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<title>ウエダダダッ!!!!</title>
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<description>映画ってなんだろう？ってことをだらだら考えます。批評ではなくただの感想！</description>
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<title>電気グルゥゥゥウゥゥゥゥヴ</title>
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<![CDATA[ <div _extended="true">ナゴムレコードと言えば、【人生】よりも【筋少】だったので、</div><div _extended="true">【フラッシュパパ】も 横目でチラ見する程度。</div><div _extended="true">帯に書かれた「マンチェスター・レコーディング」に心惹かれたけれど、</div><div _extended="true">当時はまだ【808STATE】の音にも触れておらず、マンチェといえば</div><div _extended="true">ストーンローゼス！ギターバンドだった。</div><div _extended="true">ジャケットのデザインもイマイチというか「最悪！」に思えた。 <br><br>93年、TVBros.誌上で、【TB-303】について熱く語る卓球のインタビューを読んだ。</div><div _extended="true">その情熱の結実したものが、日本のテクノの夜明けとなるアルバム【VITAMIN】。</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true">24時間の交通量調査、手に1万円を握り締め、向かうレコードショップ。</div><div _extended="true">鮮やかなカプセルのジャケット。これで音が悪いはずが無い。</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true">TB-303の音がどれなのかよくは分からなかったけど、</div><div _extended="true">音の一粒一粒がキラキラとうねる様に伸びて行く。</div><div _extended="true">疾走感。開放感。</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true">YMOが大好きだったから、音に抵抗はもちろん無かった。<br><br>そこから遡る形で【KARATEKA】【UFO】、そして【フラッシュパパ】＆ 【メンソール】を聴いた。</div><div _extended="true">好きなのは本人達が気に入っていないという【KARATEKA】。</div><div _extended="true">【電気ビリビリ】路線の【DS MASSIVE】は今聴いてもカッコイイ。 <br><br>　<font color="#ffd700">S1100でストライプシャツとフランスギャルを吊るし上げろ</font> 　　</div><div _extended="true">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（DS MASSIVE)</div><div _extended="true"><br>渋谷系を揶揄。そういうとこ大好きだった。 <br><br>【ORANGE】発売時のロッキンオンジャパンでの、</div><div _extended="true">「自分達はなめられている」という卓球の悲壮にして笑える愚痴っぷりなど、</div><div _extended="true">電気をテクノという枠では無く、人間味溢れるミュージシャンとして本当に好きになった。</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true">【ORANGE】はあまり聴く機会はないのだけれど、それはどこか当時の彼らの</div><div _extended="true">恵まれない環境に対する鬱屈とした閉塞感のようなものが溢れていて聴くのが辛くなる。 <br><br>　<font color="#ffd700">ついてねえ　こんなはずじゃなかった　 <br>　ついてねえ　ついてるわけがねえからもちろんのってるわけもねえ</font> 　　（ママケーキ）<br><br>電気はたまぁに、こういう痛い詞をはさんで来るからあなどれない。 <br><br>【A】が売れたときには本当にファンとして嬉しかった。 <br>【かっこいいジャンパー】は朝出かける前に本当によく聴いた。 <br><br>　<font color="#ffd700">かっこいい　見たコトない様なジャンパー <br>　かっこいい　まだ誰も着てないジャンパー <br>　かっこいい　どこ見てもイカスぜジャンパー <br>　かっこいいコトする時のためのジャンパー</font> <br><br>『ジャンパー』が何を意味するのかは、明白だ。 <br>電気は【A】で自らの手で最高にかっこいいジャンパーを手にした。 <br>そしてそれが50万枚も売れた。本当に幸福な瞬間だったと思う。 <br>正直【A】で電気が終わってもしょうがないんじゃないかなぁと思っていた。 <br><br>でやはりというか、次のアルバムまで大きく時間が開き、メンバーが減った。 </div><div _extended="true"><br><br>そして得体の知れないぐちょぐちょの化け物みたいなアルバム <br>【VOXXX】が届いた。とにかくゲロみたいなアルバム。 <br>しかし大好きだ。なによりも【レアクティオーン】が入っている。 <br><br>　<font color="#ffd700">どこにもないどこにも似ない　脈略がない訳でもない <br>　筋書きが無い訳でも無い　ここでしかないどこでもない <br>　このリアクション 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</font>（レアクティオーン）<br><br>電気はブレていない。この感動的な楽曲が、【エジソン電】という <br>まさにアシッドとしか言いようが無い曲と並んで入っているというところに、</div><div _extended="true">電気の底知れない「狂気（笑）」と、底知れない「清潔さ」を感じる。</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true">この人たちは本当に真摯で純粋だ。 ちょっとゆがんではいるが。<br><br><br>そして、今日発売となったライブDVD【レオナルド犬プリオ】。 </div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/86/37/10145595304.jpg"><img alt="ウエダダダッ!!!!-inu" src="https://stat.ameba.jp/user_images/86/37/10145595304_s.jpg" border="0"></a>　中のスチールがイチイチくだらないｗ</div><div _extended="true"><br></div><div _extended="true"><br>先のDVD【ニセンヨンサマー】はまだ駄洒落として機能していたが、 <br>もうデカプリオとなんの関係もないじゃん！ <br><br>しかし最高。なにより副音声が最高。 <br>【ニセンヨンサマー】の卓球のイカレっぷりは並みの芸人を凌駕したが今盤もキテる。 <br><br>【かっこいいジャンパー】を「ただの上着の歌」と身も蓋もなく自ら言い表し、</div><div _extended="true">「えっ？」と困惑するも、爆笑した。 <br><br>そんな卓球はかつて、「かっこいいってどういうこと？」という質問を受け、こう即答した。</div><div _extended="true">（NHK教育『SOLITON Side-B』にて） <br><br>「<font color="#ffd700">身の程を知る</font>」 <br><br>卓球を、電気グルーヴを私は支持し続けます。</div>
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<link>https://ameblo.jp/die4u/entry-10214628655.html</link>
<pubDate>Wed, 25 Feb 2009 22:06:00 +0900</pubDate>
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<title>しわくちゃ漫画の系譜を適当に考えてみる#2</title>
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<![CDATA[ <p><font color="#ffd700">ファッションを最初に漫画に持ち込んだのは誰か？</font></p><br><p>江口寿史？オシャレなファッションという意味では江口かもしれない。</p><p>当時隆盛を極めた「（音楽の方の）ニューウェーブ」からの引用が、</p><p>「すすめ！！パイレーツ（1977～)」の中盤から見られ始め、</p><p>丁度【YMO】にハマリ始めていた私にとっても、大きな衝撃となった。</p><br><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/47/d3/10142158688.jpg"><img alt="ウエダダダッ!!!!-pr" src="https://stat.ameba.jp/user_images/47/d3/10142158688_s.jpg" border="0"></a> 　</p><p>　　江口寿史「すすめ!!パイレーツ」　ポップ。