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<title>Ｎｏ　Ｍｕｓｉｃ，Ｎｏ　Ｌｉｆｅ……ときどきBook</title>
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<description>好きな音楽について書きたいと思います。……ときどきは本についても。</description>
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<title>とっつきにくいけれど、ハマると心地よいセロニアス・モンクの世界</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=3194292" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">マイルス・デイヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアン/マイルス・デイヴィス<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41HDvfhrHGL._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,709<br>Amazon.co.jp<br><br><br>　ジャズを聴き始めた人にとって、避けては通れない、ジャズ道の「関所」の一つとなるのが、ピアニストのセロニアス・モンクではないかと思う。<br><br>　ガイドブックにも彼の作品が、名盤として必ず載っている。<br><br>　ある程度の数のジャズ・アルバムを聴き、その音楽に慣れ始めた耳に届くモンクの音は、あまりにもユニークで、あまりにも「変」に聴こえる。さらに言うなら「ヘタクソ」に聴こえ、どこが「名盤」なんだろうと首をかしげたくなる。もしかしたら、こんなミュージシャンのアルバムが「名盤」とされている音楽なんて、もう聴きたくなくなってしまうかもしれない。<br><br>　私が初めてモンクを聴いた時の感想は、上のようなものだった。だから、モンクは避けて通った（笑）。「関所抜け」をやったのだ。私はとりあえず彼からは目を、いや耳をそむけた。そして大好きなマイルスのアルバムを集めて回った。<br><br>　しかし、やっぱり“帝王”マイルスである。いろんなミュージシャンと共演しているのである。当然モンクともやっているのだ。しかも、ジャズ界最大の伝説の一つ、「クリスマスの夜のケンカセッション」という、これまたジャズ初心者にとっての必修科目を引っさげて。<br><br>　こうなったら、とことんまで聴かなくてはならないではないか。<br><br>　そんな風に腹をくくって上のアルバムを繰り返し聴いているうちに、最初に抱いたモンクに対する違和感はだんだんと薄れていき、ちゃんと逃げずに聴けるようになり、やがてモンクが数あるジャズ・ピアニストの中でも独自の境地を極めた素晴らしいミュージシャンであることがだんだんとわかってきた。そして、いつのまにか「関所」を真正面から堂々と突破することができたのである。<br><br>　多分、そのきっかけとなったのが、アルバム１曲目の「ザ・マン・アイ・ラヴ（テイク２」でのモンクのソロなのではないかと私は考えている。<br><br>　ソロがマイルス→ヴィブラフォンのミルト・ジャクソンと回って、モンクの番が来たとき、彼はアドリブが浮かばないのか、同じようなフレーズを数回繰り返した後、とうとう演奏をやめてしまう。しばらくドラムとベースだけの演奏が続いた後、セッション・リーダーのマイルスの「おいおい、どうした？　大丈夫か？」という掛け声のようなトランペットが入る。<br><br>　その音にうながされて鳴り響くモンクのピアノは、私の拙い文章では書き表すことができない。素晴らしいソロである。短いけれど、何度聴いても、いつ聴いても、本当に素晴らしい。<br><br><br>　実はもう一つこの曲には思い出がある。数年前にさる合コン（！）に参加したとき、会場がジャズの流れる店で、ちょうど女性陣の自己紹介の時に、このモンクのソロが流れたのである。私はついついそちらに聞き惚れてしまい、最後まで女の子たちの名前が分からぬまま時を過ごす羽目に陥ってしまった。<br><br>　セロニアス・モンクは私にとって、つくづく罪作りなミュージシャンである。
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<pubDate>Thu, 05 Jun 2008 00:43:30 +0900</pubDate>
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<title>突然すべてが変わってしまうんだ　Suddenly Everything Has Changed</title>
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<![CDATA[ 　久々のブログ投稿です。<br><br>　しかも今回は非ジャズです。でも、このブログをご覧になる方に、是非とも紹介したかったアルバムなのです。<br><br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=3121550" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">ザ・ソフト・ブレティン/フレーミング・リップス<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F419N578KEPL._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥2,250<br>Amazon.co.jp<br><br><br>　このフレーミング・リップスというミュージシャン、実は私のmixiの「ミュージック」でも一年以上前から紹介しているのだけれど、未だに全くコメントがついていない（笑）。