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<title>オリジナル小説執筆中 by ぴえる</title>
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<description>オリジナル小説を書いています。ジャンルはファンタジーものや学園ものなどです。</description>
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<title>LAST SONG</title>
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<![CDATA[ 彼女がこの世を去ってから5年が経った。<br>10年前の明日、8月13日。あの日埋めたタイムカプセル――10年後にまた3人でここでと約束したタイムカプセル――あいつはまだ覚えているだろうか。<br><br><br>俺は源雄平(みなもとゆうへい)。中小企業で働くごく普通の22歳。<br>ガキの頃、俺は親友と呼べる気の合う友人と、初恋の相手とよくつるんでいた。<br>それも今では昔の話。今じゃもう立派――とはいえないが社会人だ。<br>明日はその友人たちと埋めたタイムカプセルの約束の日にあたる。<br>でも誰も来ないかもしれない。親友だったはずのやつとは高校の頃に付き合う友人のグループが変わってからほとんど会ってないし、初恋の彼女は――もうこの世にはいないんだから。<br>それでも、たとえ一人でも、俺は掘り返しに行くんだ。<br>あの日埋めたのはただのモノじゃない。思い出と記憶までそこに忘れてきてるんだから。<br><br><br>12日の夜、寝つけなかった俺はギターを弾いていた。<br>昔はよく3人で弾いてプチ演奏会をしていた。<br>いつか3人でデビューしようぜ！なんてことも言っていた気もする。<br>それも今じゃ叶わない夢だ。<br>急に虚しくなった俺は、ギターを置いて眠りについた。<br>13日の朝、いつものように起きて仕事に出かける。いたって普通の朝だ。<br>そして普通に仕事を終えた俺はあの日約束した裏山の大きな木の下に向かった。<br>日も暮れてきて薄気味悪い山の中を進んでいく。<br>すると、そこには先客がいた。<br>「藤井…？」<br>俺はその先客の名前を呼んだ。<br>「…源。」<br>「お前も来たんだな。来ないかと思ったよ。」<br>「そっちこそ来ないと思ってたよ。もうユイのことなんか忘れてるかと。」<br>「…忘れられるかよ。お前だってそうだろ？」<br>「…あぁ。そうだな。」<br><br><br>10年前の今日のこと――<br>「よーし！各自埋めるものは持ってきたか！？」<br>「おうよ！ゲンちゃんこそぬかりないかい？」<br>「たりめーよ！ユイはオッケーか？」<br>「うん。ちゃんと持ってきたよ。」<br>「じゃあここに埋めるぞ。テル、そこのスコップ取ってくれ。」<br>「ほいほい。じゃあ掘るか。ユイ、これ持っててくれ。」<br>そう言って俺たちはユイに持ってきたものを預けて地面を掘っていく。<br>「よし、じゃあこの中に入れてくれ。」<br>各々が未来への荷物をつめた銀色の缶ケースが埋められる。<br>「源雄平、藤井照彦(ふじいてるひこ)、鈴原唯(すずはらゆい)、俺たちの友情をここに保存する！10年後の今日、またここで3人で掘り返そう！約束だ！」<br>「おう！」「うん！」<br><br><br>――「お前は今何してんだ？」<br>久々に会った友人に言う定番のセリフを言ってみた。<br>「普通にサラリーマンだよ。お前は？」<br>「俺もだ。あの頃は俺は特別だ！って思ったりしてたけどな。今じゃ平々凡々だ。」<br>「でもその平々凡々すら出来ない人間だっているんだよな。」<br>「…ユイのことか。」<br>5年前に亡くなった鈴原唯という俺たちの大切な人。<br>「3人で掘り返すって約束したのにな。どうしてこうなっちまったんだろうな。」<br>ユイの死因は病死だった。ある日突然倒れたっきり目を覚ますことはなかった。<br>だから俺たちはユイに別れを告げることすら出来なかった。<br>「とりあえずさ、掘り返そうぜ。」<br>「そうだな。テル、スコップ取ってくれ。」<br>「ほいほい。…！なんかこんなやりとり前にもあった気がする。」<br>「思ったより何も変わってないのかもな。テル。」<br>地面を掘りながら俺はつぶやいた。<br>「懐かしいな。ゲンちゃん。」<br>いつしかあだ名で呼ばなくなっていた。<br>なのに今、自然にそう呼んでいたんだ。<br>カツン。スコップが何かに当たる。<br>「おっ、あったあった。」<br>地面から銀色の箱を取り出す。