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<title>chickのブログ</title>
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<title>冷たいパソコンと、私の指</title>
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<![CDATA[ 作詞：CHICK<br><br>「冬空の、」<br><br><br><br>怖いの<br>あなたに伸ばした私の手が、振りほどかれることが<br>それを思うとそれだけで、胸が苦しくなって涙があふれそうになるの<br>そんな時、私は唇に歯を押し付ける。そうすると涙が止まるから、<br>嫌なの<br>あなたは私を見ていないのに、私の視線があなたのほうに泳ぐことが<br>あなたのせいにしてしまいたい、こんなに苦しいのは嫌だから<br>自分を落ち着けるために、私は息を吐く<br><br>やめてほしい、決定的なことを言わないで微妙な距離を保つのは、<br>あなたの言動に私の心が揺れ動かされるから<br>いつからこうなってしまったの、<br>いつから私の中で私が一番じゃなくなってしまったの、<br>やめてほしい、あなたの為に歌を歌ってしまう<br>あなたが喜んでくれることを期待しながら<br>でも、歌えない。振りほどかれるのが怖いから<br><br>けれども、あなたの距離のとりかたは、私をいつまででも、惹きつける<br>緩む隙も与えず、ピンと絃を張ったまま、これじゃいつかは決意も曲がってしまう<br>なにがあっても、あなたの笑顔には勝てないから<br>微笑まないで、そんなのずるいよ<br><br>これだといつかは来ちゃうのかな、あなたのことが“好き”って考えちゃう日が。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11402171128.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Nov 2012 21:46:48 +0900</pubDate>
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<title>もう、あなたのことが気にならない。</title>
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<![CDATA[ 違う世界の人に恋をしてしまった。<br>というか、本当にあれは恋だったのかさえも、今の私には思い出すことができない。四六時中彼のことを考えていた。彼のことを見るのが好きだった。<br>それでも、最後には、今は、彼のことをどうも思わない自分がいる。彼だけじゃない、大抵の人に興味がない。友達とさえ思わない。<br>どうだっていい。皆、消えちゃえばいいのに。<br>恋愛なんて、出来なくなっちゃえば良いのに。暗い住宅街をトボトボと歩く。隣には、不思議な人が歩いている。彼を見るのが好きだ。でも、なんだろう、これまでとは違う。それとも、5年前に感じたこの感じ。あの時、好きだった先輩に似ているのかもしれない。あの時、私が好きだった先輩に。今日初めて会うのに、彼の前で泣いてしまいたい。彼の冷たい目に見つめられたい。<br>　今回は、分かることがある。これまでより、絶対苦しい。会うことなんてできない。連絡なんて取れない。これまでのどんな子より、遊人。可愛いってあなたが言っても私は全然嬉しくなんかない。あの時もそうだった。先輩も私のことを見なかった。それでいて、酷く優しかった。そんな、あなたが好きだった。<br>　なんでこんなに苦しいんだろう。この切ない想いに、名前をつけよう。<br>“あこがれ”この言葉で、自分にストップをかけた。<br>　彼が好きだと言った、音楽を聞いてみる。<br>そういえば、前の彼は歌がうまかった。溶けてしまいそうなほど、好みだった。ちょっと、惜しかったな、そう思う。<br>　それでも今、私の耳に流れ込むのは、彼が好きだったアコースティックギターの音じゃなくて、低く響くベースの音だ。<br>　他の人と一緒なのが嫌なあなた。そんなところは、好きじゃありません。<br>ただの、憧れなんです。<br>
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11402156433.html</link>
<pubDate>Sun, 11 Nov 2012 21:37:19 +0900</pubDate>
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<title>グルっぽ、作ちゃいました！</title>
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<![CDATA[ <div style="margin:0 auto;width:170px;font-style:normal;text-align:center;"><blockquote style="margin:0;padding:10px 10px 5px;"><a href="http://group.ameba.jp/group/YNAdwswKUcRK/"><img style="margin:0;border:none;" width="140" height="128" class="groupImage" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fstat.group.ameba.jp%2Fgroup_images%2F20121108%2F22%2F2a%2F6d%2Fj%2Fo01400128chickball1352380484705.jpg" alt="ノヴェリスト"></a><p style="padding:5px 0 0 0;"><a href="http://group.ameba.jp/group/YNAdwswKUcRK/">ノヴェリスト</a></p></blockquote><div style="padding:5px 0 0 0;text-align:right;"><font size="1">[<a href="http://group.ameba.jp/">Amebaグルっぽ</a>]</font></div></div><br><br><br>小説書いたり読んだりする人にぴったりだと思います。<br>どこよりも、良くできるよう頑張ります♥<br>良かったら、覗いてみてください！<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399830694.html</link>
