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<title>花野圭のブログ</title>
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<description>50代のアラカン女子が日々浮かんでは消えていく色々なことを自由に書き綴るブログ。</description>
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<title>60歳になった私が始めたこと</title>
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<![CDATA[ <p>60歳になって還暦を迎えた私は、今年を</p><p>「リボーン」（生まれ変わる・再生する）の年と</p><p>受け止めて過ごしています。</p><p>&nbsp;</p><p>まず現状ですが、今年娘が結婚したことで、</p><p>子ども2人は独立した家庭をそれぞれに持ちました。</p><p>娘は意外にも私たちの近くに住むようになり、</p><p>東京に住む息子の方は男の子２人の親で、</p><p>関西に住む私たちは、</p><p>時々孫に会うことを楽しみに２人暮らしをしています。</p><p>夫は管理職として神経をすり減らす毎日ですが、</p><p>あと半年で定年を迎えるため、緊張感を持って</p><p>最後のお勤めに励んでいます。</p><p>と言ってもこのご時世ですから定年を迎えても</p><p>少なくとも65歳まではフルタイムで働く予定です。</p><p>私は個人塾を営み始めて７年目。</p><p>成果が出たり出なかったりに一喜一憂しながらも、</p><p>なんとか子どもたちのお役に立てないかと奮闘しています。</p><p>泣く泣く退職した学校現場からも時々お声がかかり、</p><p>今年は高校の進学校に週２回非常勤講師として勤めています。</p><p>&nbsp;</p><p>フルタイムで勤めているわけではないので、</p><p>87歳の実父と86歳の義母の</p><p>細々とした用事にも付き合っています。</p><p>今のところ大変な介護生活にまではなっていませんが、</p><p>掃除洗濯、買い物や病院の送り迎えなどが主な仕事です。</p><p>高齢者の生活の心もとなさを身近に感じていますが、</p><p>何歳になっても出来るだけ自分の力で</p><p>頑張れる年寄りになりたいものだとしみじみ思います。</p><p>そのためには心身ともに健康であることが何よりも大切です。</p><p>リボーンである60歳からの生活の中で、</p><p>この「心身ともに健康である」ことをどう維持していくかが、</p><p>大変重要なことだと思われるのです。</p><p>&nbsp;</p><p>私がそのために心がけていることを一度書き出してみます。</p><p>&nbsp;</p><p>①無理をせず睡眠時間をたっぷり取る。</p><p>若い時は血気盛んで、なかなか寝付けない不眠症に悩みましたが、</p><p>最近youtubeで「おやすみ朗読」なるものを見つけて、</p><p>聴きながら寝るようにすると、簡単に寝れることを発見しました。</p><p>スマホのyoutubeはいろいろ役に立つものが多く助かります。</p><p>朝早起きして夫のお弁当を作っていますが、</p><p>夫を送り出した後、おすすめできない二度寝もやっちゃいます。</p><p>いつも葛藤するのですが、だるい身体でいるより、</p><p>寝たい時は寝る方が起きている時間を有効に使えると思う方です。</p><p>&nbsp;</p><p>②こまめに手軽な運動をする。</p><p>毎日の犬の散歩に、寝る前の５分間体操が習慣になりました。</p><p>頑張って運動をしようと思っても本当に続いた試しがありません。</p><p>だから、最近はたったこれだけ？</p><p>って感じの体操をするようになりました。</p><p>鎌田實先生推奨の爪先立ちからのかかと落しを10回、</p><p>スクワットを10回、体幹を鍛えるプランク1分。</p><p>たったこれだけ？ってくらいならなんとか続いてくれるようです。</p><p>この間、夫と２年９ヶ月ぶりに新幹線に乗って、</p><p>１泊2日で東京に行きました。</p><p>大好きな推しの草彅剛さんの演劇を観劇し、</p><p>東京の息子たち家族とも楽しい時間を過ごすことができました。</p><p>その合間には明治神宮あたりを散策して、2万歩くらい歩きました。</p><p>普段は理想と言われる８千歩がなかなか歩けないのに、</p><p>小旅行に行って散策するとこんなに歩けるんだと正直びっくり。</p><p>お金をかけない小旅行にこまめに出かけて</p><p>歩き回ることが心身ともに良さそうだなあと思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>③食事に気を付ける。</p><p>毎朝スムージーを作って腸活に勤しんでいます。</p><p>バランスの良い塩分控えめな食事を摂るように心がけています。</p><p>&nbsp;</p><p>③ずっとやりたかった習い事をする。</p><p>ずっとやりたかった習い事の一つ目はシナリオを書くことでした。</p><p>高校生の時に演劇部に所属し、</p><p>舞台や映画ドラマに関心の高い私は、心の底でずうっと</p><p>脚本やシナリオを書きたいという願望を持っていました。</p><p>でも、仕事をして結婚して子どもを育て上げるまでは</p><p>なかなか余裕がなく挑戦することができずに来てしまいました。</p><p>でも、60歳にしてようやく障害がなくなり、</p><p>晴れてシナリオスクールの通信生に登録。</p><p>60の手習いで初々しく課題に取り組み通信教育を受講しています。</p><p>幾つになっても新しいことを学び身につけていくのは楽しいもの。</p><p>幾つになっていても、やりたかったことは始めれば良いのだと、</p><p>あらためてしみじみと思う今日この頃です。</p><p>&nbsp;</p><p>④農業を学び自給自足を目指す。</p><p>長年思い描いていたことの一つに農業をすることがありました。</p><p>ガーデニングの通信教育を受け、お花やハーブの勉強をしたり</p><p>実践したりしてきましたが、なかなか環境が整いません。</p><p>そして野菜作りにも挑戦して自給自足をしたいという気持ちも。</p><p>こちらもなかなか環境が整わず願望だけが燻っていました。</p><p>ところが今年、友人の１人から一緒に畑をしないかと提案があり、</p><p>思いもかけず友人の所有する畑を使わせてもらえることに！！</p><p>願い続けていれば叶うって本当だなあと思わされた出来事です。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221019/16/atarasiibetunomado/82/cd/j/o1078114415190619034.jpg"><img alt="" border="0" height="424" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221019/16/atarasiibetunomado/82/cd/j/o1078114415190619034.