<br>「じゃあ開けるぞ。」<br>ゆっくりとその蓋を開けた。<br>そこには5つの手紙と小さなケースがあった。<br>「これは…それぞれが書いた10年後の自分への手紙か。俺は…車の免許取った？だってさ。もっとマシなこと書けっつーの。」<br>テルが笑いながら言う。<br>「俺も似たようなもんだな。お酒おいしい？だって。」<br>俺も笑いながら言う。<br>「ユイはなんて書いたんだろうな。」<br>「見てみるか。」<br>そう言って俺たちはユイの手紙を開いた。<br><br><br>――10年後の私へ。あなたは今幸せですか？私は今とても幸せです。なぜならゲンちゃんとテルといつも一緒にいられるからです。この幸せは今でも続いていますか？――<br><br><br>さっきまでの笑い声は消えて、代わりに二人分の嗚咽が響いた。<br>「なに泣いてんだよ。」<br>「お前だって。」<br>嗚咽を押し殺して詰り合う。<br>「あとのやつはなんだろう？」<br>残り2つの紙と1つのケースを取り出した。<br>1つ目の紙を開いてみる。<br><br>THRII<br><br>大きくそう書かれた紙だった。<br>「これ俺が書いたやつだ。3人のバンド名。」<br>「スリーって書きたかったのか？スペル間違ってるけど。」<br>テルがそう言って笑い飛ばす。<br>そしてもう1枚の紙を開く。<br>「これ…」<br>それは楽譜だった。<br>「これテルが書いたの？」<br>「いや、俺じゃない。」<br>「じゃあユイか。お前が入れたのはそのケースってことだよな？何が入ってんの？」<br>「これか？これは…」<br>そう言ってケースを開くとそこにはギターのピックがあった。3つ。<br>「3人でデビューするの夢だったからさ。まぁもう叶わないけど。」<br>「…俺たちみんな考えてることは同じだったんだな。」<br>「そうだな。」<br>「なぁ、テル。その夢叶えないか？」<br>「お前何言ってんだよ。ユイはもう…」<br>自分でも何を言ってるのかわからなかった。それでも俺は…<br>「お前まだギター好きなんだろ？俺もだ。二人でさ、いや、ユイも含めて3人で、やろう。」<br>「どうやってだよ。」<br>「ユイの残してくれたもの…その楽譜。それ練習しよう。」<br>「わかった。じゃあ週末に練習しよう。それまでに俺が歌詞をつけとくから。」<br>その日はそこで解散した。<br><br><br>週末ギターを持って同じ木の下にやって来た俺たちは練習を始めた。<br>昔みたいにじゃれ合いながら練習した。<br>ユイの楽譜が俺たちの時間を取り戻してくれた。<br><br><br>1年後俺たちのCDがショップに並んだ。<br><br>THRII 1stシングル「LAST SONG」<br><br>他人には意味のわからない最初のLAST SONGだ。<br>よく聞かれる質問が「2人なのになんでスリー？」「1stシングルなのになんでLAST？」<br>俺たちは決まってこう答えた。<br>「気まぐれですよ。」 <br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10951073689.html</link>
<pubDate>Tue, 12 Jul 2011 09:01:18 +0900</pubDate>
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<title>第1話 勇者の旅立ち</title>
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<![CDATA[ 僕は勇者。今から魔王との最終決戦なんだ。<br>「魔王よ。これを見よ！」<br>そう言って僕はあるものを突き出す。<br>「あんたねえ…」<br>フッフッフッ。どうやら僕の勝ちのようだな。<br>「同級生の女の子にエロ本突きつけてくるってどうゆう神経してんの！」<br>へ？恐る恐る自分の突き出したものを確認する。<br>「うわああああ！！！こっこれは！違うんだ！」<br>そこには僕の『秘蔵の本』があった。<br>「だいたい魔王って何よ！なんであたしが悪役にされてるわけ！？あんたが悪いんでしょうが！」<br><br><br>魔王が何やらネタバレをしてきたので改めて状況を確認しておこう。<br>僕は勇者――ではなく天童健(てんどうたける)。高2だ。<br>目の前にいる魔王――もとい金沢優香(かなざわゆうか)は僕の幼馴染だ。<br>なぜ最終決戦が勃発しているか簡単に説明すると、僕が彼女のノートに水をこぼしてしまい、彼女に代わりのノートを突き出そうとしたのだ。<br><br><br>「まぁいいわ。」<br>「え！いいの！？」<br>予想外のお許しに歓喜する僕。