<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>オシャレなクマさんのブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/cybersurfer/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ブログの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>月に寄り添っていたい56</title>
<description>
<![CDATA[ その日、彼女からメールはなかった。<br>夜、一度は必ずメールがきたのに・・・<br>しばらく逢わないでいるっていうことは<br>きっと別れを意味しているのだと思う。<br>会社だって別々になるし、こんな風に<br>電話もメールも来ないってことは・・・<br><br>時間が過ぎていく。ただ事務的に<br>空白の時間だった。<br>彼女の不在はすべてを虚無的にしてしまう。<br>彼女からの連絡を期待して待っている<br>自分がいた。<br>待っている時間が苦痛だった。<br>でも彼女が不在の時間は少しずつ増えていった。<br><br>テレビも観る気がしないし、本を読む<br>集中力もなかった。漫然と携帯アプリの<br>ゲームに意識を集中させていた。<br>でないと心が崩れていきそうなきがした。<br><br>翌朝も電話がなかった。<br>いつもなら通勤の時間帯に<br>電話があるのに・・・<br>気分が悪くなって、<br>落ち込んでいく気持ちを鼓舞するように<br>すこしアクセルを踏み込んでいた。<br><br>「もう電話もメールもしないから」と<br>彼女は腹を立てていた。<br>「昨日だってメールしてこなかったでしょ？」<br>やっとかかってきた電話だった。<br><br>僕だってメールを待っていた。<br>彼女は連絡を取りたくないんだと思っていたから<br>メールするのも躊躇っていた。<br>でも彼女の声をきいて<br>虚無の時間が終わった。<br>僕は落ち込んでいた気持ちを隠すように<br>つとめて明るくはなした。<br><br>「いつまで逢わない方がいいの？」と彼女。<br>それは僕には決めれなかった。<br>彼女の子供に影響がある可能性があるのに<br>それでも逢おうって僕にはどうしても言えなかった。<br><br>最初から誰かに露呈する可能性があることは<br>お互いわかっているはずだった。<br>逢いたい気持ちと心配する気持ちの狭間で<br>彼女は独り彷徨っていた。<br>僕には逢いたい気持ちしかなかったけど<br>でも実際に彼女の子供が傷つく事を考えると<br>自分の望みも殺す必要があるんだと<br>今更悩んでしまう。<br>望みを殺すなら、完全に息の根を止めないと・・・<br>中途半端はただ苦悶しか残さない。<br>どうせなら虚無に支配された方がましだった。<br><br>彼女を失うことを考える。<br>僕はどうなってしまうのか<br>想像できなかった。<br>彼女がいない時間が怖かった。<br><br>でも僕は、その時は<br>じたばたしないで独り<br>耐えるしかない。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10738663602.html</link>
<pubDate>Thu, 16 Dec 2010 17:27:07 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい55</title>
<description>
<![CDATA[ 「しばらく逢わないとか<br>　自分で判断できないの？」と彼女は<br>　　　　　少しいらいらしていた。<br>最近、相方（妻）の様子がおかしかった。<br>明らかに家事を怠るようになった。<br>どこか挑発的ですらあった。<br>「別れたいって言わせようと<br>　　している感じすらする」と僕。<br>相方の実家の父親は<br>交通事故や不動産問題や<br>もめ事にはかなり強かった。<br>みずからすすんでもめ事の渦中に<br>飛び込んでいく感じすらした。<br>実家はかなり裕福だから<br>お金そのものよりも<br>不倫の証拠を固められたら<br>腹の虫が収まるまで僕が困る事を<br>してくる気がした。<br><br>「私の家に怒鳴り込んできたりして」と彼女。<br>旦那さん、両親、なにより子供に迷惑はかけれなかった。