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<title>だらだらと刻む黒歴史</title>
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<description>だらだらと小説を書いています。</description>
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<title>もしかしたら月一！？極量増やします。</title>
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<![CDATA[ 天狗です。<br><br>この季節、世間は新社会人や学生で忙しいのでしょう。<br><br>だから、更新が遅れたか、そうではありません。<br><br>パソコンが壊れただけです。<br><br>どんな理由にせよ、更新が遅れて申し訳ございません
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<pubDate>Mon, 25 Apr 2016 04:01:34 +0900</pubDate>
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<title>電子小説『キマイラ』第六話</title>
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<![CDATA[ 目が覚めると白いベッドと新田さん、顔色の悪い新田さんが居た。すやすやと眠っている彼女、紙袋の衣類を見ると彼女が見舞いついでに着替えを持ってきてくれたことがわかる。頭がずーんと痛む。<br>｢おめざめですか、どこか痛むヶ所はありますか？｣<br>｢頭が痛みます。｣<br>白衣の天使はキョトンとしながら<br>｢わからないので、先生呼んできますね。｣<br>白衣の天使には把握していて欲しかった症状である。事故？辺りの記憶はない、詳しいことは新田さんが知っているだろう。新田を起こしてあげる。<br>｢あ、目が覚めたんですね．．．！｣<br>おかげさまでと言うタイミングで白衣の天使は暴露する。<br>｢彼女さんもおめざめなのでお話お願いします。｣<br>正直、飛んできた鈍器で失神し、ここにいることしかわからなかった。なんせ、この天使はカップルとして俺らを見ているからだ。否定するわけでもなく、まんざらでもない新田さんは、こちらを向いて心配しているのを悟られるのが嫌なのか、ニコッ！鈍器より思い一撃。これは世に言う勘違いなのかも知れないが、もしかしたら新田さんは気があるのかもしれない！勘違いでもいいと思える。もしかしたらこの新米の白衣天使は俺の中の片思いを射抜く為にここで雇われたのかもしれない。だがこの天使は新米だった為か思いも寄らない恋に発展するのだ。
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<pubDate>Mon, 25 Apr 2016 03:09:34 +0900</pubDate>
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<title>大変遅れました。</title>
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<![CDATA[ どうもです。<br><br>すみません。大変遅れましたことをお詫び申し上げます。忘れてはないです。<br><br>ただ展開を考える時間が無ければネタもないという絶望的な状態でした。<br><br>次回は出来るだけ早く投稿するので、気長に期待してお待ちください。<br><br>それと本来の投稿ペース(最低二週に一つ)を破ったこともお詫びします。<br><br>頑張るので見守っててください。
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<pubDate>Thu, 31 Mar 2016 22:32:29 +0900</pubDate>
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<title>電子小説｢キマイラ｣第五話</title>
