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<title>dendelionのブログ</title>
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<description>ブログの説明を入力します。</description>
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<title>ロークに新しい仕事が</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」296ページ下段　より引用開始<br> <br>1週間が過ぎた。そんな頃のある晩、ロー区は自分に手紙が届いていることを知った。その手紙は、彼が閉ざした事務所宛だったものが、ニュー欲にすんでいたアパートに転送されて、そこからマイクの家に転送され、最後にロークのいるコネチカットに送ってくれたものだった。その手紙の封筒には、石油会社の住所が刻印されていたが、そんなものは、ロークにとって意味がない。ロークは、手紙を開く。読む。</p><p>「親愛なるローク氏へ。小生は、貴殿に連絡を取りたいと努力してまいりましたが、貴殿がどこにおられるかわかりません。すぐに、小生に連絡をしていただきたい。貴殿にとってもっとも簡便な方法で構いません。<br>貴殿が、あのファーゴ・ストアを設計した人物ならば、小生は、ぜひとも小生計画のエンライト・ハウスに関して貴殿と話し合いたく存じます。ロジャー・エンライト拝」</p><br><p>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816582039.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:49:01 +0900</pubDate>
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<title>ローク、ドミニクの別荘に行く</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」285ページ上段　より引用開始<br> <br>ドミニクは、その番、古くからの別荘管理人とその妻に、残っていてくれるように頼んだ。その夫妻のおずおずと遠慮がちに控えている姿は、ドミニクの別荘を封建領主のしろそっくりに見せる。7字に召使用の出入り口のベルが鳴るのが聞こえた。老婦人が、あの男を広々とした玄関ホールに案内してくる。ドミニクは、そのホールから始まる豪華な会談の踊場で立っている。</p><p>ドミニクは自分を見上げていながら近寄ってくるその男を見つめている。その姿勢が、入念に計算された故意にとったものであることを、その男がいぶかしく思うぐらいにたっぷりと長く、ドミニクはその姿勢をとっている。その男が、そのことを確信したその瞬間に、彼女はその姿勢を崩して、「こんばんは」と、言った。その声は、飾り気なく静かだった。</p><p>その男は挨拶を返さない。ただ、会釈しただけだ。男は度も肉の立っている場所に向かって階段を上がってくる。作業衣を着て、工具の入った鞄を提げている。その男の身のこなしは、彼女の別荘には、その磨きぬかれた階段には、凝ったいかめしい造りの手すりには、似つかわしくない。<br> <br>その身のこなしは、機敏で、ある種くつろいだ活力というものを発散している。ドミニクは、その男が自分の別荘において、不恰好にも釣り合わないように見えるだろうと期待していた。ところが、その男の周りで不恰好にも釣り合わないのは、この別荘なのだ。</p><p>ドミニクは片手を動かして、寝室のドアを示す。男は、素直に彼女の後に続く。<br>男は、素直に彼女の後に続く。寝室の中に入っても、その男は部屋の内部について気にも留めないように見える。まるで作業場に入っているような調子でいる。まっすぐに暖炉に向かって歩いていく。「そこにあるでしょ」と、ドミニクは大理石板を指差しながら言う。</p><p>男は何も言わない。膝をついて、かばんから細い金属製の楔を取り出して、大理石板の裂け目にその先端をあてている。それからハンマーを取り一撃する。大理石は、長く深く裂けて割れる。</p><p>男はドミニクをちらりと見上げる。それは、ドミニクが恐れていたまなざしだ。答えようにも応答できない笑いのまなざしだ。なぜならば、その笑いは目に見えるものではなく、単に感じられるものだったから。男は言う。<br>「さ、壊れた。取り替えなくてはなりませんね」</p><p>ドミニクは平静に訊ねる。<br>「これがどの種の大理石で、これと同じようなものをどこで注文したらいいか、あなた、わかる？」<br>「わかりますよ、フランコンのお嬢さん」<br>「じゃあ、そうして、これを取り外して」<br>「はい、お嬢さん」<br> <br>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816581491.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:48:22 +0900</pubDate>
