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<title>atosiranamiのブログ</title>
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<title>イノコヅチがわさわさ</title>
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<![CDATA[ <p>今は毎年ならば秋の草引きの時期なんやけど</p><p>今年はいつになっても暑すぎてとてもできなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>一昨日と今日は暑さがましやったから短い時間づつ草引きをした。</p><p>まさか広大な庭でもないのにちょっとの地面でも草は生えるんで</p><p>春と秋にはぐるりと一巡して草を抜いて回る。</p><p>&nbsp;</p><p>夏の初めには植木屋さんに入ってもらって草刈りしてもらうがまたすぐに生える。</p><p>雨の少ない夏だといいが適当に雨が降るととたんに草が出てくる。</p><p>今はだから草が我が物顔でのさばっているのである。</p><p>&nbsp;</p><p>手で引ける面積は知れている。</p><p>一時間引いても四畳半くらいか。</p><p>&nbsp;</p><p>どうもこの数年イノコヅチが増えた。</p><p>前はほとんどなかったのに。</p><p>この草は茎が硬くて鎌でも切れず</p><p>根こそぎにするにもしぶとすぎて抜けてこない。</p><p>熟した種が<span style="display: inline !important; float: none; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: &quot;ヒラギノ角ゴ Pro W3&quot;,&quot;Hiragino Kaku Gothic Pro&quot;,&quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;,&quot;MS PGothic&quot;,sans-serif,&quot;メイリオ&quot;,Meiryo; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: left; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; word-spacing: 0px;">くっついてきていたるところに増える。</span></p><p>質の悪い雑草。</p><p>&nbsp;</p><p>うちの柴犬のハルは、外にいる私の周りをうろうろするのが好きだ。</p><p>用もないのに（そりゃそうだ）私が入り込んでいる隙間に体ごとねじ込んできて</p><p>仕事の邪魔をする。</p><p>人が働いているのにのうのうと横の石段で寝転んでくつろいでいることもある。</p><p>&nbsp;</p><p>こやつは朝晩庭をくまなく徘徊して異常がないか見て回っている。と、思われる。</p><p>庭の隅のあたりに尻尾だけが揺れている。</p><p>伸びた草の間を尻尾が動いていく。</p><p>&nbsp;</p><p>去年それを見ながら、イノコヅチを運んでいるのはハルではないかと思いついた。</p><p>ハルは草むらが割と好きで外でもよく鼻を突っ込んでいる。</p><p>マムシが怖いから踏み込ませないようにしているが</p><p>それでももうすぐしたら草むらのイノコヅチが熟れてハルにくっつく。</p><p>柴犬の毛はするするしているからあらかた帰り道に落ちるのだが</p><p>いくらかはうちまでくっついてきて庭にも落ちる。</p><p>庭に落ちたのが育って、庭を歩き回るハルがまたそれをくっつけて</p><p>庭中歩き回って種まきして回る。</p><p>なるほどね、庭の隅まで生えてるはずや。</p><p>&nbsp;</p><p>イノコヅチは断じて風で飛んできては生えない。</p><p>人や動物にくっついて広がっていく草や。</p><p>うちの犬は見事にお手伝いしたわけ。</p><p>&nbsp;</p><p>もう少ししたら庭から実をいっぱいつけて部屋にあがって床に落とす。</p><p>ハルの寝床なんかイノコヅチがたまっている。</p><p>&nbsp;</p><p>面白いが、困るんでもある。</p><p>しかたがない毎日せっせと草を引いて、イノコヅチが熟す前に一本でも引き倒して</p><p>種を落とさないようにしないといけない。</p><p>&nbsp;</p><p>犬を飼うのは面白い。</p><p>適度な賢さと適度なアホさ加減の絶妙がたまらぬ。</p><p>迷惑だって多々被っているのだが。</p><p>&nbsp;</p><p>迷惑の代表格のイノコヅチ。</p><p>頑張って制圧するぞ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12532609283.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Oct 2019 22:51:36 +0900</pubDate>
