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<title>ボーリーレポート</title>
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<description>変わった夢は、2013年1月9日に完結しました。今までご覧になった方々に御礼を申し上げます。変わった夢に登場する内容、人物、企業、企業セミナーについては一切実在しません。</description>
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<title>変わった夢　七十一</title>
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<![CDATA[ <p>白い空間から目覚めるときになると、灰色の直方体は下から消滅しました。周りの色は、黒から白に変化しました。白い空間は眩しくなり、私は目覚めました。<br>「30分くらい寝たのか。さて、賞金200万円をFXに投資するか、または普通二輪免許を取るために使うのか。どちらにしようか。」<br>200万円が入っている左側のズボンのポケットに、左手で触りました。<br><br><br>「200万円が無い！！どうゆうことだ！まさか、青年かマフラーの男か司会者、または他人に200万円を盗まれたのか。眠っていたから気付かなかった可能性は高い。そんなはずでは・・・。」<br>私は、企業セミナーが終わって油断してしまいました。200万円という普段では持ち歩くことはないお金を持っているにも関わらず、眠ってしまった私が愚かでした。<br><br>私は、意気消沈して、周りを見渡します。<br>「何だこの部屋は！！」<br>私は、賞金200万円を受け取った応接室ではない別の部屋に移動していました。<br>「なんで布団が敷かれているのだろうか。司会者の指示で、私が寝ている間に布団が敷いている部屋に移動されたのか。」<br><br>私は、何か違和感を感じました。服装は、緑色と黒色のチェック柄のシャツと灰色の九分袖、紺色のジーパンを着ていました。布団が敷かれている部屋に移動させられたら、青色のフリースと白色のＶネックのＴシャツに深緑色のズボン、と服装が変わっていました。<br>移動させられた部屋を見渡すと、クローゼットがあり、木製のテーブルがあり、メタルラックがあります。<br>「どこかで見たことがある部屋だな。ドアがあるから部屋を出よう。」<br>私は茶色のドアを開けると、右手に冷蔵庫がありました。喉が渇いたので、冷蔵庫を開けました。500ｍｌのペットボトルの緑茶が1本ありました。迷まずペットボルトのふたを回しました。<br><br>カチカチ、というプラスチックの音がよく響きます。私は、緑茶を少しずつ飲みました。<br>「久しぶりに美味い飲みものを飲んだ気がする。企業セミナーで用意されていた飲み物は、不味かった。特に白い建物1階のトイレの洗面台で飲んだ水は不味かった。」<br>廊下のまわりは肌寒く感じるのに、冷蔵庫で冷やされた緑茶を飲みながら部屋に戻りました。<br><br>私は、移動された部屋にあるクローゼットの中身が気になるので、開けることにしました。クローゼットの中身は、ノートパソコンの空箱、青色のダウンジャケット、黒色のセーターなど私の見慣れている物がありました。<br><br>メタルラックも見てみると、紫色のシャツ、空色で5つボタンのあるシャツ、かかとまでの長さがある靴下が3足、薄茶色のベルトが1つあります。私が着ている服装です。<br><br>クローゼットの中身とメタルラックの物を見て初めて、私は私自身の部屋にいることを確認しました。<br>「一体、企業セミナーに申込みをした覚えはないのに、企業セミナーに参加していたのだろうか。」<br>私は、冷静に考えました。<br><br>企業セミナーが開催されたのは、私の夢の中の世界で行われたので、現実世界では起きていません。企業セミナーに関しての内容も夢の世界だったので、現実世界では私は夢に魘されていただけでした。企業セミナーの参加者たち企業セミナーを運営していた人達も、夢の中で作られた仮想人物です。200万円を貰ったのは夢の中の世界で起きた出来事だったので、現実世界では200万円を貰うことはできない。<br><br>そうか、私が企業セミナーで行われた内容は、全て夢でした。私が見てきた夢のなかで、最も印象に残った{変わった夢}でした。<br><br>完<br><br>変わった夢に登場する　人物、企業、企業セミナーについては、一切実在しません。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11444435501.html</link>