<br><br>覚悟はしていた。<br>僕自身になにかされるのは・・・<br>でも彼女には迷惑をかけれない。<br>それでも逢うのをやめるなんて<br>発想は僕にはなかった。<br>だから彼女の口からそう言われたとき<br>驚きと戸惑いがあった。<br><br>今年も後少ししかなかった。<br>会社で一緒にいられるのも<br>1ケ月あまりしかなかった。<br>なのに今から逢えなくなるなんて・・・<br><br>「弱いよね、すべて一方的に受け身だから・・・<br>　自分からこうしようとか考えないの？」<br>「じゃぁ、逢わないでおく？」<br>「じゃぁじゃないでしょ？　自分の意志はないの？」<br><br>「しばらく逢わないでおこう」<br>僕はそう言っていた。<br>彼女はすこし驚いているみたいだった。<br>しばらくってどの位なのか<br>これは別れを意味するのか、<br>自分でもわからないままに・・・
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10737468421.html</link>
<pubDate>Wed, 15 Dec 2010 12:12:20 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい54</title>
<description>
<![CDATA[ 「またその話」と彼女は腹を立てていた。<br>最近つい言ってしまう事がある。<br>「仕事が別々になったら<br>　逢えるのって月2回くらいになるね」<br>彼女はその事を考えたくもないみたいだった。<br>「実際になってみないとわからないから<br>　悩んだって一緒でしょ？」<br>たしかにそうだった。<br>でも実際にそうなる前に<br>その寂しさや辛さを共有して<br>覚悟したかった。<br><br>それと僕自身の気持ちの問題だった。<br>彼女に気持ちが変わらないよね、って<br>確認したかったのだと思う。<br><br>逢う頻度が減る事、<br>あと時間によって彼女の気持ちが<br>変わるんじゃないかって不安につきまとわれていた。<br>時間は裏切りや辛さを許す事だってある。<br>旦那さんの浮気も<br>旦那さんと一緒に歩んでいく事によって<br>浄化されて・・・情だってあるのだろうし・・・<br><br>彼女はやはり実際そうなってみないと<br>わからないからって言うのかもしれない。<br><br>でもそうなってからでは<br>遅い事だってある。<br>そうなるだろうってわかっていて<br>そっちに向かって歩んでいくとこが嫌だった。<br><br>今の気持ちをこのまま持ち続けて<br>本気で一緒になろうって想いがあるのなら<br>いま何かをしなくてはいけない気がした。<br>でないと気持ちが変わっていく事を<br>どこかで容認しているみたいで・・・<br><br>曖昧なまま、時間とともに<br>すべてが流されて、変わっていく・・・<br>彼女は今はそうなりたくないって<br>思っているのかもしれないけど、<br>状況の変化と時間の流れが<br>すべてを根本的にじわじわと、<br>でも確実に変えていく気がする。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10730629423.html</link>
<pubDate>Wed, 08 Dec 2010 14:55:31 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい53</title>
<description>
<![CDATA[ 彼女は今日は午後出勤だった。<br>僕は12時位の電車に乗って都内に打ち合わせに行く予定だった。<br>そんなわけで会社の最寄り駅で<br>彼女とランチすることにした。<br>電車に乗るからあっさりしたものがいいよ、<br>と彼女は気を遣ってくれる。<br>電車大丈夫？　ちゃんと乗れる？　心配で胃が痛くなる、と彼女。<br>彼女が心配するのには訳があった。<br>僕はパニック障害で電車に乗ると<br>呼吸困難になったりして・・・<br>そういう事情を彼女は知っていたからだった。<br><br>「これから会社が別々になったら<br>　あまり逢えなくなるね」と僕。<br>「また～、大丈夫だよ、<br>　　逢えるようにするから」と彼女。<br>でも月2回くらいになるかも。<br>想像する事もできなかった。<br>いままで毎日のように会社で逢っていたし<br>土日だって都合付けてお互い逢っていたから。