</p><br><br><p>しかし個人的好みとしては、江口以上に衝撃だったのは、</p><p>鴨川つばめの「マカロニほうれん荘（1977～)」。</p><p>画に対する「覚醒」が江口よりも数年早かったように記憶している。</p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/99/1b/10142159096.jpg"><img alt="ウエダダダッ!!!!-makaroni" src="https://stat.ameba.jp/user_images/99/1b/10142159096_s.jpg" border="0"></a> </p><p>　鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」　「オズの魔法使い」「禁断の惑星」など著者幼少時の記憶？</p><br><br><p>とにかく線が流麗で今見ても、惚れ惚れする。丸みのある線で、女性の体のラインなど</p><p>とてもエロティックだった。そして、江口にはない「ヤバイ」臭いで溢れていた。</p><p>扉画などの書き込みの量もハンパなく、シュールで幻覚作用のある、つまり<font color="#ffd700">ドラッグ</font>の香りがした。</p><p>当時は勿論ドラッグなど知らなかったけど、おもしろいんだけど、なんだかとても</p><p>「危険なもの」という印象が鴨川の漫画にはある。</p><br><p>グラムロック（T-REX）、クィーンなど、江口が扱ったニューウェイブよりも一世代前の、</p><p>怪しい両性具有的ロック臭が子供にはとても「ヤバ」く感じられた。</p><br><br><p><font color="#ffd700">※ニューウェーブ期には、グラムはより洗練され（ニューロマンティックス）、</font></p><p><font color="#ffd700">　ヤバさは薄められていた。</font></p><p><font color="#ffd700">　テクノなどの隆盛もあり、より</font><font color="#ffd700">スタイリッシュになり、70年代の「脂抜き」がされていた</font><font color="#ffd700">。</font></p><p><font color="#ffd700"><br></font></p><p><font color="#ffffff">江口に比べ、鴨川の絵柄が洗練されつつも、どこか粘着性があり、ドメスティックなのは</font></p><p><font color="#ffffff">鴨川（70年代的）×江口（80年代的）の違いなのかもしれない。</font></p><br><p><font color="#ffffff">この辺から、緻密になった【劇画】がより洗練され、漫画家が巷に溢れ出した【情報】を自分なりに</font></p><p><font color="#ffffff">整理して、画に反映するようになってきたのではないでしょうか。</font></p><br><p>【情報】を無視できない状況に、世間がなってきたのではないかと思います。</p><p>人間を描くということに、</p><p>【何を着ているのか？】【どんな音楽を聴いているのか？】【どんなところに住んでいるのか？】</p><p>などなど、そのライフスタイルを無視しては通れなくなってきた。</p><br><p>そこを描き分けることで、人間の個性（そして漫画家のセンス）を表現するようになってきたのでしょう。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/die4u/entry-10209855523.html</link>
<pubDate>Tue, 17 Feb 2009 02:55:49 +0900</pubDate>
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<title>しわくちゃ漫画の系譜を適当に考えてみる#1</title>
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<![CDATA[ <p>絵と言うか、マンガというか、落書きレベルの画をペンを握ったら最後、</p><p>会議中であろうと、ひたすら目の前の紙に書き殴るのが、物心ついた時からの私の癖。</p><br><br><p>そんな人はかなりの数いると思う。<br></p><p>会議後、机の上に広げられた資料の類を見渡すと、自分と同じように、</p><p>いやそれ以上に真っ黒な人がいる。</p><br><p>専門家ではないので、あくまで素人の域ではあるが、画をアホみたいに書いていると、</p><p>線が全てのように思えてくる。自分の気に入った線というのがあって、</p><p>その線を描く事が至上の喜びというか、快感となる。</p><br><p>だからマンガを読むときなどは、画の一本一本の線を見ているというか読んでいる。</p><br><p>好きな線を描く作家が気になる作家となる。