<pubDate>Wed, 09 Jan 2013 23:37:33 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　七十</title>
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<![CDATA[ <p>「答えが分かった場合は、口頭で話して下さい。」<br>青年は、考えました。<br>「企業セミナーに来る前は、中小企業の商社の株式会社に勤務していた。俺は、第一志望の企業に面接を受けたが、第三面接で不採用通知を貰ってしまった。20社ほど企業の面接を受け、ようやく従業員200名ほどの商社に内定通知を貰うことができた。」<br>青年は、自分の過去を振り返ることにしました。<br><br>「時間が無くなってきましたよ。」<br>司会者の焦らせる言葉に聞く耳を持たず、<br>「俺が勤めていた商社で毎月月末になると、決まり文句が社内に響き渡る。」<br>「自身に課せられた目標予算を立てることができたか！」<br>ノルマを達成できたかどうか訪ねてくる。ノルマを達成している場合は、いつもの台詞かと聞かなくてもいいが、達成していない場合は、心に刺さる。焦りが募る。<br>従業員たちは、もう一つの決まり文句を聞かなければならない。<br>「我が社の利益は、我が社の株主様に還元しなければならない。」<br>2つの決まり文句には、もう飽きた。<br><br>俺は、株式会社とは誰のものだろうか知りたくなったので、株についての書籍を本屋で買ってきた。<br>株式を買えば、会社が利益を上げたら、株式を買った金額に対して利益を分けることが分かった。<br>株式を買えば、会社の所有者になれる。<br>俺は、会社の所有者は社長だと思っていた。社長が会社の株式を多く持っている場合は、会社の所有者になるが、株式を持っていなければ、所有者に雇われている従業員にすぎない。<br>青年は、答えを見つけました。<br><br>「株式会社の所有者は、株主です。」<br>青年は、解答しました。<br>「正解です。」<br>司会者は、待機している監視係に2階に通じる廊下に案内するよう指示しました。<br>「解答するまで、2分ですか。少し時間をかけすぎてしまったようですね。正解を言えたから良しとしますか。」<br><br>2階から1階に降りるには、正面玄関の屋根に移動して、屋根を両手でぶら下がった後、両手を離して降りれば終了です。<br><br>第3の課題が終わった後は、待機させることにしました。待機させた目的は、個人が他人と協力して行動できるかどうか知るためです。<br>疲れが溜まっているときに、第4の課題が発表されたらどうするか考えるでしょう。厳しいときにこそ人間が協力し合えばならない、と私は思うのです。<br><br>監視した結果は、賞金を独り占めしたいと考えて協力しなかったり、信じられるのは自分だけだと思って協力しなかったり、他人が信用できないと思っていたので協力できなかったのでしょう。<br>参加者は協力しようと行動しましたが、実現できなかったのが残念です。<br><br>司会者こと、企業セミナーを開催した会社の専務取締役は、青年とマフラーの男と私の査定表をもちながら、企業セミナーを振り返りました。<br><br>「198、199、200！本当に200万円ある！！」<br>私は、念のため100万円の札束2束を崩し、1枚ずつ数えなおしました。一度数えなおしたら、もう一度1枚目から数えなおしました。<br>「寒くなったきたから、緑色のシャツを着るか。」<br>私は、緑色のシャツを着ました。賞金200万円をFXの投資金にするか、自動二輪の免許を取るために使うか迷っていました。<br><br>「そろそろ眠くなってきたな。午前10時までまだ時間があるから休憩しよう。」<br>私は目を瞑ると、灰色の直方体が12体現れた周りが黒くなり、直方体より上は白い空間の中にくつろぎました。音は無い空間ですが、何故か居心地がよく眠ることができました。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11434707270.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Dec 2012 00:07:27 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十九</title>