<br>「ノートの件はね。高いもんじゃないしさ。」<br>「ありがとう優香。ホントごめん！」<br>「あんたも反省してるみたいだし。でも…これは別件になるから覚悟しなさい。」<br>そう言って『秘蔵の本』を指さす優香。<br>「うう…だからそれは…」<br>泣きそうだ。<br>「言い訳はいいわ。女の子に向かってこんなもの突きつけといてタダで済むなんて思ってないわよね？」<br>怖い。恐ろしい。やはり魔王と戦うにはレベルが足りなさすぎたのか。ここはシラを切るしかない。<br>「いやーそんなもの僕は持っていなかったけどー」<br>「あっそう。じゃあ燃やしてもいいわよね？」<br>ライターを点火する魔王。それを見た勇者の反応は、<br>「ぎゃああああああああああああああ！！！やめてええええええ！！！」<br>「うっさいわねー。じゃあ選ばせてあげる。燃やされるのと明日から学校でエロ本マニアってあだ名がつくのどっちがいい？」<br>「燃やしてください。」<br>即答してしまった。そして僕の『宝』は消えていった。<br>まぁまだまだあるけどね！<br><br><br>「ねえ健。あんたの家行ってもいい？」<br>急にそんなことを言う優香。今日は親が出かけてていないから問題なしだ。<br>「いいよ。親いないし。」<br>「そう。じゃあ行こう。」<br>なぜ急にそんなことを言ったのかわからないまま僕の家に来た。<br>「僕の部屋に行っててよ。お茶入れてくからさ。」<br>「わかったわ。」<br>さっきの険悪さはどこにも感じられないほどの普通の状況だ。<br>しばらくして僕がお茶を持って部屋に入ると、優香が待ち構えていた。<br>「ちょっとここに正座なさい。」<br>「はい…」<br>大人しく従う僕。僕の前にはうず高く『宝』が積まれていた。<br>「まさかこんなにあるとはね…」<br>優香がうちに来たいって言ったのはこのためだったのか！<br>「これも全部燃やすわよ。」<br>そう言って炎属性の攻撃をしかけようとする。<br>『GAME OVER』の文字が僕の頭の中に表示された。<br>「あら？抵抗しないの？」<br>越えられないレベル差があるのをわかっていてそんなことを言う魔王。<br>それでも勇者は戦わなきゃいけないんだ。<br>「やめろおおおお！！！」<br>「ヤだ。」<br>勇者の攻撃は見事にかわされ、魔王の攻撃で一撃で沈んだ。<br>さようなら。僕の『宝』よ。 <br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10942071550.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Jul 2011 12:56:09 +0900</pubDate>
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<title>第6章 決別</title>
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<![CDATA[ もう負けるわけにはいかないんだ。<br>「神風(クイック)！落雷(フォール)！」<br>俺はこの数日間をすべて修行に充てていた。<br>「地を這う雷(スネークサンダー)！」<br>今までに手に入れたチカラ――風・雷・大地を組み合わせることで編み出した技だ。<br>「これなら…これなら勝てる…！」<br><br><br>「勝機がねぇ…」<br>――あの後俺は抵抗することも出来ずに気絶していた。<br>「その程度のチカラなら殺す価値もないな。あぁそうだ。こっちの女は預かっておこう。」<br>目を覚ますとそこには咲――霧谷さんの姿も、例の男の姿も、マンダスの姿もなかった。<br>自分にチカラがないせいで世界も、仲間も護れなかった。<br>だが俺は死んでいない。生きているんだ。まだやれることはある。<br>それから俺は休むこともなく修行に励んだ。そしていくつかの技を編み出した。<br><br><br>ピピピっ…腕時計が鳴り響く。<br>俺はすぐさま目的地に向かった。<br>マンダスを倒せば例の男がまた現れると信じて。<br><br><br>現れたマンダスはやはりあのときの鎧男だった。<br>こいつを倒せばヤツが現れる…<br>「ソウルカリバー！SET！」<br>鎧男は振り上げた拳で地面を殴りつけた。<br>「クイック！」<br>高速移動で相手の背後に回り込む。さっきまで俺の立っていた場所には大きな地割れが起きていた。<br>「フォール！」<br>そのまま飛び上がって鎧男の頭上から串刺しにした。<br>ガシャン。鎧がバラバラになる。<br>元に戻ろうとする鎧にすぐさま次の攻撃を仕掛ける。<br>「アウェイク！」