<pubDate>Thu, 08 Nov 2012 22:34:29 +0900</pubDate>
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<title>青から黒へ、黒は黒。</title>
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<![CDATA[ 2012/11/08 <br><br>「青から黒へ、黒は黒」<br><br><br><br>「何から始めようか」<br>　トントンと机を叩く音が薄暗い教室に響く。<br>　窓は全て開いていて、そこから入る風は反対側の窓へ抜けていく。<br><br>　静かな教室には、生徒の気配が無いにも関わらず、教室の机は全て埋まっていた。<br><br>　外は青く光輝いていて、美しい絵のようなのに教室の中は依然と薄暗い。<br>　ふと、机の影が一斉に動き始めた。大人たちだ。<br><br>　全員が全員、黒いスーツを来ている。しかし、形やブランドは皆バラバラだ。それでも、大人たちには、皆一緒だった。<br>　男でも女でも、背が高かろうが低かろうが、大人たちは皆、同じだった。<br><br>　私は思う。自分には理解出来ないと。<br>　そして、思う。<br>　自分もいつか、おさがりの“あの”黒いスーツを着るのかと。<br><br><br>～あとがき～<br><br>小説を書いているとふと思うことがある。<br>それは、一つ一つの言葉には意味があるということだ。<br>それを複雑なパズルのように考え組み上げる。<br>そこから生まれた「黒」は見えているにも関わらず何も、見えない。<br>“消す”黒だと思う。<br><br><br><br>注※物語を面白く読めなくなる可能性があります。<br><br><br>＝＝＝＝＝＝＝＝＝裏＝＝＝＝＝＝＝＝＝<br><br><br><br>＊この物語のポイント＊<br><br>・そこにいる大人たちは知り合いではないのに、スーツは、<br>「おさがりの“あの”黒いスーツ」<br>おさがりであるということ。<br>・教室の外は、青く光輝いている。<br>・このお話の中の青とは、若いことであること。<br>・教室という学校を、外の世界、大人たちの生きる“社会”に例えて、その中で学ぶ私たちは、いずれ大人になるということとかけている。<br><br><br>以上<br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399543799.html</link>
<pubDate>Thu, 08 Nov 2012 17:47:51 +0900</pubDate>
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<title>恋</title>
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<![CDATA[ 2012/11/08 <br><br>「恋」<br><br>私は鏡の前に立つ。<br>自分は当たり前のように映っているのだが、私は私を見ない。<br>自分を見るために鏡の前に立ったわけでは無いからだ。<br><br>私は机の下にいる。<br>鏡が私以外の景色を映す。<br>私はその景色を見るために鏡を見る。<br>その鏡に私は映らないからだ。<br><br>綺麗な水と、曇ったガラス。<br>泳ぎ回る魚たちはバラバラの方向へと。<br>音は聞こえない見えるだけ。<br><br>ふと鏡越しに目があった。<br>曇ったガラスの魚達と。<br><br><br><br>～あとがき～<br>教室で、ふと机の下に潜り込みたくなった。<br>潜り込んだ机の隙間から見える世界。<br><br><br><br><br>注※物語が面白く読めなくなる可能性があります。<br><br>＝＝＝＝＝＝＝＝裏＝＝＝＝＝＝＝＝＝<br><br><br>＊この物語のポイント＊<br><br>・最後のガラスとは、眼のこと。気持ちがバラバラで、どうすればいいのかわからない。けど、鏡を見てしまう。<br><br>鏡に映るものがあるから。
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399542693.html</link>
<pubDate>Thu, 08 Nov 2012 17:46:50 +0900</pubDate>
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<title>明日、見える世界</title>
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<![CDATA[ 2012/11/08 <br><br><br>「明日、見える世界」<br><br><br>「ここで愛が足りないなんて、そんなのただの我が儘だ」<br><br>彼の言葉が蘇る。<br><br>『此処じゃなくても、くれないくせに』<br><br>間違っているとは気づいていても、<br>口に出てしまった。彼には聞こえない場所で。<br><br><br>「そんな奴、やめておけば？俺にしとけよ。そんなこと絶対言わせないから」<br><br>優が私の髪をなでる。<br>まるで男が女にするように。<br>耳元で優の声がする。優しくて、一見あたたかい声が。<br><br>「朱熹･･･しゅき。俺にしておきなよｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ」<br><br>ぐるぐるまわる。<br>優の優しさは、魅力的だ。<br>彼の優しさにくるまれたら、どれだけ寂しさが癒えるだろう。<br>その日は、「ちょっと考えてみる」<br>そう優に言って、彼の元を離れた。<br>優の茶色い目、髪。<br>ぐるぐる。ぐるぐる。<br><br>ふと机をみた。タカシが勉強している。<br>真剣にまるで、それが命であるみたいに。<br>『彼はやっぱり、私より勉強か。』<br>涙がこぼれた。<br>タカシ･･･<br>何故、私を選んでくれないの？<br>声はでない、涙だけ。<br><br><br>ふと前を見た。<br>タカシが歌ってる。<br>「すぐに追いつくから。立ち止まらないで待ってて。」<br>（そんな君が好きだから）<br><br>自分の足下を見る。<br>誰よりも早く、歩いていた。<br>駿馬のように、力強く、美しく。<br><br>彼は勉強していた。<br>誰よりも真剣に。<br><br>＿＿＿＿私に負けないように＿＿＿＿＿＿<br><br><br><br>優に聞いてみた。<br><br>「私の方が、勉強できたらどうする？」<br>「朱熹ができないことをして、補うよ」<br>「じゃあ、勉強しないの？」<br>「人それぞれ、向き不向きがある。それにあわせるよ。しゅき、どうして？」<br>「ううん。なんでもない。」