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<title>CampusChem｜医学部受験と理系の進路を考える</title>
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<description>医学部を辞め、化学の博士になった僕が、医学部受験や理系の進路選択、大学化学の学び方について発信します。受験生と保護者の方が、偏差値だけではない進路を考えるためのブログです。</description>
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<title>地方国公立大学の医学部はなぜ田舎にあるのか――高知医科大学で驚いたこと</title>
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<![CDATA[ <p>僕は、高知医科大学（現在の高知大学医学部医学科）に在籍していました。</p><p>実際に通い始めて、まず驚いたのが、大学のキャンパスが想像以上の田舎にあったことです（笑）。</p><p>もちろん、高知県自体が都会とは言えません。しかし、医学部キャンパスは高知市の中心部ではなく、隣接する南国市にありました。</p><p>私が学生だった頃は、大学と附属病院の周囲に畑が広がり、まさに見渡す限りの田園風景。近所にはコンビニが1軒しかなく、学生生活を始めたばかりの僕にとって、なかなか衝撃的な環境でした。</p><p>現在は周辺の様子も多少変わっていると思いますが、医学部キャンパスが今も南国市にあることは変わりません。</p><h2>高知医科大学は「新設医大」だった</h2><p>高知医科大学は、いわゆる「新設医大」の一つです。</p><p>1973年、田中角栄内閣は、医学部のない県を解消するための「一県一医大構想」を進める方針を決定しました。これを受けて、それまで医学部や医科大学のなかった県を中心に、国立の医科大学・医学部が次々と設置されました。</p><p>旭川医科大学、浜松医科大学、滋賀医科大学のほか、現在は総合大学に統合されている福井医科大学、島根医科大学、香川医科大学、佐賀医科大学、大分医科大学、宮崎医科大学などが、この時期に誕生した新設医大です。</p><p>私の母校である高知医科大学も、その一つでした。</p><p>当時、国は新設される医学部の多くを、既存の総合大学の一学部ではなく、医学部だけを置く単科大学として設置しました。その後、国立大学の再編によって総合大学と統合された大学も多く、高知医科大学も2003年に高知大学と統合され、現在の高知大学医学部となっています。</p><p>ただし、大学が統合されても、医学部キャンパスが高知大学本部のある高知市へ移転したわけではありません。医学部は現在も南国市の岡豊キャンパスにあります。</p><h2>「笑っていいとも！」が夕方に放送されていた</h2><p>大学の立地だけではありません。当時の高知県は、民放テレビ局が2局しかありませんでした。</p><p>フジテレビ系列のテレビ局がなかったため、全国の多くの地域では昼に生放送されていた「笑っていいとも！」が、高知では夕方4時から放送されていたのです（笑）。</p><p>今の若い人には、なかなか想像しにくい話かもしれません。</p><p>もっとも、現在はインターネットがあり、TVerをはじめとする動画配信サービスも充実しています。住んでいる地域によって見られる番組が大きく違うということも少なくなりました。当時と比べれば、地方で暮らす学生の情報環境は格段に良くなっているでしょう。</p><h2>新設医大は市街地から離れていることが多い</h2><p>高知医科大学に限らず、地方に設置された新設医大のなかには、県庁所在地の中心部から離れた場所にキャンパスを構えている大学が少なくありません。</p><p>医学部には、講義棟だけでなく、実習施設、研究施設、附属病院などの大規模な設備が必要です。広い土地を確保する必要があったことも、市街地から離れた場所に設置された理由の一つなのでしょう。</p><p>そのため、「国公立大学の医学部だから、大学は県庁所在地の便利な場所にあるだろう」と思い込んでいると、入学してから驚くことがあります。</p><p>同じ大学でも、ほかの学部と医学部のキャンパスが大きく離れている場合もあります。大学名だけを見て、学生生活を送る場所を想像しないほうがよいでしょう。</p><h2>田舎の医学部にもメリットはある</h2><p>もっとも、医学部が田舎にあることは、決して悪いことばかりではありません。</p><p>遊ぶ場所が少ないため、自然と勉強や部活動に集中できます。医学部の勉強はただでさえ忙しいので、誘惑の少ない環境は、意外に大きなメリットかもしれません。</p><p>学生の多くが大学や附属病院の近くで暮らすため、同級生や先輩・後輩との距離も近くなります。6年間を同じ仲間と過ごす医学部では、こうした環境が人間関係の濃さにつながることもあるでしょう。</p><p>まあ、言い方を変えれば、</p><p>「勉強するか、部活動をするか、それ以外にやることがあまりない」</p><p>ということでもあるのですが……（苦笑）。</p><h2>偏差値だけではわからない「6年間の生活」</h2><p>医学部受験では、どうしても偏差値、入試科目、共通テストの配点、医師国家試験の合格率などに目が向きがちです。</p><p>しかし、医学部医学科で過ごす期間は6年間あります。</p><p>大学がどこにあるのか。最寄り駅からどのくらいかかるのか。車がなくても生活できるのか。大学の近くにスーパーや病院、飲食店はあるのか。帰省にはどのくらいの時間と費用がかかるのか。</p><p>こうした生活環境も、6年間を考えれば決して小さな問題ではありません。</p><p>特に地方国公立大学の医学部を志望する高校生や保護者の方には、大学名や偏差値だけでなく、実際に医学部キャンパスがある場所を地図で確認することをおすすめします。</p><p>できれば、受験前に一度は現地を訪れてみるのがよいでしょう。</p><p>「合格できる大学か」だけでなく、そこが「6年間暮らしていける場所か」。</p><p>医学部の志望校を選ぶときには、ぜひその点も考えてみてください。</p>
