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<title>カブトムシおじさんのブログ</title>
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<title>彼女の契約</title>
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<![CDATA[ <p>まあ、、深く考えない。話さざるをえないのだ。</p><p>どういう理由にしろ、似たようなものだろう。</p><p>こんにちわ。それだけを言えば、もういいのだ。そんな年齢だ。</p><p>相手には悪いが、まあ、こんかいはなせたんだ、次も話せるだろう。</p><p>一般的な男はこの人でなければならないというのは、深い関係にならなければ、ならない。</p><p>ただ、決して付き会い出して、彼女に</p><p>どうして私をえらんだの？</p><p>ときかれても、</p><p>たまたま。</p><p>そこにいたから。</p><p>付き合ってくれる人だったら誰でもよかったです。</p><p>これは絶対に禁句だ。</p><p>必然的な運命だよ。</p><p>というべきだ。ものは言いようだ。男は情が移らないとなかなか運命をかじれないものだろう。人にもよるだろうが。</p><p>こんにちわ。</p><p>彼女は続ける。</p><p>あなた、去年の勉強の進み具合からして、どっかひっかかったでしょう？</p><p>何で今年も図書館にいるの？</p><p>去年一年間近くに座っていた彼女には、どうもこんにちわ、の一言で、十分に契約が成立るだけの力を持っていたようだ。</p><p>男子校でしか生活していなかった僕は、簡単に、彼女の感情の契約に白紙委任を押してしまうことになった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12235212621.html</link>
<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 15:02:17 +0900</pubDate>
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<title>第一接点</title>
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<![CDATA[ <p>接点の時系列はそれほど長くないことはわかっていた。</p><p>地球の始まり。</p><p>太陽の始まり。</p><p>銀河の始まり。</p><p>宇宙の始まり。</p><p>法則ですべて想像することができるのだ。</p><p>宇宙の始まりに」時系列は存在しない。</p><p>ビックバンによって散らばる、その運動エネルギーで時間が決まってるのだ。</p><p>未来を行っている物質があれば、過去を遅々と進んでいる物質だってある。</p><p>時間は僕の体内を構成する元素の振動に過ぎず。</p><p>宇宙に時間がなく、</p><p>先に行ってる物質は未来を行ってる。</p><p>始まりもわかれば、すでに終わっている。</p><p>全てに未来は決まったことなのだ。</p><p>運命というのか。</p><p>定めというのか。</p><p>そう。</p><p>神はサイコロを振らないのだ。</p><p>その定められた、あらかじめ予測された接点において、</p><p>お昼を食べるとき、隣に何げなく座ってきた、彼女に、</p><p>定められた言葉を僕は言う。</p><p>こんにちは、いつも来てありますよね。</p><p>そう、ありきたりな言葉を。</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Sun, 11 Dec 2016 20:03:05 +0900</pubDate>
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<title>三年目の浪人生活にあたって</title>
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<![CDATA[ <p>二年目の浪人生活は図書館に通って、ひたすら参考書とにらめっこをする。</p><p>さっぱりわからない。</p><p>だが時間はたっぷりある。</p><p>一日で一行を読み解いていく。</p><p>一日といっても図書館の業務時間内の話だ。</p><p>せいぜい８時間だ。</p><p>ひたすら席に座る。</p><p>席を立ってうろうろしないことがマイルールだ。</p><p>少しずつ理解していく。</p><p>一行一行読み解いていくうちに新しい法則を知ることができる。</p><p>地球を図る方法。</p><p>太陽を図る方法。</p><p>僕の鼓動を鎮める方法はいまいちつかめなかったが。</p><p>その鼓動を速めるたんぱく質の形がハートであること。</p><p>その濃度を想像する方法。</p><p>法則を知るうちに、本を読み解くと方法という法則をつかむことができた。</p><p>そうすると視界が少し広がった。</p><p>だが、それは、完全に社会的な時間を共有していな時間によって得た法則だった。</p><p>誰とも時間を共にしていないのである。</p><p>ひたすら、図書館の机にうっぷして時間を過ごす。</p><p>友達は皆大学生。</p><p>完全に取り残された、自分だけの時間だ。</p><p>二年で終わろうと考えるも、法則をまだ知りえることがあると思うだけであっさり３年目を決意する。