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<title>ドミニクとローク</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」285ページ上段　より引用開始<br> <br>「こんにちは」と、ドミニクは、さりげなく言う。<br>男（ローク）はドリルを止める。<br>岩棚にもたれる。「こんにちは」と同じように答える。<br>「あなたのこと考えてたのよ、ずっと、」ドミニクは、柔らかに言ってから、一息おいて、こうつけ加える。彼女の声には、有無を言わせぬ強制的な招聘の調子がある。「私の家で処理されなければならない、いささか汚い死後tがあるからなの。あなた、余分にお金を稼ぎたい？」</p><p>「もちろんですよ、フランコンのお嬢さん」<br>「じゃあ、今夜、私の家まで来てくださる？召使用の出入り口に通ずる道が、リッジウッド通りから少し離れたところにあるわ。暖炉のところの大理石が壊れたのよ。修理してもらわなくてはならないわ。それを取り除いてもらって、新しいものに替えてもらいたいのよ」</p><p>ドミニクは、怒りと拒否の態度を期待していたのに、その男はこう訊ねる。<br>「何時に邪魔すればいいですか」<br>「7時。ここの賃金はいくらなの？」<br>「1時間62セント」<br>「確かに、それぐらいが妥当だわね。同じ割合で、お支払いするわ。私の家までの道はわかるかしら？」<br>「いいえ、、フランコンのお嬢さん」<br>「村の誰かに聞いて教えてもらって」<br>「かしこまりました、フランコンのお嬢さん」</p><br><p>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816577606.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:44:03 +0900</pubDate>
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<title>ドミニクは、ロークに遭遇す</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」277ページ上段　より引用開始</p><br><p>ドミニクは、採石場を見下ろす。彼女の目がある作業員のオレンジ色の髪の上に、止まる。その男は、頭を上げてドミニクを見つめていたから。</p><p>ドミニクは、じっと身動きもしないで立っている。ドミニクが最初に感じたのは、視覚的なものではなく、触覚的なものだった。それは自覚だった。目に見えるものを認識したという自覚ではなくて、顔ををぴしゃりとぶたれた自覚である。<br> <br>彼女は、片手をぎこちなく体から離した。手の指が、まるでそこに壁があるかのように、その壁に押し付けるかのように、宙に広げられた。その男が許すまで、自分は動くことができないのだと、ドミニクは感じたのだ。<br> <br>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816577054.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:43:28 +0900</pubDate>
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<title>ロークは、採石場で回想する</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」272ページ下段　より引用開始<br> <br>ロークは、この仕事が好きだ。自分の筋肉と花崗岩がレスリングの試合をしているかのように、この作業を感じるときが、ロークはままある。<br> <br>夜になるとひどく疲れを感じる。体が消耗しきって虚脱する感覚が、ロークは好きだ。</p><p>***中略***</p><p>ロークは、屋根の増したにある木造の狭い屋根裏部屋で眠る。ロークのベッドの上には、天井板が斜めにかかっている。雨が降ると、屋根に雨の水滴がぶつかる音が聞こえる。こんなにも、真近に、はっきりと雨が屋根を打つ音が聞こえるのに、自分の体に雨を感じないのはなぜか、理解するのに手間取ってしまう。</p><p>***中略***</p><p>ロークは、過ぎていく日々を思う。自分が手がけることができたはずの、自分がそうするべきであったはずの、たぶんもう再び手がける機会などない建物のことを考える。<br> <br>ロークは、冷たい距離のある好奇心で、心に抱えた自分お痛みを凝視する。巣の痛みは形となって彼の心に浮かぶというものではなかったが。<br> </p><p>ロークは、自分に言う。いいさ、また待つ時期が来た。今度の待ち時間はどれほど長くなるだろうとロークは考える。この苦しさと痛みと自分が戦っていることを眺めることは、ロークに奇妙な硬質な悦びを感じさせる。</p><p>それは明らかに自分の戦いであり、自分の苦しみなのに、ロークはそのことを忘れることさえできる。自分自身の痛みにさえ軽蔑の微笑を寝外科けることができる。それでいながら、ロークは自分が嘲笑している対象は、自分自身の苦闘だと意識していない。<br> <br>そんな瞬間はめったに来るものではなかったが、しかしそんなときが来ると、ロークは自分が採石場にいるように感じる。僕は、花崗岩にドリルを突き刺すのだ。岩を裂き粉砕するのだ。自己憐憫の感情を呼び起こす僕自身の中の何ものかを、僕は粉砕しなければならない。</p><br><p>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816576452.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:42:44 +0900</pubDate>
