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<title>永遠に生きる【美咲の小説】</title>
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<description>個人的な小説です。</description>
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<title>第一章　７</title>
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<![CDATA[ 　先日の夜の事が夢のように思えた。それからはまたいつものバイトと勉強の日々が続いたが、楽しい思いでというのはなかなか忘れる事が出来ないものだ。ジョージもあれからは忙しいようで連絡がない。地方から出てきた僕には、ああいった青山、渋谷といった流行の先端だった場所は一人で行くのに躊躇ったものだ。後に実際そういった場所で遊んでいるのは案外地方出身者が結構多いという事に気付くのだが、その時点ではまだ気付きもしなかった。<br>　時間が経てば嫌な事も時間が解決してくれるなんて、いったい誰が言ったんだろう。忘れるどころか、かえって愛情の裏返しで憎しみまで募るようになってしまい、自分が一番嫌な人間に自分自身がなっていた。好きだったあの時の気持ちはもうどこにもなかった。そして、だれも信じることが出来ない男になってしまった。<br><br>　季節もかわり12月、バイト先であるスーパーの他店舗から移動してきたという髪が長く、透き通るような白い肌が印象的な真由美と出会った。その日、僕は夜のタイムシフトで陳列も終え、バックヤードでマルボロに火をつけ、深く吸いこんでゆっくりと煙を吐き出した時だった。<br><br>「すみませーん。お客様がおとり置きしてもらってた商品を受け取りに来たんですけど、分かりますか？」<br><br>「うん、聞いてたよ。今持って行くから、待っててもらって」<br><br>「分かりました」<br><br>　そんな普通の受け答えが真由美との出会いだった。
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10083437598.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Mar 2008 23:52:45 +0900</pubDate>
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<title>第一章　６</title>
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<![CDATA[ 　楽しい時間というものはあっという間に過ぎるものだ。僕の落ち込んでいた気持ちも少しはましになり、気づかないうちに笑顔も戻ってきたようだ。その様子に気づいたジョージは僕をフロアーへ連れ出した。クラブという場所が初めてなら踊る事も初めて。そんな僕でもアルコールに背中を押され、おもいきって踊ることができた。<br>　しかし、踊ってはみたもののやはり初体験。リズムに合わないようで、急に周りの目が気になり恥ずかしくなった。誰もそんなこと気にしないんだけど、田舎から出てきたという事に常に僕は負い目を感じていて、やはり東京の人達は違うんだと思っていたからよけいに恥ずかしくなったんだと思う。<br>　ベンチへ戻ろうとジョージに合図をしようとしたその時、美樹ちゃんとみち子ちゃんがやってきた。2人が踊り出したら他の客たちの視線が集中した。そんなことは慣れてるといったふうに彼女達は気にもせず僕らと向かい合って踊った。その時は住んでる世界が違うんだろうなと感じた。<br>　僕は明日遅番の仕事があるので終電で帰らなくてはならず、もっと楽しみたい衝動にかられはしたがその日は早めに帰る事にした。<br><br>「ジョージ、まだここにいるの？俺、明日もバイトあるからそろそろお店出て駅向かわないと終電間に合わないんだけど、どうする？」<br><br>「達也と一緒に帰るよ。私も学校あるからね」<br><br>　美樹ちゃんたちのメールか電話番号を聞いて友達になりたかったのだが、東京へ出て間もない僕はまだ内気で恥ずかしさの方が強くて聞くことができなかった。せめて僕のアドレスだけでも渡したかったのだが、交換しようなんて言われてもないのにそうするのも厚かましいよなと心の中で葛藤していると、ジョージが横から<br><br>「達也と私はもう帰るけど、２人は明日休みなんでしょ、楽しんでいってね、Bye」<br><br>と言って、僕が話す機会を奪ってしまった。