</p><p>完全に社会的な目線を失っていたのだろう。</p><p>当時はフリーターという言葉があったが、実際、フリーターはごくわずかだった。</p><p>社会的な身分の名前が与えられていない人なんていなかった。</p><p>３年浪人するなどは実際考えられない。</p><p>２０年浪人してましたとまではいかないまでも、</p><p>浪人の法則から、当時は確実に逸脱した数字だった。</p><p>しかし、その数字から逸脱しなければならない、ぼんやりした、直感という法則によって、</p><p>あっさり３年目も相変わらず図書館に通っていた。</p><p>いや、だが、厳密にいえば、完全に一人というわけでもなかったかもしれない。</p><p>二年目に顔見知りだった年上の、色の白い女の子が食事の休憩スペースで不思議そうに僕の顔を見ることがあった。</p><p>どうも、調子が狂う。</p><p>僕はそういうことからも取り残されたかったのだから。</p><p>でもどうしてだろう、なぜか時間が、流れる時間の速度が一緒なのだ。</p><p>どちらかが話しかける時間の定点を予測できるほどには、</p><p>僕は法則を知りえていたのだが。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12225131790.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Dec 2016 00:24:51 +0900</pubDate>
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<title>学生としての破たん。</title>
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<![CDATA[ <p>一年目に予備校に通わせてもらったが何にもならなかった。</p><p>別段、勉強の仕方など教わらなった。</p><p>傾向と対策によって試験に出る問題しか載ってない冊子による授業を永遠とやられるだけ。</p><p>後にきずくがこれが大学生活の最短だ。</p><p>さらにいい方法は公式をパズルのように当てはめていくということ、それはひたすら勉強して気づく。</p><p>しかし、公式の神秘を。</p><p>それを理解している同級生がマジシャンのようであったし、公式を自力で導き出したという優等生は魔法使いのようであった。</p><p>僕もその世界を見てみいたいと。</p><p>その景色を眺めたいと。</p><p>公式を自力で導き出すのであれば、宇宙の真理を、僕の鼓動もすべて、想像できるのではないかと。</p><p>ただ、</p><p>&nbsp;</p><p>若ければまだ伸びる</p><p>&nbsp;</p><p>努力すれば目標は達成できる</p><p>&nbsp;</p><p>という、法則を信じて、すべてを知りたいと。</p><p>高校時代はうつうつと、</p><p>予備校時はもやもやと、</p><p>ひたすら授業を聞いて真理を知ろうしていた。</p><p>しかし、とうとう予備校で人としての矛盾がうっ積し、人生がほころぶ。</p><p>学生としての自分が決定的に破たんした時だ。</p><p>センター試験を受けずに、団地の自宅に引きこもることになる。</p><p>それ以降は、大学に通うにあたって、自分が学生であるという自認を、一度も持つことはできなかった。</p><p>思えば、それ以降、社会的な身分など自覚するどころか、理解することもできなかったように思う。</p><p>大げさに言えば、社会的な自分を失った時期なのかもしれない。</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12225117521.html</link>
<pubDate>Fri, 02 Dec 2016 23:35:12 +0900</pubDate>
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<title>はじまり。これは新しい小説です。実話ではありません。</title>
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<![CDATA[ <p>引きこもりなんて世間で言われてるがなんてことない。</p><p>ちょっとしたつまずきで誰でもなることだ。</p><p>学校を途中でドロップアウトして、みんなが行ってるのに自分は行ってないと、取り残された気分なになる。すると、自分は引きこもりだと感じるのかもしれない。</p><p>だが、学校を卒業するとわかるが、仕事に行っても、小さな会社だったら毎日同じ顔、４，５人とかかわりあってるだけだ。</p><p>しかし僕は、明確に引きこもりといえるほどに、引きこもってしまったのかもしれない。</p><p>些細なことだった。部活でつまずき、悩んでるうちに、学業がおろそかになる。</p><p>その成績で行ける大学なんて限られて、勉強したいことも学べやしない。</p><p>その成績を取り戻すために、時間を止めるのだ。</p><p>学校に行ってる間は感じなかった、一人の時間を感じる、明確な孤独だ。</p><p>本を読んで勉強する。</p><p>なかなか成績は上がらない。</p><p>人生における根本的な解決をせずに、ただ、学んでるのだ。当然だ。</p><p>ただ、一行ずつ、何も頭に入ってこない中、一歩ずつ読み解いていく。</p><p>大学など目的でしかなかった。</p><p>一歩ずつ読み解いて、何とか宇宙の真理に到達できればと思って、ひたすら書物を読んでいく。</p><p>順調に、孤独な二年が過ぎる。</p><p>取り残された時間。</p><p>社会から置いてきぼりを食らった劣等感。</p><p>社会に戻ったとして、こんなに浪人した自分をどう社会が受け入れてくれるのか。</p><p>でも、宇宙の真理は目の前に来ていると思った。</p><p>僕は二年目の浪人を終えて、もう一年、自分だけの時間を持つこを決心する。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12223093128.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Nov 2016 15:24:59 +0900</pubDate>
