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<title>あったらいいな、見てみたいなこんな映画</title>
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<description>あったらいいな、見てみたい完全妄想映画。、</description>
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<title>全裸とソックス　⓶終</title>
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<![CDATA[ 選ばれたキャプテンのシュートは外れた。<div><br></div><div>結果バスケット部の最後の試合はそこで終わった。</div><div>みんな泣き崩れていた。キャプテンは人一倍練習もして、2年のうちにレギュラーも任される位にストイックにバスケットの練習をしていたし、小学生の頃の近所の幼なじみでもあり、小学野球でも人一倍努力して練習もしていた。</div><div>それに勉強の方の成績も常にトップクラスにいる位勉強も人一倍頑張っていた。</div><div>3年になってからようやく行き始めたバスケットの練習もキャプテンは嫌な顔をせずに受け入れてくれた。</div><div><br></div><div>最後にパスの選択した彼も、プライベートでも仲良くしてくれたし、練習に来させようと何度も説得なり、激励なり色々と気にかけてくれていた。</div><div>その上勉強もバスケットも努力してきていた。</div><div><br></div><div>他のレギュラーのメンバーは特に深く知り合っていないので良くは知らない。</div><div>キャプテンも近所の幼なじみというだけで、特に深く仲が良いわけではない。</div><div><br></div><div>それに周りの強制してくる環境をただ無くしたいだけの為に行き始めたバスケット部だったので、試合後、特には泣かなかった。</div><div><br></div><div>本当に面倒臭い強制とか説得とかに解放されたと言う、それだけが何よりも快適だった。</div><div><br></div><div>試合後に監督に感謝の言葉を述べたりしたが、それっぽい事をとりあえず言って見ただけのこと。</div><div><br></div><div>それよりも、ただぐったり家に帰って横になりながら流していたニルバーナのMTVアンプラグドのアルバムが母親も気に入ってくれたと言う事が1番頭の中に残っている。<br></div><div><br></div><div>なので本当に泣きまくって、でも後悔とかもっとこうしたら良かったとかも無く、ただ泣きまくったのはここの話ではない。</div><div><br></div><div>良く、部活とか一生懸命にやって最後の試合後にみんなで感謝を言い合い泣き崩れる。</div><div>こんなシーンが映画や実際にもあると思われる。</div><div>特に一生懸命にやってもいないし、感謝も無かったので泣きはしなかった。</div><div>しかし、感謝もないし、一生懸命仲間で何かしたわけでもないのにただ泣いたのが、次の進学する高校の卒業の後にみんなで飲んだ後の事。</div><div><br></div><div>特に高校の仲間とは何か成し遂げたわけでもないし、一生懸命何か創造したりしたわけでもない。</div><div><br></div><div>ただこの仲間には自分の中にあるもの全てを表現しても理解と言うか、クレイジーだなっ！で終わる仲間。</div><div><br></div><div>いつも何かをした訳ではない。</div><div>何か一緒に作り上げたわけでもない。</div><div><br></div><div>ただみんなで全裸になって大事な部分にソックスを被せて横断歩道を渡っただけ。</div><div><br></div><div>それがドラマ風なバスケット部の最後の試合よりも何か真理に触れる行為だったのかもしれない。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12659474515.html</link>
<pubDate>Fri, 05 Mar 2021 19:00:07 +0900</pubDate>
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<title>ハーフ&amp;ハーフ　⓷ 終</title>
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<![CDATA[ <p>ずっと探していたものに出会うことが出来た。</p><div><br></div><div>毎日仕事と家の往復、いわゆる日本人の典型的な欲求不満。</div><div>電子機器を作るマシーンを修理するのが仕事なので常に工場に張り付いて仕事をしなければならない。</div><div>たまに外を走り回る営業マンや、IT系のサラリーマンが素敵なオフィスやカフェで仕事をしている風景を見ると少し憧れを抱いてしまう。</div><div><br></div><div>昔から細かい作業やものを直したりするのは好きだったので仕事の内容にはとても満足している。</div><div><br></div><div>直す。</div><div><br></div><div>この作業には誇りを持って仕事をしている。</div><div>壊れたものをただ新しいものに変えるとか、効率やエコという名の看板を抱えて大量の環境汚染をしながら新しいものを作り出す事には少し否定的な考えも持っている。</div><div>経済のことや雇用の事を考えるとなんとも言えなくはなるがね。</div><div><br></div><div>独立する野心もないのでこの工場で雇われながら日々のライフスタイルを築くと言う選択肢に不満は少しはあるが満足もしている。</div><div><br></div><div>休日も取りやすい環境なので自分の時間も作れているので企業としては良い環境だ。</div><div><br></div><div>休みの日に工場から製品を出荷する時に使っている古いコンテナを譲ってもらい、それを改造してコンテナハウスを作ろうと数年前から始めた。</div><div><br></div><div>今は電気もガスも水道も通し、職場の人間の要らなくなった家具や家電を直してそこに置いている。</div><div>古いアメリカのトレーラーハウス見たいなものに憧れがあったので、そのイメージで始めた事だ。</div><div><br></div><div>何かを作り出して新しくする仕事でも趣味でもこれは自分に適したライフスタイルなのかもしれないと思っている。