<br><br>そう言って、私は彼の元を永遠に離れた。<br><br><br><br>彼だったら、<br>私と同じ世界を全力で見ようとするから。<br><br><br>ふと机をみた。<br>同じ目線で、タカシと目があった。<br><br>＊＊＊<br><br><br>～あとがき～<br><br><br>好きに理由はありますか？<br>私には、<br>　　　　<br>　　　　“あります。”<br><br>勉強は楽しい。<br>それを知っている。<br>見える世界が変わるから。<br>明日、見える世界。<br><br><br><br>＝＝＝＝＝＝＝＝裏＝＝＝＝＝＝＝＝＝<br><br>「偶成」<br>少年老いやすく、学成り難し、<br>一寸の光陰、軽んずべからず。<br>いまだ覚めず、池塘春草の夢<br>階前の梧葉すでに秋声<br><br>「朱熹」<br>少年易ﾚ老学難ﾚ成<br>一寸光陰不ﾚ可ﾚ軽<br>末ﾚ覚池塘春草夢<br>階前梧葉己秋声<br><br><br>＊＊＊<br><br>負けない様に私も机に向かう。<br>机をピタッとくっつけて。
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399542298.html</link>
<pubDate>Thu, 08 Nov 2012 17:45:35 +0900</pubDate>
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<title>青々</title>
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<![CDATA[ <br>　今日も青々としている植物に水をやる。<br>　何故、自分がそれに水をあげているのかは、全く解らないがそれでも私は水をやっている。理由なくやる、これが何か特別感を出しているようで好きなのだ。<br>　水をやるとき、私はチロチロと少なくやるのが嫌いだ。<br>　やるなら、バーとやりたい。だから、サボテンは飼わない。私が一番好きな植物はヤシだ。あの美しく力を持って垂れ下がる葉と青々しさ。電気の光を浴びていても、まるでジャングルの中を思い起こさせるたたずまいは見ていてハッとしてしまう。
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399058055.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Nov 2012 22:34:39 +0900</pubDate>
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<title>羅生門</title>
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<![CDATA[ 　　　　　　　　　　　　「羅生門」　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br>VER：chick　<br><br>　昔は目を見張るようだった羅生門は、今は尋常じゃないほどにさびれていた。京都に立て続けでおこった惨事が原因だった。<br>　おかけで荒れた羅生門には、盗人いたり死体がごろごろあったりと、拍車をかけて荒れているそうだ。<br>　雨は外を出歩けないほど激しく降ってはいなかったが、私は羅生門の下で雨がやむのを待っていた。もし、どこかに行く予定があったなら私はすぐにでもこの薄気味悪い羅生門などあとにしていただろう。しかし、私には行くあてが無かった。先日長い間仕えていた主人から暇を出されたのだ。<br>　明日から暮らしをどうしようか、私は途方に暮れてしまった。まだ一向にやむ気配のない雨の音を聞きながら私は、もう今になってはどうにもならないことを、どうしようか考えた。京都の厳しい夕冷えが背を押した形で私にはある考えが浮かんだ。<br>　どうにもならないことをどうにかするには、手段など選んではいられない。やらなければ飢え死して、噂にきく羅生門の上にある死体と一緒に犬のように捨てられるだけなのだ。盗人になるしかない。しかし私にはそれを決心するのにいくらか勇気が足りなかった。<br>　とりあえず今夜一晩を明かせる場所が必要だと思い、羅生門の上にあがった。どうせ上には死体しかないと考えていたが、梯子を登りきらないところで光が見えた。ゆらゆらと光が揺れているが人影が見える。何やらこそこそとしているようだ。腰に下げてある刀に手をかけ、中をびくびく覗いて見た。<br>　そこには、みすぼらしい姿をした腰の曲がった老婆がいた。中は死体の腐臭で立ちこめていたが、その老婆のしていることを見て、私はそれが気にならなくなった。<br>　老婆は女の死骸の傍らでうずくまり、その死骸の長い髪を一本一本引き抜いていたのだ。あたりを照らしているのは皿に入ったわずかの油とそれに浸した一本の灯芯だけだった。<br>　私にはその老婆が何を目当てでやっているのかわからなかった。なので、それが善なのか悪なのか判断する事ができない。ただこんなところ、羅生門の上で死人の髪を抜くことはとても酷いことに思われた。私はさっきふと脳裏でかすめた盗人になる、という考えを無かったことにした。その代わりに正義感が自分の中につのった。素早く梯子を登りきり、老婆の前に立ちはだかる。<br>　「何をしているのだ」私がそう聞くと老婆は慌てふためいて逃げようとした、が、私の腰にある刀を見て「かつらを作ろうと思ったのでございます」とかすれた声で言った。この老婆は捨てられた死体から髪を抜き取ってかつらにしようと考えていたのだ。老婆のおろおろとした態度に憎悪は冷めていったが、老婆のした行為を思い返すとやはり吐き気がした。<br>　老婆は私の鋭い視線を感じたのかまた口を開いた。<br>「この女は自分の生活の為に人に嘘をついた。わしも生きていかねばならぬ。髪の毛を抜くのは悪いことかもしれぬが、この女は私をうらむことはないであろう。この女はそれが仕方ないことだと、いちばん知っていたはずじゃ」<br>　老婆の言い方はなにか自分に言い聞かせているような口調だった。それを聞いているとふと私の中に勇気がわき起こった。さっき取り消してわすれたはずの勇気だった。<br>「では、私がひきはぎをしようとかまわないな」<br>　私はそういうと老婆の着物をはぎ取った。それを抱えて梯子を勢いよく降りる。<br>　この暗闇では、誰も私を見つけることはできないだろう。私自信、自分がどこにいるのかわからなかった。<br><br><br>多分暗闇がそうさせたのだ。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399057043.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Nov 2012 22:33:17 +0900</pubDate>
