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<title>そして嘘は真実へと変わる</title>
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<description>気まぐれで更新してます。よろしければ見て行ってください。創作活動をしています。</description>
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<title>ゼロ</title>
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<![CDATA[ <a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BLMR7+F5YIIA+348+HWI5U" target="_blank">カラーミーショップ</a>はリアルな店舗を持っていなくても、ネットを通じて商品を販売する楽しみを多くの人に実感してもらうショッピングカートを目指しています。<br><br>誰かに（大手に）頼らなくてもあなた自身であなた好みのネットショップをオープンし、あなたが選んだ商品あるいはあなたが作った商品の魅力を伝え、それを欲しいと思ってくれる人に直接販売できるツールとして活用されています。<br><br>30日間の無料お試し期間が付きで月額900円～というお手頃価格により、これまでに23万を超えるユーザー様からお申し込みいただいております。<br><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww13.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BLMR7%2BF5YIIA%2B348%2BHWI5U" alt="">
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<pubDate>Thu, 17 Apr 2014 15:54:07 +0900</pubDate>
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<title>ゼロ</title>
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<![CDATA[ <a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BLMR7+F6JY42+50+2HCB1D" target="_blank"><br><img border="0" width="100" height="60" alt="" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww20.a8.net%2Fsvt%2Fbgt%3Faid%3D140417395918%26wid%3D001%26eno%3D01%26mid%3Ds00000000018015006000%26mc%3D1"></a><br><img border="0" width="1" height="1" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww11.a8.net%2F0.gif%3Fa8mat%3D2BLMR7%2BF6JY42%2B50%2B2HCB1D" alt="">
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<pubDate>Thu, 17 Apr 2014 15:45:39 +0900</pubDate>
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<title>いつの間にか消えてしまったあなたへ</title>
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<![CDATA[ <br><br>大丈夫だよ。<br><br><br>僕は死んだりしない。<br><br><br><br>生を司る僕には<br>死がないんだ。<br><br><br><br>僕に死を与えてくれるのは<br>死を司る者だけ。<br><br><br><br><br>いつまでだって僕は<br>君のことを待ってるよ。<br><br>
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<pubDate>Mon, 10 Feb 2014 15:44:21 +0900</pubDate>
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<title>ブログネタやってみた_(:3 / ∠)ノ三</title>
