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<title>吉備路残照△古代ロマン</title>
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<description>吉備路自転車道を回って以来すっかり古代吉備国の残り香に取り憑かれました。歴史と神話が絡み合っているから多くの遺蹟の故事来歴が謎に包まれています。鬼ノ城･温羅伝説･鳴釜神事等の謎に新しい解釈を加えていけるので楽しみです。</description>
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<title>62玉鬘　壱漆</title>
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源氏物語名場面62  玉鬘　壱漆  　大和龍祥霊場龍玉切絵御朱印　　　源氏物語切絵御朱印☆新年を迎えるにあたって新しい二種類の切絵御朱印をご用意いたしました。どちらも令和六年にゆかりのあるデザインとなっておりますので、お参りの際にお手に取っていただければ幸いでございます。 大和国長谷寺 🔲 豊後介「早く、(長谷寺に)参りましょう」 右近が同調して、「ご一緒に参りませんか」 お互いの供の者が怪訝に思うかも知れないので、乳母たちが一足先に長谷寺に向かった。 右近が前を歩いている乳母一行に目を凝らすと
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<dc:date>2024-02-07T10:59:26+09:00</dc:date>
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<title>61玉鬘　壱陸</title>
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源氏物語名場面61  玉鬘　壱陸  灯とうみょう明神仏に供える火ほかに、法灯・神灯・篝火・灯火 🔲 乳母の驚くまいことか。 「屏風の向こうに右近さまが！？奇遇としか―、それもこれも《観音様》のお導きです」 双方を隔てていた屏風を取り払うと乳母と右近は互いに駆け寄ってひしと抱き合った。 夕顔を想う者同士の20年余の時の流れを経た邂逅である。 乳母／故夕顔の乳母右近／故夕顔の侍女 ■ 乳母、「夕顔さまは、どうしておられますか。せめて夢の中ででもお会いしたいと日々願っておりましたが何しろ遠い筑紫におり
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<title>60玉鬘　壱伍</title>
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源氏物語名場面  玉鬘　壱伍  長谷寺本堂遠望『真言宗豊山ぶさん派』総本山西国三十三所第8番札所奈良県桜井市初瀬 大和と伊勢を結ぶ『初瀬街道』を見下ろす初瀬山の中腹に【本堂】が建っている。◆石山寺と長谷寺道綱の母『蜻蛉日記』清少納言『枕草子』 紫式部『源氏物語』菅原孝標女『更級日記』などの女流古典文学作品に登場する。 🔲 少しずつ解きほぐれてくると右近は玉鬘の居所を早く知りたいと気が急いて三条を呼んだが三条は食事中でなかなかやって来ない。 ひどく憎らしく思ったが、それは右近の勝手というものである
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<title>59玉鬘　壱肆</title>
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源氏物語名場面59  玉鬘　壱肆  長谷寺本尊十一面観世音菩薩立像 右手に錫杖　左手に水瓶方形の大磐石という台座に立つ。開山徳道上人が造立して以来、度重なる火災により再造を繰り返してきた。 🔲  しかし、誰か、どうしても思い出せない。 ずいぶん若いときに会っているはずだが遠い記憶と違って目の前の男は浅黒く太っている。 身なりも、粗末だ。 ■ その男が、女の名前を呼んだ。 「三条、母上がお呼びです」 三条と呼ばれた女を見ると、やはり見覚えがある。 亡くなった夕顔に長く仕えていて六条の《隠れ家》にも
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<dc:date>2024-01-27T07:13:44+09:00</dc:date>
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<title>58玉鬘　壱参</title>
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源氏物語名場面58 玉鬘　壱参  折おしき敷狭い薄板を折り四囲の縁にした角盆足つきの折敷もある 神事や食事に使う 🔲 日暮れ方屏風の向こう側に予約客が大勢でだが足音を忍ばせてやって来た。 見るからに身分の高そうな女君ふたりに数多の男女が従っている。 屏風の両側とも大声を出したり余計な物音を立てたりしないように気を遣っていた。 ■ 豊後介が夕食を《折敷》に載せて運んできた。 乳母に、「お膳を用意できなくて申し訳ないのですがこれを姫君に差し上げてください」 ■ その時屏風の向こうに聞き覚えのある男の