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<title>神の国</title>
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<![CDATA[ ＊舞台向かって右が上、左が下。基本役者はαラインまでを舞台とする。なお●記号は一拍の間のことである。<br><br><br>　　　　　　　　　　　　　　　　　　「神の駅」<br><br>女＊佐々木　由紀　<br>男＊四ッ谷　貴明　<br>女＊杉浦　真理子　<br>男＊渡辺　幸也　　<br>女＊島本　聡香：Ｆ　<br><br>皆：神の駅、はじまります。<br><br>＊＊＊暗転＊＊＊<br><br>＊＊＊明転＊＊＊<br>（下手から入ってくる二人）<br>佐々木：今日ね、すっごくっ疲れたの。ほんっと、ストレスで食べちゃいそう！（オボンをテーブルに置きながら、お腹を気にしつつ）<br><br>渡辺：そういえば。今日、資料室の整理しなきゃいけなかったんだっけ？（二人同時に座る）<br><br>佐々木：もぉ、何であれちょくちょく整理しないわけ？いきなりやれって言われて、綺麗になる程度のごちゃごちゃじゃなかったわよ！？あっ、幸也いいな。ウズラ入ってる、（幸也のお皿を指さしながら）<br><br>渡辺：佐々木のはいってねーの？●●っま、やらねーけどな。<br><br>佐々木：うっわ、ひっどーい。今は紳士がモテるんだよ！<br><br>渡辺：佐々木にウズラをあげても俺はモテません。っていうか、食堂に来る時間を間違えたな。人が異様に多い。<br><br>佐々木：まあ、テスト期間とかぶるからね。お昼の時間も勿体ないって感じなのかな。<br><br>渡辺：お前がもうちょっと早く資料室の整理を終わらせたら、いつもの席に座れたんだけどなーー。<br><br>佐々木：はいはい、悪かったわね。あ、そうそう！聞いてよ、幸也。あのね、今日資料室のファイルを整理してるときに見つけたんだけど、大島聡香って子知ってる？あの、一昨年かに失踪しちゃった子。（飲み物を飲む）●●あの子のファイルがあったの。<br><br>渡辺：え。あぁ、うん。知ってるよ。高校生で失踪って言ってかなり騒がれたからな。<br><br>佐々木：そうそう。ずいぶん色々言われてたけど、あの事件って全く手つかずで、今もその大島聡香って見つかってないじゃない？<br><br>渡辺：あぁ、生きてるのか生きていないのかも解らないらしいからな。でも、ふつうに考えて高校生が失踪ってないよな。●ファイルの中身は見た？<br><br>佐々木：見たんだけど、ふつうだった。別に、特別変なこととか無かったし･･･<br><br>渡辺：ふーん。●なんでだろーな。<br><br>四ッ谷：あの～、すみません。（貴明が一人で入ってきて渡辺に話しかける、渡辺話しかけられ振り返る）相席いいですか？他、空いてなくて。<br><br>渡辺：え？あ、どーぞ。<br>（渡辺と佐々木、椅子の上の荷物をどける）<br><br>四ッ谷：ありがとっ、<br>（さっさと座るが、食べない）（この間、渡辺と佐々木は無口で何か食べたりしている）<br><br>杉浦：（続いて杉浦が入ってくる。見回して四ッ谷を見つけるとかけよる）人多いねっ。（座ろうとして、佐々木の方を見る）あ、ゆきちゃん！？<br><br>四ッ谷：知り合い？<br><br>杉浦：そうだよ。（佐々木を手で示す）幼なじみのゆきちゃん。前話さなかったけ？すっごい偶然っ<br><br>佐々木：まりこー！ひさしぶりっ。<br><br>杉浦：ひさしぶりだね！そういえば、なんだかんだで会ってなかったね、●●ゆきちゃん、こっちが、あっきー。（四ッ谷を示す）<br><br>佐々木：あ、佐々木由紀です。よろしく。･･･あっきー？<br><br>四ッ谷：四ッ谷貴明です。こちらこそ、<br><br>佐々木：四ッ谷って珍しい名前だね。そうだ、幸也のことは二人とも知らないよね。<br><br>杉浦：ゆきちゃんの彼ーーっ？（杉浦、佐々木のことを小突く）<br><br>渡辺：違いますよ。（笑っている）どうも、渡辺幸也です。佐々木とは部活が一緒で、<br><br>杉浦：そうなんですか。演劇部！？･･･。ゆきちゃんをよろしくおねがいします!!<br><br>佐々木：だから、そんなんじゃないって（杉浦クスクス笑う）<br><br>四ッ谷：そーれにしても、今日は混んでるねー。（あたりを見回す）まりーいい加減、いただきまーすしないか？<br><br>杉浦：あっ、ごめん。いただきます。<br><br>四ッ谷：いただきまーす。<br><br>渡辺：はあ、それにしても、俺たちには関係ないんだけどねぇ。なんか、こっちまでピリピリが伝わってくる。（周りを見回しながら）<br><br>佐々木：なんか、肩身せまいよね。<br>ねぇ、そういえば、さっきまでなんの話ししてたんだっけ？おもしろい話ししてたじゃん<br><br>杉浦：おもしろい話し？ききたい！<br><br>渡辺：別におもしろい話しじゃなくないか。<br>あれ、去年失踪した大島聡子の話し。<br><br>佐々木：そうそう。そうだ。幸也記憶力いい♪●二人とも大島聡香って知ってる？<br><br>杉浦：知ってる。知ってる。あの子の話しって、直接校長先生からされたよね。なんか、くれぐれも下校時に怪しい人会ったら、“気をつけるように”みたいな注意と一緒に。<br><br>渡辺：そういえば、そうだったな。いつもごちゃごちゃ訳がわからんこと言ってる校長が自棄にハキハキしてた。<br><br>佐々木：みんなで、驚いたわよね。四ッ谷君は？知ってる？<br><br>四ッ谷：うん。置き手紙も、なーんにも無かったから、親戚全員で驚いたよ。<br><br>佐々木：え？<br>（四ッ谷は佐々木と渡辺の方はいっさい見ず黙々と食べ続ける）<br><br>杉浦：（気まずそうに話の中に入る）貴明は、聡香さんの従兄なんだよ。<br><br>渡辺：大島聡香の！？じゃあ、四ッ谷って･･･<br><br>四ッ谷：まあ、でも戻ってこないから<br><br>渡辺：いや、でも。<br><br>佐々木：なんの話し？<br><br>渡辺：何でもないよ、それにしてもこんな時間か（時計を確認する、あたりを見回す）<br><br>佐々木：ごまかさないでよね<br><br>杉浦：人も少なくなってきたね･･･貴明、今日って午後一なんだったけ？<br><br>四ッ谷：数学だよー、古関先生の<br><br>杉浦：うそ！やばいじゃん！<br><br>渡辺：･･･古関先生・・・って、いそがなきゃだめじゃない？<br><br>佐々木：今すぐ行った方がいいわね<br><br>杉浦：そうよね、<br><br>佐々木：まりちゃん、今日放課後空いてる？<br><br>杉浦：空いてるよ～、古関ティーチャーが女神のような優しさで、居残り組から解放してくれたらだけど。<br><br>佐々木：そう、ＯＫ。赤座布団だけはもらわないでね。じゃ、放課後部活後に演劇部の部室ね。