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<title>戦闘速度でこんにちは</title>
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<description>日々のできごと。映画、ドラマ、アニメ、ゲーム、漫画、小説。あとボカロとか。楽しかったことだけ（笑）。</description>
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<title>書きたいところだけ６</title>
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<![CDATA[ ※書きたいところだけ５の続き<br><br>公園の歩道を抜けるとすぐ商店街がある。１５人ほどもいるＯＢ全員で同じ店に入るのかと思っていたが、何組かのグループに分かれて食事をとることにしたようだ。会場に戻るおおよその時間を決めると、それぞれ任意の店に入って行った。<br><br>わたしと一緒にいるＯＢさんは、彼のひとつ上の先輩だった。もうひとり同期の人がいるので、三人で食事をしようという話になった。<br><br>「はじめまして」と挨拶をしてきたのは意外なことに女性だった。ショートヘアにジーンズという、ボーイッシュな感じの子だ。体育会系を経験しているせいだろうか、どこか落ち着いた雰囲気がある。格闘技とは縁がなさそうなキレイな顔立ちをしていた。<br><br>「いや女性が一緒のほうが落ち着くと思ってさ」<br>ＯＢさんが言った。キレイな顔と言えば、このＯＢさんも彼ほどではないがなかなかいい男だなと思う。というよりも全体的に美男美女で構成されているような気がする。入部の際に見た目の審査でもあるのだろうか。<br><br>「アイツの友達、だそうだ」<br>ＯＢさんがわたしのことをチラと見て言ったので簡単に自己紹介をした。<br>「マジで？」ＯＧさんは目を丸くした。「あのカタブツに女友達とか？ 男友達だって見たことないのに？」<br>「意外といえば意外だけど、当然といえば当然」ＯＢさんは嬉しそうに言った。「アイツ基本的にモテそうじゃんか」<br>「アンタよりはね」<br>「失礼しちゃうぞホントに」<br>「ともあれ」<br>よろしくお願いしまーす、とふたり同時に頭を下げる。先程までの体育会系の雰囲気はどこへ行ってしまったのか。<br>というよりも、そもそもが勘違いだったのだ。体育会系の顔をしているのはその場所にいるときだけで、離れてしまえば普通の若者に戻る。当たり前のことだ。<br><br>近くにあったファーストフードの店に入ることにした。<br>「あたしテリヤキとチーズとアイスコーヒー単品で、あとなんかチキンのやつ」<br>とオーダーしたのはＯＧさんの方だ。スリムな身体のどこにこんなにいっぱい入るのか、と思っていたら、<br>「引退して食が細くなったな」<br>とＯＢさんが言った。<br>「なんでセットにしないんだ？　ポテトはいいのか？」<br>「アンタの貰うからいい」<br>さらに食うのかよ。しかもオレの。<br>あと『チキンのやつ』って何だよ店員困ってんじゃねーかよ。<br>出てきたの食べるからいい。それがバーガーだったとしてもあたしは食べる。<br>やっぱりナゲットでお願いします。<br><br>そのやりとりに思わず笑ってしまう。<br><br>「やっと笑った」ＯＢさんがわたしを見て言った。「アイツと一緒で笑わない人なのかと思ったよ」<br>「そうそう、新入生のときなんてすっごく無愛想で」<br>イイ男はもれなくスカしてるってことを再認識させられたわ。<br>でも素直なんだよな。<br>新技とか教えると必死に練習してたよ。<br>覚えるとすぐ稽古つけて下さい、って真顔で言うんだよな。<br>おまけに先輩思いなのよ。<br>テーピングとか、欲しいタイミングで必ず持ってくるんだぜ。<br>「ホント、カワイイ後輩だよなあ」<br><br>最後の部分はふたりがハモった。<br><br>不意に過去の記憶が蘇る。<br>彼と、彼女と、わたし。<br>仲のいいふたり、笑顔のふたりを眺めて幸せな気持ちに包まれるわたし。<br><br>試合場からこちらに駆け寄ってきたときの彼の笑顔は、あの頃と同じような笑顔だったような気がする。<br>少なくとも、ピアノを弾いた後に見せる、寂しそうな笑顔ではなかった。<br>ずっと前に失くしてしまった彼の笑顔を見ることができたのは、この人たちのおかげなんだな、と思った。<br><br>「彼が」<br>突然のわたしの呟きに驚いたのだろうか、ふたりが真顔になった。<br>「あんなふうに笑えるようになって、本当によかったです」<br><br>ありがとうございます。<br><br>感謝の気持ちは、ほとんど声にならなかった。どうしていいかわからず下を向いた。<br><br>大丈夫？<br><br>ＯＧさんの声が聞こえた。<br>頷くことでわたしは答えた。<br>大丈夫。<br>バッグの中には、さっき彼に渡しそびれた小さなタオルがある。<br>ごめん、ちょっと借りるね。<br>涙が止まるまで。<br><br><br><br><br>続くかもしれません<br>
