ってたら治るやん。』と言うと、淳が、 <br>『これ、あの女の呪いや・・・』と言いながら背中を見せて来た。 <br><br>確かに背中も無数にジンマシンがある。 <br><br>慎が<br><br>『何で呪いやねん。もう忘れろ！』<br><br>と言うと <br>淳は『右の脇腹見て見ろや！』と少し声を荒げた。 <br><br>右の脇腹・・たしかにジンマシンが一番酷い場所だったが、なぜ『呪い』に結び付けるかが解らなかった。 <br><br>すると淳が<br><br>『よく見ろよ！これ、顔じゃねーか！』 <br><br>よく見て俺と慎は驚いた。<br><br>確かに直径五㌢程の人、いや、女の顔のように皮膚がただれて腫れ上がっている。 <br><br>俺と慎は<br><br>『気にしすぎだろ？たしかに顔に見えないことも無いけど。』 <br><br>と言ったが、 <br><br>『どー見ても顔やんけ！俺だけやっぱり呪われてるんや！』<br><br>と言った。 <br><br>俺と慎は淳に掛ける言葉が見つからなかった。<br><br>と言うより淳の雰囲気に圧倒された。<br> <br>いつもは温厚で優しい淳が・・少し病んでいる。<br><br>青白い顔に覇気のない目、きっと精神的に追い詰められているのだろう。<br> <br>俺と慎は急に淳の家に居づらくなり、帰ることにした。 <br><br>帰り道、俺は慎に<br><br>『あれ、どー思う？呪いやろか？』<br>と聞いた。 <br><br>慎は<br>『この世に呪いなんてあらへん！』<br>と言った。<br><br>なぜかその言葉に俺が勇気づけられた。 <br><br>それから三日過ぎた。<br><br>依然、淳は学校には来なかった。 <br><br>俺も慎も淳に電話がしづらく、淳の様子は解らなかった。<br><br>ただクラスの先生が<br><br>『風疹で淳はしばらく休み』と言っていたので少し安心していた。 <br><br>しかし、この頃から学校で奇妙な噂が流れ始めた。 <br><br>【学校の通学路にトレンチコートにサンダル履きのオバさんが学童を一人一人睨むように顔を凝視してくる】 <br>という噂だ。 <br><br><br>その噂を聞いた放課後、俺は激しく動揺した。<br><br>何故なら俺は唯一、間近で顔を見られている。 <br><br>慎に相談した。 <br><br>慎は<br>『大丈夫！夜やったし見えてないって！それにあの日見られてたとしても、忘れてるって！』<br><br>と、俺を落ち着かせる為か、意外と冷静だった。 <br><br>何よりも嫌だったのが、俺と慎は通学路が全くの正反対。<br><br>俺と淳は近所なのだが、淳が休んでいる為、俺は一人で帰らなければいけない。 <br><br>俺は慎に<br><br>『しばらく一緒に帰ろうよ！俺、恐い。』<br><br>と慎に頼んだ。<br>慎は少し呆れた顔をしていたが、<br><br>『淳が来るまでやぞ！』<br>と行ってくれた。 <br><br>その日から、帰りは俺の家まで慎が付き添ってくれる事になった。 <br><br>続き <br><br>その日から慎と帰ることになった。 <br><br>その日は学校で噂の<br>『トレンチコート女』（推定・中年女）には会わなかった。 <br><br>次の日も、その次の日も会わなかった。 <br><br>しかし、学校では相変わらず<br>【トレンチコートの女】の噂は囁かれていた。 <br><br>慎と一緒に下校することになり五日目、俺達は久しぶりに淳の見舞いに行くことにした。 <br><br>お土産に給食のデザートのオレンジゼリーを持って行った。 <br><br>淳の家に着き、チャイムを押した。いつもの様に叔母さんが明るく出て来て俺達を中に入れてくれた。 <br><br>淳は相変わらず元気が無かった。ジンマシンは大分消えていたが、淳本人は <br>『横腹の顔の部分が日に日に大きくなっている。』 <br>と言っていたが、俺と慎には全く解らなかった。むしろ、前回見たときよりはマシになっているように見えた。 <br>精神的に淳はショックを受けているのだろう。 <br>俺達は学校で流れている『トレンチコートの女』の噂は淳には言わなかった。 <br>帰り間際に淳の叔母さんが俺達の後を追い掛けて来て、『淳、クラスでイジメにでも会っているの？』と不安げな顔で聞いて来た。 <br>俺達は否定したが、本当の理由を言えないことに少し罪悪感を感じた。 <br><br>それから三日後、 <br>その日は珍しく内藤と佐々木と俺と慎の四人で一緒に下校した。 <br>内藤は体がデカく、佐々木はチビ。