<br><br>杉浦：え、なんで？<br><br>佐々木：このあと、その謎だらけの事件を解決するためよ！<br><br>四ッ谷：謎だらけって･･･<br><br>佐々木：いいの！とりあえず私は気になることがあるのよ！じゃっ、私たち、台本読まなきゃなんないから！<br>（佐々木、さっさと下手からでてしまう）<br><br>渡辺：ごめんね。じゃあ、また<br>（渡辺も後を追う、残った二人はなにも会話せず黙々と食べる。気まずい雰囲気。）<br><br>＊＊＊暗転（１）＊＊＊<br>＊＊＊明転（１）＊＊＊<br><br>杉浦：････失礼します（上手から入る、）<br><br>四ッ谷：ああ、まり。遅かった、な。<br><br>杉浦：あれ、まだ誰も来てないの？<br><br>四ッ谷：なーんかまだ、やってる<br><br>杉浦：ハードそうだね。<br><br>四ッ谷：あの二人ね、シリアス系の劇自主練でやってるんだってさ<br><br>杉浦：え、渡辺くんと二人で？？？●●やっぱり、なんかあの二人怪しい。<br><br>四ッ谷：●●●なぁ、聡香の話しって、何の話しするんだ？<br><br>杉浦：（ふと、真面目な表情になる）何も話さないわ。<br><br>四ッ谷：･･･じゃあ、何でここに来たんだ<br><br>杉浦：ゆきちゃんと話したかったからよ。<br><br>四ッ谷：はあ、なぁ。<br><br>杉浦：うるさいわね。あのゆきちゃんが適当なことを言って信じると思う？しかもあの渡辺くんて子もそうよ。<br><br>四ッ谷：でも、嘘を言って信じる相手でもないんだろ？話す必要なんてどこにも無いんじゃないか？<br><br>杉浦：そうね。言ったらどうなるかっていう興味かもしれない。ねえ、あき？あきも何か知ってるでしょ。そうじゃないとあなたがここに来た理由がないもの。<br><br>（外から、<br><br>佐々木：だから辻君はそうゆうキャラじゃないって！<br><br>渡辺：じゃ、なんだよ。<br><br>佐々木：だから、あれよ！もっとなんていうの）<br><br>四ッ谷：お前、変なこと絶対に言うなよ。（外から二人の声が聞こえて慌てて、）<br><br>杉浦：変なこと？（ひそひそ声）<br><br>佐々木：ツッカレターーー！（上手から勢い良くでてくる）<br><br>渡辺：疲れたなどといいう言葉を軽々しく口にするな。お前はいつもそう。俺に心配ばかり<br><br>佐々木：はいはーい、辻君。そろそろ、役から抜けようか。（渡辺の頭を叩く）<br><br>渡辺：（ハッと我に返ったような表情。その後笑顔になりテヘペロをする）<br><br>佐々木：キモ。あ、お二人っさーん。来てるじゃない。<br><br>渡辺：すまない。マスメディアが私たちを蟻のように囲んでいたので、遅れてしまったのだ。（勢いよくハキハキと胸を張って）<br><br>皆皆様：●●･･･（シーンと静まり変える）<br><br>四ッ谷：･･･嘘付け！貴様が女とインラブだったから遅れたのだろう！（いきなり立ち上がり渡辺につかみかかる）<br><br>渡辺：それは断じて違う！（最初驚くが、四ッ谷が気を利かせて自分の一人芝居に参加してくれているのに気づき、芝居を再会する）<br><br>四ッ谷：じゃあ、その首もとについた口紅は何だ！<br><br>渡辺：いや、待て（おろおろとした演技をする）<br><br>杉浦：違うのよ！この人は悪くない！この人はただ私を“好き”（小さい声で）といっただけなのよ！（私が･･･という時にわらってしまう。続いて皆笑う）<br><br>渡杉四：ははは<br><br>四ッ谷：やっぱ、そうじゃねーか。<br><br>渡辺：これはこれは。フォローしてくれるのかと思ったら<br><br>佐々木：二人とも演劇部に是非！きてほしい！！<br><br>四ッ谷：いえいえ。めっそうもない。<br><br>佐々木：ねえ、幸也！あのさっきの劇に二人を入れたらとっても良いと思うんだけど！<br><br>渡辺：確かにさっきカットしなくちゃいけなかった部分も、この二人が入ればどうにかなりそうだ<br><br>佐々木：幸也！<br><br>渡辺：佐々木！（二人ともおかしなテンションで抱き合う）<br><br>杉四：戻ってこようか<br><br>渡辺：あぁ。ごめんごめん<br>（二人も空いている席に座る、稽古のあとらしく少し汗を流している、佐々木もそれにならい座る）<br><br>杉浦：なんか変な感じだね。なんでこの四人で集まってるんだろ<br><br>渡辺：なんか、初めて会った気がしないよな。<br><br>佐々木：ほんと、偶然。変だね<br><br>四ッ谷：まぁ。俺たちがここに居合わせる理由があいつってゆーのが変な感じがするのかな<br><br>佐々木：そういえば、そうだよね。私が偶然罰を受けて資料室の整理をしなかったら私たちはきっと会ってないわよね。<br><br>渡辺：やっぱり罰だったのか。<br><br>佐々木：あっ。もう、どうでも良いじゃない。<br><br>渡辺：そうじゃねーかとは思ってたんだけどな。（表情はにやにやしているがどこか暗い）<br><br>佐々木：ふん。<br><br>渡辺：でもさ、四ッ谷。本当に坂本聡香の行方ってわかってないのか？親戚だけ知ってることってありそうだけどな。<br><br>四ッ谷：なにも聞いてないな。<br><br>渡辺：そうか･･･。<br><br>佐々木：その、聡香って子ってどんな子だったの？<br><br>四ッ谷：普通かな<br><br>佐々木：普通って・・・（杉浦を見る）<br><br>杉浦：うーん。さとちゃんは、背が高いよ。<br><br>佐々木：だからそーゆうことじゃなくて。性格！<br><br>杉浦：えぇっ。ああ。うーん。<br><br>四ッ谷：可愛いよ（しれっと）<br><br>渡辺・佐々木・杉浦：えっ<br><br>四ッ谷：･･･？どうかした？<br><br>渡辺：何でもない。（小さく）<br><br>佐々木：ねね。咽乾いちゃった。<br><br>杉浦：あ、私も！<br><br>佐々木：部の冷蔵庫が隣の部屋にあるから取りにいかない？<br><br>杉浦：そんなのあるの？いくいく。あっきーたちは？<br><br>四ッ谷：俺はいいや。<br><br>渡辺：俺もいいや。<br><br>佐々木：そう。じゃ、行きましょ（妙にせかせかして）<br><br>杉浦：いってきまーす。（上手からでる）<br><br>渡辺：あいつら、絶対なんか話しに行ったぞ。なっ？<br><br>四ッ谷：たぶん。●●まぁ、渡辺君の話だと思うけど<br><br>渡辺：え？俺!？<br><br>四ッ谷：だって、渡辺くんの反応凄い怪しかったし<br><br>渡辺：え？<br><br>四ッ谷：聡香の話の時の話しだよ。<br><br>渡辺：いや、違うんだよ。<br><br>四ッ谷：聡香のこと知ってるんでしょ？<br><br>渡辺：●●●なんで、それが？<br><br>四ッ谷：まぁ、あいつも演劇部だったから。知らないわけないよね。