</div><div><br></div><div>何かしていれば何となく全て繋がってくるものだと思う。</div><div>何もしなければ何も繋がらないし、繋げようとしても繋がらない時もある。</div><div>ものとモノを繋げようとするよりもそのモノを作る方に力を入れていけば、何となく楽しみながら、それが繋がった時の喜びもまた面白いモノだ。</div><div><br></div><div>両方右足用の革靴を買ってしまった男と両方左足用の革靴を買ってしまった男がたまたま出会ってそれがきっかけで飲みに行く仲になる。みたいな話。</div><div>両方同じ靴は不良品だが、それもまた楽しみの一つ。</div><div>ホコリもまたインテリアの一つって話。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><div><br></div><div><br></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12659219252.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Feb 2021 09:00:53 +0900</pubDate>
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<title>全裸とソックス　⓵</title>
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<![CDATA[ 本当に泣いた、泣きまくった、ただ感情的になっていたわけでもない。<div>少し冷静な部分もあって、</div><div><br></div><div>泣いている時に特に別れが辛いとか寂しいとかもっとこうすれば良かったとかの後悔していたわけでもない。</div><div>と大号泣しながらも頭の片隅には冷静な自分がいて、そんな風に思っていた事も覚えている。</div><div><br></div><div>自分には少し引いた感情とか、客観的な少し人間味のないと自分でも感じるほどの冷たく冷静な自分がいると少し自覚はしていた。</div><div><br></div><div>この大号泣の3年前、中学校のバスケットボール部の最後の大会の最中だった。</div><div>あとワンゴール差で負けている状態だった、しかしバスケのゲーム性上ワンゴール入れるとこちらが勝ち。入れなかったら相手の勝ち。</div><div>同点はない状況。</div><div>残り時間も本当にあと僅か、ワンプレイで終わるような残り時間。</div><div><br></div><div>この試合、中学校のバスケ部の最後の試合。</div><div>前日にレッドホットチリペッパーズのベースのチョッパーの練習をして手首がバッキバキになってしまい思うように動かなかった。</div><div><br></div><div>まぁそんな事わざわざ報告はしてなかったけど、それに試合に勝ちたいと思ってもいなかった。</div><div>そもそも3年になるまで練習すらまともに行ってなかったし、部活も辞めるのをずっと阻止され続けていて、それ自体が面倒臭くなり2年の後半位から行き始めただけだった。</div><div><br></div><div>何か元々競争とか勝ち負けとか意味わからなかったし、”ホコリもインテリアの一つ”って言う言葉を信じていたし、部活の練習の時間帯はNHKの海外ドラマの放送時間に被っていたので、そちらを優先していた。</div><div><br></div><div>話を戻すと中学校生活最後のバスケットボール部の最後の逆転勝利の可能性のある最後のワンプレイ。</div><div>おそらくだがみんなアドレナリンで頭に血が昇っていたし、それが勝負に勝ちたい熱意というものも分かっているが、自分には客観視しているもう1人の自分がいる事も自覚もしている。</div><div><br></div><div>だからなのか相手の隙をつき1人フリーでゴール下にいた。</div><div><br></div><div>対角にはキャプテン。</div><div>小学からの同級生で自分とは全く逆の性格。</div><div>勉強もスポーツも努力して必死にやる頑張り屋さん。</div><div><br></div><div>ボールをコントロールをしているのは、またまた成績は常にトップクラスにいる中学校から知り合って、プライベートも部活も仲良く受け入れてくれた顔も爽やかで良くいる学校でモテモテのやつだ。</div><div><br></div><div>キャプテンは1人相手のマークがついているが、1on1ならそんなに気にならない具合でマークが付いている。</div><div><br></div><div>フリースローライン辺りには相手が1人、その少し後ろに自分がいる。</div><div>それに相手は冷静ではない事も知っているし、キャプテンに着いたマークのやつが抜かれた時のフォローの事も頭に入れている。<br></div><div><br></div><div>このままゴール下の自分にパスがくれば余裕で入れられる自信もあるし、フリースローラインの相手が阻止してくるのも分かっているが、コイツのブロックはこの試合中何度もスルーして欺いて点数を決めてきた。</div><div>本当に学習しないで何度もスルーしてきて段々可哀想になるくらいだった。</div><div><br></div><div>本当に時計はあと数秒を表示していた。</div><div>でもボールを持っている奴はまだ判断出来ていない。</div><div>しかし声を上げるとこちらのフリーな状態を気づかせてしまう、でも時間もないからパスを要求する声を上げた。</div><div>声を上げたせいで相手もフリーな事に気づいてしまったが、表示の時間内を目一杯使ってラストの逆転のゴールを決めるのは、今のこの状況では容易い事。</div><div>特にこの試合勝つ気持ちもなかったからパスを要求する事に全力で声を荒げではいなかったが、こちらにパスは来ることは無かった。</div><div><br></div><div>選ばれたのはキャプテンの方だった。</div><div><br></div><div>案の定時間ギリギリで後ろにいたカバーアップとの2人のマークが付き、そこから無理やりのシュート。</div><div>まずこんな状態で入るわけもない。</div><div><br></div><div>試合が終わり、やっと周りからの部活参加しろという強要が無くなりそれだけがホッとした。</div><div><br></div><div>思春期の斜に構えた姿勢かと思うだろうが、情熱とか競争心が足らないとか、チームワークのなさとか、色々思う考えもあると思うが、</div><div>あくまでも部活をやれとか行きなさいとかの強要を無くすためにやっただけのアリバイなだけだった。</div><div><br></div><div>形式上だけの何やらは色んなところで溢れている。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12658398538.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Feb 2021 23:40:54 +0900</pubDate>