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11479380246.html</link>
<pubDate>Tue, 26 Feb 2013 23:14:32 +0900</pubDate>
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<title>書きたいところだけ５</title>
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<![CDATA[ ※書きたいところだけ４の続き<br><br>試合を観ていて気付いたのだが、彼の闘い方は明らかに先鋒向きだと思う。自分から果敢に攻め、華麗な技で相手を仕留める。相手の出方を伺うような、いわゆる「カウンター狙い」というスタイルではない。<br>となりのＯＢさんは「観ていて気持ちいい」と表現したが、それこそ先鋒が期待されている役割ではないのか。<br>チームに勢いをつける勝ち方。<br>彼はどうして中堅なのか、と訊くと、<br>「レベルが突出しているから」<br>なのだそうだ。<br><br>毎年、どこのチームにも「エース」と呼ばれる選手は存在する。その他の選手は取るに足らないのかと言われるとそれは違う。おそらく、甲乙付け難い実力の持ち主であるはずだ。<br>それでは、エースとレギュラーの差は何なのだろう。<br><br>「絶対に勝てる」それがエースの条件だ、とＯＢさんは言った。「負けない、じゃダメなんだ」<br><br>何となくニュアンスは理解できる。<br>彼が先鋒だとチームは勢いに乗れるかもしれない。ただ、次鋒戦以降が消沈する可能性がある、ということなのだろう。実際、彼以外のチームメイトの試合は辛勝のイメージがある。ストッパーという雰囲気ではないかもしれない。<br><br>「そう言った意味じゃ、アイツは超エース級だぜ」<br>何もそこまで褒めなくても、と思ったのが顔に出たのだろう。ＯＢさんは「そのうちわかるよ」と笑った。<br><br>中堅戦で彼が派手に勝利したのが幸いしたのか、副将戦と大将戦も制し、チームは逆転勝利。<br>続く３回戦も５ー０で勝利した。<br><br>「みんな調子が上がってきたのはいいけど」エンジンかかるの遅えんだよハラハラさせやがって、とＯＢさんが言った。<br><br>次の試合まで時間があるので、昼食をとることにしたようだ。ＯＢさん達は外食に行くようだが、選手や学生たちは午後の試合のためのアップの時間も取らなければならないので、館内の控え室や観客席で食事をとるということだった。<br><br>試合後のミーティングが終わり、選手たちが会場から出てきてＯＢの一団に挨拶をした。本当に「押忍」というので不思議な感じがする。<br>余談だが「押忍」には活用形があるようだ。語尾を尻上がりに言うと疑問形、茶化されたときなどは伸ばして語尾を上げる。レクチャーを受けているときは勢いよく短めに言う。<br>ひょっとしたら先輩達への意思表示は全て「押忍」だけで賄えるのではないだろうか。すごい文化だ。<br><br>後輩達が選手に駆け寄り、空手道部の備品と思われるタオルやらテーピングやらを渡す。「押忍、失礼します」と言っては頭を下げながらタオルを差し出す後輩達はまるで選手の付き人のようにも見えたがそれは本当にその通りで、後輩達にはそれぞれ自分の担当する選手がいるようだ。彼の担当は女子部員だった。彼が礼を言いながら淡いピンク色の綺麗なタオルを受け取るのを見て、わたしは自分の手に持っていたタオルをバッグにそっとしまった。<br><br>ＯＢさんが彼の名前を呼んだ。彼が「押忍」と歯切れよく返事をしてこちらを見たので、わたしは彼に手を振った。<br>彼が笑顔になる。試合の前とはまた違った屈託のない笑顔だった。<br>先ほど渡されたタオルを使うことなく女子部員へ返すと、こちらに駆け寄ってくる。<br><br>「調子は戻ってきたか？」笑いながらＯＢさんが問いかける。「まだちょっとぎこちないみたいだが」<br>「久しぶりの公式戦で少し緊張してるだけだと思います」と彼も笑いながら答えた。「でもだいぶカンが戻ってきました」<br>「そうか。ところで」親指でわたしを指差して言った。「みんなでメシ行くんだが彼女も一緒に連れて行っていいか？」<br>「押忍？」<br>疑問形の押忍だった。彼が困ったような表情でわたしを見る。