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<title>読書記録と日常</title>
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<description>読んだ本、聞いた音楽、見た映画。ただの記録。</description>
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<title>にっき</title>
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<![CDATA[ <p>待ち合わせ場所に指定した駅の改札脇で、けだるそうに壁によりかかり、うつむいて携帯をいじる彼女の姿を見つけて、なんて声をかけようか迷う。</p><p>「お、ひさしぶり」　陽気すぎるな。　「どうも」　よそよそしいな。　「げんき？」　わざとらしいな。</p><p>迷っているうちに、何気なく顔を上げた彼女と目が合う。</p><p>なにかいわなくちゃ。</p><p>「あー、おはよう」</p><br><p>潤んだ瞳のすこし上に居座っているきれいなへの字をした眉毛と、濡れたように艶のある唇の片方をくいっとあげてにやりと笑い、ゆっくりと、もったいぶって、昼寝をしている幼稚園児を起こす保母さんのようなやさしい口調で彼女はいう。</p><p>「おはよう。３分１２秒の遅刻ね」</p><br><p>まいったね。</p><br><br><p>ドトールのできるだけ奥まった席に座って、最近仕事はどうとか、太ったとかやせたとかなんとか正直どうでもいいことをとりとめもなく話す彼女は、鼻の頭にうっすらと汗が浮かび上がっていて、緊張感が僕にまで伝わってくる。だから、僕も鼻の頭を中指で掻く。</p><p>ポリポリ。</p><br><p>話したいのはそんなことじゃないだろう。早く本題を話せよ。なんでことは直接的に言えないから、</p><p>「で、今日はなんだっけ？これから田植えでもやるんだっけか？」</p><p>なんて、よくわからないことを口走ってしまう僕を、上目遣いにちらりと見遣ってこう言った。</p><p>「相談があったんだけど、やっぱりやめた。」</p><p>「そう。いいの？」</p><p>「ええ、　　ま。いろいろあるのよ。女の子は」</p><p>「なんだよ、わけなかんねぇよ」</p><p>「とにかく、、もういいの！」</p><p>「そうかい。わかったよ」</p><p>「また、今度ね」</p><p>「ああ」　ポリポリ</p><br><br><p>＜彼女の相談＞ってのは、もちろん僕は受け入れるつもりだったのだけれど、実際に会って話しているとなんだか間違っている気がしてきて、でそれを彼女はきっと感じ取ってしまったのだろうな。</p><p>で、彼女が飲んでいたまだ半分くらいアイスコーヒーが残っているグラスの、外側の表面を滑り落ちる水滴を見つめながら、多分これでよかったんだろう。と、僕は思う。ポリポリ。</p><p>すぐ右横にある窓ガラスを見ると、うっすらと僕の顔が映っていて、</p><p>その鼻の頭が赤く、擦り剥けている。</p>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10139386673.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Sep 2008 23:55:48 +0900</pubDate>
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<title>東野圭吾「レイクサイド」</title>
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<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/13/41/10092639016.jpg"><img alt="東野圭吾「レイクサイド」" src="https://stat.ameba.jp/user_images/13/41/10092639016_s.jpg" border="0"></a> いかにも東野圭吾らしい、後味の悪い（しかし考えさせられる）作品。</p><p>大切なものを守ろうとするとき、ひとはどこまで常識を逸脱できるのだろう。あるいは、どういったときに常識から逸脱する気になるのだろう。狂ってるってどういうことだろう。狂っているとしたら誰が狂っているんだろう。その人が狂っているとしたら、何でそんなことになったんだろう。そんなことを考えさせられながら読み進めた。</p><p>主人公＜俊介＞の妻は、息子の受験のために金と身体を提供するという逸脱した行為をする寸前では迷いがあったのに、子供たちの犯行を知ったときには迷わず隠し通すという道を選んだ。俊介は、一度はすべてを警察に話そうとしたが、しかし、息子の一言で藤堂側に考えを改めてしまう。それらの間にはどれだけの差があるのだろう。</p><p>常識と、それらからの逸脱。 </p><p>それはきっと、本当に些細なきっかけで十分なのだ。</p><br><p>ところで、この事件の犯人だが、話の半ばで大体想像がついてしまったのがもったいない。</p><p>ばら撒いた伏線で話の中盤で気づいてしまうのだ。</p><br><p>あとは、物語の進行上しょうがないのであろうが、主人公の妻＜美菜子＞が一番微妙な立場にいたわけで、彼女のの感情の動きとかがもっとうまくかけていればなぁと思う。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10139358707.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Sep 2008 23:31:45 +0900</pubDate>
