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<title>シンガポールダイアリー</title>
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<description>シンガポールでの生活</description>
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<title>年下の友人 I'm so sorry</title>
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<![CDATA[ <p>今週若い友人とお茶する約束をしている。</p><p>&nbsp;</p><p>どんだけ若いかっていったら奥さん、年の差実に28歳。</p><p>これはもう親子といっておかしくないとかそんなんじゃなく、まんま親子でしょう。</p><p>&nbsp;</p><p>昭和の昔なら割りと遅めの子くらい。</p><p>&nbsp;</p><p>日本の漫画とコスプレが大好きなフィンランド人（仮）男子、仮に名前をウィリアム君としましょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>ウィリアム君と知り合ったのは1年ちょっと前。友だちの家でのハリラヤのパーティーでのこと。</p><p>&nbsp;</p><p>尚、ハリラヤというのは、イスラム教のラマダン（断食）が終わった後のお祝いで、シンガポールでは祝日になっているほどメジャーなイベントである。</p><p>&nbsp;</p><p>ラマダンやハリラヤについてはまた書く機会があれば書きたいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>ウィリアム君とは漫画の話で気が合い、その後私の持っている英語版の漫画を貸してあげたり、折にふれてウィリアム君のコスプレの写真が送られてきたりして、年齢の壁を越えて友だちづきあいをさせてもらっている。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなウィリアム君だが、ご両親が事故で亡くなったという話は本人から聞いていた。</p><p>&nbsp;</p><p>いつ？とかどんな事故？とか突っ込んで聞くほど親しい間柄でもないので、小さいころ交通事故で亡くしたかなにかかな？となんとなく勝手に想像し、</p><p><span style="font-size:1.4em;"><span style="color:#00afff;">I'm so sorry</span></span></p><p>ご愁傷様です、と述べるにとどめていた。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、ときどきウィリアム君が、お母さんに会いたいよ、というような投稿をFacebookにするのを見て胸を痛めたりもしていた。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなウィリアム君と出会ったきっかけになったハリラヤのパーティーを主催した友人からたまたま連絡がきて、ウィリアム君の話になった。</p><p>&nbsp;</p><p>私が、今度会うよ 笑、と伝えると、少しの間があって、</p><p>あのかわいそうな子についてちょっと話をさせて</p><p>というメッセージがきた。</p><p>&nbsp;</p><p>続いて送られてきたのは、数年前のある飛行機事故のニュースのリンク。乗客乗員全員が亡くなった悲惨で痛ましい事故である。</p><p>&nbsp;</p><p>これにウィリアム君のご両親と幼い妹さんも搭乗していたのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>あの子は本当にかわいそうな子なの。私たちはあの子のマムになってあげなくてはね。</p><p>&nbsp;</p><p>と友人に言われた。</p><p>&nbsp;</p><p>あれ？なんか今若干釘さされた？</p><p>&nbsp;</p><p>私がウィリアム君と会うのは漫画の話などをするのが楽しいからである。が、それ以上に、幼いころ（実際にはほんの数年前だったわけだが）両親を亡くした若い青年に大好きな日本や漫画の話をしてあげたいという母心のようなものがそもそもベースにあっての友情なのである。</p><p>&nbsp;</p><p>しかしはたから見ると、いい年して若い男と友だちづきあいをしていると思い込む痛い中年に見えるのであろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>はたまた、そんなふうに疑心暗鬼になるのも四十代最後の誕生日をすぐそこに控えているせいであろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>ともあれ、漫画でも何でも私なりにできる形で、少しでもウィリアム君の力になっていけたらいいなと思うのである。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12391038538.html</link>
<pubDate>Sun, 15 Jul 2018 22:05:01 +0900</pubDate>