とりあえず終電まで時間もなかったので僕も一言だけ<br><br>「今日は2人に出会えて楽しかった。またね」と言ってその場を去った。<br><br>　急ぎ足で駅へ向かう途中僕は思った。そうか、ジョージだったら連絡先知ってるはずだ。よく会ってたみたいだし。あとで聞いてみようと、まずは電車に飛び乗った。<br><br>「間に合ったねジョージ。あんな綺麗な友達がいたなんて知らなかったよ」<br><br>「クラブに行った時に知り合っただけだよ。普段は何してるかも知らないよ」<br><br>「えっ！もしかして連絡先とか知らないの？」<br><br>「何言ってる達也（笑）。あの店だけじゃなくて他の店でも会った事あるだけの顔見知りなだけだよ。外で遊んだこともないよ」<br><br>　がっかりした僕は、またあの店に行けば会えるんじゃないかともやもやした気持ちで電車の窓を見つめた。そして今日少しだけでも別れた彼女を忘れて心の底から楽しんていたことを思い出した。<br><br>
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<pubDate>Wed, 26 Mar 2008 23:51:07 +0900</pubDate>
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<title>第一章　５</title>
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<![CDATA[ 　向かった先は青山にあるベルコモンズそばの地下にある薄暗い打ちっぱなしのコンクリートが印象的なクラブだった。フロアーは狭く、重低音の効いた音楽がこのスペースに合わない大きなスピーカーから鳴り響いていた。ジョージは日本で知り合った外人の友人たちと何回か来た事があるようで、DJと目で挨拶をかわした後、僕を手招きした。<br><br>「達也どう？」<br><br>「何が？」<br><br>「こういうところ。はじめてだよね」<br><br>「音に圧倒されて・・・なんかすごいね」<br><br>　目が慣れて周りを見てみると、８人位いて、そのうち３人がフロアーで音楽にあわせ上半身を横にゆらゆらと動かし、身体で音を感じているようだった。あとの５人はひな壇になったベンチに座り、ドリンクを片手にそれぞれ楽しんでいるようだった。僕とジョージも腰かけて、カクテルを三口ほど喉に流して寮を出るときの僕の服装の話題でまた盛り上がった。すると入口付近にいた二人組の女性が何かに気づいたようで僕らのところに近づいてきた。一人はロングヘアーで、顔が小さくモデル風でタイトなパンツルック。もう一人は髪を上で束ねた目鼻立ちのしっかりとした宝ジェンヌのような華やかなおねえさんといった女性。彼女らが僕達の後ろへ腰をおろすと、ジョージは振り返った。<br><br>「元気だったジョージ？最近見なかったけどどうしてたの？」<br><br>「昼は学校で、夜はアルバイト、忙しいよ！君たちはよく来てたの？」<br><br>「たまにだけどね。ところでさぁ～日本人の友達もいたんだねぇジョージ」<br><br>「どういう意味よ・・・ホントに。」<br><br>ジョージは僕の肩をたたいて彼女らに紹介した。<br><br>「彼は近所に住んでる達也。クラブは今日はじめてだよ。緊張してるようだからカラカワナイでよ」<br><br>最初僕に声をかけたのが宝ジェンヌの彼女だった。<br><br>「美樹です。達也くんよろしくね。」<br><br>近くで見るとその美しさに目を合わすことも出来なかった僕は。顔が紅潮し、どもってしまって一言<br><br>「よ、よ、よ、よろしくです・・・」<br><br>なにやってるんだ俺はと、心の中でつぶやくも隣にいたモデル風の女性が<br><br>「何照れてんのぉ～。さては一目惚れかぁ」<br><br>彼女達とジョージが一斉に笑い出した。僕は苦笑いで飲みかけのカクテルを勢いで飲み干してしまった。すると、そのモデル風の彼女が<br><br>「私、みち子。お酒飲みすぎなんじゃないの達也くん。顔すごい赤いよ」<br><br>「よろしくです。ちょっと前に来たばかりでこれも一杯目なんですけどね。そんなに赤いですかね」<br><br>彼女達の美しさに圧倒された僕は、はにかみ気味に笑ってなんとかその場はごまかした。
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10082885431.html</link>