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<title>ローク、マイクに仕事を頼む</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」266ページ下段　より引用開始<br> <br>ロークは、事務所に歩いて戻った。製図道具や、事務所にあるいくつかの私物を集めた。それらは、たった一つの包みに、まとまった。ロークは腕の下にその包みを抱えた。事務所のドアの鍵をかけて、管理人に告げる。アパートまで歩いて帰り、包みを置いた。それから、マイク・ドニガンの家に出かけた。</p><p>「駄目だったか？」と、ロークを一目見て、マイクが言う。<br>「駄目だった」と、ロークは答える。<br>「何が起きた？」<br>「またいつか、話す」<br>「ろくでなしどもが！」<br>「マイク、気にしないで」<br>「じゃあ、事務所はどうなる？」</p><p>「事務所は閉じた」<br>「ずっとか」<br>「当分の間は」<br>「くそ、忌々しい連中だぜ、赤毛よお。ほんとにどうしようもない馬鹿ばかりだな！」<br>「いいんだ、仕事がいるんだ。マイク。助けてくれないか？」<br>「俺が？」<br>「ニューヨークの、こういった業界には、誰も知り合いがいないんだ。僕を助けてくれるような知り合いはいない。あんたは、知っているだろう、この業界の人なら」<br>「どの業界だ？何のことを言っている？」<br>「建築工事のさ。現場仕事のさ。前に僕がしていたみたいな」<br>「つまり、その工事現場の作業員ってことか？」<br>「そう、工事現場の作業員」<br>「あんた、頭がおかしくなってるぞ。大丈夫か？」<br>「やめてくれよ、マイク。仕事紹介してくれないか？」<br>「しかし、いったいなんで？設計事務所で聞こえのいい職につけるだろうが。できるって、わかっているだろう」<br>「その気がないんだ、マイク。もうしない」<br>「なんでだ？」<br>「もう、触りたくもないんだ。見たくもない。世間がしたいことをするのを手助けする仕事はしたくない」<br>「似たような線で、聞こえのいい汚れない職につけるだろうが」<br>「いずれは、聞こえのいい汚れない職を考えなければならなくなるだろうけど、今は考えたくない。そういうのはしたくない。僕がどこに行こうと、世間のやり方でしなくてはならないだろうからな。世間のことは考えないで済む仕事が欲しい」<br>「建築家は現場作業員の仕事はしないもんだ」<br>「ここにいる建築家ができるのは、それだけなんだ」</p><p>***中略***</p><p>「ないことはないぞ。あるぞ。前に言っただろ、俺が。理由を聞けよ。あんたがいる金ならば、あんたが仕事でできるまで・・・」「オースティン・ヘラーに言ったことを、あんたにも言うよ。金などくれたら、僕たちの友情はおしまいだ」<br>「なんでだよ？」<br>「マイク、議論はしない」</p><p>「しかしだ・・・」<br>「僕は助けてくれって、僕はあんたに本気で頼んでいる。そういう仕事が欲しいんだ。僕がかわいそうだなんて思うことはないよ。僕はそんなふうに自分のこと思ってないから」<br>「しかし、・・・しかし、なにが起きるかわからないぞ、赤毛よお」<br>「どこで何が起きるって」<br>「つまりさ・・・未来のことだけど」<br>「金が貯めたら、またもどってくる。さもなきゃ、その前に誰かが僕を呼びに来るさ」</p><p>***中略***</p><p>「現場監督にひとりが、今、ちょうどこの街に来ている。採石場で働いたことあるか？」<br>「一度ね、随分、昔のことだけど」<br>「そこならいいか？」<br>「もちろん」<br>「そいつに会ってくるよ。あんたの素性は言わないことにしようぜ。単に俺の友だちってことで。それでいいよな」<br>「ありがとう、マイク」<br>マイクは、コートに手を伸ばして、それから両手をだらりと落とした。床を見つめている。<br>「赤毛よお」<br>「これでいいんだ、マイク」</p><br><p>引用終わり<br> <br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816575901.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:42:00 +0900</pubDate>
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<title>ロークは設計変更を断る。</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」262ページ上段　より引用開始<br> <br>月曜日の午後遅く、電話が鳴った。ヴァイデュラーだった。「ロークさんですか？すぐにお越し願えませんか？電話では申し上げたくないものですから。すぐに、こちらにお越しください」<br>彼の声は、明るく陽気で、j輝かしいほどによい知らせを予告する響きだった。<br>***中略***<br>「やあ、ロークさん設計料はあなたのものですよ」と。<br>ロークは頭を下げた。数分の間は、ヴァイデュラーの言ったことを信じないほうが最上だ。<br>***中略***<br>「・・・で、設計はあなたにお任せすることになったわけですが、ひとつ小さい条件があります。」ロークは、その言葉を聞いた。<br>彼は頭取の顔を見る。<br>「ちいさな妥協ですよ。あなたが、それに同意して下されば、すぐに契約書を取り交わすことができます。」<br>***中略***<br>「ロークさん、お引き受けくださいますか、それともお断りになる？」<br>ロークは、頭を上げる。目を閉じる。<br>「お断りさせていただきます」</p><br><p>引用終わり</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816575209.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:41:17 +0900</pubDate>