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<title>金沢名物冬の雷</title>
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<![CDATA[ <p>今日は天気が不安定で雨が降ったりやんだりする。</p><p>止み間に散歩に出たけど</p><p>足が濡れるのが嫌いな犬は散歩を拒否。</p><p>根性がない奴だ。</p><p>&nbsp;</p><p>今ドロドロと雷が鳴ってきた。</p><p>風も冷たくなってきたからどうやら土砂降りが来る。</p><p>スマホの雨雲レーダーでは山ひとつ北側に線状降水帯。</p><p>今日四国で大雨を降らせた雲の眷属と見える。</p><p>せっせとガラス戸を締め鍵までかけて分厚い方のカーテンを引く。</p><p>おお。</p><p>激しい雨音。</p><p>&nbsp;</p><p>今はまだ夏の空気が居残っているから雷やむなし。</p><p>だいたい雷は夏に夕立とともに盛大に鳴るもので、からっと陽気なものや。</p><p>夜の雷はちょいと不気味やけどそれでも陰気な感じを受けない。</p><p>ガンガンと鳴って、稲光は上空を切り裂き、</p><p>雨がごうごうと降ればさっと止んで空を洗っていく。</p><p>夏の雨雷を、私はそんなに嫌いでもない。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし。</p><p>例外がある。</p><p>末娘が金沢に住んでいた時に冬に泊まったことがある。</p><p>しんしんと降り積もる湿った雪が真っ暗な空から際限なく落ちてくる。</p><p>北陸の雪は重い。</p><p>白い幕が下りてくるように降る。</p><p>その真っ暗な空の底からどろどろどろと低く雷が鳴る。</p><p>金沢は海が北側やから、北の海の向こうから何かが吠えているように鳴る。</p><p>稲光が、あろうことか空の低いあたりで、これも海を切り裂くように光るのである。</p><p>しかも際限がなくて、いつまでもいつまでも果て無く鳴り続ける。</p><p>&nbsp;</p><p>その陰気その不気味、筆舌に尽くしがたい。</p><p>太平洋側に育った私はこれには参った。</p><p>&nbsp;</p><p>金沢の冬は</p><p>一日のうちに雨冠のものが全種類降る。</p><p>これは末娘が金沢初めての冬に発した言葉やけどなかなか名言。</p><p>雨冠とは、雨、雪、霙、霰、雷。</p><p>全くなあ。</p><p>雷は、降らんやろ、と言ったら、金沢では雷も降るんだ。見ればわかる、と。</p><p>確かに低い空で鳴る雷は降るという表現がふさわしい。</p><p>&nbsp;</p><p>ところ変われば品変わる。</p><p>狭い日本も結構広い。</p><p>&nbsp;</p><p>だいぶん経ったけど冬になって金沢の雪景色の映像を見ると</p><p>綺麗やけど雷は嫌やったな、と、思い出す。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12532315353.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Oct 2019 00:05:58 +0900</pubDate>
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<title>男の世界</title>
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<![CDATA[ <p>土建業界は男社会である。</p><p>建築科の専攻には女子学生もいるのだが建築会社や土木工事の業界に</p><p>圧倒的に女子は少ない。</p><p>今時力仕事もないもんだが、まあ実際には力仕事はできませんとは言いにくい。</p><p>そんなこんなで現場を伴う建設の世界に女子は少ない。</p><p>女が混ざるとやりにくいこともあろうから、なかなか難しい。</p><p>でも、今日言いたいのは、建築現場に女子が少ないというような、そんな話ではないんだ。</p><p>福井県の関電の収賄の話。</p><p>&nbsp;</p><p>原発には巨額なお金が動く。</p><p>美味しい目をしたいアリさんがたかってくる。</p><p>アリにはアリ同士の競争があり、勝てば甘い蜜にむせぶことができるから</p><p>皆頑張る。</p><p>さてここに、そんな地元のアリさんたる土建屋さんから</p><p>町の助役を経由した迂回的贈賄が関電のエライ人にあった。</p><p>この助役さんは長く原発の誘致その他に力を尽くした人で発言力影響力は大きい。</p><p>この人の機嫌を損ねることは、業者にとっても電力会社にとっても得策ではないのである。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで贈収賄が当然のように行われて、税務署の知るところとなって明るみに出た。</p><p>私してない会社の金庫に入れたままで返すつもりやった、と、は、いかにも苦しすぎる。</p><p>それで、いくらもらったのか、何をもらったのかは、見てないから知らない、とか、</p><p>誰も信じないようなことを言って、それで通るとは思うまいが。