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<title>この新しい宗教の名は、〈徹底的に無関心な猫の教会〉という</title>
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<description>食べ物について書いてます。</description>
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<title>ブルボンのアルフォート</title>
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<![CDATA[ <div>　アルフォートを食べる際はまず、その箱に注目して頂きたい。青い箱の左側、渋いふぉんとで記された商品名の下には、羅針盤らしきものの一部が書かれている。その右側には、アルフォートと名付けられた四角い船が書かれた写真が。蛇足として、「アルフォート」というのは、ブルボンの造語で、「港」という意味らしい。</div><div>　その華麗な箱と金色の袋を開けると、12枚の小さなビスケットが出てくる。これらは前の段落でも触れた通り、船の絵が刻みこまれている。そしてその下には、全粒粉で作られた、風味豊かなビスケットが。アルフォートを食べる際に重要なのが、このビスケットである。</div><div>チョコレートとビスケットの組み合わせというのは、比較的ありふれたものである。アルフォートが登場した1994年にもあったし、これからもらあるだろう。試しに100円ローソンでも、ダイソーでも行って貰えば分かるであろう。類似品は、いくらでもある。それでいて、どうしてアルフォートは、ブルボンの主力製品として君臨していられるのか。それは、このビスケットの渋い仕事のおかげであろう。このビスケットが、甘すぎるチョコレートのを抑えるのだ。その組み合わせにより、アルフォートは独特の味わいを出している。</div><div>そうやって定価108円（税込）のチョコレートをゆっくり楽しんでいると、書かれている船が帰還か、それとも出航か、私は疑問を持つ。さらに次の瞬間に、さらにもうひとつの選択肢に気がつく。あるいは、これは過去の絵なのでないかと。船の冒険は過去の絵であり、我々はその栄光を、「アルフォート」という港で楽しむ。そんな意味のない妄想もまた、この完成された菓子の楽しみ方でないか。</div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12097423390.html</link>
<pubDate>Thu, 19 Nov 2015 21:38:18 +0900</pubDate>
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<title>岐阜県名物の栗粉餅</title>
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<![CDATA[ <div>　出身地だからこそ言えるが、岐阜県には何もない。私が密かに広めている説だが、岐阜県では電子書籍の普及率が、他県に比べて高い。何故ならば、本屋がない。本屋があっても、在庫がない。だから、欲しい本が確実に買える電子書籍は、普及しやすいのだ。</div><div>　そんな下らない冗談は兎も角、本当に岐阜には何もない。近頃は便利になったといっても、未だ私の育った辺りにはスターバックスもなければ、TSUTAYAもない。しかし逆にいえば、「現代」と逆行する豊かさがあるのだ。</div><div>　諸刃の剣ともなるその豊かさは、漬け物ステーキやみだらし団子の様な、様々の美味しさをを作ってきた。今回、紹介するのは、そのうちの一つ、栗粉餅だ。</div><div>　栗粉餅は、六に仕切られたトレーに入れられている。白い餅がそれぞれ入っているはずだが、その純白は見えなくなっている。理由はしごく簡単で、栗は栗粉餅にされるにあたって、ぼろぼろのそぼろ状にされてしまっているのだ。だから箱を開けた時に目にするのは、四角にまとめられた、美しい黄色である。</div><div>　この自然の恵みをふんだんに使った餅を上手に食べるのは、簡単なことではない、餅をようじで刺して食べようにも、ぼろぼろになった栗は、よじで刺しても、ぽろぽろ落ちる。それをなんとか刺して、餅の上に黄色い栗が乗った状態を、なんとか保つのだ。それを口に含むと、そこには岐阜の厳しい寒暖差が作り上げた、深い甘みのある栗の味が広がる。栗粉餅を食べるとは、岐阜の色溢れる秋を食すのと似たようなものである。</div>
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12096730580.html</link>
<pubDate>Sat, 14 Nov 2015 22:48:45 +0900</pubDate>
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<title>テオブルマのキャビア</title>
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<![CDATA[ テオブルマは、富ヶ谷一丁目にある、チョコレートのお店である、中で飲めるショコラショーやケーキ、それに当然ながらチョコレートも美味しいのだけれども、私のおすすめといったら、キャビアである、<br>　前述の通り、テオブルマは魚屋ではない。チョコレートの店である。だから売っているのは、チョコレートである、よって、これから紹介するキャビアも、鮫の卵ではない。チョコレートなのだ。<br>　キャビアには、何種類か味があり、それぞれ缶にも種類がある。その中でも私のお気に入りは、薄いピンクのハートの周りを、リボンを持った鮫が二尾、泳いでるという愛らしいイラストが描かれ、ビターのチョコである。<br>　キャビアは何がキャビアなのかといえば、その中身である。蓋を開けると、そこには何百もの小さなチョコレートが入っているのだ、開けたばかりの頃は、小さいながらも山盛りになっていて、危なっかしい。キャビアの楽しみは、それを時間をかけて食べていくことである、なんせ、賞味期限は一年なのだ、ビターのチョコは、何にでもあう。しかも、テオブルマのチョコときた。テオブルマのチョコの売りは、その味わい深さだ。ずっとずっと、後に引く深淵な味。<br>　私は特に、お酒のおつまみとして、キャビアを食べている。寒い日のウイスキーと一緒、夏の暑い日、白ワインを片手に。一年あれば、様々な組み合わせが見つかるだろう。しかしながら、一年も一緒に居られる友を得るのは、非常に幸運である。