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<title>ハーフ&amp;ハーフ　⓶</title>
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<![CDATA[ 慌ただしい中学校の入学式前の出来事。<div><br></div><div>小学生の頃は動きやすい格好、服装で良かった。男の子なんて基本的に泥だらけで帰って来るし、すぐ成長してしまうのでボロボロのお下がりや、体操服でも良かった。</div><div><br></div><div>中学校になるとこれが制服というものに変わってしまう。なので小学生の時とは大違い。</div><div>うちの学校はブレザーだったのでネクタイから何から何まで変える必要があった。</div><div><br></div><div>バックも制服に合うように、適当なゴミ袋みたいなものに教科書とみんなで周し読むマンガを入れて通っていた小学校とは違う。</div><div><br></div><div>一気に大人になってしまう感じが懐かしい。</div><div>またこれも大人と子供の半分半分。</div><div>ハーフ&amp;ハーフ。</div><div><br></div><div>同じ世代の40代半ば位の男と2人で酒を飲みながら、同じ世代あるあるを語り合うのは今風に言うとエモい。</div><div><br></div><div>目の前にいる男も同じ世代で40代半ば。正確には44歳だ。</div><div>妻子を持っていて、子供が丁度、今懐かしんで語り合っている中学生に、今年上がるという。</div><div><br></div><div>大人と子供の半分半分の頃には男の子なら必ず訪れる事がある。</div><div>父親の事を”お父さん”とか言っていたのが”親父”に変わるか変わらないかの瀬戸際。</div><div><br></div><div>不良になるかオタクになるかの選択肢。</div><div><br></div><div>1番重要なのは思春期を抜け出せるかどうかのそもそもの問題。</div><div>一生思春期を継続してる大人もいる。</div><div><br></div><div>まぁ男って大体がずっと思春期を気取っている。</div><div><br></div><div>会社の人間と酒を飲むときは大体が不平不満でネガティブな内容の話ばかり。グチを垂れてそれを吐き出してスッキリ。</div><div>そんな酒の席ばかりだが、この男との酒はまた少し違う。</div><div><br></div><div>会社の関係でもなければ、昔からの友人でもない、お互いの事をそこまで深く知っている仲でもなければ、いずれ消えていくような間柄でもない。</div><div>こうして2人で酒を飲むのも2ヶ月に1回位のペースだが、2年ほどになる。</div><div><br></div><div>同世代なので、同級生の様に昔懐かしい話もあれば、家族のことや仕事の事、色んな話をするが基本的にはポジティブな話をする。</div><div>近況や今後の自分の先の話や目標や計画など。</div><div><br></div><div>これは話し合って決めたことではないが、自分の中で勝手に決めたルールである。この男と話すときは他の誰でも話せる様な、懐かしい話や仕事のグチとかではなく、その逆の話をする。と勝手に決めた。</div><div>時々は懐かしい話とかグチも話すが大体が3往復の会話で終わる。</div><div>それはお互いが決めたことではないが、この男も自然に同じルールの下に行われている。</div><div><br></div><div>それとは別に、この男にもまた独自のルールがある。</div><div>この男はビールが好きで、今日この日を次の日の仕事や家族の事を考えずに好きなだけビールを飲む日と決めている。</div><div>もちろん帰りには1人では歩けない状態にいつもなっている。</div><div><br></div><div>目も開けてられない朝日と朝まで飲んで潰れてあちらこちらに倒れている人々、居酒屋などのゴミを回収する業者。</div><div>この雑多な早朝の情景は、中々嫌いではない朝の</div><div>一つ。</div><div>その後はただ家に帰ってひたすら眠りにつくだけなのだが、なぜか、次の一歩を踏み出す様なポジティブな感じがする。</div><div><br></div><div>そんな朝を、ひたすらビールを飲み続けた中年の男と方を組み家路に向かう。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12657729614.html</link>
<pubDate>Fri, 19 Feb 2021 20:45:45 +0900</pubDate>
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<title>3 month Jewelry’s ⓹</title>
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<![CDATA[ 娯楽の後はいつも通りの変わらない毎日が始まる。<div><br></div><div>ただひたすらに宝石を見つける為だけに穴を掘り続ける。</div><div>自分のチームは４人で２方向に掘り進めている。</div><div>下に掘るベテランと若者のペアと、横に掘る自分とマッチョなおじさんのペア。</div><div>掘り方は各チームに任せられている。ようは宝石さえ見つかれば後はなんだっていい。</div><div>横には通路として永遠と各方面に掘り進めて行く。そして下を掘るペアが一定間隔で大体3.4メートル間隔で下に掘る。</div><div>その掘った所の岩盤や土などを洗い流し、宝石の成分が含まれているかどうか調べる。</div><div>それを繰り返して宝石の成分が1番高い所を深く掘り下げる。</div><div>これはベテランのおじいちゃんが長年この手法でやって来ているし、実際この手法で稼いだ金でアフリカの山奥に莫大な土地を持っている。</div><div>ちなみにその土地はこのおじいちゃんが大好きな動物達を飼育や観賞用とかそういう類のものではなく、ただただその土地に放たれ、自然の中で自由に動物達の生活する場所を持っている。というだけのもの。</div><div>動物達にとっては飼育された方が生命の安全と餌の確保は約束されるが大自然の自由な生き方は奪われる。