<pubDate>Tue, 25 Mar 2008 23:41:18 +0900</pubDate>
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<title>第一章　４</title>
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<![CDATA[ 　東京へ上京してきてからというもの、来年の再受験にそなえ入学できた際に必要になる学費を作らなくてはならず、遊ぶどころではなかった。しかし、今の状況からしてそんなことはつゆ知れず、ジョージの心遣いに目尻があつくなるばかりだった。<br>　夕方、遊びにいくような服を持っていない僕はバイト先（スーパー）の先輩からギャルソンの黒い細身のスーツを借りて、慣れない手つきでネクタイを締めようと鏡と睨めっこをしていた時だった。<br><br>「ピンポーン」<br><br>チャイムが鳴った。あわてた僕はネクタイをほどいて椅子にかけ、スラックスとワイシャツの姿でドアを開けた。そこにいたのはジョージだった。声をかける間もなく、僕の姿を上から下まで一瞬で見たジョージは<br><br>「達也、スーツでどこか行ってきたの？それとも用事ができて今日は行けそうにないか？」<br><br>「いや、今着替えてジョージを待ってたところだよ」<br><br>僕の返事を聞いて少し顔が緩んだジョージは<br><br>「クラブへその格好でいくのか？」<br><br>「そうだけど・・・ダメ？」<br><br>「ワイン片手にダンスしに行くんじゃないんだよ達也」<br><br>　するとジョージは大笑いして、そのまま玄関へ座り込んだ。その様子を見て僕はムッとしたのだが、ジョージの服装を見るとブルース・ウェーバーの写真から飛び出してきたかのような着こなしで、モデルさながらだった。日本人が同じ格好をしてもそうはいかないだろう。高い身長、引き締まった身体、外人特有の端正な顔つき、服装が変わっただけで、ジョージはファッション雑誌から飛び出したモデルのようだった。いつもは近所で会ってたので気にしてなかったが、ラフな服装をした冗談が好きなイギリス人と思ってたので少し驚いた。その後、僕はスーツを脱いで、長袖Tシャツに七分袖のシャツを重ね着し、いつものブラックジーンズで組み合わせた。まずはジョージもそれで納得したらしく、時間も８時になろうとしていたので足早に駅へ向かった。
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10082629978.html</link>
<pubDate>Tue, 25 Mar 2008 00:00:46 +0900</pubDate>
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<title>第一章　３</title>
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<![CDATA[ <br>　あの悪夢のような電話から一週間程過ぎた朝、近所に一人暮らしをしている留学生ジョージから「今日の夜だけど時間ある？」と電話がああった。もう何も考えられず食事も喉を通らないでいた僕は、あの出来事から数日で体重も激減してしまい、気力も生命力もなくてどうしようもない無気力状態がつづいていた。そんな今までにない落ち込んだ僕の様子を見たジョージが気晴らしにと気を使ってくれたのだ。<br>　ジョージとはアルバイト先のスーパーで出会った。高校時代の成績が可もなく不可もなくといった僕でも、英語だけは好きで、洋楽の好きな曲など、辞書を片手によく訳したりしたものだ。都内出身者が少なく田舎から上京してきた人達がほとんどのこのスーパーでは僕が話しやすかったんでしょう。僕も田舎ものではあったのだが、人なつこい性格で片言の英語を身振り手振りで自信を持って話すフランクなやつに見えたのでしょう。<br>　その時対応していた社員は外人と話したことがないのかそれとも圧倒されたのか、緊張して助けを待っているかのように目が右へ左へと泳いでいた。品物を陳列しに出てきた僕が横から「Can I help you？」と中学生英語であるけれど声をかけ、それに対し、僕とはじめて話をしたジョージも、片言ではあるけれど日本語と英語をまぜた言葉で、一生懸命探していた商品を説明してきた。言葉の壁があるにせよ、僕らは共通の何かを感じ取ったのだろう。ここまでは店員とお客様という二人だったのだが、日が経つにつれ、お店でよく顔を会わせるうちに、年齢が近く、住んでいるところも近所ということもあって、ジョージと僕は自然と友人関係になっていた。そんな彼からの普段通りではあったのだが、誰にも相談できずにいた僕にとって、すごくタイミングのいいお誘いだった。<br><br>「夜は空いてるよ、どうしたの？」<br><br>「クラブに行こう」<br><br>「えっ？」<br><br>「踊りにだよ（笑）」<br><br>「行ったことないけど、どんな服装でいけばいいの？」<br><br>「あとで達也のところに行くから大丈夫だよ！まかせて」<br><br>とりあえず仕事が終わってから寮の自分の部屋でジョージを待つ事にした。
