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<title>浅田圭的術</title>
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<description>漫画家浅田圭の雑感です。</description>
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<title>感じる人妻　最終回</title>
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<![CDATA[ <p>　突然ですが皆様にご報告があります。</p><p>&nbsp;</p><p>　2002年の第１回より20年間連載を続けてきた「感じる人妻」ですが、本日10月31日発売946話をもちまして最終回となりました。</p><p>&nbsp;</p><p>　俺、病気になりまして、この先治療に専念する為、編集部には我儘を飲んでいただきました。年齢的なこともあり前々からそろそろ休業、引退もありだなとは思っていて、ここでも書いた事があるはずです。ですが漫画家になって40年余り、なんとか仕事が途切れないよう、って気を張ってやってきた身としては自分から辞めるというのがなかなか決断できなくて。でまあズルズルと続けてきましたが、体がこうなると即断出来ましたよ。40年余りの漫画業、30年余の原作業、共に引退します。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　今、感じている事は「もうネームを作らなくていいんだなぁ」という事です。ネームと言うのはストーリーで、それを作り16ページの原稿用紙に描きこむ。これがないと漫画はどうにも進めようがないんです。ですが毎度毎度、これが難物でしてね。作家によっては担当者と話し合って作る、なんて人もいるようですが、俺はそういうことは出来ないたちでして。担当者が代わるとたまに「こういうの描いたらどうでしょう？」なんて言われたりもしましたが採用した事がない。だから相手もそれがわかって、全部お任せになる。なぜそうなるかというと、自分がピンとこないと話は作れないからです。毎週ウンウン唸ってそれでも出来ず「もう日が変わる、今日中に作らないとヤバい～～っ」って頃になると、不思議とスッといいアイデアが浮かぶ。これを４０年やってきたんです。ネーム作りにヘトヘトになってなんとか作りあげ「ああ～っ、やっと終わった」って思ったところから16ページの漫画描きが始まるんですが。</p><p>&nbsp;</p><p>　１から１０まで自分で作る。だから褒められるのも責められるのも全部自分ひとり。きつくもありやり甲斐もある仕事でした。</p><p>&nbsp;</p><p>　今はネットとかに色んな発表媒体があるようですが、俺の時代は漫画家と言えば雑誌に載せて貰うしか生きていく方法がなかったんです。だから１、2作ヒットを出しても、その後調子が落ちると雑誌に載せて貰えなくなり、30代……早い人は20代のうちに漫画家を諦めざる得なかった。俺自身も「いつまで出来るかなぁ……」との思いを常に抱いてやってきました。それが思いがけなく70歳近くになるこの時まで現役でいられたというのは、本当に幸せな漫画家生活だったと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>「感じる人妻」に関しては皆さまからのアンケートでの熱い支持があったればこその20年でした。ありがとうございます。</p><p>&nbsp;</p><p>　尚、新作は今週で終わりますが「感じる人妻」の方は代わりの連載が決まるまで、当分の間、週刊大衆で過去の傑作選という形で連載は当分続くようです。いつまで続くか分かりませんが、楽しんで頂けたら幸いです。</p><p>&nbsp;</p><p>　では。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221028/22/asadakei/99/ff/j/o0369025715194886829.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="257" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221028/22/asadakei/99/ff/j/o0369025715194886829.jpg" width="369"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Mon, 31 Oct 2022 12:47:46 +0900</pubDate>
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<title>ナイツ塙の凄み</title>