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<title>57玉鬘　壱弐</title>
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源氏物語名場面57  玉鬘　壱弐  玉鬘一行玉鬘　乳母　豊後介　兵部の君　家来☆都の最南端《九条》から初瀬の【長谷寺】へ。途中椿市の宿で故夕顔の侍女だった右近と遭遇する。 🔲 玉鬘は乳母や豊後介たちに励まされ美しい顔に汗水を垂らしながら足を運ぶ。 《九条》を発って４日目の午前10時ごろ一行は*椿市という長谷寺参詣の入口の町に到着した。☆ *椿市/海柘榴市つばいち奈良県桜井市三輪付近にあり、古代から水陸交通の要地であった。平安時代以降、長谷寺参詣の入り口として栄えた。 ■ 玉鬘は疲れ切っているうえ
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<title>56玉鬘　拾壱</title>
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源氏物語名場面56  玉鬘　拾壱  石清水八幡宮／男山八幡宮  「仁和寺にある法師、年寄るまで、石淸水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞ一人、徒歩よりまうでけり。―　―　―何事にも、先達はあらまほしき事なり」 吉田兼好『徒然草』 ◆ 石清水八幡宮 平安時代前期に八幡宮総本社の【宇佐神宮】（大分・宇佐市）から勧請された神社。京都盆地南西の男山（鳩ヶ峰  標高143m）山上に鎮座。 🔲  乳母は長男の豊後介に都に上った所期の目的を思い起こさせた。 行方不明だった玉鬘の母*夕顔を探
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<title>55玉鬘　拾</title>
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源氏物語名場面55  玉鬘　拾  平安京南端の九条大路通りに沿って東寺や東福寺、羅城門跡や西寺跡がある。 🔲 都の外れの貧しい界隈で、卑しい市女や商人などが住んでいる。 玉鬘一行は一旦《九条》に腰を据えたが、何をすることもなく秋風が吹き始めた。 唯一の男であり乳母が頼りにしている豊後介はまるで陸に上がった河童のようだ。  表情に生気がなく、日がな一日ボンヤリしている。 筑前国から肥前国へと田舎暮らしが長過ぎて都の喧噪に馴染めないのだろうか。 ■ 今さら戻るわけにもいかず、豊後介は後先考えずに上京
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<title>54玉鬘　玖</title>
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源氏物語名場面54 玉鬘　玖  響ひびきなだ灘 🔲 「*河尻が見えたぞ～」 ＊川尻   淀川の河口  舟子たちが歓声を上げている。 逃避行が成就して気持ちに余裕ができたからか豊後介と兵部の君は肥前国に残してきた家族に思いを馳せている。 ■ 豊後介「妻子のことをすっかり忘れていた。姫君の姿が見えないので大夫監が激怒して妻子に当っていないか心配だ」今さら後悔臍を噛んでいる。 兵部の君「長年連れ添った夫に何も告げずに家を出たことを夫はどう思っているかしら。 兄上そもそも私たちは全くつての無い都で姫君に
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<title>53玉鬘　捌</title>
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源氏物語名場面㊾ 玉鬘　捌    🔲 四人は【鏡神社】前の海辺でちっぽけな舟に乗り京へと漕ぎ出した。 ただ一人だけ見送りに来た長女のおもとは舟影が見えなくなるまで千切れんばかりに手を振っている。 ■ 「我々の肥前国脱出に大夫監が気がつけば直ちに追っ手を差し向けるだろう」 そう予想していた豊後介は予め特別仕立ての「早舟」を用意しておいた。 かてて加えて玄界灘に漕ぎだすと追い風が吹いて来たので追っ手を振り切ることができた。 心配だった海賊に襲われることもなく響灘の荒波も無事通り抜けた。 ■ 兵部の君
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<dc:date>2024-01-09T05:25:24+09:00</dc:date>
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