</div><div>どっちが良いのかは分からない。</div><div>どちらが良いというものでもない。</div><div>大企業で安定の給料と待遇を引き換えに自由な独立や開発や創造は失われる。</div><div>自由な企業もあるがあくまで企業の中という事。本当の意味の自由ではない。</div><div>企業を捨てて独立して自由な環境を手に入れても仕事は自らが取ってこなければいけない不安要素は残る。</div><div>どちらが良いというわけではない。</div><div><br></div><div>世界平和を声を大にして掲げる事自体が戦争を招く一部の理由でもあるかのように、選ぶのは自分自身で良いと感じるのはどちらかで自分がどちらを選ぶかってだけの話。</div><div><br></div><div>話が遠のいたが、このベテランのおじいちゃんの手法はここの穴掘りのほとんどのチームで使われているやり方。</div><div>この業界ではベーシックなやり方なんだろう。</div><div>このやり方に不満もないし、実際結果が伴っているのでみんなそれに従っている。</div><div><br></div><div>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</div><div><br></div><div>宝石堀りの休息の日にちには様々な人が穴に集まる。</div><div>高級レストランやホテルで働いていたシェフによるケイタリング。</div><div>歯医者から美容師、銀行の営業や不動産会社の営業。</div><div>売春婦達やマッサージ師、ありとあらゆる業種のプロ達が訪れる。</div><div>その中にプロのギャンブラーも穴掘りの職人達の現金を狙って混ざっていることも多くはない。</div><div><br></div><div>他の行商達は穴掘り職人達に様々なサービスを引き換えにその対価として現金を貰う。サービス料ってやつだ。</div><div>歯の治療なり髪を整えたり、投資に斡旋してさらなる現金を生み出す手助けをしたり、腹一杯の飯を食べたり、性欲を満たしたり。</div><div>しかしプロのギャンブラーはそうではない。</div><div>ただただ穴掘り職人達と賭け事の勝負をしてそれに勝ち、現金を奪っていく。</div><div>穴掘り職人達の中には賭け事自体が好きで気にしてはいないが、この大元の企業、組織はそれを不愉快に感じている。</div><div>理由は簡単な理由、</div><div>宝石の引き換えに貰える現金の為に穴を掘るというメンタルになってしまうからだ。</div><div>この穴掘りという業務に対して莫大な対価を支払っているのは、それだけ価値のある作業であると作業する側に思い込ませ、かつ多額の現金が自分にはあると思わせ、余裕のあるメンタルや財産状況を持って作業してもらう為だからだ。</div><div>メンタルや財産に余裕のない人間は数多く見てきた。</div><div>常に今の現状を変えようとかもっと金になる仕事にしようとか余計な事を考えたり、実行したりして結局は何も変わらないプラスでもマイナスでもない現状維持という状況になる。</div><div><br></div><div>メンタルや財産に余裕がある人間はやる事考えたりすること、それが全てプラスになる。</div><div><br></div><div>現金なんて結局ただの紙きれ。</div><div><br></div><div>この仕事をしていると風貌や雰囲気でわかるようになる。ギャンブラーは実際には臭わないが臭い金の臭いがしてくる。</div><div><br></div><div>わかりやすく言えば香港やニューヨーク、東京の高層ビルの間を車で走る時に脳に直接臭ってくる。</div><div>汚い金の臭い。</div><div><br></div><div>そんな奴らをこの現場に入れないためにこの仕事は常に気を張っていないといけない。</div><div>しかしこれはただのオレ個人の考えなだけだ。</div><div>この中の1人がギャンブラーの手によって全てを奪われ、穴掘りに支障が出たら、またそいつと違う人間が新しくやって来るだけ。</div><div><br></div><div>ここを去った人間の行方は知らないが、莫大な資産を持って帰る奴か、その逆の２つのパターンしか今まで見たことが無い。</div><div><br></div><div>汚い金の匂いがするやつを見つけたら、頭に銃を放ってそのままゴミ処理場に放り込むだけ。</div><div>汚い匂いのやつはまとめて処理しないといけないから。</div><div><br></div><div>ただそれはオレが個人的な感情でやっているだけのこと。</div><div>誰かに頼まれたわけでは無いし、これによってボスから金を貰えるわけではないし、死んだギャンブラーの汚い金はそのままゴミと一緒に処理されていくだけ。</div><div><br></div><div>何も残らないし、何にでも無い。</div><div><br></div><div>ただオレの個人で行われている何にでもない事。</div><div><br></div><div>ギャンブルに負けるやつも悪いし、やる奴も悪い。プロにカモられる奴も悪いし、カモってそれを嫌うやつに殺されるのも全てそいつ自身のせい。</div><div><br></div><div>ただ汚い匂いが嫌いなだけ。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12655871285.html</link>
<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 12:24:29 +0900</pubDate>
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<title>ハーフ&amp;ハーフ　⓵</title>