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<link>https://ameblo.jp/campuschem/entry-12974384587.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Aug 2026 02:10:23 +0900</pubDate>
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<title>なぜ成績上位者は医学部を目指すのか？ 医学部偏重について考えたこと</title>
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<![CDATA[ <p>以下で紹介するnoteの記事は次のような特徴があります。</p><ul><li data-end="264" data-section-id="1xjv66b" data-start="244">成績がよいから医学部を勧められる現状</li><li data-end="282" data-section-id="15tl70q" data-start="265">医師を否定する記事ではないこと</li><li data-end="305" data-section-id="19sx646" data-start="283">自分は医学部と理学部の両方を経験したこと</li><li data-end="339" data-section-id="1ln2twv" data-start="306">本編では「選ばれる理由・社会への影響・五つの対策」を論じたこと</li></ul><div><p data-end="427" data-start="367">この問題について、医学部と理学部の両方に在籍した僕自身の経験も交えながら、16,000字を超える記事にまとめました。</p><p data-end="521" data-start="435">医学部が選ばれる理由、優秀な人材が医学部へ集中することで何が起こるのか、そして社会は何を変えるべきなのか。ご関心のある方は、noteの記事をお読みいただければ幸いです。</p><p data-end="572" data-start="529">▼続きはこちら</p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://note.com/campuschem/n/ne63e6364ee84" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">なぜ成績上位者は医学部を目指すのか――医学部偏重への違和感｜CampusChem</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">なぜ成績上位者は医学部を目指すのか――医学部偏重への違和感 序文 進学校では、成績上位の理系生徒が医学部を目指すことは、いまや珍しいことではない。 模試でよい成績を取れば、教師や保護者から医学部を勧められる。本人も、特に医師になりたいという強い希望がなくても、「自分の成績を最も生かせる進路」として医学部を考え始める。 かつては東京大学の理科一類や理科二…</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">note.com</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/298958606/rectangle_large_type_2_6566a0cc539d105fb16e0c2761864076.png?fit=bounds&amp;quality=85&amp;width=1280" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p>&nbsp;</p></div>
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<pubDate>Thu, 30 Jul 2026 23:00:09 +0900</pubDate>
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<title>医学部に向いている人、理学部に向いている人——両方を経験した僕が考える進路選択</title>