同い年だから少なくとも少しは部活の期間がかぶってるんじゃないか？<br><br>渡辺：●●人が悪いな。●●知ってる？「神様の指輪」●って。聡香が主役だったんだ。凄かった。（酔ってる）<br><br>四ッ谷：うん。知ってる。確か、舞台はどこかの駅だった。<br><br>渡辺：あの戯曲はあいつが書いたんだ。<br><br>四ッ谷：そうなのか？<br><br>渡辺：あの独自の世界感と物語性。俺は一瞬で、ファンになったよ。<br>（外から足音が聞こえて黙る。四ッ谷、目をふせる）<br><br>佐々木：けっこう、重いね。<br><br>杉浦：重いね、ただいま～（杉浦と佐々木が帰ってくる。上手）<br><br>佐々木：はぁ、疲れた（何本かジュースを持っている）<br><br>渡辺：あっ。お前それ！俺が冷蔵庫んなかに入れといたやつ！<br><br>佐々木：なによ。すこしくらい良いじゃない<br><br>渡辺：楽しみにしてたのに。あ、そうだ。佐々木っ！神様の指輪って作品知ってる？<br><br>佐々木：え？聞いたことない<br><br>渡辺：三年前の戯曲なんだけど。●●ちょっと、探してくるっ！（走り去る。）<br><br>佐々木：なんなの？<br><br>四ッ谷：いや。聡香が書いた脚本があるって言ったら･･･<br><br>佐々木：え！？<br><br>杉浦：そんなのあるの！？読みたい！さとちゃんってやっぱりすごい。<br><br>佐々木：●●え、。じゃあ、その島本聡香って演劇部だったの？<br><br>四ッ谷：知らなかった？<br><br>佐々木：知らないわ。だって、私去年転校してきたんだもの。じゃあ、もしかして幸也は知ってる？<br><br>四ッ谷：●●あぁ。知ってるよ。<br><br>佐々木：●（絶句）そんなっ、酷い･･･●さっきから色々知ってて話してたってこと！？<br><br>杉浦：ゆきちゃん落ち着いて。渡辺くんも悪気があったわけじゃないって。<br><br>渡辺：（息を切らし走って入ってくる）っは。あった。<br><br>佐々木：何で、私に知らないふりしたの！？<br><br>渡辺：え？（そして気づいたように、四ッ谷をにらむ。四ッ谷肩をすくめる）いや、言いづらかったんだ。彼女うちのスターだったし（それを聞き佐々木は唇をかみしめる）<br><br>四ッ谷：やけに早かったな。台本は？<br><br>渡辺：（脱力したように四ッ谷にわたす）はい。<br><br>渡辺：登場人物は。<br><br>佐々木：四人<br><br>杉浦：ねぇ、この劇直接見たことある？（渡辺と四ッ谷がうなずく）<br><br>四ッ谷：聡香が主役だった劇だ。<br><br>杉浦：じゃあさ、やってみることできるってこと？●やって見ようよ<br><br>四ッ谷：無理だよ。劇なんてやったことがない<br><br>佐々木：大丈夫よ。読み合わせくらいなら（脱力した表情で投げやりに刺々しく）<br><br>渡辺：良いかもしれない<br><br>佐々木：なに言ってるのよ。最初からそのつもりだったくせに<br><br>渡辺：はは。ばれてたか。今、偶然ここに四部台本がある。<br><br>四ッ谷：確信犯かよ<br><br>渡辺：やるよな？<br><br>＊＊＊暗転（2）＊＊＊<br>（休み時間）<br>「神の指輪」<br>＊＊＊明転（2）＊＊＊<br><br>（暗い照明の中、Fは座り込んでいる。絶望した表情での台詞）<br><br>F：私は動く人形である。私には意志がないのであって、他の人、の意志が私の行動に反映されているだけなのだ。<br>私は我儘な人形である。私の行動すべてがその我儘なのである。歩くことも喋ることも、することも、したいことも、我儘なのであって、何も理解していないただの人形のすることは全て間違っているのである。私には“意志”が無いのでそうも思わないが、私を動かす他の人から見たらそれはただの我儘なのである。人形の戯言なのだ。<br>　私は、私を動かす他の人のことは嫌いではない。しかし、所詮人形する戯けなど、私を動かす他の人から見ればそれはやはり“我儘”なのであって、私を見るその目には私など“人形”にしか見えないのである。<br>私は人形。ただの人形。<br>私のするべきことはなんですか？他の人に認めてもらうことですか。他の人に認めてもらうためにはどうすればいいですか？他の人の意志をきくことですか？（意志で利くことですか。）他の人の意志をきけば、私は認められるのですか？<br>本当にそれは認められたことになるのですか？<br>　このまま私は、人形ですか。<br><br>＜VR1＞<br>神様1：いいえ。あなたは、人形なのではありません。あなたは“子供”なのです。<br><br>＜VR2＞<br>神様2：私たちにはわかります。あなたが本当にいるべきところが、<br><br>F：あなたたちは誰ですか！？<br><br>＜VR3＞<br>神様3：私たちはここにいます。あの駅であなたを待っています。<br><br>F：あの駅とは、どこですか！？<br><br>＜VR4＞<br>神様4：あなたにならわかるはずです。あなたが行くべきところです。<br><br>神様1：その前に一つ約束してください。<br><br>F：はい！<br><br>＜VR5＞<br>神様2：すべてを書いておきなさい。<br><br>F：すべて、とは？<br><br>＜VR6＞<br>神様3：あなたがしたこと、考えたこと、それがすべてです。<br><br>F：それは、なんのためですか、<br><br><br>…聞いているのですか？<br>私をお見捨てになったのですか。<br>お願いです、ちがうのです。<br>私は、ただ。<br>（泣き出す）<br><br><br>＜VR7＞<br>神様４：聞いております。<br><br>神様1：あなたはただこちらに来ればいいのです。あなたのポケットには指輪がはいっています。その指輪があなたをこちらに招きます。<br><br>神様2：そして、それが、あなたへの答えになります。<br><br>F：ポケット？なにも入ってないわ！（ポケットを確認、そして指輪を出す）ぁ。これですか！（泣きながら）わかりました。<br><br>＜VR8＞<br>神様3：あれを書き忘れないで。かならず、書いて。それがあなたのすべてなのだから。<br><br>F：わかりました。<br><br>＊＊＊暗転(３)＊＊＊<br><br>(注※私＝わたくし、と読む)<br>四ツ谷＝事ノ神（コトノカミ）<br>渡辺＝花ノ神（ハナノカミ）<br>佐々木＝気ノ神（キノカミ）<br>杉浦＝雷ノ神（ライノカミ）<br>神には性別はないので中性的であることを心得ること。<br><br>＜VR9＞<br>神様１、２、３、４：では、また。<br><br>＜VR１０＞<br>Q：私（わたし）は本当は死んだはずなんだけどね。まだこうして言葉だけで存在している、ある日記帳の魂だ。一つ興味深い話をしてあげよう。良くおきき、<br>あるところに、どこにあるか誰も知らないし、見ようとしても、誰にも見えない駅があるそうだ。