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10082371360.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Mar 2008 00:47:54 +0900</pubDate>
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<title>第一章　２</title>
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<![CDATA[ 　何がどうなったのか理解するのに大分時間が経ったような気がした。実際は数分だったのだろうが、そんな事も考える余裕もなかった。とりあえず今話し終えた内容をもう一度思い出し、話の端から端まで考えてみた。答えは明らかだけど、時間を置いて彼女へ電話をかけてみた。最初の呼び出し音、いままでは普通にかけていた電話も今となっては呼び出し音が鳴るたび、僕の心臓はマックスに。そしてその時、電話の向こうでやっと受け取った音が僕の耳元に響いた。<br><br>「はい、渋田ですが・・・」<br><br>彼女の母が電話口に出て、かなり前に外出したということを僕に伝えた・・・<br>言葉の端々はあきらかに不自然な様子。<br><br>たぶん離れて寂しい思いをさせて、彼女はそれにたえられず新たな恋でもしたのかと一人思い、僕への気持ちはもう終わったんだろうと考えに考え、その答えを見つけ出すこともできないでいる僕の中で何かが壊れ始めるのが分かった。<br><br>そして、なぜか涙がこぼれた。
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10082084387.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Mar 2008 23:55:59 +0900</pubDate>
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<title>第一章　１</title>
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<![CDATA[ <p>「私たち別れましょ」僕は彼女に突然の別れを告げられた。</p><p>　電話を切ってから、どのくらい経ったであろう、自分に嫌気がさし気持ちを整理できずにこの先どうなってもいいと、投げやりな自分がいた。</p><br><p>　その年、大学受験に失敗し一浪となった僕は、バック一つで東京へ上京した。</p><p>　僕が小学校４年生で弟が１年生の時、父と母が別々に家を出た。じいちゃんとばあちゃんに育てられた僕ら兄弟。一浪となった僕はもちろん働きに出るつもりだっのだが、僕の気持ちを一番良く知っているばあちゃんは一言「東京行って頑張ってきなさい、駄目だったら戻ればいいさ！」。すごく泣けた。そして気持ちは固まった。</p><p>　高校の時同じクラスだった酒屋の息子、洋一。そいつは田舎が嫌いで、東京の６大学の一つへ推薦で入った。高校生当時、僕も推薦を狙っていたんだけど、学力、内申等から洋一が入る枠はなくて、僕に推薦をけってくれってお願いに来たんだ。今となってはその時、学内で推薦される位だったから、余裕に思ってたんだと思う僕は。実際はそれほどでもなかったのに。 結果は、案の定大学を落ちてしまい、道を模索する填めになってしまった。そんなこともあって、洋一は僕に負い目というか引け目を感じていて、今すぐ東京へ行くよという僕のお願いも心よく受け入れてくれた。 　早速、洋一のアパートに転がり込んで、バイト先もやつの働いているスーパーの別店舗を紹介してもらい、おまけにそのバイト先の寮も世話してくれたのだった。