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<![CDATA[ <p>「医学部と理学部のどちらに進むべきか」</p><p>一見すると、まったく異なる二つの学部です。</p><p>しかし、理系科目が得意な高校生のなかには、医学部と理学部の間で進路に迷う人もいるでしょう。</p><p>また、成績のよいお子さんを持つ保護者の方が、</p><p>「医学部を勧めたほうがよいのだろうか」</p><p>「本人は理学部に興味があるようだが、将来のことを考えると医学部のほうが安心なのではないか」</p><p>と悩むこともあると思います。</p><p>僕自身は、国立大学の医学部医学科に入学した後、そこを辞めて理学部化学科へ進みました。</p><p>両方の学部を経験した僕が、その違いをあえて一言で表すなら、こうなります。</p><p><strong>医学部に向いているのは「人間に関心がある人」、理学部に向いているのは「知ることが好きな人」です。</strong></p><h2>医学部に必要なのは、人間への関心</h2><p>医師に向いている条件として、多くの人は「頭がよいこと」や「責任感があること」を思い浮かべるかもしれません。</p><p>もちろん、それらも大切です。</p><p>しかし、僕がもっとも根本的な条件だと思うのは、病気だけではなく、<strong>その病気を抱えている人間に関心を持てること</strong>です。</p><p>医師が診るのは、病気そのものだけではありません。</p><p>病気を抱えた、一人の人間です。</p><p>同じ病名でも、強い不安を感じる人もいれば、比較的楽観的に受け止める人もいます。</p><p>病状について詳しく説明してほしい人もいれば、必要最低限だけ聞きたい人もいるでしょう。</p><p>治療方針を決める際にも、その人の人生、家族、仕事、価値観などが深く関わってきます。</p><p>つまり、医師は毎日、人間と向き合う職業です。</p><p>これは、必ずしも「社交的で、話し上手でなければならない」という意味ではありません。</p><p>口数が少なくても、患者の話を丁寧に聞き、誠実に向き合える医師はいるでしょう。</p><p>一方で、人間そのものへの関心がほとんどなければ、医師の仕事を長く続けていくのはつらいのではないでしょうか。</p><p>患者の不安や悩みを聞き、ときには理不尽な言葉も受け止め、人生の重大な局面に立ち会う。</p><p>その積み重ねのなかで「この人の役に立ちたい」と思えることが、医師という職業を選ぶうえで大切なのだと思います。</p><h2>「成績がよいから医学部」でよいのか</h2><p>医学部受験では、高い学力が求められます。</p><p>そのため、学校の成績がよいお子さんに対して、先生や保護者が医学部を勧めることもあるでしょう。</p><p>「その成績なら医学部を目指せる」</p><p>「せっかく勉強ができるのだから、医学部に行ったほうがよい」</p><p>「医師になれば将来も安定している」</p><p>こうした考え方にも、もっともな部分はあります。</p><p>しかし、<strong>医学部に合格できることと、医師に向いていることは同じではありません。</strong></p><p>医学部に入学すれば、長期間にわたって医学を学び、臨床実習を経験し、その先には医師としての仕事があります。</p><p>学力だけではなく、</p><p>「医学という学問に関心があるか」</p><p>「人の身体や病気について学び続けたいと思えるか」</p><p>「患者と向き合う仕事をしたいか」</p><p>という点も、進学前に考えておく必要があります。</p><p>僕自身は医学部に合格できましたが、医学という学問にも、医師という職業にも、十分な関心を持てていませんでした。</p><p>そのことに気づいたのは、医学部に入った後でした。</p><h2>理学部に必要なのは、知ることへの欲求</h2><p>一方、理学部に向いているのは、どのような人でしょうか。</p><p>僕は、ひとことで言えば「勉強が好きな人」だと思います。</p><p>ただし、ここでいう「勉強が好き」とは、試験でよい点を取ることが好き、という意味ではありません。</p><p><strong>知ることや考えること自体を楽しめる人</strong>という意味です。</p><p>理学部で扱うテーマの多くは、必ずしもすぐに役立つものではありません。</p><p>宇宙はどのようにして生まれたのか。</p><p>素粒子はどのように振る舞うのか。</p><p>物質はなぜ、そのような性質を示すのか。</p><p>生命はどのような仕組みで動いているのか。</p><p>こうした問いに対して、</p><p>「それが何の役に立つの？」</p><p>ではなく、</p><p>「それを知りたい」</p><p>と思える人が、理学部に向いています。</p><p>基礎科学の研究は、すでに答えのある問題を解くことではありません。</p><p>まだ誰も知らないことについて、自分で問いを立て、調べ、考え、確かめていく営みです。</p><p>何か月取り組んでも、期待した結果が出ないこともあります。</p><p>それでも文献を読み、考え、実験や計算を続けられるのは、知ることそのものに喜びを感じられるからです。</p><p>僕自身、医学部では、自分の好奇心が向かう先を見つけられませんでした。</p><p>しかし、理学部で化学を学び始めてからは、「もっと知りたい」と思えるものに出会うことができました。</p><p>この違いは、僕のその後の人生を大きく左右しました。</p><h2>「できること」と「やりたいこと」は違う</h2><p>医学部に合格できる学力があるからといって、医師に向いているとは限りません。</p><p>同じように、数学や理科の成績がよいからといって、基礎科学の研究に向いているとも限りません。</p><p><strong>試験で点を取れることと、その学問や職業を何十年も続けられることは、別の問題です。</strong></p><p>医学部では、人間への関心が原動力になります。</p><p>理学部では、自然や知識への関心が原動力になります。</p><p>僕は自分自身の経験から、そのように感じています。