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<![CDATA[ <img width="1" height="1" class="accessLog" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fmeasure.kuchikomi.ameba.jp%2Fkuchikomi%3FAMEBA_ID%3Dbreak-k83%26ENTRY_ID%3D11766840293%26ENTRY_END_DATE%3D2014%2F02%2F19"><img src="https://pubads.g.doubleclick.net/activity;dc_iu=/7765/pixeltag_pcretargeting;prid=10632;ord=1?" width="1" height="1" border="0" style="display:none"><a href="http://kuchikomi.ameba.jp/" target="_blank"><img src="https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif" alt="黒髪、茶髪、金髪、どれがいちばん好き？ "></a>ブログネタ：<a href="http://kuchikomi.ameba.jp/user/listEntry.do?prId=10632">黒髪、茶髪、金髪、どれがいちばん好き？ </a> 参加中<br> 私は<a href="http://kuchikomi.ameba.jp/user/listEntry.do?prId=10632">黒髪</a>派<br> <br>黒髪です。はい。<br><br>しかし私の創作キャラたちには黒髪あんまりいませんね…。<br>塗るのが面倒だからとかそういうんじゃなくて<br>黒髪だとなんだか現実と近い気がして<br>異能力つかうような話ばっかりだから<br>現実と近いのはなんだか違和感があって、<br>髪の色はありえないいろとかにしちゃうんですよね…<br>とかいう理由で黒髪がほぼいないのです。<br>ですが、私は黒髪派ですよ_(:3 / ∠)ノ三<div style="text-align:center"><div id="vote" style="width:293px;margin:0 auto;padding:19px 0 16px;"><dl style="margin:0;padding:0;color:black;text-align:left;"><dt style="height:auto !important;min-height:24px;height:27px;line-height:1.2;padding:14px 5px 7px 42px;_padding-bottom:14px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_title.gif) no-repeat 0 0;font-weight:bold;">黒髪、茶髪、金髪、どれがいちばん好き？ </dt><dd style="margin:0;padding:0;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_repeat.gif) repeat-y 0 0;"><ul style="margin:0;padding:12px 13px;list-style:none;"><li style="margin:0;padding:0 0 0 14px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_list.gif) no-repeat 0 4px;">黒髪</li><li style="margin:0;padding:0 0 0 14px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_list.gif) no-repeat 0 4px;">茶髪</li><li style="margin:0;padding:0 0 0 14px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_list.gif) no-repeat 0 4px;">金髪</li><li style="margin:0;padding:0 0 0 14px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_list.gif) no-repeat 0 4px;">その他</li></ul></dd></dl><p id="vote_btm" style="width:293px;margin:0;padding:0 0 9px;background:url(https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_btm.gif) no-repeat 0 bottom;text-align:center;"><a href="http://kuchikomi.ameba.jp/user/listEntry.do?prId=10632"><img alt="気になる投票結果は！？" src="https://stat100.ameba.jp/kuchikomi/img/ameba/vote_btn.gif" style="border:0;"></a></p></div></div>