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<![CDATA[ 半端者。<div>といえば聞こえが悪くなるかも知れない。</div><div>色んなもの事に半分なものがある。</div><div>半熟卵。</div><div>みんな大好きなフワフワ、トロトロには欠かせない食べ物。天丼に半熟卵の天ぷらが乗っていたりしたらみんな大興奮。</div><div>ハーフアンドハーフのピザなんか２つの味が楽しめてホームパーティには最適なフードでもある。</div><div>ステーキの焼き方にもミディアムレアとか半分くらい生の方がお肉は美味しいと日本人なら好みは分かれるが誰しもが聞いたことのあるフレーズだと思う。</div><div>逆に半分に綺麗に分けられる結婚式のご祝儀などは”別れる”と言ったイメージがありよくない事とされる。</div><div>でも4万円と4万円で幸せとか中々のオシャレさはあると思うのは自分だけかと思う。</div><div>実際にはシワ合わせのことだが。。</div><div><br></div><div>自分が思う1番の窮屈な事、1番されて嫌なイタズラの第一位は、靴のサイズがちょっとだけ小さいと言う事が何よりのストレスに感じる。</div><div><br></div><div>日常でずっと足に違和感を覚えながら暮らしをしていくのは本当に苦痛でしょうがない。</div><div>小さめのサイズのTシャツを着て乳首の形が丸わかりの状態の恥ずかしさよりも、</div><div>流行りの細めのジーンズを無理に履いて股間の形がクッキリと出てしまっている恥ずかしさよりも、</div><div>メガネのサイズが小さく耳の付け根がずっと痛いと感じるよりも、</div><div>靴のサイズが少し小さいというのは苦痛である。</div><div><br></div><div>たまたま今履いている靴は少し大きめのサイズ感でゆとりのある感じがある。</div><div>少し前に港町の海岸沿いの公園でやっていたフリーマーケットで購入した革のブーツ。</div><div>仕事の帰りに通る道で、夕日がもうすぐ完全に沈みそうな時間帯に、他のフリーマーケットのブースは片付けの最中だったがこの靴のブースだけはまだ片付けをしていなかった。</div><div><br></div><div>少し痩せこけた20前後の青年が販売をしていて、話をしてみると将来革の細工の職人を目指していて、このブースにあるものは自分で全て作った革細工だと言う。</div><div>靴の他にはバッグやら財布やら革製品でよく見かける大抵のものは揃っていて全て一品ものだった。</div><div>作りはすごく丁寧に作られていて他のレザーショップで置いていてもおかしくはない位のレベルの商品ばかり、それをほぼ利益の出ないような値段で売ってある。</div><div>その青年曰くフリーマーケットでは買ってくれるお客さんとのコミュニケーションを取りたいとのことであまり利益などはこのフリーマーケットでは当てにしていないとの事。</div><div><br></div><div>色々と製品を物色しているとその靴に目を惹かれた。</div><div>デザインなどは特に変わった感じもしない色んな業者や靴のメーカーでも取り扱っていそうな、いわゆる普通のデザインの革のブーツ。</div><div>先っぽは丸くなっており、紐で編み上げる、工場作業員などが履いてそうな革のブーツだ。</div><div><br></div><div>色は茶色の何も色の加工をしていないオイルだけを塗ったシンプルな色だ。</div><div>街でも工場の、作業でもどこで履いてもなんの服装にも合いそうな主張をあまりしないような色合い。</div><div>一瞬他の所に目線をそらすと忘れてしまいそうな位主張をしない、デザインと色合い。</div><div>しかしずっとこの革のブーツが気になってしまってしょうがなかった。</div><div>青年は革は使えば使うほどその人の生活スタイルが表面に出て来ると言う。</div><div>その様子を楽しむのが革のブーツ。</div><div>革の楽しみ方を色々な雑談も交えて紹介してくれた。</div><div><br></div><div>しかしその革の楽しみ方やブーツ作りにまつわるこだわりのポイントとか雑談は全く頭には入ってこなかったし、その革のブーツに見惚れていて？全く聞いてはいなかった。</div><div>このブーツに注目せざる得ない理由の一つで購入にあたるきっかけになった事。</div><div><br></div><div>この革のブーツは両方とも左足用である。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12656610377.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Feb 2021 12:56:41 +0900</pubDate>
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<title>3 month Jewelry’s ⓸</title>
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<![CDATA[ この店は本当に汚い。<div>床や壁は油だらけ、店員のエプロン何て早く新しいものに変えれば良いって思う位肩紐が伸びきっているし、ポケット何てクタクタになっている。</div><div>窓はいつも砂埃にまみれている。目をギュッと凝らさないと駐車場の自分の車さえ見ることが難しい。</div><div>テーブルもベタベタ。</div><div>ここに来る理由はただ一つカモミールのティーパックが自由に使える事ね。</div><div>あとハチミツ。</div><div>この店の汚いマグカップにお湯を入れてもらってカモミールとハチミツを注いで飲んでいる時は、頭の中を空っぽに出来るの。</div><div>私は食べないけれどこの店のホットドッグはビールで蒸すのが昔からの手法で人気があるのは知っている。私は食べないけれどね。</div><div><br></div><div>散々昨日、汚い親父達からジャンキーからまだまだ可愛いチェリーのお坊ちゃんまで、たまに良い男もいたけど、でもほとんど覚えてないけど、そいつらのこの店のホットドッグのソーセージよりも貧相なものを処理して来たのだから私は食べないし、この店にはそんな日が明けた朝のこの時間しか来ない。</div><div>普段はもうちょっと綺麗でもっと美味しいカモミールを素敵なオーナーが入れてくれるようなお店に行くし。</div><div><br></div><div>カモミールで口の中を綺麗にしたら今度は徹底的に身体を綺麗にしたい気分。</div><div>このビッチみたいな匂いのする香水とか化粧品の匂いは頭がおかしくなるわ。</div><div>でもコレを付けていないと汚い親父達の臭い汗やヨダレの匂いでもっと頭がおかしくなるわ、きっと。</div><div><br></div><div>少し高めのホテルのスパで全身に染み付いた嫌な匂いと共にある種副業のような昨日の事、全て洗い流す。</div><div>そのあとはそのホテルのバーにいる素敵な可愛い男の子を物色して、好みのがいたらそのまま部屋に誘う。</div><div>コレで昨日の事は全て忘れられる。</div><div><br></div><div>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</div><div><br></div><div>このマシーンは現金を正確に数えて、正確な枚数を自動で束ねるマシーン。</div><div>バックに雑に入れられてある現金を一掴みそのマシーンに入れると自動で100の束になって出てくる、それをひたすら専用の帯で巻き上げる。