<br>鎧の破片はさらに砕かれ浄化した――<br>しかしそこにはエレメントは現れなかった。<br>「どういうことだ…？これはマンダスじゃなかったってことか…？」<br>「その通りだ。お前が倒したのは単なる鎧にすぎん。」<br>振り向くと後ろには例の男がいた。<br>「てってめぇー！咲を返せ！」<br>「あの子なら無事だ。安心しろ。だが返すことは出来ない。」<br>「わかった。なら力ずくで奪い返すだけだ！」<br>そう言って俺は男に切りかかる。<br>しかし俺の前から男は消え、すでに背後に来ていた。<br>「遅いな。」<br>そう言って俺に向かってハイキック――<br>「へっ。クイック！」<br>ハイキックをかわして今度は俺が男の背後に回った。<br>「もうアンタの速さには慣れちまったよ。これで形勢逆転…だな。」<br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10941184283.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Jul 2011 16:25:03 +0900</pubDate>
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<title>第5章 宿敵</title>
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<![CDATA[ 「くそっ…！勝機がねぇ…！」<br>ボロボロになり、立っているのが精一杯な俺。<br>その横で倒れている霧谷さん。<br>「どうした小僧。それっぽっちのチカラでまだ戦おうとするわけではあるまい。」<br>そして俺の前で傷一つなく悠然と語りかける男。<br><br><br>2度目の戦いを終えた俺は、ほとんど休むことも許されないまま次の浄化に取り掛かっていた。<br>俺と霧谷さんの目の前に突如俺たちより一回り大きいくらいの前身鎧男が現れた。<br>「ソウルカリバー！SET！」<br>両手で持った大きな剣を鎧男に向かって振り下ろす。<br>ガコン。鎧男は抵抗も出来ないままその片腕が地面に落ちていく。<br>しかし俺は呆然としてしまっていた。切ったのではない――落としただけだったのだ。<br>そう。そこには実体はなく、鎧だけが落ちていて――動いていた。<br>呆然とする俺の横で鎧男は落ちた腕を拾い――装着した。<br>がむしゃらに切りつけ続ける俺。しかしどんなに切られても鎧は元通り修理されていく。<br>新しいチカラを使うしかない。そう思った俺は呪文を詠唱した。<br>「大地の怒り(アウェイク)！」<br>鎧男の地面から無数の土の槍が現れる――と同時に目の前に奇妙な紋章と一人の男が現れ、鎧男を助けた。<br>「…誰だ！？」<br>俺が聞くとその男はゆっくりと低い声でこう言った。<br>「小僧。お前がゼロツーと組んでマンダスを浄化しているというガキだな？」<br>「ゼロ…ツー？」<br>隣で鋭い目で男を睨みつける霧谷さんに気づかないまま俺は聞きなれない単語を繰り返した。<br>「そうか。今は…霧谷咲…と名乗っているんだったか。」<br>ハっと大きく目を開く俺を、不敵な笑みを浮かべながら男は続けた。<br>「その女…そいつは私の部下でな。マンダス製造の第一人者だ。コードネームはゼロツー。わかるか小僧？」<br>困惑しながらも、俺は自身の説得の意味も含めて言い返した。<br>「…嘘だ…彼女はマンダスを浄化しようとしているんだぞ！？マンダスを作ったやつが浄化なんて――」<br>「もしも浄化――という行為も研究の一環だったら？」<br>男の言った最悪の展開に俺は何も言い返せない。<br>「…やめろ…。」<br>ずっと黙っていた彼女が口を開いた。<br>「私はマンダスなど…マンダスなど…作ってなん――」<br>彼女がしゃべり終わる前に、男はまるで瞬間移動をしたように彼女の目の前に現れ、彼女の顔面にハイキックを喰らわせた。彼女は大きく吹き飛ばされ気を失った。<br>「咲！！！！！」<br>とっさに俺は名前を呼んだ。<br>「上司の前でしゃべんじゃねぇよ。」<br>そう言い捨てる男に俺は何も考えずに突っ込んでいった。<br>「うおぉおおおお！！」<br>思い切り剣を振り下ろすが、男はまたもや瞬間移動で俺の背後に移動していた。<br>「おいおい。調子乗ってんじゃねぇぞ。」<br>振り返ると腹にミドルキックが炸裂する。<br>「ぐふぅ…！」<br>それでも俺は再度切りかかる。が、何度やってもやつからは一方的に反撃を受けるだけだった。<br><br>「くそっ…！勝機がねぇ…！」<br>圧倒的なチカラの前で俺は何も出来なかった。<br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10940206467.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Jul 2011 17:35:45 +0900</pubDate>