</p><p>もちろん、現実はそこまで単純に分けられるものではありません。</p><p>人間にも自然科学にも、強い関心を持つ人はいます。</p><p>よい医師ほど勉強熱心でしょうし、優れた研究者ほど周囲の人との協力を大切にします。</p><p>それでも進路に迷ったときには、自分にこう問いかけてみてください。</p><p><strong>人の話を聞いている時間と、一人で何かを調べたり考えたりしている時間。自分はどちらに、より強く引きつけられるだろうか。</strong></p><p>その答えは、自分の好奇心がどちらを向いているのかを教えてくれるかもしれません。</p><h2>保護者が先に答えを決めない</h2><p>保護者の方がお子さんに、安定した職業に就いてほしいと願うのは当然のことだと思います。</p><p>医学部を勧めること自体が、悪いわけではありません。</p><p>ただし、保護者の方が先に「医学部が最善の進路だ」と決めてしまう前に、本人が何に関心を持っているのかを、じっくり聞いてみてほしいと思います。</p><p>高校生の段階で、将来の仕事を完全に理解することは難しいでしょう。</p><p>「医師になりたい」と言っていても、医師の仕事内容を具体的には知らないかもしれません。</p><p>「理学部で研究したい」と考えていても、研究者になるまでの道のりや、その後の進路までは見えていないかもしれません。</p><p>だからこそ、親子で一緒に調べ、話し合うことに意味があります。</p><p>「どの大学なら合格できるか」だけでなく、</p><p>「その学部で何を学ぶのか」</p><p>「卒業後には、どのような仕事があるのか」</p><p>「本人は、どのような毎日を送りたいのか」</p><p>というところまで考えてみてください。</p><h2>偏差値の先にある人生を考える</h2><p>進路は、偏差値や周囲からの評価だけで決めるものではありません。</p><p>自分は何を知りたいのか。</p><p>誰のために力を使いたいのか。</p><p>そして、どのような毎日を送りたいのか。</p><p>進路選択とは、そうした自分自身の性質を確かめる作業でもあるのだと思います。</p><p>医学部と理学部のどちらが優れている、ということではありません。</p><p>本人の関心や性格に合った道を選ぶことが大切です。</p><p>医学部と理学部の両方を経験した人間として、この記事が、受験生と保護者の方が進路について話し合うきっかけになればうれしく思います。</p><p>僕自身がなぜ医学部医学科を辞め、理学部で化学を学ぶ道を選んだのか。</p><p>その経緯と、30年以上たった今も残る後悔については、noteの記事に詳しく書いています。</p><p>【noteの記事はこちら】</p><p>※ここからご紹介するnoteの記事は、有料記事です。医学部を辞めるまでの経緯や、その後の進路、現在も残る後悔について詳しく書いています。</p><p>&nbsp;</p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://note.com/campuschem/n/n22ff3df6d369" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">僕はなぜ医学部医学科を辞め、化学を選んだのか｜CampusChem</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">「僕は医者になりたいわけではないんだ」 医学部に入ってしばらく経った頃、僕はようやくその事実に気がついた。 それは、当時の僕にとってかなり衝撃的な発見だった。 医学部医学科にいる以上、医師になることが前提である。周囲の学生たちは皆、医師になるために勉強していた。大学の先生も、親も、親戚も、当然僕が医師になるものだと思っていた。 僕自身も、そう思い込も…</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">note.com</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/295497553/rectangle_large_type_2_ff09c9a9fbd8cbe58a2cc423f4cad709.png?fit=bounds&amp;quality=85&amp;width=1280" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/campuschem/entry-12973707731.html</link>
<pubDate>Sat, 25 Jul 2026 07:23:41 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして——医学部を辞め、化学の博士になった僕がブログを始めます</title>