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<title>船から降りて。</title>
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<![CDATA[ <p>船から降りる。</p><p>角を曲がる。</p><p>まっすぐ歩く。</p><p>ゆるやかなカーブ。</p><p>また、曲がる。</p><p>そしてそこまですたすたと歩く。</p><p>彼女は時計を見つめている。</p><p>彼女が最も必要としている、</p><p>未来を与えてくれる時計を。</p><p>僕は彼女の背中に話しかける。</p><p>今度はどんな未来をくれるんだい？</p><p>彼女はゆっくり振り返り、僕をまっすぐ見て、微笑む。</p><p>&nbsp;</p><p>ええ、悪くない未来よ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>おわり</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12221544490.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Nov 2016 15:06:00 +0900</pubDate>
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<title>朝</title>
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<![CDATA[ <p>目が覚めると、カーテンが光に薄く透ける。</p><p>厳しい親のように早起きなカーテン。</p><p>彼女に安らぎをもらった、夜のあとの独特な元気さで彼女の横からすっと起き上がる。</p><p>シャワーを浴びてコーヒーと飲む。</p><p>いつの間にか彼女も顔を洗って薄く化粧をやり直す。</p><p>僕に見守られる中、誇らしげに化粧をする。</p><p>起きたときから流れる独特な空気。</p><p>押し黙る沈黙。</p><p>部屋を出るとき、手を取れない。</p><p>いやとらせないのか。</p><p>昨日までで終わりなのかと、僕の中で下種な言葉が鳴り響く。</p><p>その音がこぼれないように、体の隙間をしっかりと押さえて回る。</p><p>彼女はゆっくり僕の前を歩く。</p><p>ホテルを出て、角を曲がって。</p><p>少しまっすぐ歩く。</p><p>そして、立ち止まる。</p><p>うつむいたままの彼女の代わりに僕は時計を見上げる。</p><p>そう、最も力を持った時計。</p><p>見る人にスケジュールを思い出させる、魔力。</p><p>僕はつぶやく。</p><p>帰らなきゃ。</p><p>彼女は時計を全く無視して僕に振り向くと、</p><p>笑顔で、ばいばいと言って、</p><p>ふりかえり、</p><p>背中の感情をひた隠し、</p><p>すたすたと歩いていく。</p><p>僕は、何もできない。</p><p>彼女はいつか幸せになるだろうかと。</p><p>そう願うだけ。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12221543108.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Nov 2016 15:00:12 +0900</pubDate>
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<title>ホテルで夜を過ごすにあたって。</title>
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<![CDATA[ <p>ホテルに着くと、別だん性欲もなく、彼女にいやらしさは全くないにも関わらず、性行為をする。</p><p>骨に響く絞り出すようなすり合わせ。</p><p>お互いの、自分の感情すら隠してしまう目配せ。</p><p>僕たちがどういう舞台で、どんな演技をしているのかわからなくしてしまう引力。</p><p>お互いに、痛みが快楽に代わる安らぎの中で、時計にもらった未来を実行する。</p><p>時々彼女にはわからない、コメディアンが意味するところを、そのコメディアンのエピソードを交えながらつぶやく。</p><p>彼女はぼーっと、何も考えてないような、全く油断した笑みでうなずく。</p><p>そうかれはね。。。</p><p>僕自身のつぶやきが聞こえるほどに寝ぼけてくる。</p><p>何を言ってるのかわからなくなるほど、心が眠気の世界に行ってしまう。</p><p>説明だけが彼女の添い寝をする。</p><p>僕らの眠りを見守るテレビ。</p><p>僕らがおばえていられない、最も安らぐひと時を、</p><p>テレビの瞬く光だけが、</p><p>その時間を証明してくれる。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<pubDate>Mon, 21 Nov 2016 14:43:42 +0900</pubDate>