<br>突然だったのでわたしも驚いた。<br><br>「ダメです」<br><br>と言ってもらいたかったのだが、わたしがＯＢさん達との食事を断ったところで彼と一緒にいられるわけではなさそうだ。<br>正直、彼の体調も心配だし近くにいたほうがいいのではないかと思うのだが、必要以上に気を遣わせるのも良くないような気もするし、何より試合中のため選手や後輩達とのコミュニケーションも大事だ。かわいらしい付き人だっているではないか。<br>それに、ＯＢさんは彼と仲が良さそうだし、わたしの知らない彼の話を聞くことができるかもしれない。<br><br>「皆さんとご一緒させていただけるなら」<br>わたしがそう言うと、彼は少し戸惑う素振りを見せたが頷き、ＯＢさんに「よろしくお願いします」と言った。<br><br>「行くか」ＯＢさん達が歩き出すと同時に、その場にいた学生全員が「失礼します」と一斉に頭を下げた。彼も同じように後ろに手を組んでお辞儀をしている。しばらく歩いてから振り返ってみたが、みんな微動だにしない。<br>いつまでああしているのだろう、と思っていたら、ＯＢさんが「自分達の姿が視界から消えるまでだよ」と教えてくれた。<br><br>外に出た。<br>鮮やかな黄金色に紅葉した街路樹が続く歩道をゆっくりと歩いて行く。<br>冷たい風が吹くたびに、ひらひらとたくさんの葉が舞い降りた。<br>木漏れ日が眩しかった。<br>見上げると一面の青空がそこにあった。<br><br>彼女がわたしに『ありがとう』と微笑んだ、あの日の風景に似ていた。<br><br><br>続くかもしれません<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11478864722.html</link>
<pubDate>Tue, 26 Feb 2013 12:04:12 +0900</pubDate>
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<title>書きたいところだけ４</title>
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<![CDATA[ ※書きたいところだけ３の続き<br><br>「彼のこと？  好きよ？」<br>わたしの問いかけに対し、何の躊躇も逡巡もなく彼女は答えた。<br>「きっかけをくれたことに感謝してる」<br><br>ありがとう。<br><br>ストレートの長い黒髪が、秋風にふわりと揺れた。透けるように白い肌、細い手足。木漏れ日が降りそそぐ中、小さな顔でまっすぐわたしを見つめて、笑った。<br><br>綺麗だな、と思う。<br>見た目だけでなく、内側から滲み出るような優しさも感じられる。<br><br>何故、こんなにも違うのだろう。<br><br>一緒にいる時間が長いわたしたちにとって、それはたぶん普通のことだったのであまり意識したことはなかったのだが、この時は何故かそう思ったことを覚えている。<br>わたしより先に恋人ができた、そのことに我知らず嫉妬したからかもしれない。<br><br>容姿や才能という点について言えば、彼女はおよそ同性ならば誰もが羨ましいと思ってしまうようなものを持って生まれてきた。姿形はもちろん、頭脳明晰、絵心もありピアノやバイオリンも弾ける。少し天然が入ってはいるが穏やかな性格で、冗談も解る彼女は誰からも好かれていた。<br><br>たとえ才能とやらに恵まれていたとしても磨かなければ光らない。忘れてはいけないのは、彼女自身の弛まぬ努力だ。<br>暇な時間をどのように使うか、それによって将来の自分の価値が決まってくる。<br>誰かが言ったそんな言葉を、彼女は真剣に受け止め、実践してきたのだ。<br>ただし、彼女にとっての「暇な時間」という言葉の定義は、わたしたちのそれとは完全に違っていた。<br><br>彼女には制約があった。他人が持っていない様々な才能の代わりに、あろうことか彼女は「健康な身体」を母親の胎内にすっかり置いてきてしまった。<br><br>自分に許された自由な時間。<br><br>それは、生まれつき身体が弱く、幼い頃から入退院を繰り返していた彼女にとってかけがえのないものだった。人は多くの困難を乗り越えていかなければならない。けれども彼女にはそのための明日が見えなかった。決して長いとは言えなかったその時間のひとつひとつを、彼女は懸命に生きようとしたのだ。<br><br>だからこそ彼女は優しい。<br>そう思ったこともある。<br>でも、きっとこの世に生まれる前から、彼女は誰よりも優しかった。<br><br>わたしがそのことに気づくのは、もう少し後の話になる。<br><br><br><br>あるいは続く