</p><p>&nbsp;</p><p>目に浮かぶが必ず、業者、町の偉い人、関電のエライ人、の、三者は</p><p>折に触れて付き合いと称して集まって飲み食いし、</p><p>酌み交わしつつ目つきを卑しくして意思の疎通を図ったに違いない。</p><p>そして阿吽の呼吸でもって原発を招致し建設し運営して</p><p>三者ともにウィンウィンになったのであろう。</p><p>こういうのをウィンウィンというのよ？</p><p>うっとこの総理大臣が、つい先日、明らかにトランプに負けっぱなしやのにウィンウィンとか</p><p>言うてたがあれは間違い。</p><p>&nbsp;</p><p>こういうさ、料亭でにやにやしながら大方のことを決めて根回しと称し</p><p>表はきれいに取り繕って正々堂々入札しましたみたいな顔するの、</p><p>やめてくれへんかな。</p><p>そんな場には、女はなかなか入りにくい。</p><p>お姉さんのいるお店なんかに、女性社員や女性職員はいかにも不似合い。</p><p>土建関係に女がいたら都合が悪いという、しにくいという、</p><p>ほんまの理由はこの辺りやなかろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>会議室でなくて飲み屋で物事を決めてるなんか、女には理解できぬし不潔感が満載。</p><p>同席はまっぴらであろう。</p><p>&nbsp;</p><p>ま、邪推に過ぎないが、間違ってはいないだろうと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>はっきり言う。</p><p>男社会は、芯から腐りやすい。</p><p>女性は皆ご清潔や、などとは言わないが。</p><p>物事を決める中枢に女が半分入れば、</p><p>こんな不潔はだいぶん減るだろうと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>なんで正々堂々会議室で仕事しない。やましいからやろう。</p><p>一人一人の男はそうでもないのに集団グループになったら信じられない卑怯不潔に堕する</p><p>男の集団ていったい何。</p><p>&nbsp;</p><p>今だけ金だけ自分だけ、で、収賄して原発をこしらえ、</p><p>防災対策はケチってその分の利ザヤを稼いだつもりになり</p><p>災害で国土を汚し故郷を奪って、莫大な賠償を払う羽目になっても放射能の回収はできず</p><p>それでも、天災は想定外とか言って</p><p>経営者としての責任は取らなくていいような判決が出るなんて</p><p>おかしくないか。</p><p>&nbsp;</p><p>男社会は、あかん。</p><p>情けないこと限りなし。</p><p>さらに情けないことにこのウィンウィン集団は必ず国の原発族のえらいさんとつながっており</p><p>ここもまた男社会やから同じようなニヤニヤなあれこれを経て</p><p>ウィンウィンウィンになっていたに違いない。</p><p>この芋ずるはそこまで引っ張れないかもしれないが</p><p>そう間違ってはいないだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>ここにもまた男社会。</p><p>ええかげんにさらせ。</p><p>&nbsp;</p><p>男は、つるんで国を亡ぼす。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12530615196.html</link>
<pubDate>Sat, 28 Sep 2019 23:34:00 +0900</pubDate>
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<title>彼岸花</title>
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<![CDATA[ <p>母方の墓参に行ってきた。</p><p>ここは和歌山の北部で、高速道路から少し山側に行ったところにある。</p><p>少し山、といっても、実はけっこうな山の中だ。</p><p>戦前には棕櫚の木を大いに栽培して束子や棕櫚縄をたくさん拵えて</p><p>なかなかの産業だったという。</p><p>戦後も変わらず踏ん張れんば、</p><p>今では国産の棕櫚の箒などは上等品で、箒ともいえない値がついているから、</p><p>なかなか価値がある手工業品ができたはずだが</p><p>石油製品全盛のころにさっさと見切りをつけて棕櫚の栽培はすたれてしまった。</p><p>今そこここに残っている棕櫚の木は手入れが行き届かず、</p><p>とても良い品を作る材料にはならないのだそうな。</p><p>もう一度やってみようという動きはあるけれど、人口そのものが減ってしまった今となっては</p><p>先が明るいとは到底見えない。</p><p>&nbsp;</p><p>高速道路を外れて少し行けばもう全くの田舎道。</p><p>道沿いの集落には空き家が目立つ。</p><p>どこにでもある過疎の町の眺めである。</p><p>&nbsp;</p><p>他人事でなく祖母の家も長く空き家で</p><p>伯父が建てたうちが鉄筋なので朽ちないでいるのだが</p><p>先はどうしようかと頭を悩ませている。</p><p>伯父には息子がいるが、伯父は早くに妻と別れているので息子さんの姓が変わっている。