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>⑤図書館で本を借りてどんどん読む。</p><p>税金をたくさん払っているのだから、自治体の施設は</p><p>どんどん利用して活用していったらいいのだと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>⑥SNSなどを使って世の中が少しでも良い方向に行くような</p><p>ムーブメントを起こすべく努力する。</p><p>&nbsp;</p><p>連日戦争を始めとする暗いニュースばかりで、</p><p>まともに受け止めていると精神が病んでしまいそうになります。</p><p>大きな世界大戦のあった直後は、</p><p>人類も反省して平和を目指すのに、</p><p>時が経てば悲しみが薄れ、やはり戦争を繰り返してしまう性。</p><p>本当にどうしてなんだろうと激しく心が痛みます。</p><p>悲しみから目を背けずに、どんなささやかなことでも</p><p>自分にやれることをやっていきたいと思うと同時に、</p><p>たとえ明日どうなろうとも</p><p>悔いのない時間を過ごしていきたいという思いとが錯綜しています。</p><p>子どもや孫たちのことを思うと人ごとのようには決して思えません。</p><p>平和な世の中を取り戻すために、全ての人々がプラスのエネルギーを</p><p>発していくべきではないかと心から思う今日この頃です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12770190360.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Oct 2022 16:08:13 +0900</pubDate>
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<title>コロナ禍３年目のお盆</title>
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<![CDATA[ <p>今年はコロナになって３回目のお盆です。</p><p>お盆といえば家族親族が集まって、</p><p>お墓参りをしたり、</p><p>みんなで御馳走を食べたりして、</p><p>賑やかに過ごすことが普通でしたが、</p><p>昨年も一昨年も自粛になって集まりませんでした。</p><p>&nbsp;</p><p>近くに住む義母の家にある</p><p>お仏壇にお菓子や果物を供え、</p><p>私たち夫婦と義母でお墓参りを済ませるくらい。</p><p>４月に親族一同集まって娘の結婚式ができたことは</p><p>奇跡のようであったとあらためて思います。</p><p>父も義母も自粛のお盆が3年目。</p><p>家族で集まれるのが高齢者の唯一の楽しみなのに</p><p>本当に我慢の年月が続きます。</p><p>&nbsp;</p><p>今年は行動制限がないので集まれるかと思いきや、</p><p>８月に入ってすぐ</p><p>東京の息子家族の孫が保育園でコロナ感染し、</p><p>40度くらいの熱を出し</p><p>家族全員が２週間程度の自宅待機に。</p><p>やはり今年の夏もお盆を一緒に過ごせませんでした。</p><p>&nbsp;</p><p>熱に浮かされている3歳と1歳の孫たちを心配して</p><p>２人が大好きだと言う旬の果物たちを箱に詰めて</p><p>クール宅急便で送りました。</p><p>熱があると言うのに、</p><p>孫たちは果物の到着に大喜びし、</p><p>ぶどう、桃、メロン、なしと</p><p>毎日のように美味しそうに食べている様子を</p><p>ビデオ電話で見せてくれます。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220818/09/atarasiibetunomado/ce/f6/j/o1080144015162222412.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220818/09/atarasiibetunomado/ce/f6/j/o1080144015162222412.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>コロナに感染しているとは思えない食べっぷりに</p><p>急いで送った甲斐がありましたし、</p><p>幸いなことに高かった熱も２日で下がりました。</p><p>息子は医師でお嫁さんは看護師なので、</p><p>医療従事者が自宅待機というのは病院としても</p><p>厳しい状況だったでしょう。</p><p>そもそも第７波を前にして</p><p>医療従事者にワクチンを接種しなかったという</p><p>政府の方針に疑問を感じずにはいられませんね。</p><p>&nbsp;</p><p>娘夫婦は結婚後初めてのお盆でした。</p><p>８月12日から３泊４日で旦那さんの実家のある</p><p>神奈川に帰省しました。娘にとってはお姑さんに</p><p>気を遣う時間だったと思いますが、</p><p>私が若かった時とは違って、</p><p>今はお姑さんの方が気を遣うお家も多いようで、</p><p>特に難なく穏やかに過ごしてきたようでした。</p><p>&nbsp;</p><p>帰ってきてすぐの14日に私たちの方へ来るとのこと。</p><p>関西から神奈川への往復の間に娘たちがコロナに</p><p>感染しなかっただろうかと心配しましたが、</p><p>来てくれるというのが嬉しくて、</p><p>いつになく豪勢に</p><p>手巻き寿司のネタを買い込みました。</p><p>リビングの換気を十分にして、</p><p>娘夫婦用と私たち用のテーブルを離してセッティング。</p><p>コロナ禍ならでは対策です。</p><p>ほんのひと時でしたが</p><p>お盆らしいことができて嬉しかったです。</p><p>&nbsp;</p><p>東京の息子たちともビデオ電話をしましたが、</p><p>「いいなあ手巻き寿司！」と</p><p>羨ましそうにしていました。</p><p>お盆に帰れなかったことが残念だったのか</p><p>秋に私たちの還暦祝いに</p><p>みんなで温泉に行こうと言ってくれます。</p><p>その時までにコロナが落ち着いたらいいなあ。</p><p>お盆から３日目ですが、</p><p>今のところなんともないので、</p><p>なんとか感染せずにほっとしています。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12759129232.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Aug 2022 16:07:55 +0900</pubDate>
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<title>林真理子著『８０５０』を読んで</title>