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<![CDATA[ 　俺が情けないと母が叫ぶ。事実その通り。ちょっとしたことでパニックになってしまう俺は新田さんが居るといつも助けられてばかりだ。彼女は優しく<br>｢大丈夫ですよ、緊張せず介護してくださいね。｣<br>と言ってくれる。最近は新田さんに任せっきりだったことも手伝うようになった。バイトが無ければ最近ましな母の為に頑張ってみるのだ。だが酒癖は相変わらず酷く正直投げだそうと何回も思ったが、そういうわけにもいかなくなった。最近やけに質問が多いと思ったらいわゆるボケるという状態らしい。そういえば、インターネットの記事で実際はもう済んでいるお金の返済を再度返済するよう言い合いになり事件になっていた。母はそういうものがないものの以前と変わり、ロケットに関しては非常にぴりぴりした態度を取るようになったことを思いだした。どれだけ理不尽な態度を取られようとも自分を産んでくれた母を見捨てるわけにもいかない。それで新田さんにいろいろと習っているのだ。そんな矢先の夜中のことだった。ロケットのことを聞かれたくないから、メモ帳にロケットの場所を書いて母の机の上に張っておいてあるのだ。それを見て母はロケットを手に取り、今は亡き夫に思いをはせているのだ。だが今夜は違った。<br>｢あんた！私のペンダント取ったでしょ！わかってるんだからね！｣<br>と寝ている俺を声で叩き起こし、手元にあるものを手当たり次第に投げつける。<br>｢いっ、違うよ母さん！引き出しに入ってるだろう！｣<br>｢入ってないから言ってるんだよ！｣<br>入っていないはずがない、あれだけ大切にしているものを誰かが取るはずもないし、と思い引き出しに近づいた暫時。<br>｢近寄るな！｣という声と同時に頭に鈍い痛みが走る．．．ふらふらする．．．ガタン！同時に聞こえてるノイズ．．．凹んだラジオに割れた画面．．．そして転がる花瓶．．．そしてベッドの下で笑うペンダント．．．冷たい．．ゆ．か．．．<br>
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<pubDate>Thu, 31 Mar 2016 22:08:08 +0900</pubDate>
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<title>流行はパンデミック</title>
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<![CDATA[ こんにちは、天狗です。<br><br>キマイラの続きに関しましてはお時間をください。<br><br>それくらいには悩んでます。<br><br>今の状況は起承転結の承の部分が出来上がってない状態です。<br><br>正直詰んでる．．．完結させますけどね(笑)<br><br>今回はその先延ばしというわけで題名にもあるように、流行はパンデミックとやらを考えてみたい．．．ではなく、みます。<br><br>続きをご期待していた読者様、もう少々お待ちいただけたら幸いです。<br><br>では、本題へ<br><br>流行のパンデミックとはなにか、簡単に言えば流行は病気ということだ。なるほどわからん。皆さんは日々、ファッション雑誌に載る服装の流行というものに目を向けてると思う。今年流行る色、流行語、流行歌、芸能人にも耳を傾け、世間と話や感覚がズレないように生きていると私は勝手に思っています。なんだ、普通の事じゃないか。いえいえ、普通じゃないです。その概念を私に押し付けないでくださいな。私からすれば毎年冬に流行るインフルエンザやノロウイルスのようなものだ。<br>何が言いたいか、皆さんは常時型が変わるインフルエンザにかかっている。少々これでは説明役者には向いていないのですが、 インフルエンザは毎年型が変わって流行り、体は毎年その型に合う抗体を作り、一定の期間はその病気にかからないようになる。これをファッションに置き換えると流行りの服を購入し、着る。これで一定期間は流行に遅れていない。少々強引かもしれないがこれがパンデミックなのだ。<br>世間は何かと普通を押し付ける、それを我々は受け入れる。それが普通なのだ。極端な話を言えば｢アメリカやパリではデニムの上にジャージを着るのが流行っていて、あの某有名女優も着ている｣なんだそれ、と思うかもしれないが、それが日本で流行れば皆がそれを着るようになりそれが普通になる。この抗体を作った状態が危険だと私は考える。<br>貴方の普通が客観的にどうなのかを考えてみて欲しい。今もそうだが未来はもちろんそうだ。政府が我々に思想を示した時に鵜呑みにするのではなく、それが自分的にはどうなのかを考えてみて欲しい。