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<title>クラスリユニオン 30s is the new 20s</title>
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<![CDATA[ <p>この週末、私が通っていたアメリカの高校のクラスリユニオン、いわゆる同窓会が盛大に開催されている。</p><p>&nbsp;</p><p>今までになく大規模のかなり気合の入った同窓会で、何か月も前からFacebookを通してお知らせや出欠確認の連絡が何度もきていた。</p><p>&nbsp;</p><p>なぜか。</p><p>&nbsp;</p><p>それは今年が、私たちのクラスの卒業30周年にあたるから。</p><p>&nbsp;</p><p>ヤダーッ。うっそー。マジで？</p><p>&nbsp;</p><p>13年とかの間違いじゃない？</p><p>&nbsp;</p><p>といくら否定してみても、私たちの卒業年度は紛れもなく1988年。当時張り切って買っちゃった卒業記念のトレーナーにも、しっかりClass of ‘88とプリントされている。</p><p>&nbsp;</p><p>ちなみにクラスソングはホワイトスネイク。</p><p>&nbsp;</p><p>ゴリゴリのヘビメタである。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなちょっぴり田舎の高校のスクールカースト下層民、プロムにも一人で行ったような私も一応招待はされたし、会いたい友だちもいる。</p><p>&nbsp;</p><p>シンガポールからアメリカは超遠いし、都合や思惑など色々あってあきらめたのだが、死ぬまでに彼らに再び会う日はくるのだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなことも考える48歳。</p><p>&nbsp;</p><p>They say <span style="color:#ff007d;"><span style="font-size:1.4em;">30s is the new 20s</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>今の三十代は昔の二十代とか言うけどね。</p><p>&nbsp;</p><p>じゃ四十代は？</p><p>ってか、その四十代も終わりかけてる。</p><p>&nbsp;</p><p>美魔女とかそういうのになりたいんじゃない。</p><p>&nbsp;</p><p>だけど、このまま私死んでくの？</p><p>&nbsp;</p><p>そんなミッドライフクライシス真っ只中の揺れる思いや、自分なりのアンチエイジングについてブログを書いていこうかな、とまぁそういうわけです。</p><p>&nbsp;</p><p>同年代やシンガポールに興味のある方に読んでもらえるといいな。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12390705172.html</link>
<pubDate>Sat, 14 Jul 2018 13:19:05 +0900</pubDate>
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<title>プレイシー2</title>
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<![CDATA[ <p>初めてプレイシーに会ったのは、1年半ほど前のことになる。</p><p>香港の中心から少し離れた沙田という街にあるメイド斡旋業者の事務所だった。</p><p>&nbsp;</p><p>当時私と夫は香港で義父の住む場所と住み込みで世話をしてくれるヘルパーを探していた。</p><p>&nbsp;</p><p>腕に怪我をした義父が香港で手術を受けて入院し、その後リハビリのために老人ホームのような施設にしばらく入っていたのだが、これが目の玉が飛び出るほど高額だったのだ。</p><p>住み込みのメイドを雇うほうが余ほど安上がりなのである。</p><p>&nbsp;</p><p>余談だが、夫の実家はロンドンにあり、義父が怪我をしたのもロンドンである。</p><p>それなのになぜ香港なのかというと、イギリスの医者があまりにも駄目だから。</p><p>その駄目さといったら、医者の友人が、彼女はイギリス人なのだが、自分の父親が癌になったときにわざわざ海外の病院に入院させたというくらいなのだ。</p><p>イギリスで入院したら死ぬから、と言っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>恐るべしイギリスの医者事情なのであるが、とりあえずそれはさておきプレイシーである。</p><p>&nbsp;</p><p>日本のような恵まれた国に住んでいると貧富の差といってもたかが知れており、普通に生きていて旦那様とか奥様とか呼ばれて身の回りの世話を焼いてもらうことはほとんどないだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>私自身ももちろん、そんなのはドラマの中で市原悦子がやってるのを見たことがあるという程度である。</p><p>それでかなり気楽に構えていたのだが、これが想像とはほど遠いシリアスな世界なのだった。</p><p>&nbsp;</p><p>まず、香港在住の求職者を雇うのかと思いきや、全てフィリピンなど東南アジアからの呼び寄せになる。