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<title>book-wormのブログ</title>
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<title>64</title>
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<![CDATA[ 『64』<br>横山秀夫<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130901/00/book-worm7/75/b9/j/o0344050012668586303.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130901/00/book-worm7/75/b9/j/o0344050012668586303.jpg" alt="photo:01" width="300" height="436" border="0"></a></div><br clear="all"><br><br><br>今回もお仕事小説です。舞台はD県警広報室。県警の対マスコミの広報を担当する広報官：三上さんが主人公です。<br><br>また、と書いたのは、以前に紹介した半沢シリーズを意識してのことです。半沢シリーズは、銀行で一線を行く営業マンが巨大組織の中で奮闘する、いわば王道の勧善懲悪物語でした。<br><br>一方の本作は、リアリティ溢れる組織の内面を描く、という点は半沢シリーズと共通していますが、警察モノの花形であろう刑事ではなく報道官にスポットが当てられています。<br><br><br>まず、広報官という立ち位置を巡る三上の葛藤。刑事に戻りたい…という想いが消せず、現在の自分を肯定できない、彼の屈曲した内面とその葛藤が余すところなく描かれています。<br><br>次に、三上の見えないところで動く、警察組織の陰謀の複雑さ。昭和64年に発生した誘拐事件をめぐり、各々の思惑が交錯します。<br><br>最後に、ありとあらゆるところに張り巡らされている伏線。筆者の力量に対し、流石と言うことしかできません。<br><br><br>これらの理由で、なかなかページが進みません。ただでさえ分厚いハードカバーの作品なのですが、その一文一文、一言一句を噛み砕くには、脳をフル回転させながら読まなければなりませんでした。さらっと事件のカギが書かれていたりするので、ページを捲った後で、『…？！え！！』となって前のページに戻るなんてことが数回ありました。読後はかなりの疲労感に襲われました。<br><br><br>ずっしり重い、犯人探し以上に『人間』に焦点を当てた警察モノが読みたい！という方、多少パワーはいりますが、一度読んでみてください。<br><br><br>iPhoneからの投稿
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<link>https://ameblo.jp/book-worm7/entry-11604070098.html</link>
<pubDate>Sun, 01 Sep 2013 00:00:41 +0900</pubDate>
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<title>銀二貫</title>
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<![CDATA[ <br>『銀二貫』<br>高田郁<br>幻冬社2010.5<br><br><br><br>みなさんは本を買うとき、何を基準に選びますか？？実用書ならともかく、私は最初から『これ！』と決めて小説<br>を買うことは稀です。<br><br>平積みされてる本をざーっと眺めて…びびび！ときたものを手に取ります。<br><br>割と『ジャケ買い』をします。タイトルと絵でピンとくれば買っちゃいます。だから読んでみて、想像だにしていなかった内容に驚いたりもします。というか、それがまた楽しい。<br><br>そして、ジャケ買いと並んで、『帯買い』も得意です。『◯◯氏絶賛！！』とか『◯◯賞受賞！！』とか。<br><br>今回の『銀二貫』は<br>『大阪の本屋と問屋が選んだ<br>ほんまに読んでほしい本』<br>という帯で買いました。<br><br>というか、『本屋』はまだしも『問屋』???<br><br><br>そんな疑問はさておき、読んでみると…なかなか本が閉じれない！<br><br>身寄りを無くした武士の子松吉が、寒天問屋の主人に拾われ、商人として成長してゆく話です。<br><br>と、舞台や筋書は普通の時代小説ですが、あらすじをまとめようとして、ふと思いました。この話、何とでも読めるのです。<br><br><br>父を亡くした松吉の努力の物語ーー。<br><br>大阪問屋の義理と人情の物語ーー。<br><br>武士と商人の道理を説く物語ーー。<br><br>寒天職人の物語ーー。<br><br>寒天と羊羹ができるまでーー。<br><br>真帆と松吉のラブストーリー。<br><br><br>と言い出すときりがありません。皆様ならこの『銀二貫』、どんなお話だとお思いになるでしょう。ぜひ御一読を。さすれば帯にある『問屋』の謎も解けるやもしれません。<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130805/19/book-worm7/82/4e/j/o0480064012635990976.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130805/19/book-worm7/82/4e/j/o0480064012635990976.jpg" alt="photo:01" width="300" height="400" border="0"></a></div><br clear="all"><br><br><br><br><br><br>iPhoneからの投稿