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<![CDATA[ 第3の課題は、冷静な判断力を測るために行いました。<br><br>制限時間10分で、10階の応接室から白い建物から脱出しなければならないことに、いかに早く理解できるか。頭では理解できても、脱出するという行動に移せなければ意味がありません。制限時間に焦って冷静さを失ってはいけません。<br><br>10階建てのビルは、2つの階段と2つのエレベーターがあります。エレベーターを使えば、1階まで簡単に降りれてしまうので、使えないように電源を切りました。私が、なぜエレベーターがあるのに、エレベーターを使わなかったのか。参加者たちに考えてもらうために、わざわざ階段を使いました。エレベーターの7階の扉に〈故障中〉の看板に気付いてくれるのか、気になりました。<br><br>7階エレベーター付近の監視カメラの映像を確認したところ、故障中の看板を見たのは、灰色の九分袖を着ている人だけでした。看板に気が付いたので査定表に加点しました。<br><br>2つの階段はビルの端にあり、階段と階段の間は、約30ｍ離れています。10階から6階までは、非常階段をベニヤ板の壁で封鎖したので、階段で降りなければ、脱出できません。6階からは非常階段、避難はしごを使えば、3階まで降りることができます。6階から3階までの階段は、防火用の扉で封鎖しました。防火用の扉に付いている小さな扉も開かないよう、ベニヤ板で塞いでおきました。<br><br>3階まで行く為に3種類の道を用意しました。<br><br>1つ目の道は、6階の廊下にある避難はしごを使い、3階まで降りてもらう方法です。避難はしごは、白いビルの3階　屋根上ピロティーに降りれるところに配置しました。避難はしごの取扱説明書を読んでから、組み立てたら降りるだけです。避難はしごから誤って落ちる、ということを想定して、はしごを下した辺りにバンジージャンプに使われるマットを敷いておきました。避難はしごから落ちたらどうしよう、と考えてはしごに手を架けれない臆病者は、当社に必要ありません。<br><br>他の道は、6階から非常階段で3階まで降ります。3階から2階までの間には鉄格子で封鎖しておいたので、3階の非常階段付近のドアを開け、廊下を進んだ先に2つの部屋を用意しました。<br><br>第2の道は、右側の部屋の中にあるマネキン人形問題を解いてもらいます。問題は専務取締役が作成したものを、企業セミナーで使うことにしました。<br><br>第3の道は、左側の部屋に入ると、<br>問題　株式会社の所有者は誰か答えない。間違った解答を書いた場合は、失格にします。<br>社会人になら知ってほしいことを出題しました。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11426324133.html</link>
<pubDate>Tue, 18 Dec 2012 00:38:52 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十八</title>
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<![CDATA[ 第2の課題は、体力と忍耐力を測るために行いました。<br>山のふもとの駐車場から、白い10階建てのビルまで約12ｋｍを4時間15分くらいで歩いてもらいます。2人の歩行者は、ウォーキングを3年以上続けている人を日雇いで集めました。参加者たちを2人の歩行者の間に挟んだのは、前の歩行者を見ながら歩かないと目的地が分からない、後ろの歩行者に捕まったら失格、という緊張感を出すためです。<br><br>質問を受け付けたのは、目的地についての質問にわざと答えるためです。目的地が思っていたより遠くて、気分が落ち込むと思いますが、我慢して歩く忍耐力があるかどうかを判断するためでもあります。<br><br>第1の課題が終わって荷物検査をしたら、3人も携帯電話を隠しもっていたのが残念です。<br>第2の課題は、何も問題なく終わると思っていたのですが、参加者の1人が別の参加者を足払いする、という問題が起きてしまいました。課題をこなすのは、自分自身の実力で解決しなければなりません。<br><br>当社の1日の勤務時間は8時間ですが、残業は当たり前のように行ってもらいます。残業させないように社員を増やしたいのですが、人件費が増えてしまいます。