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<title>うまの雑記帳</title>
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<description>競馬ブック編集員のつぶやきです</description>
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<title>錦繍の三冠</title>
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<![CDATA[ <p>　去る９月２日、ゼンノロブロイが22歳でその生涯を終えました。死因は心不全とのことですが、最期は苦しむ様子もなく安らかに息を引き取ったと報じられています。</p><p>　さて、ゼンノロブロイの名を聞いてまず思い浮かぶのは、やはり秋の古馬三冠制覇でしょう。同馬が天皇賞（秋）、ジャパンＣ、有馬記念の３競走を同一年に勝ち取ったのは2004年のことでした。2000年のテイエムオペラオーに続く史上２頭目だったこの快挙。達成馬は今もって、そのテイエムオペラオーとゼンノロブロイの2頭しかいません。</p><p>　ちなみに、３競走のうちの２競走以上を同一年に制した馬は、この路線が確立された1981年以降の40年で10頭を数えます。下記の一覧表を眺めるにつけ、その錚々たる顔ぶれなかで一歩抜きんでたゼンノロブロイの偉大さを、改めて思い知らされます。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221002/18/bonkage/b3/c3/j/o0646039515182861775.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="379" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221002/18/bonkage/b3/c3/j/o0646039515182861775.jpg" width="620"></a></p><p>　ところで、これら10頭のうち、ゼンノロブロイまでの６頭（シンボリルドルフ、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、シンボリクリスエス2回、ゼンノロブロイ）はすべて秋の三冠を戦い抜き、敗れた一冠にしても、２着、３着とその実力を示しています。</p><p>　しかし、2006年のディープインパクト以降の４頭（ディープインパクト、キタサンブラック、アーモンドアイ、エフフォーリア）を見ると、秋の三冠を戦い抜いたのはキタサンブラック１頭のみ。残る３頭は、あとの一冠をパスしています。凱旋門賞遠征、現役引退など理由は様々ですが、いずれにしても近年、この秋の古馬三冠を皆勤する馬は減少傾向にあるようです。</p><p>　それを物語るのが6年前の2016年で、この年、天皇賞（秋）、ジャパンＣ、有馬記念の３競走を戦い抜いた馬が初めてゼロになりました。秋の古馬三冠路線が確立してから実に36年目の出来事でした。そしてこの三冠皆勤馬、翌2017年こそ5頭まで回復したものの、2018年以降はまた１、１、１、２頭と、きわめて低い水準で推移して現在に至っています。</p><p>　もちろん、凱旋門賞や暮れの香港国際競走など、選択肢が増えたことが大きな要因でしょう。これは以前、競馬ブックＨＰの『トレセン通信』でも書いたことですが、より大きな敵を求めて海を渡る日本馬には理屈抜きで声援を送りたくなります。しかしその一方で、日本の秋を戦い抜き、日本の秋を熱く盛り上げる馬が出てきてほしいという思いがあることも事実（何とも我がままで、身勝手で、贅沢な願いだとは思います）。</p><p>　キタサンブラックの引退式で私の胸に一番強く湧いた思いは、秋を戦い抜いてくれた同馬への感謝の念でした。ブエナビスタ以来８年ぶりに、秋の三冠競走のすべてを１番人気で戦い抜いたのがキタサンブラックだったのです。</p><p>　また、2018年と2020年に秋の三冠を戦い抜いた唯一の馬がキセキでした。どちらの年も無冠に終わったものの、その存在感は女王アーモンドアイに勝るとも劣らないものだったと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>今週から熱戦の舞台は東京に移り、いよいよ秋の古馬三冠の火ぶたが切られます。今年の秋は、果たしてどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか……。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20221002/18/bonkage/a3/82/j/o0716102415182865314.jpg"><img alt="" height="601" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20221002/18/bonkage/a3/82/j/o0716102415182865314.jpg" width="420"></a></p>
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<pubDate>Sun, 02 Oct 2022 18:35:24 +0900</pubDate>
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<title>コンドルは飛んでゆく</title>