実写版のジャイアンとスネオみたいな奴ら。 <br>もう俺と慎の中で『中年女』の事は風化しつつあった。学校で噂の『トレンチコート女』も実在したとしても、全くの別人と思えて来ていた。 <br><br>その日は四人で駅前にガチャガチャをしに行こうと言う話になり、いつもと違う道を歩いていた。 <br><br>これが間違いだった。 <br><br>楽しく四人で話しながら歩いていると、佐々木が『あ、あれトレンチコート女ぢゃね？』 <br>内藤『うわっ！ホンマや！きもっ！』と言い出した。 <br>俺はトレンチコート女を見てみた。心の中で《別人であってくれ！》と願った。 <br>トレンチコート女はスーパーの袋を片手に持ち、まだ残暑の残るアスファルトの道で、ただ、突っ立っていた。うつむいて表情は全く解らない。 <br><br>慎は警戒しているのか、小声で俺達に『目、合わせるなよ！』と言ってきた。 <br>少しずつ、女との距離が縮まっていく。緊張が走った。女は微動たりせず、ただ、うつむいていた。 <br>女との距離が５㍍程になったとき、女は突然顔を上げ、俺達四人の顔を見つめてきた。そして、その次に俺達の胸元に目線を送って来ているのが解った。 <br>！名札を確認している。 <br><br>俺は焦った。平常心を保つのに必死だった。 <br>一瞬見た顔であの日の出来事がフラッシュバックし、心臓が口から出そうになった。 <br>間違いない。『中年女』だ！ <br>俺はうつむきながら歩き過ぎた。 <br>俺はいつ襲い掛かられるかとビクビクした。 <br>どれくらい時が過ぎただろう。いや、ほんの数秒が永遠に感じた。 <br>内藤が『あの目見たけ？あれ完全にイッテるぜ！』と笑った。 <br>佐々木も『この糞暑いのにあの格好！ぷっ！』と馬鹿にしていた。 <br>俺と慎は笑えなかった。 <br>佐々木が続けて言った <br>『やべ！聞こえたかな？まだ見てやがる！』 <br>俺はとっさに振り返った。 <br>『中年女』と目が合った・・・ <br>まるで蝋人形のような無表情な『中年女』の顔がニヤっと、凄くイヤらしい微笑みに変わった。 <br><br>背筋が凍るとはこの事か。。。 <br>俺は生まれて始めて恐怖によって少し小便が出た。 <br>バレたのか？俺の顔を思い出したのか？バレたなら何故襲って来ないのか？ <br>俺の頭はひたすらその事だけがグルグル巡っていた。 <br><br>内藤が『うわーっ、まだこっち見てるぜ！佐々木！お前の言った悪口聞かれたぜ！俺知らねーっ！』っとおどけていた。 <br><br><br>もうガチャガチャどころではない。曲がり角を曲がり、女が見えなくなった所で俺は慎の腕を掴み <br>『帰ろう！』と言った。 <br>慎は俺の目をしばらく見つめて『あ、今日塾だっけ？帰らなやばいな！』と俺に合わせ、俺達は走った。 <br><br>家とは逆の方向に走り、しばらくして俺は慎に『アイツや！あの目、間違いない！俺らを探しに来たんや！』 <br>慎は意外と冷静に『マジマジと名札見てたもんな。。学年とクラス、淳の巾着でバレてるし。。』 <br>俺はそんな落ち着いた慎に腹がたち『どーすんだよ！もう逃げ切れネーよ！家とかそのうちバレっぞ！！』 <br><br>慎『やっぱ警察に言おう。このままはアカン。助けてもらお。』 <br><br>俺『・・・』俺はしばらく黙っていた。たしかに他に助かる手は無いかもしれないと思った。 <br>『でも、警察に何て言う？』と俺が問うと慎は <br>『山だよ。あの山に打ち付けられた写真とかハッピー、タッチの死体、あれを写真に撮って、あの女が変質者って言う証拠を見せれば警察があの女を捕まえてくれるはずや！』 <br><br>俺は納得したが、もうあの山に行くのは嫌だったが、仕方が無かった。 <br><br>さっそく、明日の放課後、浦山に二人で行く事になった。 <br><br><br><br>明日の放課後、裏山に行く。その話がまとまり、俺達は家に帰ろうとしたが、『中年女』が何処に潜伏しているか解らない為、俺達は恐ろしく遠回りした。通常なら２０分で帰れるところを二時間かけて帰った。 <br>家に着いて俺はすぐに慎に電話した <br>『家とかバレてないかな？今夜きたらどーしよ！』などなど。俺は自分で自分がこれほどチキンとは思わなかった。 <br>名前がバれ、小屋に『淳呪殺』と彫られた淳が精神的に病んでいるのが理解できた。 <br>慎は『大丈夫、そんなすぐにバレないよ！』と俺に言ってくれた。 <br>この時俺は思った。普段対等に話しているつもりだったが、慎はまるで俺の兄のような存在だと。 <br>もちろんその日の夜は眠れなかった。 <br>わずかな物音に脅え、目を閉じれば、あのニヤッと笑う中年女の顔がまぶたの裏に焼き付いていた。 <br><br>朝が来て、学校に行き、授業を受け、放課後、 <br>午後３時半。。 <br>俺と慎は裏山の入口まで来た。 <br><br><br>俺は山に入るのを躊躇した。『中年女』『変わり果てたハッピーとタッチ』『無数の釘』 <br>頭の中をグルグルと鮮やかに『あの夜の出来事』が甦ってくる。 <br>俺は慎の様子を伺った。慎は黙って山を見つめていた。慎も恐いのだろう。 <br>『やっぱ、入るの恐いな・・・』と言ってくれ！と俺は内心願っていた。 <br><br>慎はズボンのポケットからインスタントカメラを取り出し、右手に握ると、俺の期待を裏切り、 <br>『よし。』 <br>と小さく呟き、山へ入るとすぐさま走りだした。 <br>俺はその後ろ姿に引っ張られるように走りだした。 <br><br>慎は振り返らずに走り続ける。 <br>俺は必死に慎を追った。一人になるのが恐かったから必死で追った。 <br><br>今思えば慎も恐かったのだろう。恐いからこそ周りを見ずに走ったのだろう。 <br><br>『あの場所』が 徐々に近づいてくる。 <br>思い出したくもないのに『あの夜』の出来事を鮮明に思いだし、心に『恐怖』が広がりだした。 <br>恐怖で足がすくみだした時、『あの場所』に着いた。 <br>そう、『中年女が釘を打っていた場所』『中年女がハッピー、タッチを殺した場所』『中年女に引きずり倒された場所』 <br><br><br>【中年女と出会ってしまった場所】 <br><br>俺は急に誰かに見られているような気がして周りを見渡した。いや、『誰かに』では無い、中年女に見られているような気がした。 <br>山特有の『静寂』と自分自身の心に広がった『恐怖』がシンクロし、足が震えだす。 <br>立ち止まる俺を気にかける様子無く、慎はあの木に近づきだした。 <br><br>何かに気付き、慎はしゃがみ込んだ。 <br>『ハッピー・・・』 <br>その言葉に俺は足の震えを忘れ、慎の元に歩み寄った。 <br>ハッピーは既に土の一部になりつつあった。頭蓋骨をあらわにし、その中心に少し錆びた釘が刺さったままだった。 <br>俺は釘を抜いてやろうとすると、慎が『待って！』と言い、写真を一枚撮った。 <br>慎の冷静さに少し驚いたが、何も言わず俺は再び釘を抜こうとした。 <br>頭蓋骨に突き刺さった釘をつまんだ瞬間、頭蓋骨の中から見たことの無い、多数の虫がザザッと一斉に出てきた。 <br>『うわっ！』俺は慌てて手を引っ込め、立ち上がった。 <br>ウジャウジャと湧いている小さな虫が怖く、ハッピーの死体に近づく事が出来なくなった。それどころか、吐き気が襲って来てえずいた。 <br>慎は何も言わずに背中を摩ってくれた。 <br><br>俺はあの夜、ハッピーを見殺しにし、又、ハッピーを見殺しにした。 <br>俺は最高に弱く、最低な人間だ。 <br><br><br>慎はカメラを再び構え、『あの木』を撮ろうとしていた。 <br>『ん？！おい！ちょっと来てーや！』 <br>何かを発見し、俺を呼ぶ慎。俺は恐る恐る慎の元に歩み寄った。 <br>慎が『これ、この前無かったよな？』と何かを指差す。 <br>その先に視線をやると、無数に釘の刺さった写真が・・・ <br>ん？たしか前もあったはずじゃ・・・ <br><br>いや！ <br>写真が違う！ <br><br>厳密に言うと、この前見た『４・５歳ぐらいの女の子』の写真はその横にある。 <br>つまり、写真が増えている！ <br>写真の状態からして、ここニ・三日ぐらいに打ち込まれているであろう。 <br>この前に見た写真は既に女の子かどうかもわからないぐらいに雨風で表面がボロボロになっている。 <br><br>新しい写真も『４、５歳ぐらいの女の子』のようだ。 <br><br>この時、慎には言わなかったが、俺は一瞬『新しい写真が俺だったらどうしよう！！』とドキドキしていた。 <br><br>慎はカメラにその打ち込まれた写真を撮った。 <br>そして、 <br>『後は秘密基地の彫り込みを撮ろう。』と言い、又走りだした。 <br>俺は近くに中年女がいるような錯覚がし、一人になるのが<br>
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<pubDate>Wed, 03 Apr 2013 19:12:11 +0900</pubDate>
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