<br><br>最近同じメニューを食べる事が多くなった。<br>お蕎麦と小丼のセット。<br>彼女との食事はいつだって楽しい。<br>ご飯がおいしく感じる。<br>こんな何気ないことが僕にとっては<br>何より幸せだった。<br><br>僕はSUICAの使い方も知らなくて<br>彼女に入金の仕方や領収証の出し方<br>履歴の印字のやり方まで教わった。<br>時代は進んでいた。<br>僕の知らない間に<br>世の中は随分便利になっていた。<br><br>「顔色わるい、大丈夫？」と彼女はなんだか楽しそう。<br>「なんで楽しそうなの？」と僕。<br>「私、一緒にいきたいけど・・・仕事あるし」<br>と彼女は鞄や身につけているものを探し出した。<br>これ持っていっていいから。<br>彼女の香水だった。<br>すごくうれしかった。<br>「飴もかってこようか？」と彼女。<br>「大丈夫だから」と僕。<br><br>駅の改札に向かう。<br>生きた心地がしない。<br>でも彼女の心配を大きくしたくはなかった。<br>振り返ると彼女はいなかった。<br>彼女らしい。寂しかったけど<br>それも彼女らしかった。<br>改札近くで後ろから歩いてくる人の<br>肘があたる。電車が怖くて<br>歩調がゆっくりになっていたのかもしれない。<br>またあたった。<br>車で煽られている感じだった。<br>道を譲ってよけると後ろの人も立ち止まった。<br>「全然気がつかないの」と彼女だった。<br>相変わらずお茶目全開だった。<br>改札入っても彼女は立ち止まって手を振ってくれた。<br>心配そうに見送る姿をみていると<br>頑張らないとって気持ちになった。<br><br>平日の昼だというのに電車は混んでいた。<br>入るなり車内の蒸し暑い空気が不快だった。<br>電車の扉がしまる前、発作的に<br>飛び出したい衝動にかられた。<br>でも彼女の心配を無駄にできないと<br>我慢してひとつだけ空いた席に座る。<br>扉が閉まり、動き出した途端、後悔した。<br>降りれば良かった・・・耐えれない・・・<br>咳き込んでしまう。パニックに襲われて<br>じっとしていることくらいしかできなかった。<br>少ししてから彼女からメールがきた。<br>「心配しすぎて眉毛が太くなった～」<br>添付してある写真をみると<br>黒く塗った紙を眉にくっつけた写真だった。<br>相変わらずお茶目だった。<br>元気付けようとしてくれていた。<br><br>そのメールで落ち着いた。<br>さっきまでの不安が嘘のように<br>平静になる。<br>その後も、ちょうどその駅に<br>つくだろうって時間に<br>この駅は買い物によくいくよ<br>とかこの駅は学生時代の想い出が<br>たくさんある街だよってメールがきた。<br><br>うれしかった。<br>すごく心配してどうしたら<br>元気になるかって気にしてくれている。<br>その気持ちだけで僕は強くなれる。<br><br>いままで怖くて改札前を通ったり<br>駅のアナウンスをきいただけで<br>気持ち悪くなっていたのに・・・<br><br>帰りは快速にのっても大丈夫だった。<br>彼女のおかげだった。<br>普通なら何年も病院に通って<br>薬を飲み続けて直していく病気なのに・・・<br><br>ありがとう。<br>僕はいつだって彼女に助けられている。<br>彼女から幸せをもらってばかりいた。<br><br>僕は彼女と逢えない日々も<br>克服できるのかもしれない。<br>彼女の想いがあれば僕はなんだって<br>乗り越えていける気がした。<br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10728898041.html</link>
<pubDate>Mon, 06 Dec 2010 18:57:38 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい52</title>
<description>