</p><p>父方の田舎の面倒を見る筋合いがなくなっているのである。</p><p>行きがかりで私が墓守をしているが先は長くない。</p><p>母が存命のうちはどうにもならなかったが、その母ももういない。</p><p>そろそろ本気で向き合わねばならなくなってきている。</p><p>&nbsp;</p><p>山間の田の稲は穂が色づいて、畦の彼岸花の真紅との対比がまことに美しい。</p><p>赤い縁取りの田んぼに穂をたれる黄金色の稲。</p><p>今日は終日の晴天で真っ青な空。</p><p>田舎ながらも見事な眺めである。</p><p>&nbsp;</p><p>年に何度か走る道は四季折々の風情を見せて</p><p>これは墓参りの功徳かと思う。</p><p>祖父母も伯父も、私の知らないその前の人たちも</p><p>ここに眠っているのだけれど</p><p>墓石の前に立っても特段の感慨がない。</p><p>私にとって墓石は単なるモニュメントに過ぎず</p><p>私に語り掛ける何物の声も聞こえてこない。</p><p>なんとなしに、先だった人たちとのかすかなつながりを思うのみである。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、道の駅で買った竜胆とコスモスを手向ける。</p><p>伯父がコスモスを好きだったと母が言っていたから。</p><p>コスモスのふわふわしたピンクの花も</p><p>今日のような秋の空にはよく似合う。</p><p>&nbsp;</p><p>まったく墓参りに行くんだか遊山に行くんだか。</p><p>&nbsp;</p><p>道の駅で新鮮な野菜と、台所に使う束子を買って帰る。</p><p>この束子は地元の人が作ったもので、材料はおそらく輸入品であろうが、</p><p>使い勝手が実によろしくて汚れ落ちがいい。</p><p>そのあたりのドラッグストアで求めるよりも少し値が張るがさしたることはない。</p><p>水切れはよし、どこがちがうのか実に具合がいい。</p><p>羽振りがよかったころの母の故郷の町をしのぶ小さな土産である。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12530014706.html</link>
<pubDate>Thu, 26 Sep 2019 23:57:11 +0900</pubDate>
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<title>言葉の力を取り戻せ</title>
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<![CDATA[ <p>ペンは刀よりも強いとは言い古されて、でも最近はとんと耳にしない言葉。</p><p>昨日は国連総会でのトゥーンベリさんという少女の激しい怒りの言葉を聞いて</p><p>久しぶりにこの言葉を思い出した。</p><p>&nbsp;</p><p>彼女の言葉に力があったというのではない。</p><p>残念ながらむしろ逆やった。</p><p>聞いて伝わってきたのは、彼女の、憎悪ともいうべき激しい怒りであって、</p><p>現状を変えようと訴える力そのものではなかったから。</p><p>&nbsp;</p><p>もちろん正しいことを言っている。</p><p>それは間違いない。</p><p>この世界を将来へのよき遺産として残すよりも、金を生む資源として食い物にする大人世代に</p><p>怒りを抱くことももちろん正しい。</p><p>訴えかける言葉に耳を貸さない者を振り向かせるには、</p><p>憎悪を伴うような激しい怒りの言葉しかない。</p><p>&nbsp;</p><p>保育所落ちた日本死ね。</p><p>この言葉が話題になったのは、内容よりもむしろその言葉の激しさ汚さによってであった。</p><p>最初はその言葉の汚さの方を責める声がむしろ高かったと覚えている。</p><p>内容に目が向いたのはそのあとのことだった。</p><p>正しい意見だったのだ、初めから。</p><p>でもまっすぐな、穏やかな言葉を選んで訴えていたら、誰か耳を貸しただろうか。</p><p>私どもは皆、そのことにむしろ気が付かなければならない。</p><p>&nbsp;</p><p>正しいことをまっすぐに言う声は、たくさん発せられているのである。</p><p>むしろ多すぎて誰も真面目に聞かなくなってしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>年少のトゥーンベリさんの怒りを正面から取り上げた国連の英断に敬意を感じる。</p><p>子供を傀儡にしている黒幕がどうとかいう下衆の議論をしても仕方がないから考えない。</p><p>それにしても若い人が、あれほどに大人を憎悪を感じねばならないほどに</p><p>正論に耳を貸さないできた私たちの世代はいったい何だ。</p><p>正しい言葉に背を向けてきた大人は、いったい何だ。</p><p>&nbsp;</p><p>願わくは、まっすぐな言葉に耳を傾けて</p><p>言葉が本来持つ力を取り戻す、怒りや憎しみを伴わない言葉でやりとりができる、</p><p>そんな世界になりますように。</p><p>&nbsp;</p><p>翻って見渡すに、このところこの国の世間には</p><p>何の真実も伴わない空虚なただの言葉が満ち満ちている。</p><p>偉い人の言葉もその大半が嘘で</p><p>それが見え見えなので、偉い人が耳障りのいいことを言い連ねても少しも心に響かない。</p><p>そんなものを毎日見ている子供たちは</p><p>言葉の力を信じまい。真実を語ることを尊ぶまい。</p><p>&nbsp;</p><p>これほど寂しいことがあるだろうか。</p><p>取り返しは、つかないのかね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12529694928.html</link>