</div><div>巻いたものはこの仕事を管理しているであろう男がある程度の量になったら集めにくる。</div><div>その男はそれを持って金庫にしまいにいく。</div><div><br></div><div>金庫の中は図書館みたいになっている。</div><div>しかし、本ではなく現金が置かれている。</div><div>とてもシンシンとした雰囲気の空気感が漂っている。</div><div>時より大量の現金が持ち出される時がある。</div><div>せっかく図書館並みに綺麗に並べられた現金が一瞬の内に雑な革のバッグに雑に入れられて行く様子は破壊願望やドミノ倒しに似た気持ちいい感覚がある。</div><div>しかし綺麗に並べる側の立場を考えると少し悲しい気持ちにもなる。</div><div>また並べる側の並べている気持ちも妙なものだ。</div><div>これだけの大量の現金を目にするとそれはもう現金には見えなくなっている。</div><div>並べる事に美を感じて並べているものへの感情などどこか遠くに忘れている。</div><div>ただ何かと交換する為の紙切れと言う事も。</div><div><br></div><div>ここの管理を任されてもう何年経つかもわからない。</div><div>元々は自分の家だったのに突然ある企業が家を襲い、生活感が溢れる環境が、完全に規律に正さられた図書館のような環境に変わってしまった。</div><div><br></div><div>ただの紙切れの塊なのだがやはりそこは人の人格まで変えてしまう現金というもの。</div><div>少しの規律の歪みやズレなどは許されない。</div><div><br></div><div>そのズレや歪みで世界を少しでも傾く事があるかもしれない。</div><div><br></div><div>大量の現金の持ち出しの日に毎回、サマーベッドに寝転びながら子供用プールの水に足を浸して、何かよく分からないハッパを吸いながら、確実に健康に悪そうな色と味がするドリンクを飲みながらそう思う。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12655670781.html</link>
<pubDate>Tue, 09 Feb 2021 20:46:25 +0900</pubDate>
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<title>3 month Jewelry’s ⓷</title>
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<![CDATA[ バスの運転はそこまで金は良くないが自分は満足している。<div>朝は子供達を学校に連れて行く。</div><div>ある一定の区間に住む子供らの家を回って皆んな拾っていく。</div><div>皆んなまだ学校というものを楽しみにしている年代なのでオレのバスが来ることを楽しみして到着した途端友達の席まで可愛い短い足をバタバタとさせて向かっていく。親との別れよりも友達に会える楽しさの方が上みたいだ。</div><div><br></div><div>何人かの子供達がバスに乗り込んでいる間、ちょっとした楽しみがある。</div><div>まだまだ若い母親達の引き締まったケツを拝む事だ。</div><div>まぁオレみたいなクソッタレの下衆な親父にはそれ以上何か期待する事事態無駄な時間だろう。</div><div><br></div><div>子供たちを全員乗せて学校へ向かう間のバスの中は最大級に騒がしい。</div><div>最初はイライラしていたが、オレの好きなブラックサバスのアルバムを大音量で流すようになってからは子供らもノリノリで通学を楽しんでいる。</div><div>大人になったらみんなでブラックサバスを聴きながらLSDでレイブでも楽しみたいものだ。</div><div><br></div><div>それが終わったら今度は老人たちを拾って集合施設に送り出す。</div><div>この間は少しピースな音楽をチョイスする、ボブディランとか老人たちが同じ世代位なので皆んな懐かしみながら、エモいピースな気持ちに溢れている。</div><div><br></div><div>施設に到着するととてもホスピタリティに溢れた従業員が何人かで出迎えてくれる。</div><div>みんな笑顔で溢れそこらじゅうハートフルな雰囲気に包まれる。</div><div>しかし老人たちの目は、バスの中でボブディランを聴きながらハッピーの時代を懐かしんでいた時よりも何かに対抗する為の厳しい覚悟の決まった目をしていた。</div><div>まぁ良くある老人の集団施設ではあまり良い噂は聞かないがここもまたそのうちの一つかどうなのかは、噂なので詳しくは分からない。</div><div>ただバスを降りる時に一瞬のうちに凍りついた空気を毎日感じてたりはする。</div><div><br></div><div>老人たちを送り出した後はバスのメンテナンスとランチタイムの時間だ。</div><div>大体バス置き場の近くにあるレストランでランチの時間を過ごす。</div><div>ここのホットドッグはビールで蒸すのが伝統的な調理方法のホットドッグ屋さんだ。</div><div>それといつもフライドポテトとフライドチキンと何も入れないお湯を注文する。</div><div>ポテトにはチリソースとチーズをぶっかけたものを。</div><div>フライドチキンはチリソースが掛かっている。</div><div>お湯にはこの店のカモミールとシロップを混ぜる。</div><div>こうしてランチタイムを過ごす。</div><div><br></div><div>午後からは午前中の逆の事をやるだけ。</div><div>子供たちを家まで送迎してから老人たちをまた家まで送り届ける。</div><div>あとはバス置き場にバスを停車して全ての仕事は終わり。</div><div><br></div><div>仕事のあとはアジアン料理の飲み屋に行って一杯だけ飲んで帰る。</div><div><br></div><div>オレにとってはとても充実した毎日を送っている。そんなに給料は多くないが、月に一度だけ娼婦たちを連れて行く仕事が、その日だけで月の給料の半分の金額を手に入れれる最高の仕事だ。</div><div><br></div><div>そん時はバスの中は香水と化粧品の匂いで頭が狂いそうになるがこんな親父が女の匂いを嗅げる貴重な時間だ。</div><div>ただこの娼婦たちに手は出さない。それがたった1日で大金を手に入れる為の契約だからな。</div><div><br></div><div>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</div><div><br></div><div>ここのソーセージは近くに寄るだけで酔っ払って気持ちが悪くなってしまう。