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<title>シネマな時間に考察を。</title>
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<description>心に届く映画を語る、シネマな時間に考察を。ヨーロッパ・中東・アジアを中心とした愛すべき短館系作品のレビューを綴っています。映画と心のちょっといい関係をさがして。心がきらりとひかる瞬間を大切に。</description>
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<title>【2012myベストシネマ100！】</title>
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2012年に鑑賞した映画は204本でした。今年（神戸で）公開された作品の中からベスト40を、旧作作品の中からベスト60、更にショートフィルム作品からベスト5、計105本のランキングを発表します。2012年公開映画マイベスト401位： 　『別離』　（イラン） 構成は重厚で淀みがない。緊迫した濃密な時間に思考を晒し、漲る緊張感に身を窶す。イスラム国家の面影と現代イランの実情に、傍観ではない同行を。家族観と自己防衛、譲歩と自責、秘密と嘘。本作が我々に対峙させるのは善悪の判決などではない。価値観について
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<dc:date>2012-12-29T12:47:46+09:00</dc:date>
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<title>『別離』</title>
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逼迫した濃密な時間に思考を晒し、漲る緊張感に身を窶す。イスラム国家の面影と現代イランの価値観に、傍観ではない同行を、俯瞰の中にも共振を。 『別離』2011年/イラン/123min監督・脚本・プロデューサー：アスガー・ファルハディ出演：レイラ・ハタミ、ペイマン・モアディ緻密という言葉だけでは足りない程のディテールが幾重にも積み重なって進行し、緊迫感という言葉だけでは補えない程のスリリングな空気感がスクリーンの端々へと無限大に放射してゆく。ファルハディ監督の前作『彼女が消えた浜辺』 を鑑賞した時の感
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<dc:date>2012-05-09T15:00:30+09:00</dc:date>
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<title>『アーティスト』</title>
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ハリウッドが失った、art muetな価値観への郷愁と感嘆、温故知新。映画が映画だった頃、音のないざわめきがあった。映画が映画だった頃、色のない情感が満ちていた。美しと麗しのサイレントなモノクロームに何を想う。 『アーティスト』2011年/フランス/101min監督：ミシェル・アザナビシウス出演：ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョかつてのスタンダード・サイズに調整された、モノクロのスクリーンにサイレントな魔法が蘇り、美しの世界が情感たっぷりにめくるめく。音のない世界には麗しのロマンティシズ
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<dc:date>2012-04-27T14:50:19+09:00</dc:date>
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<title>『KOTOKO』</title>
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肉体と精神にひりひりと切迫する、生きることへの猛進と後退、その拮抗。2重の世界に爪先立ち、現実と虚構の臨界点で、生きろ。と言ったのは誰だったのか。 『KOTOKO』2011年/日本/91min監督・制作・企画・脚本・撮影・編集・出演：塚本晋也企画・原案・音楽・美術・出演：coccococcoの歌と存在感に兼ねてから魅了されていたという塚本監督が、彼女と2人、映画という映像言語で“生きることの脆さ”を体当たりで表現した意欲作。愛する人を守り切れなくなってゆく強迫観念と恐怖感を、世界がふたつに見えて
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<dc:date>2012-04-26T13:50:18+09:00</dc:date>
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<title>『いのちの子ども』</title>
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パレスチナに産まれたひとつの命が、イスラエルの未来を変える可能性が在ることを。命についての命題に、やがて1つの答えを得られる幸福な瞬間を見届けて。 『いのちの子ども』2010年/イスラエル・アメリカ/90min監督・ナレーション：シュロミー・エルダールガザ、すぐそこにある遥かなる場所。イスラエル、すぐそこにある遥かなる場所。敵対する民族・宗教の垣根を越え、パレスチナ人の子供をイスラエル人の医師が懸命に助ける。ストーリーとしてはそれで言い尽きる。しかし本作は単なる難病ドキュメンタリにはとどまらない
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<dc:date>2012-02-09T13:07:03+09:00</dc:date>
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<title>『おじいさんと草原の小学校』</title>
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生きることは、学ぶということ。マルゲは言う。私はまだ死んでいない、と。 『おじいさんと草原の小学校』2010年/イギリス/103min監督：ジャスティン・チャドウィック出演：ナオミ・ハリス、オリヴァー・リトンドわが国において小学校は義務教育である。さて、「義務」の対義語は言わずもがな「権利」だ。そこで一考。本来、教育制度とはどうあるべきだったのだろう。そもそも義務として押し付けられるものなどではなく、それを受ける権利を誰もが持ち得るもの、言い換えれば、教育を受けたければ誰でも受けられるものである
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<dc:date>2012-02-01T11:40:39+09:00</dc:date>
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<title>『無言歌』</title>
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夫の死の行方を知る妻の慟哭なる叫びこそ、いみじくも高らかな無言歌となり、言葉と感情と気力の全てを失った男達の心にじわり、命の向上への風穴を開けてゆく。 『無言歌』2010年/香港・フランス・ベルギー監督・脚本：ワン・ビン（王兵）出演：ルウ・イエ、リェン・レンジュン乾ききった不毛の大地のその先の、色褪せた地平線から空へと続く紺碧のグラデーション。轟々と吹きすさぶ風の唸りが巻き上げる無常の土埃に紛れ、命の灯火を掲げた男たちの声なき歌が零れ落ちる。百花斉放・百家争鳴。言論への自由の風を受け、百花の言葉
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<dc:date>2012-01-27T19:38:54+09:00</dc:date>
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<title>『サラの鍵』</title>
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決してサラを忘れぬように。名前が歴史を語り継ぐ。伝えることの意義を問う。 『サラの鍵』2010年/フランス/111min監督：ジル・パケ＝ブレネール出演：クリスティン・スコット・トーマス戦時下にひっそりと咲く善意の花。リンゴをありがとう、と。「私の名前はサラ・スタジンスキ」そう言って相手にさっと手を差し出した少女はしかし、その後のアウシュビッツを免れた新天地で、新たな暮らしを手に入れながらも、スタジンスキのその名を固く、封印した。あの日、じゃれあう朝のシーツの中。幼いきょうだいの無邪気な笑顔。け
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<dc:date>2012-01-25T14:11:14+09:00</dc:date>
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<title>『CUT』</title>
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映画のために死ね、ということは、映画のために生きろ、ということ。それほどまでの、映画愛。  『CUT』 2011/日本/120min 監督・脚本：アミール・ナデリ出演：西島秀俊、常盤貴子打たれた。この男の只管な映画への思いに打ちのめされた。そこまでしての強い思いに震えた。100本の映画のカウントダウンに涙が止まらない。 映画は売身じゃない、芸術だ！と繰り返し叫びながらも実際には命を賭けて身を売り続ける彼は、身を売っても魂だけは決して売らないその姿とその精神は、まるでそう、即身仏。かつての映画の地
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<title>『明りを灯す人』</title>
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風が強く吹いている。その風が彼らの歩み出す未来への、希望の追い風となるように。それでも心を灯す明りは吹き消えぬようにと。 『明りを灯す人』2010年/キルギス・仏・独・伊・蘭監督・脚本・出演：アクタン・アリム・クバト中央アジアのCIS加盟国,キルギス共和国から届いた奇跡の1本は、まだ見ぬ国の異国詩情に酔わせるに足る、独創的で神秘的なパノラマの映像力があり、シンプルなストーリーから紡ぎ出されるのは、奇しくも我が国日本にもリンクする、託したい未来への希望すら灯す秀作である。 牧畜などの遊牧な暮らしで
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<dc:date>2012-01-12T20:22:09+09:00</dc:date>
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