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<link>https://ameblo.jp/book-worm7/entry-11586968540.html</link>
<pubDate>Mon, 05 Aug 2013 19:24:19 +0900</pubDate>
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<title>オレたち花のバブル組</title>
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<![CDATA[ 『オレたち花のバブル組』<br>池井田 潤  <br>文芸春秋2008.6<br><br><br>銀行に就職することを『入行』と言います。銀行に入る、読んで字のごとしです。一般企業は『入社』ですよね。<br><br>こんなふうに銀行というところには、普通の企業とはちょっと違った言葉、ちょっと違った文化が存在します。というのも、私も筆者と同じく元銀行員だったので話がとってもよくわかるのです。。。<br><br>本作品はドラマ『半沢直樹』の原作(というかその後…)です。ドラマは、5億円を無担保で融資した途端、その融資先が倒産する、というストーリーです。一方本作品は、優良そうに見えて実は巨額損失を抱える老舗ホテルの担当を半沢が任される、という話です。担当を任されたからどうなんだ、というと、実は近々金融庁が入るらしい…というのです。<br><br>融資とは元本を回収できて、かつ利息をとってはじめて銀行側に利益が発生します。でももしその元本の回収が不可能なら…それは損失ですよね？<br>銀行は『もしかしたら融資金を返済してもらえないかもしれない、ちょっとアブナイ企業』に対する貸出金のうちの一定の金額を、もしもその企業が倒産し、融資金を回収できなかったときのために、その損失を埋めるための『引当金』として準備しなくてはなりません。<br>そこで銀行側は『この企業はいい企業だよ、倒産の心配はないから引当金は積まないよ』と、一方、監督官庁である金融庁は『いやいやその評価方法は間違っている、この企業は倒産の危険が高いから引当金をもっと積みなさい』と真っ向から両者の意見はぶつかります。<br>つまり、表には出ていない巨額損失を抱える老舗ホテル(＝取引は長く、貸金はたくさん)が『正常先』とみなされるか、『ちょっとアブナイ先』とみなされるかによって、銀行の引当金額は大きく変わり、銀行の評価を大きく左右するということなのです。そして、その金融庁との対決を担うのが…半沢直樹！！そして今回も銀行内で何やら黒い影が…。<br><br>金融庁やら引当金やら何だか難しそう…とお思いかもしれませんが、逐一池井田さんが丁寧に噛み砕いた解説を付してくださっています。そして、細かいことがあんまりわからなくても、半沢の歯にものきせぬ物言いは痛快！ぜひ御一読あれ。<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130802/20/book-worm7/d3/e6/j/o0300043312632118412.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130802/20/book-worm7/d3/e6/j/o0300043312632118412.jpg" alt="photo:01" width="300" height="433" border="0"></a></div><br clear="all"><br><br><br><br><br>iPhoneからの投稿
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<pubDate>Fri, 02 Aug 2013 17:58:54 +0900</pubDate>
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<title>『何者』</title>
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<![CDATA[ 朝井リョウ『何者』<br>新潮社2012.11<br><br><br>  主人公は就活中の大学生、拓人。彼と彼の周りの人間たちの、就職活動をめぐるやりとりが描かれている。<br>  頑張りすぎるぐらい就活に励むリカ、就活よりもっと創造的な活動がしたい！と語るタカヨシ、ネットで酷評されながらも毎月1回は必ず公演をする劇団員のギンジ。そんな周囲の人間を拓人は冷めた目で見ていた。<br>   <br><br>  面白いのは、登場人物たちのtwitterでのつぶやきが随所に登場するところ。なぜ私たちはリアルタイムで『…なう』をつぶやくの？？？ネットの上では別の顔が現れると言うが、現実とtwitter、いったいどっちが本当の自分なの？？？自分ではない『何者』かになろうともがく大学生達の姿がリズム良く描かれる。<br>  また平成生まれの筆者ならでは、就活の描写はリアリズムに溢れていて面白い。<br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130731/21/book-worm7/ff/22/j/o0480064012629630162.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130731/21/book-worm7/ff/22/j/o0480064012629630162.jpg" alt="photo:01" width="300" height="400" border="0"></a></div><br clear="all"><br><br><br>iPhoneからの投稿
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<pubDate>Wed, 31 Jul 2013 20:03:52 +0900</pubDate>
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