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<title>佐藤友哉「フリッカー式」</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/22/28/10092491156.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/22/28/10092491156_s.jpg" alt="佐藤友哉「フリッカー式」"></a><br>物語の全体の流れからすると脇役になるはずの人間から語られることで<br>読後の気持ち悪さを増幅させていてよい。<br>なんで、ほとんどの章の一人称が「僕」なのか、というのはなかなか気になる。<br>例えば、「明日実」の一人称だったら、<br>もう少しまともな小説になっていただろうし、感情移入もしやすかっただろう。<br>「綾子」が語っていれば、もっと爽快感があるだろうし、<br>「安楽死」的な倫理の話をもっと深堀りできたし、<br>「レイプより死を選ぶ女性」についてももっとうまく描けただろう。<br>で、なんで「僕」から語られたんだろう。。<br><br>「妹」かな。<br>「妹」との関係、妹を殺して、犯して、で、最後は殺される。<br>「僕」のなかで、妹はその処女性と無邪気さによってほとんど神格化されていて、<br>でも、結局その処女性が失われたとき、僕はどうするのか。どう思うのか。<br>まぁ、そんなとこかなぁ。<br><br>あと、いかにも２０代～３０代の世代が触れてきた漫画やら音楽やらネタが<br>わざとらしくてむずがゆい。<br>文体が、ちょっとね。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10139188795.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Sep 2008 17:14:39 +0900</pubDate>
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<title>日曜　23:36</title>
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<![CDATA[ 今日も出勤したことで、かれこれ3週間もの期間、毎日のように仕事をしていることになる。しかも、おそらくは今日が大体折り返し地点くらいで、つまりこれから3週間も毎日仕事をすることになりそうな見込みだ。<br>　<br>やれやれ<br><br>こうして、深夜のオフィスで電気もつけず、暗がりの中にくっきりと浮かび上がるPCのディスプレイと向かい合っていると、どうにもやりきれない気分になる。<br><br>左に眼を向けると、ブラインドがいっぱいまで引き上げられていて、一片の曇りも無いくらいきれいに磨き上げられたガラスの窓に、キーボードをたたく自分の影が映っている。ディスプレイの光が顔を照らしているから、向こうに映る自分の顔が、ぼんやりと暗闇から浮かび上がって見える。向こう側にいて、ガラスの窓からこっちを見てる男の目は、なんだか濁っていて、焦点が定まってないみたいだし、眼の下にぶら下がるようにできたくまに、連日の徹夜仕事の疲れが見て取れる。小さなディスプレイにかじりつくようにして座っているから、学生時代に鍛えた背筋も結局丸まってかっこ悪い猫背になっている。<br><br>どうしようもないな。<br><br>会社っちゅう≪他人の意思≫に組み込まれて、なにものも考えず職務を遂行する自分ってのも、一歩引いてみてみると、どうやらこんなにも惨めな姿に見えるみたいだ。<br><br>いつまで続くのだろう。
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10136633709.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Sep 2008 23:16:39 +0900</pubDate>
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<title>東野圭吾「容疑者ｘの献身」読了</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/2d/71/10090737047.jpg"><img border="0" style="width: 215px; height: 215px;" src="https://stat.ameba.jp/user_images/2d/71/10090737047_s.jpg"></a><br>どんなに頭が良くたって、どんな天才だって、人の心は読めねぇぜ！て結末がなかなかよかった。<br>結局トリック自体はガリレオ先生に解かれてしまったものの、トリックがばれてしまってもなお、まもろうとした女性は捕まらないように計算されつくされたはずだったのだが、結局、その女性が自白するという可能性を考えていなかったがために、男の計画は失敗に終わってしまう。・・・天才数学者はそこまで完全にあらゆる人物の行動を予測してトリックを作り上げていたのに、「その女性が自白する」という可能性はなぜ視野に入れていなかったのだろう。あれだけの頭脳があるとしたら、普通そこまで予想はできるものだろうに、、、、とか思ってしまうが、おそらく、「どんなに天才でも人の心までは予測しきれないぜ」っていうメッセージを著者が最後に伝えたかったがために、ちょっと無理をした結末にしたのだろうなぁと。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10136544096.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Sep 2008 20:13:25 +0900</pubDate>
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<title>【読書記録】9月度/2008年9月1４日更新</title>
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<![CDATA[ <p><br>≪新しく読んだ≫<br>・「容疑者xの献身」東野圭吾<br>・「君の血を」シオドア・スタージョン<br>・「フリッカー式」佐藤友哉</p><p>・「レイクサイド」東野圭吾</p><p><br>≪読み返した≫<br><br>≪読み途中≫<br>・「グレート・ギャッツビー」スコット・フィッツジェラルド　（読み直し）<br>・「人間以上」シオドア・スタージョン　（新しく読む）<br>・「すべてがＦになる」森博嗣　（新しく読む）<br>・「入門!論理学」野矢茂樹（新しく読む）</p>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10136523931.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Sep 2008 19:53:22 +0900</pubDate>