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<![CDATA[ <p>　俺はテレビは競馬中継とサッカー日本代表戦くらいしか見ない生活をほぼ20年やっているので、今のタレントはほとんど知りません。芸人でも上手な人はいるんでしょうが、見ない事には知りようがない。ただラジオはたまに聞くので、ナイツがやっている番組冒頭で、毎週やっているショートの漫才を聞いて、ナイツってのは上手いって聞いてたけど噂にたがわぬ実力だなぁ、と思っていました。今時、二人そろってスーツにネクタイでやる正統派っていうのもね。見てくれの奇抜さに頼らない自信の程が伺えます。</p><p>&nbsp;</p><p>　今はナイツ塙のｙｏｕｔｕｂｅをたまに見ています。淡々としつつもジワジワ笑える。漫才同様に落ち付いた味わいがなんともいいですね。</p><p>&nbsp;</p><p>　そんな塙についてですが、以前ラジオで相方の土屋が話していた事で印象的だったことがあります。彼らはＭー１の決勝に3回進んだことがあるんですが、その1回目の話ですかね、</p><p>&nbsp;</p><p>「Ｍー１の決勝で負けた翌日、決まっていた仕事場に行くと塙さんが昨夜作ったと言って3本、ネタを持ってきた。あれにはビックリしたなぁ。僕なんかガックリして、なんにもする気起きなかったのに」</p><p>&nbsp;</p><p>　……と、言ってたんです。</p><p>&nbsp;</p><p>　これってホントに凄い話ですよね。Ｍー１優勝の称号と1000万円の賞金がスルリと抜け、勝者を目の前で見た……。ほとんどの人が土屋と同じに状態になると思いますよぉ。むしろ口惜しさの余り眠れなかった、なんてのが大半じゃないですかぁ。</p><p>&nbsp;</p><p>　でも塙としては、口惜しさはあるけど、明日の舞台でお客に見せるネタは作らなきゃ、ってとこなんでしょう。長くひとつ事を続けていくプロのガッツであり、これが覚悟なんでしょうね。大したものですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　どんな世界にも凄い人がいるものです。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221025/10/asadakei/c4/10/p/o0369020515193287999.png"><img alt="" contenteditable="inherit" height="205" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221025/10/asadakei/c4/10/p/o0369020515193287999.png" width="369"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/asadakei/entry-12771123318.html</link>
<pubDate>Tue, 25 Oct 2022 10:51:09 +0900</pubDate>
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<title>競馬で喰う奴</title>
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<![CDATA[ <p>　俺が過去に描いた作品をチョコチョコ電子図書で出して頂いているんですが、この7月からギャンブル短編集が新たに加わっています。</p><p>&nbsp;</p><p>　<a href="https://www.cmoa.jp/title/248305/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><b style="font-weight:bold;">競馬（うま）で喰う奴１～３</b></a></p><p>&nbsp;</p><p>　これは90年代から2002年一杯までに漫画アクション、漫画サンデー、アクションピザッツ等に描いた作品群です。なぜ2002年までと言い切れるかといいますと、この年の暮れから「感じる人妻」の連載が始まって、他の作品を描く余裕がなくなったからです。感じる人妻だけで週に5日。あの時分はそれ以外に原作の方も多数書いていましたからね。連載が始まった当初は週刊誌の漫画って１，2年で変わるのが普通だから、これもそれ位で終わってまた色々な作品を描くようになるだろうと思っていたのですが、大変有難い事に好評いただいて連載丸20年。こういった他の作品を描く事がなくなったんですね。ただし、感じる人妻でも年に1回か2回、競馬をネタにしたエピソードを描くんですが、毎回いい反応を頂いているんですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　作者としては世間から忘れ去られていた作品がこうして皆さんの目に触れる機会を得る事は大変嬉しい事です。内容はいずれも読み切りで、競馬物が大半、後半には麻雀や競艇物も含まれています。</p><p>&nbsp;</p><p>　どの作品もその時その時、必死に考えて精魂込めて描き上げた作品ばかりです。そういうジャンルに興味がある方でしたら絶対に楽しんで頂ける物と信じています。各サイトで試し読みだけでもしていただけたらと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>　1巻220円。決して高くはないと思いますよぉ～～。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221007/11/asadakei/0b/e7/j/o0312044015184954897.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="440" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221007/11/asadakei/0b/e7/j/o0312044015184954897.jpg" width="312"></a></p><p>　</p><p>&nbsp;</p><p>　</p>