その名は神の駅。どうやら、神隠しの駅に神様が住み着いた、という噂でね。静かな場所に、確かにその駅はあるのだけど、それは誰にも見えない。神の駅の住人以外は…。そう神にしか見えない駅なんだよ。<br><br>ん…？なになに？ちがう…？他の誰かにも見えるはずだ、と？んん。<br>しょうがない、教えてあげよう。この駅を見る方法だ。それはいたって簡単。駅の中のものを持ってさえいればいい。触った相手には、その駅が見えるようになり、持っていればその者は駅のなかに入れる。<br>だから、時々見えてしまう人がいるんだよ。この神の駅を。<br>ここのなかにいる神様たちは、とても面倒くさがりでね、<br>神様の仕事は勿論、人を助けることなんだけど、自分たちで出向かないで、神の駅の物をポンと私たちの世界に落とすんだよ。かれらは下界と呼ぶがね。<br>神の駅の物はね、神の力が宿っているからエネルギー的にとても強いんだ。だから、神の駅の物は神の駅に帰ろうとするんだよ。その時、それを触った人も一緒につれてこさせるっていう寸法。彼らはそうやって仕事をしてるんだ。<br>そうやって、連れてこられた人のことを神様たちは“悩み人”って呼ばれている。なぜ、“悩み人”ていう名前かっていうと、それぞれ、その人たちは問題を抱えている人たちだからなんだと。<br>ああ、いけない。しゃべりすぎたね。<br>え、まだ、聞きたい？<br>困ったな。しょうがない、これ以上話すとね、私はこうして存在できなくなってしまうんだよ。だから、あなたたちにちょっとだけ、神の言葉をあげよう。触るだけだよ、<br>そうすれば、神様たちのことをちょっと覗くことができる。<br>よくおきき、いくよ。<br>“神の駅の悩み人は、そう簡単に帰れない”<br>忘れてはいけないよ。絶対にだめだ。あなたたちも帰れなくなってしまうかもしれない。これを書いたあの子みたいに・・・・<br><br><br>＊＊＊明転（3）＊＊＊<br><br>（四人の神様は、それぞれ思い思いの場所でくつろぎながら話している。下界は後ろにあるという設定。）<br><br>四ツ谷：最近人が来ないわね<br><br>渡辺：来るわけないじゃないか。最近なにも落としてないんだ。<br><br>四ツ谷：なによ。えらそーに。<br><br>杉浦：最後に落としたのは、あれだよ。指輪。指輪が最後<br><br>四ツ谷：何、この駅も最近不景気なわけ？<br><br>渡辺：事の神みたいに、いちいち下界に降りて遊びでおとしたりしねーんだよ<br><br>四ツ谷：私（わたくし）の神聖な行いを遊びというつもり？華ノ神なんて、ポンと落とすだけなくせに、良く言うっ<br><br>渡辺：何が、神聖だ。この駅の中のものばら撒いて、この駅に人を集めてるだけじゃないか。人は我々みたいに簡単に出入りできないんだぞ？<br><br>佐々木：そんなッカッカしないでよ。この立場にいる以上、これ以外のしかたでは、人は救えないのよ。<br><br>四ツ谷：ほんと、そうよ。これ以外のしかたでどう、人を救おうっていうの？それとも救わないつもり？<br><br>佐々木：そういえば、あなたが救っているのは見たことがないわ<br><br>杉浦：華ノ神は救ってますよ。先週の指輪は華ノ神が落とされてきたものですもの。<br><br>四ツ谷：…なんと<br><br>杉浦：拾ってこられたのは、確か女だったような<br><br>佐々木：ん、女だった。妙に落ち着いて。目の下に濃い隈ができてた。<br><br>四ツ谷：華ノ神は面食いなのかね、えらいべっぴんだったよーな<br><br>佐々木：でもその子、結構色々あったみたいで。<br><br>杉浦：意外に華ノ神は、“悩み人”を選ぶのが上手みたいね<br><br>四ツ谷：私（わたくし）よりもか？<br><br>佐々木：事の神よりも、に決まっているじゃないですか。事の神が連れてこられる方は確かに悩み人ですけど、隠れた悩みばかりなんですよ<br><br>佐々木：そうそう。この前事の神がつれきた陽気なおじいさんを見たときはびっくりしたわ。<br><br>渡辺：あれは肝が冷えた。悩み人じゃなかったらどうするつもりなのかとっ・・・<br><br>四ツ谷：何をいう。見えない悩みこそが命取りなのだよ！？？<br><br>佐々木：はいはい。<br><br>杉浦：それにしても、そのあとあの子どうなったのよ。ちゃんと帰ったの？？<br><br>渡辺：それが、帰せなくなってしまって、<br><br>佐々木：はああ！？ウソでしょ！？あのこ、まだ若いのよ？そんなに早くからこっちにたら…一生かえれなくなるじゃない！？<br><br>四ツ谷：まさか、華ノ神の“落し物”を無くしたとかじゃないよな…<br><br>渡辺：すまない<br><br>杉浦：！何を無くしたんですか、<br><br>渡辺：指輪だ。いつも指にしてた。<br><br>（華ノ神の話をきき、皆驚愕の表情）<br><br>四ツ谷：なぜそんなものを！落し物のなかでも最上位のものだぞ？そんなものを、人間が無くしたら…どんな罰がくだるか<br><br>佐々木：まさか、落し物の上位が上がれば上がるほど、その人間はこの駅に縛られることを知らなかったわけじゃないわよね！？<br><br>杉浦：指輪ですから…しかも、いつもつけてたとなると、エネルギーが強すぎます。<br><br>渡辺：強くないと、だめだったんだ。<br><br>四ツ谷：それほどの人間だったってことか？<br><br>渡辺：悩みの光が強かった。そのままでは生ける屍となる予兆があった。我々は救うのが仕事だろう？ほおってはおけなかった。<br><br>杉浦：その若さで…なんでそんなに大切なものを彼女は無くしたのでしょう。<br><br>四ツ谷：華ノ神、もしかして彼女は…<br><br>渡辺：そうだ。<br><br>四ツ谷：自分からなくしたと？<br><br>渡辺：そんなはしては、いけかったんだ。自分で自分の行く道を狭めるなんて彼女は戦うべきだった。でも、彼女が救われる道はそれしかなかった。彼女がそう望んだんだ。<br>でも、最近。気づいたようだ、私は（私は）彼女の未来にかけた、彼女が書いた文を送ったのだ。彼女の過去に。<br><br>佐々木：送った？しかも、過去に？何年前のよ！<br><br>渡辺：３年前、送っても大丈夫であろうと判断した。未来が変わるとしても、彼女がここに来ないだけの話だ…。彼女には、頑張ってほしいんだ。彼女には光るものがある。<br><br>杉浦：そうね。彼女には暗い中に何か光るものが見えた気がする。<br><br>佐々木：そんな。でも、そうよね。長い時間人間をこの中に閉じ込めるわけにはいかない。１００年単位の過去かとおもったから心配したけど。３年ならそんなに時空は乱れないわね。<br><br>杉浦：そうですね。それで、送ったのって、なんの文なんですか？<br><br>渡辺：日記のようなものだった。なにやら、昔から書いていたものらしい。とても大事そうにしてたな。<br><br>杉浦：そんなものを。では、もし送ってしまったことが、上に知られたら。