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<![CDATA[ <p>林真理子さんのご著書を</p><p>あまり読んだことがなかったのですが、</p><p>引きこもりを題材にした、80歳の親が</p><p>50代の子供の世話をしなければならないという</p><p>社会問題『８０５０』というテーマに関心があり、</p><p>大変興味深く読みました。</p><p>&nbsp;</p><p>林真理子さんと言えば、軽いエッセイを書く方という</p><p>とんでもない勝手な思い込みがありましたが、</p><p>かなり深刻な社会問題に鋭く切り込んだ重厚な作品も</p><p>書かれる方なのだと認識を新たにさせられました。</p><p>&nbsp;</p><p>物語の設定もストーリ展開も身近で</p><p>身につまされるような内容だったと思います。</p><p>「引きこもり」になっている子どもさんのことを</p><p>最近耳にする機会がとても増えましたし、</p><p>そのことで苦しんでいるご家庭も</p><p>現在社会にはたくさん存在しているようです。</p><p>&nbsp;</p><p>ではなぜ「引きこもる」子どもたちが</p><p>こんなに増えているのでしょう。</p><p>作品の中で一例として設定されていたことは</p><p>親が良かれと思って子どもの進路や</p><p>将来を決めてしまっているということがありました。</p><p>私は教育関係の仕事をしているので、やはり</p><p>そのことは大きな要因になるという確信があります。</p><p>&nbsp;</p><p>子どもにとってたった一回きりの人生、</p><p>親に進路や将来の職業を決められてしまうことほど</p><p>生きる気力を奪われることはないでしょう。</p><p>親はどんなに良かれと思ったとしても、</p><p>子どもの意思を無視して進路を決めてしまわないように</p><p>十分注意する必要があります。</p><p>自発性自主性を育てることこそ幸せな子育てに通ずる。</p><p>このことを親は肝に銘じなければならないと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>作品でも子ども本人の意思を無視したわけじゃないと</p><p>親は振り返って繰り返し考えている場面が出てきますが、</p><p>「子どもの自発性を重んじる」という子育ての根幹を</p><p>見失わないことは、親がにとって</p><p>最も重要な課題なのではないかと思われます。</p><p>&nbsp;</p><p>中学受験をさせてレベルの高い進学校に入学できたからと言って、</p><p>何事もうまくいくというわけではありません。</p><p>それだけで安心してしまって、</p><p>子どもの様子や変化を見落としてしまうと危険です。</p><p>どんなにいい環境そうに外側から見えていても、</p><p>実際は色々な問題が渦巻いているのが現実社会でしょう。</p><p>特に思春期の中学生たちの世界は複雑で陰湿なことも混在します。</p><p>自分の子どもの表情や雰囲気に注意をはらい、</p><p>何かトラブルに巻き込まれていないかどうか</p><p>常に気を配ることが大切です。</p><p>子どもがどんなに隠したがったとしても、</p><p>子どもの気持ちを察することができるように</p><p>親は注意深くあらねばなりません。</p><p>そして些細な変化を捉えて子どもに寄り添うことが必要です。</p><p>子ども同士のトラブルは我が子が一方的に被害者だとは限りません。</p><p>未熟な子どもたちは加害者にも被害者にもなりうるのだと考えて、</p><p>どちらにもなりきってしまうことがないように、</p><p>子どもの様子をさりげなく観察し寄り添うことが必要です。</p><p>&nbsp;</p><p>そういう親の姿勢が理想ですが、</p><p>何事も理想通りに行かないこともありますよね。</p><p>子どもが中学生だった時、</p><p>親が共働きで忙しいこともあるでしょう。</p><p>子どもが巧妙に隠し続けて子どもの実態に</p><p>全く気が付かないことがあるかもしれません。</p><p>そんな時は小説の親のように後々になって</p><p>大きな後悔に苛まれることがあるでしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>小説では７年間も引きこもって</p><p>手がつけられないほど暴力的になってしまった息子のために</p><p>失った７年間を取り戻そうと決意する</p><p>父親の姿が描かれています。</p><p>長年に渡る引きこもりから息子を脱却させるためには</p><p>並々ならぬ決意と行動力が求められます。</p><p>家族を守り家族を維持することは</p><p>なんと過酷な大事業なのでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>こんがらがってしまった家族の心を紐解いていく。</p><p>息子を追い詰めた世の中の悪と真正面から向き合い戦い抜く。</p><p>そんな大事業に奔走し全力を尽くす父親の姿が痛々しくも健気です。</p><p>&nbsp;</p><p>「命がけでないと家族は守りきれない。」</p><p>こんな便利になった世の中でも</p><p>そんなシンプルな真理が突きつけられている作品であると思います。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12754561344.html</link>
<pubDate>Thu, 21 Jul 2022 17:08:51 +0900</pubDate>
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<title>家族を続けるという勇気</title>
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<![CDATA[ <p>４月に結婚式を挙げたばかりの娘夫婦が、</p><p>２時間半くらいの結婚式を記録したBlu-rayができたと、</p><p>父の日に持ってきてくれました。</p><p>&nbsp;</p><p>娘たちは今風の若者だからでしょうか、</p><p>式場と契約している古くからの写真屋さんには頼まずに、</p><p>結婚式を記録する仕事をフリーでしている</p><p>評判の高いカメラマンをネットなどで探して、</p><p>そのカメラマンがこれまで作ってきた参照作品を見て、</p><p>自分たちで個別に依頼したようでした。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな今風の記録動画を初めて見させてもらった私ですが、</p><p>ドキュメンタリーのような自然体の記録がとても新鮮で、</p><p>両家の家族の表情を豊かに捉えた映像の数々に引き込まれ、</p><p>記念に残る素晴らしい記録動画だなあと感動させられました。