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<![CDATA[ <p>　つい先日、週刊競馬ブックの編集後記にも書きましたが、今年の新潟２歳Sに優勝したのは、連闘で挑んだ小島茂之厩舎の牝馬<b style="font-weight:bold;">キタウイング</b>でした。ちなみに、ＪＲＡホームページで馬名の由来を調べても、単に〝北＋翼〟と記されているだけ。母がキタノリツメイ（北の立命）という馬なので、あるいは、その母名が由来なのかも知れませんが、キタウイングと聞けば、やはり中森明菜さんの『北ウイング』を連想せずにはいられません。そう思うと、奇しくもご本人の復帰が伝えられるなかで、いかにもタイムリーな新星の誕生だったと言えそうです。</p><p>&nbsp;</p><p>　そこで、久しぶりにＧⅠ優勝馬の名前の話題を。もちろん、テーマは〝楽曲のタイトル〟です。しかし、今回は判別作業が予想以上に難航しました。そもそも楽曲のタイトルは、それ自体が二次的な性格の強いもの。したがって、〝この馬名は〇〇が由来だろうが、楽曲のタイトルにもある〟といったケースが多数出てきます（キセキ、キズナ、ヴィクトリー等）。</p><p>　結局、〝ほぼ間違いなく楽曲名から採ったものだろう〟という馬のみを独断で抜き出したのが下の表です。他にも、「あれもある」「これもそうだろう」そんな声が上がりそうですが、私の狭い認識による抜粋なので悪しからず……。　<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220911/17/bonkage/a0/49/j/o0812029215173232078.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="292" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220911/17/bonkage/a0/49/j/o0812029215173232078.jpg" width="812"></a></p><p>　　さて、このカテゴリーで最も強く印象に残る馬と言えば、やはり<b style="font-weight:bold;">エルコンドルパサー</b>に他なりません。デビューから土つかずの５連勝でGⅠ・ＮＨＫマイルＣ優勝、３歳にしてジャパンＣを制覇（日本調教馬では史上初）、そして何よりも、世界の最高峰・凱旋門賞での大健闘……。</p><p>当時は歓声と喝采のなかで見せてきた走りも、時を経て振り返ると、何となく、『コンドルは飛んでゆく』の、あのケーナの調べが流れてくる感覚になるから不思議なものです。死力を尽くしての逃げだったあの凱旋門賞ですら……。</p><p>　</p><p>　なお、完全一致ではないものの、〝それらしい馬〟や〝私が勝手に曲名を連想する馬〟というのも結構いました。エルコンドルパサーの仔で06年の菊花賞を勝った<b style="font-weight:bold;">ソングオブウインド</b>（由来は村上春樹さんの小説らしいのですが）、同じく03年の菊花賞馬<b style="font-weight:bold;">ザッツザプレンティ</b>、そしてやはり、96年の菊花賞馬<b style="font-weight:bold;">ダンスインザダーク</b>（なぜか菊花賞馬ばかりですが）。更には、14年の日本ダービー馬<b style="font-weight:bold;">ワンアンドオンリー</b>なども、私はどうしてもジャズの名曲『マイワン・アンド・オンリーラヴ』を連想してしまいます。</p><p>　その馬のことを思い出すだけで、心の中にあるメロディーが流れてくる……、そんな馬が皆さんのなかにもいるのではないでしょうか。</p>
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<pubDate>Sun, 11 Sep 2022 18:15:25 +0900</pubDate>
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<title>新潟デビューの活躍馬たち（訂正版）</title>
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<![CDATA[ <p>　福島開催が終了し、今週から夏の新潟競馬が開幕します。最初の２週は小倉競馬が休止期間中。それだけに、より注目を集めることになるでしょう。</p><p>　振り返れば、この春の二冠牝馬スターズオンアースも昨夏の新潟開催でのデビューでした。上がり最速の脚を繰り出しながらルージュスティリアの２着に敗れた同馬は、その後にひと息入れ、秋の東京開幕週で初勝利を挙げています。ちなみにこれは、あのアーモンドアイとまったく同じパターン。また、時代は少々古くなりますが、1976年の二冠牝馬テイタニヤも夏の新潟デビューで、やはり初戦は２着止まりでした。</p><p>　一方、男馬に目を転じるとシンボリルドルフ、オルフェーヴルと２頭の三冠馬が夏の新潟デビューです。クラシックの主流が、秋の中央場所デビュー組であることは間違いありませんが、こうして見ると、夏の新潟開催の新馬戦も決して軽くは扱えないと言えそうです。</p><p>　ところで、それら２頭の三冠馬以外でも、男馬で後にクラシックに優勝した馬ナスノコトブキ、ライスシャワー、ロジャーバローズはすべて、その新潟のデビュー戦を勝利で飾っているのに対し、牝馬は前記の３頭がいずれもデビュー戦で２着止まり。また、昨年の秋華賞馬アカイトリノムスメも新潟デビューですが、同馬にいたっては着順掲示板からも外れた７着。更に、三冠最終戦がエリザベス女王杯だった頃のビクトリアクラウンとキョウエイタップも新潟のデビュー戦ではそれぞれ⑥⑤着でした。</p><p>まあ、この表の途中から新潟競馬場はコース形態が激変していますし、こんな過去の結果にこだわる意味は、おそらくないのかもしれません。</p><p>　それでも何となく、勝った牝馬より敗れた牝馬が気になってしまう夏の新潟の新馬戦です。</p><p>&nbsp;</p><p>※最初に公開した表に不備がありました。お詫び申し上げます（今度は大丈夫だと思います）。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220727/09/bonkage/c5/ff/j/o0580069415152264103.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="694" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220727/09/bonkage/c5/ff/j/o0580069415152264103.jpg" width="580"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Mon, 25 Jul 2022 19:02:57 +0900</pubDate>