</div><div>この店のゴミ箱を漁れば食べるものに困る事はないが、ソーセージの入った袋だけはどうにも気持ちが悪くなる。</div><div>近づいただけでも匂いで酔っ払う。</div><div><br></div><div>ただそんな事を思っていたのは初めてこの店のゴミ箱を見つけたから2週間位の間の事。</div><div><br></div><div>今ではここのソーセージを食って良い感じに酔っ払って気持ちよくなって毎日を過ごすのが日課になっている。</div><div><br></div><div>最初はダメだった、人間よりも嗅覚が1億倍だからな。</div><div><br></div><div>その内他の野良犬達にでもここを教えてやろうか、いや密かなオレの楽しみでもあるから内緒にしておくか。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12655469861.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Feb 2021 20:46:08 +0900</pubDate>
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<title>3 month Jewelry’s ⓶</title>
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<![CDATA[ 洞穴の中のウォーターサーバーの袋の水の補充とヘッドライトなどのバッテリーの交換のために週に1回地上に上がる日がある。<div>そこは数々のテントが立っており、他にもいくつかの穴とそこを掘っている自分達と同じような人らが何グループもあった。</div><div>自分らのグループと同じで年代、国籍も様々。</div><div><br></div><div>各自ヘッドライトのバッテリーを1週間分位の量を補充したらみんなでウォーターサーバーの袋を下ろす作業に取り掛かる。</div><div>特に難しいことはなく。掘り当てた宝石を上に上げるようにその逆の事をするだけ、突起物や穴の壁に擦れてウォーターサーバーの袋が破れないように注意しながらみんなで下ろすだけ。</div><div><br></div><div>おろした後は少しばかりの嬉しい時間と休暇が待っている。</div><div>掘り当てた宝石の量に応じて給料、現金を貰える。ドルで貰うので円に換算する為にしばらく頭は使うが、そんなことは最初の何週間したら特に気にせずにひたすらドルを貯めると言う事にしか考えられなくなった。</div><div><br></div><div>現金を貰うと他の穴のグループらとギャンブルを始めたりする。</div><div>現金の支給時期を見計らって地元の行商や娼婦など様々な人が訪れる。</div><div>束の間の休息と娯楽と言うもの。</div><div><br></div><div>多くの人らはその行商と娼婦に全ての現金を使いそしてまた宝石を掘り続け現金を貰う。</div><div><br></div><div>行商は、普段手にすることのできない様な高級な物ばかり扱っている。</div><div>デザイン性の高い瓶に入れられた年代物のウイスキーやら、シェフ付きの高級なディナー、マッサージや床屋なども扱っている。</div><div>みんな腕は最高級のスキルを持った職人達。</div><div><br></div><div>娼婦達も色んなタイプの人種、スタイル、年代、それもみんな美女を揃えている。</div><div>モデル事務所なのかと疑うレベルの女性。</div><div><br></div><div>そのおかげでみんな満足して束の間の休暇を満喫する。</div><div><br></div><div>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</div><div><br></div><div>オーストラリアでとある名前のブランドがあるホテルのキッチンで働いていたことがある。</div><div><br></div><div>とはいえブュッフェ形式なのでひたすらに同じものを大量に作り、大量に盛り付けする。</div><div>皿が空いたら片付けをしてまた大量に盛り付けをする。</div><div>皿は大体赤ちゃんが2人くらい座れる位の大きさでステンレスのそこそこ重いやつだ。</div><div>その皿のチョイスから料理の内容までほとんどがボスとその側近が決めること。</div><div><br></div><div>ここで働いていても料理のスキルなど一才身にはならない。味付けも、レシピも全てデータ通りに分量され、それをひたすら混ぜたり、調理するだけ。</div><div><br></div><div>しかし、給料は抜群に良い！</div><div>そして、待遇も良いし休みも自分の担当の仕事が終わればいつでも帰宅出来る。</div><div><br></div><div>しかしバリバリスキルを積み重ねたり、独立したいとか考えている料理人には向いてはいない。</div><div><br></div><div>ボスの管理はかなりの厳しさで、料理へのアレンジやら提案などは受け付けない。</div><div>味付けも全て分量通りでそれ以外は認めない。</div><div>いつだかか働きに来た料理人が自分の経験とかスキルを活かしたいくつかのメニューの提案をしたが全てスルーされただけだった。</div><div>いくつもの提案は全て却下され、ボスとも何回もミーティングしている様子があったがここでは全てボスが管理していて他の事は何が起きようとも許されないのである。</div><div><br></div><div>それで夢半ばで辞めていく料理人は両手で数え切れないくらい見てきている。</div><div>自分は最初から金目当てだったので特に気にせずただただ業務をこなすだけ、</div><div>それだけでオーストラリアの中では平均の2倍近くの年収を手にしている。</div><div><br></div><div>いつか貯めたお金とこのホテルで勤めていたと言うステータスを利用して自分だけの為のレストランを開こうと思っている。</div><div><br></div><div>カップルがまたポテトのケチャップとマヨネーズの分量の配分について議論しているが、このキッチンでは分量はボスが変わらない限り議論することすらないのだろう。</div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12655065333.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Feb 2021 22:26:45 +0900</pubDate>
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<title>3month jewelry’s ⓵</title>