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<title>第4章 決着</title>
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<![CDATA[ 攻撃がまるで効いていない。そんな絶望的状況に呆然と立ち尽くす俺に、本体から容赦ない攻撃が繰り出される。<br>衛星の光線とは比べ物にならない大きさのレーザーが直撃――<br>は免れたようだ。どうやら霧谷さんが俺を突き飛ばして助けてくれたらしい。俺に覆いかぶさるように二人で地面に横たわっていた。 <br>「あなた死にたいの？戦闘中に気を抜くなんて…」<br>小声で、胸に突き刺さるような声で彼女は言う。<br>「わ…悪い。でもあいつ…攻撃が効いてないみたいなんだ…どうすれば…」<br>情けない声で彼女にすがる俺。カッコ悪いにもほどがある。<br>「斬撃だけが攻撃じゃないはずよ。少しは頭を使いなさい。あなた頭悪いの？」<br>良くはないさ。でも悪くなんてない。仮にも有名進学校に通ってるんだぜ。<br>何か弱点があるはずだ。頭をフル回転させて考える。おそらく攻撃が効いていないのではなく、一発が小さすぎて打ち消されているんだろう。だったらどうにかして一発の重い攻撃を――ポツポツ――雨だ。雨が降ってきた。<br>雨――電撃――これだ！<br>「霧谷さん。槍って大量に出せる？」<br>「えぇ。数十本なら可能。何か作戦があるようね。協力するわ。」<br>「奴の周りを囲むように大量に槍を突き立ててくれ。」<br>「いいわ。銀の牙(シルバーファング)！」<br>彼女の詠唱と共にマンダスの頭上から槍の雨が降り注ぐ。<br>たちまちマンダスの周囲に槍のバリケードが構成された。<br>「これでいいかしら？」<br>「あぁ。十分だ。」<br>天候は雨。中心に向かってそびえたつ大量の槍。<br>「サンダーブロウ！SET！おらおらおら！」<br>俺は狂ったように剣を振り回し、いくつもの斬撃を飛ばす。<br>だがその狙いはマンダスではない。<br>そう。斬撃の先にあるのは槍。斬撃を受けた槍が次々と電気を帯びていく。<br>すべての槍が電気を帯びたところで俺はマンダス目掛けて剣を投げつけた。<br>「しっかり浴びろよ！」<br>中心に放られた剣に対して、周囲のいくつもの槍から一斉に電撃が放出される。<br>計り知れないほどの電撃がマンダスを貫いた。<br>ゴゴゴ…マンダスはうなりを上げて消えていった。<br>「ハァ…ハァ…やったか。」<br>安堵に包まれた俺はその場に腰を落とした。<br>「さすがね。どうやらあなたを選んだのは間違ってなかったようね。」<br>霧谷さんが近づいてきて言った。そして無言で何かを指さした。<br>その先には緑色に輝くエレメントがあった。<br>俺も無言でエレメントに向かって指輪をかかげるとエレメントは静かに指輪に吸い込まれていった。<br>「今度はどんなチカラだろう。」<br>ボソッとつぶやいたが霧谷さんの反応はなかった。<br>辺りはすっかり暗くなっていて、いつの間にか雨も止んでいた。<br>「また戦闘で会いましょう。」<br>そんな台詞を残して彼女は去って行った。<br>慣れない戦闘で酷く疲れた俺は気を抜いたら今にも寝てしまいそうだったので足早に帰宅した。<br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10939356037.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jun 2011 20:04:35 +0900</pubDate>
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<title>第3章 新しいチカラ</title>