世間ではなく自分はどうかを。世の中は十人十色といえど、意見が同意する人が居ると思う。それが世間の声となる。某安保反対組織のようにあそこまで大きく反対することも時には大事かもしれないが、常に自重してみてはいかがでしょうか。<br><br>先に言わしていただくと、某安保反対組織のデモを反対するのはまぁ、勝手にしてください。私はそういうことに関してはノーコメントです。デモもあの人らの勝手ですしね。でも、あういう活動は大事だと勝手に評価しています。日本人は特に引っ込み時案なので協力して発言するのもいいことだと思う。正直、一人で発言できない弱い集団だと思われると思いますけどね。まぁ、彼らに足りないのは具体的な反対論ですがね。目には目を武器には武器を、守りたいものも守れなくなりますからね。では続きの電子小説で会いましょう。
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<link>https://ameblo.jp/bananadrx/entry-12139290710.html</link>
<pubDate>Mon, 14 Mar 2016 23:37:25 +0900</pubDate>
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<title>　電子小説『キマイラ』第四話</title>
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<![CDATA[ 　「和義さんのロケットはどこかしら」<br>最近、こればかりを呟く。和義というのは死んだ父の事でその形見のロケットペンダントの場所を毎日聞かれ、すこしばかりうんざりしているが<br>「ここだよかぁさん」<br>と、ベットの横の一番上の引き出しから出してあげると珍しく嬉しそうにするから俺も少し嬉しくてこのことを少しも気にしなかった。銀の装飾に更に施される菫の宝石、不器用な父にしては気のきいたプレゼントだと、母は毎日説明してくれる。はいはいとだけ言って俺は床に入る。父の形見はそれ以外に黒いラジオがある。実は寝る前にそれでラジオを聴く。非常に古いものだからかノイズが度々聞こえる、風情あるラジオのざらざら音に似合う音楽が聞こえる。すこし不格好なスリーコードのメロディーが心地よく歌詞は静かに語りかける<br>～One today is worth two tomorrow～<br>俺はこのラジオ番組のエンディングのこの歌詞が好きでたまらない。どこか懐かしいような歌詞はゆらゆらと吹く夜風に合うわけで、心地よく眠れる。<br>　最近よくこんな夢を見る・・・白い病室に俺と女、吹きぬける春風に髪をなびかせ彼女が何かを呟くのだ・・・俺はその言葉に涙する・・・それだけ。誰かもわからないし何故そんな夢を見るのかもわからない。ただ俺はそんな未来があるような気がして妙に最近落ち着かないのだ。<br>「ちょっといいですか」<br>突然新田さんが不安そうに言う、何をそんなに不安なのかわからないが頷いてみる<br>「お母さん・・・失礼なんですけど、最近変じゃないですか？前より変わったというか、違和感があるんですよね」<br>「そんなことないですよ、毎日一緒に居ますけどいつも通りじゃないですか？」<br>一層不安なのか新田さんは首をかしげている<br>「あ、そろそろバイトの時間なので母をお願いしますね」<br>その時は深く気にしなかった、その余裕を作らなかった。考えるのは新田さんが帰ってからの事だけ。
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<link>https://ameblo.jp/bananadrx/entry-12134247462.html</link>
<pubDate>Mon, 29 Feb 2016 21:48:07 +0900</pubDate>
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<title>そろそろ卒業の季節ですね・・・☆</title>