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<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 14:38:45 +0900</pubDate>
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<title>パラレルワールド編 第一話 はじまり</title>
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<![CDATA[ <br>ーー見つけられた日記ーー<br><br>××10年4月23日<br>「"この世界はある人によって作られた小さな箱のようなものだ"<br><br>僕じゃない誰か他の人はこの事実を知っているのだろうか。<br>この世界は作られたものであることを。<br>そして、この世界の創造主もまた作られた者であることを。<br><br><br>昨晩、その創造主の創造主が僕の夢に出てきた。<br>相変わらず表情の読めないやつだったし、相変わらず世間話だけして満足して消えていった。<br><br>こんなこと最初は夢と思って気にしていなかったけれど、さすがに夢に出てくるのが4回を超えたあたりで受け入れることにした。」<br><br>ページをめくっていく<br><br>××45年8月4日<br>「久しぶりに夢に出てきたあいつは、この日記のことを気にしていた。<br>どうも、悪いやつに見つけられてしまった時、世界が混乱してしまうことを心配しているようだ。<br><br>俺は言ってやった。<br>"大丈夫だ、この日記は普通のやつには読めないようにしておくから"<br>俺にはそれができるから。<br><br>これが読めるやつが出てきた時この世界はどうなっているだろうか、楽しみだよ。」<br><br>最後のページにきた<br><br>×+64年7月16日<br>「俺はやっと"使命"を果たせるようだ。<br>やっと死ねるよ。長い人生だった。<br>俺と同じ"使命"をもつやつのために俺はこれを残すことにした。<br>何百年何億年後になるかわからないがこれを読めるやつは必ず現れる。<br>おまえに伝えよう。<br><br>この"使命"を自覚した時、その時はすでに手遅れだ。あがくな。<br><br>その"使命"を受け入れることができれば俺の様に×××年も生きずに済むさ。<br><br>p.s.次のこの"使命"を持つものがこの日記を見つけられるようにあいつに頼んでおく。あいつは素直に教えるわけないが…この日記にたどり着くことを願うよ。」<br><br>日記を閉じる<br><br>僕はどうすればいいのか。<br>僕には彼が言う「この"使命"」を持っているらしい。だって、この日記を読めるのだから。<br><br>朝起きたら枕元に置いてあった本。<br>開いたら日記のようだったから読み進めてみたらとんでもない内容だった。<br>「ほんとどうしたらいいってのさ…」<br><br>実際、夢で誰かに何かを語られたことがあったような気がしてきた。すっかり忘れていたが、それがそうなのかもしれない。<br>きっと、僕が夢のことを忘れてしまったから、その創造主の創造主っていう人が枕元にこれを置いたんだろう。<br><br>"使命"…。<br>まさか、"使命"って、あの異常者のなかの数人が持っているものではないか？<br>それを持つ者には近寄ってはならないと言われている。<br><br>僕が異常者ってこと？？<br>僕はなんの魔法も使えないし、両親とも人間だ。<br>ありえない。<br><br>ありえないはずなんだ。<br><br><br>異常者が言う創造主とかいう奴が<br>僕を選んだのでなければ。<br><br><br>聞いたことがある。<br>創造主が全ての住民から一人選んで"使命"を与えることがある、と。<br>それは何百年に一度のことで、<br>人間も異常者も関係なく選ばれる。<br><br>この本に書いてある"使命"がそれなのか…？そうだ、創造主とも書いてあったよな…。<br>まさか、最後に×××年生きたってまさか…何百年に一度選ばれる…そんな…。<br><br><br>僕は創造主に選ばれた？<br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 14:32:25 +0900</pubDate>
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<title>閑話休題</title>
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<![CDATA[ <br>一気に更新しましたが、<br>これは以前にYahooブログで書いていたものです。<br><br>こちらで書き始めた支配者編と<br>どうからんでくるのでしょうか？<br><br><br>中学の頃にかいたものなので<br>これからかくものはすこし作風がかわってしまうかもしれませんが<br>ご了承下さい……m(_ _)m<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/break-k83/entry-11766824183.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 14:04:29 +0900</pubDate>