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12096731160.html</link>
<pubDate>Fri, 13 Nov 2015 23:51:09 +0900</pubDate>
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<title>東京都渋谷区アステリスク</title>
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<![CDATA[ 　甘さというのは、ショートケーキが持つ重要な命題である。ショートケーキが甘すぎては、気持ち悪くなる。甘くなければ、ショートケーキではない。ショートケーキは、シンプルなゆえに難しい。だからこそ、ケーキ屋の試金石となるのである。<br>　アステリスクに通いだした時、私はいつも、名物のモンブランばかり食べていた。和栗を使った上品な甘さで、サイズも大きい。甘いものを食べたい時、この上なく適したメニューである。<br>しかし、私は一つ、大変なことに気がついたのである。こんなにモンブランが美味しいなら、ショートケーキもまた、美味しいのでないかと。この発見は、私の人生においても、かなり価値のあるものである。アステリスクのショートケーキは、モンブランに勝るとも劣らない旨さである。<br>　他のショートケーキと、アステリスクのものがどう違うのか。まずはやはり、甘さである。アステリスクのショートケーキは、どちらかといえば、甘いのだ。ずっと食べ続けたのなら、きっと気持ちの悪くなる甘さだ。それでいて美味しく食べられるのは、そのサイズ故だ。アステリスクのショートケーキは、比較的小さく作られている。だからこそ、美味しく食べられるのだ。<br>　それから、次に生地である。卵の味がふんだんにする上品な生地が、クリームの甘さを、うまい具合に抑えている。甘ったるいクリームに、それとは違う方面を向いた生地が生み出す味は、ショートケーキの一つの答えと言っていいのではなかろうか。
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12096717938.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Nov 2015 22:13:00 +0900</pubDate>
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<title>横浜市皿レバー</title>
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<![CDATA[ <div>皿レバーは、新鮮なレバーを、「お客様ご自身で加減しておやき下さい」ということだ。当然、使わないのも手である。私はいつも、使わない。</div><div>レバーにはごま油が最初からかかっている。それに付け合わせでにんにくと生姜。私はいつも、にんにくで食べるようにしている。生姜も美味である。それは十分に分かっている。けれどもこの皿レバーをより美味にするのは、にんにくである。</div><div>レバーに、分量も考えず、にんにくをのせるのだ。口の中に広がるのは、なんとも言えない野毛の味である。血、ごま油、にんにく。それらが混ぜ合わさった味は、疲れた人間を癒すのでなく鼓舞して、活力を与える。飲み屋街にして風俗街。人間の欲が溢れた街にこそ相応しい食べ物だ。</div>
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12096719992.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Nov 2015 20:25:23 +0900</pubDate>
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<title>渋谷区のプレーンドーナツ</title>
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<![CDATA[ 　ハリッツには、魅力的溢れるドーナツが、いくつもある。例えばカカオプレーンやクリームチーズ、シナモンカインズ。どのドーナツにしても、間違いなく美味しいのだ。私はハリッツで、外れを引いたことはない。それでもなお、おすすめしたいのが、プレーンである。<br>　ハリッツのドーナツは、生地が要である。柔らかく、それでいてしっかりとした弾力があるのだ。その生地を噛み締めた時、口に広がる、甘み。そういったものが、ハリッツのドーナツの魅力である。その生地を思う存分に堪能出来るプレーンこそが、ハリッツで一番に美味しいドーナツではないだろうか。<br>　ハリッツのプレーンは、上記の発酵生地に砂糖がかけられただけのものである。とても簡単な作りだ。だからこそ、手間がかかった生地を楽しみ、美味しく食べることが出来る。簡素であるからこそ、何度食べても飽きがこない。飽きないばかりか、魅了される。私はすっかりその味に魅了され、プレーンだけをいくつも買うどころか、売り切れのため、一日に二度も店を訪ねることがある。単純なのに、奥深い。料理とは、不思議なものだ。
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<link>https://ameblo.jp/caracat/entry-12096731673.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Nov 2015 18:52:29 +0900</pubDate>
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