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<title>北天の一番星</title>
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<![CDATA[ <p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</p><p>　　前回からまた間隔が開いてしまったうえ、今回は、かつて『トレセン通信』で触れた話題でもあります。悪しからず……。</p><p>&nbsp;</p><p>　で、何の話かと言うと一番星の話──。</p><p>宵の明星とも呼ばれる一番星は、その名の通り、暮れゆく空に最初に姿を見せる星のこと。夕焼けの茜色がまだ仄かに残る薄明の空に、最初に輝き出す金星が一般的には一番星と呼ばれています。</p><p>　ところでその一番星、真っ先に輝き出すということから、最初に頭角を現した者の代名詞として用いられることも少なくありません。中央競馬に例をとると、それは、今週行われる函館２歳Ｓの覇者に贈られる称号ではないでしょうか。同期生の中で一番早く重賞の勝ち名乗りを挙げる馬こそが、まさに｢一番星｣というわけです。</p><p>　</p><p>　函館２歳Ｓの創設は今から半世紀以上前の1969年（昭和44年）。ただ、このレースが２歳馬にとって最初の重賞になったのは1997年の第29回からです。理由は、それまで札幌→函館の順で行われていた北海道シリーズが、この年から函館→札幌に入れ替わったため。つまり、歴代の｢一番星｣は、1997年以降の優勝馬25頭ということになります。</p><p>&nbsp;</p><p>　ところで、これら25頭の｢一番星｣が、その後にどこまで、そして、どれだけ輝いたのでしょうか……。　過去25頭の一番星の、その後を振り返ったものが下の表です。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220713/16/bonkage/ac/78/j/o0715063815146206178.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="638" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220713/16/bonkage/ac/78/j/o0715063815146206178.jpg" width="715"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;　こうして見ると、１頭抜きんでているのは、リニューアルされた1997年の優勝馬アグネスワールドでしょう。骨折のためにクラシックを棒に振った同馬でしたが、丸１年のブランクの後に執念の戦列復帰。その後は５歳まで走り続け、国内ＧⅠには一歩届かなかったものの（スプリンターズＳ②②着、高松宮記念③⑤着）、４歳秋の仏遠征でＧⅠのアベイドロンシャン賞に優勝、翌年の英遠征では、同じくＧⅠのジュライＣで優勝を飾ってみせました。</p><p>&nbsp;</p><p>　アグネスワールド以降の優勝馬を見てみると、その後に再び重賞勝ちを飾った馬は４頭。どの馬もアグネスワールドの活躍には及びません。</p><p>結局のところ、世代最初の重賞になった1997年の優勝馬が、その後の「一番星」を寄せつけない輝きを放ち続けていることになるのですが、それからもう四半世紀。そろそろアグネスワールド級の「一番星」が現れないだろうか……。そんな思いで迎える第54回函館２歳Sは、今週土曜の函館メイン競走です。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Wed, 13 Jul 2022 16:56:32 +0900</pubDate>
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<title>史上８頭目になるけれど</title>
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<![CDATA[ <p>　時間がなかったとか、体調が悪かったとか言い訳はしません。しばらく更新をサボっていました。　サボっている間に高松宮記念が明日に迫っています。</p><p>　さて、その高松宮記念。言うまでもなく芝1200ｍの頂上決戦ですが、今回のメンバーを見ると、グレナディアガーズ、サリオス、ロータスランドと芝1200ｍ戦に出走経験がない馬が３頭出走します。</p><p>　この1200ｍ未経験馬の出走ですが、一昨年は７頭、昨年は６頭と、過去2年で目に見えて増えていました（表参照）。それを思えば、今年は３頭に落ち着いたとも言えます。しかし、このコラムを書いている時点で３頭すべてが５番人気以内に入っていますから、軽く扱えない存在であることに変わりはありません。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/16/bonkage/bc/30/j/o0604043115093263164.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="431" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/16/bonkage/bc/30/j/o0604043115093263164.jpg" width="604"></a></p><p>　ところで、この芝1200ｍ未経験馬、高松宮記念でどんな結果を残しているのでしょうか。