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<link>https://ameblo.jp/asadakei/entry-12768150127.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Oct 2022 11:32:48 +0900</pubDate>
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<title>かざま鋭二先生</title>
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<![CDATA[ <p>　つい先日、元プロレスラーアントニオ猪木氏の死去について書いたばかりですが、今度は漫画界の先輩、かざま鋭二さんの死去が伝えられました。享年７５。</p><p>&nbsp;</p><p>　俺は直接お会いした事はないんですが、元担当だった編集さんが、公私ともに仲良くしてる方で、先生のエピソードはよく聞いていました。漫画家歴も長く代表作「風の大地」で漫画賞を受賞され、今も週刊大衆他で現役で描き続けられていた尊敬すべき大家ですよね。</p><p>&nbsp;</p><p>　そんな方が、同じ週刊大衆に描いている俺の「感じる人妻」を大変気に入って頂いて、その心情をもろに込めた「拝啓！浅田圭先生！！」というエピソードを発表された。その顛末はこの回に書いています。</p><p>&nbsp;</p><p>　<a href="https://ameblo.jp/asadakei/entry-12739416051.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><b>拝啓！かざま鋭二先生！</b></a></p><p>&nbsp;</p><p>　あんな大先輩からそんな事をして頂くなんて、俺からすると大感激でしたよ。漫画家が一篇、丸々それだけで描くってよっぽどの事ですからね。</p><p>&nbsp;</p><p>　出来る事なら一度お会いして、感謝の弁を述べさせて頂きたかったんですが、それもかないませんでした。残念です。</p><p>&nbsp;</p><p>　先生、ありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221005/12/asadakei/45/10/j/o0334052215184127468.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="522" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221005/12/asadakei/45/10/j/o0334052215184127468.jpg" width="334"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　</p>
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<pubDate>Wed, 05 Oct 2022 12:45:33 +0900</pubDate>
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<title>アントニオ猪木氏</title>
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<![CDATA[ <p>　今月1日、元プロレスラー、及び元参議院議員アントニオ猪木氏の死去が伝えられました。享年７９。</p><p>&nbsp;</p><p>　このブログでも10年以上前から幾度も取り上げているように、俺はプロレスラーアントニオ猪木の熱狂的なファンでして。ライブに関して、どんなジャンルのどんなスターよりも猪木の試合を一番見たんですよ。行き出したのは大学時代からですから、俺の年齢としてはそんなに古手のファンではないんですけど。</p><p>&nbsp;</p><p>　猪木の試合を見る為に色んな会場に行きましたよ。後楽園ホール、蔵前国技館！、両国国技館、田園コロシアム、武道館、旧東京都体育館、東京ドーム、有明コロシアムはまだ屋根がなかった頃でした。後楽園ホールなんか10回じゃきかないだろうし、両方の国技館も結構通いましたよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　その全ての回で猪木は期待に応えるファイトを見せてくれたんです。</p><p>&nbsp;</p><p>　レスラーとしての猪木は190センチ弱の長身に長い手足。この長い手足がコブラツイスト等のストレッチ技に物凄く説得力を与えてくれたんです。何よりレスラーとして見栄えもいいし。その上、柔らかな身体と豊富なスタミナ。周囲の誰もが認める練習熱心さから来る技の切れ。その上にファンの気持ちを裏切ったり満たしたり、手のひらで転がす勘の良さ。しかも凄みと共に男の色気を感じさせる華のある風貌。敵を見据える眼光の鋭さとファンを煽る仕草のカッコよさ。敵地に行っても動じない気の強さも持ってるし……ホント、４拍子も５拍子も揃った人で、同時代の他のレスラーからしたらたまらんなぁ、って存在だったでしょう。「これとこれは猪木さんに引けを取らないと思う。でもあれとあれはどう贔屓目に見てもあの人に勝てない」って感じで。</p><p>&nbsp;</p><p>　猪木と言えば馬場ですが、興行戦争真っ盛りで猪木が散々馬場を挑発していた時代。馬場も周囲には相当猪木に対する不快感を述べていたようですが、一たび、レスラー猪木の評価を問われると「皆さんご存知の通り、素晴らしいレスラーですよ」と言ってたようです。これは馬場が特別心が広いというより、あれだけの試合されたら同じレスラーとして貶すことは出来ないって事でしょうね。