</p><p>&nbsp;</p><p>また、昔は虐待のような酷い境遇に置かれていたメイドさんがあまりにも多かったとかで、現在では人権保護のため香港政府が介入するようになり、私たちと斡旋業者に政府を加えた三者間の契約にサインをさせられる。</p><p>&nbsp;</p><p>契約書には、雇い主の義務として、メイドさんが病気になったら医者に見せること、冬の間はコートを着用させてあげること、等々人として当然のことが書かれているから怖い。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで紹介されたのがプレイシーだった。</p><p>&nbsp;</p><p>一度雇われて香港に来たのだが、プレイシーは広東語が喋れず、以前の雇い主と意思の疎通がはかれなかったのでクビになってしまったのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>フィリピンに残して来た幼い娘に仕送りするため、プレイシーは必死であった。</p><p>&nbsp;</p><p>5人兄弟の長女なので、人の面倒をみることにはなれています。</p><p>弟と妹たちは自分が育てたようなものです。</p><p>お年寄りのお世話は初めてですが、一生懸命頑張ります。</p><p>&nbsp;</p><p>そう力説していた。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなプレイシーの姿は胸をうったし、何よりとてもいい娘そうだったので、私たちはプレイシーを雇うことに決めた。</p><p>&nbsp;</p><p>しかしまたそこで置屋のやり手おかみのような斡旋業者の女がプレイシーに言うのである。</p><p>&nbsp;</p><p>「あなた。こちらの旦那様はね、ご自分の大切なお父様をあなたにお任せしてくださろうというのよ。</p><p>旦那様のご期待に応えるためにも、あなたは死に物狂いで働かないとダメよ。」</p><p>&nbsp;</p><p>2015年の香港で、私は「おしん」を見たと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12202747052.html</link>
<pubDate>Fri, 23 Sep 2016 11:42:33 +0900</pubDate>
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<title>プレイシー</title>
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<![CDATA[ ただ今香港に来ている。<div><br></div><div>香港には義父が住んでおり、プレイシーという名のフィリピン人のメイドさんが住み込みで家事や義父の身の回りの世話をしている。</div><div><br></div><div>このプレイシー、未だ20代半ばなのだが4歳の娘さんがいる。可愛い盛りの我が子をフィリピンのお姑さんに預けて出稼ぎに来ているのである。</div><div>どれだけ辛いことかと思うが、そんな様子は微塵も見せずいつも明るく非常に献身的に義父の面倒をみてくれている。</div><div><br></div><div>義父は脚が悪く本来なら杖が必要なのだが、プレイシーが腕をとって支えて歩いてくれるのですっかり杖を持ち歩かなくなってしまった。</div><div>そりゃ誰だって杖なんかより若い可愛い女の子に支えてもらったほうがいいに決まっているのである。</div><div><br></div><div>しかし人間というのは、甘やかされると簡単にそれに慣れてしまう生き物であるなと思うのである。</div><div>かく言う私もプレイシーにコーヒーを淹れてもらったり、夫などはTシャツにアイロンまでかけてもらっていた。</div><div><br></div><div>これが私であれば、Tシャツが多少シワになっていたとてアイロンなどとは考えもつかないであろう。</div><div>若しくは考えもつかないフリをするか。</div><div><br></div><div>しかしピンとしたTシャツは新品同様。</div><div>着ている夫も気持ち良さそうである。</div><div>これに慣れたらしまいには下着にまでアイロンを所望するかもしれない。</div><div>…かなり危険である。<br></div><div>常にもっともっとと欲をかくのが人間というもの。そして今これを書いている現在も、快適なWi-Fi環境に慣れきった私にとって義父宅のWi-Fi接続が切れまくるのがストレスで仕方ない。<br></div><div>昔のダイヤルアップだのテレ放題だのを考えれば文句など言えないのだが。</div><div><br></div><div>聞けばプレイシーが娘さんとFaceTimeするのも覚束ないというではないか。</div><div><br></div><div>そう。</div><div>プレイシーのためにも、もっといいWi-Fiに変えるべき。</div><div>そんなふうに無欲なプレイシーにかこつけて義父をそそのかす自分の強欲さになかなか慄然としたのであった。</div>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12196445559.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Sep 2016 16:02:59 +0900</pubDate>