<![CDATA[ 今月は彼女と逢えない週末が多くなりそうだった。<br>彼女の子供の予定で土日は家族で出かける予定が<br>入っている、そう彼女は言った。<br><br>会社は多分今月か1月中旬には閉じてしまう。<br>僕が引き継ぐにはリスクが大きすぎた。<br>でも可能性はないわけではなかったが・・・<br><br>今年、彼女と逢えるのはあと1回か2回だと思う。<br>来年はずっと逢える日が少なくなる。<br>平日は仕事で逢えないし、週末だって<br>彼女は独り出かける理由がなくなってしまうから<br>家族に言い訳ができなくなってしまう。<br><br>平日の夜、久しぶりに彼女と食事にいった。<br>少し会社を早めにでて評判の焼肉屋さんへ行く。<br>彼女がネットで見つけてくれたお店だった。<br>「このタン塩すごくおいしい」<br>　と彼女はすごく美味しそうに食べた。<br>これから先のことを考えると不安ばかり大きくなった。<br>彼女と旦那さんの話になってしまう。<br>最近、どうしてもそうなってしまって・・・<br>「私と旦那さんの関係はもう終わってるから・・・<br>　子供を育てなくてはいけないから一緒にいるだけ」<br>でも旦那さんは彼女との関係を修復しようとしていた。<br>「いろいろ優しくされたりするのがつらい」<br>そう彼女はいった。<br>気持ちなんてわからないから・・・<br>彼女の口癖だった。<br>確かに気持ちは気持ちのまま流されたら<br>とりとめもなくコロコロ変わる。<br>彼女の側には彼女の事を想っている人がもう一人いる。<br>その人とは毎日一緒に過ごしていて<br>毎日優しくしてくれる・・・気持ちなんてわからない。<br>彼女だって今は気持ちは冷めたのかもしれないけど<br>根気強く優しくされたら・・・<br><br>「じゃあ、そうなれっていうの？<br>　あんまりそう言われるとそうなっちゃう気がするから・・・」<br><br>焼肉屋さんをでて二人で寄り添って過ごした。<br>彼女の優しさが伝わってきて<br>僕はその中で微睡んでいた。<br>ずっとこのままでいたかった。<br><br>帰りの車の中は<br>彼女の残り香が漂っていて<br>それを振り払うようにアクセルを踏んだ。<br>どんなにアクセルを踏んでも<br>月に近付くことはできなかった。
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10727460205.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Dec 2010 10:32:58 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい51</title>
<description>
<![CDATA[ 最近ぎこちない関係になっていた。<br>僕は彼女に確かなものを求めてしまって・・・<br>彼女は僕のイライラにどうしていいのか<br>わからない感じだった。<br><br>「旦那さん、昨日電話で元気がないからって<br>　帰りにケーキ買ってきてくれたの」と彼女<br>「わざわざ並んだよっていうから・・・」<br><br>彼女との関係を修復しようとしているのだと思う。<br>彼女が仕事を辞めるのをきっかけに。<br>旦那さんは、彼女に会社で好きな人がいるって<br>薄々気がついているみたいだった。<br><br>旦那さんに優しくされるのがつらくて・・・<br>と彼女はいう。<br>でも旦那さんだってまだ大丈夫だって<br>彼女との日常から感じているから<br>優しくするのだと思う。<br>かといって冷たくしてほしいって<br>いうわけではないけど・・・<br>でも曖昧さは期待と不安しか生まない。<br><br>旦那さんもかわいそうだよ、<br>そう不意につぶやいていた。<br><br>僕以外にも彼女が好きな人がいた。<br>その人との間に子供もいる。<br>一緒に暮らしているし・・・<br>旦那さんの浮気で関係は完全に壊れている<br>そう彼女はいうけど。<br><br>心配しないでいいよ。<br>彼女はそう言ってくれるけど<br>僕だって今の彼女の気持ちは<br>信じている、でも・・・<br><br>僕は独りで<br>冬の月を見上げていた。<br>彼女の住む街から遠くはなれた街で。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10726765354.html</link>
<pubDate>Sat, 04 Dec 2010 17:46:41 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい50</title>
<description>