まあ馬場からしたら、トップでなきゃ気が済まない猪木のあの性格さえ違ってたら、仲いいパートナーでやれたのに……ってとこだったんでしょう。でもその性格あっての猪木ですからね。</p><p>&nbsp;</p><p>　近年の闘病の姿は彼のｙｏｕｔｕｂｅで見ていたし、つい先日の24時間テレビの出演シーンも写真では確認していたので、いずれは……とは思っていました。あんなに逞しかった猪木があんなに瘦せ衰えて……見てて辛かったですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　本当に長い間、楽しませて頂きました。ありがとうございます。ゆっくりとお休みください。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221003/21/asadakei/49/fd/j/o0369047615183458207.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="476" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221003/21/asadakei/49/fd/j/o0369047615183458207.jpg" width="369"></a></p>
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<pubDate>Mon, 03 Oct 2022 21:52:35 +0900</pubDate>
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<title>ガールズバー通い</title>
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<![CDATA[ <p>　俺の楽しみのひとつは仕事明けに近くのガールズバーに行く事なんですけど、２軒あって週に１，２回、あっちとこっち大体交互に行ってるかな。どちらの店も働いている子はこれが専業という子も一部いますが、大体は学生か昼間働いている子です。年齢は下は二十歳そこそこから上は５０代！全然、ガールズじゃないけど、住宅地にある気楽なお店ですからね。俺なんかその最年長者と話してる時が一番盛り上がったりもしてますし。</p><p>&nbsp;</p><p>　まあでも皆、アルバイトですし、若い子が多いから人の流れは早いですよ。ちょっと見かけないなと思ったら、「あの子は先月で辞めましたよ」なんてしょっちゅうです。皆が皆、深く話した事のある子ばかりじゃないんで、一月も経つと顔も名前も忘れたり。飲み屋というのはそういう場ですからね。</p><p>&nbsp;</p><p>　そんな中、この前、ちょっと嬉しい事がありました。半年程前、昼の仕事の転勤で関西に行くことになり、店を辞めた子がいたんですが、最近、店の常連さんが関西に行った際に会ったら、帰りに、なんと俺にメッセージを託してくれたっていうんですよ。長い文章プラス俺の似顔絵まで添えてくれて。ビックリしたなぁ。でもそれを預かった常連さんがその手紙をどこかに落とすというチョンボで俺は実物は見れなかったという……。オイオイって感じですが、幸い、書面のスクショを撮ってあったので、大半は読むことができました。</p><p>&nbsp;</p><p>　彼女とはお店のカウンター越しに話すだけの清い仲だったんですけどね。ダハハ。でもそういう仲だからこそ、いい思い出になったんでしょう。ホント、嬉しかったですよ。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220920/16/asadakei/d4/a3/j/o0369020015177347318.jpg"><img alt="" height="200" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220920/16/asadakei/d4/a3/j/o0369020015177347318.jpg" width="369"></a></p><p>　そう言えば数年前、駅近くで向こうからくるのが半年ほど顔を見ていなかったバーの子で。「やあ。これから仕事？」「ああ、浅田さん。違うの。私ね、妊娠したの」</p><p>　えっと言って見たらお腹が結構膨らんでいる。「そうかぁ。彼氏いるって言ってたもんなぁ。籍入れた？」「うん」「よかったねぇ。おめでとう」</p><p>　って言ったんですが、翌年、ほぼ同じ場所でまたバッタリ会ったら、丸々とした男の子を抱っこしていました。「ああ、可愛いねぇ」って言ったら本当に嬉しそうな顔をしていましたよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　俺は仕事柄、同僚というのがいないので、ちょっと顔見知りだった子が結婚して出産して、なんていうのを身近に見ることがなかったんですよ。それが行きつけの店が出来て、まあまあ仲良くなる子が出来た事で経験出来た、と。貴重ですよ、こういうのは。</p><p>&nbsp;</p><p>　そんな事なくても、5日間、部屋に籠り切りで仕事してると、顔見知りと無駄話出来るのが最高の息抜きになるんですよね。相手が若いと話題が彼との話や、婚活どうするかとか、フェスを見に長時間ドライブで行ったとか、こちらからするとどれも遙か遙か遠い時代に起きた事でね。聞いてるだけで、こっちも多少は気分が若返る……かな？</p><p>&nbsp;</p><p>　ああ、後は当然、常連さんとのトークもね。プロレス好きがいたり、競馬好きがいたりで退屈しませんよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　まあ、こっちが元気な限りは今後もチョコチョコ通って、末永く楽しませて貰いたいです。</p><p>&nbsp;</p><p>　</p>