このミュージシャンがマイナーなのか、私のmixiがマイナーなのか（多分後者だろうな……）。<br><br><br>　彼らは元々ガレージパンクからそのキャリアを出発し、その後メンバーチェンジを繰り返しながら音楽性も変化させ、やがて実験的な音楽を通り抜けて、それらの総決算的なアルバムとして1999年に発表したのが上記のアルバム。<br><br>　私がこのアルバムを初めて聴いたのは21世紀になるかならないかの頃だったと思うけれど、確か最初はジャケ買い（正確にはレンタルだったから「ジャケ借り」）だった。<br><br>　いつものようにＭＤに貯め込んで、しばらくは放ったらかしにしていたんだけれど、ある日用事があって高速バスに乗り込んだとき、このアルバムを持っていってその美しさにものすごく感動した。目的地に着くまでの４時間、ずっとこれを聴いていた。<br><br>　どこか悲しげで、そして切ない。それでいてなぜか生きていく勇気が出て、聴き終わるととても小さいけれど、確かな幸福感に包まれる。<br><br>　今でも自分が何かにつまずいたときや、どうしようもなく打ちひしがれた時に取り出して聴く、私にとっては温かく大きな手で背中をさすってくれるような存在のアルバムである。<br><br>　こんな繊細な音楽をやっている人たちは、どんな繊細な人たちなんだろうと思って調べてみたら、これがまた個性的な、キャラの濃いオッサン達でした。<br><br>　アルバムの一曲目のビデオクリップがありますが、何で走っているのか全く意味不明です（笑）。しかも曲に管楽器なんて使われてないし。<br><br><object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/YWBdPkWkjkw&amp;hl=ja"><param name="wmode" value="transparent"><embed src="https://www.youtube.com/v/YWBdPkWkjkw&amp;hl=ja" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="355"></object><br><br><br>　あと、ライブ映像もあります。すげー楽しそう。一度行ってみたい!<br><br><object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/ncHOKzEr70I&amp;hl=ja"><param name="wmode" value="transparent"><embed src="https://www.youtube.com/v/ncHOKzEr70I&amp;hl=ja" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="355"></object><br><br><br>　もう一つ。最新アルバムから。初めて見た時声を上げて笑いました。<br><br><object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/tliQFNrsyqY&amp;hl=ja"><param name="wmode" value="transparent"><embed src="https://www.youtube.com/v/tliQFNrsyqY&amp;hl=ja" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="355"></object><br><br><br>　こんな変な人たちだけれど、逆に言えば、そんなオッサン達がやっているからこそ、信用できると言うか、説得力があるように私には思えるのである。信じていいのだと。<br><br>　11曲目の「Feeling Yourself Disintegrate」に、私は何度泣いただろう。何度悲しんだだろう。何度切なくなっただろう。そして、何度幸福だと感じただろう。<br><br>　私はこんな素晴らしいアルバムに、これから何度勇気をもらえるのだろう。<br><br><object width="425" height="355"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/TZdemjE6OqI&amp;hl=ja"><param name="wmode" value="transparent"><embed src="https://www.youtube.com/v/TZdemjE6OqI&amp;hl=ja" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="355"></object>
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<pubDate>Sun, 25 May 2008 23:45:17 +0900</pubDate>
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<title>フェンダーローズ聴き比べ！！（その二）・激しさと心地よさが同居している不思議なアルバム</title>