<![CDATA[ 僕は最近、すこしイライラしていた。<br>会社が別々になるから、逢えない日が当たり前になるから<br>それがきっかけで僕は確かなものを求めていたのかもしれない。<br><br>彼女と出かけた日だって<br>あの日、ファミレスで僕は彼女の気持ちが<br>環境や状況で変わってしまう気がして・・・<br>覚悟もないのに旦那さんと話できるの？って<br>しつこく訊いていた。<br>彼女は困惑していた。<br>「事情はなしてそんな気持ちなら<br>子供おいて出て行ってくれって言われるかもしれないでしょ？」<br>彼女にとって子供は誰よりも大切な存在だった。<br>「彼はそんなこと言わないと思うの」と彼女。<br>「ただ子供のために一緒に暮らしているって<br>　　それだけはっきり言いたいから・・・」<br><br>今朝彼女からメールがあった。<br>旦那さんは用事ができて今日は話せなくなった・・・<br>だから今日逢いたい。<br>僕はすぐにシャワーを浴びた。<br>バスルームをでてメールに気がつく。<br>「やっぱり体調悪いから逢うのはやめにしたい」<br><br>しばらくしてやっぱり逢いたいからってメールがきた。<br>着替え終わってメールがまた届いて、みると<br>調子がやっぱりわるいからごめんなさい・・・<br><br>彼女はファミレスでも<br>顔に湿疹ができていた。<br>急に数が多くなったり消えたりした・・・<br>「ストレスが原因だよね？」と僕。<br>「・・・・」と彼女。<br>僕が悪いのだと思う。<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10723673493.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Dec 2010 15:56:34 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい49</title>
<description>
<![CDATA[ 休日、朝から彼女と出かけた。<br>車で迎えにいってそのまま1時間30分程かけて<br>プラネタリウムを観に行った。<br>暗がりの中手をつないで夜空を見上げる。<br>満天の星空を二人で見上げる。<br>吸い込まれそうな程、闇は濃く深く、<br>星は皎々と輝いている。<br>「ちょっとかして」と彼女は僕の眼鏡を取った。<br>彼女の視力は2.0だったけど<br>僕の眼鏡をかけるともっとよく見えるみたいだった。<br>暗がりの彼女の横顔はあどけなく<br>訳もなく寂しくなった。<br>握った手に少し力が入った。<br><br>洋服屋さんによって<br>カフェにいく。<br>南仏の片田舎にあるような<br>建物のカフェで中も心地いい照明で<br>ついつい長居してしまった。<br>「こんな家に住みたいね」と僕。<br>「建てたら迎えにきて」と彼女。<br>「どうせ駄目だしするんでしょ？<br>　　建てた後からだと立て直しできないよ」と僕。<br><br>公園の駐車場からでるとき<br>彼女の携帯が鳴った。<br>車を止めると彼女は車からでて<br>話し込んでいた。<br>「最近、旦那さん、やっぱり様子おかしくて」と彼女<br>「子供とはしゃいだり、私にすごく話しかけてきたり」<br>それは彼女が会社が今年いっぱいで<br>終わりになると告げたころからだった。<br>男なんて単純だから・・・<br>でも彼女はそんな理由じゃないと思うといった。<br><br>僕の不安は大きくなる。<br>これまでずっと側にいた彼女と<br>多くても週1回しか逢えないくなる。<br>彼女の気持ちだってどうなるかわからないと思う。<br><br>それからの時間は僕には<br>地に足がついていない感じだった。<br>心から楽しめなくて・・・<br><br>おまけに居酒屋にむかう車中、彼女は<br>車に酔ってしまって元気がなくなった。<br>ついた居酒屋もいっぱいでいつ空くのかわからないという。<br>結局、彼女の調子も悪いからファミレスに行く事になった。<br>「あす、旦那さんと話す事になってるの」と彼女。<br>「私の気持ち伝えたいから・・・あとこれからの<br>　仕事の事とか話す事あるから・・・」<br>心配だった。<br>二人きりで結構踏み込んだ話になるはずだった。<br>「心配しないで。彼は優しくて冷静で<br>　なんでもきちんと話をきいてくれる人だから・・・」<br><br>彼女を送った帰り、<br>僕はますます宙に浮いた感覚に襲われた。<br>どうしていいのかもわからない・・・<br>彼女の気持ちも・・・彼女は自分自身の気持ちが<br>わかっているのだろうか？<br>僕には彼女からは<br>旦那さんに対する信頼や僕との関係の迷いが見えた気がして・・・<br><br>かじられたような形をした月が浮かんでいた。<br>プラネタリウムのような星空ではなかった。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10723661178.html</link>