当社には、人件費を増やす経済力はありません。当社は体力がある人材が必要です。<br><br>第3の課題が行われた白い10階建てのビルは、専務取締役の友人の不動産会社から一日だけ、特別に貸してもらいました。ビルの賃借料も値引きしてもらいました。<br><br>参会者に用意する食事は、経費を削減するために質素なものにしました。質素な食事を出されても文句を言わないかどうか、審査するためでもあります。文句を言った場合は、査定表で減点します。<br><br>食事の不満を解消するのに、酒を用意しました。用意した酒の金額は、350ｍｌ缶ビール　1箱3,800円、300ｍｌ瓶入り日本酒　10本5,800円、1800ｍｌの日本酒　3本6,600円、幻の日本酒　1本7,500円　伝説の焼酎　1本6,900円　合計30,000円です。<br>3万円で買った酒を30万円で売れたのは、非常に大きいです。差額の27万円は、バンジージャンプに使われるマットのレンタル代の足しに使わせてもらいます。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです<br>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11420557081.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Dec 2012 23:29:09 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十七</title>
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<![CDATA[ <p>当社の企業セミナーに参加するためには、マイクロバスで移動して指定した山の山頂の近くまで辿りついてもらう必要があります。マイクロバスの運転手にあらかじめ指定した山頂近くの道に止めさせて、マイクロバスのバンパーの中にある白い煙を出す発煙筒を使います。マイクロバスが故障したと勘違いさせて、参加者たちはバスを使わずに、山頂まで徒歩で歩いてもらうように仕掛けました。もし、バスの修理を待つという人がいたら、12時過ぎたら、その人には企業セミナーを参加させず、近くに駅に運ぶ予定でした。<br><br>第1の課題を発表する前に、山頂を目指さない臆病者が一人もいなかったのが良かったです。第1の課題を発表した後、企業セミナーに参加しない人がいるかと思いましたが、賞金総額600万円を賭けたので、問題なく企業セミナーを始めることができました。賞金なしなら参加する人はいなかったでしょう。<br><br>第1の課題は、参加者の精神力と判断力を判断します。精神力の判断材料として、企業セミナーに参加するための専用用紙に書かれている、<br>「もし山中に遭難して生命を失っても、弊社は一切の責任を負わないものとします！！」<br>という但し書きを読んでも動揺しない心があるかどうか確かめます。<br>もし、但し書きに怖気づいて企業セミナーを受けない人がいたら、当社の人材候補から外します。<br>参加者に挑発的な発言をしたのは、普通に企業セミナーを始めるよりか、参加者を煽った後に、賞金総額600万円差し上げますと言ったほうが盛り上げると思ったからです。<br><br>参加者の持ち物を全て郵送させたのは、道具に頼らず自力で下山できる判断力があるかを調べるためです。現在の携帯電話は、地図を見ることができます。<br><br>下山するには、協力するという方法もありますが、個人の判断力と精神力を測るために、わざと5方向に10人ずつ並ばせて参加者を分散させました。<br>参加者に<br>「集合場所は白と茶色2階建の建築物の近くにある駐車場に来てください。」<br>と大切なことを一度だけさりげなく言いました。他人の話を聞いているのか判断しました。<br>一人だけで下山するのは、不安になるでしょう。怪我したら、助けてくれる人はいません。空腹になっても食料はありません。不安に負けない精神力が必要です。分からない山を下山する勇気も必要です。当社は、心が強い人材が必要です。<br><br>下山する山は、標高が低めで、川が一本しかなく、駐車場がある、という条件を満たした山を選びました。参加者が本当に遭難したら、探しやすくするためです。参加者に着けさせた銀色の時計には、発信機が近づくと大きい音が鳴るように細工が施されています。遭難した場合に探しやすくするためです。<br><br>遭難者を探すために、登山ガイドを8人を日雇いで用意して、おまけに登山ガイドの付添人として当社の社員を16人用意しました。