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<title>バベルの図書館</title>
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<description>～活字を読まないと眠れない人へ～</description>
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<title>銀のほのおの国</title>
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銀のほのおの国 (福音館文庫)/神沢 利子 「生きる事と自然の秩序の意味をつきつける和製ファンタジー」家に飾られたトナカイのはく製にむかって冗談でおまじないをいった主人公の少年と妹は、突然実態をあらわしたトナカイに引きずられ、別世界へとつれていかれます。そこはかつてトナカイが支配する平和な世界でしたが、今は青イヌが支配する殺伐とした世界になっていました。少年がおまじないで生き返らせたのは、かつてトナカイの王国「銀のほのおを国」を支配していたはやて。かれは青イヌの策略で一度命を失いましたが、少年の
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<dc:date>2011-02-12T23:48:46+09:00</dc:date>
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<title>君主論</title>
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君主論 (講談社学術文庫)/マキアヴェリ 「深く強烈な実用書」都市国家が乱立し、教皇派、皇帝派が対立し、イスラム圏の脅威もぬぐい去れないルネサンス期のイタリアは、壮麗な文芸が勃興したのとは対照的に、権謀術数ひしめく薄暗い世の中でした。そんな時代の中、フィレンツェの外交官だったマキャベリが記したのがこの作品です。もともとリウィウス論で知られるように共和主義者と考えられていたマキャベリですがこの作品では徹底して専制君主のあるべき姿を、故事を引用しながら論じています。本を書いた理由がメディチ家への就職
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<title>数えずの井戸</title>
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数えずの井戸/京極 夏彦「怪談の域を超えた京極版皿屋敷」怪談を様々な解釈で文学へと昇華させる事にかけては、古今においても天才と呼ぶにふさわしい京極先生。 今回もやってくれました。 番町皿屋敷という有名な怪談を、江戸の情緒と番町の闇、様々な人間心理を織り交ぜながら もはや完全オリジナルと呼べるほどの作品にしたてあげています。登場人物の一人称による心情の告白という形態をとりながら、徐々に佳境に近づいていく様は 静けさが漂う雰囲気にも関わらず何故か鼓動が速くなってしまいます。 そして実際の皿屋敷は、番
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<title>１９８４年</title>
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一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)/ジョージ・オーウェル 「自由であるべきか、支配されるべきなのか」ビッグブラザーというディストピアのシンボルを生み出したこの小説は、人間の尊厳、社会制度と幸福、言論と自由といった重く深い問題を、自由主義・資本主義という一つの答えが出たかに見える現代社会に対しても投げかけているように思います。党が全てを監視する小説中の社会は暗く、失笑してしまうほどのプロパガンダにあふれ、歴史は改ざんされ、生活レベルも徐々に後退していきますが、決して体制が倒れる事は無く淡
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<title>不撓不屈</title>
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不撓不屈〈上〉 (新潮文庫)/高杉 良 「信念の昭和人」最近検察による証拠改ざん事件が世の中を騒がしていますが、権力との戦いというとまずこの本を思い出してしまいます。自らの税制・会計解釈を「税とは、会計とは」という理念から実用に昇華させ、その筋金入りの碩学をもって、彼を貶めようとする国税の高級官僚をも論破した飯塚氏は、怨念ともいえる仕打ちで国家から訴訟を起こされます。 部下が捕まり、客も離れ、完全に追い詰められた状況でも決して信念を曲げず、最後は自分を支持する有力者たちも巻き込んで裁判に勝利する
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<dc:date>2010-10-13T18:12:28+09:00</dc:date>
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<title>これから正義の話をしよう</title>
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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル 「力こそ正義」、この価値観に一石を投じるのか」哲学書がベストセラーということで、哲学好きとして手に取ってみました。「力こそ正義だ」という有名なアニメのセリフがありますが、歴史上もっともそれを体現した アメリカという国が、イラク・アフガン、サブプライム、新興国の台頭でその正義が揺らいできた今、 タイムリーにこの本が脚光をあびるという状況に興味を抱かざるを得ません。 ただアメリカだけでなく、道徳から正義を、共同体的意識
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<title>シャーロックホームズの冒険</title>
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シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)/アーサー・コナン・ドイル 「稀代の名探偵、ヴィクトリア朝のイギリスを疾走する」このブログを始めてずいぶんたちますが、自分が最も好きな作品の一つについて書き忘れていることに気付きました。それは推理力、ストイックな雰囲気、人気、相方との掛け合い、どれをとっても史上最高の探偵と言ってよいシャーロックホームズシリーズです。昔私がロンドンに住んでいた時、最初の住所をベーカー街にしたのもホームズ好きという理由だったことをうっかり忘れていました。（ホームズ博物館
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<title>バカヤロー経済学</title>
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バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)/竹内 薫「バカヤローな権力者とマスコミにつける薬」日銀が追加金融緩和を行いましたが、失望で結局円は先週の水準に戻りつつあります。 そもそもお金が余って行き場が無く、国債が買われている状況でさらにお金を増やしても市中の金融機関は困ってしまうでしょう。また今回程度の緩和では、欧米の強烈な緩和策の前には殆ど意味を成さないといえます。 本当に円安にしたければ、もっと苛烈な緩和策＋為替介入（これは財務省の管轄ですが）くらいの事をしないと市場は反応しないと思いますし（リ
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<title>マタタビ潔子の猫魂</title>
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マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)/朱野帰子「小さき者の放つカタルシス」第4回のダヴィンチ文学賞を受賞した作品ですが、私は京極さんを初め、妖怪物が結構好きなため手にとってみました。さえない独身派遣社員の潔子は実は血筋から憑き物を引き寄せる力を持った一族の唯一の末裔であり、その飼い猫は聖武天皇の時代から潔子の先祖に憑きながら悪霊を退治をし、その魂を食らうことで生きながらえてきた猫魂です。潔子は職場では疎まれ、浮いた話もなく、もんもんと怪しいスピリチャルカウンセラーの言葉を支え
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<title>パラドックス大全</title>
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パラドックス大全/ウィリアム・パウンドストーン 「思考実験で時には脳をフル回転させよう」前回推理小説を紹介したのですが、推理について考えていたところ、パラドックスに行き着いてしまったためこの作品を紹介する事にしました。パラドックスの解釈はいろいろとあるのですが、wikiの解説が非常にすっきりとしていたので紹介したいと思います。「正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す。」よく知られている物には嘘つきクレタ人の話や、アキレスと亀のゼノンのパラドックス、シュ
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<dc:date>2010-08-09T10:30:55+09:00</dc:date>
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