2014年のコパノリチャードと2019年のミスターメロディが勝利を飾っていることは上記の表でも分かりますが、これ以前では、2006年のオレハマッテルゼと2007年のスズカフェニックスも初の芝1200ｍで優勝。芝1200ｍ未経験馬の優勝は計4頭ということになります。</p><p>　また、それら４頭の他に、芝1200ｍに出走経験はあっても勝ち星がなかったという馬が、2000年のキングヘイロー、2005年のアドマイヤマックス、そして、2009年のローレルゲレイロの３頭。したがって、これまでに７頭の馬が芝1200ｍ未勝利でいきなり高松宮記念に優勝したことになります。その一覧も表にしました。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/16/bonkage/72/1c/j/o0501028415093264358.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="284" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/16/bonkage/72/1c/j/o0501028415093264358.jpg" width="501"></a></p><p>　この、〝芝1200ｍ未勝利馬が７勝〟という数字。多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれでしょうが、このレースがスプリントGⅠにリニューアルされてからの26年で７頭ですから、さほど珍しい事例でないことは確か。</p><p>　ただ、今年の３頭の中で、もしサリオスが勝てば、それはそれで今までにないエポックメイキングな勝利になることも事実です。</p><p>　というのもサリオスの場合、芝1200ｍはおろか芝1400ｍも未経験。つまり、芝1600ｍ未満のレースに一度も使ったことがないからです。対して、過去の７頭は何れも芝1200ｍでGⅠ上位の実績があったり、芝1400ｍで重賞好走歴があったり……。サリオスのようにスプリント戦とは無縁という訳ではありませんでした。</p><p>　まさに未知のスプリント戦線に乗り込むサリオス。歴戦のスプリンターを相手に果たしてどんな走りを見せてくれるでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/17/bonkage/bf/ff/j/o1216103415093291102.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="1034" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220326/17/bonkage/bf/ff/j/o1216103415093291102.jpg" width="1216"></a></p><p>　サリオスが2020年以来の勝利を挙げることができるか……</p>
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<pubDate>Sat, 26 Mar 2022 17:42:41 +0900</pubDate>
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<title>１番人気が１月全敗</title>
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<![CDATA[ <p>　年明けのＪＲＡ重賞競走では、1番人気馬がまだ一度も勝っていません。一度も勝てないまま、ひと開催が終了し、競馬ブックカレンダーもレイパパレからソダシに替わっています。</p><p>　ちなみに、ここまでの重賞の結果はこんな感じ（↓）ですが、改めて振り返ると、年明け11連敗というのはなかなか見られない記録。しかも、連対を果たした馬も３頭にとどまり、過半数の６頭が掲示板外です。本当に、１番人気馬はどうしてしまったのか……。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220204/17/bonkage/44/27/j/o0700032315070543860.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="286" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220204/17/bonkage/44/27/j/o0700032315070543860.jpg" width="620"></a></p><p>　過去の記録を見ると2016年も1番人気馬が苦戦を強いられていました。しかし、それでも1月31日の根岸Sをモーニンが勝ったことで年明けからの連敗は10でストップ。〝1月全敗〟もかろうじて免れています。</p><p>　更にさかのぼってみても、1番人気が1月に全敗した年など、なかなか出てきません。直近では1980年ですが、〝1月全敗〟と言ってもこの当時は重賞の数が少なく、１月中に行われた重賞は東西合わせて７つ。結局、２月10日の東京４歳Sにリンドタイヨーが優勝し、年明けからの１番人気の連敗は９でストップしています。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220204/17/bonkage/71/12/j/o0715028615070543912.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="248" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220204/17/bonkage/71/12/j/o0715028615070543912.jpg" width="620"></a></p><p>　さて今年。11連敗した時点でおそらく記録更新だと思われますが、1番人気馬にとっては何とも不名誉なこの連敗記録、果たして今週も更新されてしまうのか、それとも今週で止まるのか。「もうそろそろ勝つだろう……」と、今週は1番人気を信用してみます？？</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/bonkage/entry-12725047528.html</link>