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<pubDate>Tue, 20 Sep 2022 18:03:32 +0900</pubDate>
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<title>実践あるのみ</title>
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<![CDATA[ <p>　前に漫画雑誌の編集長と話していたら、たまに漫画学校にゲストで呼ばれていくと、生徒たちの作品を見せて貰う時間がある。「ところがこれが大半はイラストなんですよ。僕らは漫画を読ませて貰いたいのに」ってぼやいていました。</p><p>&nbsp;</p><p>　俺が会った漫画家志望者の中にも「僕はまだ絵が下手なので、今はデッサンとパース（遠近法）の勉強をしています。それをマスターしてから漫画にかかります」なんて言う人が何人かいました。残念ながらこういう事言ってる人は絶対にデビュー出来ないだろうなぁ、と思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>　だってデビュー前ですよ。毎日机にへばりついて描いて描いて、って時期じゃないですか。デビューしたら毎日新作を描かなくちゃいけないんだから。　<br>&nbsp;</p><p>　こういう人たちがなぜ生まれるかと言うと、要はネーム作りからの逃げなんですよ。ネームというのは漫画を描くに当たって、ストーリーを作り、ページ数を決め、20ページでも24ページでもいいから、そこに収めて完結させる。この作業の事なんですが、これが実にきつく、苦しいんですよ。何もないところから話を作る、それも面白いやつを、というのは想像以上に苦しい作業なんです。今現在、毎週話を作っている俺でも、あまりの浮かばなさに「俺は今まで、どうやって作ってたっけ？」って思う事も多々ありますから。</p><p>&nbsp;</p><p>　それに対して絵の勉強というのは楽です。どこからもダメ出しはこないし。ヒーローの決めポーズとか楽しくてしょうがない。昔の自分の絵と見比べて「うまくなってるなぁ」なんて自画自賛したり。でも最終的になりたいのは漫画家ですよね。</p><p>&nbsp;</p><p>　やっぱり、漫画家になりたいんであれば、苦しかろうが何だろうが漫画を描くしかないんです。デッサンだってパースだって、描きながら覚えるのが一番なんだから。何より、漫画として面白ければ、デッサンが多少狂ってたって読者は気にしませんって。読者は遠近法の正しい絵を見たくて漫画読むんじゃないんだから。そうやって描き上げて「これは俺の全てを詰め込んだ傑作だ。これ以上の作品は描けないかも」って思える物ができたとします。でもその後も描き続け、半年後にその作品を見てみると「あらーっ、無駄コマが多い」「表情が平板」「伏線の張り方が弱い」……とか、粗が見えまくるんですよ。でもそれはその間、描き続けるうちに自分の目が肥えて上手になった結果です。大量に描かないと分からない、身に付かない事があるんです。</p><p>&nbsp;</p><p>　中にはデッサンやパースが上手ければ原作付きの漫画に抜擢されるかも、と思う人もいるかもしれませんが、こういう作家さんは絵としてのネーム切りが上手い人なんです。つまりコマ割りが上手で、見せ方が上手い人ですね。これもまず漫画を作って、編集者に見て貰ってからですよ、抜擢されるのは。イラストがいくらうまくても漫画とは別物ですから。</p><p>&nbsp;</p><p>　描くのがきつい、苦しいというのなら、漫画は趣味で生きればいい。漫画家になる以外にも楽しい人生は送れます。でも本気で望んでいる仕事なら腹決めてやらないと。実践あるのみですよ。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220824/14/asadakei/07/1f/j/o0369027815165024442.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="278" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220824/14/asadakei/07/1f/j/o0369027815165024442.jpg" width="369"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/asadakei/entry-12760513705.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Aug 2022 14:44:24 +0900</pubDate>
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<title>らんぼう氏と二人の女</title>