</p><p>「線」でマンガ批評を行っている人もいるので、線はとても重要だ。</p><br><br><p>線が好きな作家は、</p><p><br>「編集王」「俺節」の土田世紀、「少女椿」「夢のQ－SAKU」の丸尾末広、「初期」の大友克洋、</p><p>「ストップひばりくん以降」の江口寿史、「デスノート」「バクマン（デスノートより面白いかも）」の小畑健、</p><p>「TO－Y」「SEX」の上条淳士、「機動旅団八福神」の福島聡、「天然コケッコー」のくらもちふさこ、</p><p>「グリーンヒル」の古谷実、「バタアシ金魚」の望月峯太郎、</p><p>そして、「鉄コン筋クリート」「ピンポン」の松本大洋。</p><p>まあ他にも多数いるけど。</p><br><br><p>この人たちの共通点は、線が非常に繊細。<br>わりと皆、「硬め」のささくれだったような線を描く。</p><br><br><p>自分が大好きなのは、彼らの描く<font color="#ffff00">【服のしわ】</font>と<font color="#ffff00">【指】</font><font color="#000000">。</font></p><br><p>とくに【しわ】はたまらない。</p><br><br><p>↑にあげた作家はかなり、執拗に細かく【しわ】を描く。</p><p>【服のしわ】を描くというのは、70年代後半から本格的に始まったのではないだろうか。<br></p><p>「漫画の神様」手塚治虫は【しわ】をほとんど描かない。画が記号的だからだ。</p><br><br><p>手塚マンガを思い浮かべる。</p><p>どのキャラクターもジャストサイズの服を着ている。たるみが一切ない。だから【しわ】もない。<br>「のび太」も「バカボンのパパ」もぴったりの服。着ているというか、張り付いてます。</p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/5c/fc/10140827554.jpg"><img height="199" alt="ウエダダダッ!!!!-nobita" src="https://stat.ameba.jp/user_images/5c/fc/10140827554_s.jpg" width="220" border="0"></a> 　</p><br><p>↑「ドラえもん」　体の線と服の線は同じ。</p><p>   のび太【しわ】描写は、上着とズボンの境目のわずかなふくらみ。</p><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/80/3c/10140827668.jpg"><img height="331" alt="ウエダダダッ!!!!-pingpong" src="https://stat.ameba.jp/user_images/80/3c/10140827668_s.jpg" width="220" border="0"></a> 　</p><br><p>↑松本大洋「ピンポン」　人物が服を「着ている」。１コマ目の【しわ】描写が執拗。素晴らしい。</p><br><p><br>「ドラえもん」「天才バカボン」はギャグ漫画ってこともあると思うが、</p><p>多分マンガ家自体が服というものに無頓着というか、重きをおいていなかったんだろう。</p><br><p>当時の世相(50年代～60年代）そのものが、まだ「ファッション」に特別な意味を</p><p>持っていなかったのだと思う。それどころじゃなかったというか。</p><p>子供なら「半ズボン」、大人は「背広」。いわゆる「記号」として描かれていた。</p><br><br><p>それが変わったのが、【劇画】の登場からではないだろうか。</p><br><p>例えば白土三平の「カムイ伝」などは和服で動きのあるマンガのため、</p><p>理に適った【しわ】の描き方がされている。<br></p><br><p>手塚的な画と劇画の端的な違いは、線の数が圧倒的に増えたということにある。<br>線が増えたということは、書き込みが増え、画の情報量が増えた。「リアル」になったということ。</p><p>リアルは、つまりより複雑に登場人物を描写するということである。</p><br><br><p>のび太の属性は、「怠け者」。ジャイアンは「乱暴者」。ドラえもんはギャグ漫画ではあるけれども、</p><p>その程度の人物描写で十分に面白いし、作家は「あること」を表現できた。</p><br><br><p>しかし、どのような表現もそうであるように、次第に漫画は成熟し、進化し、深化していく。</p><p>より複雑なものを表現しようとする。</p><p>それが「手塚」的な記号による画では表現できない領域になってしまった。</p><p>そして「劇画」が生まれた。まあ乱暴な説明だけど。</p><br><br><br><p><font color="#ffff00">※アメリカってこういう複雑な心理とかを、基本的に「ヒーローもの」のフォーマットで表現しようと</font></p><p><font color="#ffff00">　　するから面白い。だから【ダークナイト】みたいなものが生まれるんだろうけど。