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<title>まずいパン</title>
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<![CDATA[ <p>私は、まずい食べ物とつまらない映画、この2つが超超大嫌いである。</p><p>まぁ好きな人はいないと思うが。</p><p>&nbsp;</p><p>注文した料理がまずかったり、見終わった映画がつまらないと、本当に気分がささくれ立つ。</p><p>あの、お金を払って無駄なカロリーを摂取しちゃった感と、時間を無駄にした感。</p><p>食事や映画にかけた時間ばかりでなく、デートの場合などその後の雰囲気も悪くなって下手すると一日棒に振るはめに。</p><p>&nbsp;</p><p>なので私は、新しい店よりは馴染みの店、映画より断然テレビドラマ派なのである。</p><p>&nbsp;</p><p>映画ってつまらなくてもなかなか思い切って途中で見るのをやめられないじゃないですか。</p><p>憎むべきはそのような自らの貧乏人根性なのだろうか。</p><p>否、それは犯罪被害者にも隙があった、油断があったというのと同じ屁理屈。</p><p>悪いのは100パーセント犯罪者に決まっているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>まずい食べ物とつまらない映画に加え、いやこれらをも上回るゆるす能わざるものその3、それは泥棒である。</p><p>&nbsp;</p><p>実は私、実際にものを盗まれたわけではないのだが、犯罪まがいの行為を被り、この一件で白髪は増えた（ような気がする）わ、せっかくバリ島に行ったのにいまいち楽しめないわ、心底頭にきている。</p><p>あまりに腹がたって、私の心のオールタイムベスト映画リストから「カリオストロの城」をひっそりと外したほどである。</p><p>なんだかんだ言ってルパン、お前も犯罪者じゃ。</p><p>と思うと、今日から私は銭形警部派なのである。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、そんな中昨日シンガポールで大変評判のとあるベーカリーに初めて足を運んだ。</p><p>特にクロワッサンが美味しい美味しいと数少ない知り合いやその知り合いの知り合いたちやブロガーが口をそろえて言う店である。</p><p>&nbsp;</p><p>さして広くない店内は、日曜ということもあってお洒落な服に身をつつみタブレットか何かを小脇に抱えた意識の高そうな男女で大混雑していた。</p><p>&nbsp;</p><p>カウンターのガラスケースには見るからに美味しそうなパンが並んでおり、目移りしつつも私はバゲットでハムを挟んだサンドイッチを選んだ。</p><p>同じようなシンプルなサンドイッチを東京の家の近所のパン屋さんでも売っており、これが最高に美味しくてシンガポールで恋しく思う味のひとつになっている。</p><p>パンは小麦の味も濃く外はパリッと中はもっちり。具は自家製ハムとグリュイエールチーズのみだが、ジュワッとくるほどたっぷり塗られたバターのコクと相まって、驚くほど深みのある味わい。</p><p>そのサンドイッチと見た目はけっこう似ている。</p><p>&nbsp;</p><p>ほかにいかすみの練り込まれたバンズを使ったスモークサーモンのサンドイッチとコーヒー2杯を注文して、お会計約30ドルだった。日本円にしてだいたい2,500円といったところか。</p><p>&nbsp;</p><p>高い。</p><p>&nbsp;</p><p>し・か・も！</p><p>ちっとも美味しくない。</p><p>っていうかまずい。</p><p>&nbsp;</p><p>バゲットはただ固いだけ。ハムはどこのスーパーで買ってきたのか完全にプロセスタイプで、バターはマーガリン？としか思えずそれがこれでもかと塗りたくってあるので胸焼けすることこの上ない。</p><p>いかすみバンズのほうもパッサパサである。</p><p>&nbsp;</p><p>っていうかね。</p><p>あの味でこの値段。</p><p>ほとんど犯罪ではないだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>まずいものを食べさせられたあげく、泥棒にあったような最悪の気分である。</p><p>&nbsp;</p><p>私はクロワッサンを買えばよかったのだろうか。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12190547359.html</link>
<pubDate>Mon, 15 Aug 2016 17:41:36 +0900</pubDate>
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<title>さいはての魔女</title>
