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<title>泣くも一生、笑うも一生</title>
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<description>3歳＋1歳の姉弟のこと。そしてお空で遊んでる次男くんの思い出</description>
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<title>お別れだね</title>
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<![CDATA[ <p>少しでも陣痛がひいたときは、お腹を擦って話しかけたりしていた。</p><p>もう最後だし、痛みや怖さを紛らわせたかった。</p><p>あまりうまくはいかなかったけど。</p><p><br></p><p>怖くないよ、大丈夫だよ。</p><p>自分に言い聞かせるように、そう声をかけた。</p><p>先生も助産師さんもいてくれるからね。</p><p><br></p><p>もう、お別れだね。</p><p>そう声にしたとき、付いてくれていた助産師さんが一緒にお腹を撫でてくれた。</p><p><br></p><p>痛くて痛くて、早く終わって欲しいと思った。</p><p>でもそれは、さんたまちゃんとのお別れということだ。</p><p>お別れはしたくない。でも仕方ない。分かっているけど、分かっているけど…。</p><p><br></p><p>混乱して、考えがまとまらず、痛みでまともに考えることもできなかった。</p><p>ただただ、泣きながら耐えていた。</p>
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<pubDate>Mon, 18 Oct 2021 22:41:58 +0900</pubDate>
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<title>痛いしか記憶にない</title>
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<![CDATA[ <p>そこからの記憶は断片的だ。</p><p>とにかく痛いし、死にゆく子供を産んでいるのだからまともな精神ではいられなかった。</p><p><br></p><p>助産師さんや先生は出たり入ったりで、一人で分娩室に残される時間もあった。</p><p><br></p><p>うめきながら痛みに耐えた。</p><p>一人目の出産の時、分娩室が近くて、お産のときの声がよく聞こえてた。</p><p>身も世もない、恥も外聞もない声を、よく覚えていた。</p><p>ああ、こんなに痛いんだったらそりゃ絶叫するわな…なんて思っていた。</p><p><br></p><p>ずっと仰向けでいると、辛ければ横を向いてもいいよ、と言ってくれた。</p><p>でも、何をすれば楽なのか、どうすれば痛みが和らぐのか、まったく分からなかった。</p><p>よく漫画やドラマで見る、腰をテニスボールで押す、みたいなのも、して欲しいのかどうか分からなかった。</p><p><br></p><p>助産師さんが手を握ってくれたり、足を擦ってくれたりしてくれた。</p><p>もう話す余裕もなかったけど、ありがたかった。</p>
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<pubDate>Wed, 06 Oct 2021 21:34:14 +0900</pubDate>
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<title>なぜ嵐なのか</title>
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<![CDATA[ <p>打ち合わせが終わったらしく、A先生が近づいてきて説明してくれた。</p><p><br></p><p>「次のお薬、11時って言われてたと思うけど、スキップしてこのまま産みましょう」</p><p><br></p><p>今日は4回までやるといわれ、3日くらいかけると言われていた。</p><p>それが、薬は1回だけでこのまま産む、という。</p><p>急な展開についていけなかった。</p><p><br></p><p>痛みと恐怖に加えて、この急転直下の展開に動揺していると、助産師さんがきてくれた。</p><p><br></p><p>「これから起こることを説明しますね。陣痛かなり強いし、もうすぐ破水すると思います。そしたら赤ちゃんが出てきて、胎盤を出して、終わりです」</p><p><br></p><p>なるほど、わかりやすい展開。</p><p>しばらくは、この痛みに耐えるしかないらしい。</p><p><br></p><p>いきみたい、何か挟まってる、何か出そう、そんな感じがあったら言ってね。</p><p>そんなことを言われた。</p><p><br></p><p>「何か音楽かける？」</p><p>『いや、べつにいいです』</p><p><br></p><p>普段あまり音楽を聞く習慣がないので断った。</p><p><br></p><p>「そう？でも、なんかあれだしかけようか」</p><p><br></p><p>心の底からどっちでも良かったので、はいじゃあ、と答えた。</p><p>確か嵐の曲のインストがかかっていた。</p>
