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<title>ひかりぐものブログ</title>
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<title>赤い実はじけた</title>
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<![CDATA[ <p>空には厚い雲が立ち込めて、あたりには拡散された鈍い光が立ち込めていた。</p><p>重い風が静かに、地に生えた草をなでていく。</p><p>その草もまた成長することをやめてしまったかのように、生気なく傾いていた。</p><p>周りには風にゆれる植物以外に動くものの姿はないが、</p><p>どこからか細い悲鳴のような、寂しげな鳥の鳴き声が野原の中で静かに響いていた。</p><p>そこは草が辺り一面に生えているだけの、だだっ広い草原であったが、</p><p>その中の一箇所に、少し小高く盛り上がった丘があって、そこの頂に一本の木が生えていた。</p><p>その木は周りの風景と同化するように、色あせてはいたが、</p><p>枝つきはしっかりしており、根っこも深く地中にしかっりとはっているようだった。</p><p>枝にはたくさんの葉っぱが生えていて、ちらほらと小さな赤い実が一緒についていた。</p><p>この赤い実だけが、この風景の中で唯一、命を彷彿とさせるような鮮やかな輝きを持っていたが、</p><p>しかし、厚く覆われた皮をひゅっとすぼめ、秘めているものを離すまいと、内に閉じ込めたまま沈黙を守っていた。</p><br><p>チャイムが鳴って、授業が終わった。</p><p>休み時間は５分。その間に次の教室へと移動しなければいけない。</p><p>教室では明るい笑い声、友達を呼ぶ声と、学生の華やかさで溢れていた。</p><p>その中で、私は静かに教科書を手に抱え、音も立てずに席を立った。</p><p>教室を出るドアの所では他のクラスの子が戸口に立っていて、</p><p>用事があるのだろう、友達の名前を叫び探していた。</p><p>その脇を通り過ぎ廊下に出ると、</p><p>各教室から授業が終わって飛び出してきた学生があちらこちらを歩いていた。</p><p>けたたましい笑い声、アイドルの話、廊下を走る音に、携帯の着信音。</p><p>廊下は、ビー玉一杯のバケツをひっくり返したかのような喧騒に包まれていた。</p><p>私はその中をうつむき加減で早足に歩いていく。</p><p>見えるのは学生の、足、足、足。</p><p>後ろから来た同じクラスの女の子達が、お喋りをしながら私を追い抜いていった。</p><p>つと、前を向くと見えるのは、彼女達の背中。</p><p>耳をつんざくような喧騒と、足、それから背中。それが私の見る学校の世界。</p><br><p>「おっと」</p><p>下を向いていた視界がにじんでぼやけていたため、前から来ていた気配に気づかなかった。</p><p>どん、と相手に軽くぶつかっただけであったが、ふいうちであったため、</p><p>手にかかえていた教科書がバラバラと床に落ちてしまった。</p><p>「うわ、ごめん。」</p><p>ぶつかった子は、その場でひょいとかがむと、散らばった教科書を集め始めた。</p><p>「あの、いいんです！」慌てて私もかがんだが、</p><p>「いいって、よそ見してたこっちも悪かったから。」</p><p>そういうと、すでに集め終わった教科書を、同じ目線に来ていた私の手にぽんと乗せた。</p><p>ちらっと一瞬見上げたとこにあったその人の顔が、意外にも近い所にあって、</p><p>あわてて目をそらして立ち上がったが、その時に見えた、その人の目が脳裏にはっきりと焼き付いていた。</p><p>太陽のようなその暖かな輝き。</p><br><p>赤い実が、太陽の光に反応して、ズブズブと音をたてながら微かに震え始めた。</p><br><p>その人も立ち上がって、私の顔を見た。</p><p>「初めて会うけど、その教科書使ってるって事は、タメだよね？」</p><p>よく分からずに、わたわたしながらうなずくと、</p><p>「そっか、この学校入ってずいぶん経つけど、まだ会った事ない人もいたんだな。」</p><p>そういうとその人は、自分の名前を口にし、</p><p>「よろしく。」</p><p>と言って、ニコと笑った。</p><br><p>赤い実が内側から沸騰しているかのようにグツグツしてきて、</p><p>内に秘められたものが飛び出ようと、ふくらみ始めた。