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<![CDATA[ <p>子どものころ恥ずかしい妄想をしていて、</p><p>ハッ！このクラスの中に心を読める奴とかいないだろうな。</p><p>などと不安になった経験がある人も世の中にはけっこういるのではないだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>実は今現在これを書いているのはシンガポールでもましてやロンドンでもなく、北関東のとある県庁所在地。</p><p>ある意味シンガポールより遠い世界の果てかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>ハッ！どこかの超能力者に、</p><p>こいつ、シンガポールとかロンドンとか言って、本当はグンマ県民じゃん。</p><p>とか思われてない、私？</p><p>&nbsp;</p><p>念のために書いておくが、ロンドンからシンガポールに帰る途中実家に寄ったのである。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし地元を離れて相当久しいため近所に友人もおらず、アシ（車）がないと県民の憩いの場イオンに行くこともかなわない。</p><p>妹夫婦は昼間働いているし、母親も50代から70代まで年齢もさまざまな彼氏がいてデートに忙しい。</p><p>家にいるときも携帯電話をかたときも離さず、彼氏又は女友だちとメールしているか電話をしているか。</p><p>家事のひとつもしないくせに常に威張っており、その態度はＪＫそのものである。</p><p>70歳を超えているが。</p><p>&nbsp;</p><p>娘の私も立派なオバサンになったが、自分がその年齢に達してみると想像していたのと全然違うのは誰しも同じ。ロンドンの友人とも、もうひと花くらい咲かせたいよねという話になった。手を取り合って、一心同体咲かせ隊！と同世代のみに元ネタが分かるフレーズで友情を確かめ合う中年ふたり。</p><p>しかし考えてみると、ここに70代でもひと花どころか十分咲き乱れている先駆者？がいた。</p><p>&nbsp;</p><p>母は、まだ脱毛が地獄の苦しみだった30年以上前の脱毛黎明期に、涙とあぶら汗を流しながら腋を永久脱毛した女である。</p><p>いわゆるプチ整形にも積極的で、頭皮を切って引っ張るフェイスリフトの時代から、ボトックス、ヒアルロン酸注入まで、アンチエイジングの歴史とともに歩んできた。</p><p>古くは美顔器、90年代にはアートメークなどの旬の美容術を常に取り入れ、現在は長年通っているエステサロンに加えてマツエク（まつ毛エクステンション）の常連でもある。</p><p>&nbsp;</p><p>4、50代なら美魔女とも呼べようが、もう単なる魔女。</p><p>（おまけに性格ときたら本物の魔女のほうがまだ友だちになれるくらいじゃないだろうか。）</p><p>&nbsp;</p><p>しかしこの母を見るにつけ、花はきちんと手入れしないと咲かない、ということだけは思い知らされるのである。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12177664243.html</link>
<pubDate>Tue, 05 Jul 2016 23:53:34 +0900</pubDate>
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<title>来たばかりなのに</title>
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<![CDATA[ <p>ある晩友人とワインなど傾けつつ下品な話に興じていると、友人の携帯に仕事がらみの一報が入った。</p><p>これにより彼は急きょ海外へ行くことに。</p><p>私も相当長く生きてきたが、人間がこれほど速くスーツケースを詰めるのを見たのは初めて。という神がかったスピードで荷造りして出かけて行った。</p><p>&nbsp;</p><p>昨夜その友人が2泊というかなりの弾丸出張から戻って来たので、ロンドン最後の夜を共に過ごせることになった。</p><p>&nbsp;</p><p>友人の住むカムデンタウンは、日本のガイドブックでロンドンの原宿だとか紹介されており、マーケットがあったりユニークな巨大オブジェの看板を掲げる店が並ぶ実に賑やかな土地柄である。</p><p>とても雰囲気のある運河とカムデンロックという水門があって、ここで００７の撮影も行われた。</p><p>&nbsp;</p><p>ダニエル・クレイグがそんなんで動き回れるかーっと突っ込みを入れたくなるような超ぴったんぴったんのトム・フォードのスーツに身を包んでこの辺の空気を吸っていた思うだけでもうね。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな素敵なカムデンには、観光客で賑わうフィッシュアンドチップスの店から気の利いた和食やインディアンまでたくさんの飲食店があり、食べるところにも事欠かない。</p><p>&nbsp;</p><p>行こうとしていたパブがサッカー中継で大混雑だったので、私たちは少し先のイタリアンの店に入った。</p><p>&nbsp;</p><p>ロンドンのイタリアンレストランは、店員もイタリアンであることが多い。</p><p>EU圏内であればEUのパスポートを持っていれば普通に働けるのである。</p><p>彼らはいずれも若いイケメンだ。</p><p>私たちのテーブルを担当した小顔で笑顔のまぶしい彼は、つい3日前からここで働き始めたばかりだという。</p><p>イタリアなまりの英語がなんともチャーミング。</p><p>&nbsp;</p><p>それにしても何というタイミングの悪さだろうか。</p><p>勤務開始前からEU離脱というまさかのニュースにあいまみえることになるとは。