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<![CDATA[ <p>　本格的な暑さがやってきて、世間的にも痛ましい事件とそれに連なる報道でギスギスするムードの中、なんかホンワカするような歌を聞きたいなぁ、と思ったのが先週半ばだったんですが。そこで思いついたのが古い歌ですが1977年発売、みなみらんぼうの「途上にて」という歌です。さっそくｙｏｕｔｕｂｅで探し、聞きほれましたよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　この歌はらんぼう氏の歌もいいんですがピアノとバックコーラスを、当時彼のバックを務めていた谷山浩子がやっているんです。この谷山浩子の声がとにかくいい。当時まだ20歳のはずなんですけど、いつまでも子供っぽいことを言ってる中年男を包み込むような母性を感じる。そんなスケールがあるんですよ。この直後位に彼女は「河のほとりに」で一本立ちするんですが、声で立つ人はこれくらいの質をもってなきゃなぁ、って思わせる艶と伸びのあるホントにいい声ですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　<a href="https://www.youtube.com/watch?v=SUXijmzGFiA" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><b style="font-weight:bold;">途上にて</b></a></p><p>&nbsp;</p><p>　で、です。らんぼう氏の歌を聞くと他にも彼の歌が並ぶのはご存知の通りですが、そこにどう見ても西島三重子としか見えない女性と並んだジャケットが写っている。これが「時計を見ないで」という1985年発売のデュエット曲なんですね。西島三重子といえばフォークの名曲「池上線」で知られた人ですよね。俺はあの当時、彼女の声が好きでファーストアルバムを買って持ってたくらいですが、こんな歌があったなんて全然知りませんでした。</p><p>&nbsp;</p><p>　聞いてみたらタンゴ調で歌われるネオン歌謡っぽい歌なんだけどなかなかいい。この後、松方弘樹と安倍里津子でカバーされているようなので、そんなくくりなんでしょう。でも相変わらず西島三重子の声が艶っぽくていいです。彼女自身がどういう性格の人が全然知りませんし「池上線」「千登勢橋」といった、真面目ＯＬみたいなムードが合ってる気もしますが、表現力でそこは十分カバーしてますよ。今、ホームページを覗くと当時のキャンペーンの写真とかもアップしてあるので、いい思い出なんでしょう。ちなみに上記の谷山浩子と並んだ写真もありました。</p><p>&nbsp;</p><p>　<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ouseTFtXQuQ" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><b style="font-weight:bold;">時計を見ないで</b></a></p><p>&nbsp;</p><p>　それでこの1週間余りは時ならぬみなみらんぼう、谷山浩子、西島三重子ブームが俺の中で起きていまして、各氏の歌を聞きまくっています。ずっと追ってたわけじゃないので知らない歌も一杯ありますが、聞いていると幸せな気分になれます。こういう古い歌に反応できるのも長く生きているからでね。そう思うと年取っているのもいいもんですよ。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220720/17/asadakei/df/51/p/o0369036215149323105.png"><img alt="" contenteditable="inherit" height="362" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220720/17/asadakei/df/51/p/o0369036215149323105.png" width="369"></a></p>
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<pubDate>Wed, 20 Jul 2022 17:30:45 +0900</pubDate>
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<title>ゆっくりノンビリ</title>
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<![CDATA[ <p>　今週は18日の3連休に合わせて週刊大衆合併号が出る関係で、仕事がお休みになっています。２週売りの号が出るんだからそうなります。暑い最中での休憩で、知らない人は「いいなぁ」と思うでしょうけど、これも毎回書いているように、我々の仕事は出来高制なので、１回描かないということは、その分ちゃんと収入が減るんで、そう手放しで喜んでもいられないんですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　でもね。仕事を離れるとやっぱ体は楽ですね～～。本来なら木曜から仕事に入り、今日あたりは必死にペン入れしている時期に、昼頃まで寝てノンビリ……。考えられない位、体も心も解放されています。</p><p>&nbsp;</p><p>　昼頃まで寝て、と書きましたが、仕事中は就寝して６時間もすると目が覚めてしまうんです。本当はもうちょっと眠っていた方がいいと分かってるんですが、「早く仕事しなきゃ」って気分的にせかされるんですね。で、その分、夕食前あたりにペンを持ちながらうつらうつら……気づくと20分位寝てるんです。</p><p>&nbsp;</p><p>　こういう歳になるとそんなもんだろうと思ってましたが、休んでると夜ちゃんと長く眠れて、うつらうつらとかしなくて済むんですね。