<pubDate>Fri, 04 Feb 2022 17:54:48 +0900</pubDate>
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<title>読者が選ぶベストレースと代表馬</title>
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<![CDATA[ <p>　週刊競馬ブックにはずっと以前から『ファンのページ』という読者の声を紹介するコーナーがありました。</p><p>　ただ、それとは別に、一口コメントのようなものをもっと気軽に寄せてみたいと考えている読者も少なくないはず……。　そんな思いで始めたのが<b>『読者が選ぶベストレース＆年度代表馬』</b>でした。レースと馬の両部門にコメントを添えて一票を投じてもらい（コメントは任意）、それらのコメントのいくつかを投票結果とともに発表するというこの企画は、2018年年度（掲載は2019年１月）に始まりました。当初はモノクロ１ページでしたが、現在はカラー２ページに。これもひとえに、多くの読者の方にコメントを寄せていただいた結果と感謝しております。</p><p>　ところで寄せられたコメントを読んでいくと、しみじみ感じることがあります。それは、投じられた票に言葉が添えられていることの重さです。言葉をともなう一票は無言の一票よりもはるかに重いものになり、その一票は〝紙〟から〝生きた声〟になる……。そんなことを感じると同時に、ほかでもない自分たちこそが〝言葉でものを伝える仕事〟に就いているのだという、考えてみたら当たり前のことを改めて自覚させられます。</p><p>　年１回ではありますが、週刊競馬ブックの読者の声を残していくこの企画、これからもずっと続けていきたいと思っていますので、次回も奮ってご参加ください。次回はまだ11カ月先ですが……。</p><p><b>『読者が選ぶ2021年</b><span style="font-weight:bold;"><b>ベストレース＆年度代表馬』</b></span>は１月24日（月）発売号に掲載されます（一部地域は翌日発馬宇）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　<span style="font-size:0.83em;">↓これはもちろん去年のもの</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　</span><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220121/17/bonkage/85/39/j/o4803691615064289280.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220121/17/bonkage/85/39/j/o4803691615064289280.jpg" width="291"></a><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220121/18/bonkage/c1/62/j/o4795689115064290531.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220121/18/bonkage/c1/62/j/o4795689115064290531.jpg" width="292"></a></p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Fri, 21 Jan 2022 18:18:40 +0900</pubDate>
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<title>12対12、しかし、125対263</title>
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<![CDATA[ <p>　有馬記念が終わり、有馬記念のあとにもうひとつＧⅠが終わり、年を越して、金杯まで終わっているのに〝今さら〟ですが、いい有馬記念でした。</p><p>　前回のコラムで「有馬記念には有馬記念にしかない〝何か〟があり、多くの人がその〝何か〟に惹きつけられる……」、そんなことを書きましたが、やはり、今年もそんな有馬記念だったと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>　ところで、有馬記念をエフフォーリアが優勝した時点で2021年の関東馬のGⅠ勝利数は12になりました。ＪＲＡの平地ＧⅠは年間24レースですから、ここで少なくとも関西馬に対して負け越しはなくなったわけです。最終的にはホープフルＳを関西馬のキラーアビリティが制して勝ち越しはなりませんでしたが、2021年のＧⅠは東も西も仲良く12勝ずつ。関東馬にしてみれば、1998年から実に22年続いたＧⅠ負け越しにようやくピリオドを打てました。</p><p>　ちなみにグレード制導入後の東西の勝敗表は下記の通り。勝利数の多い方を赤字で表記しましたが、真っ赤になるのはやはり関西馬。関東馬はさすがに０勝こそありませんでしたが、2000年と2005年は僅かに１勝のみ。〝関東馬総崩れ〟を阻止したのは2000年がＮＨＫマイルＣのイーグルカフェ、2005年が安田記念のアサクサデンエンですから、東京マイルは関東馬にとってまさに最後の砦だったと言えるでしょう。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220105/16/bonkage/af/3e/j/o0469070715056902694.