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<![CDATA[ 朝7時。目覚ましが鳴り、それを止めて二度寝。<br>朝7時30分。遅刻ギリギリに慌てて家を出る。<br>朝8時30分。朝のホームルームに滑り込みセーフ。<br>昨日のことが嘘のような日常がやってくる。<br>夢だったんじゃないかとしか思えないが、このポケットには確かにあの銀色の指輪がある。なんだったんだろう。<br>「おいおい、どうしたんだよ？悩んでるなんてらしくないじゃん。」<br>と放課後一番に声をかけてくるのは悪友の桜木友輝。 <br>「あーいや。別に。」<br>「今日カラオケ行こうぜ。」<br>「悪い。パス。」<br>「やっぱなんかあんじゃねーか。」<br>「なんもねーよ。じゃーな。」<br>そう言って学校を出る。すると腕時計が鳴った。<br>盤面に地図が表示される。意外にハイテクだな。<br>地図上に赤い点がある。おそらくこれがマンダスの位置を表してるんだろう。<br>幸い目的地まではここから15分ほどだ。俺は急いで向かった。<br><br>目的地に着くとすでに霧谷さんの姿があった。しかし、マンダスらしき怪物の姿は見当たらなかった。<br>「霧谷さん。マンダスは？」<br>駆け寄って彼女に問いかける。<br>「咲でいいわ。マンダスはまだ具現化されていない。」<br>咲ねぇ。女の子とこうやって話すのも実に数年ぶりで恥ずかしいし、そんな勇気はない。<br>それよりももっと聞きたいことがある。<br>「具現化…って？」<br>「マンダスは生まれたときはまだ可視出来ない。人の欲望を餌として成長すると具現化される。」<br>漫画やらアニメやらでありそうな設定だ。そこで俺はふと思った。<br>「成長する前に浄化することは出来ないのか？」<br>誰もが思うことだろう。敵の成長やら変身やらを指を咥えて見てることが出来るのなんて、戦隊ものの特撮ヒーローだけだろう。<br>「見えない敵をどうやって倒すつもり？」<br>「もっともだ。」<br>当然のような答えで俺の思いは打ち砕かれる。<br>『待てるヒーロー』に対して尊敬の眼差しを向けていると不意に指輪が光った。<br>「…来る。」<br>次の瞬間、俺たちの目の前に、黒くて巨大な丸い物体が現れた。その周りには小さな丸い球が10個、まるで衛星のように飛び回っている。<br>先にしかけてきたのは敵の方だった。小さい方の球――衛星から光線が放たれる。<br>「ソウルカリバー！SET！」<br>光線を剣で弾き、光線を放ってきた衛星に直進する。<br>「喰らえ！」<br>大きく剣を振りかぶると両サイドから光線が向かってきていた。<br>「くっ…！」<br>攻撃態勢に入っている今の状態からでは回避は間に合わない。<br>「防護壁(ウォール)！」<br>霧谷さんの詠唱と同時に俺の周りに透明な膜が張られる。<br>その膜に光線は反射され、俺は窮地を逃れた。<br>「サンキュー。」<br>一言つぶやいてからそのままさっきの衛星に切りかかる。<br>ズシャッ。衛星は消滅した。しかし、まだ1つ目。残り9つだ。<br>間髪入れずに光線が襲い掛かってくる。バックステップでかわして攻略法を考える。<br>――敵の遠隔攻撃に対して接近は危険だろう。この剣以外に何かチカラは…<br>そうだ。エレメントで得た新しいチカラがあるじゃないか。一体どんなチカラだろう。効果はわからないが、昨日同様唱え方はなぜだか知っている。<br>「風雷(サンダーブロウ)！SET！」<br>唱えると同時に両手の剣が電撃と風を帯びた。<br>「せりゃー！」<br>剣を横に薙ぎ払うと電撃を帯びた斬撃が飛んでいく。<br>飛んでくる光線を掻き消して斬撃が衛星を破壊する。<br>別の衛星から再び光線が放たれる。しかしそれは俺の方向には射出されなかった。<br>光線の先にいるのは霧谷さんだ。<br>「危ない！」<br>「ウォール！」<br>光線を弾く膜が彼女を護った。<br>「私なら大丈夫。防御系スキルなら唱えられる。でも私は攻撃スキルは使えない。だから倒すのはあなた。」<br>彼女の言葉にうなずいて、俺は斬撃で次々と衛星を破壊していく。<br>「これでラストだ！」<br>俺の放った斬撃が残り1つの衛星に直撃し、それを砕き散った。これで残りは本体だけだ。<br>「丸裸だぜ！」<br>複数の斬撃が本体に襲い掛かる。斬撃は本体に直撃。<br>これでマンダスも浄化――と思いきや、斬撃はまるで飲み込まれたかのようだった。<br>効いてない…！？どうすればいいんだ…<br>俺は呆然とそこに立ち尽くしていた。<br>
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<pubDate>Wed, 29 Jun 2011 17:41:13 +0900</pubDate>
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<title>第2章 マンダス</title>