</p><p>&nbsp;</p><p>両家ともに17名ずつの近しい親族だけの結婚式だったので、</p><p>１人１人の表情や言葉をじっくりと味わうことができ、</p><p>これまでの長い年月をかけた家族としての様々な関わり</p><p>などが思い出され、とても感慨深い気持ちになりました。</p><p>&nbsp;</p><p>家族と言っても人間同士だもの、</p><p>もちろんいいことばかりではありませんでした。</p><p>確執、対立、すれ違い、葛藤など、</p><p>微妙な関係に陥ることの方が多かったかもしれません。</p><p>その時その時の苦々しい気持ちをを思い起こすと、</p><p>この結婚式で家族が一堂に会し笑顔でいることが奇跡です。</p><p>&nbsp;</p><p>親子の葛藤、兄弟姉妹の葛藤、夫婦間のすれ違い、</p><p>嫁姑の確執、実家と嫁ぎ先の対立などなど、</p><p>数えきれないほどの問題が次から次へと起こりました、</p><p>もう嫌だ、もう耐えきれないという精神状態になり、</p><p>「逃げ出したい、投げ出したい」と何度思ったことでしょう。</p><p>「こんな思いをするなら死んだ方がましだ」と</p><p>思い詰めたことも少なからずありました。</p><p>でも、あの時あの苦しみから完全に逃げ出していたら</p><p>この結婚式で感じたなんとも幸せな気持ちには</p><p>めぐり会わなかったのではないかと思われます。</p><p>&nbsp;</p><p>まず、私と夫がよくぞここまで夫婦でいられました。</p><p>若い時にはどれほど深刻な夫婦げんかを繰り返したでしょう。</p><p>いろいろな価値観のずれや嫁姑の確執。</p><p>「もう無理だ」と</p><p>お互いサジを投げそうな瞬間が何度もありました。</p><p>私の横で座っている姑。</p><p>この人が今隣にいることがまさに奇跡。</p><p>父とも妹とも息子とも娘とも</p><p>「もう縁を切る」と思い詰めたことがありましたねえ。</p><p>&nbsp;</p><p>よく苦しい立場の人に「逃げ出していいのですよ」</p><p>「縁を切っていいのですよ」という</p><p>アドバイスをする人生相談を目にすることがあります。</p><p>どうしても苦しい時は</p><p>いったん距離を置くということは必要なことだし、</p><p>私も家族との距離をその時々に測ってきたように思います。</p><p>実際親族が全員その中にとどまっているとはいえません。</p><p>弟や妹の夫など</p><p>この場に自らいなくなった親族がいるのも事実です。</p><p>&nbsp;</p><p>でもほとんどの場合</p><p>私から「縁を切る」という最終的な決断はうやむやなまま。</p><p>家族との愛憎はとてつもなく面倒なものですが、</p><p>かと言って「縁を切る」ことは</p><p>なかなかできることではなかったのです。</p><p>&nbsp;</p><p>苦しくても時間をかけてうやむやにしてきたからこそ、</p><p>笑顔になれる日が来るのかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>幸せな気持ちしか映っていないような結婚式の記録動画を見て、</p><p>この親族一同の笑顔こそ奇跡としか言いようがないなと</p><p>しみじみと思いました。</p><p>時が解決してくれることもあるのでしょう。</p><p>それぞれが自分自身も守りつつ、</p><p>それでも家族でいることの勇気を捨てきらないことが</p><p>奇跡につながっていくのではないかと思わずにはいられません。</p><p>&nbsp;</p><p>戦争や気候変動など社会不安は止まることを知りませんが、</p><p>人間たちがサジを投げずに自分の身の回りに平和を築き、</p><p>ささやかな絆を深めていくことしか</p><p>幸せになる方法はないのではないか。</p><p>そんなことをあらためて考えさせられた結婚式の動画でした。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12749640981.html</link>
<pubDate>Wed, 22 Jun 2022 15:27:54 +0900</pubDate>
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<title>町田そのこ著『52ヘルツのクジラたち』を読んで</title>
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<![CDATA[ <p>毒親が登場するお話です。</p><p>毒親に精神的にも肉体的にも</p><p>虐待されている人たちの話です。</p><p>深い深い海の底で、</p><p>鯨の仲間とも交信できない孤独な存在である</p><p>52ヘルツの鯨のような人々が</p><p>たくさん出てくるお話です。</p><p>&nbsp;</p><p>現実の世の中でもコロナ禍だからいっそう、</p><p>この小説の登場人物たちのように</p><p>死にたいくらい孤独で死にたいくらい苦しい人が</p><p>たくさんいるのだろうなと思われます。</p><p>&nbsp;</p><p>主人公キナコ（貴瑚）は毒親に虐待され、</p><p>ヤングケアラーとしてこき使われてきた存在。</p><p>八方塞がりで家から飛び出したところを、</p><p>アンさんと友人美晴に発見されて救われます。</p><p>現実と小説の違いはこうやって</p><p>きちんと助けてくれる人が現れること。</p><p>&nbsp;</p><p>でもそこですんなりハッピーエンドといかないところが</p><p>優れた文学作品たるゆえん。</p><p>せっかく絶望的な環境から救い出してもらえたのに、</p><p>社会の荒波に襲われ、転覆しそうになるキナコ。</p><p>助けてくれて、信頼し合っていたアンさんにも</p><p>誰にも言えない深い苦悩があり、</p><p>お互い求め合いながらもすれ違っていくキナコとアンさん。</p><p>そして思いもよらなかった悲劇が。</p><p>&nbsp;</p><p>大きなダメージを肉体的にも精神的にも受けたキナコは</p><p>亡くなった祖母が１人で住んでいて</p><p>今は空き家になっている九州の漁村の家に単身移住。</p><p>そこでひっそり１人で生きて行こうとしているのに、</p><p>その村でかつての自分と同じように</p><p>毒親に虐待されている少年52（愛）と運命的に出会う。</p><p>&nbsp;</p><p>アンさんが自分を毒親から救い出してくれたように</p><p>自分も少年を救ってやりたいと奔走するキナコ。</p><p>そこに親友の美晴、地元の若者村中も協力者として登場。</p><p>絶望の淵に何度も突き落とされても、</p><p>誰かのために強くなっていこうとする主人公の姿に</p><p>共感し胸が熱くなっていく展開です。</p><p>&nbsp;</p><p>絶望は本当に苦しい状態ですが、</p><p>絶望を知ったものだけが身に付ける</p><p>共感力慈愛の心は尊い！！</p><p>&nbsp;</p><p>そんなことを再認識させられた</p><p>『52ヘルツのクジラたち』です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12748599970.html</link>