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<title>ふと時計を見ると。</title>
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<![CDATA[ <p>歩いていく。</p><p>とてもゆっくりと、会話を途絶えさせないように。</p><p>いろいろな、雑多な時計たちを追い越しながら。</p><p>ふと見ると、5分速い時計。</p><p>五分速いや。。</p><p>つぶやくと。</p><p>おや、お目が高い。この時計はそれはそれはとてもゆわれのある時計なのですよ。</p><p>おお、そうでしたか。。そうでないかとお思っておりました。</p><p>してそのゆわれとは？</p><p>こちらの老夫婦はそれはそれはまじめで。</p><p>テレビであるえらいお坊さんが、人生を変えたければ時計を５分早めるといいとおっしゃいました。</p><p>それ以来、老夫婦は自分たちの時計には何でも五分速く働かせているのでございますよ。</p><p>なるほど。僕の親戚もそうだよ。すごく普通にいるよ。</p><p>僕らは笑いあう。</p><p>でも、この時計の力が私は一番好き。</p><p>どういう力なんだい？</p><p>そうね、ぼやっとしか言えないんだけど、</p><p>未来の予定を与えてくれる時計かな。</p><p>ちょっと言葉につまる。</p><p>僕には与えられないと困るほど、未来には困ってなかった。</p><p>未来を喪失する瞬間なんて、とくべつ経験したこともなければ、想像もできない。</p><p>経験したことない喪失を現実味をもって発する彼女に、僕は彼女の寂しさしか感じることができなかった。</p><p>同情しかできな同調。なんて安っぽい心なんだろう。</p><p>とにかく、僕にできる未来を与えようと、</p><p>そうだ、今日の深夜番組は特別面白いはずだったよ。</p><p>彼女はうつむいて含み笑う。</p><p>そうね、やっぱりこの時計は好き。</p><p>今夜はベットで添い寝をして深夜のコメディアンをみながら夜更かしするのよ。</p><p>なるほど。素晴らしい未来だ。僕も、この時計がとても好きになったよ。</p><p>そう、とてもいいやつなの。</p><p>そう、この時計たちは時を刻みながら生きている。</p><p>彼女の本当の親友たち。</p><p>魔力を持った仲間たち。</p><p>彼女の友達なら愛想よくふるまわなければなと、</p><p>とくべつよそ行きな目配せを時計たちに送った。</p><p>時計たちに見守られながら、ホテルへと夜の深みのように足早に吸い込まれていく。</p><p>時計たちの冷やかしをかわすように。</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12220591466.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Nov 2016 12:13:25 +0900</pubDate>
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<title>宿に戻る途中にて</title>
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<![CDATA[ <p>カフェで食後のコーヒーを、おしゃべりしながらゆっくり飲む。</p><p>この後の予定なんてまるっきり出てこない。</p><p>当たり前のように、</p><p>ホテルに帰る前にちょっとヨーグルトがほしいの</p><p>普通に朝ごはんの予定を話し合う。</p><p>次の目的が決まればすぐに席を立つ。</p><p>ああ、おなかいっぱいなると疲れが出るわ。</p><p>そうだね帰ったら早く寝よう。</p><p>ああ、でも私そんなに寝れないかな。</p><p>不眠症なのかい？</p><p>そうね。。すぐ寝てしまうと人生を感じられない気がして。</p><p>それはきっと忙しいんだよ。</p><p>そうね。忙しいと時間はあっというまね。働いて寝るだけなんてできっこないわ。</p><p>そうだ。</p><p>深夜番組が面白いのはその時間、ゆいいつ与えられた自由だからかもしれない。</p><p>睡眠のために唯一与えられた時間を、</p><p>睡眠をけずることで、ほんのわずかな自分の時間、</p><p>自由を感じる人生を、必死に感じとろうとしているのかもしれない。</p><p>いろとりどりの時計たちを追い越しながら、</p><p>かすめ取られる時間の、ほんの取りこぼしを、必死にかき集めるように、</p><p>僕らは手を強く組んで、なるだけ楽しい話を努めて、</p><p>繰り返し、繰り返し、笑いあう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/daphnoides/entry-12220584232.html</link>
<pubDate>Fri, 18 Nov 2016 11:41:43 +0900</pubDate>
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