登山ガイド2人と当社の社員4人合計6人を4つの班に分けました。当社の社員は、有給休暇を1日使う代わりに、企業セミナーの運営に参加すれば、社内の評価を上げる条件で集めました。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11412338927.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Nov 2012 00:29:37 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十六</title>
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<![CDATA[ 「今から、第三の課題が行われた白い建物に移動してもらいます。私の後に一人一列ずつに並んでついて来て下さい。」<br>司会者が説明した直後に、<br>「僕は先頭がいいな。」<br>マフラーの男は、青年と私と相談することなく、勝手に先頭に並びました。<br>「貴方は、2番目か3番目どちらがいい。」<br>私は青年に問いかけました。<br>「俺は、2番目がいい。」<br>青年は即答しました。<br>「分かりました。」<br>司会者の後にマフラーの男、青年、私の順番で移動することになりました。<br><br>午前9時10分<br>司会者は、白いビル1階　応接室に3人を案内しました。<br>「もしかして、第4の課題が発表されるのか。」<br>青年は、悪い予感を感じています。<br>「賞金総額600万円をどうするか。」<br>マフラーの男は、相変わらず賞金について考えています。<br>「応接室に入るだけなのに緊張するな。」<br>私は、大学に入学するための面接で、指定された部屋に入室するような感じの緊張に襲われます。<br>3人は、応接室に入ります。応接室の広さは16畳で、パイプ椅子が3脚、パイプ机が1個、教卓が1つ置かれていました。<br><br>司会者は、教卓の後ろに立ち、<br>「3人起立！！」<br>と言いました。<br>「何を言い出すかと思ったら教師気取りかよ。」<br>マフラーの男は、呆れたようにパイプ椅子の前に立ちました。<br>私と青年は、素直に起立しました。<br><br>「それでは、企業セミナーについて重要な連絡があります。これにて企業セミナーは終了します。企業セミナーの課題を全てこなした3人には、賞金総額600万円を3等分、1人につき200万円を贈呈します。まず、茶色のマフラーの男から、青色のデニムの青年、灰色の九部袖を着ている貴方の順番に手渡しします。」<br>司会者はマフラーの男、青年、私を教卓の前に呼び、茶封筒を渡しました。<br>「企業セミナーを無事終えた3人には、もう一つ特典として、1週間後に当社の最終面接を受ける権利を与えます。」<br>司会者は、付け足すように説明しました。<br>「今から、午前10時まで応接室で休憩する時間を与えます。午前10時になりましたら、私は応接室に戻ります。」<br>司会者は、応接室を出ました。<br><br>3人は、司会者が応接室を出てから、茶封筒の中身を確認しました。<br>マフラーの男は、<br>「茶色で10000と書かれているお札が200枚ありますよ！」<br>1万円札が100枚で一束の札束を両手に一束ずつ持ち、両手を広げながら応接室の周りを駆け回りまわります。<br>マフラーの男が駆け回っている頃、青年は、<br>「百万円の札束を実際に手に持つのは、生まれて初めてだ。」<br>一万円札なら、よく使い、よく見慣れていて、軽いはずなのに、百枚束ねてみると、威圧感があり、とても重く感じます。<br>青年が、百万円の札束を鑑賞している頃、私は、私は、本当に200万円あるのか不安になったので、一万円札が二百枚あるかどうか確認することにしました。<br>札束を束ねているひもを慎重にはずし、右手に札束を持ってから、揺らすことで札束を広げ、左手で一枚ずつ一万円札を数えやすくします。<br>「1、2、3、4、・・・。」<br>私は、小声で数えます。<br><br>午前9時20分<br>司会者は、応接室の近くにある別室で、企業セミナーの結果をまとめています。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11404533122.html</link>
<pubDate>Fri, 16 Nov 2012 22:13:10 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十五</title>