<pubDate>Thu, 16 Jun 2022 16:51:08 +0900</pubDate>
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<title>80代後半の義母と実父の病院通いに付き添う還暦の私</title>
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<![CDATA[ <p>今日は３ヶ月に１回市民病院の呼吸器科に</p><p>非結核性抗酸菌症の経過観察に行く86歳の義母と、</p><p>同じく３ヶ月に１回市民病院の泌尿器科に</p><p>前立腺癌の経過観察に行く87歳の実父の病院通いが</p><p>重なってしまいました。付き添うのは</p><p>最近還暦を迎えたばかりの60歳の私。</p><p>かくいう私もシェーグレン症候群という</p><p>膠原病を持病に持ち３ヶ月に１回、市民病院の</p><p>リウマチ膠原病科に通っている病気持ちです。</p><p>&nbsp;</p><p>60歳といえども最近の社会情勢を鑑みると、</p><p>老後の資金が心配でのんびり暮らしてはおられません。</p><p>かといって自分自身膠原病という持病を持っているし、</p><p>２人の高齢者の面倒をいろいろ見なくてはいけないので、</p><p>がっつりフルタイムで稼ぐというわけにもいきません。</p><p>最近夕食を自分で作らなくなった父のために</p><p>夕食を父の家に毎日運ぶという仕事も増えました。</p><p>仕方がないとはいえ、毎日となるとなかなかの重荷。</p><p>老後の資金のために少しでも多く働きたいという思いと、</p><p>いつまで続くかわからない２人の老親の面倒のことを思うと、</p><p>思わず深いため息をついてしまいそうになります。</p><p>&nbsp;</p><p>かといって2人の親の前では暗い顔をするわけにいきません。</p><p>できるだけなんともない風に飄々としている私です。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし、超高齢化社会、付き添っていても</p><p>なんとも複雑な気持ちにさせられます。</p><p>義母は３ヶ月ぶりの経過観察に前日から緊張していたそうで、</p><p>お医者様からもう病院に来なくて良いと言われることを</p><p>期待していたと言います。ところが、お医者様に、</p><p>悪くはなっていないけれど、</p><p>完全に良くなったわけでもないので、</p><p>３ヶ月ごとの経過観察は続けた方が良いと言われ、</p><p>ガッカリしたと言います。非結核性抗酸菌症という</p><p>わけのわからない病気になったのも</p><p>生まれながらの宿命なんだろうねとなんだか大袈裟な言葉。</p><p>薬を飲まなければならないような状態でないことを</p><p>喜べば良いのに、なんと自己憐憫の強いことでしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>実父もいつものようにお医者さんを相手に嘆きます。</p><p>注射のおかげでガン細胞は随分おとなしくなっていることを</p><p>素直に喜べば良いのに、ここぞとばかり愚痴ります。</p><p>生きていても仕方がない。趣味がないし面白くない。</p><p>腰が痛くて運動もままならない。</p><p>早く死にたいのに死ねないと。</p><p>お医者さんはいつものように苦笑いで聞き流すばかりの様子。</p><p>趣味がなくて面白くないことを</p><p>他人に嘆いてどうして欲しいというのでしょうか。</p><p>娘夫婦が借家住まいを続け緊縮財政を強いられながらも</p><p>一生懸命働いて父親を綺麗な住宅に住まわせ、</p><p>食事の世話や掃除や洗濯もしているというのに、</p><p>自分の感受性くらい自分で守れ〇〇〇〇よ！</p><p>そばで世話を焼く私としてはそう思わずにはにはいられません。</p><p>&nbsp;</p><p>老親の世話をする同世代の友人たちの話を聞いていても、</p><p>医療の発達は際限のない介護をもたらしているという一面もあり、</p><p>それぞれ複雑な感情と戦いながら暮らしていることがわかります。</p><p>&nbsp;</p><p>とは言え親によって</p><p>暗い感情に支配されるような日々を送りたくないという</p><p>気持ちもあります。</p><p>やらなくてはならないことをさらっとこなしつつ、</p><p>心は常にフラットで自由でありたいと思ってはいるのです。</p><p>親の姿を見て、自分はこうなりたくないと思うならば、</p><p>60歳の今から肉体的にも精神的にも</p><p>できるだけしなやかであり続けられるよう</p><p>自分を律しなければとあらためて思います。</p><p>&nbsp;</p><p>自分の感受性くらい自分で守れ馬鹿者よ！は</p><p>私自身の心にも</p><p>しっかりと刻んでおきたい言葉だと言えるでしょう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12748251095.html</link>
<pubDate>Tue, 14 Jun 2022 17:09:09 +0900</pubDate>
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<title>還暦をグループラインで祝ってくれた中学の同級生たち</title>
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<![CDATA[ <p>先日めでたく還暦を迎えることができました。</p><p>私の母は48歳で早逝してしまったので、</p><p>娘としては母の分まで生きたい、</p><p>幸せになりたいと思って生きてきました。</p><p>なんとか還暦まで生きられ、</p><p>余裕はありませんが人並みに生活していることに</p><p>しみじみと感謝の気持ちが湧いてきます。</p><p>&nbsp;</p><p>誕生日に夫からは</p><p>美しい薔薇がデザインされたカードと、</p><p>実用的なものをと思って選んでくれた</p><p>ポップな筆箱を２つもいただきました。</p><p>娘からは花束と可愛いTシャツを、</p><p>娘の旦那さんからは</p><p>私の大好物のお菓子をいただきました。</p><p>息子夫婦からはブラウスを半袖と長袖の2枚も。</p><p>やはり節目である還暦というのは</p><p>若い子どもたちにとっても特別感があるようで、</p><p>夫も９月に還暦を迎えるので、</p><p>夏休みにみんなで集まってお祝いしようねえと</p><p>言ってくれています。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220601/21/atarasiibetunomado/20/2e/j/o1080192015126701775.jpg"><img alt="" border="0" height="711" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220601/21/atarasiibetunomado/20/2e/j/o1080192015126701775.