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11400711940.html</link>
<pubDate>Fri, 09 Nov 2012 22:55:16 +0900</pubDate>
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<title>書きたいところだけ３</title>
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<![CDATA[ ※書きたいところだけ２の続き<br><br>大丈夫だ、という意味だと思う。<br>この局面においての『大丈夫』についての解釈は、おそらく彼の笑顔を受け止めた人々それぞれの立場により異なる。<br><br>大勢のチームメイトに対しては『任せろ』。特殊なチームメイト、特に彼の病気のことを知るＯＢの先輩達に対しては『闘えます』。<br>彼の身体の状態を知った上で、空手の試合を初めて観たわたしに対しては『心配するな』。<br><br>受け止め方は違うが、笑顔の発信者としては『後がないからってビビってんじゃねえよ多少のハンデはあっても自分は勝つし怪我もしないしチームも負けないから応援よろしく（お願いします）』というようなことを言いたいだけなのだ。<br><br>「チームが負けそうなのに笑っているなんて真剣さが足りない」と、ある強面のＯＢが言った。この人はまた違った受け止め方をしたのだろう。すると、わたしの隣にいたＯＢがその言葉を否定した。先程の次鋒の反則負けを解説してくれた人だ。<br>「アイツの絶対の自信ですよ。逞しくなったじゃないですか」<br>「確かにな」ふっ、と強面が少しだけ柔らかい顔になった。「まあアイツ以外にこの状況をひっくり返すことができるようなヤツもいないし、な」<br><br>中堅を務める彼のチーム内での評価は、わたしが想像していたよりも遙かに高いことを知った。一年生は彼の公式戦を観たことがなかったせいか彼の実力に半信半疑だったが、それでも一回戦の秒殺劇を見せられてから認識を改めたようだった。「見せられた」というよりも「魅せられた」と言ったほうが正しい。<br><br>でも、わたしの知っている彼は。<br>穏やかで、泣き虫で、いつでもボンヤリとしていて。気に入った歌があるとピアノを弾いて、寂しそうに笑って。<br>彼女のことが好きで。<br><br>「始まったよ」ボーッとしていたらしい。彼のことを弁護したＯＢがわたしに声をかけてきた。「早く応援しないとアイツの試合すぐに終わっちゃうぜ」<br>そうですね、とわたしは答えた。<br>しかし。<br><br>追う立場、というのは相手の出方次第で戦略が限定されてくる。<br>勝たなければいけない彼が、自分の射程距離まで間合いを詰める。相手は下がる。彼が大きく間合いを詰める。相手はカウンターの動作に入るが格好だけで、また間合いを開ける。<br>それを追うように彼が左右の連撃を仕掛けると払いで躱す。<br>「そうきたか」ＯＢさんが言った。「てっきりカウンターを狙ってくるもんだと思ってたが、どうやらガチンコでやり合う気がないらしいな」<br><br>白星が２つ先行している相手チームとしては、以降の試合で「勝てない」と判断した組み合わせの場合には、勝ちに行く必要がない。すなわち、わざわざ黒星を作りにいくような真似はしない、ということなのだろうか。<br>引き分け狙い。<br>チームの勝ちを優先するなら戦略上はそういう方法も有りだ、という気はする。「負けるくらいなら引き分けろ」と指示された本人がそれで納得するかどうかはまた別の話だ。個人の意思が尊重されない局面もある。<br><br>彼も自分の間合いが作れないのだろうか、膠着状態が続き、一旦「止め」がかかった。主審が双方に「注意」を出す。<br>柔道で言うところの『教育的指導』のようなものだろう。果敢に攻めなければペナルティ、というルールが空手にもあるのか。<br>相手はともかく、彼は攻めていたではないか。こちらの応援席からブーイングが起こる。<br>開始線に戻った彼が、相手から視線を外すことなくゆっくりと右手を高く上げ、掌をこちらに突き出す仕草をした。ブーイングを止めろ、という意味だ。<br>応援席の全員が黙った。<br><br>静まり返った会場に「始め！」と号令がかかる。<br>一瞬、瞬きほどの一瞬だった。<br>号令と同時に、たった一歩のステップで相手の目の前まで飛び出した彼が、腕を折り畳んだまま左拳を相手の胸元へとぶつけた。ほとんど体当たりに近い。その衝撃で自らの意思とは無関係にバランスを崩しながらよたよたと下がる相手に、低い姿勢でさらに一歩踏み込み至近距離から右拳の中段逆突きを放つ。相手の身体がくの字に曲がり腰が浮いた。<br>その瞬間を彼は見逃さない。<br>後ろにあった右足で廻し蹴りをするように相手の両足を刈った。