春に公開する</font></p><p><font color="#ffff00">　　アラン・ムーア原作の【ウォッチメン】もかなり深くて、複雑。期待。監督はザック・スナイダー。</font></p><br><br><br><p>劇画も例えば、「あしたのジョー」や「巨人の星」あたりは、まだ「ただの服」。</p><p>ジョーはかっこいいけど、どんな服を着ていたのかあまり印象がない。コート姿は印象的だけど。</p><p>星飛雄馬の私服のダサさは、今見ても爆笑もの。妙な柄のポロシャツにスラックス。</p><p>ちなみに「巨人の星」の【しわ】はかなり重量感があって、ねちっこく描かれていて、暑苦しい。</p><br><p>【ファッション】の概念を漫画に持ち込んだのは、一体誰なのか？</p><br><p>とりあえず、独断と偏見でその辺の話を次に書きます。</p><!-- google_ad_section_end(name=s1) --><!--entryBottom-->
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<pubDate>Sat, 14 Feb 2009 04:09:59 +0900</pubDate>
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<title>吉野家裏メニュー</title>
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<![CDATA[ <p>「つゆだくを一般に浸透させたのは、華原朋美」というのは、定説であるし、</p><p>実は吉野家自体がそれを認めている。</p><br><p>がしかし、現在「つゆだく」を公に吉野家側から喧伝することは、ほぼ皆無である。</p><br><p>なぜなら、「つゆだく」の一般化以降、つゆの消費量が大いに増加したからである。</p><p>いうまでも無く、「つゆだく」は無料のサービス。</p><p>「つゆだく」による損益は数億円にのぼると言う。</p><br><p>もちろん会社が傾くほどではないが、</p><p>「これ以上つゆだくを宣伝はしたくない」というのが</p><p>正直なところであるらしい。</p>
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<pubDate>Tue, 30 Sep 2008 01:08:53 +0900</pubDate>
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<title>北野武と松田優作#2</title>
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<![CDATA[ <br><br><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/f2/35/10046799738.jpg" target="_blank"><img height="192" alt="a homance" src="https://stat.ameba.jp/user_images/f2/35/10046799738_s.jpg" width="192" border="0"></a> </p><br><p>松田優作の初監督作品「ア・ホーマンス」が公開されたのは１９８６年。</p><p>もともとは別の監督で撮影が始まっていたが、優作氏と映画に対するニュアンスが異なり、結果降板。</p><p>優作が監督を引き継ぎ、完成させた。</p><br><p>この監督をすることになった事情が、「北野武」と似ている。</p><p>当初は深作欣二監督で予定されていた「その男、凶暴につき」だが、スケジュール等の折り合いが</p><p>つかず、深作降板、「北野武」が監督として作品を引き継いだことになっている。</p><br><p>どちらもまぁ（あくまで表向きではあるが）期せずして、「監督」デビューを果たしたことになる。</p><br><p>先に観たのは、もちろん公開年数の早い「ア・ホーマンス」である。</p><p>当時の優作氏は「陽炎座（監督：鈴木清順）」あたりから始まる、アクション俳優から</p><p>「演技派」俳優への移行時期であり、「家族ゲーム」「それから」といった作品で</p><p>その演技に対する評価を高めていた。</p><br><p>そこで届いたニュースが、松田優作初監督作品「ア・ホーマンス」で、「アクション映画」として</p><p>宣伝をされていた。</p><br><p>残念乍ら、私は公開時には見れず、のちにビデオで鑑賞した。</p><br><p>第一印象は「なんて静かな映画なんだ」ということ。</p><p>あらすじをざらっと紹介すると…</p><br><p>二つの暴力組織が抗争を繰り広げる町「新宿」。</p><p>そこにオートバイで現れる謎の男（松田優作）。</p><p>大島組幹部、山崎道夫（石橋凌）はなんのしがらみも感じさせないその男に</p><p>心魅かれ、「風（ふう）さん」と呼び、仕事を与える。