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<title>チキート・アベントゥーラス</title>
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<description>なんか、舞踏というものに出会ったおかげでいろんなところへいっていろんなアベントゥーラ（冒険）しちゃいました。しかし、もっぱらのメインはラテンアメリカ。大好きぞっこん、もうほかの国には興味なし！</description>
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<title>グアヤキル</title>
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<![CDATA[ 「チキ～ト」 <br><br>税関を通過したとき、一人のフアッと広がった縮れ毛の、典型的な南米人が両腕を広げて出迎えてくれた。 <br><br><br><br><br><br>フアン・コバ・カイサ <br><br>この月の末に開かれる国際舞台フェスティバル「ENTEPOLA」の主催者兼ゼネラルコーディネーター。 <br><br>そして自身テアトロ・アラワという劇団を率いており同時に舞台監督もこなす。 <br><br>ボクと彼は、２年前にハバナで出会った。 <br><br>たまたまボクが行ったワークショップに参加していたのだ。 <br><br>フアンはこのとき、自身の出身地グアヤキルでのフェスティバルへ何組かのキューバ人アーティストや芸術関係者にフェスティバルへのオファーをこのとき行っている。 <br><br>ボクはワークショップの行われたグランテアトロデラアバナ劇場で <br>働く友達の職員から彼を紹介され、その後夜な夜な彼と一緒にビールを飲む中になっていった。 <br><br>キューバの中で南米人をみると、少し不思議な感じがする。 <br><br>B型人の集団にぽつっといるO型人という感じ。 <br><br>ラティーノなので、性格は明るいといえば明るいのだが、心のどこかで何かを制御している、という印象をもった。 <br><br>読書家で博士号を持つインテリの彼だが彼のスタンスの範囲はラテンアメリカのみ。 <br><br>チェ・ゲバラやサパティスタの行動を支持する彼は、自身の舞台における活動も革命だと思っている。 <br><br>「おれの武器は頭脳と芸術さ」 <br><br>彼はいつもこういう。 <br><br>しかしぼくの中で、芸術は革命だとは思うことはあっても「武器」だとは思わない。 <br><br>なにか、合わない。 <br><br>スペイン語でガーッと芸術論をまくし立てる彼の姿は獅子のようだが、以前スイス人のシルビア・ベルクマンという映画監督と一緒に舞台論を語ったとき、英語の話せない彼は、一介の典型的な「危険そうな雰囲気をかもし出した」ラテンアメリカのオヤジ、という姿に見えた。 <br><br><br>合わないなぁとかんじつつも、彼のおかげでボクは南米の地を踏むことができ素敵な友達達とも知り合うことができたのでそれについては感謝をしているけれど。 <br><br>・・・・・・・・・・・・ <br><br><br><br>よくきたな！おまえが今回のフェスティバル参加者の中では一番乗りだぞ！ <br><br>フアンはそういいながらガッシガッシ肩をたたく。 <br><br>「チキトッ！」 <br>「チ－キート！」 <br><br>フアンの奥さんの兄、ティオ・ルチョ（ルシオおじさん）、そしてアラワのメンバーイスラエルも迎えに来ていた。 <br><br><br>「オラ！」 <br>「オ～ラチキート！」 <br><br>ティオルチョとイスラエルと握手と抱擁を交わし、 <br>そしてぼくは再びグアヤキルの風を浴びた。 <br><br><br>暑い・・・ <br><br><br><br>ただ、ハバナの風のように、何かの予感に満ち溢れた空気ではなく <br>暑くてクールな空気、 <br><br>リラックスさせてくれない微妙なストレス <br>
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<link>https://ameblo.jp/chikito/entry-10013136202.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Jun 2006 14:48:09 +0900</pubDate>
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<title>メキシコシティー、サンホセ、グアヤキル</title>