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<![CDATA[ 私は、第三の課題が終わってから、あることを実行しようと決意しました。<br><br>11月15日　午前8時45分<br>私は、緑と黒のチェック柄のシャツを脱ぎ、シャツの袖を腰に巻きました。上半身は灰色の九分袖一着だけになりました。<br>私の意図が分からない行動を見た司会者は、三回手を叩きながら、<br>「一体何を考えているのだろうか・・・。可笑しくなってきましたね！」<br>と叫びました。<br><br>私は何故、九部袖一着になったか。今日の日付は11月15日、秋冷の候という季語が使われる時期。朝は寒くなる頃、あえて薄着になることで寒さを感じ、眠気を覚ますという方法を取りました。<br><br>3人だけ広場で待機している深夜から、マフラーの男が過去話をするまでの間、私はあまりにも退屈だった為、道具を使わずに目を覚まさせる方法を考えていました。自分の身体を冷やし過ぎて体調を崩すことより、寝てしまって司会者の指示を聞けないほうが危険だと考えました。夜中に九分袖一着だけになる選択肢もありましたが、あまりにも寒すぎたため辞めました。もしも、マフラーの男の過去話が無かったら、私は想いついただけで実行することはできなかったでしょう。朝になり、夜中よりは暖かくなったので実行できました。<br><br>「彼は何を思いついたのか。風邪でもひきたいのか。」<br>青年は、私の不可解な行動に戸惑いました。<br>「見ている自分が寒くなろのだが。」<br>マフラーの男は、私のことを迷惑だと感じています。<br>「アイツは、何を考えているんだ。」<br>マフラーの男は、〈期待の持てない男〉だと判断したことが正しかったと思っています。<br><br>午前8時50分<br>私が寒さに耐えながら、広場に待機しているとき、青年は何故私が服を脱ぎだしたのか考えています。<br>「広場は寒いのに、あえて寒い服装になったのか。彼は、明け方からあくびをする回数が多かったな。もしかしたら、冬に目が覚めた後、ハミガキを終えてから冷たい水道水で顔を洗うと、目が冴える感覚と同じなのか。」<br><br>青年は、私が九分袖一着だけになっら理由が、寒さを利用して目を覚まさせようとしていることに気付きました。<br><br>午前8時55分<br>私が寒さを和らげるために、広場の周りを駆け足で走り始めました。青年も、青い長袖一着だけになりました。<br>「俺も寝てしまいそうだから、彼の行動を真似することにした。」<br>と私に言いました。<br>マフラーの男は、青年の行動を見て、唖然としていました。<br>「僕は、彼らの行動が理解できない。」<br><br>午前9時<br>司会者が広場に現れました。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。　
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11393358635.html</link>
<pubDate>Tue, 06 Nov 2012 18:25:49 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十四</title>
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<![CDATA[ <p>午前8時20分<br>私は、マフラーの男と口論になりそうな状態を回避することができました。また睡魔に襲われそうになります。<br>「昨日の午前6時30分くらいに目が覚めてから、寝てないのか。丸1日寝なくて生活するのは、生まれて初めてかもしれない。」<br>私は、マフラーの男と青年を見ました。マフラーの男は、周りをうろうろと歩いていますが、青年は立ち止まったままです。私は、青年に声をかけることにしました。<br>「すみません。起きてますか。」<br>青年は返事をしません。青年は立ちながら寝ています。<br><br>「青年は寝ているのか。起こすか、起こさないか。起こした場合は、僕含めて3人で企業セミナーを進めることになるり、起こさない場合は、一人称が私の人と2人で企業セミナーを進めなければならないことになる。司会者のことだから、次の指示を出すときは、マイクを使うだろう。マイクの声なら起きるかもしれない。マイクの声で起きなかった場合なら、見捨てようかな。」