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<![CDATA[ 　さて、ローズ特集第二弾です。<br><br>　ジャズ界で、“フェンダー・ローズ”と聴いて、真っ先に頭に浮かぶのはこの人ではないだろうか。<br><br>　そう、チック・コリア。<br><br>　最近ではいろんなミュージシャンとの共演も話題になっていて、ロックバンドの「フー・ファイターズ（元ニルヴァーナーのドラム、デイヴ・グロールがボーカル＆ギターをつとめるバンド。２枚組アルバムの『イン・ユア・オナー』が結構好きなんです、私）」のライヴに飛び入り参加したりするなど、ジャズを知らない人でも比較的認知されている人ではないだろうか。<br><br>　彼の数多くあるアルバムの中でも、私はこれが大好きだ。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2918178" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">ライト・アズ・ア・フェザー/チック・コリア&amp;リターン・トゥ・フォーエヴァー<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31KTZDNP6AL._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,349<br>Amazon.co.jp<br><br>　リターン・トゥ・フォーエバーのセカンド・アルバム。ガイドブック等では、ファースト・アルバムのこれ↓が一番よく載っているけれど、<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2918177" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">リターン・トゥ・フォーエヴァー/チック・コリア<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51VyDImhKIL._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,500<br>Amazon.co.jp<br><br>私はセカンドの、メンバー5人が伸び伸びと、楽しみながら演奏し、その結果各人の良いところが素敵な形で出ている『ライト・アズ・ア・フェザー』の方が好みなのだ。<br><br>　ボーカルのフローラ・プリムの美しくもアグレッシブルなボーカルとジョー・ファレルのフルート＆サックス、そしてチック・コリアのストレートなローズの音色とベース・ドラムスとの激しくて絶妙なインタープレイが見事に溶け合い、「刺激的な天上の音楽」とでも名づけたくなるような、不思議な音楽が奏でられている。特に「500 マイルズ・ハイ」を聴くと、このバンドの素晴らしさがとてもよく分かる。<br><br>　あとは、やっぱり「スペイン」ですね。聴いていると思わず顔がほころんできてしまいます。名曲です。<br><br>　それにしても、チック・コリアが少し前に在籍していたマイルス・バンドでの過激なローズでのプレイとは随分違うもんだなあ……。<br><br>　ついでなので、これも紹介しておきます。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2918176" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">イン・ユア・オナー/Foo Fighters<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F510Y9RC353L._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,980<br>Amazon.co.jp<br><br>　あと、おまけとして、ブラジル音楽好きな人にこれもご紹介。“ブラジルミュージックとドラムンベースの融合”だそうです。私、これ大好きなんです。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2918175" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">テン・キ・ヴァレール/カレイドスコーピオ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F517HQRRWZ5L._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥2,294<br>Amazon.co.jp<br><br>　今回はちょっとジャズからズレたかなあ……。
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<pubDate>Sat, 26 Apr 2008 09:44:05 +0900</pubDate>
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<title>フェンダーローズ聴き比べ！！（その一）</title>
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<![CDATA[ 　エレクトリック・ピアノの音色が好きだ。<br><br>　中でも、フェンダー･ローズの音は最高だと思う。<br><br>　フェンダー・ローズをご存じない方の為に説明すると、ローズさんが発明した電気増幅式ピアノで、ギターで有名なフェンダー社が買い取ったので”フェンダー･ローズ”と言うのだ。（詳しくはこちらへ→<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/フェンダー・ローズ" target="_blank">http://ja.wikipedia.org/wiki/フェンダー・ローズ）</a><br><br>　使われている有名曲を挙げていくと、カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」、スティービー・ワンダーの「ユア・マイ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」、比較的新しいところではレディオ・ヘッドの「モーニング・ベル（キッドＡの方ね）」「エブリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」、あと変り種としてはＮＨＫ高校野球の学校紹介時にＢＧＭとして流れる「ああ栄冠は君に輝く（インストバージョン、イントロが秀逸！）」など等、枚挙にいとまがないくらい。特に70年代の音楽にはよく使われているのである。<br><br>　で、今回から特集として私が好きなフェンダー・ローズ（以下、ローズと略す）のジャズアルバムをいくつかあげて見たいと思う。