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<title>第二話 少年の失った物は---Ⅱ</title>
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<![CDATA[ 少年は公園でみんなと遊んでいた。<br>いつも通りに。<br><br>お願いされたことはやり、ふざけるところではみんなに合わせてふざける。<br><br>そしてみんなと一緒に大人に怒られる。<br><br>そういうことが日常だった。<br>今日もそんな日常が繰り返されるのだと彼の兄は思っていた。<br><br><br>―――――――本人がそう思っているとは限らないのだが。<br><br>無意識のうちに彼は感じていた。<br><br>“今日はいつもと違う”<br><br><br>まさかそれが当たっているとは思いもしなかった。<br>だから兄に言うこともしなかった。<br><br>言わなかったことが彼のこれからの生活に大きく関わってくるなんて<br><br>……………分かるはずなんてないのだ。<br><br>それくらい彼は自分のことを理解していなかった。<br>いや、理解しようとしなかった。<br><br>一人にならないためにはそれが必要なのだと兄の行動を見て確信してしまっていた。<br><br>自分を犠牲にしてでもお願いされたことをやり遂げること。<br>それがみんなと一緒にいるためには必要であると…。<br><br>それが、彼の人格を大きく歪ませていた…。<br><br><br>そのまま生活していた。<br>…………今日も…。<br><br>みんなと一緒に遊んでいた。<br>普通に。<br>いつも同じように。<br><br>――――――――――――止まった。<br>そう感じた。<br>周りの者の動きが一瞬にして止まったのだ。<br>自分を除いて。<br><br>なぜか違和感がなかった。<br>“前に体感したことがあるような…”<br>そう思っていると、突然声が聞こえた。<br><br>「君か。この偽りの世界を見させられているのは。…一体だれがこんなことをしてくれたんだろうねぇ…。<br>困るな。この子は大事な役目を持っているのに。」<br><br>言われている意味が分からなかった。<br><br>“大事な役目”って何だ…?僕が何かしたのか…?<br><br>感じていた違和感が的中していたことが………怖かった。<br>今まで何度か予知できることがあったけれど、それが普通だと思っていた。<br>だが、今の彼は周りの反応に敏感な人形、周りと違うことが怖いただの子供なのだ。<br>自分は普通じゃないと<br>…………………思ってしまった。<br><br>その瞬間に先ほどの声の主が姿を現した。<br><br>彼はこう言った。<br>「君は、偽りの世界の住人だ。おそらく君のお兄さんが創ったものだろうけど。<br>君にはお兄さんが創った偽りの世界から出る覚悟があるのか？<br>　　<br>……まぁ有っても無くても、いい加減現実を見てもらわないとね。」<br><br>拒否はできなかった。<br>できなかったというよりも拒否権がなかった。<br><br>無理矢理彼は自分の兄が周りの者に掛けた魔法を解かれなければならなかった。<br><br>周りの者が動きだした。<br>だが、様子がおかしかった。<br>みんなあからさまに自分を避けている。そう感じた。<br><br>“現実ってこのことかな…。”<br><br>彼はまだ魔法を使ってないのにもかかわらず周りが彼を避け出したのはおかしいのだ。<br>だが………………そんなことわかるはずもない。<br>それがおかしいなんて彼は知らないのだから。<br><br>と、突然一緒に遊んでいた者の一人が公園から出て行った。<br>何が何だか分からない。<br>すると１人２人とどんどん遊んでいた者達が公園から出ていくのだ。<br><br>驚いてぽかんとしていたが、なんだか変な気持になった。<br>“これが…現実、今までのが…偽り。”<br>心の奥底ではこのことを理解していたのかもしれない。<br>でも、表に出てくることはなかった。<br><br>兄が来た。<br>大人たち、多くの人間たちが来た。<br>争いはすぐに終わった。<br>兄はこう言った。<br>「わからない。なにもかもが。<br>　　どうして俺たちはこんな扱いを受けなければならないんだ！！」<br><br>こんなに自分の目の前で取り乱している兄は見たことがなかった。<br>だが…彼には兄のいったことが分からない。<br><br><br>まだ、この世界にどのような格差が出来ているのかを知らないのだから。<br><br><br>彼は何も知らなかった。<br>ゆえに彼には遊んでいた者が離れていったのかが分からなかった。<br>思わずつぶやいた。<br>「僕は何もしてない。正しいことをしたはずなんだ…<br>　なのにどうしてみんな離れて行ってしまったのだろうか…？」<br><br>まずは知ることから始めようと思った。<br>だが、そう思うまでの時間が長かった。<br><br>誰も彼の邪魔などしていない。<br>誰も彼の思いを聞いてない。<br>誰も彼に助言なんかしてない。<br>誰も彼に人間の情報を与えてない。<br><br>だからかもしれない。<br>彼がこんな風に育ってしまったのは。<br><br>それからの生活、何か違和感を感じながら過ごしていた。<br>“誰かに見られてる…?”<br>その予感は的中している。<br><br>彼の偽りの世界を壊した者が<br>今度は彼を目覚めさせるための<br>彼の兄を説得するための<br>時を見計らっていたのだから。