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>４人でグループラインをしている</p><p>中学の同級生仲間からも</p><p>お祝いの言葉をいただきました。</p><p>と言っても４人のうち２人は４月生まれで、</p><p>既に還暦を迎えています。</p><p>ラインではそれぞれの近況報告。</p><p>&nbsp;</p><p>ひとりはここ５、6年仕事をしながら</p><p>土日にご両親の介護に通っていた友人。</p><p>先日お父様が91歳で亡くなられたという報告でした。</p><p>長い間介護を頑張っていた友人なので、</p><p>肺癌で呼吸が苦しそうなお父様を見送って、</p><p>いろいろな思いに襲われたと思います。</p><p>「どんなお金持ちでも、いいことばかりしても</p><p>苦しむ最後かもしれんし、悪いことばかりしてても</p><p>長生きしたり、苦しまなかったり...</p><p>何がいいも悪いも、正解もわからない。</p><p>見返りを求めず、その時に思ったように動く。</p><p>それもその時にできることだけ、</p><p>と思うようになりました。」という感想が心に沁みます。</p><p>&nbsp;</p><p>もう1人の友人は、東京に嫁いで、</p><p>地元に残って一人暮らしを続けている89歳のお母様が</p><p>病院に救急搬送されて、遠方より駆けつけたという話。</p><p>さすがにあちこち弱っていて一人暮らしが難しく、</p><p>地元を離れたくないお母様を</p><p>施設に入れなくてはいけないという状況だそうです。</p><p>住み慣れた我が家を離れなくてはいけない</p><p>お母様の気持ちを思うと</p><p>娘として複雑な切ない気持ちになりますね。</p><p>&nbsp;</p><p>またもう１人の友人の89歳のお父様は</p><p>今も１人で頑張っておられて、</p><p>自分は孫のお世話に日々追われているという報告。</p><p>保育園に通いだしたのに、</p><p>毎週お孫さんが熱を出すので、</p><p>家で見てあげなくてはならないそう。</p><p>近くに娘さん夫婦がいると安心ではありますが、</p><p>お孫さんのお世話に時間が割かれることも</p><p>多くなるのかもしれませんね。</p><p>&nbsp;</p><p>かく言う私も４月に娘の結婚式を終えて</p><p>ホッとしたのも束の間、86歳の義母と</p><p>87歳の実父の介護が本格的になり始めました。</p><p>年明け早々入院した義母にびっくりし、</p><p>退院後の１ヶ月はお世話をさせていただきました。</p><p>父は娘の結婚式後調子を崩し、</p><p>前立腺癌の影響か腰痛に苦しみ、</p><p>抗癌剤による間質性肺炎にもなりました。</p><p>その後病院の薬が効いて随分ましにはなりましたが、</p><p>役所の人に介護認定に来てもらったり、</p><p>私が食事の用意をすることになったり。</p><p>いよいよ私もふた親の介護に勤しまなくてはなりません。</p><p>&nbsp;</p><p>友人たちも私も、子どもが完全に独立したと思ったら</p><p>今度は親や孫のお世話。</p><p>人生とは休憩できないようになっているのだなあと</p><p>しみじみ思う還暦の仲間たちです。</p><p>&nbsp;</p><p>でもさすがに60歳。</p><p>無理の効かない年齢ではあります。</p><p>精神的にも肉体的にもバランス感覚が必要です。</p><p>老いて死を目前としている親の気持ちを汲みつつ、</p><p>自分自身もストレスを溜め込まないように守りつつ、</p><p>家族の要として目の前の役目を</p><p>ひとつずつこなしていくしかない。</p><p>&nbsp;</p><p>「人の一生は重荷を負うて遠き道をいくがごとし。」</p><p>還暦を迎え、</p><p>こんなに東照大権現様の言葉がしっくりくるとは。</p><p>節目節目に人として</p><p>新たな感慨を深く味わうことになるのですね。</p><p>&nbsp;</p><p>「及ばざるは過ぎたるよりまされり。」の心境で</p><p>無理をせず、できることを粛粛とこなしつつ、</p><p>人生における還暦という再スタート、</p><p>新たな旅を味わいながら</p><p>丁寧に進んでいきたいと思います。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12745911963.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Jun 2022 15:07:57 +0900</pubDate>
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<title>桐生夏生著『柔らかな頬』を読んで</title>
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<![CDATA[ <p>図書館で借りてなかなか読み進められなくて、</p><p>途中で返してしまったのですが、</p><p>なんとなく気になって２回目借りて、</p><p>この度ようやく読み終わることができました。</p><p>&nbsp;</p><p>正直、読み進めるのがしんどいというか、</p><p>時間がかかるというか、</p><p>なかなかすんなりと入り込めないお話でした。</p><p>ここまで人間の陰部について微細に書き込むなんて、</p><p>凄いなあ、さすが直木賞なのだなあと思いつつも、</p><p>登場人物たちが揃いも揃って下衆な感じで、</p><p>決して読みごごちの良い作品ではありませんでした。</p><p>でも、この揃いも揃った下衆っぷりは、</p><p>ある意味人間ってこんなものだよと</p><p>言えるのかもしれず、なんとも救いがない。</p><p>&nbsp;</p><p>確かにいます。</p><p>呆れるほど下衆な人たちはたくさん。</p><p>自分の身近にもたくさん。</p><p>私の育った家庭もたくさんいたので、</p><p>私の幼少期も学童期も青年期も陰鬱なものでした。</p><p>でも、そうだからこそ、</p><p>自分は光を限りなく求めた。</p><p>幸せを求めた。安心と安寧を渇望した。</p><p>だから、平気で「崩壊」へと突き進んでいく</p><p>登場人物たちに共感ができず、</p><p>なんとも言えない虚しさが募った。</p><p>みんなそんなに本能のままに生きたいのか、</p><p>たとえ全てが崩壊しても。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、きっと作者はこの虚しさの果てを</p><p>逃げずに描き切りたかったのだと思われます。</p><p>人間が本能のままに生きていったら</p><p>こんなものだよと。</p><p>&nbsp;</p><p>あなたはそんな人生を本気で引き受けますかと。</p><p>そういう作家の覚悟を感じたやはり傑作なのだと</p><p>思われます。しんどい作品ではありましたが。</p><p>&nbsp;</p><p>中途半端な不幸しか知らないと</p><p>もっと本物の不幸になりたいと</p><p>人間は知らず知らずうちに</p><p>墓穴を掘っていくのかもしれない。</p><p>人間は誰しも地獄を見ずには死ねないように</p><p>なっているのかもしれないと</p><p>そんな恐ろしい気持ちにさせられる作品でした。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12743627446.html</link>