<br><br>　初回の今日は、早くからジャズにローズを使用していたミュージシャン、ジョー・ザビヌルのアルバムから。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2896260" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">Live in Tokyo/Weather Report<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F415FXJQRV6L._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,620<br>Amazon.co.jp<br><br>　ウェザー・リポートは大好きなバンド。最初はベタに「ヘビー・ウェザー」とかのジャコ・パストリアス期のアルバムばかり聴いていたんだけれど、12～3年位前に、オリジナルアルバムすべてがＣＤで再発されたときがあって、その時に買ったのが上記のアルバム。本来は日本でのみ発売されたアルバムだったらしい。<br><br>　２枚組のこのアルバムの１枚目。日本語でバンド紹介があった後、ちょっと長いドラムソロがある。そのドラムソロにパーカッションが加わり、拍手が巻き起こってすぐに鳴り響き始めるローズの音！　そこで鳴らされる、オーバードライブをかけた過激なサウンドは、脳の眠っていた部分がパッと目覚めるかのような音だ。この瞬間はいつ聴いてもゾクゾクする。<br><br>　ここでローズを弾いているのが、ジョー・ザビヌルだ。<br><br>　唐突だけれど、「Ｚ」という雑誌をご存知ですか？　「青二才お断り！」というキャッチコピーで、昨年（だったと思う）創刊された雑誌です。その雑誌に、創刊から11月ぐらいまで、ずっと表紙モデルをしていた帽子をかぶった温和そうなヒゲのオジサン（というかおじいさん）がザビヌルさんです。（残念ながら昨年９月に亡くなってしまいましたが。）<br><br>　やさしそうな顔（？）をして、彼の頭の中ではものすごい過激で素敵で美しい音楽が流れていたのです。<br><br>　さて、このライブからもう少し時代が下ると、ザビヌルはローズにモジュレーションをかけ、少しやわらかく響く印象的なサウンドを使用するようになるんだけれど、私はどちらかと言えば、「ライブ・イン・トーキョー」期のケンケンにとがった音の方が好みなのだ。<br><br>　その過激な音と、ウェイン・ショーターのあの独特の、マネ出来そうでなかなかマネ出来ない“間”（この人のソロは本当に口真似しにくいのだ！）、そしてミロスラフ・ビトゥスの天才的なベースラインとが、緊張感とグルーヴを生み出し、聴き手を異世界へと誘ってくれる。<br><br>　このライヴでは、エリック・グラヴァットのエッジの効いたドラミングがその異世界観をさらに際立たせている（ちなみに私はオリジナル・メンバーのアル・ムザーンよりもグラヴァットの方が好みである）。<br><br>　あと、アルバムの曲の中には、アコースティック・ピアノを弾いている（中の弦をかき鳴らしたりしている！）のもあるし、歪んでないローズの音もある。特に「オレンジ・レディ」の出だしで、小さく小さく演奏される「イン・ア・サイレント・ウェイ」はなんかかわいい。<br><br>　今こんな音楽をやっているバンドは、私の知る限り、存在しない。まさに1970年代の初めにしか聴けなかった、ワン＆オンリーなサウンドだったんだろうと思う。生で聴きたかったなあ。
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<pubDate>Tue, 22 Apr 2008 23:54:32 +0900</pubDate>
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<title>３番目に買ったアルバムと、“帝王”の死</title>
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<![CDATA[ 　マイルス・デイビスが亡くなったとき、私は高校生だった。<br><br>　今でも覚えているのは、日曜のお昼前のニュースで、『マイルスが亡くなった』と報じていたことだ。映像は、焼酎メーカーの宣伝に出た際のものだったように記憶している。<br><br>　実はその時点では、私はマイルスをそれほどよくは知らなかった（今では正規版アルバムで聴いていないものはないくらいなのだが）。亡くなったときに持っていた唯一のマイルスのアルバムがこれだった。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2890295" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">You’re Under Arrest/Miles Davis<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F21N4601P2XL._SL160_.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,000<br>Amazon.co.jp<br><br>　このアルバムは、前に挙げた２枚（３枚）のアルバムの次に買ったもののはずだ。岩浪洋三氏のガイドブックに載っていたから買ったのだが、なぜ名盤とされる「カインド・オブ・ブルー」ではなく、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」でもなく、いきなりこれを購入したのかは、残念ながら全く覚えていない。<br><br>　覚えているのは、前回ＣＤを購入した怪しげな店ではなく、地元の市街地にある比較的大きな輸入盤専門店で手に入れたことだ。ＣＤがやたらと過剰包装だった（覚えていますか？　輸入盤って昔はそうでしたよね）ことだ。<br><br>　その日一日はこのアルバムを、追悼の意味を込めてずっと流していた。流しながら「このアルバムはあまり追悼にはふさわしくないな。