相手の身体が肩を軸にしてぐるんと回り、仰向けで空を飛んでいるように宙を舞う。そのままバク転を失敗した時のような格好で背中から落ちた。待ってましたと言わんばかりに落ちてきた相手の顔面にトドメの下突きを打ち込む。もちろん最後の一発は寸止めだった。<br><br>「文句ねぇな」こりゃ見事だわ、とＯＢさんが感嘆の息を漏らした。「でも応援くらいさせろや」<br>言われてみれば、彼の名を叫ぶ暇すらなかった。<br>応援席が一斉に活気を取り戻す。<br>歓声が会場を覆い尽くした。<br>また、音が遅れてきた。<br><br>一本。<br>２ポイントだ。<br>いや今のは４ポイントくらいもらってもいいのではないか、と彼の後輩が興奮して騒いでいたが、そんなルールはないし恥ずかしいから止めろと上級生から叱られていた。<br><br>転倒したときにどこか打ったのだろうか、相手が復活するのに結構な時間が必要だった。<br>両者が開始線に立つ。<br>彼は相手を睨みつけて笑みを浮かべている。今にも飛びかかりそうな勢いだ。<br>開始の合図がかかった途端、相手は素早く後ろに下がった。ところが彼はその場で静かにステップを踏んでいた。<br>「相手はもうダメだな」ＯＢさんが言った。「気配に飲まれてる」<br>彼が大きく前に踏み込んだ。相手の技が当たる距離だ。相手が雄叫びをあげながら飛び込み突きを出してきた。<br>そして技が届く前にまた宙を舞うように転倒した。<br>踏み込んできた前足を、彼が下がり際に刈ったのだ。<br>相手は床を転がり立ち上がった。その瞬間を狙って、彼が鋭いコンビネーションを打つ。<br>また相手が転倒した。<br>下がる時に浮いた足を刈られたのだ。<br>相手がまた立ち上がり、トドメを刺そうと近づいた彼に慌てて連続の突きを放ったが、足元がおぼつかずにまた転倒した。彼から離れるように床を転がる。<br>「止め」審判が試合を止めた。転がった先が場外だったからだ。相手は立ち上がったが、肩で息をしていた。空手の技によるダメージはほとんどないだろう。おそらく、繰り返した転倒による疲弊だ。開始線に戻っても呼吸が落ち着かない様子だ。審判が相手に近づいた。<br>何か話しかけるが、彼を睨んだまま何も答えない。<br><br>泣きたいのを堪えているように見えた。<br><br>引き分けるつもりが彼の技を受けきれず、無様に転がされポイントを取られ、彼が守りに転じると「これが守りの見本です」と言われているかのように何度も地べたを舐めさせられた。<br>まともに闘うな、と指示されたかもしれない。でも自分が今までしてきた辛い練習は一体何だったのだ。<br>わたしが相手の立場なら、やはり自分の思うように闘いたいと願うだろう。<br><br>彼を見た。<br>彼も、相手を睨み返していた。<br>先程までとは雰囲気が違う。<br>彼は、闘いたいのだ。<br>ちゃんと互いに全力を出し合い闘って勝ちたいのだ。<br><br>「意外に性格悪いなアイツ」強面さんが苛立っている。「とっとと決めちまえよ。格下相手に遊んでる場合か」<br>「違うよな」となりのＯＢさんが呟くようにわたしに言った。わたしはコートにいる彼を見たまま黙って頷いた。<br><br>試合が再開される。<br>審判の合図とともに二人が構える。彼が大きな声を出した。ほとんどの人が雄叫びの類と思ったかもしれない。<br>でも、確かに<br>「来い！」<br>と言った。<br>相手も雄叫びを上げ、構え直した。<br>「応！」<br>そう答えたのかもしれない。<br><br>互いの間合いが近づく。<br>先に仕掛けたのは相手だった。<br>左拳とステップのフェイクから繰り出したのは、突進力とキレのある上段ワンツーだった。空気を切り裂く音が聞こえるような気がする。<br>カウンターを合わせようとした彼が、躊躇したのか少しだけ下がった。右手で初弾を落とし、左足を引いて体を開き変えながら左手で次弾を落とす。左の上段がガラ空きになった。<br>相手はすでに右上段廻し蹴りのモーションに入っていた。ワンツーに続けて、弓のようにしなる渾身の廻し蹴り。並々ならぬ努力と研鑽によって培われたコンビネーションだということが素人目にもわかった。<br>だが彼は退かなかった。<br>無防備だった左顔面の横に、彼は自分の右拳を構えていた。そのまま後ろ足で地面を蹴って前へと踏み込み、左腕を擦り上げて廻し蹴りをガードしつつ相手の右頬に裏拳を放つ。<br>攻防一体のカウンターだ。<br>何かが弾けるような乾いた音がした。相手は体を後ろに反らしながら彼の裏拳を寸前のところでガードしていた。<br>彼がバックステップで間合いを切る。<br>相手はまだ態勢を立て直すことができていない。<br>彼が攻勢に転じる。<br>即座に踏み込んで間合いを潰すと、矢のような左の上段突きを撃つ。相手が退がる。