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<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 13:46:01 +0900</pubDate>
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<title>第二話 少年の失った物は---Ⅰ</title>
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<![CDATA[ 少年は自分以外に兄しか知らなかった。<br>兄しかいなかった。<br><br>でもそのことに疑問を持ったことはなかった。<br>そういうのが常識だと思っていたから。<br>常識だと思うような環境の中で育ってきたから。<br><br>周りの人はみんな優しかった。<br>その人たちがどんな思いを心に秘めて彼と接していたかも知らずに…。<br><br>みんな優しいから彼もみんなに優しく接した。<br>お願いされたことは進んでやった。<br>命令されたりしても断ったりしなかった。<br>―――　そもそも命令されることなんてめったになかったのだが…。<br><br><br><br>兄には弟しかいなかった。<br>弟しか家族がいなかった。<br>弟さえ守れればそれでよかった。<br>それしか彼にはなかった。<br>それが彼のすべてだった。<br><br>弟の心体が守られるなら、自分の犠牲になるのをためらわなかった。<br>今の世界は人間が一番位の高いものとして見られている。<br>そういう考えが広まってしまい、自分たち異常者は…………<br><br>すべての人間から虐げられている状態だと彼は知っていた。<br><br>彼は自分の家系が異常者と呼ばれている魔法を使える一族の一つであることを知っていたのだ……。<br><br>もちろん弟も魔法を使えることは彼も分かっている。<br>でも、弟はそれを知らない。<br>自覚しなければ魔法は使えない。<br>そういう理になっているということも知っていた。<br><br>弟には人間に虐げられてほしくない<br>だから自覚しないように常に気を張っていた。<br>弟に周りに人間にも魔法をかけて自分が異常者だということを分からなくさせた。<br><br>そんな魔法が使えるのは彼の家系が強い魔力を有していたからなのだが…。<br><br>弟に魔法はかけられなかった。<br>自覚してないとはいえもともと強い魔力を有している家系に生まれているためか、<br>もともと魔法が掛けられないようにされていた。<br><br>―――魔法が掛けられないのは他の理由からだということは<br>弟しか知らないのだが…。<br>自覚していないから弟にも分からない。<br>…誰にも彼に魔法が掛けられない理由がわからないのだ…。<br><br><br>弟にかけられないのならば周りの人間に掛けてしまえ。<br>そう考えて実行した。<br>上手くいっていた。<br>すべて。<br>弟は、異常者だとばれることなく過ごせていた。<br>邪魔をする者が現れるまでは。<br><br>時が来た。<br>そう人間に言われたのはついさっきのことだ。<br>いや、そう言っているように感じたのは。<br><br>…………兄が恐れていた事態が起こってしまった。<br><br>弟の周りの人間たちに掛けた洗脳が解けてしまったのだ…。<br><br>なぜ洗脳がとけてしまったのかもわからないまま、彼は弟を助けに行った。<br>“周りにいる人間たちに虐められていないでくれ…‼”<br>そういう思いで彼はいっぱいいっぱいだった。<br><br>弟のいるところにつくと、弟は公園のベンチに一人で座っていた。<br>平気な顔で。<br><br>それを見た彼は恐怖に似た感情を抱いた。<br>普通ならば周りを探していたり、泣いていたりしていると思っていたからだ…。<br>平気な顔が出来るわけがないのに弟は平気な顔でそこにいる。<br>一体どうしちゃったんだ？？<br><br>と少し考えていた。<br><br>が、すぐにそんなこと考える暇はなくなった。<br>公園の入り口にはさっき弟と遊んでいたと思われる少年達と…<br>大勢の大人達がいた。<br><br>人間の目はまっすぐこっちを見ていた。<br><br>ばれた…。<br>そう思っていると、人間の一人が言った。<br>「お前ら異……」<br>言いきらないうちにその人間は視界から消えた。