</p><p>せっかくイタリアから引っ越して来たのに。</p><p>やはりEU離脱となったら彼もイギリスを去るしかないのであろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>様々な方面で多大な損失を出している今回の投票結果であるが、イタリアやスペインからのイケメンたちが大量に国外流失してしまうのもイギリス女子的に相当大きな損失であろう。</p><p>&nbsp;</p><p>キャメロンの罪は重いのである。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12176231421.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Jul 2016 16:49:49 +0900</pubDate>
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<title>メトロに乗って</title>
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<![CDATA[ <p>夏だ！ビールだ！！バーゲンだ！！！</p><p>&nbsp;</p><p>てなわけで折りしもロンドンはバーゲンシーズン。加えて良くも悪くもポンド安。チューブ（地下鉄）に乗ってシェファーズブッシュ駅にあるウエストフィールドというショッピングモールへとやって参りました。</p><p>&nbsp;</p><p>このロンドンのチューブ。</p><p>何と分かりやすいのか！</p><p>&nbsp;</p><p>物価の高さで世界一に輝いてしまったシンガポールであるが、交通機関はとってもリーズナブル。タクシーも安いが、バスやMRT（地下鉄）であれば100円未満で目的地まで行けることもしばしばである。</p><p>&nbsp;</p><p>それに比べてロンドンの地下鉄は高いうえに時刻表も信用ならない。</p><p>がしかし、方面が駅名でなく方角で表されており、このシステムが実に優秀。</p><p>&nbsp;</p><p>ホームの壁にも東行き・西行き、南行き・北行きというふうに表示されている。（例外はある。）</p><p>そのため逆方向の電車に乗ってしまうということがない。</p><p>&nbsp;</p><p>知らない土地で、どこどこ方面などと駅名を言われてもとっさに見当がつかないが、これなら路線図を思い浮かべれば、</p><p>「行きたい駅は上のほうにあったな、ってことは北方面だな」</p><p>などとすぐ分かるので駆け込み乗車も安心。</p><p>&nbsp;</p><p>バスはチューブよりは難易度高めかもしれないが、次のバス停のアナウンスもあるし、車内の電光掲示板に表示もされる。</p><p>&nbsp;</p><p>いやいやそんなことは当然じゃないか！と思いきや、これがそうでもない。</p><p>シンガポールでバスに乗ると、アナウンスも表示も何もない。ひたすらスマホで現在位置を確認しつつ進み、ここぞというところで降車ボタンを押すのである。</p><p>&nbsp;</p><p>最初のころはバス停の間隔も分からないしビビりながら乗っているから、目的地のずい分前から何度もボタンを押していた。</p><p>&nbsp;</p><p>このシンガポールの超絶不親切バス、どうかならないものであろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>と、これまたシンガポールと比べて夢のような品揃えのショッピングモールにてバーゲンとはいえ1枚3ポンドという夢のような値段で売られているビクトリアシークレットの下着を物色しながら思うのである。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12175242689.html</link>
<pubDate>Thu, 30 Jun 2016 16:18:50 +0900</pubDate>
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<title>蔵書セレクション</title>
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<![CDATA[ <p>時差ぼけである。</p><p>&nbsp;</p><p>明け方目覚めてしまいどうしても眠れないので、友人のiPadでマンガでも読むことにした。勝手知ったるパスワードを入れてライブラリを開く。</p><p>&nbsp;</p><p>世界一周ホモのたび</p><p>世界一周ホモのたび DX</p><p>世界一周ホモのたび 祭</p><p>本日もおひとりホモ。</p><p>Go Go!! おひとりホモ☆</p><p>etc. etc.</p><p>&nbsp;</p><p>・・・</p><p>とりあえず「世界一周ホモのたび」を読む。</p><p>&nbsp;</p><p>それにしても。</p><p>周囲の男性にゲイの友人がいることが知れると、彼らのほとんどがほぼ必ずと言っていいほど</p><p>「俺、ゲイの人にやたらとモテるんだよね」</p><p>というような申告をしてくる。</p><p>内心やっぱりかーと思うのだが、私もオトナなのでそのような心中はおくびにも出さず、</p><p>「○○さんならゲイに限らずモテるんじゃないですかぁ」</p><p>くらいのことは言う。</p><p>「いやぁ、女の子にはサッパリなんだけどね。