</p><p>抗争は激化し、大島組の親分が射殺される。当然報復に出ようとする山崎だが、</p><p>新たに組を束ねた藤井（ポール牧）は、手打ちに持ち込んでしまう。</p><br><p>計算高い藤井のやり方に納得できない山崎は、単独で報復に出ようとする。</p><p>それを許さない藤井は逆に山崎をばらそうと、ヒットマンを山崎に送る。</p><p>しかし山崎は単独で敵組長を殺害。しかし藤井の手先によって撃たれてしまう。</p><br><p>それを見ていた「風」はヒットマンを追跡、亡き者とする。</p><br><p>というアクション映画の要素は満載なのだが…映画は安易にそこには流れない。</p><p>全体的に温度の低いシーンが続き、爽快というよりも映画全体の印象は「不気味」ですらある。</p><br><p>実は初見のとき、私は非常にがっかりしたのだ。</p><p>つまりこの作品を「つまらなく」感じたのだ。</p><br><p>この映画の優作は完全なデクノボーである。</p><p>遊戯シリーズのように、派手に動き回ることはなく、ラストのヒットマンに対する</p><p>「風」の報復は、１人称のカメラで表現され、優作はほとんど映らない。</p><p>（だから印象的でもあるのだが）</p><br><p>松田優作監督のアクション表現は「肉体から生み出されるもの」からは大きく距離をとり、</p><p>より内面の表現へと向かっている。</p><br><p>その表現方法が、「北野武」と共通するところが多いと私は思うのだ。</p><br><p>つづく。</p>
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<link>https://ameblo.jp/die4u/entry-10069875402.html</link>
<pubDate>Sun, 03 Feb 2008 02:27:27 +0900</pubDate>
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<title>北野武と松田優作＃１</title>
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<![CDATA[ <p><br></p><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/bb/a3/10046799856.jpg" target="_blank"><img height="293" alt="violent cop" src="https://stat.ameba.jp/user_images/bb/a3/10046799856_s.jpg" width="220" border="0"></a> </div><p><br>映画監督・北野武のデビューは８９年。</p><p>その当時「笑いの王」としてのビートたけしはやや低迷していたように思われる。</p><p>「その男、凶暴につき」公開の１月後に「オレたちひょうきん族」は放送を終了している。</p><br><p>ビートたけしの熱狂的ファンであった私は、彼の笑いのポテンシャルが落ちつつあったのを</p><p>なんとなく肌で感じていたため、「ビートたけし監督デビュー」の報道がされた際には</p><p>非常に興奮した。新しいビートたけしが見れることに興味を引かれた。</p><br><p>やはり当時の雰囲気としては、監督・ビートたけしに期待するのは「喜劇」であったと思う。</p><p>フライデー事件等で彼のシリアスな一面はもちろん世間にも伝わっていたであろうが、</p><p>あくまでたけしは「お笑い」の人間であり、彼の監督作は「笑えるもの」だと予想していたのだ。</p><br><p>「その男、凶暴につき」は満員の映画館で立ち見で鑑賞した。</p><p>映画の前半、場内は笑いに包まれていた。そして後半観客は画面に集中し、</p><p>明らかに背中に冷たいものを感じながら（私は「畏怖から生まれる冷たさ」を感じたのだが、中には</p><p>「なんじゃこりゃ」と寒いものを感じていた人もいただろう）、その暴力描写に目を奪われていた。</p><br><p>「その男～」の内容の説明はここではしないが、前半は笑いの要素（極めてブラックではある）が</p><p>作品内に点在されていて、その鮮烈な暴力描写とのメリハリでもってかなり笑えたのだ。</p><br><p>例えば、我妻刑事が逃走する犯人を車で追い詰め、思わず轢いてしまうところなど、</p><p>大爆笑であった。しかしそれがほんとに空恐ろしい描写であることは間違いない。</p><br><p>私は２回連続で見たが、ラストの展開とその描写力を知り得た分、２度目は笑うことなどできず</p><p>その映画の不気味さがなお際立ち、緊張して「北野武」のデビュー作を観ていたのである。</p><br><p>そしてこう思っていた。</p><br><p>「松田優作の監督作『ア・ホーマンス』に似ている…」</p><br><p>映画監督・北野武が誕生した１９８９年。</p><p>その年の秋「ブラックレイン」が公開。</p><p>そのフィルムの中で一番輝いていた「松田優作」は１９８９年１１月６日に</p><p>この世を去った。</p><br><p>つづきます。</p>