<pubDate>Thu, 19 May 2022 17:18:55 +0900</pubDate>
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<title>まもなく還暦の日を迎える私の心境</title>
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<![CDATA[ <p>私は５月生まれなので間もなく60歳になる私。</p><p>やはり還暦となるといつもの誕生日とは違う</p><p>感慨がしみじみと湧き上がってきます。</p><p>&nbsp;</p><p>まずは48歳で早逝してしまった母を思い、</p><p>母よりも長生きし、還暦を迎えられたことに</p><p>深い感謝の気持ちを素直に抱きます。</p><p>生活苦に喘ぎながら全く報われることがなかった母。</p><p>母の日に義母には30年以上贈り物をし続けていますが、</p><p>苦労しかなかった自分の母に</p><p>何ひとつ親孝行ができなかったことが、</p><p>今更ながら残念で切なくなる気持ちでいっぱいです。</p><p>&nbsp;</p><p>亡くなる前に「私を反面教師にしてね」と言った</p><p>血を吐くような母の言葉。</p><p>ここまで私がなんとか生きてこられたのも、</p><p>そんな母の切なる願いが後押ししてくれたからだと</p><p>あらためて思わずにはいられません。</p><p>&nbsp;</p><p>人間の弱さ醜さ悲しさを幼い私に見せ続けた母。</p><p>母に甘えることもほとんどなく</p><p>ヤングケアラーだった私。</p><p>人生はどうしてこんなに過酷なのだろうと</p><p>幼心に苦しみました。</p><p>でも今思うとあの逃れようもない</p><p>過酷な日々があったからこそ、</p><p>人生の岐路に立つたびに</p><p>どちらの道に進むべきか</p><p>人並み以上に慎重になったような気がするのです。</p><p>&nbsp;</p><p>愛憎が渦巻く実の父や</p><p>義母への思いも単純なものではありません。</p><p>2人を見ていると「憎まれっ子世に憚る」とは</p><p>よく言ったものだと思わずにはいられませんが、</p><p>そんな最強の２人もさすがに老いには勝てず、</p><p>そろそろ介護保険のお世話になることを考え始めました。</p><p>これまで他所様の家のことだと思っていたことが、</p><p>もれなく我が家にもやってくるのですね。</p><p>&nbsp;</p><p>娘が結婚してホッとしたのも束の間、</p><p>これからは老親2人と</p><p>本格的に向き合う日々が来るのでしょう。</p><p>どんなに強情だった人間たちも、</p><p>逃れようもない老いによって</p><p>人間としての最後の修行を強いられるのだと</p><p>なんとも切ない気持ちに襲われます。</p><p>&nbsp;</p><p>曽野綾子さんのご著書『九十歳』の中でも、</p><p>「どんな傲慢な人間も、老いによって</p><p>謙虚にならざるをえないようになっている」</p><p>と述べられていましたが、まさに言い得て妙。</p><p>そんな親たちの姿を間近に見ていると、</p><p>自分も将来子どもや孫たちに呆れられにように、</p><p>できるだけ謙虚で、</p><p>慎ましくあらねばという気持ちになります。</p><p>そしてでき得る限り、</p><p>自分の力で生活できる自分であるように</p><p>これからの日々を</p><p>前向きに取り組んでいかなければと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>今、日曜夜10時からのNHKBSプレミアムのドラマ</p><p>内館牧子作『今度生まれたら』</p><p>を見ていますが面白いですね。</p><p>昔映画『蒲田行進曲』で主演した</p><p>松坂慶子・風間杜夫・平田満が、</p><p>70代の高齢者として</p><p>心の悲哀をコミカルに表現してくれています。</p><p>さすが内館牧子さんのドラマだけあって、</p><p>リアルで辛口でほろ苦くって身につまされます。</p><p>人間が生きていくのは</p><p>CMのような口当たりの良い文句通りには</p><p>なかなかいくものではありませんね。</p><p>&nbsp;</p><p>ドラマでほろ苦さを味わいつつ、</p><p>それでも自分はできるだけ明るく、</p><p>この５月の爽やかな風のように、</p><p>さらっとしなやかに生きていけたらいいなあと</p><p>願わずにはいられない今日この頃です。</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12742217872.html</link>
<pubDate>Wed, 11 May 2022 17:04:01 +0900</pubDate>
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<title>たくさんの奇跡が起こった娘の結婚式</title>
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<![CDATA[ <p>2022年４月９日（土）に</p><p>娘は無事に結婚式を挙行することができました。</p><p>天候にも恵まれ、雲ひとつない青天の下、</p><p>桜がこの日に合わせてくれたように満開で、</p><p>この上なく美しく咲き誇っていた</p><p>奇跡のような１日でした。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/12/atarasiibetunomado/09/66/j/o1080071815108991487.jpg"><img alt="" border="0" height="265" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/12/atarasiibetunomado/09/66/j/o1080071815108991487.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>娘と彼氏は、このコロナ禍、</p><p>半年前から準備を進めていたようですが、</p><p>詳細は親もほとんど知らされておらず、</p><p>どのような式になるのか</p><p>正直よくわかっていませんでした。