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<![CDATA[ とてもとても普通な大学生活。<div><br></div><div>特にこれといってやる事があるわけでもないし、やりたい事があるわけでもないが、とりあえず行っとくみたいなよくある流れで大学に行った。</div><div><br></div><div>家庭も特に普通の労働者階級の両親で、自分の為にコツコツとお金を貯めて大学に行かせてくれた。いわゆる平凡な幸せな家庭に他の人から見たらそう思えるような家族だった。</div><div><br></div><div>兄弟には兄もいて、兄は6つ歳が離れていて中小企業に勤めていて特に不満もなく、そろそろ結婚をしようとしている彼女と同棲も初めていて、いわゆる年相応の普通と呼ばれる年収と結婚に切り出している。</div><div><br></div><div>大学生活も特に変わったこともない、何となく勉強して、飲み会にもただただ参加して、サークルにも適度に活動して、それなりに可愛い彼女も出来た。</div><div><br></div><div>大学の休みの日はバイトをして、彼女とご飯を食べて、デートをする。友達達と飲み会したり、遊びに行ったり、サークルの人らと遊んだり。</div><div><br></div><div>そんな特に変わったこともないルーティーンで消化して行った大学生活も3.4年になると、就職活動で慌ただしい毎日を送ることとなった。</div><div><br></div><div>この期に及んでも特にやりたい仕事もなく、それなりの給料を貰えればいいやと思っていたので、それなりの会社に内定を貰いそのままそこに行くことに決めた。</div><div>周りは大手やらベンチャーやら安定やら先々の事を考えたり、野心のある人は独立など目指して将来の事を考え就職活動の時はバキバキに目をギラギラさせて挑んでいた。</div><div><br></div><div>そう、将来の事なんてどうなるか分からないので今考えてもしょうがない。</div><div><br></div><div>何となく変わらずのまま就職した会社で8年が経ち、そこそこに働きそこそこに昇進などもして、周りの同じ位の世代とも年収も立場も同じ位の生活、特に何か抜けたりもなく、普通な社会人ライフを過ごしている。</div><div><br></div><div>大学から付き合っている彼女ともそろそろ結婚も考え始めたり、乗っているコンパクトカーを外車に変えようかなとも考えたり、マンションや家のローンを組むか考えたり、そういう事を悩める年代と年収を何となく手に入れた。</div><div><br></div><div>彼女と結婚するにしてもいわゆる給料3ヶ月分の指輪を買うかどうかも考えていた。</div><div>新婚旅行は海外。</div><div>まだ、ザ観光地と呼ばれるような所、ハワイやニューヨーク、アジアの遺跡などそういう所しか行ったことがないので、ちょっと変わった所に行きたいなと初めて少し自分の意思と言うものを感じた。</div><div><br></div><div>彼女とも就職して5年が過ぎたあたりから同棲を始めていて、もうすでに結婚しているようなもの。あとは書類上の記入だけの話。</div><div>彼女も普通のOLとして日々働いて一緒にご飯を作ったり、映画を見たり、ドライブしたり、周りから見たら子供がいないだけのただの夫婦にしか思えなかっただろう。</div><div><br></div><div>それに彼女はホスピタリティに溢れる人で貧困の国の子供達に毎月の定額募金をしている。</div><div>年1回その子供達から手紙が届く。</div><div>感謝の気持ちや自分がこんな事勉強したとか出来る様になったとか。</div><div><br></div><div>会社でも海外実習生の受け入れなどを積極的に行われていて現地に教育して担当の立候補などの募集もしばしば見られる。</div><div>特にいつもは見向きもしなかったが、彼女のその活動もあり興味は少しあった。</div><div>少しの期間だけならと思い彼女に相談してみて現地の教育担当の応募をする事になった。</div><div><br></div><div>それも特に自分の強い意思と言うよりは彼女の熱意とそれで影響された会社の周りの人間の流れの方が強くて行く事になんとなくなった。</div><div><br></div><div>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</div><div><br></div><div>ツルハシを持ってヘルメットとヘッドライトを付けて今にも崩れそうな洞穴の中にいる。</div><div>周りは日本語も喋れない外人だらけ。</div><div>ただひたすらと穴を掘り続け宝石を見つける。</div><div>見つけたらそれを地上の班にロープで括り付けた革の入れ物に入れて引き上げてもらう。</div><div><br></div><div>ウォーターサーバーの中身みたいな水の入ったビニールのデカい袋と、小休憩の時に寝っ転がる為のクッション以外はここには何もない。</div><div><br></div><div>照らされている光も自分やコミュニケーションすらまともとることもままならない外国人達のつけいているヘッドライトとウォーターサーバーの袋辺りの照明のみ。</div><div><br></div><div>外国人達とはジェスチャーや少しばかりの英語や日本語でコミュニケーションを撮っている。</div><div>おそらく英語がメインの国ではないが、日本にも近い国にいるのだろうとはそこで判断した。</div><div><br></div><div>年代もまだまだ若いバリバリの学生らしき人から、40代半ば位のマッチョなおじさんから65になるベテランもいる。</div><div><br></div><div>宝石が出た時は国籍、年代関係なくみんなでハイタッチして喜びを分かち合い、地上に引き上げる革の袋に入れる。</div><div>少しばかり水で乾杯し、40代半ばのおじさんが巻いてくれるタバコか何か分からない葉っぱを吸う。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div><br></div>
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<link>https://ameblo.jp/chill-duck/entry-12654808669.html</link>
<pubDate>Fri, 05 Feb 2021 18:19:38 +0900</pubDate>
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