それを追いかけるようにさらに潜り込んで右の中段逆突きを撃ち込んだ。相手の意識が上段から中段へと移り、ガードが下がった。その時には彼の右脚は蹴りのモーションに入っていた。<br>同じ技？<br>いや、違う！<br>相手が先程放った蹴りは、彼の左半身を狙った外廻し蹴りだったが、彼の蹴りは相手の右半身を狙っている。内廻し蹴り、あるいは裏廻し蹴りだ。<br>相手が退がりながら右上段をガードするように両腕を上げた。<br>その時。<br>彼の右脚の、膝から先がくるんと綺麗な弧を描いた。内廻しから外廻しへと軌道を変化させた蹴りが、相手の無防備な左頬に吸い込まれていく。<br>そして。<br>乾いた音が会場に響いた。<br>副審が一斉に旗を上げるのと同時に、主審が試合を止めた。<br><br>「よっしゃあっ！」ＯＢさんが叫んで立ち上がった。<br>上段蹴り一本。<br>４ー０で彼の勝ちだ。<br>わたしは知らないうちに両手を握り締めていた。ひらいた掌に汗が滲んでいる。<br><br>主審が彼の勝ちを宣言した。<br>拍手のなか、ふたりは一礼してコートを後にした。<br>相手が自分のチームメイト達から背中を叩かれていた。<br>きっと、健闘を讃えられているのだ。<br>そう思う。<br><br>「相手も実力出せて本望だったろうな」ＯＢさんが言った。それにしても清々しい試合になったよなあ、と相手も含めて褒めた。<br>「最後、すごかったですよね」とわたしが言うと、<br>「君の彼氏のほうがすごいじゃないか。相手に全力を出させて勝ったんだぜ？ 」とＯＢさんは茶化すように笑った。<br><br>わたしは頷いた。<br>彼を褒めてもらったことが嬉しかった。<br>その後で、言った。<br>「でもわたしは違うんです」遠くにいる彼に視線を移した。彼だってそんなふうに思っていないと考えたら何故か複雑な気持ちになった。<br>「わたしは…彼女じゃないです」<br><br>彼女じゃない。<br>その言葉を心の中で繰り返した。<br><br><br><br><br>あるいは続く
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11305000933.html</link>
<pubDate>Mon, 16 Jul 2012 12:15:40 +0900</pubDate>
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<title>書きたいところだけ２</title>
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<![CDATA[ ※書きたいところだけ、の続き<br><br>彼がピアノを弾いている。<br>懐かしい曲だった。わたしたちと同じ世代の人ならば大抵の人は聴いたことがあるはずだ。カラオケなどでも歌うことができる人は多いと思う。<br>原曲の雰囲気を壊さないよう、それでいてピアノでの演奏がしっくりくるように適当なアレンジが施されていた。<br>やさしくて、あたたかくて、少しだけさみしい音色だと思う。<br><br>それにしても。<br>高校生になってから練習を始めたのに弾けるようになるものなのか。しかもアレンジまで。独学でここまで上手になるとは思っていなかった、というのが本音だ。<br>その才能に嫉妬すらしてしまう。<br><br>わたしは彼の演奏に合わせて、歌詞を思い出しながら囁くように歌っていた。<br>やがて演奏が終わり、彼がふうと息をした。<br>緊張していたらしい。<br><br>「いい曲だね」<br>わたしは原曲ではなく彼の演奏を褒めたつもりだったが、彼は<br>「そうだね」<br>とだけ言って黙った。<br><br>いつもの沈黙だ。<br>また彼女のことを思い出しているのか、と思って話題を変えようとしたら、彼が先に口を開いた。<br><br>「この曲をね」少し考えてから続ける。「彼女が弾いてくれたことがあったような気がするんだけど、たぶん記憶違いだな」<br><br>そうだ。<br>それは記憶違いだ。<br>この曲がリリースされたのは、彼女がわたしたちの前からいなくなった後なのだから。<br><br>彼に五線譜の読み方を教えたのは彼女だった。彼の大きな手でピアノを弾いたら、難易度の高い演奏も簡単にこなせるはず。そう言って彼女は、彼にピアノを弾くことを勧めたのだ。<br><br>手が大きいと鍵盤楽器の演奏が有利になるのかどうかはわからない。<br>むしろ大事なのはセンスではないのか。<br><br>しかし彼女の直感は正しかった。ト音記号とヘ音記号の音符の読み方を教わった彼は、その一週間後に彼女の好きだった曲をマスターした。と言っても両手の指が楽譜通りにバラバラに動かせるという程度の演奏で、技術的には上手とは言えなかった。