</p><p>2人はどう考えたのか友人や職場の人を呼ばず、</p><p>お互いの親族だけを呼ぶという披露宴に</p><p>こだわりました。</p><p>&nbsp;</p><p>着付けは祖母宅でしてもらい、</p><p>綿帽子の白無垢姿で仏壇の祖父に手を合わせ、</p><p>祖母に手をついてこれまでの感謝の言葉を述べ、</p><p>地元の氏神様が祀られている神社に</p><p>タクシーで向かいました。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/13/atarasiibetunomado/eb/da/j/o1080126015108995315.jpg"><img alt="" border="0" height="466" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/13/atarasiibetunomado/eb/da/j/o1080126015108995315.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>神社で両家の家族が対面し、</p><p>三三九度の固めの盃交わす</p><p>昔ながらの神式の結婚式です。</p><p>挙式後満開の桜の下、</p><p>家族だけの集合写真も撮りました。</p><p>&nbsp;</p><p>その後バスに乗り</p><p>琵琶湖岸にある披露宴会場のホテルへ。</p><p>披露宴会場にお互いの近しい親族17人ずつが集まり、</p><p>まずは顔合わせをして自己紹介。</p><p>親族も長いコロナ自粛生活に飽き飽きしていたのか、</p><p>女性陣はみんな華やかな和服姿がほとんどでした。</p><p>&nbsp;</p><p>その後羽織袴の新郎と白無垢の新婦を囲んで</p><p>集合写真。</p><p>披露宴会場の入り口には、ウエルカムボードとして、</p><p>お互いの生い立ちがひと目でわかる写真の数々が、</p><p>ポップに飾り付けられていて、</p><p>出席者の心も和みました。</p><p>もう20年以上前に亡くなった舅（娘の祖父）の写真が</p><p>一番目立つように貼ってあったのが印象的でした。</p><p>&nbsp;</p><p>親族34名だけの披露宴でしたが、</p><p>テーブルのそれぞれの席には、</p><p>新郎新婦からの</p><p>手書きのメッセージカードがありました。</p><p>１人１人に対する心のこもったメッセージは、</p><p>親族それぞれの心に届いたようでとても好評でした。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220511/16/atarasiibetunomado/19/e0/j/o1041156315116374680.jpg"><img alt="" border="0" height="600" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220511/16/atarasiibetunomado/19/e0/j/o1041156315116374680.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>披露宴では、おじいさんおばあさんを始め</p><p>親族それぞれに出番があり、</p><p>型にはまらない和やかな雰囲気の中、</p><p>マスクはしながらも自由に交流し、</p><p>親交を深める時間をゆったりと過ごしました。</p><p>&nbsp;</p><p>食事のレベルは大切ですね。</p><p>親族だけの少人数の披露宴なので、</p><p>そのホテルでいちばんランクの高い、</p><p>1人１８０００円以上のメニューでしたので、</p><p>見栄えも美しい上にとても美味しく、</p><p>出席者皆さんとても満足してくださったようです。</p><p>&nbsp;</p><p>和装の色打掛の後、</p><p>ウエディングドレスにお色直しした娘と夫は、</p><p>披露宴会場の入り口から新郎の元まで、</p><p>腕を組んで歩きました。</p><p>夫はトランペットを吹くので、</p><p>新郎はサックス、</p><p>新婦の娘はピアノというアンサンブルで</p><p>竹内まりあさんの『いのちの歌』を</p><p>演奏することもできました。</p><p>ひたすら家族のために働いてきた夫ですが、</p><p>娘の結婚式で報われたような気持ちに</p><p>なったのではないでしょうか。</p><p>とても趣深い心に沁みる演奏でした。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/12/atarasiibetunomado/28/9d/j/o1080072015108993727.jpg"><img alt="" border="0" height="266" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220427/12/atarasiibetunomado/28/9d/j/o1080072015108993727.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>新郎からお母様へのプレゼントと抱擁。</p><p>新婦から私たち両親への手紙と抱擁。</p><p>両家の親や親族の気持ちを汲み取った</p><p>メッセージや趣向に　</p><p>会場の空気が温かさに包まれました。</p><p>&nbsp;</p><p>コロナ禍とはいえ、親族だけの披露宴にこだわった</p><p>若い新郎新婦の心持ちが素晴らしく、</p><p>出席した親族一同が満たされた気持ちになった</p><p>いい結婚式だったと思います。</p><p>「最近の若者は〜」と批判的に言うこともありますが</p><p>いえいえ、最近の若者は本当に心が柔軟で温かい✨✨</p><p>&nbsp;</p><p>ホテルの駐車場に長男と荷物を運びに行った時、</p><p>長男がこんなことを呟いた程です。</p><p>「〇〇（娘）はすごいなあ。みんなへ感謝の気持ちと</p><p>心配りがすごい。それに比べて僕は・・・」</p><p>プライドの高い息子がこんなことを呟くなんて</p><p>とても珍しいことです。それもまた嬉しくて・・・。</p><p>&nbsp;</p><p>雲ひとつない快晴。桜の花がまさに満開。</p><p>出席者全員が満たされた披露宴。</p><p>親兄弟、そして孫たちの笑顔。</p><p>人生でこのようなかけがえのない時間を</p><p>持つことができた奇跡に感謝しかない１日でした</p>
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<link>https://ameblo.jp/atarasiibetunomado/entry-12738475353.html</link>
<pubDate>Wed, 20 Apr 2022 16:59:03 +0900</pubDate>
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