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<![CDATA[ どうも、私です。<br><br>そろそろ卒業の季節ということで、胸に新しい学校を夢見て期待を膨らませている方や、初めての就職で不安な方も多いと思います。<br><br>そこで私になりのエールを書きたいと思い、今、筆をとらせていただいた次第です。<br><br>新生命体へ<br>え、え・・・・えぇ！？<br><br>新幼児へ<br>ことばおぼえとけ<br><br>新園児へ<br>かんがえるな、かんじろ<br><br>新小学生へ<br>ふあんになることなく、べんきょうをしてみてください。つまらなくてもともだちができます。しんぱいはいりません。<br><br>新中学生へ<br>すでにかもしれませんが、色々なことに興味がわき、当たり前に反発したくなります。ここでは後悔や反省を学ぶための段階なので、慎重になりすぎる事は無いと思います。むしろ思いっきり走り出してください。<br><br>新高校生へ<br>大人の言うことを薄々わかるようになります。また、中学での反省や後悔を学びます。ここではそれを乗り越えれるように少し頑張ってみてください。中学校よりあっという間です。三年後には後悔しないように大人の言うことにある程度従ってみてください。そして、ある程度筋の通った反抗をしてみてください。大人というものを理解し始めるでしょう。<br><br>新大学生へ<br>沢山の人に尻込みせず、話して自我というものを確実に作ってみてください。そして、フリーな大学生活に未来の投資をしてみるのはどうですか？遊ぶのもいいですが、時には真剣に困難に自ら立ち向かってください。一足早く、未来を拓くのはあなた自身ですが、足を引っ張るのもあなた自身です。自分で未来の自分の足を引っ張るな。<br><br>新社会人へ<br>ここからは汚れていく以外には無いと思います。大人の汚さ、社会の汚さ、そして自分の汚さを見るでしょう。ただ無駄にこれからの人生を送るつもりなら、機械的に。本気で人間を楽しみたいなら野心を持てばいいかもです。泥まみれになって頑張ってください。<br><br>新老人へ<br>名前は忘れても感謝だけは忘れないでください。どれだけ偉くても過去は関係ないです。辛い体験は若い世代に話すべきだと思います。それがよりよい日本を作るかと思います。<br><br>新幽霊へ<br>居たら「スラマッパギ」と返事して<br><br>新神へ<br>三ツ矢サイダーの飴があるじゃろ？７０％増やしてください。好きなんです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/bananadrx/entry-12131437061.html</link>
<pubDate>Mon, 22 Feb 2016 02:07:33 +0900</pubDate>
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<title>電子小説『キマイラ』第三話</title>
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<![CDATA[ 　家に帰ると必死に手当をしている新田さんと目を丸くして見ている母がいた。閉扉音で気が付いたのか彼女は少し泣いたような様子で、<br>「吉村さん、保険証・・・」<br>概括すると、彼女がお手洗いに行っている間にどうやら母が散歩と称して出掛けたようで、知らない彼女が不安心となり母の名前を大声で呼ぶとその声に驚いた母が階段から滑ったということらしい。<br>「大丈夫だよ。痛みもあんまりないし折れているわけじゃないから大丈夫だよ、ありがとねぇ、心配してくれて。あんたもわざわざ帰って来たの・・・」<br>「まぁ・・・あと新田さん、生活保護受給者に保険証はないんだ・・・病院行くにしても色々手続きがいるんです。でも新田さんはどうしてそんなに心配を・・・？」<br>彼女は答えない、何か言いたくないことでもあるのだろう。この事態は追及さえしなかったが彼女に何かしらの悲惨な出来事を思い出させたのだろう。<br>　その夜新田さんが（怪我させてしまったこと）お詫びとして御飯をごちそうしてくれた。職業柄、栄養バランスが整った優しい味の御飯だった。度々美味しいですかと聞いてくる新田さんは少し面白かったが、久しぶりの充実した御飯に俺は感動を隠せなかった。それはそうだ、母のことと金の事を考えると俺がインスタント食品になるのはしょうが無いことなのだ。それに今日は終電まで居るということなので、久しぶりに読書も出来る。<br>「何を読まれているんですか」<br>「天体、星座の本ですよ。宮沢賢治の本を読むときに少し役に立つんですよ。」<br>「そうなんですか」<br>「そうなんですよ、銀河鉄道や春の修羅、よだかの星色々比喩として使っているんです。」<br>なんとなくわからなさそうなので<br>「難しいこともありますが、誕生花のように誕生星もあるんですよ。５月４日の私ならミズヘビ座のゼータ・ヒドゥりーで強い精神力と真面目さ、とあります。」<br>「へぇ～じ、じゃあ私はどうですか？２月１４日です！」<br>「たしかデネブ・・・・アルゲティだっけか、山羊座です。情の深い自己犠牲・・・」<br>「なんか、あまりいい言葉ではないですね」<br>悟られたかのように思ったことを言われた。嘘でもいい事を言えただろうに。<br>「そ、そんなことないですよ。優しいって事じゃないですか・・・！」<br>「あ、そろそろ終電なので帰りますね・・・。」<br>すっかり眠った母を見て彼女を送って行った。必死の弁護も空しかった訳か・・・。