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<![CDATA[ 神崎大海。あなたに話がある。彼女は確かにそう言った。<br>なぜ俺の名前を知っている？誰なんだ一体？知り合いではなかったはずだが。<br>俺は足を止めて彼女の方に向き直った。やはり知らない子だ。でもどこかで見たような…<br>俺がそんなことを考えている間も彼女は話を続けていた。<br>「今この世界で脅威的チカラ、マンダスが増殖を始めている。このままではあと数か月もしないうちにこの世界は崩壊してしまうだろう。」<br>ちょっと待て。この子は何を言ってるんだ？この世界が崩壊する？SFじゃあるまいし。<br>そうこう考えているうちに思い出した。今日ゲーセンでナンパされていた子。それが彼女だ。引っかかっていたモヤモヤが解けた俺は彼女に質問をした。<br>「キミは誰？そしてなぜそんなことを俺に？」<br>すると彼女はまた早口でまくしたてた。<br>「私は霧谷咲(きりたにさき)。あなたにはこの世界を救うチカラがある。」<br>俺に世界を救うチカラだって？そんな馬鹿げた話があってたまるか。俺には他人に自慢出来るような特殊能力は何もない。それは俺自身が一番よく知っている。<br>俺はそのまま質問を続けた。<br>「霧谷さんとやら。俺に一体どんなチカラがあるって言うんだ？」<br>彼女はまた淡々と答えた。<br>「それはわからない。あなたにソウルリングを覚醒させる能力があることはわかっても、具体的な属性や能力はわからない。」<br>ソウルリング？なんだそれは？まぁそもそもこんなぶっ飛んだ話をまともに聞く必要なんてないじゃないか。彼女はきっと電波さんなんだ。適当にあしらっておこう。<br>「そうかい。そうかい。俺なんかでいいなら世界を守るヒーローになってやるよ。今日は遅いからまたなー。」<br>なんだか難しそうにうつむいている彼女を背に俺は歩き出した。<br>「…っ！？伏せて！！」<br>その声があまりにもだったこともあり、俺はその指示にとっさの判断で従った。<br>その1秒後、いや、もっと短かったかもしれない。頭の上を大きな鎌のようなものが通った。<br>伏せていなかったら腰あたりから水平に分断されていたかもしれない。<br>驚きと恐怖で声も出せなかった。そこには大きな鎌を持った、これまた大きな怪物がいた。<br>動くことさえ出来ない状態の俺に問答無用で追撃が振り下ろされる。動けない。かわせない。もうダメだ。<br>そう思った次の瞬間、目の前で刃と刃のぶつかる大きな音がした。<br>「これがマンダス。逃げるなら今のうち。」<br>俺と怪物の間で鎌を大きな槍で受け止めながら彼女は言った。<br>そうだ。逃げるなら今しかない。…目の前で自分より小さい女の子が戦っているのにか？女の子に守ってもらって逃げるのか？そんなの男として許されないだろ。それに走って逃げ切れる保証もない。だからって戦うなんて出来るのか？彼女は俺にはチカラがあると言った。<br>そんなことを即座に考えてから俺は立ち上がって口を開いた。<br>「誰が…誰が逃げるかよ！どの道助かるかわかんねぇなら戦う方に賭けてやる！」<br>「契約成立。」<br>彼女がつぶやくと俺の右手が一瞬青く光った。<br>右手を見ると中指に銀色の指輪がついていた。<br>それが何かもわからなかった。それでもなぜか俺は自分のとるべき行動がわかった。<br>マンダスの鎌が振り下ろされるのと同時に俺は叫んでいた。<br>「魂の剣(ソウルカリバー)！SET！」<br>次の瞬間、俺は自分の背丈より大きな青白く光る巨大な剣を両手で持ち、マンダスの鎌を弾いていた。<br>普段の運動能力じゃありえないようなスピードでマンダスの懐に飛び込み、切りつけていた。<br>ゴゴゴと重低音を立ててマンダスは消滅し、代わりにマンダスのいたところには黄色く光る珠のようなものがあった。それと同時に剣も消えていた。今のはなんだったんだろう。なぜ武器の出し方がわかったのかもわからない。<br>その場に立ち尽くす俺に、彼女が近づいてきた。<br>「それはエレメント。その指輪――ソウルリングにエレメントを吸収させるの。」<br>光る珠を指して彼女はそう言う。俺は言われるままエレメントに向かって指輪をかざした。<br>するとエレメントは指輪に吸い込まれるように消えた。<br>「エレメントはマンダスを浄化させることで手に入る。エレメントを吸収するたびにあなたのチカラは強化される。この世界にはまだまだ多くのマンダスがいる。それをすべて浄化するのが私の使命。」<br>浄化…そうか。さっきの怪物は俺が浄化したわけか。<br>「でも私一人のチカラではすべてのマンダスを浄化するなんて到底不可能。だからあなたに協力してほしい。」<br>「キミとチームを組めってことか？」<br>「そう。」<br>俺はこの繰り返される日常に退屈していたし、世界の崩壊もゴメンだ。だったら答えはひとつしかない。<br>「俺のことはヒロで構わない。よろしくな。」<br>そう言って手を差し出す。<br>「これ。マンダスが出現すると教えてくれる。」<br>手に腕時計のようなものが乗せられる。そういう意味で手を出したんじゃないけどなぁ。まぁいっか。<br>「それが反応したらすぐに現地に向かって。私もすぐに向かう。」<br>「へいへい。じゃあな。」<br>そう言うと彼女は暗闇に姿を消した。<br>