それでもわたしは素直に感心したし、彼女は「嬉しい」と言って微笑んでいた。<br><br>「そうだよなあ」記憶違いだよなあ、少しだけ震える声で呟いた。俯いている彼の横顔が、何故だろう、だんだんと滲んでいった。<br><br>いま弾いてくれた曲の歌詞を不意に思い出す。<br><br>傍にいる人が泣いているかどうかわからなかったのは、自分が流していた涙のせいではないだろうか。<br><br>そんなことを、ぼんやりと考えた。<br><br><br>それからどのくらいの季節が通り過ぎたのだろう。<br>彼は黒帯を締めて空手の試合に臨んでいる。これから団体戦の二回戦だ。<br>会場には大勢の人がいる。しかし、この中の誰一人としてピアノを弾く彼の姿を見たことのある者はいないし、想像する者もいないだろう。<br><br>『闘う彼』が当たり前の世界。<br><br>『ピアノを愛する彼』しか知らないわたしは、ここでは異邦人だ。<br>だから、彼に「無理をしないでね」と言うことをやめることにした。<br>彼のチームメイトと同じ。<br>勝利だけを願う。<br><br>試合が始まった。<br>いきなり先鋒と次鋒がたて続けに負けた。<br><br>先鋒は時間切れギリギリのところで中段逆突きの刺し合いで敗れ、次鋒はまさかの反則負けだった。<br><br>格闘技で反則負け。<br><br>相手の上段に放ったワンツーがキレイに決まったのだとわたしは思っていたのだが、近くにいたＯＢの解説によると、初弾の左拳がアゴに入ったことで相手は意識を失ってしまったらしく、両腕をダラリと降ろした棒立ちの状態で仰け反った。そこに間髪入れずに次弾の右拳が命中したらしい。相手は受け身を取ることもなく、直立の姿勢のまま後ろに倒れた。<br>試合が中断し、相手の次鋒はそのままタンカで運ばれた。審判団の協議の結果はこちらの次鋒の反則負け。<br><br>決して故意で顔面を狙ったわけではないし、暴力的なパンチではない。教科書通りの綺麗な技だった。ポイントを取りにいくための突きだから相手の無防備ではないのか、というこちらの抗議は却下された。<br><br>格闘術や剣術など、武術の定義を考えたことはないが、繰り出した技に殺意を乗せることが前提のものだとする。それは平和な世の中では行使できない。ただの暴力だからだ。<br>だからこそ、武術は自らが生き残るために礼節や高い精神性と結びついて武道へと昇華した。<br>道とは道徳のことだと思う。<br>武道が競技としてルール化されたとはいえ、根本的な部分は他のスポーツと異なり、やはり遊びの要素が少ないような気がする。格闘技と呼ばれるスポーツでは、こういった事故は少なからず起こるのだろう。<br><br>とにかく二敗のため後がない。<br>中堅戦で彼の名前が呼ばれた。<br>その途端、先程見たばかりの光景が脳裏を掠める。<br><br>板張りの床に打ちつけられた後頭部が、まるでゴムまりのようにバウンドする光景。<br><br>彼が強いのはわかっている。<br>ただ、ベストな状態ではないのも知っている。<br>怖いと思った。<br>彼がそんなわたしを見た。<br>一回戦の時と同じように笑っていた。<br>わたしは笑顔を返すことができていたのだろうか。<br><br><br>続くかもしれません
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11302210578.html</link>
<pubDate>Fri, 13 Jul 2012 13:29:57 +0900</pubDate>
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<title>書きたいところだけ</title>
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<![CDATA[ ※ややフィクションです<br><br>「悪くないね」<br>調子はどう？  と訊いたわたしに背を向けたまま彼は答えた。<br>嘘だ、と思う。<br>今朝まで熱が高かったはずだ。<br><br>柔軟をこなした後でゆっくりと立ち上がり、道着の乱れを直し、腰に巻かれた黒帯を締め直しながら深呼吸をする。<br>帯には彼の名前が刺繍されていた。<br><br>他のチームのちょっとごつい選手たちがこちらを見ながら何か話している。<br>この細い身体であの人たちと闘うのか、と考えると心配で仕方がない。<br>そんなわたしを振り返りながら「じゃ、行ってくる」と言って軽く手を振り彼は現役最後の試合会場へと消えて行った。<br><br>振り返ったときわたしに見せた表情を今でも覚えている。<br>笑っていた。<br>瞳に宿っている不思議な光。それは自信なのか、喜びなのか、あるいはもっと別の何かなのか。