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<link>https://ameblo.jp/die4u/entry-10069662157.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Feb 2008 07:59:35 +0900</pubDate>
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<title>THEM(ゼム）</title>
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<![CDATA[ <p>ダヴィッド・モロー＆グザヴィエ・パリュ監督脚本のスリラー。</p><br><p>「絶対に結末を明かさないように」</p><p>この常套句を間に受け、なんとか結末を見る為に</p><p>思った以上に退屈なフランス夫婦の逃走劇に集中する。</p><br><p>そして絶望的なオチ。</p><p>文字通り絶望的だ。</p><br><p>２００２年ルーマニアで起こった事件を基にしたこの映画は</p><p>日々ニュースで凶悪犯罪を嫌というほど見慣れている我々にとっては</p><p>ある意味、実にとるに足らない結末で終わる。</p><br><p>ストーリーはシンプルだ。</p><p>ルーマニアに住むフランス人夫婦を謎の集団が襲う。</p><p>逃走の果てに、絶望的な結末が…。</p><p>そして「謎の集団」の正体とは。</p><br><p>この映画は、途中夫婦を追う謎の集団のことを、結局謎のまま</p><p>何一つ憶測させるほどのネタもださず、なんとなく最後のオチに到達してしまう。</p><br><p>一直線なストーリー展開のため、そのオチはあまりにも唐突で「意外！」と感じるまでもない。</p><p>観客にショックを与えたいのなら、観客が「謎の存在」を劇中で予想した上で、それを上回る</p><p>オチを見せなければいけないのではないか。</p><br><p>普通のサスペンスなら、ミスリードさせるような描写の１つや２つは挟んでくるだろう。</p><p>しかしこの映画は、観客に「謎の存在」を予想させてくれるような、ヒントを与えない。</p><p>それはつまり、劇中で逃げ惑う「夫婦」と同じ立場になってくれ、ということだ。</p><p>「夫婦」が分からないことは、すなわち観客も分からないのだ。</p><br><p>恐らく製作者たちはラストのオチで驚愕してほしいのだろう。</p><p>しかし昨今、この手の犯罪は巷に溢れている。</p><br><p>いや我々の日常はもっと残虐になってしまっている。</p>
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<pubDate>Thu, 31 Jan 2008 03:40:05 +0900</pubDate>
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<title>江戸川乱歩全集　恐怖奇形人間</title>
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<![CDATA[ <p>世界に冠たるジャパニーズカルトの金字塔、</p><p>石井輝男監督の1969年10月31日公開の映画</p><p>「恐怖奇形人間」をやっとのこさ観た。</p><p>自分が生まれたのは1969年10月19日だから</p><p>生後１２日後に公開されていることになる。</p><br><p>もう既に相当語られている映画なので、あまり改めて言うこともないのだけれども、</p><p>思いのほかいい映画でちょっとびっくりした。</p><br><p>光と影の陰影が美しいカメラにまず強く目を引かれる。</p><p>女優の美しさに目を奪われる。</p><p>秀子・初代を演じた由美てる子の可憐で美しいこと！</p><br><p>語り口もよく、すんなりと作品世界に入ることができる。</p><p>奇形の描写が想像していたよりも、随分と大人しくてそこが少しがっかり。</p><br><p>常人が奇形を差別することから生まれてしまった悲劇として描かれている</p><p>ので、最後の噂の人間花火も実は凄く感動的なのだ。</p><br><p>いやほんと見てよかった。</p><p>上映時間も９９分。だれることなく一気に観れてこれも◎。</p>
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<link>https://ameblo.jp/die4u/entry-10068948901.html</link>
<pubDate>Tue, 29 Jan 2008 23:50:02 +0900</pubDate>
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