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<pubDate>Sun, 03 Oct 2021 21:46:43 +0900</pubDate>
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<title>分娩台でオバQ音頭</title>
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<![CDATA[ <p>分娩室に入った。</p><p>わたしは分娩室を経験するのは初めてだったので、部屋の様子に少しビビってしまった。</p><p><br></p><p>分娩室には、M先生ではなくてA先生がいた。</p><p>知ってる先生だったので良かったと思った。</p><p>よろしくお願いしますとか、どうもこんにちはとか、言えばよかったのだけど、そんな余裕はなかった。</p><p><br></p><p>「痛みがひいたタイミングで、分娩台にうつりましょう」</p><p><br></p><p>痛みがひくタイミングなどない。</p><p>しかしやるしかない。</p><p><br></p><p>ふうふう言いながら耐えていると、どうにか動けそうな位の痛みのタイミングになった。</p><p>今だー！いけー！位の勢いで、しかしのろのろと分娩台によじ登る。</p><p><br></p><p>怖かった。</p><p>これから起こることすべてが怖かった。</p><p>恐怖で足がガクガクと震えた。</p><p><br></p><p>『ごめんなさい、怖くて足が震えてます』</p><p><br></p><p>そう言うと、先生は大丈夫ですよ、なんて言いながら内診を始めた。</p><p>それから早速、エコーを見る。</p><p>モニター画面を見ながら先生と助産師さんが何か話していた。</p><p><br></p><p>「もう全開だね、子宮口区別つかない」</p><p>「はい」</p><p>「……は、もうわからないね」</p><p>「ああ…そうですね」</p><p><br></p><p>そんな声が聞こえて、何がわからないと言ったのかは分からなかった。</p><p><br></p><p>トイレに行ったかとか、痛みの具合とか訊かれた気がするけどテンパっていて覚えていない。</p><p><br></p><p>先生たちは少し離れたところで何か話し合いを始めた。</p><p>わたしはまだ震えていた。</p><p><br></p><p>小さな声で、オバQ音頭を歌った。</p><p>目を閉じて、オバQ音頭を一生懸命踊る長女の姿を浮かべた。</p><p>キュキュキュのキュ、キュキュキュのキュ…。</p><p><br></p><p>繰り返すうち、震えは止まっていた。</p>
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<pubDate>Fri, 01 Oct 2021 21:27:05 +0900</pubDate>
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<title>羨んでも仕方ないのにね</title>
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<![CDATA[ <p>車椅子をコロコロされながら、分娩室へ向かった。</p><p>移動中も痛くてたまらない。</p><p>赤ちゃんを抱いた人たちとすれ違った。</p><p><br></p><p>ああ、いいなぁ、元気な赤ちゃん。</p><p>わたしはここから出るとき、ひとりだ。</p><p>こんな痛みを乗り切った先には、悲しみしか待っていない。</p><p>この陣痛の先にはお別れしかない。</p><p>なんで、なんで…。</p><p><br></p><p>そう思って、また涙が溢れた。</p><p>この考え、思いはこの先の短い分娩で、常にわたしに付き纏い、苦しめた。</p>
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<pubDate>Fri, 01 Oct 2021 21:05:14 +0900</pubDate>
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<title>分娩室へ</title>
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<![CDATA[ <p>助産師さんが色々と道具を持って戻ってきた。</p><p>内診をすると言って、お尻の下にシートをしいた。</p><p><br></p><p>「うん、もう全開。行きましょう」</p><p>『どこに？』</p><p>「分娩室です」</p><p><br></p><p>今更ながら、ここで産むんじゃないんだと分かった。</p><p>貴重品を鍵付きの引き出しに入れて、スマホを持って、なんてやっているうちに、車椅子がきた。</p><p><br></p><p>しかし、痛くて立ち上がれそうにない。</p><p>痛みの波が引いたら立ち上がって、と言われるが、わたしの体感では常時痛いのだ。</p><p><br></p><p>「立ち上がったとき、ばしゃっと破水するかもしれないけど、想定してるから大丈夫ですよ」</p><p><br></p><p>いや、わたしはそんなこと想定していないんだけど？</p><p>内心そんなことを思いつつ、痛みを堪えてえいやっと立ち上がる。</p><p>倒れ込むようにして車椅子に座った。</p><p><br></p><p>「行きましょう」</p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/blueskyfactory714/entry-12701129143.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Sep 2021 21:31:55 +0900</pubDate>