やっぱりアコースティックな、もっとジャズらしいアルバムの方がよかったな。」と思っていたように記憶している。<br><br>　だが、今はむしろこのアルバムはとても“マイルスらしいアルバム”だったと思っている。なぜなら、いかにマイルスが新しい音楽に向かって挑戦し続けていたかが、とてもよく出ているアルバムだと思うからだ。<br><br>　出だしの１曲目は、なんと“ラップ”で始まる。もちろん今のエミネムや50centのような重いものではなく、80年代らしい、軽めの“ラップ”だ。<br><br>　それにしても。マイルスのトランペットの音は、どんな音楽にもしっくりと合うのだな、と思ってしまう（もしかしたら演歌にもあってたかも？）。<br><br>　ラップはこの１曲だけで、あとはほとんどがジャズ・ファンクだ。今聴くと、これらのシンセ使いまくりのファンクは、少し古臭く感じる。<br><br>　しかし、「タイム・アフター・タイム」である。この１曲だけで、このアルバムは永遠に残っていくと思う。<br><br>　マイルスが、いかに美しいメロディーを、自らの“声”で、いかに美しく“歌う”ことができたのかを、身体で感じることができる１曲だからだ。<br><br>　40年代から91年に亡くなるまでマイルスが一貫していたこと。それはたとえ音楽が新しくなっても、楽器がエレクトリックになっても、リズムが変わっても、コードが複雑になっても、お金持ちになっても、「帝王」と呼ばれるようになっても、どのようにして音楽をかっこよく・美しく人に伝えられるかを、絶えず追求していたことだと私は思う。
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<pubDate>Mon, 21 Apr 2008 23:53:20 +0900</pubDate>
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<title>初めて買ったＣＤ（その2）</title>
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<![CDATA[ 　（その1）で購入したビル･エバンスのアルバムと同時に、もう一枚輸入版ＣＤを購入した。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2790448" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">Tenor Madness/Sonny Rollins Quartet<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31PENW7GY6L.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,013<br>Amazon.co.jp<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2790447" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F21LD648cNHL.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,619<br>Amazon.co.jp<br><br>　「あれ？　2枚あるじゃん！」と思われた方、2枚なのだが、1枚なのである。？？？？<br><br>　実は、なんと、”2in1ＣＤ”だったのだ！　当時私が購入したのは。<br><br>　店でこのＣＤを見つけたときのことは、残念ながら全く覚えていない。多分「サキソフォン･コロッサス」、いわゆるサキコロが、岩浪洋三氏のガイドブックに載っていたから頭の中に入っていたのと、2つのアルバムが一枚に入っているという、「テレビデオ」並のお買い得感が、高校生の私の購買意欲をかきたてたのだと思う。（合計録音時間は79分ぐらいだったはず。）<br><br>　どちらも1956年録音で、「テナー･マドネス」が5月、「サキコロ」が6月だから、録音時期から考えれば2枚が1つになっていてもまあおかしくはないけれど、前者はピアノ：レッド・ガーランド、ベース：ポール・チェンバース、ドラム：フィリー・ジョー・ジョーンズであり、後者はピアノ：トミー・フラナガン、ベース：ダグ・ワトキンス、ドラム：マックス･ローチとメンバーが全然違う。<br><br>　特にフィリー・ジョーとマックス・ローチは、はっきり言って違いすぎる（笑）。当時ジャズ初心者の私でも、「The Most Beautiful Girl In The World」から「St. Thomas」のつながりは違和感ありまくりだった。<br><br>　だから、『「サキコロ」は超名盤だ！』だと言われても、最初の出会いがこんな感じだったから、正直あまりピンとこなかった。<br><br>　それでも慣れというのは恐ろしいモノで、やがて「The Most Beautiful Girl In The World」の最後の3音と、「St. Thomas」のドラムイントロとの間の、<br><br>　「………………」<br><br>という、5秒ほどの無音部分が、非常に心地よくなってきた。それを聴きたい（って言うのかなあ？）がために、ＣＤラジカセの前で40分近くじっと座っていることもあった。<br><br>　最近はiPodで曲をシャッフルして聴いているから、こんなつながりはあまり気にならなくなってきたが、それでも未だに「The Most Beautiful Girl In The World」がたまにかかると、無意識のうちにあの無音部分と、それに続くドラムイントロを心のどこかで求めてしまっている自分に気づかされることがある（笑）。<br><br>　まあ、そんなおかしな出会い方をしてしまった2枚のアルバムだけど、『「Tenor Madness」でのロリンズとジョン･コルトレーンとの壮絶なバトル』や『「My Reverie」の甘くてやさしくてアグレッシブなサックスの音色』や『「St. Thomas」でのノリまくったメンバーたちのすばらしい演奏」や『「Strode Rode」のスリル感あふれるサックスソロ』などなど、聴き所満載の、まさにジャズの醍醐味が詰まった作品だと思う。<br><br>　こんな素敵な”2in1ＣＤ”に、音楽を聴き始めの時に出会えた私は、とても幸せだと思う。