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<pubDate>Tue, 28 Jun 2011 17:37:30 +0900</pubDate>
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<title>第1章 非日常へ</title>
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<![CDATA[ 「なぁ、今日カラオケ行かね？」<br>「…うし、行くか。」<br>「え…？マジかよ(笑)俺ら受験生だぜ？」<br>俺の名前は神崎大海(かんざきひろみ)、都内有数の東大進学実績を誇る私立高校の三年生だ。<br>とは言っても校内での成績は下の下、しかしワースト4で構成される通称『四天王』と呼ばれる名誉なき地位にはギリギリ入れないというなんとも残念ないわゆる凡人だ。<br>自分からカラオケに誘ったくせに俺の快諾に驚いているコイツは桜木友輝(さくらぎともき)、いわゆる腐れ縁の悪友ってところ。成績は…ムカツくがトップ10に入るほどの秀才。こんな遊び人の頭のスペックを高くするなんて神様の粋な計らいにはイラッとするぜ。<br>ちなみにウチの高校は中高一貫の男子校。そのせいもあって交友関係は専ら男だけ。彼女いない歴＝年齢からくる女性耐性の低さは折り紙つきってわけだ。<br>とはいえ特にそんなことを気にすることもない『日常』を送っていた。<br>「んーやっぱ帰って勉強するわ。」<br>「なんだよ、そっちから誘ったくせに。」<br>「いやーまさか二つ返事でOKとは思わなかったし(笑)」<br>「一応受験生だもんなぁー。じゃあ帰るかね、じゃあなー。」<br>「おう、またなー。」<br>そう言って友輝と別れ、一人家路についた。<br>んー、とは言ったもののすぐに帰るのもなー。よし、ちょっと遊んでくか。<br>とりあえずゲーセンにでも行こう。そう思い、俺はゲーセンに入って目ぼしいものがないか店内を物色し始めた。<br>「―― くん、あれ取って～♡」カップルの黄色い声に心の中で舌打ちをしながら奥の方へと歩を進める。<br>「ねぇ、キミ一人？俺と遊ばない？」古臭いセリフが聞こえる。もちろん俺に向けられた言葉ではない。<br>どうせ女の子がナンパでもされてるんだろう。見ると予想通りいかにも不良といった長身の男が中学生くらいの可愛らしい小柄な女の子に詰め寄っている。<br>「やめろよ、彼女嫌がってるだろ。」<br>「なんだお前？やんのか？」<br>「やめろって言ったんだ。聞こえなかったのか？」<br>「上等だ！この野郎！」<br>不良のパンチをヒラリとかわし、反撃のパンチをお見舞いし、横たわる不良。<br>「大丈夫だったかい？」<br>「あっありがとうございます。あの…お名前は…」<br>そんなドラマの見すぎな展開を一瞬で妄想するが、現実の俺にそんな勇気はない。<br>普通を望み、面倒には首をつっこまない、それが俺のポリシーってやつだ。<br>そんなわけで…俺にはどうすることも出来ん。さらばだ女の子よ。達者でな。<br>特にやりたいものも見つからなかったのでそのままゲーセンを後にして今度こそ家路についた。<br>帰宅すると時刻は午後5時になろうとしていた。7時から塾がある俺は早めの夕飯を済ませて再び家を出た。<br>普段通りハゲたおっさんの授業をつまらなそうに聞いて、時々居眠りをしながら塾も何事もなく終わった。日常だ。<br>電車に乗って最寄駅で降り、自宅まで歩く。これも日常だ。<br>時刻も夜10時を回って、自宅付近には人通りはない…いや、今日はちょっと違うようだ。<br>暗闇の中に一人の女の子が見える。顔は暗くてよくわからない。まぁ気にすることもないだろう。<br>「神崎大海。あなたに話がある。」<br>俺がその子の前を通り過ぎようとしたとき、『非日常』が始まった。<br>
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<link>https://ameblo.jp/bakashosetsu/entry-10936206022.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 17:01:43 +0900</pubDate>
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