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<![CDATA[ 翌朝、奇跡は起こりようもなく重い眼圧をかかえたままセントロ・イストリコ地区をさまよう。 <br><br>２０年前のメキシコ大地震で陥没した、ゆがんだコロニアル風建物の数々が、目に飛び込むたびにボクから平衡感覚を無くしていく。 <br><br>とりあえずソカロにでてみる。 <br><br>相変わらずだだっ広い。そのだだっ広さが今の僕には気持ち悪い。 <br><br>カテドラルの中に入って休むことにした。 <br><br>周りのメキシコ人たちにならって右手で十字を切り「早く眼圧がおさまりますように」と願をかけてみる。 <br><br>しかし願いの効果むなしく、祈りのためにつむった瞳を開けても世界はゆがんだままだった。 <br><br>その後、アジェンデ駅まで何とか歩く。 <br><br>このあたりには安いタコスやがたくさんある。 <br><br>しかし足はなんとなく駅構内の商店街のような場所へと僕の体を運んでいった。 <br><br>立ち止まってあたりを見回すと、なんとそこにあるものはたくさんの眼鏡屋！！ <br><br>その時一人のセニョリータが話し掛けてきた。 <br><br>「どうなさったんですか、セニョール？｝ <br>「ひどい眼圧で苦しいんです」 <br>「検眼だけでしたら無料でやって差し上げますよ。」 <br>「でも、めがね高いのでは？」 <br>「だいじょうぶですよ、フレームとレンズあわせても300ペソ（3000円くらい）からできますし」 <br><br>そのままの流れに任せるまま僕は検眼をされた。 <br><br>「セニョール、ひどい乱視のようです、パソコン仕事がおおかったのでは？」 <br>「シィ」 <br>「それでは処方いたしますけれど、よろしいですか？」 <br>「シィ、ポルファヴォール！」 <br><br>・・・・・・・・・・・・・ <br><br>翌朝、出来上がっためがねをかけてみる。 <br>なんか変な感じだ。 <br>遠くのほうまでちゃんと見えるのに目のおくがボワーッとして気持ち悪い。 <br>「それはまだめがねになれていないからですよセニョール。じきになれてくるとなおりますよ。」 <br><br>確かに。 <br><br>そのあと久しぶりに再開を果たしたタニアの実家でビールがぶ飲みしていたら本当に目が治ってきたのだった！ <br><br>「チカ、（ボクの本名はチカ、男なのに・・）一気におっさんになっちゃったわね～」 <br><br>めがねをかける僕の顔をみて吹き出しながらそういった。 <br><br>・・・・・・・・・・・・・ <br><br>７月１日、再びベニート・フアレス空港に舞い戻る。 <br>７：00発、TACA航空、コスタリカ、フアン・サンタマリア空港行き。 <br>エクアドルへ向かう飛行機をそこで乗り換える。 <br><br>朝のベニート・フアレス空港。 <br>むかし、もう十何回もこの場所で同じ時刻にキューバへ向かう飛行機に乗っていた。 <br>「あと、数時間後にキューバにいるんだ！」的わくわく感、そして物資に恵まれた国を去っていくという憐憫感、 <br>それらを同時に味わいつつ、コーヒーとチューロも同時に味わう。 <br>僕なりのここでのスタイル。 <br><br>でも、いま、再び同じ待合室。 <br>しかし今度の行き先は南。 <br><br>ホセ・マルティではなく、フアン・サンタマリアであり、さらにはシモン・ボリバルへの道。 <br><br>キューバの解放者から、聖人の名を通り南米の解放者へ。 <br><br>マルティは、自作の子供達への贈り物的読み物「3人の英雄達」の筆頭でボリバルのことを伝えている。 <br><br>・・・・・・・・・・・ <br><br>歯列矯正のTACA航空のボニータ職員が、機内への登場を許可するアナウンスをする。 <br><br>少し日本人のようなボニータ、歯列矯正が世界一に合うモレーナ。 <br><br>「グラシアス」 <br><br>歯列矯正の天使との一瞬の邂逅。 <br>何のためのグラシアスなのかわからなかったが、とにかく彼女に自分を印象づけたかったのかも。 <br><br>決められていた最後尾窓側にすわり、窓越しから朝のメキシコシティを眺めてみる。 <br><br>忙しいまちだなぁ・・ <br><br>飛行機は次第に空港から離れ滑走ゲートに向かう。 <br><br>いよいよ最初の目的地コスタリカへ。 <br><br>その数時間後、うまくいけばこの日の15：００にはエクアドル・グアヤキルへと降り立つ。 <br><br>タニアとの合流は７月３日。 <br><br>タニアはまだねてんのかなあ・・ <br><br><br><br><br><br>............................ <br><br>うわぁー絶景だ！！！ <br><br>すごい、飛行機はコスタリカの熱帯雨林の上空を飛ぶ。 <br>蛇行する川の上流から太平洋に至る流れが一望できる。 <br>山々が強烈な原色緑色の木々に覆われきっている！！！！！ <br><br><br>緑緑緑緑緑緑 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br>　　　　　　　　　　　　　緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑　緑緑緑緑緑緑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緑緑緑緑緑緑　　　 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑　　　　　Pacific Ocean <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br>緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑 <br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br>次第に高度が下がっていく。 <br><br>緑々しい山々から赤土だらけの大地に切り替わる。 <br><br>首都サンホセの町並みが次第にくっきりし始める。 <br><br>中米のスイスといわれている国だが、俯瞰した視点から見るとスイスというよりキューバに似た景色。 <br><br>滑走路近くの原っぱに、「FOR　SALE」とでっかく看板がある。 <br><br>いったい誰が買うんだよ・・こんな赤土の広場。 <br><br>赤土の飛行場、フアン・サンタマリア国際空港・・・・ <br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br>「ちっちぇー！！」 <br><br>コスタリカの首都の国際空港、盛岡駅より小さかった。 <br><br>デューディーフリーのみやげ物やのCDコーナーの視聴機で、 <br>「MALPAIS」という名の、おそらくコスタリカ人のグループの曲を聞く。 <br><br>ジャケかっこいい！ <br><br>５０年代のシボレーに、金髪美人、そしてビーチ、海の家、 <br>それらがノスタルジックな白黒写真のスナップになったジャケ、 <br><br>コスタリカってどんな国なんだろう？ <br><br>たった45分間だけのコスタリカ。 <br><br>カフェテリアの大きな窓から赤茶けた大地を眺めながら、コスタリカという国に思いをはせる。 <br><br>エクアドル・グアヤキル行きの飛行機が出そうだ。 <br><br>再びボクは最後尾の座席に座り、離陸し始めた飛行機の窓から再びコスタリカの熱帯雨林を俯瞰する。 <br><br>やがて窓の外は真っ白な雲、そしてスカイブルーに変わった。 <br><br>さあ、いよいよ南米だ。 <br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br><br><br>コスタリカの美しいさんご礁が広がるエメラルドグリーンの海を眼下に、機内の中でビールを飲む。 <br><br>心持ちいい感じによってきた・・ <br><br>機内のゆれと高度の高さが酩酊度を加速的にアップさせる・・ <br><br><br><br><br>・・・え・・みなさま当機はまもなくエクアドル・グアヤキル、シモンボリバル空港に着陸いたします・・地上からの報告によると・・グアヤキル市内の現在の気温は３０度、晴れでございます・・・どなた様もお降りの際はくれぐれもご注意ください・・本日はTACA航空をご利用いただきまことにありがとうございます・・次回みなさまと再び機内にてお会いできますことを心より楽しみにしております・・ごきげんよう・・さようなら・・ <br><br><br>顕微鏡で見る何かの細胞のように無数の神経が拡散しているような大小さまざまな川や入り江を持つグアヤキル。 <br><br>エクアドルという南米に小さくしがみついているような国ににあわない亜熱帯の都市。 <br><br><br>グアヤキル、名前がヤバイ。 <br><br><br>響きがなにかおどろおどろしい。 <br><br>日本人のツーリストで、この都市にどうしても行きたい！って心焦がす人は皆無だろう。 <br><br>しかし、ここグアヤキルは、南米の解放者シモンボリバルとサン・マルティン将軍が会談を行ったところでもあり、そしてチェ・ゲバラになる前の青年エルネスト・ゲバラが、その後チリの大統領になりやがてピノチェトのクーデターによって殺されてしまうサルバドール・アジェンデとあったところでもある。 <br><br>南米史のエピソード的大きなエポックを持っている。 <br><br><br><br>・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br><br>グアヤキル、シモンボリバル空港、 <br><br>一年を待たず再び来た。 <br><br>前回は空港滑走路の不整備と工事のせいで、急遽到着地がキトになってしまったが今回はダイレクトにつくことができた。 <br><br>グアヤキルは亜熱帯地域に属するが、思ったほど暑くはない。 <br><br>イミグレーションではオリーブ色の制服を着た係員達が約７つぐらいあるゲートにそれぞれ配置され旅行者の入国を監視している。 <br><br>この、少し仰々しいイミグレーション、キューバへの入国に似ている。 <br><br>推測だがエクアドルの空港は軍の管轄なのだろう。 <br><br><br>この日、グアヤキルへの入国者は大勢。 <br><br>案の定７つの入国ゲートは大勢の人間でごった返す。 <br><br>僕は気弱にも３番ゲートの一番後ろに並んだ。 <br><br><br><br>約２０分くらい待ったのだろうか、 <br>ようやくぼくの番になる。 <br>係員は二名の女性だった。 <br><br>「こんにちは。ようこそエクアドルへ。しかしあなたの今回の旅の趣旨はなんでしょうか？」 <br><br>いきなりの質問だ。 <br><br>「今月末に行われるグアヤキルでの舞台フェスティバル参加です」 <br><br>ふ～ん・・ <br><br>二人の女性はその後しげしげと僕の顔を見つめ、その後ぼくのパスポートを眺める。 <br><br>「AY・・ウステー（あなた）・・あなたの名前「CHIKA」なの！？？？」 <br><br><br>シィ <br><br>すると彼女達はゲララゲララと笑う。 <br><br>僕はべつにむかつきもしない。いっしょになって笑う。 <br><br>慣れっこだ。スペルは違えでもスペイン語でChicaは「女の子」の意味だから。 <br><br>「あなたゲイなの？」 <br><br>調子に乗った係員は職務を逸脱した質問をする。 <br><br>「ノ。僕は普通にムチャチャス（女の子達）が好きだよ。」 <br><br>ふ～ん <br><br>ポンッ <br><br>入国スタンプを押してくれた。 <br><br>「グラシアス、アディオス」 <br><br>そういって僕は立ち去ろうとしバゲージクレームのほうへ歩いていく。 <br><br>「Chi.ka!] <br><br>さっきの係員達が呼び止めた。 <br><br>「なに？」 <br><br>「今日どこに泊まるの？」 <br><br>「スール（南地区）のほうだと思う」 <br><br>あっそう、ふ～ん <br><br>「これ」 <br><br>そういって彼女達は切れっぱなしのメモを僕に差し出す。 <br><br>電話番号と名前が書いてあった。 <br><br>「グラシアス！」 <br><br>僕はその紙を受け取ると礼をいってウインクする。 <br><br>彼女達もウインクを返す。 <br><br>チャオ！ <br><br>ようやくイミグレーションを後にすることができた。 <br>
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<pubDate>Wed, 31 May 2006 12:26:21 +0900</pubDate>
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<title>オラ、アメリカデスール！</title>
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<![CDATA[ <table cellspacing="0" cellpadding="3" width="410" border="0"><tbody><tr><td><table><tbody><tr><td valign="middle" align="center" width="130" height="140"></td><td valign="middle" align="center" width="130" height="140"></td><td valign="middle" align="center" width="130" height="140"></td></tr></tbody></table></td></tr><tr><td class="h12"><p>2004年の秋、</p><br><br><p>ボクはエクアドルのグアヤキルで行われる舞台フェスティバル「ＥＮＴＵＰＥ］に招待される。</p><br><p>ラテンアメリカ各国からさまざまな舞台人が一同に集まる催しで、そのときボクは一週間ワークショップを行わせてもらいその後、その参加者と一緒に半ば即興的な舞台の本番もやらせていただいた。</p><br><p> しかし、ぶっちゃけ僕の中で一番印象に残る出来事、</p><p>すなわち思い出なのだけれど、</p><p>その期間、ボクをはじめとする全部の参加者の共同宿泊所、</p><p>まあ、細長い7階建ての安ホテル。</p><br><p>しかし、夜な夜ないろんな参加者たちの部屋へと飲み歩き、</p><p>遊びまわり</p><p>そしておお盛り上がり。