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<pubDate>Fri, 19 Feb 2016 00:25:13 +0900</pubDate>
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<title>電子小説『キマイラ』第二話</title>
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<![CDATA[ 迫る電車の音、その警笛が鳴り目の前を通り過ぎる。気が付けば私は飛ばされて地面に寝ていた。隣には女性、少し腰が痛い・・・ぱーん！と鉄砲でも撃ったのかというような音と共に頬が赤く腫れる。痛い。<br>「何やってるんですか！！」<br>「に・・・新田さん？あ、あぁ、すいませんぼっとしてました。」<br>「はぁってぼっとって、死んじゃいますよ！？あなた、お母さんを残して死ぬんですか！？しっかりしてください！」<br>人の不幸を期待していたのか、周りの偽善者の眼は怖い物見たさの自己中心的な目から軽蔑の眼へと変わっていた。しかし、彼女の眼は周りと違い私の芯へと向けられ、ため息混じりだが私に熱心に愁傷的に語るのだ。<br>「すいません以後は歩きながらのぼうっとは気をつけますすみません。」<br>俺は彼女に家へ送られた。幸い母には知られる事はなく事は済んだ。<br>　殺人未遂とも言える昨日の電車も偽善者もニュースに出ることはなく、今日も日本人だけの不幸や国の政治、金などの話題が無機質に流れていく。自分の事にしか興味が無い国はいや、自分にかかわる何かと金にしか興味が無い国というのもどこか問題な気がする。<br>「バイト行ってくるよ」<br>「はいはい、気をつけてね」<br>酒の入ってない母は感謝の言葉さえもないが大人しいからよしとする。家を出ると新田さんが来ていた。<br>「昨日はどうも、母をお願いします。」<br>ぐっと不気味な緊張を割って話したのはいいものの、会釈だけだった。流石に気まずかった。<br>　いつも気が付くと職場にいる。通勤途中のコーヒーの一杯が安らぎの時間です！みたいなものもなければ、駅の近くの揚げ物店のコロッケを帰りに食べて帰るのが最高の楽しみなんですよ！っていうものもあるわけではない。家から住宅街を歩き何もない駅の電車に乗りコンビニと繋がっている駅のそのコンビニでバイトをする。意識をしていたら気が狂うかも知れない。だがそれほど楽しみのない通勤なのだ。ただ、考えない。店長が立てる計画通りに動き目の前の商品を捌き、搬入をする。毎日ではないが無意識に考えずにやる。気が付けばバイトが終わる。たまに皮肉を同僚に言われるが・・・気にしては・・・ない・・・はずだ・・・。最近見たテレビの影響かどうでもいい事を考えるようになった。それを考えると絶望してしまうから考えないようにしている。結果昨日のようにぼっとしてしまうのだ。普段通りが出来なくなった。<br>　自然と負の連鎖へ巻き込まれようとしている中に救いの光、携帯電話の着信音が鳴った。もしもしっと出ると<br>「吉村さん！？お母さんが階段から落ちてしまって、病院へ行こうと思うのですが、保険証はどこですか？」<br>「あ・・・い、今から帰るので待ってていただけませんか？応急処置もしてください。」<br>「私一人で大丈夫ですって！保険証の場所だけ教えてください。お母様が言う位置にないので・・・」<br>「丁度終わったばかりなので心配ないです！」<br>電話を切り急いで帰った。母は大丈夫なのだろうか。もしも酷い状態だったら・・・など余計な思考が増える度に心拍数も増していく。母は大丈夫だろうか。
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<pubDate>Tue, 16 Feb 2016 00:13:57 +0900</pubDate>