思えば、借りを作ったからといって返すよという性格でもなくて、むしろ同じ志しを持った同郷の友人として接してくれたんだと僕は思った。思えば、２日前に久しぶりに会った同級生の宏太はまるで別人のようになっていた。僕は高校からの友人だったのだけれど洋一と宏太は小・中・高と１２年も一緒に学校へ通った幼なじみといってもいいくらいの付き合いなのだけれど、性格が繊細な宏太は東京の人間関係に、うんざりといわんばかりにホームシックにかかり、僕がみたかぎりでは１ヶ月もたずに田舎へ帰るのではといった様子だった。洋一は同郷から来た唯一の友人がいなくなる事を寂しく思っていたに違いないく、そこに上京して頑張ろうという僕が現れたのだから、すごく嬉して、良くしてくれたということもあったようだ。</p><p>　洋一の紹介で働きだしたスーパーの寮にさっそく入る事になり、ルームメートを紹介された。部屋の作りは2LDKなのだが、２部屋をさらに壁でさえぎり、一人当たり３帖という４人の小部屋とリビングそしてユニットバスというマンションに僕らスーパーの寮生は住んでいた。このスーパーで他と違うのは、社員、アルバイト、学生社員というのがあって、大学や専門学校へ通っていても厚生年金がしっかりしており学生でも安心して都会で生活できるという、学生には願ってもない待遇のスーパーだった。そういった学生が大半で、中には卒業後そのままそのスーパーに就職した先輩方もおり、田舎から上京してきた人達が大半だった。</p><p>　僕の部屋はマンション２階の玄関から入って2番目の部屋で、僕を含めて４人暮らし。はじめての共同生活。みんな学生で一浪の僕より一歳若い3人組。快く受け入れてくれ歓迎会までしてもらい、なんていいやつらなんだと思った。それも２・３日だけ。夜になると、今日は右の部屋、次の日は左の部屋、明後日は、といった具合に彼女をつれてきては、エッチの毎日。いくら僕が年上といってもまだ19歳。なかなか寝付ける事もなくいつも寝不足。そんなことが続き、寮生活もいよいよなれてきて夏も終わりかけたある休日。４人で共同生活をしているリビングの入り口横にある電話が鳴った。</p><p>「もしもし、達也？」 </p><p>　何日ぶりだろう田舎に残してきた彼女からの電話だった。東京へ出てからは、バイト、引っ越し等いろいろあって、ゆっくり電話で話す機会もなくて、この時受話器から聞こえてくる彼女の声は、僕にとってその場で抱きしめたような錯覚さえおこすほど嬉しいものだった。話すことがいっぱいあって何を話していいのか出てきた言葉は </p><p>「そっちは、なにもかわりない？」 </p><p>向こうからは声がなく僕は</p><p>「どうしたの？」 </p><p>すると彼女から</p><p>「離れててすごいさみしいんだ・・・」 </p><p>「確かに２ヶ月程会ってないしな」</p><p>「そんなんじゃなくて・・・やっぱり近くじゃなきゃ嫌なの（涙）」 </p><p>「来月最初の土曜日に会いに行くからさぁ、もう少し我慢して」</p><p>「やっぱり・・・私・・・」</p><p>「私たち別れましょ」</p><p>僕はその一言で頭が真っ白に、言葉を発しようとしたその瞬間、彼女の電話は不通となっていた。 </p>
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10081863389.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Mar 2008 04:23:11 +0900</pubDate>
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<title>そこに愛はあるの</title>
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<![CDATA[ 東北の田舎から東京へ上京した達也。遠距離恋愛だった彼女との別れ、夜の世界へ足を踏み入れて、欲望のなすがままの毎日。そんな世界からはいあがろうとする達也に手をさしのべる銀座のホステス。そして...
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<link>https://ameblo.jp/cocoataste/entry-10081863938.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Mar 2008 04:20:02 +0900</pubDate>
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