</p><br><p>その参加者たちのなかで</p><p><br>Teatro AlPaso という名のシアターグループ、 <br><br>コロンビア・カリからの参加グループ。 <br><br>まるで紙一枚の隙間で展開するデリカシーにあふれた彼らとのコミュニケーション、 <br><br>たった１週間だけ、されど一週間、 <br><br>一緒に同じホテルにて寝食をともにした <br><br><br>その数ヵ月のち、ボクは再びエクアドルでの夏の舞台フェスティバルへ招待される。 <br><br>実家のある盛岡、雪深く寒さのこたえる大地にて </p><p>ねんねこばんてんをはおりながらいつものようにパソコンの前まで来ると、</p><p>ぼくのアウトルックに、主催者からの招待状が！</p><br><p>これは再びいくしかない！</p><p>そして、せっかくいくのだから、ついでに隣国コロンビアまでいっちまおう！！</p><p><br><br>毎日恋焦がれていた大地、ラテンアメリカ、そして未知の国 <br>コロンビア、 <br><br>あんな繊細な人たちを生んだコロンビアってどんな国なんだろう？ <br><br>そして彼らの暮らすカリってどんなところなんだろう？ <br><br>重々しくなく、そして軽くもなく、少しだけウェットな彼らにどうしても会いたくて長年の僕の舞台での同士メキシコ人舞踊家タニアに連絡。</p><p>彼女が快諾したことで、ボクは急遽このメキシコ人タニアとユニットを結成し、そして彼女とともににみなが暮らす街カリへと向かうことにした。 <br><br>エクアドルでの舞台フェスティバルでの演目はタニアとのコラボレーション前衛舞踏 <br><br>タニアとの付き合いも数年に及ぶ <br><br>芸術面での最大の理解者。 <br><br>今回彼女は初めて南米の地を踏むことになる。 <br>同じ言語を共有するまだ見ぬ国々への旅に興奮を抑えきれないようだ。 <br><br>しかし、スペイン語圏ってすごいな。 <br>北米から南米をまるっと押さえ込んでいる。 <br>単純な事実、しかし素直にすごいなと思う。 <br><br>彼女とは7月１日、メキシコシティで落ち合うことにした。 <br><br><br>なので、ここからの日記での話</p><p>2005年の初夏、ボクの実家盛岡から始まる。<br><br></p><br><br><br><p>・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br>6月29日 <br><br>出発の朝。 <br><br>目のピントが合わない <br><br>朝起きたらすべてがゆがんで見える・・・・・目の奥、脳髄にひびくような異常な眼圧 <br><br>不安を抱え、盛岡の実家を出発した。 <br><br>タクシーの窓からみえる外の景色は短い初夏の始まりの緑々しい景色。 <br>しかし、タクシーのメーターの電色が僕の目を圧迫する。 <br><br>大きなバックパックを抱え両手で必死におちまいとエスカレーターのスロープをつかみ何とか新幹線の中にもぐりこむ。 <br>座席にたおれこむようにこしかけアイマスクで目をおおい、東京に着くまで無駄な体力は消費すまいとただひたすらに体を休ませる。 <br><br>東京駅は鬼門だ。 <br><br>人ごみ、低い天井、目に付き刺さりそうな電光掲示板、けばけばしい広告の嵐、 <br>つらい眼圧にさらにプレッシャーを与えるような毒々しさ。 <br>それらをうまくかいくぐるようにしてなんとか横須賀線のプラットホームへ。 <br>成田までの特急電車の中でも目をおおい体を休ませる。 <br><br><br>空港でのチェックインを済ませたボクは（航空会社のお姉さんに「大丈夫ですか？」といわれた）、電気マッサージャー600円分、体のほぐしにあてた。 <br>少しでも血流が良くなれば少しは体力が回復するのではないかと考えたからだ。 <br><br>案の定、600円分の元は取れた。 <br>少し食欲が戻ってきたので、うな重を食べた。 <br><br>眼圧は相変わらず、しかし、食欲が戻ってきたのがよかった。 <br><br>ロサンゼルスまで約9時間のフライト、さらにはメキシコまで、トータルで約１8時間、 <br><br>まずロスまでの9時間を目を休ませる時間とした。 <br><br>機内、赤ワインをこびんで3本、出来上がるには十分。 <br><br>再びアイマスクで目を被い、寝た。 <br><br><br>ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ <br><br><br>ロサンゼルス、相変わらずクソながったらしいイミグレの長蛇の列には辟易。 <br>眼圧と、人ごみから来る圧迫感で何度もはきそうになる。 <br><br>イミグレを通過しすぐさまメキシコ行きの待合ルームに移動。 <br>途中デューディーフリーでメラトニンを購入。 <br>メキシコについたらすぐさまこれを飲んで眠るためだ。 <br><br>そういえばさいきんよく眠れない。 <br><br>シティのホテルに着いたら速攻で眠ってしまおう <br><br>待合ルームでは帰国を待つメキシコ人でごった返す。 <br><br>のーんびりほのぼの、テケテケ調のスペイン語があたりから聞こえ始める。 <br><br>盛岡を出てから1０数時間、僕の周りの言語は日本語から英語、ついにスペイン語へと変わった。 <br>しかし、原因不明の眼圧は変化の兆しすら見せない。 <br><br>フライトを待つ時間、ぼくはずーっと目をつぶり、目の休息に当てた。 <br><br>機内への乗り込み案内のアナウンスがながれる。 <br><br>おもむろに目を開いてみる。劇的に眼圧が収まるものと期待していたが相変わらずだった。 <br><br>ついにメキシコにこの眼圧を持っていくのか・・ <br><br><br><br>ボクの予約したアエロ・メヒコの飛行機はその後ほぼ定刻に出発した。 <br><br><br><br>・・・・・・・・・・・・・・・ <br><br>メキシコシティ。ベニートフアレス空港到着。 <br><br>勝手知ったるここの空港だったが、イミグレの場所が変わっていた。 <br>ボクが最後にメキシコを離れたとき、確かに改修工事が行われていたがどうもその期間中にイミグレの場所を替えたらしい。 <br><br>しかしその新イミグレーションの内部は、塗りっぱなしの白ペンキガ毒々しい、やたら間延びした場所へ変わっていた。 <br><br>白ペンキと蛍光灯が目にくる。 <br><br>そして、やはり入国を待つ外国人の人ごみで、ロスのときよりはるかにひどい長蛇を形成していた。 <br><br>ほうほうのていでイミグレを通過、有名な「おみくじ」式税関を無事に通過し、でた直後にあるブースでタクシーチケットを購入。 <br><br>タクシー乗り場に向かい一台拾う。 <br><br>シティは雨だった。 <br><br>土砂降りの中を、タクシーはセントロへと向かう。 <br><br>「ケ！ラーロ！こんなにあめが降るなんてめずらしいこったよ！」 <br><br>運転手はボクにはき捨てるように言う。 <br><br>タクシーは水しぶきをばちゃばちゃたてながら進む。 <br><br>途中の歩道には、世界最古の職業に従事する女性達が男達の往来を寒々そうに待っている。 <br><br>肩をいからせて、両腕を交差に抱えながら二の腕のあたりをごしごしさせている。 <br><br>おそらくボクはここにいる彼女達と一生交わることがないだろうなあ、 <br><br>変なことを考えているといつのまにかボクの乗るタクシーは次の風景を見せてくれる。 <br><br>ソカロだった。 <br><br>カテドラルはボクの右側にいた。 <br><br>雨のソカロ、そしてカテドラル。 <br><br>僕の泊まる、ホテル・ハバナはまもなくだ。 <br><br>メトロ・アジェンデ駅近く。レプブリカ・デ・チレ通りと、レプブリカ・デ・ブラシル通りにはさまれる、キューバ共和国通りにある安ホテル、ホテル・ハバナ。 <br><br>以前、単なるネーミングのよさだけで泊まったホテルだったが、ダブルベッドの2倍はあろう巨大なベッドと広い室内に感激し、以後定宿としている。 <br><br>ホテル到着。 <br><br>角刈りのホテルの番頭さんは僕のことを覚えていてくれた。 <br><br>「おっ、丸坊主にしたんだな。よく似合ってる。」 <br><br>スキンヘッドにしたボクのアタマを誉めてくれた。 <br><br>部屋に着くと。まずボクは１8時間の疲れを取るため、全裸になって、そして雨で冷えた体を熱いシャワーで温め、次にロサンゼルスの空港で買ったメラトニンを１錠のみ。ベットにもぐりこんだ。 <br><br>目薬を点しアイマスクで目を被い、眠りについた。 <br><br>眼圧は相変わらずだ。 <br><br>エクアドルでのフェスティバル本番は一ヵ月後。 <br><br>その前にボクはコロンビア旅行も計画している。 <br><br>しかし、眼圧がひどく、そのために心労がかさむ。 <br><br>本当に行くことができるのだろうか・・・・・ <br><br>盛岡ーメキシコシティ、 <br><br>盛岡にてひどくなった眼圧、メキシコの暗い空の下でもずっと重い。 <br><br>はやく治れ～。</p></td></tr></tbody></table>
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<link>https://ameblo.jp/chikito/entry-10013037649.html</link>
<pubDate>Tue, 30 May 2006 19:17:00 +0900</pubDate>
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