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<title>ロークとキーティングと小切手</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」260ページ上段　より引用開始<br> <br>キーティングは、札入れを取り出して、あらかじめ署名してある1枚の小切手をそこから引っ張り出す。それを机の上に置く。その小切手には「ハワード・ローク宛・・・合計500ドル」とある。</p><p>「ありがとうピーター」と、ロークは、その小切手を受け取りながら言う。<br>それから、ロークは、その小切手を裏返しにして、万年筆を取り、それにこう書く。「ピーター・キーティング宛」と。それから署名して、その小切手をキーティングに渡す。<br>「ピーター、これは君江の僕からの賄賂さ。同じ目的で出すよ。絶対にこの件については黙っていてくれよ」と、ロークは、言う。</p><p>キーティングは、ぽかんとロークの顔を見つめる。ロークはこう言った。<br>「今僕が出せるのは、これがせいいっぱいだ。今のところは、君は僕に何も要求できないよ。しかし、将来、僕に金ができたら、どうか僕をゆすらないでくれと、僕の方が君に依頼することになる。はっきり言っておくが、君はそうできるよ。あの建物の設計に僕が関与したなんて誰にも知られたくないよ。僕は」</p><br><p>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816574489.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:40:40 +0900</pubDate>
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<title>ロークとキーティング</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」256ページ下段　より引用開始<br> <br>「やあ、ローク」と、ピーター・キーティングは言った。<br>ロークは目を開けた。キーティングが事務所に入ってきて微笑みながら彼の前に立っていた。<br>***中略***<br>キーティングは、ロークの目がうつろでもなく嘲笑的でもなく、ただ、怪訝そうな不思議そうな色をたたえているのに、気がつく。それは、ロークという人間にしたら、ある書の降伏に近いものだった。なぜならば、ロー口お言う人間は、彼の目の中の鉄のシートを落としたことがなかったっから。<br> <br>不思議そうな好奇心のあるような目など自身に許したことがなかったから。そのときのロークの目はどうしようもないなあと告げているようなまなざしだ。</p><p>「ねえ、ピーター。君の結うことを信じるよ。そんなこといっても、君に何の益もないことは僕にもわかる。それ以上のことだって僕にはわかる。君が僕に成功してもらいたくないと思っていることは、僕にはわかっている。いいんだ、僕は君を責めているわけではないから。いつだって、それはわかっているから。<br> <br>はさっき僕に言った。金だの何だのを、僕が手に入れるのは、君が望んでkることとは違う。なのに、君はそれを手にいtれるように僕に奨めている。とても真剣にね、もし僕が君の忠告に従えば、僕はそういうものを手に入れるだろうと君はわかっている。君が僕にあれこれ忠告するのは、僕に対する愛情からじゃない。<br> <br>なぜならば、それならば、君を怒らせはしないからな。そんなに怯えさせはしないからな・・・ピーター、僕が今の僕でいることで、君にとってさしつかえがあるとしたら、それは何だい？　」<br> <br>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816573938.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:40:09 +0900</pubDate>
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<title>ロークは賃貸料が払えない</title>
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<![CDATA[ <p>「水源」234ページ上段　より引用開始<br> <br>ロークは、待ちながら事務所の机についていた。朝に電話が一度鳴ったが、それは会いたいと言ってきたピーター・キーティングからのものだった。ロークは、実はすっかりキーティングののことは忘れてしまっていた。<br>彼は電話を待っている。ここ数週間ずっと、電話を心待ちしている。マンハッタン銀行ビルに提出した設計図に関して、いつでも結果を聞く用意ができている。</p><p>この事務所の賃貸料の支払い期日はとっくに過ぎていた。自分が住んでいるアパートの家賃の支払期日も過ぎて久しい。アパート代については気にしていなかった。<br>待ってくれと家主に頼めばいいだけのことだ。家主が待つのをやめたとしても、それはたいしたことではなかったろう。ｓいかし、事務所ノに関しては問題だった。<br> <br>賃貸料は待ってくれるようにビルの管理人には伝えてある。支払期限の延長について依頼したわけではなかった。単にあっさりと淡々と言っただけだ。家賃の支払いは遅れると。知らせたのはそれだけだと。<br> <br>管理人からの施しを自分は必要としたということ、その施しに大いに自分が頼ったということを自覚することは、彼の心の中では、その行為を物乞いであるように響かせた。それはひどい苦痛だった。そうだ、それはひどい苦痛だ、とロークは思う。しかし、だから、どうしたというのだ？それがどうしたというのか？<br> <br>引用終わり<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/aynrand/entry-10816573320.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 00:39:34 +0900</pubDate>
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