<pubDate>Thu, 26 Sep 2019 00:16:22 +0900</pubDate>
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<title>背中のボタンが留めにくい</title>
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<![CDATA[ <p>何か月かさぼっているうちに前に書いていたブログが閉鎖になってしまった。</p><p>移動するほどのことも書いていないからあっさり廃棄して</p><p>新しい場所で、同じネームで。</p><p>&nbsp;</p><p>さて三月に母が亡くなった。</p><p>90歳。天寿といっていいかもしれない。</p><p>ごく普通に自分の身の回りを自分でしながら暮らしていたが</p><p>ある夕方ふとと横になってお昼寝をしたら</p><p>この世に目覚めずにあちら側に目を覚ましていってしまった。</p><p>同じ屋根の下にいて母としょうもない話をしながら掃除機をかけていた私は</p><p>掃除を終えて、犬散歩に行ってくるわ、と、声をかけて</p><p>息をしていない母を見つけた。</p><p>&nbsp;</p><p>大動脈解離。</p><p>救急車で運び込まれた病院の先生が母にスキャンをかけてそう診断してくれた。</p><p>あっという間に亡くなってしまう症状だそうで</p><p>長い苦しみはないのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>それからお決まりのバタバタがあり</p><p>だんだんと母はうちからいなくなった。</p><p>葬儀一式は、人ひとりがいなくなることを、残ったものが実感していくための通過儀礼で</p><p>人は息が止まったからといってすぐにそこからいなくなるというわけのものでもないのである。</p><p>形式を踏んでいくうちにだんだんと、人は残った者の心のうちからいなくなってゆく。</p><p>&nbsp;</p><p>私は次第に一人でいることに慣れた。</p><p>毎日の仕事に変わりがあるわけではない。</p><p>ところがある日、後ろで止めるボタンのブラウスを着て、</p><p>おお、後ろのボタンを留めてくれる人がいないな、と、思った。</p><p>この何年か、左腕が後ろに回らないので、半分留めたボタンのままで下へ降りてきて</p><p>母に残りを留めてもらっていたのである。</p><p>&nbsp;</p><p>背中のボタンが、留めにくい（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>そっとお休み、という題の、とても艶っぽい歌で、</p><p>菅原洋一の歌がとても素晴らしい。</p><p>もちろん男女の間の歌で、（当たり前だ、老母では風情も何もない）</p><p>別れて後に、背開きの服を羽織って気が付くと</p><p>いつも背中のボタンを留めてくれたあなたはもういない、</p><p>今はいないあなたにおやすみなさいとつぶやく。</p><p>淡々と、でも寂しく、別れた人を思っている。</p><p>その間のあれこれを一切言わない。</p><p>けれどしみじみと情緒がある。</p><p>&nbsp;</p><p>当方は紛れもなく老母であるから風情が激減するが</p><p>相方がいなくなったには違いない。</p><p>背開きのブラウスを手に取るたびにちょっと苦笑してしまう。</p><p>着物の帯のお太鼓を結んでくれる人もいなくなって、これは実に難儀している。</p><p>これは左手が後ろに行かねば絶対にできないのである。</p><p>今時そういう人は少なくないから前で結ぶ着付け教室もちゃんとあって</p><p>腕が治るのを待ってはいられないからそこへ行って稽古するかと思っている。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなことで長いこと書けなかった。</p><p>ブログを書くのはいわば憂さ晴らしやけど</p><p>人の悪口を書くのでなければ害がない。</p><p>またぼちぼち書こうか。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p style="text-align: left;">&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/atosiranami/entry-12529355129.html</link>
<pubDate>Tue, 24 Sep 2019 22:47:27 +0900</pubDate>
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