仕事が生み出すストレスって大きいですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　それで言うと眠っている時の夢もね。仕事中に見る夢は、大抵、描いている作品が全然面白くないとか、もう1日後に締め切りなのに今やってる作品と、もう1本約束していたのがあった、とか。仕事絡みの物じゃなくても、例えば旅行先でえらく起伏の激しい長い道にひとりで来ていて、今から集合場所に戻らないといけない、きついわぁってしかめっ面で歩いてる、とか。ホント、嫌な内容のが多いんですよ。体も心もきついからそうなるんでしょうね。</p><p>&nbsp;</p><p>　でもこうして休んでいると、ここ２，3日は本当に快眠でね。昨日見た夢なんか、旅行しているんだけど、観光地の見晴らしのいい橋を男3人で楽しく歩いている。いつも見る夢みたいに全然きつくないんですよ。それで同行者のひとりがなぜか志村喬という。誰それ？って思うでしょうが黒澤明の「七人の侍」「生きる」で主役、初代「ゴジラ」で博士役をやった名優ですよ。でもなんでそこに志村喬が？って自分でも思いますよ。特にファンでもないし、最近彼の出た作品の一部とか見たわけでもない。でも志村喬なんだなぁ。で、俺と知り合いらしい。これが夢の不思議さですよ。ただ本当に夢の中の自分は楽しい気分でいましたよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　生涯現役という考えもありますが、それは死ぬまでストレスの中ということにもなります。俺も今すぐとは思いませんが、いずれはゆっくりノンビリしながら暮らす時期も持って最期を迎えたいなぁ、と思いましたね。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220702/14/asadakei/ab/5a/p/o0312039215141286326.png"><img alt="" contenteditable="inherit" height="392" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220702/14/asadakei/ab/5a/p/o0312039215141286326.png" width="312"></a></p><p>&nbsp;</p><p>　</p><p>&nbsp;</p><p>　</p>
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<pubDate>Sat, 02 Jul 2022 14:43:05 +0900</pubDate>
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<title>痛風考</title>
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<![CDATA[ <p>　俺の担当編集さんは30代に出て以来、10回以上痛風の症状が来たって人で、前から話は聞いていましたが、とうとう俺もこの歳になってかかっちゃいましたよ、痛風に。</p><p>&nbsp;</p><p>　十日ほど前に、なんだか足の甲が痛むなと思っていたら、次の日に起きたら右足の親指の付け根がパンパンに腫れて一部は赤くなっている。これはもしかして話に聞いていた例の……と思いましたね。元々尿酸値がちょっと高いのは健康診断の度に言われていましたから。</p><p>&nbsp;</p><p>　風が吹いても痛い、ってなもんですから痛いのなんの。それでも病院に行かないとどうにもならないのでサンダル履きでソロソロと歩いて近所の整形外科に行きました。レントゲンも撮ったけど骨に異常はなし。痛風宣告でしたよ。</p><p>&nbsp;</p><p>　あれから痛み止めと炎症止めは飲み尽くし、今は尿酸値を下げる薬があと5日程残ってますが、とりあえず腫れも痛みもほぼ引きました。</p><p>&nbsp;</p><p>　この後は尿酸値を上げないよう気を付けるしかないんでしょうね。でも俺は酒は週に2日薄い水割り飲む位だし、大食いでもない。尿酸値に悪いとされる魚卵や干物とかもそんな摂ってないんですけどね。一番考えられるのは運動不足かな。漫画描いている間、週に5日はほぼ外出しませんから。これを仕事中でも２，30分でいいから散歩する。あと、尿酸値を吐き出すのに有効な牛乳などの乳製品、コーヒー、梅干し、モズクなどを摂る、と。</p><p>&nbsp;</p><p>　血液検査した結果、腎臓は悪くないそうだし、血圧も良好。まあ、この程度の病気なら予防しつつやっていきますよ。</p><p style="text-align: center;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220617/15/asadakei/71/0c/j/o0369023015134210852.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="230" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220617/15/asadakei/71/0c/j/o0369023015134210852.jpg" width="369"></a></p>
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<pubDate>Fri, 17 Jun 2022 15:11:07 +0900</pubDate>
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