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<title>東野圭吾「探偵ガリレオ」読了</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/2d/a7/10088881734.jpg"><img border="0" alt="東野圭吾「探偵ガリレオ」" src="https://stat.ameba.jp/user_images/2d/a7/10088881734_s.jpg"></a><br>特に面白みも無く終わる。<br>科学なトリックを物理学者がバシバシといていくのだが、なんというか内容といったら結局ちょっと珍しげな「科学トリック」だったり「科学現象」だったりして、「すごーいそうなんだ」で終わってしまう。<br>小説である必要性を特に感じないアンニュイな一冊。<br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10133854522.html</link>
<pubDate>Sun, 31 Aug 2008 21:03:08 +0900</pubDate>
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<title>東野圭吾「放課後」</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/8c/37/10088881554.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/8c/37/10088881554_s.jpg" alt="東野圭吾「放課後」"></a><br>ミステリー小説として読んだとしたら、トリックが危うすぎて予定調和感が否めない。<br>加えて、犯人の女の子なんか、もっとうまいこと思春期な感情の動きとか表現できてたらもうちょっと犯行動機も説得力があったかなぁと。オナニーって、、<br><br>とはいえ、結末はけっこう面白い。<br>自分の命を狙われていると思ったら、実はそれは別の人を殺すためのカモフラージュで、でも別の人間からも命を狙われていて、もともとカモフラージュだったものをさらにカモフラージュにして結局刺されてしまうって、そんなところはちょっと「おおっ」て。<br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10133852827.html</link>
<pubDate>Sun, 31 Aug 2008 21:02:19 +0900</pubDate>
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<title>「きみとぼくが壊した世界」西尾維新　読了</title>
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<![CDATA[ <a href="http://stat.ameba.jp/user_images/71/b7/10088864598.jpg"><img border="0" alt="西尾維新「きみとぼくが壊した世界」" src="https://stat.ameba.jp/user_images/71/b7/10088864598_s.jpg"></a><br><br>（（（（作中作（中作（中作（中作））））で出来上がった作品。<br>舞城の「九十九十九」状態で、読んでいる最中にいまよんでいるところってどこ？どうやって落ちをつけんの？と心配になる。<br>「ネコソギラジカル」にもそういった傾向があったとおもうのだけれど、たまに小説世界のキャラクターが小説の上位のメタな部分にはみ出してしまうような台詞を言うことがあって、でそのメタ小説もまたその上位のメタメタ小説にはみだして、メタメタメタ小説が、、、となって前の物語が次のメタ物語に回収されまくって結局、物語の一番初めの瞬間にすべてが回収されるっていうなんとも「うーん」な感じの結末。<br><br>
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<pubDate>Sun, 31 Aug 2008 14:45:06 +0900</pubDate>
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<title>伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」</title>
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<![CDATA[ <a target="_blank" href="http://stat.ameba.jp/user_images/44/92/10087177277.jpg"><img border="0" src="https://stat.ameba.jp/user_images/44/92/10087177277_s.jpg" alt="伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」"></a><br>伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」　２週間くらい前に読み終わった本<br><br>ストーリーはそれなりに面白いのだが、人物の内面がうまいこと描かれておらず、単なる犯人探し的というかアクション的というかそんな感じがもったいない。<br>犯人の女性（もう名前を覚えていない）とか、うそを見破る男（こっちももう名前覚えてない）の内面をもっと描いていてくれればもう少し楽しめたかも、と思う。<br>話の筋を追っかけているだけ見たいな読み方になってしまって、なかなか楽しめずに終わる。<br>
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<link>https://ameblo.jp/damepoxxx/entry-10131208417.html</link>
<pubDate>Sun, 24 Aug 2008 23:17:25 +0900</pubDate>
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