</p><br><p>今までに無いものを感じた私は突然不安を感じ目を伏せた。</p><p>「ああ、こんなとこにいたの。授業始まるよ！」</p><p>その声の持ち主は、その人の後ろからこっちに向かってくる、その人の友達であった。</p><p>「あ、ごめんごめん。」</p><p>と肩越しに声をかけてから、私に向き直り</p><p>「じゃ、行くわ。本当、さっきはごめんね。」</p><p>と言うと、振り返って友達の所へ小走りにかけていった。</p><p>私はそれを目で追い、その人の背中を見つめた。</p><p>また、背中、背中、背中。</p><br><p>限界まで膨れ上がっていた実が、ふっと緊張が解けたように力を失った。</p><p>と、その時</p><br><p>「あ、そうだ」</p><p>追っていた背中が突然くるりと振り向いた。</p><p>「名前聞いてなかったわ。なんていうの？」</p><br><p>不意打ちに、注がれた太陽の光に、</p><p>赤い実はついに限界に達し、こらえきれず、</p><br><p>はじけた。</p><br><p>赤い厚い皮に包まれていた、光の粒は勢いよく空を切り、</p><p>綺麗な弧を描いて色あせた地面に落ちていった。</p><p>粒の落下地点から、水面の波紋のように、暖かな光が広がっていった。</p><p>草は光の触れた所から次々に生気を取り戻し、ウェーブのように頭をもたげ空を仰いでいった。</p><p>その草がみるみる成長していき、やがてはつぼみをつけ、鮮やかな花を開いていった。</p><p>ところどころで花が咲き乱れ、草原が花畑のようになると、どこかともなく蝶がヒラヒラと飛んできて、</p><p>花びらの上にすっととまった。</p><p>その中で受粉した花は、花びらを散らし、よく熟した実がぽっこりと残り、</p><p>それを目指した、鳥たちが空から舞い降りてきた。</p><p>みずみずしい軽やかな風が吹いてきて、</p><p>蝶や鳥の舞う花々をゆくっりとゆすった。</p><p>空に厚くたちこめていた雲は、やがてこの風に流されて小さくなっていき、</p><p>最後には、美しい青空が広がった。</p><br><p>たった今しがた胸中に広がったものを抑えつつ、私は震える唇で自分の名を告げた。</p><p>「おっけぃ覚えた！じゃあ、またね。」</p><p>その人は、そういうと今度こそ足を反対に向けて友達のところへ行き、次の授業へと去っていった。</p><br><p>その人が立ち去ったあとも</p><p>私は今までに感じたことない、この新しい気持ちに呆然として、</p><p>なかなか動きだすことができずにしばらく立ちすくんでいた。</p><p>ふと、気持ちの良い風を感じて顔を上げると、その先に開け放たれた窓があった。</p><p>窓から見えるのは、何処までも続いてきそうな澄み渡った青空と、</p><p>全ての命を暖かく照らして包む、</p><p>太陽の光。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bakezaru/entry-10183244105.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Dec 2008 01:46:25 +0900</pubDate>
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<title>テスト書き込み</title>
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<![CDATA[ <p>初めてＭＩＸＩ以外でブログを始めてみたけど、アメーバって機能が充実してて凄い！</p><p>最近のブログってこんなにも発展してたんですね。</p><p>たくさんの人が色々な情報を、ここから発信してて、</p><p>受身から、行動の時代へ。</p><p>ネットが社会にもたらした影響って大きんだなあっと</p><p>改めて実感。</p><br><p>私もこのブログから、自分を発信できる立派なブロガーになれるように</p><p>頑張っていこ～っと！</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/bakezaru/entry-10183212913.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Dec 2008 01:08:25 +0900</pubDate>
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