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="707" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220105/16/bonkage/af/3e/j/o0469070715056902694.jpg" width="469"></a></p><p>&nbsp;</p><p>　ただ、勝利数では並んでも、「それで互角になったのか」と問われれば、少々疑念も生じるところ。何がそうさせるのかと言えば、それは全体の出走数にほかなりません。関東馬の出走がゼロだったスプリンターズSは記憶に新しいところですが、これも表にしてみると、2021年のGⅠ全24レースのうち、関東馬の出走の方が多かったのはオークスのみ。他に東西同数だったレースが3つありますが、残る20レースで関西馬の出走が関東馬を上回っています。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220105/16/bonkage/3e/71/j/o0477065415056903491.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="654" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220105/16/bonkage/3e/71/j/o0477065415056903491.jpg" width="477"></a></p><p>　24レースのトータルでは関東馬が125頭に対して、関西馬が263頭。それで勝利数が互角なら〝少数精鋭〟という受け取り方もできるわけですが、頂上対決であるGⅠ競走での出走比率は、そのカテゴリーの勢力図を反映するもの。それだけに、全体を通せば、やはり関西馬が元気だったと言えるかもしれません。</p><p>　果たして2022年は、この出走数の差がどれくらい縮まるのでしょうか……。</p><p>　それにしても思い出すのは、秋シーズン最初のGⅠスプリンターズＳ。出走ゼロというのは、やはり寂しいもの。〝１と０とでは大違い〟と、改めて感じた一戦でした。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bonkage/entry-12719597018.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Jan 2022 16:22:08 +0900</pubDate>
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<title>去り行く者と明日を担う者</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p>　一年の総決算は、様々な人が様々な思いを胸に迎えます。だからこそ、有馬記念には他のレースにはない〝何か〟がある、私はそう考えます。</p><p>　自分にとっての〝何か〟とは何か？　それは、その年によって違うし、明確にひとつの〝何か〟であるとも言えません。</p><p>　ただ、〝去り行く者と明日を担う者〟の存在が、〝何か〟のうちの多くの部分を占めていることは間違いありません。</p><p>　勿論、他の多くのGⅠ、いや、他の多くのレースのように、有馬記念だって勝負の世界。それは当然です。しかし何というか……、有馬記念は単に16頭の馬がぶつかり合うというだけでなく、去り行く者がいて、明日を担う者がいて、去り行く者から明日を担う者へ思いを託す、そんなレースのように思えるのです。たとえ個と個の勝負のなかでも……。</p><p>　思いの託し方はそれぞれです。花道を先頭で駆け抜け、後続に発破をかけながら思いを託す馬。前を駆ける若い世代に、「あとは任せた」と言いながら思いを託す馬。</p><p>　これまでの有馬記念、後続に発破をかけながら去っていった馬として印象に残るのが、ディープインパクトであり、オルフェーヴルであり、キタサンブラックでした。</p><p>&nbsp;</p><p>　ところで、レース前に引退表明していたか否かに関係なく、有馬記念の勝利が現役最終戦だった馬はどれくらいいるのでしょうか。数えてみたところ下記の18頭でした（例によって自分調べです）。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/18/bonkage/5a/e2/j/o0648048115050943733.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="481" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/18/bonkage/5a/e2/j/o0648048115050943733.jpg" width="648"></a></p><p>　そして、19頭目としてここに名を連ねるべく、日曜日に<span style="font-weight:bold;">クロノジェネシス</span>が登場します。去り行く女傑は、<span style="font-weight:bold;">エフフォーリア</span>に発破をかけながら去っていくのでしょうか？　それとも「あとは任せた」と言いながら別れを告げるのでしょうか？</p><p>　勿論、声をかけるのはクロノジェネシスではないかもしれまえん。声をかけられるのもエフフォーリアではないかもしれません。しかしいずれにせよ、去り行く者たちのバトンはどんな形で、明日を背負う者たちへ渡されるのか……、それが楽しみな一年の総決算であることは確かです。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/3a/7b/j/o3021423615050944650.jpg"><img alt="" height="589" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/3a/7b/j/o3021423615050944650.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/6d/8f/j/o4893691515050944940.jpg"><img alt="" height="594" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/6d/8f/j/o4893691515050944940.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/23/cf/j/o4761680715050945471.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="600" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211224/19/bonkage/23/cf/j/o4761680715050945471.jpg" width="420"></a></p><p>「終わる」は、やはりキーワードですね。</p>