<br>マフラーの男は、賞金を増やすことを考えてました。<br>「しかし、僕と私の人2人だけで企業セミナーを攻略できるのか。もしかしたら、協力しなければならない課題が来たらどうする。正直なところ、私の人より頭のいい青年と協力したほうがましだ。協力する課題をこなせず失格になるのは最悪だ。」<br>マフラーの男は、賞金総額600万円を独り占めしよう、という気は失せてきました。<br>「最終的に一人称が私の人か青年のどちらかが失格になることはないのか。」<br>マフラーの男は、賞金300万円貰えたら、という欲は捨てきてずにいます。<br><br>午前8時30分<br>私は、青年の右肩を軽く叩いて起こすことにしました。<br>「何だ、俺は居眠りしていたのか。起こしてくれてありがとう。助かったよ。」<br>青年はお礼を言いました。<br>「よく考えれば迂闊だな。俺は起きてないと分かれば、無視されるところだった。2人で賞金300万円を山分けになっていたかもしれない。賞金が関わっているときに他人に協力してもらう、ということは間違えかもしれない。」<br>青年は、自分の甘さを悔やみながらも、運には見放されいていないと感じました。<br><br>午前8時40分<br>「青年に肩を叩いてから何分経過したのだろうか。」<br>左手に銀色で丸い時計の存在を忘れてしまっているので、時間が分からずにいます。<br>「もしかして、5分も経っていないのか、15分以上経っているのか。」<br>時間が正確に分からないことは不便である、ということを我が身で感じます。私は、マフラーの男について考えました。<br>「マフラーの男は、信じていいのか。いざという時になれば、他人のことはお構いなく自分のことしか考えない奴かもしれない。もし、居眠りをしたとしても、青年なら起こしてくれるだろう。マフラーの男は起こしてくれない。」<br>私は、マフラーの男を当てにするのは辞めようと考えました。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11386741730.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Oct 2012 01:15:44 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十三</title>
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<![CDATA[ <p>「おい、君。まともな話ができないのか。僕は、過去話で時間をかけて話した。今度は君の番ではないのか。」<br>「待ってください。落ち着きましょう。」<br>マフラーの男は苛立ちを隠さず、私に文句を言いました。<br>「君も一度は勤めていた会社を辞めた、という過去があったと思うが。」<br>「会社を辞めた経緯については、話したくありません。」<br>私はマフラーの男に、はっきりと言いました。<br>「そうか、言いたくないなら仕方がない。しかし、僕の話したお陰で居眠りすることなく話ができてると思う。」<br>「貴方の話のお陰で眠らずに済んだと思います。」<br><br>午前8時<br>「どうやら、一人称が私の奴と、茶色のマフラーの男がもめてるようだな。短気な性格は減点だな。短気な人間は、社員の指示に不満を抱くと愚痴を言いやすい。愚痴は、社員の統率を乱しかねない。愚痴のせいで、良い社員が退社するかもしれない。ゆえに会社は損をする。」<br>「一人称が私の奴も減点だな。会話する能力が足りない。自分が話の内容を切り替えて、マフラーの男に接することができたら、もめ事にはならかったと思う。社員同士の会話はとても重要だ。会話が上手くできないから、社員同士の仲が悪くなることがある。要するにコミュニケーション不足だ。」<br>企業セミナーを開催した専務取締役は、冷静にマフラーの男と私を査定しています。<br><br>「落ち着こう。企業セミナーでもめ事を起こせば、失格になるかもしれない。昨日の足払いした男の件があっただろう。何か問題を起こしてしまったら、賞金は貰えなくなると思う。」<br>青年は、マフラーの男に否定的な説得を試みました。<br>「確かに君の言うとおりかもしれない・・・。悪かった、謝る。」<br>「私も気が利かなくてすみません。」<br>私は、これ以上のもめ事は勘弁してほしいので、謝ることにしました。<br>マフラーの男は、落ち着き始めました。<br>〈青いデニムを着ている青年は利口だ。敢えてもめ事に関わらずに強制失格になるのを待つこともできたはずだ。