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<title>ぎりぎりの理性</title>
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<![CDATA[ <p>痛みはどんどん強くなった。</p><p>まだ薬は１回目なのにこんなに痛いとは…確か今日は4回まで入れると言ってたぞ…と絶望的な気分になった。</p><p><br></p><p>痛みが強くなるときは、歯を食いしばってもうめき声が出るくらい痛くなった。</p><p>何分おきとか計る余裕もないし、体感で1分も空いていない気がした。</p><p>痛すぎて悲しい気持ちを認識する余裕もなかった。</p><p><br></p><p>どうしよう、ものすごく痛い。</p><p>でも陣痛ってどのくらい痛いか分からないから、この痛みが強いのか普通なのか、まだ序の口なのか。わからない。</p><p>息を吐いて痛みを逃すなんて不可能だった。</p><p>どうしよう、助産師さん呼ぶべき？この程度で呼んだら迷惑なんじゃ…</p><p><br></p><p>なんて思っていると、助産師さんがちょうど来てくれた。</p><p><br></p><p>「どう？痛い？」</p><p>『ものすごく、痛いです』</p><p>「どのくらい痛いかな」</p><p><br></p><p>だから！どのくらいとかわかんないよ！！</p><p>と言いたいけど、ぎりぎりの理性でどうにか堪えた。</p><p><br></p><p>『すごく、ものすんごく痛いです』</p><p>「間隔は？」</p><p>『計ってないけど、ほとんどない感じです』</p><p><br></p><p>痛くていたくて、ひーひーふーふー言いながらそんなやり取りをした。</p><p><br></p><p>「出血してる？」</p><p><br></p><p>知るか！！</p><p>と言いたいけど、ぎりぎりの理性で以下略。</p><p><br></p><p>『トイレ行ってないから分からないです。さっきはしてました』</p><p><br></p><p>助産師さんはふむふむと言う感じでモニターを見て、お腹を触った。</p><p><br></p><p>「かなり陣痛きてるね」</p><p><br></p><p>でしょうね！！！</p><p>と言いたいけど以下略</p><p><br></p><p>ショーツをめくると、そこそこ出血しているようだった。</p><p><br></p><p>こんなに痛くて出血もしてて、さんたまちゃん大丈夫なんだろうか。</p><p>そう反射的に思って、すぐに気がつく。</p><p><br></p><p>ああ、さんたまちゃんの心配なんてしなくていいんじゃん。</p><p>だってこれ、お別れのための陣痛だもん。</p><p>さんたまちゃんを殺すための出産だもん。</p><p><br></p><p>そう気がついたら、忘れていた悲しみが襲ってきて、悲しみたいのに痛みがそれを許してくれなくて、ただただ苦しかった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/blueskyfactory714/entry-12700760160.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Sep 2021 22:56:02 +0900</pubDate>
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<title>どのくらいって難しい</title>
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<![CDATA[ <p>しばらくして、助産師さんがお腹の張りを見る機械をまた持ってきた。</p><p>うまく電波が飛ばないとかで、ナースステーションで見れないらしい。</p><p>（いやだからお粗末…）</p><p><br></p><p>またまた付け替えるということなので、ついでにトイレに行かせてもらった。</p><p><br></p><p>トイレでいきんだりしたときに、赤ちゃんが出てきてしまうことがあるそうなので、受け皿みたいなやつを取り付けるように言われた。</p><p>おっかなびっくりトイレを済ませた。</p><p>少し出血していた。</p><p><br></p><p>ベッドに戻って機械を取り付けてもらって、出血していたことを伝えた。</p><p><br></p><p>「どのくらいしてた？」</p><p>『拭いたら付くぐらいですかね』</p><p><br></p><p>毎回思うけど、どのくらい痛いか、どのくらい出血していたか、どのくらい時間があいたか、とか答えが難しい。</p><p>この出血については、そうですかぁ位で終わって、すぐ出ていってしまったので、緊急性はないのかな、と思った。</p><p><br></p><p>スマホが手元に戻ったので夫とラインをして過ごした。