ハハ」</p><p>謙遜なのだろうか。</p><p>しかしモテることはアピールしたい、そんなオスの性なのか。</p><p>&nbsp;</p><p>これは日本人男性に限らず世界共通に思える。</p><p>何故なら私は上記のような会話を、欧米人からアジア人まで、果てはウクライナ人とも交わしたことがあるからである。</p><p>彼らの言葉を信じるならば、世の中の男性の9割がゲイにモテることになる。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなわけない（多分）ので、いずこのゲイも如何に男たちをモテる気分にさせるのが上手かということになる。だとすれば世界中の女子たちは大いに見習わねばなるまい。</p><p>&nbsp;</p><p>などなどと、「ホモの旅」シリーズを読破し、「弟の夫」を読みながら考える雨の朝。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12174933862.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2016 17:24:38 +0900</pubDate>
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<title>イギリス中央銀行にて</title>
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<![CDATA[ <p>ロンドンに来ている。</p><p>いきなり出だしからまったくシンガポールではない。こんな出だしで良いのだろうか。だがひとりだし時差ぼけだし暇なのである。こちらに所用があって友人の家に滞在させてもらっているのだが、EU離脱問題でイギリスのみならず世界中に激震が走り、友人は30時間ぶっ通しで会社につめている。</p><p>&nbsp;</p><p>一方私は、チューブ（地下鉄）でバンク駅へと出かけた。</p><p>バンク駅というのは、その名のとおり銀行の真下にある地下鉄の駅である。</p><p>といっても預金をしたりローンを組んだりする普通の銀行ではない。</p><p>バンク・オブ・イングランド。</p><p>貨幣を発行するイギリス政府の銀行である。つまりイギリスにおける日銀的な存在。</p><p>このバンク・オブ・イングランドで旧紙幣を新しいお札に交換してもらうためにやって来た。</p><p>大部分が低額紙幣とはいえ嵩にするとけっこうな量になるので交換することにしたのだが、この騒動でポンドの価値も相当下がっていると思うと恨めしい。</p><p>&nbsp;</p><p>駅の階段を上って外に出ると、どちらを向いても歴史的建造物といった趣きの立派な石造りの建物ばかりが並んでいた。</p><p>とにかくそこら辺でいちばん立派なのがバンク・オブ・イングランドだろうと適当に思っていたのだが、さすが英国。全く分からないのであった。</p><p>すぐ横の建物の軒下でお姉さんがタバコを吸っていたので聞いてみると</p><p>「あら、ここがそうよ」</p><p>とのこと。</p><p>お姉さんはさらに、</p><p>「もしかしてお札を換えに来たんじゃない？だったらあそこの入り口から入ればいいわよ」</p><p>とわざわざ歩道に下りてとても丁寧に案内してくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、お姉さんに教えてもらった入り口から建物に入り、セキュリティチェックを経て列に並ぶこと十数分。いよいよ私の番がきたので袋に入った札束を出すと、テラー（窓口係）の女性に</p><p>「幾らあるの？」</p><p>と聞かれた。</p><p>何も考えていなかった私は焦った。</p><p>「金額について私とあなたで合意しなければならないのよ。数えていないお金は受け取れないの」</p><p>とのことである。ま、そりゃそうであろう。</p><p>どこか後ろの隅っこのほうで数えてまた並びなおすのかーと思うとウンザリした。</p><p>しかしそのとき信じがたい言葉が。なんと</p><p>「さぁ数えて」</p><p>と言われたのである。</p><p>え？ここで？ヒアー？</p><p>見るからに、割りと大量の紙幣である。窓口は他にもあるものの、けっこう人が並んでいる。</p><p>良くも悪くも大らかというかなんというか。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、無事にお札も数え終わり交換を終えて帰ろうとすると、仕切りガラスの向こうで満面の笑み浮かべてこちらに手を振っている人がいる。表で入り口を教えてくれたあの親切なお姉さんではないか。</p><p>ここの人だったんだーと思いつつガラスに向かって手を振り返すと、さっきの窓口の女性までもが微笑んで手を振ってくれた。</p><p>&nbsp;</p><p>天下の中央銀行のこんなフレンドリーさに何だかほっこりしてしまったのである。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bocchizuma/entry-12174743307.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2016 00:27:48 +0900</pubDate>
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