<br>弟のほうをみて何にも感じていないことを確認し、彼はさっさとこの事態を片付けようと<br>――――――――動いた。<br>一瞬で終わった。<br>弟は何が起こったのか分からずにぽかんとしていたが、彼の周りには人間が転がっている。<br>気絶しただけのようだ。<br><br>兄は弟がいるのを忘れたのか、こう叫んでいた<br><br><br>「わからない。なにもかもが。<br>　　どうして俺たちはこんな扱いを受けなければならないんだ！！」<br>　　<br>それと同時にこうも考えていた。<br>　<br>“なぜ弟の周りにいる人間の催眠が解けたんだ…？<br>解くにはかなりの魔力が必要なはず…<br>あいつらに魔力はないのになぜ？<br>異常者と協力なんてするわけがないのに…。”<br><br>彼はそのことを考えながらその場を弟を連れて去った。<br><br>……………理由なんてわかるはずがない<br>弟を覚醒させようとする者がいるなんて考えもしなかったのだから。<br><br>協力者なんていない。<br>一方的にある者が彼の掛けた魔法を解いたのだから。<br><br>しかも、その時弟は絶対にその場にいたという事を彼は忘れていた。<br>弟は解いた者を見たかもしれないのに。<br><br><br>―――――――まさかその者が今も自分たちの事を見続けているなんて<br>そのことを弟は感じていたなんて　<br>……彼は知らなかった。<br>　　　　　　
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<link>https://ameblo.jp/break-k83/entry-11766814369.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 13:44:20 +0900</pubDate>
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<title>第一話 はじまり---Ⅱ</title>
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<![CDATA[ 少年は自分の罪を知ってしまったことで“何か”に追われることになった。<br>彼自身も何に追われているのか分からなかった。<br>なのに、嫌な予感がしたから逃げた。<br>それだけだった。<br><br>なぜかその行動は彼を追い詰めていった。<br>精神的にじわじわと……………<br><br>何度考えても答えは出てこないことを早めに悟ってしまった彼は<br><br>――壊れてしまった。<br><br>心の中で黒いもやのようなものが増えてきたと思った。<br>もうすでに遅かった。<br>彼は………<br>　　　　普段では考えもしないようなことを思ってしまった。<br><br><br>「こんな世界…<br>　　　　　　　壊れてしまえばいいのに!!!!」<br>そうすれば、自分の罪はなくなる。<br>この“何か”に追われる心配もなくなる。<br><br>と。<br><br><br>思ってはいけないことだと気付いたころにはもう遅かった。<br><br><br>世界はもう<br>　　　　　崩れ始めていた。<br><br><br>彼は自分のしたことの責任を取らなければいけないと思った。<br>だから…今度はこう思った。<br><br>「こんなの望んだことではない」<br>と。<br><br>しかし、すぐには崩壊が止まるわけもなく。<br><br><br>普段の彼だったらそんなこと分かるはずなのに<br>今回は違った。<br><br><br>彼は、今壊れてしまっているのだ。<br><br><br>崩壊が止められていないと勘違いした彼は<br>すぐに止めようとさらに案を出した。彼にとっては最悪の。<br><br>“僕が生贄になればいいじゃないか”<br><br>何を勘違いしたのかは知らない。<br>彼自身が創り出した世界だというのに誰の生贄になるというのだ。<br>しかしそんなことも分からないくらい彼は<br><br>―――――狂ってしまっていた。<br><br><br>自分を生贄に捧げるために彼は人目に付かない場所に移動していた。<br>そこで自身を生贄として捧げようというのだ。<br>人目に付かない場所なので誰もいない、来ることさえないのだ。<br>もちろん止める者もいない。<br><br>準備が出来たところで彼は無意識に口走っていた。<br>「私は眠る<br>　時が来るまで眠りが覚めることはない。<br>　<br>　その“時”が来るまでに<br>　『時に選ばれし者』によってこの世界が消されてしまうことは<br>　――――――あってはならないのだ。」<br>彼自身も何を言っているのか分からない。<br>彼の本能がそう言わせたのだ。<br><br>自分で言ったことが分からないまま彼は眠りについた。<br><br>眠りについてからやっと彼は気がついた。<br>自分か壊れてしまっていることに。<br>人間には自分がしたことは<br>……ただ自分の罪から自分だけ逃れようとしただけに感じるのではないか。<br>だから彼は真実を与えた。『時に選ばれし者』に。<br><br>案の定『時に選ばれし者』以外には、彼が自分の犯した罪から逃れようとしたとしか伝わらなかった。