<pubDate>Wed, 01 Dec 2010 15:31:20 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい48</title>
<description>
<![CDATA[ これまで2年程の期間<br>僕と彼女は同じ会社で過ごしてきた。<br>ほぼ毎日一緒だった。<br>隣をみれば彼女がいた。<br>気がつくと彼女と会話していたし<br>彼女の励ましをうけたり・・・<br>僕にはなくてはならない存在になっていた。<br><br>僕は40歳近いがこれまで<br>女性を好きになった事はほとんどなかった。<br>彼女への想いはこれまで経験した事がないくらい大きく、深い。<br>この年で強烈な恋愛を経験した。<br>僕はまったくなってやしなかった。<br>彼女の前では幼くいつもヘドモドしていた。<br>彼女がいないと寂しさでどうにかなりそうな程<br>混乱するし・・・<br><br>でも今は心から彼女と出逢えてよかったと思っている。<br>これから先、職場は別々になる。<br>別々の道を歩んでいく事になるが<br>僕の心はずっと彼女に寄り添って歩んでいく。<br><br>逢える日は少なくなる。<br>実際、そうなるとどうなってしまうのか<br>まったくわからなかった。<br><br>今日の彼女は混乱していた。<br>家でなにかあったのかと心配だった・・・<br>「なにもないよ・・・ただ<br>　　これから先、一緒にいられないとおもうと」<br>彼女はうつむいた。<br>僕だって同じだった。<br>怖くて、想像するのも怖かった。<br>「いまは毎日逢えるから・・・<br>　つらい事あっても耐えていけるけど<br>　　どうなるかわからない・・・」<br><br>僕にできる事はなんだろう？<br>僕は絶対に彼女を裏切る事はしない。<br>逢える頻度は減るけど<br>気持ちを強く持って<br>お互い支え合っていくしかない。<br><br>僕だってつらい日々が待っている。<br>彼女が隣にいてくれるだけで<br>なにもいらないのに・・・
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10718933398.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Nov 2010 19:07:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>月に寄り添っていたい47</title>
<description>
<![CDATA[ 気持ちは動くもの。<br>環境や状況によって<br>変わっていく。<br>ずっと好きだと思っていても<br>しばらく逢わなかったり<br>連絡しないでいてその状況に<br>慣れて気持ちまで変わってしまったり・・・<br><br>夫婦だって出逢ったときの気持ちを<br>持ち続けることは多分できないのだと思う。<br>僕はこれまで逢えないとどうにかなってしまいそうな程<br>人を好きになった事は今回が初めてで・・・<br>逢えば逢う程、彼女を好きになっていった。<br>もちろん彼女の欠点も見えてきたけど<br>でもそれで嫌いになる事はない。<br>逆に可愛く見えてしまう・・・<br>ずっと気持ちは変わらないかもしれない。<br><br>でも僕だって大人だから<br>気持ちのまま流されると<br>止めどないこと位わかっている。<br><br>僕は今の気持ちを<br>持ち続けていく。<br><br>自分の気持ちと彼女の気持ちを大切に<br>これから先もずっと守っていく。<br>一緒になるって約束したから・・・<br>その日まで僕は自分の弱さと向き合って<br>少しずつ強くなっていく。<br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/cybersurfer/entry-10717627334.html</link>
<pubDate>Thu, 25 Nov 2010 11:04:19 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