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<![CDATA[ <p>はじめまして。CampusChem（キャンパスケム）です。</p><p>僕はかつて、国立大学の医学部医学科に在籍していました。しかし、医学部を辞めて理学部へ進み、最終的には化学の博士号を取得しました。</p><p>その後は量子化学・計算化学を専門に研究し、大学では9年間にわたって、化学の講義や学生実験を担当してきました。</p><p>医学部から理学部へ。そして、化学の研究と教育の世界へ。</p><p>こうして経歴だけを並べると、迷いなく自分の道を選んできたように見えるかもしれません。しかし実際には、進路に迷い、自分の選択を何度も振り返り、ときには強く後悔しながら歩いてきました。</p><h2>医学部に入れば、将来は安心なのか</h2><p>医学部は、大学受験の世界では特別な位置にあります。</p><p>成績のよい高校生が医学部を勧められることは珍しくありません。本人が強く希望していなくても、学校の先生や保護者から、</p><p>「その成績なら医学部を目指せる」<br>「医師になれば将来は安定している」<br>「せっかく勉強ができるのだから、医学部に進んだほうがよい」</p><p>と言われることもあるでしょう。</p><p>もちろん、医学や医療に関心があり、医師として人の役に立ちたいと考えている人にとって、医学部は魅力的な進路です。</p><p>しかし、「入試で合格できること」と「その学部や職業に向いていること」は、同じではありません。</p><p>僕自身、受験勉強をして医学部に合格することはできました。しかし、入学したあとで、医学という学問にも、医師という職業にも十分な関心を持てていなかったことに気づきました。</p><p>医学部に進むことばかりを考え、その先にある長い学生生活や、医師として働く自分の姿を、深く考えていなかったのです。</p><h2>進路は、偏差値だけでは決められない</h2><p>大学受験では、どうしても偏差値や合格可能性が重視されます。</p><p>けれども、大学は合格したら終わりではありません。入学後には専門科目を学び、その先には就職や職業生活があります。</p><p>医学部であれば、医学を学び、臨床実習を経験し、国家試験を受け、多くの人は医師として働くことになります。</p><p>理学部であれば、すぐに職業へ結びつく知識だけではなく、自然界の仕組みそのものを探究します。大学院へ進学して、研究者を目指す人もいます。</p><p>どちらが優れているという話ではありません。大切なのは、本人の関心や性格、望んでいる生き方に合っているかどうかです。</p><p>「成績がよいから医学部へ」</p><p>それだけで進路を決めてしまうと、入学後に本人が苦しむことがあります。僕は、そのことを自分自身の経験から痛感しています。</p><h2>保護者の方に知っていただきたいこと</h2><p>お子さんの将来を思えば、安定した職業に就いてほしいと願うのは当然のことだと思います。</p><p>医学部を勧めること自体が悪いわけではありません。ただ、その前に、</p><p>「本人は医学に興味があるのか」<br>「医師という仕事をしたいと思っているのか」<br>「人と向き合い、その健康や生命に責任を負う仕事を望んでいるのか」</p><p>ということを、ぜひ一緒に考えていただきたいのです。</p><p>高校生の段階で、将来の職業を完全に理解することは難しいでしょう。それでも、大学名や偏差値だけではなく、その学部で何を学び、その先にどのような仕事があるのかを調べることには、大きな意味があります。</p><p>また、迷っている本人に、すぐ答えを出させる必要もないと思います。</p><p>進路に迷うのは、真剣に将来を考えている証拠でもあります。親子で意見が違うときこそ、「どちらが正しいか」を決める前に、本人が何に関心を持ち、どのような人生を望んでいるのかを話し合ってほしいと思います。</p><h2>このブログで書いていきたいこと</h2><p>このブログでは、僕自身の経験と、大学で学生を教えてきた経験をもとに、主に次のようなテーマを書いていきます。</p><p>・医学部に向いている人、理学部に向いている人<br>・医学部や理系学部を選ぶ前に考えておきたいこと<br>・大学化学の学び方<br>・大学化学でつまずく学生に共通すること<br>・研究者や大学教員を目指すということ<br>・進路を変更することと、その後の人生<br>・僕が医学部を辞め、化学を選んだ理由</p><p>医学部を辞めたことについては、今でも「これで本当によかったのだろうか」と考えることがあります。医学部を辞めて化学へ進んだからこそ得られたものもあれば、失ったものもあります。</p><p>したがって、僕は「医学部を辞めて正解だった」と単純に言いたいわけではありません。また、医学部進学を否定するつもりもありません。</p><p>ただ、一度医学部に入り、そこを辞め、別の学問の博士になった人間だからこそ伝えられることは、きっとあると思っています。</p><p>進路を決めかねている受験生の方や、お子さんの進路について悩んでいる保護者の方にとって、このブログが少しでも考える材料になればうれしいです。</p><p>どうぞよろしくお願いいたします。<a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260724/02/campuschem/7b/84/p/o1280067015805466056.png"><img alt="" height="220" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260724/02/campuschem/7b/84/p/o1280067015805466056.png" width="420"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/campuschem/entry-12973606440.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Jul 2026 02:48:15 +0900</pubDate>
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