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<pubDate>Mon, 07 Apr 2008 21:54:35 +0900</pubDate>
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<title>始めまして！　初めて買ったＣＤ（その1）</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=2727272" alt0="BlogAffiliate" target="_blank">Bill Evans at Town Hall/Bill Evans<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F21NJ06Z149L.jpg" border="0" width="160"></a><br>￥1,303<br>Amazon.co.jp<br><br>　始めまして！　code.m.d.と言います。<br><br>　この名前は、私の本名のイニシャル「M.D」から、大好きなミュージシャンであるマイルス・デイビスの曲名を拝借してつけました。そう、ご想像通り、ジャズ好きです。これからもよろしくお願いいたします。<br><br>＊＊＊＊＊<br><br>　さて、今回新たにブログを始めるために、アメーバに登録した。その際の「ルーム」設定にある「一問一答」という項目の質問に、『はじめて買ったレコード・CDは？』というのがあった。「はて、なんのＣＤだったっけな？」としばらく考えてみた。比較的記憶力は良い方なので（但し勉強関係は壊滅的である）、５分ぐらいで思い出した。そのうちの一枚が上記のアルバムである。<br><br>　ジャズを聴き始めたのは高校生のとき。最初は勉強するときのＢＧＭに歌のない物を選ぼう、という趣旨の元、レンタルショップでＣＤを借りたのが大元の始まりだった。借りたのはオムニバス版のジャズシリーズだったと思う（今ディアゴスティーニで販売してる「クール･ジャズ」シリーズみたいなヤツだった）。そのno.1がビル･エバンスだった。<br><br>　代表曲が並ぶ中で、最初に気に入ったのは「Five」だった。わざとリズムをずらしてイントロ（テーマ）が始まり、やがて4ビートにのって、パーカッシブで畳み掛けるようなピアノが鳴り響く。何度繰り返して聴いても全く飽きなかった。<br><br>　今思えば、勉強中のＢＧＭには全く似つかわしくなかったけれど、ここで聴いた音楽が、その後の私の人生を決めた。<br><br>　ジャズに興味を持った私は、本屋でジャズのガイド本（確か岩浪洋三氏のアルバム紹介本だったと思う）を購入し、勉強そっちのけで読みふける日々を重ねた。なんとなくではあるが、ジャズの歴史みたいなものも、そのガイドブックからじわじわと頭の中にインプットされてきた。そして、この本に載っているＣＤが欲しくなった。<br><br>　ＣＤを買うということは、高校生の少ないお小遣いから考えると、ダイヤモンドを買うに等しかった……というのは言いすぎだけれど、まあでもそれくらいの一大イベントだった。<br><br>　輸入版も扱っている、ちょっと変わったＣＤ（レコード）ショップの前を通って自転車通学をしていたので、買うのはここにしようと決めた。<br><br>　購入決行日、緊張からものすごく心臓の鼓動が早くなっている自分を叱咤激励して、学校帰りに店内に入った。まるで古本屋のような店内には、たくさんのＣＤ・レコードが、山のように積まれていた。<br><br>　ガイドブックに載っているアルバムは、何度も何度も読み返していたので、完全に頭の中に入っていた。とりあえずジャズのコーナーで、覚えているアルバムを探した。そこで見つけたのが「Bill Evans at Town Hall」とだった。（あともう1枚も購入したが、それは『その2』で。）<br><br>　ものすごく愛想の悪い、口ひげを生やした店主（だと思う、多分）の前で商品を差し出し、4～5000円という大金を出したとき、私はもしかしたら震えていたかもしれない。<br><br>　逃げるように店を飛び出し、自転車を全速力でこいで家に向かった。最初は緊張からの開放でホッとした気持ちの方が大きかったけれど、やがて時間が経つと、「早く家に帰って聴きたい！」という願望から、自転車はどんどんスピードアップしていった。<br><br>　家に着くと、飛び込むように部屋に入り、急いで封を開け、ＣＤラジカセのターンテーブルに載せた。<br><br>　それからは浴びるように、購入したＣＤを何度も何度も、溝が擦り切れるくらい（そんなことはないけれど）聴いた。<br><br>　当時も今も思うのだが、「My Foolish Heart」での、エバンスと、ベースのチャック・イスラエルとの語りあうような演奏が、ホントに素晴らしい。”インター・プレイ”なんて言葉を知ったのは、だいぶ後になってからだった。<br><br>　まだホレス･シルヴァーもセロニアス･モンクもレッド･ガーランドもウィントン･ケリーもキース・ジャレットもチック･コリアもハービー・ハンコックもセシル･テイラーもアンドリュー･ヒルも知らなかった高校生にとっては、「ジャズピアノとはこういうものなのだ！」と思ったことを覚えている。それはその後、とても良い意味で裏切られることになるのだけれど。<br><br>　今ではＣＤも気軽に大して迷うことなくホイホイと買えるようになったけれど、やっぱりあの時の興奮と喜びと感動を、決して忘れないようにしたいなと思う。
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<pubDate>Fri, 28 Mar 2008 23:54:37 +0900</pubDate>
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