<br><br>渡辺：…私（わたくし）は、切られるのう。<br>…雷ノ神、気ノ神、事の神。このことについてはだまっていてくれないか。<br>彼女には頑張ってほしいんだ。(それぞれを見ながら、皆黙り込む)<br><br>杉浦：なんのことかしら？とんと検討がつかないわ？気ノ神にはわかる？<br><br>佐々木：私（わたくし）にも、とんと<br><br>四ツ谷：まったく、ひまじゃひまじゃ。<br><br>渡辺：すまない。ありがとう。こんな神友がいてほんとたすかる。<br><br>四ツ谷：気持ちわるい略し方しないでくださいよ。したのものにわらわれますよ。<br><br>佐々木：ホント恥ずかしい（杉浦笑っている）<br><br>＊＊＊暗転（４）＊＊＊<br><br>皆：拍手<br><br>＊＊＊明転（４）＊＊＊<br><br>（部室に戻って席についている）<br><br>渡辺：いやいや、さすがだね<br><br>佐々木：私たちが見込んだだけあるわ！四ツ谷君の演技力半端ない！<br><br>渡辺：たった３０分でこれだけだ！今度また、やろう。<br><br>杉浦：それにしても、聡ちゃんの脚本面白いね。良くわかんないけど…<br><br>四ツ谷：ほんとー。世界観が独特すぎる<br><br>渡辺：（時計をみる）あ、もう。こんな時間！<br><br>佐々木：ホントだ！私帰ってやることがあるのよ<br><br>渡辺：俺もだ！<br><br>佐々木：幸也！<br><br>渡辺：佐々木！！<br><br>佐々木、渡辺：行こう！<br><br>渡辺：じゃ、お二方！またなっ<br><br>佐々木：んじゃ、またね。お二人さんいい夜を！♪<br><br>（スキップで二人とも出ていく、唖然としている四ツ谷と杉浦）<br><br>杉浦：なんか、忘れている気がする。<br><br>四ツ谷：この劇なんのためにやったんだっけ？<br><br>杉浦：聡ちゃんの過去を探るため、<br><br>四ツ谷：やられたな。<br><br>杉浦：ホントよね。<br><br>四ツ谷：だれも考えるはずがないな。この台本が、…聡香の日記だなんて。<br><br>杉浦：いや、それは誰かが気づいてるんじゃない？<br>気づいてないのはむしろ、<br><br>四ツ谷：俺たちも台本ってことか？（にやっ）<br><br><br>＊＊＊暗転（５）＊＊＊<br><vr11><br>杉浦：彼女は帰ってくるかしら？<br><br>四ツ谷：いや、彼女が選んだ道に進むんだ<br><br>＊＊＊明転（５）＊＊＊<br>皆：ありがとうございました。　FIN<br><br>2011年06月25日<br><br>脚本・演出　chick<br></vr11>
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<pubDate>Wed, 07 Nov 2012 22:30:28 +0900</pubDate>
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<title>シンユウ</title>
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<![CDATA[ 　<br><br>　彼女はいつも「ありがとう、」と言う。どんな些細なことにでも。<br>　それは酷く繊細な心遣いにも見えるが、彼女のそれは厳格なポリシーからくるものだと私は知っていた。<br>　それに対して私は、面倒とさえ思っていた。もし、この話しを彼女にしたら、また彼女と言い合うことになるだろう。<br>　しかし彼女の言うことが道徳的なので、私の言い分は屁理屈にしか聞こえない。最終的に自棄になった私が辻褄の合わない理屈で彼女を言い負かしてしまうのだ。<br>　私は口が達者だった。そんな私に言い負かされた彼女は普段のさっぱりした性格は消し去り、ねちねちと根に持つ。やれあのときは、という話がきっちり二週間は続くのだ。<br>　彼女は、結構感覚的なものに頼る質だ、と私は思うがとうの本人も肯定しているので間違いではないだろう。<br>　けれども、理系的な彼女は自分の、あるルールからはみ出したとき「違う感覚もある」というのを受け入れられない。ルールとは彼女の中の正義感のことだ。一方私は「違う考え方もある」というのを受け入れられない。<br>　私たちはどちらも酷く「現実主義」で「完璧主義」なので、意見が対立すると悉く相手を負かすまで気が済まないのだ。<br>　いや、それは私の場合だ。彼女は同意を得られればいいのだ。ならば私が、「そうだよね」と言えば済む話しだ。と人は言うかも知れない。私も、違う相手だったら苦笑しながらもそう言ったと思う。<br>　しかし、彼女の場合そうはいかないのだ。己の未熟さを呪うが、彼女は私が話の中で折れると最後に、してやったりという表情をするのだ。それを見る度、私は彼女に恐ろしいほどの怒りを覚える。まあ、それも可愛いと言えれば私も大人になったなと思えるのだが、彼女の場合は本当にそうはいかなかった。<br>　しかも私たちが通っている学校は寮である。四六時中顔を合わせる。そんな中、私たちはお互いを稀に見る“親友”と言えるものだと思っている。確かに気は合うのだ。<br>　ただし、それは賭事にならなければの話だ。<br>　私達の場合、勝ち負けの話しになると途端に合わなくなってしまう。どちらも負けず嫌いで頑固だからだ。<br>　けれどもそれは、一途に負けられない！というものではない。美しい負けならお互いしょうがなく認めあうことができる。例えば、それはじゃんけんなどの運命的で自らではどうにもならないことなどだ。（これが美しいのかどうかは、ひとまず置いておこう。）<br>　しかし、それ以外は“まずい”。こういう話しになると二人とも気まずいオーラが出るのだが、だからと言ってどちらかが折れて話を円滑に無かったことにすることは出来ないのだ。ここから冷戦が始まる。お互い自分の正義を貫こうとする。少し前に口論になったのは、死刑とは正しいのか正しく無いのか。という話だ。このことについて宗教論についてはそう簡単に人と話してはいけないと言うことが私の身に沁みてわかる。これについては休み時間の一時間を潰しても決着がつかなかった。私としては話を無かったこととして流すのは大変失礼、なことなので（というか、決着がついていないと関係的に気まずいのだ）その後も長くこの話をした。<br>　
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<link>https://ameblo.jp/chickball/entry-11399050679.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Nov 2012 22:27:53 +0900</pubDate>
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