<br><br>全身全霊を以って取り組んできた何かが仕上げの段階まで来たとき、人間はこんな顔をするのだろう。<br><br>わたしは彼の選択を間違いだとは思っていない。けれども彼には他の選択肢もあったのではないか、そんな気がしてならない。<br>そう考えるときはいつも思い出す。<br>彼女と、彼女が共にいた日々を。<br><br>緒戦。<br>団体戦での彼は中堅だった。伝統空手のルールは知らないし実際に選手の動きが速過ぎて何がなんだかわからないのだが、先鋒が辛勝、次鋒が善戦できずに終わり、１－１となっている。流れは相手のチームに傾いているというのが素人目にも判断できた。<br><br>彼の身長は小さくはないが大きくもない。相手は彼より縦にも横にも大きかった。<br>応援席にいるコーチやＯＢ、チームメイトが不安そうな表情をしている。理由は解っている。１年生などはわたしと一緒で、彼の公式戦を見るのも初めてだろう。<br><br>名前を呼ばれ、彼が立ち上がる。相手も立ち上がる。一礼をしてコートに入り、開始線で互いに一礼。怒号のような応援が始まった。期待と不安が混在した声で彼の名前を叫んでいる。<br>あの華奢で穏やかな彼に、先鋒や次鋒以上の闘いができるのか。<br><br>審判の合図と同時に二人が構えた。相手は声をあげたが彼は静かにステップを踏み始めた。先程までの試合と比べると選手同士の距離が極端に離れて見える。<br><br>彼は右利きで、左足と左手が前に出ているが相手は逆。サウスポーというやつだ。日常とは異なりスポーツでは左利きが有利な気がする。ますます心配になる。<br><br>睨み合っていたのは数秒だったと思う。<br>相手が少し、ほんの少しだけ距離を詰めた刹那。<br>彼が矢を放った！<br><br>…ように見えた。<br>胸元で何かが爆発を起こしたかのように相手の身体が後方へ弾け、たたらを踏み、床に手をついた。彼はその様を何事もなかったかのように見下ろしていた。審判が二人の間に慌てて割って入り「やめ！」と叫んだ。<br>一瞬静まり返った応援席から歓喜の声が、周囲から感嘆の声があがる。先程までとは明らかに次元が違う。<br>あまりの鮮烈な光景に、全ての音が遅れて来たかのようだ。<br>一撃でこの騒ぎだ。<br>肌が粟立つ。<br><br>彼にポイントが入る。爆発的な踏み込みで一気に間合いを潰し、右の上段突きを撃ち込んだらしい。４ポイント先取すれば勝ちだ。１ポイントでも先行すればカウンター待ちなどの戦法を使うのが定石と誰かが言ったが、彼はそうしなかった。<br>再開後、相手に考える余裕すら与えず同じ技で秒殺したのだ。<br>圧倒的だった。<br><br>この１勝がチームの、応援席の、会場の雰囲気を変えた。チームは勢いを取り戻し、４ー１で勝利。<br>退場のとき、彼が応援席に向かって会釈した。<br><br>応援席のみんなが口々に彼について語る。<br>リーサルウェポンの完全復活とか起死回生の切り札とか、あんなに強かったんですか、という１年生もいて、馬鹿おまえブッ殺されるぞ、と上級生に叱られていた。大会に間に合ってよかった、と言う人もいた。<br><br>わたしはただ呆然としていた。<br>わたしの知らない彼がいる。<br>これが、彼の選択した答え。<br>彼女との約束を長い間守り続けてきた結果なのだ、と。<br><br>彼は、彼の持っていた可能性の中から、一番不向きであろう「闘う」という道を選んで、ずっと、ずっと、闘い続けてきたんだ。<br><br>そして、ＯＢのひとりが言った言葉がわたしを現実へと引き戻した。<br>「休部前よりキレキレじゃねーか。アイツ本当に病人なのか」<br><br>おわり<br>あるいはつづく<br>
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<link>https://ameblo.jp/blassty/entry-11229037335.html</link>
<pubDate>Sat, 21 Apr 2012 13:51:59 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして</title>
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アメンバー限定公開記事です。
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<link>https://ameblo.jp/blassty/amemberentry-11228122776.html</link>
<pubDate>Fri, 20 Apr 2012 13:01:21 +0900</pubDate>
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