青年はただのお人よしなのか、あるいは、別の良い考えを隠しているのか。僕は、君が少し怖い。〉<br><br>午前8時10分<br>「青いデニムを着ている青年は、もめ事を解決したから加点しよう。問題を解決しようとする人材は欲しいから。」<br>専務取締役は、A5サイズの青年用の査定表に加点する、と書きました。<br>「もしも、私の奴とマフラーの男が喧嘩をしたら、強制失格にしようかと思った。<br><br>次回につづく　この話に登場する人物、企業、企業セミナーはファィクションです。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bolly-discous/entry-11378551814.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Oct 2012 23:14:04 +0900</pubDate>
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<title>変わった夢　六十二</title>
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<![CDATA[ <p>マフラーの男の過去話が終わってから約10分後、私は再び眠気に襲われました。マフラーの男の話を集中して聞いてましたが、話が終わると集中力が切れてきました。<br>「このままだと、確実に寝てしまう。無糖コーヒーや、苦味がある緑茶はないのか。」<br>広場にあるはずもないものを求めていました。<br><br>青年は広場を見渡すと、スーツを着ている人や、スポーツウェアを着ている人をわずかながら見ました。<br>「この広場は、朝になってもあまり人が通らない場所なんだ。」<br><br>「僕の話で、眠気が覚めたと思うから、次は君が話してくれよ。」<br>マフラーの男のは、青年に要求してきました。<br>「そうきたか・・・。まずいな、話す内容が無いな。俺が仕事を辞めたことについての話なんてしたくないぞ。何か別の話にそらさないと。」<br><br>青年は、考えた末に、<br>「趣味は何ですか？」<br>と尋ねることにしました。<br><br>「僕の趣味は、スキーかスノーボードだ。毎年冬になるのが楽しみなんだ。スキー場が解禁される時期になるのが待ち遠しい。今年からは、スキー場から遠くない場所に引っ越すか、この企業に就職するか迷っている。」<br>青年は、予想外の答えに驚きました。<br>「俺の趣味は、テレビゲームとTRPGです。スキーは、小学校2年生のときに一度きりです。」<br>「テレビゲームは分かるけど、TRPGとは何だ。」<br>マフラーの男は、青年に質問しました。<br>「TRPGとは、tabletop role playing gameの略で、テーブルを囲い、人と話しながら決められたルールに従い遊ぶものです。俺は、TRPGのおかげで友達が作れました。」<br>「そうか、僕はテレビゲームで遊ぶことなんてほとんど無かったからな。」<br>マフラーの男の当ては外れました。<br>「もう一人の男は、あまり期待できなさそうだな。」<br><br>「午前7時40分か。今後の動きを観察しなげれば。」<br>司会者は、ヘッボホンを付けながら一人で黙々と監視カメラに映された画像を監視しました。<br><br>「そろそろ、君と話をしたいのだが、いいかな。」<br>私は、会社を辞めた原因をマフラーの男と青年に話さない、と決めていました。私は、青年とマフラーの男の話を聞いてました。<br>「私の趣味は、バイクに乗ることです。まだ、50ｃｃバイクと原付一種の免許しか持っていませんが、この企業セミナーで貰える賞金で、中型二輪の免許と250ｃｃバイクを一台買おうか検討してます。」<br><br>バイクに乗ると悪い出来事を和らげてくれる気がする。<br><br>マフラーの男は、予想通りの展開になってしまいました。趣味以外で且つ時間のかかりそうな話をしてくれることを望んでいました。思い通りにならないことに苛立ち始め、広場の地面を靴で蹴りました。<br><br>次回につづく　話に登場する人物、企業、企業セミナーはフィクションです。<br></p>
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<pubDate>Sat, 06 Oct 2012 18:10:43 +0900</pubDate>
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