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<title>電子小説『キマイラ』第一話</title>
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<![CDATA[ 雨は降り、高い湿度がじっとりと周囲に不快感を与えているのだろうか、（おい！あの○○の資料がないぞ！しっかりしろ！）ぴしっとしたワイシャツの爽やかな青年が叱られている。<br>「あの！？聞いてます吉村さん！？」<br>「あ、すいません」<br>ご丁寧に包まれた数万円程度の封筒を間にどやされる。<br>「何時就職するの？いつまでもさ、俺らの血税であんたを食わせるわけにもいかないんだよね？わかりますか？」<br>「すいません・・・母の介護がありまして・・・毎日働けるほどの時間もないんです。」<br>「保険も出てるんだし、多少の出費なら働けばいいんだよ。それともあれか？母親をだしにして、多くの時間を働かないって魂胆ですかね？かぁ～～えらいねぇ吉村さんはねぇ。」<br>彼は話は聞かない主義なのだろう。そして、毎月恒例のいびりってわけだ。母親を介護するとは大変で、在宅介護もお金がかかる。保険で安くなるとは言っても毎月３、４万円程度は支払っている。俺の給料で母一人なら貧しい自炊すれば１か月持つのだろうか、だが俺もいる。俺も腹は減る。電気も付けるし便所へも行く。もちろん風呂もだ。そんななんやかんやと生活費が飛んでいく。お金なんかいくらあっても足りない。と言うと決まって<br>「節約してくださいよ？なんとかなるでしょ？」<br>死ねと言うのかお前は。<br>「しかもお宅働いてましたよね？あ、リストラ・・・されたんでしたねすいませんね～。」<br>お得意の嫌なところを突いてくる腐りきった人間だ。リストラされて、失業保険の期限が切れ、面接は学歴でお断り。バイトをして何とか生きている状態だが、やはりバイト代＋生活保護では生きれない。皆さんは生活保護が１０万だとすると、そこにバイト代がプラスされる！と思うかもしれないが、そんなはずがない、生活保護が１０万だとして、バイトの給料が７万だとしよう、もらえるのは３万だ。つまり、生きれない。<br>「来月には仕事決めてくださいね～」<br>いつか痛い目見ろ、と思いながら私は血税を握りしめ帰宅した。<br>　「ただいま戻りました」<br>「おかえりなさい」<br>介護士の新田さんが私を出迎える<br>「親不孝の息子が帰って来たわ、それに引き換え新田さんは偉いねぇ！」<br>はいはい、どうせ私は低学歴で無能でリストラされた親不孝者ですよ、と穴のあいたグラスに注いでみる。<br>「そんなことないですよ？息子さんは必至にバイトして、朝晩吉村さんの介護もしているんですよ？ご立派です。」<br>んなことあるか、というような態度でそっぽを向く、恐らく酒が入っているのだろう。<br>「あ、そろそろ帰りますね、吉村さんまた明日きますからねー。」<br>あぁ、ばいばい、ありがとねぇと猫撫で声で母はいう。決してずっと一緒の俺に向かないその感謝の言葉は、過ごして何カ月の彼女に向けられる。《母》の為に御飯の栄養バランスを考えて御飯を作り、夜な夜な《母》の為に起きてトイレに連れて行き、《母》の為に遊ばなくなり、《母》の為に働く。あぁ、なんだ、世間から見れば当たり前の事じゃないか・・・。彼女でも居れば変わるのだろうか・・・だが彼女に介護をしてもらうのは申し訳ないし、出来れば人に知られ、同情されたくない。仕事があれば変るのだろうか・・・何十枚も書いた履歴書は無意味に刻まれ捨てられる。俺は何だろうか。気が付けば遮断機の前に居た。暗い空の下、赤く光り、今、道は閉ざされようとしている。<br>「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！ここで止まったら・・・！」<br>人生が終わる気がしたのだ、自殺しようなんて考えていなかった。ただ、立ち止まれば死ぬ。そんな気がして電車の来る線路へと足を踏み入れた。
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<link>https://ameblo.jp/bananadrx/entry-12127767147.html</link>
<pubDate>Fri, 12 Feb 2016 02:02:52 +0900</pubDate>
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