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<link>https://ameblo.jp/bonkage/entry-12717403882.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Dec 2021 19:06:49 +0900</pubDate>
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<title>ファン投票で語る夢は</title>
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<![CDATA[ <p>　コントレイルは13位だそうです。グランアレグリアはそのひとつ下の14位。2021年の有馬記念ファン投票では、どちらもベスト10にすら入りませんでした。</p><p>　もともと引退や回避を表明している馬の得票は伸び悩む傾向にありますが、競走馬の動向に関する情報がこれだけ溢れている現代。以前にも増して、ファン投票はその傾きにあるようです。</p><p>　ただ、有馬記念はプロ野球のオールスターに着想を得て始まったドリームレース。</p><p>　自分の見たい馬、自分が走らせたい馬、今年、痺れるような走りを見せてくれた馬の名をどうぞ書いてください──ファン投票には、創設者・有馬頼寧さんのそんな思いが込められていたはずです。</p><p>　無論、見たい馬、走らせたい馬は人によって異なるでしょうが、それにしても、コントレイルもグランアレグリアの名前もない投票結果に、私は〝ちょっと現実的過ぎるなあ〟という寂しさを禁じ得ません。ファン投票は〝出走の可能性がある〟という枠組みのなかで語る小さな夢ではなく、もっと大きな夢であってほしい、何年ものちに、〝ああ、この年はこんな馬がファンを湧かせていたのだなあ〟そんなふうに振り返れるものであってほしい……。そう思うのです。</p><p>&nbsp;</p><p>　ところで、このファン投票の結果が100％現実になったこと、つまり、上位10頭すべてが出走した年は過去にあるのでしょうか……。</p><p>　答えはおそらく「ＮＯ」。〝おそらく〟と前置きしたのは、手元の資料で投票結果の調べがつかなかった年が数回あったから。しかし、調べがつく限りで最もこれに近かった昭和53年の競馬ブック当日版に、「ベスト10位までの９頭が出走というのも過去に例をみない」という一文があるので、10位すべての出走はなかったと見ていいでしょう。</p><p>　前述の通り、〝その年のベストメンバーを〟というのがファンの語るひとつの夢なら、〝選ばれし10頭すべてが集う〟というのもファンが願うひとつの夢。</p><p>　ドリームレースの究極形は、誰もがその年のベストメンバーを投票し、その結果選ばれた10頭すべてが一堂に会すという有馬記念なのかもしれません。</p><p>　……考えたら、そうに決まってますね。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211209/21/bonkage/b2/c1/j/o4085317515044006395.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="3175" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211209/21/bonkage/b2/c1/j/o4085317515044006395.jpg" width="4085"></a></p><p><span style="font-size:0.83em;">　昭和53年有馬記念当日の競馬ブック本紙。まだ高校生だった私は東スポを片手にテレビ観戦でした。</span></p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20211209/21/bonkage/a5/f8/j/o4786557915044006484.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="5579" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20211209/21/bonkage/a5/f8/j/o4786557915044006484.jpg" width="4786"></a></p><p><span style="font-size:0.83em;">　投票結果を報じる週刊競馬ブック誌面。その内容がけっこうゴン攻め(笑)</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">　ちなみに取り置きの週刊誌にいたずら書きした犯人は、私の大先輩のどなたかでしょう。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/bonkage/entry-12714808915.html</link>
<pubDate>Thu, 09 Dec 2021 21:31:12 +0900</pubDate>
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