<br><br>だから彼が眠る前に行ったことが人間の子孫に伝わっていくことがなかった。<br>だが、『時に選ばれし者』の子孫には、伝わっていった。<br>異常者と言われ、人間から恐怖の対象とされてい者達<br>―――【魔法】という特殊能力が使える一族、しかもある条件に合った一族に。<br><br>しかし、その『時に選ばれし者』は多くの人数がいないため消えていってしまう一族も現れた。<br>だが、まだ時は来ていないため彼は眠りからさめることはない。<br>手を出すことなどできはしなかった。<br>できたとしても手は出さないだろうが。<br>そのことの罪の重さを知っているから。<br><br><br>―――――――彼が眠りについたままの状態で時は過ぎていった。<br><br><br>『時に選ばれし者』の子孫にだけ彼の情報が受け継がれていった。<br><br><br>人間は彼のことなんて忘れてしまった。<br><br>壊れてしまったところを直すのに精一杯だったから。<br><br>だが、そのことが原因で問題が起こっていた。<br>異常者に対しての人間からの扱いが恐怖から支配へと変わっていった。<br>弄られ、虐げられ、さまざまな扱いをされるようになっていった。<br>疲れた人間の心と体をいやすためだけに利用しようという考えが広まったからだ。<br>その考えに共感した人間は皆、<br>「異常者って呼ばれてるんだから<br>　こういう扱いしてもいいだろ。」<br>という考えを持っていた。<br><br>『時に選ばれし者』はそれを前々から察知していて早めに逃げていた。<br>人間には立ち入ることのできないところに。<br><br>しかし、分かっていても逃げることが出来ない者もいた。<br>滅びかけている一族はそんなことはできる状態ではなかった。<br>子供だけを隠して大人たちは人間たちのいいように扱われた。<br>「子供だけは守り通して見せる」<br>と心に刻みつけて。<br><br>〈異常者には何をしてもいい。〉<br><br>そんな常識が出来てしまうほどに発展していってしまったのだ。<br>　　　　　　　　　　　　　　　<br>　　　<br><br>
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<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 13:39:59 +0900</pubDate>
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<title>第一話 はじまり---Ⅰ</title>
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<![CDATA[ 少年は孤独だった。<br>…ゆえに人を求めていた。<br><br>「何もかも出来てしまって面白くない。」<br>人ごみの中でそう呟いても何も起こりはしない。<br><br>人は、どこまでも真っ白な少年には目もくれずただ歩いて通り過ぎていくばかり。<br>真っ白ならば目立つはずなのに。<br>普通に少年は過ごしていた。<br><br>普通すぎて面白くなかった。<br>“何もかも壊してしまえば何か変わるのか”と思うけれど<br>それでは人間が滅びてしまう。<br>それではもっと面白くないのだ。<br><br>人は、彼を満たしてくれるただ一つの“もの”なのだから。<br>満たしてくれるものがなくなってしまえばどうなってしまうのかも<br>少年は知っていた。<br>思えば答えが次々と浮かんでくるのだ。<br><br>彼はそんな生活を続けていた。<br>しかし、改善策だけが思い浮かばない。<br><br>そう。彼は改善するところなどないような“もの”だったのだから。<br>自分のことでさえ“もの”と呼ぶようになった彼は、ある時事件に巻き込まれた。<br><br>自分の中に鳴り響く警告音を無視して<br>勝手に動く体を無理やりその場のとどまらせてまで<br>彼は「変化」がほしかった。<br>ただそれだけだった。<br><br><br><br>少年が事件に巻き込まれたことで<br>未来が変わってしまった。<br><br>少年にはそんなこと分かり切っていた。<br><br>なのに…<br><br>彼が事件にかかわったことで多くの犠牲者が出たはずの事件が<br>誰も犠牲者が出なかった。<br><br>それが未来を変えてしまった。<br><br>その事件で彼は自らの手を血で染めた。<br>そうしたことで彼は失っていた何かを取り戻してしまった。<br><br>それも未来を変えてしまった。<br><br>―彼は知ってしまった…<br><br>自分がこの世界を創ったのだということを。<br><br><br>知ってしまった…自分がどんなことをしてしまったのかを<br><br><br>そのことの罪の大きさも。<br><br><br>すべて知ってしまった。<br><br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 07 Feb 2014 13:35:00 +0900</pubDate>
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