</p><p>長女は無事に幼稚園に行ったようで、ひとまず安心した。</p><p><br></p><p>10時を過ぎた頃だろうか。</p><p>明らかに痛みが強くなり、波が出てきた、ように感じた。</p><p>ぎゅうっと痛くなるときは、顔をしかめてしまうくらいの痛みだった。</p><p><br></p><p>ちょうど助産師さんが様子を見に来てくれた。</p><p>今まで経験したことのないような生理痛で、波があること。絶叫するほどではないが、思わず顔が歪むくらいの痛みであることを伝えた。</p><p>助産師さんはモニターを見て、確かに波が出てきているね、と言った。</p><p><br></p><p>「今、ぎゅうっときてるかな？」</p><p>『はい、いたたたたいたい…』</p><p><br></p><p>みたいなやり取りをした。</p><p><br></p><p>痛いときはふうーっと息を吐いてやり過ごすこと、まめに見にくるけど急に痛みが強いとかあったら呼んでね、と言われ出ていってしまった。</p><p><br></p><p>一人にしないでくれー！こわいよー！</p><p>と思ったけど、そんなワガママを言ってはいけない、みんなお忙しいのだ、と堪えた。</p><p><br></p><p><br></p>
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<pubDate>Mon, 27 Sep 2021 11:13:03 +0900</pubDate>
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<title>陣痛スタート</title>
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<![CDATA[ <p>痛みは生理痛とは少し違って、わたしが経験した中だと後腹といわれる後陣痛みたいな感じだった。<br></p><p><br></p><p>その旨を助産師さんに伝えると、それが陣痛だからこれからだんだん強くなっていくから、とのことだった。</p><p>破水したとか出血したとか、ものすごい痛みが強くなったらナースコールしてね、と言われ、部屋でひとりで夫とラインしたりして過ごした。</p><p><br></p><p>9時半ころ、お腹の張りを見るモニターをつけると言われた。</p><p>しかし、LANでデータを飛ばすタイプの機械なのに、LANケーブルの差口がない。</p><p>「この部屋ケーブルないんだっけ…」とか言いながら、違う機械に変えた。</p><p>（産科の病棟でそんなお粗末な話あるか…？）</p><p>今度は無線LANでデータを飛ばすタイプだった。</p><p><br></p><p>モニターがお腹に巻かれてるので、身動きが取れなくなった。</p><p>体勢を変えたいとかあったら呼んでね、と言ってもらえたけど、申し訳なくて言いにくかった。</p><p>膝を立てるのも巻きつけるベルトの強さが変わるから、とかで許されず、地味にキツかった。</p><p><br></p><p>スマホも充電のために離れたところにおいていたし、ただじっと天井を見ながらお腹の痛みを感じていた。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<pubDate>Sun, 26 Sep 2021 21:03:59 +0900</pubDate>
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<title>陣痛促進剤1回目</title>
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<![CDATA[ <p>まずはラミナリアを抜く処置から。</p><p>これが御多分に漏れず不快だし、痛かった。</p><p><br></p><p>カーテンの向こうで、逆子だったけど…とか、頭位になってるぽいかな…とか聞こえてきた。</p><p>なんだろうか、訊いてもいいのかな、なんて思っているうちに、膣錠が入れられた。</p><p><br></p><p>「これで陣痛がついてきますので」</p><p><br></p><p>先日も言った通り、帝王切開の後なのでゆっくり進めていく、という話だった。</p><p>次のお薬は11時に入れる、と言われた。</p><p>（そのペースがゆっくりなのか通常通りなのかはよく分からない）</p><p><br></p><p>「痛みが強すぎるとか、破水したとか、何かあれば…なくても、心配なことがあれば、言ってくれていいんですからね」</p><p><br></p><p>そう言ってくれて、少し安心した。</p><p><br></p><p>夫の面会のことを確認してもらった。</p><p>産まれたら、M先生から携帯に連絡してくれること。</p><p>しばらくはわたしの処置などもあるから、急いでこなくて大丈夫なこと。</p><p>面会したら恐らくそのまま葬儀屋さんとの打ち合わせがあること。</p><p><br></p><p>そんな説明を受けて、病室に帰った。</p>
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<pubDate>Sat, 25 Sep 2021 20:46:10 +0900</pubDate>
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